JPH06180156A - 低温空気発生装置 - Google Patents

低温空気発生装置

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Publication number
JPH06180156A
JPH06180156A JP32802992A JP32802992A JPH06180156A JP H06180156 A JPH06180156 A JP H06180156A JP 32802992 A JP32802992 A JP 32802992A JP 32802992 A JP32802992 A JP 32802992A JP H06180156 A JPH06180156 A JP H06180156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion turbine
compressor
air
temperature air
braking
Prior art date
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Pending
Application number
JP32802992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Hirokawa
昌樹 弘川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Oxygen Co Ltd, Nippon Sanso Corp filed Critical Japan Oxygen Co Ltd
Priority to JP32802992A priority Critical patent/JPH06180156A/ja
Publication of JPH06180156A publication Critical patent/JPH06180156A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/14Power generation using energy from the expansion of the refrigerant
    • F25B2400/141Power generation using energy from the expansion of the refrigerant the extracted power is not recycled back in the refrigerant circuit

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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 膨張タービンを用いた低温空気発生装置にお
いて、圧縮機が急停止したときでも、膨張タービンの危
険な高速回転を防止して安全に停止させる。 【構成】 膨張タービン14に直結された制動ブロワー
15の吸入側に大気を導入する経路を設けるとともに、
制動ブロワー15の吐出側を、圧縮機11から冷却器1
2に至る経路に合流させる経路22を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温空気発生装置に関
し、詳しくは、圧縮機で圧縮した空気を膨張タービンで
断熱膨張させて低温空気を発生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】膨張タービンを用いた低温空気発生装置
は、室内冷房や物品冷却等、各種の目的で用いられてい
る。図2は、従来の低温空気発生装置の一例を示すもの
で、フィルター1からモーター2aにより駆動される圧
縮機2に吸入された空気は、第1熱交換器3で冷却さ
れ、第1気液分離器4で除湿された後、膨張タービン5
と同軸に設けられた制動ブロワー6に導入されて更に圧
縮される。制動ブロワー6から導出された圧縮空気は、
第2熱交換器7で冷却され、第2気液分離器8で除湿さ
れた後、膨張タービン5に導入され、ここで断熱膨張し
て低温空気となる。なお、第1熱交換器3及び第2熱交
換器7は、水あるいは大気により圧縮空気を冷却して圧
縮熱を除去するものである。
【0003】このように、膨張タービンを用いた低温空
気発生装置では、膨張タービン5で発生した回転エネル
ギーを有効に利用するため、該膨張タービン5と同軸に
制動ブロワー6を設けており、制動ブロワー6の圧縮作
用が膨張タービン5に対して制動作用を行い、膨張ター
ビン5と制動ブロワー6とは、所定の回転数でバランス
して定常運転となる。例えば、制動ブロワー6が膨張タ
ービン5の回転によって圧縮作用を行い、圧縮機2で約
1.3atmに昇圧されて導出した圧縮空気を約1.7
atmに昇圧して膨張タービン5に供給し、膨張タービ
ン5は、これを略常圧に膨張減圧させる回転数でバラン
スする。
【0004】そして、このような膨張タービン5と制動
ブロワー6とを直結した系統の低温空気発生装置では、
モーター駆動の圧縮機2が停電等により急停止した場合
に備えて、制動ブロワー6の吸入側と膨張タービン5の
吸入側との間にバイパス弁9を設け、圧縮機2が急停止
した場合に、このバイパス弁9が開くようにしている。
【0005】すなわち、圧縮機2が急停止すると、制動
ブロワー6に供給される空気量が急減して膨張タービン
5に対する制動作用が急激に減少するので、図3に示す
ように、膨張タービン5の回転数が急激に上昇し、軸受
けに焼付け等が発生し、装置の運転ができなくなるおそ
れがある。そこで、圧縮機2が急停止したときにバイパ
ス弁9を開くようにすれば、制動ブロワー6の吐出側
(二次側)の空気が該バイパス弁9を通って制動ブロワ
ー6の吸入側(一次側)に循環導入され、膨張タービン
5に制動を与え続けるので、図4に示すように、膨張タ
ービン5の回転数の急激な上昇を生じることなく停止さ
せることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記バ
イパス弁9を開閉するための制御用に電気回路や空気圧
力等を用いているため、電気回路や計装用空気回路が故
障してバイパス弁9の開信号が出なかったり、開信号が
出てもバイパス弁9自体の故障により開方向への作動が
行われなかったりするおそれがある。
【0007】すなわち、上記制御用の回路やバイパス弁
9自体に不具合を生じると、前述のように圧縮機2が急
停止したときに、膨張タービン5が危険な高速回転域に
達してしまう不都合があった。
【0008】そこで本発明は、圧縮機が急停止したとき
にも膨張タービンの危険な高速回転を防止して安全に停
止させることができる低温空気発生装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の低温空気発生装置は、空気を吸入して圧
縮する圧縮機と、圧縮された空気を冷却する冷却器と、
冷却後の圧縮空気を断熱膨張させて低温空気を発生する
膨張タービンと、該膨張タービンに直結された制動ブロ
ワーとを備えた低温空気発生装置において、該制動ブロ
ワーの吸入側に大気を導入する経路を設けるとともに、
該制動ブロワーの吐出側を、前記圧縮機から冷却器に至
る経路に合流させる経路を設けたことを特徴としてい
る。
【0010】
【作 用】上記構成によれば、制動ブロワーの吸入側に
は、常に大気が導入されるので、圧縮機が急停止したと
きでも膨張タービンに対する制動作用が失われることが
なく、膨張タービンが危険な高速回転を起こすことがな
い。また、制動ブロワーの吐出側を圧縮機から冷却器に
至る経路に合流させたので、冷却器を共通化することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いてさらに詳細に説明する。図1は、本発明の低温空気
発生装置の一実施例を示すもので、モーター11aによ
り駆動される圧縮機11と、該圧縮機11で圧縮されて
昇圧するとともに昇温した空気を冷却する冷却器(熱交
換器)12と、冷却後の圧縮空気中の凝縮水分を分離す
る気液分離器13と、圧縮空気を断熱膨張させる膨張タ
ービン14と、該膨張タービン14に同軸に連結された
制動ブロワー15とを備えており、該制動ブロワー15
の吐出側(二次側)は、前記圧縮機11の吐出側から冷
却器12に至る経路21に、合流経路22を介して接続
されている。
【0012】まず、定常運転時には、フィルター23を
介して圧縮機11に吸入された空気は、例えば1.7a
tmに圧縮され、冷却器12で水あるいは大気により冷
却され、気液分離器13を経た後、膨張タービン14に
導入され、断熱膨張して低温空気となる。
【0013】一方、制動ブロワー15は、上記膨張ター
ビン14の回転に伴って回転し、フィルター24を介し
て大気を吸入し、1.7atmに昇圧して前記合流経路
22に導出する。合流経路22に導出された大気(圧縮
空気)は、前記圧縮機11からの圧縮空気と合流して冷
却器12を通り、膨張タービン14に導入される。
【0014】この定常運転時において、圧縮機11及び
制動ブロワー15における吐出圧力を前記従来例と同様
に1.7atmとすることにより、従来と同じ温度の低
温空気を得ることができる。なお、本実施例装置では、
圧縮機11及び制動ブロワー15の圧縮比は、これらを
直列に配置した前記従来装置の場合より高くなるが、本
装置では、これらを並列に配置しているので、それぞれ
の流量が減少し、動力的にはほとんど変わらない。
【0015】また、起動時には、圧縮機11で昇圧した
空気が合流経路22を逆流して制動ブロワー15の二次
側に供給されて無駄になるが、膨張タービン14が規定
の回転数に達すると制動ブロワー15も吸入した大気を
合流経路22に送り出すようになり、短時間で定常運転
に入ることができる。この起動時の僅かな無駄も無くす
ためには、図1に示すように合流経路22に逆止弁25
を設ければよい。
【0016】このように、低温空気を発生する膨張ター
ビン14に直結された制動ブロワー15に大気を導入す
るように構成することにより、圧縮機11が急停止して
も、制動ブロワー15には常に大気が制動用に導入され
ているので、膨張タービン14に対する制動作用を保
ち、膨張タービン14が危険な高回転域に入るのを防止
することができる。
【0017】また、圧縮機11及び制動ブロワー15に
より昇圧した空気を共通の冷却器12に導入するように
構成したので、構成部品数を減らすことができるととも
に、従来のバイパス弁制御用の回路も不要になるので、
装置全体の小型化や簡略化が図れ、製造コストや運転コ
ストの低減が図れる。さらに、本実施例装置では、圧縮
機11及び制動ブロワー15に、それぞれフィルター2
3,24を設けているが、1個のフィルターから分岐さ
せるようにして、より簡略化することもできる。
【0018】なお、圧縮機,膨張タービン及び制動ブロ
ワーの能力を適当に設定することにより、低温空気の温
度や流量を設定することができるが、室内冷房用として
0〜30℃程度の低温空気を得るための装置の場合に
は、圧縮機や熱交換器(冷却器)として多数のものが市
場に流通しているため、安価に製作することが可能であ
る。また、本実施例装置で0℃以下の低温空気を得るこ
とも可能であるが、この場合には、空気中に含まれてい
る少量の水分が凍結して膨張タービンに悪影響を与える
のを避けるために、気液分離器の後段、膨張タービンの
前段に吸着剤等を用いた除湿装置を設ければよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の低温空気
発生装置は、膨張タービンに直結された制動ブロワーに
大気を導入し、該制動ブロワーで昇圧した空気を圧縮機
から冷却器に至る圧縮空気に合流させるようにしたの
で、膨張タービンで発生するエネルギーを無駄にせずに
有効に利用しながら、圧縮機が急停止した場合の膨張タ
ービンの危険な高速回転を防止でき、安全に停止させる
ことができる。
【0020】また、制動ブロワーで昇圧した空気を、圧
縮機で昇圧した空気に合流させて冷却器に導入するの
で、構成部品数を減らすことができるとともに、バイパ
ス弁制御用の回路も不要になり、装置全体の小型化や簡
略化が図れ、製造コストや運転コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の低温空気発生装置の一実施例を示す
系統図である。
【図2】 従来の低温空気発生装置の一例を示す系統図
である。
【図3】 圧縮機急停止時の膨張タービンの回転数変化
を示す図である。
【図4】 同じくバイパス弁を設けた場合の回転数変化
を示す図である。
【符号の説明】
11…圧縮機、12…冷却器、13…気液分離器、14
…膨張タービン、15…制動ブロワー、22…合流経
路、25…逆止弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を吸入して圧縮する圧縮機と、圧縮
    された空気を冷却する冷却器と、冷却後の圧縮空気を断
    熱膨張させて低温空気を発生する膨張タービンと、該膨
    張タービンに直結された制動ブロワーとを備えた低温空
    気発生装置において、該制動ブロワーの吸入側に大気を
    導入する経路を設けるとともに、該制動ブロワーの吐出
    側を、前記圧縮機から冷却器に至る経路に合流させる経
    路を設けたことを特徴とする低温空気発生装置。
JP32802992A 1992-12-08 1992-12-08 低温空気発生装置 Pending JPH06180156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32802992A JPH06180156A (ja) 1992-12-08 1992-12-08 低温空気発生装置

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JP32802992A JPH06180156A (ja) 1992-12-08 1992-12-08 低温空気発生装置

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JPH06180156A true JPH06180156A (ja) 1994-06-28

Family

ID=18205724

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JP32802992A Pending JPH06180156A (ja) 1992-12-08 1992-12-08 低温空気発生装置

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JP (1) JPH06180156A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101248462B1 (ko) * 2011-10-04 2013-03-28 국방과학연구소 시동성능 개선장치, 이를 구비하는 냉각기계 및 냉각시스템
JP2018204800A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 株式会社前川製作所 冷風発生装置及び冷風発生方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101248462B1 (ko) * 2011-10-04 2013-03-28 국방과학연구소 시동성능 개선장치, 이를 구비하는 냉각기계 및 냉각시스템
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