JPH06180538A - 転写搬送装置 - Google Patents

転写搬送装置

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JPH06180538A
JPH06180538A JP4334468A JP33446892A JPH06180538A JP H06180538 A JPH06180538 A JP H06180538A JP 4334468 A JP4334468 A JP 4334468A JP 33446892 A JP33446892 A JP 33446892A JP H06180538 A JPH06180538 A JP H06180538A
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Itaru Matsuda
格 松田
Satoshi Takano
聡 高野
Yuko Harasawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の乱れ、及びそれに伴うオゾンの発生を
極力防止することができる転写搬送装置を提供するこ
と。 【構成】 像担持体(11)上に保持された画像情報を
転写紙上に転写させ、この転写紙を静電的に吸着して搬
送する転写ベルト(10)と、この転写ベルト(10)
を駆動する駆動手段(6)と、この転写ベルト(10)
に電荷を付与する帯電手段(6,7)と、転写紙が転写ベ
ルト(10)から分離した直後に転写紙を案内するガイ
ド部材(13)を備えた転写搬送装置であって、前記転
写ベルト(10)の体積固有抵抗は107〜1010Ωcm
とし、この転写ベルト(10)の体積固有抵抗に対する
前記ガイド部材(13)の体積固有抵抗を±103Ωcm
以内とした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真方式の画像
形成装置において、像担持体上のトナー像を転写紙に転
写させ、この転写紙を搬送した後、分離する転写搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、像担持体である感光体ドラムに
転写紙を当接させて、感光体ドラムに形成されているト
ナー像を転写させた後、この転写紙を搬送する転写ベル
トにおいては、転写紙を搬送した後、これを当該転写ベ
ルトから分離(剥離)する。ところが、この転写紙の分
離の際、剥離放電によって転写紙のトナー像からトナー
が飛散し、水玉状の飛び散りが画像に形成されるため、
これを防止する目的で、転写紙の転写ベルトからの分離
部の近傍に除電用帯電器を配置して、転写紙及び転写ベ
ルト表面の電荷を除去する方式が取られている。この電
荷を除去するために、除電ブラシが用いられたり、ある
いは除電用帯電器を用いる場合は、一般に交流コロトロ
ン(ACコロナ帯電器)が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の転写搬送装置においては、除電時に発生するオゾン
の処理が必要であり、そのためにコストアップにつなが
る等の問題点が残されている。また、除電用帯電器の代
わりに除電ブラシを設ける場合も、交流コロトロン程で
はないがオゾンの発生が伴う。さらに、除電ブラシの当
接条件や材質、抵抗等の条件設定を厳密に行わないと、
逆に除電ブラシのブラシピッチによって画像の乱れを招
くという問題点もあった。そこで、この発明は、上述し
た従来の問題点を解消し、画像の乱れ、及びそれの伴う
オゾンの発生を極力防止することができる転写搬送装置
を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨とすると
ころは、請求項1では、像担持体上に保持された画像情
報を転写紙上に転写させ、この転写紙を静電的に吸着し
て搬送する転写ベルトと、この転写ベルトを駆動する駆
動手段と、この転写ベルトに電荷を付与する帯電手段
と、転写紙が転写ベルトから分離した直後に転写紙を案
内するガイド部材を備えた転写搬送装置において、前記
転写ベルトの体積固有抵抗は107〜101 0Ωcmであ
り、この転写ベルトの体積固有抵抗に対する前記ガイド
部材の体積固有抵抗を±103Ωcm以内としたこと、ま
た、請求項2では、前記ガイド部材先端の位置をH1
このH1からの鉛直線と前記転写ベルト上の転写紙搬送
方向の延長線との交点をH2、又ガイド部材と転写ベル
トとのギャップをdとすると、線分H12≦5(mm)、
d≦2(mm)の関係を満たすように構成したことにあ
る。
【0005】
【作用】したがって、請求項1では、転写紙が転写ベル
トから分離する際、転写ベルトの体積固有抵抗は107
〜1010Ωcm、この転写ベルトの体積固有抵抗に対する
ガイド部材の体積固有抵抗を±103Ωcm以内としてい
るので、次のガイド部材の固有抵抗が転写ベルトの固有
抵抗と大きく変動しないため、転写紙の電界変動が抑え
られる。また、請求項2では、前記ガイド部材先端の位
置をH1、このH1からの鉛直線と前記転写ベルト上の転
写紙搬送方向の延長線との交点をH2、又ガイド部材と
転写ベルトとのギャップをdとした時に、線分H12
5mm以下、即ち線分H12が小さい程、転写紙の転写ベ
ルトからの分離時の電界変動が少なくなり、又ギャップ
dを2mm以下とすることにより、分離ジャムの発生を防
止する。また、請求項3では、前記ガイド部材の取り付
け位置を調整可能とすることにより、ユーザの使用状況
に応じて、ガイド部材を位置調整して像乱れや分離ジャ
ムの発生を防止する。また、請求項4、5及び6では、
前記ガイド部材の取り付け位置を、両面コピーや合成コ
ピー、転写紙の種類、周囲の湿度や温度に応じて自動的
に切り替えることにより、あらゆる状況において、像乱
れや分離ジャムの発生を防止する。
【0006】さらに、請求項7では、前記ガイド部材を
リブ形状を有する形状とすることにより、転写紙とガイ
ド部材の擦れ合う面積を比較的小さくして、転写紙に裏
汚れが生じるのを防止するものである。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1において、像担持体である感光体ドラム1
1に近接して転写ベルト10が配置され、この転写ベル
ト10へ転写紙を送るためのレジストローラ1が転写紙
搬送経路上、転写ベルト10の手前側に設けられてい
る。この転写ベルト10は、当該転写ベルト10を駆動
すると共に、電源12が接続されていて転写電圧を印加
するための帯電手段であるバイアスローラ6及び感光体
ドラム11と転写ベルト10の当接幅を保つためのバッ
クアップローラ7、第1接地ローラ8、及び第2接地ロ
ーラ9により支張されている。また、当該転写ベルト1
0を感光体ドラム11へ当接させるための押し上げレバ
ー2がソレノイド3を連結した状態で配置されている。
さらに、転写ベルト10表面のクリーニングを行うクリ
ーニングブレード5が第2接地ローラ9に近接して設け
られ、その下側に回収ボトル4が配置されている。そし
て、転写紙を図示しない定着装置方向に案内するための
ガイド部材であるガイド板13が設けられている。
【0008】この構成において、図示しない給紙カセッ
トからレジストローラ1まで給送されて待機していた転
写紙は、感光体ドラム11上の画像位置とのタイミング
を取って供給され、転写紙の先端が感光体ドラム11と
転写ベルト10との当接部近傍まで来ると同時に、ソレ
ノイド3により、押し上げレバー2が転写ベルト10全
体を押し上げ、感光体ドラム11に当接する。このよう
に、転写ベルト10が感光体ドラム11に当接すると、
バイアスローラ6、及びバックアップローラ7に電流が
印加される。この転写ベルト10は電気抵抗として、中
抵抗(106〜1012)のものを使用しているため、第
2接地ローラ9の方向へ進むに従い、電荷が流れ、電圧
は降下していく。また、感光体ドラム11近傍では、バ
イアスローラ6によって付与された電荷により、感光体
ドラム11上に転写ベルト10に印加した極性と逆極性
のトナー像が転写紙上に転写される。このように、印加
した電荷の帯電により転写紙が分極し、転写ベルト10
上の真電荷と転写紙の分極電荷とにより、静電気力を発
生し、転写紙は転写ベルト10上に吸着する。そして、
トナー像が転写された後、搬送される転写紙は、搬送中
に第2接地ローラ9から徐々に中抵抗の転写ベルト10
を通して帯電量が緩和される。この転写紙の帯電量が緩
和される速度は、転写紙の持つ抵抗値Rと静電容量Cに
よって大きく左右され、τ=CRから成る時定数τで表
される。そして、静電引力の弱まった転写紙は、前記定
着装置の入り口付近で小径の第2接地ローラ9と転写紙
の腰による曲率分離により転写ベルト10から離れ、ガ
イド板13に案内されながら前記定着装置へと送られ
る。この時の第2接地ローラ9の径は14〜16mmが適
当と思われる。
【0009】また、転写紙の後端が感光体ドラム11と
転写ベルト10のニップ部から抜けると同時に、ソレノ
イド3がオフして転写ベルト10は感光体ドラム11か
ら離れる。これは非転写時において、感光体ドラム11
と転写ベルト10の接触摩擦による感光体ドラム10の
劣化を防止するためである。また、搬送中の転写ベルト
10上には、転写紙上に転写されずに飛散したトナーが
直接付着した残留トナーも存在しているが、これも第2
接地ローラ9により帯電量が緩和されるため、クリーニ
ングブレード5により掻き落とされて回収ボトル4に回
収される。
【0010】次に、転写ベルト10とガイド板13の体
積固有抵抗と、像乱れの関係について説明する。この関
係について実験を行ったところ、表1に示すような結果
が得られた。但し、Rvは体積固有抵抗である。
【0011】
【表1】
【0012】上表において、像乱れについては、○は発
生せず、△はやや発生する、×は発生するをそれぞれ意
味している。この表1から明らかなように、転写ベルト
10の体積固有抵抗に対してガイド板13の体積固有抵
抗が略±103Ωcm以内であれば、像乱れは発生しない
ことがわかる。これは、転写ベルト10から転写紙が分
離する際、ガイド板13の体積固有抵抗が転写ベルト1
0の体積固有抵抗と大きく変動しないために、転写紙の
電界変動が抑えられて像乱れが生じにくくなるためと考
えられる。また、図2に示すように、転写紙ベルト10
の位置とガイド板13の先端との位置関係と像乱れ、及
び上質45kg紙を通紙時の分離ジャムとの関係を実験し
て見ると表2のようになった。但し、ガイド板13の先
端の位置をH1(mm)、このH1からの鉛直線と転写ベル
ト10の転写紙搬送方向の延長線との交点をH2(m
m)、転写ベルト10とガイド部材13先端のギャップ
をd(mm)とする。
【0013】
【表2】
【0014】上表において、像乱れの表示については、
表1と同様である。この表2から明らかなように、線分
12が5mm以下、ギャップdが2mm以下となるように
設定すると、像乱れの発生及び分離ジャムの発生の両方
を防止できることが分かる。これは、線分H12が小さ
い程、転写ベルト10の分離時の電界変動が少なくなる
が、ギャップdを3mm以上に拡げると、上質45kg紙等
の薄い紙は第2接地ローラ9の曲率に追従して分離しに
くくなり、分離ジャムを起こしやすいためであり、ギャ
ップdは2mm以下とするのが望ましい。また、表3に
は、線分H12が5mm、ギャップdが2mmの時の、転写
ベルト10とガイド板13の体積固有抵抗Rvに対する
像乱れを示している。
【0015】
【表3】
【0016】上表において、像乱れの表示については表
1と同様である。この表3と表1とを比較すると明らか
なように、ガイド板13の位置を規定することにより、
像乱れの発生をより多く防止できることが分かる。
【0017】次に、ガイド板13の取り付け位置を調整
可能とした実施例を示す。図3に示すように、ガイド板
13は、一方の端部13aを支点として矢印A方向に回
動可能に支点13aで装置本体側に取り付けられてい
る。ところで、表2で示したように、像乱れを防止する
には、前記線分H12の値をできるだけ小さくすれば良
いが、薄い紙の場合に分離ジャムが発生し易くなる。ま
た、ガイド板13と転写ベルト10までのギャップdを
小さくすることによっても分離ジャムの発生を抑えるこ
とはできるが、近づけ過ぎると転写ベルト10のトナー
が次第にガイド板13に付着して転写紙の汚れとなる現
象が起きるため、ギャップdを小さくすることにも限界
がある。したがって、転写搬送装置を用いた複写機等の
使用状況に応じて、薄い紙がそれほど使用されず、両面
コピー等が多い状況であれば、ガイド板13位置を反時
計方向に上げた位置にセットし、逆に薄い紙の使用頻度
が高い場合には分離ジャムの防止を優先とし、ガイド板
13位置を時計方向に下げた状態で使用するように調整
すれば良い。そこで、このガイド板13の実施例につい
て説明する。例えば、図4に示すように、支点13aを
装置本体側に軸支し、他方の端部には複数(例えば3
つ)の固定孔13bが設けられていて、使用状況に応じ
てこの固定孔13bを適宜選択してガイド板13の位置
を調整し、ビス等で装置本体側に固定する構成である。
【0018】また、図5に示すように、支点13aで装
置本体側に軸支されたガイド板13の中程位置にカム1
4を配置し、ガイド板13の他方の端部は、一端を装置
本体側に固定したコイルスプリング15が取り付けられ
ることにより、当該ガイド板13はカム14側方向に付
勢されている。この構成において、図示しないクラッチ
等の作動によりカム14を回転させて、ガイド板13の
位置を適宜変移させる。したがって、複写機等に自動両
面コピー機能や自動合成モードがある場合は、片面コピ
ー時は分離ジャム防止を優先してガイド板13の位置を
下げて使用し、両面コピーや合成コピー時は両面トレイ
から再給紙される前に前記クラッチを作動させ、ガイド
板13位置を上げて使用することにより、両面コピーや
合成コピー時の像乱れを防止する。
【0019】次に、ガイド板13の位置を使用状況に応
じて自動的に変移させる実施例について示す。図6に示
すように、給紙カセット16の近傍に配置された呼出し
コロ17の紙搬送経路上後方位置に光透過型センサ18
を設けている。この構成において、給紙カセット16か
ら給紙される転写紙に、光透過型センサ18によって光
を透過させてそれを検知することにより、転写紙の光透
過率を検出する。これにより、OHPシートや第2原図
と、それ以外の転写紙との違いを電気的に認識して、こ
れらを自動的に判別し、OHPシートや第2原図の時
は、図5で示したように、クラッチを作動させてガイド
板13位置を上げて使用し、像乱れの発生を防止する。
この場合、転写紙を検知するセンサは光透過型センサ1
8に限らず、反射型センサであっても良い。
【0020】また、図7に示すように、給紙カセット1
6の給紙位置近傍に、湿度センサ(あるいは温湿度セン
サ)19を設けている。この構成において、湿度センサ
19によって湿度を検知し、一定湿度以下の場合は、図
5で示したように、クラッチを作動させてガイド板13
位置を上げて使用し、低湿度時に発生し易い像乱れの発
生を防止する。
【0021】次に、ガイド板13の形状の実施例につい
て示す。一般に、両端にもフルにトナー画像がある小サ
イズ転写紙で通紙枚数を多く取ると、ガイド板13に転
写紙端部のトナーが付着、堆積し、それより大きいサイ
ズの転写紙を通紙すると、ガイド板13のトナーが転写
紙に付着して裏汚れとなることがあった。これを防止す
るため、図8に示すように、ガイド板13にリブ形状1
3c(凸部)を複数個平行に形成している。このガイド
板13を用いて、転写ベルト10の体積固有抵抗に対し
てガイド板13の体積固有抵抗を±103以内として実
験を行ったところ、リブ形状13cの大きさによっては
像乱れが発生することが分かった。そこで、リブ形状1
3cの高さhとリブ形状13cの曲率半径Rの水準を変
化させて、像乱れの発生度合いを調べると表4に示すよ
うになった。但し、転写ベルト10の体積固有抵抗10
7Ωcmに対してガイド板13の体積固有抵抗を1010Ωc
mとしている。
【0022】
【表4】
【0023】上表から明らかなように、リブ形状13c
の高さhが3mm以下で、リブ形状13cの曲率半径Rが
3mm以上であれば像乱れが発生しないことが分かった。
これは、リブ形状13cの高さhが高く、転写紙と摺動
するリブ形状13c先端の形状が鋭角になる程、電界変
動が多くなり、像乱れが発生し易くなるためと考えられ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、転写ベルトの体積固有抵抗は107〜1010Ωcm、
この転写ベルトの体積固有抵抗に対するガイド部材の体
積固有抵抗を±103Ωcm以内としたので、転写ベルト
の除電手段、転写紙の除電手段が不要となり、オゾンの
発生を極力抑えることができる。又転写ベルトの転写紙
分離部の電界変動が少なくなり、像乱れの発生を防止す
ることができる。また、請求項2によれば、前記ガイド
部材先端の位置をH1、このH1からの鉛直線と前記転写
ベルト上の転写紙搬送方向の延長線との交点をH2、又
ガイド部材と転写ベルトとのギャップをdとすると、線
分H12≦5(mm)、d≦2(mm)の関係を満たすよう
にしたので、像乱れの発生が抑えられ、薄い転写紙の分
離ジャムの発生も防止することができる。また、請求項
3によれば、前記ガイド部材は、取り付け位置を調整可
能としたので、ユーザの使用状況に応じて、像乱れや分
離ジャムの発生を防止することができる。
【0025】また、請求項4、5及び6によれば、前記
ガイド部材の取り付け位置を、両面コピーや合成コピ
ー、転写紙の種類、周囲の湿度や温度に応じて切り替え
るので、ユーザの使用状況等あらゆる場合に、像乱れや
分離ジャムの発生を防止することができ、装置の信頼性
を高めることができる。さらに、請求項7によれば、前
記ガイド部材は、リブ形状の凸部を平行に複数個有する
形状としたので、像乱れの発生を防止できるだけでな
く、転写紙の裏汚れも防止することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の転写搬送装置の実施例を示す概略構
成図である。
【図2】転写ベルトとガイド板の位置関係を示す構成図
である。
【図3】取り付け位置の調整可能なガイド板を示す説明
図である。
【図4】位置調整可能なガイド板の実施例を示す説明図
である。
【図5】ガイド板の位置調整機構を示す概略構成図であ
る。
【図6】転写紙の種類を判別する機構を示す概略構成図
である。
【図7】湿度を検知する構成を示す説明図である。
【図8】リブ形状を有するガイド板を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
6 駆動手段 6,7 帯電手段 10 転写ベルト 11 像担持体 13 ガイド部材 13c リブ形状

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に保持された画像情報を転写紙
    上に転写させ、この転写紙を静電的に吸着して搬送する
    転写ベルトと、この転写ベルトを駆動する駆動手段と、
    この転写ベルトに電荷を付与する帯電手段と、転写紙が
    転写ベルトから分離した直後に転写紙を案内するガイド
    部材を備えた転写搬送装置において、 前記転写ベルトの体積固有抵抗は107〜1010Ωcmで
    あり、この転写ベルトの体積固有抵抗に対する前記ガイ
    ド部材の体積固有抵抗を±103Ωcm以内としたことを
    特徴とする転写搬送装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材先端の位置をH1、このH1
    からの鉛直線と前記転写ベルト上の転写紙搬送方向の延
    長線との交点をH2、又ガイド部材と転写ベルトとのギ
    ャップをdとすると、線分H12≦5(mm)、d≦2
    (mm)の関係を満たしていることを特徴とする請求項1
    記載の転写搬送装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド部材は、取り付け位置が調整可
    能とされていることを特徴とする請求項1及び2記載の
    転写搬送装置。
  4. 【請求項4】前記ガイド部材の取り付け位置は、両面コ
    ピー及び合成コピー時に切り替えることを特徴とする請
    求項3記載の転写搬送装置。
  5. 【請求項5】前記ガイド部材の取り付け位置は、転写紙
    の種類に応じて切り替えることを特徴とする請求項3記
    載の転写搬送装置。
  6. 【請求項6】前記ガイド部材の取り付け位置は、周囲の
    湿度や温度に応じて切り替えることを特徴とする請求項
    3記載の転写搬送装置。
  7. 【請求項7】前記ガイド部材は、リブ形状の凸部を平行
    に複数個有する形状であり、このリブ形状の高さをh、
    リブ形状の曲率半径をRとすると、h≦3(mm)、R≧
    3(mm)の関係を満たしていることを特徴とする請求項
    1及び2記載の転写搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5911100A (en) * 1994-03-25 1999-06-08 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having transfer drum with peeling member
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US8244168B2 (en) 2007-06-25 2012-08-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with movable transfer device
JP2014102286A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Konica Minolta Inc 画像形成装置
JP2015004904A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 シャープ株式会社 用紙ガイド装置及び定着装置

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