JPH06179320A - 車両用空調装置の制御装置 - Google Patents

車両用空調装置の制御装置

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Publication number
JPH06179320A
JPH06179320A JP33430492A JP33430492A JPH06179320A JP H06179320 A JPH06179320 A JP H06179320A JP 33430492 A JP33430492 A JP 33430492A JP 33430492 A JP33430492 A JP 33430492A JP H06179320 A JPH06179320 A JP H06179320A
Authority
JP
Japan
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compressor
displacement
temperature
operating
outside air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33430492A
Other languages
English (en)
Inventor
Futoshi Furuta
太 古田
Masatoshi Mitsui
正俊 三井
Masanari Shiroyama
勝成 城山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH06179320A publication Critical patent/JPH06179320A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からの制御信号に応じて吐出容量をフル
ロードとパーシャルロードの2段階制御することのでき
る圧縮機を備えた車両用空調装置の制御装置において、
空調消費動力の低減と吹き出し温度変動幅の低減を共に
可能にする。 【構成】 外気温度と車室内温度とに応じて前記圧縮機
の押しのけ量を決定する手段と、同押しのけ量に基づい
て圧縮機の停止、パーシャルロード、及びフルロードの
運転時間比率を決定する手段と、同決定手段により決定
された運転時間比率で圧縮機を運転する制御手段とから
なるコントローラを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用空調装置の省動
力制御に用いられるステップ式容量制御圧縮機の制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置の圧縮機の運転動力を
節約するための制御としては、冷房サイクル時の圧縮機
の容量を熱負荷の大きさに応じて変えることが行われて
いる。従来のこのような制御においては、圧縮機の容量
を2段階に制御することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御方法では、
圧縮機の容量変化が連続的でないことのため、容量の切
換時に車室内へ吹出される空気の温度が急変し、車内の
人の体感上のフィーリングが良くないという欠点があっ
た。またこのような制御だけでは必ずしも動力節約に結
びついていなかった。
【0004】特に空調動力が走行動力にしめる割合が大
きい軽自動車用空調装置においては、容量制御圧縮機を
搭載している例もなく、フルロード状態におけるエバポ
レータのフロスト保護のために、エバポレータの温度を
検知して作動する装置によって圧縮機がON/OFFし
た場合には、車速変動が大きく、自動車の運転性が非常
に悪かった。またこの時、空調装置から吹き出す空気の
温度は変動がはげしく、フィーリングの悪化をまねいて
いた。
【0005】本発明は上記従来技術の欠点を解消しよう
とするもので、空調消費動力の低減と吹き出し温度変動
幅の低減を共に可能にするステップ式容量制御圧縮機の
制御装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、外部からの制御信号に応じて吐出容
量をフルロードとパーシャルロードの2段階に制御する
ことのできる圧縮機を備えた車両用空調装置の制御装置
において、外気温度と車室内温度とに応じて前記圧縮機
の押しのけ量を決定する手段と、同押しのけ量に基づい
て圧縮機の停止、パーシャルロード、及びフルロードの
運転時間比率を決定する手段と、同決定手段により決定
された運転時間比率で圧縮機を運転する制御手段とから
なるコントローラを備えたことを特徴とする車両用空調
装置の制御装置に関するものである。
【0007】
【作用】外気温度と車室内温度とから圧縮機の押しのけ
量を決め、一方各押しのけ量の範囲毎に決められた圧縮
機停止・パーシャルロード・フルロードの運転時間比率
に前記の決められた押しのけ量をあてはめて、上記各ロ
ードの組合わせで圧縮機を運転するものである。
【0008】各容量制御状態を組合せることにより、ス
テップ式容量制御圧縮機ながら可変容量型のようなフィ
ーリングの容量制御を行うことができるという作用があ
る。圧縮機の容量を熱負荷に応じて制御するので、不必
要な動力を消費する必要が無くなる。フルロード専用機
の様な圧縮機停止とフルロードとの断続運転が無いので
吹出し空気温度の急変がなく、体感上のフィーリングが
良好となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る軽自動車用空
調装置の構成図である。図において、1はブロワ、2は
同ブロワの下流側に設けられているエバポレータ、3は
ステップ式容量制御圧縮機、4はレシーバ、5はコンデ
ンサである。上記圧縮機3、エバポレータ2、レシーバ
4、コンデンサ5は閉回路を構成している。6はコント
ローラ、7は同コントローラから上記圧縮機3へ伝達さ
れる運転制御信号である。
【0010】図2は上記実施例におけるコントローラ6
の系統図である。図において、8は外気温度センサ、9
は車室内温度センサ、10は上記両センサに連る押しの
け量決定手段、11は同押しのけ量決定手段に連る運転
率決定手段である。運転率は運転時間比率のことであ
る。12は同運転率決定手段に連る運転制御手段であ
り、その制御信号が圧縮機3に伝えられる。手段10,
11,および12からなる部分がコントローラ6を構成
している。13は外気温度情報、14は車室内温度情
報、15は車室温度設定値である。
【0011】図3は上記コントローラ内の押しのけ量決
定手段10における押しのけ量決定方法を示す図であ
る。図2に示したように押しのけ量決定手段10は外気
温度センサ8から伝えられる外気温度13と車室内温度
サンサ9から伝えられる車室内温度14と車室温度設定
値15とから押し退け量を決定する手段である。押しの
け量決定手段10には図3に示す外気温度と押しのけ量
との関係が設定されて記憶されている。この図の横軸は
外気温度(℃)、縦軸は押しのけ量(%)であり、3本
の線X,Y,Zは、それぞれ次の区分で使い分けられる
線である。 X:車室内温度が車室温度設定値より高い時に用いる
線. Y:車室内温度が車室温度設定値とほぼ等しい時に用い
る線. Z:車室内温度が車室温度設定値より低い時に用いる
線.
【0012】例えば、車室内温度が車室温度設定値とほ
ぼ等しく、かつ外気温度が25℃の時には、線Yが用い
られ、押しのけ量は50%であると決定される。また外
気温度が上昇し、30℃となった場合には押しのけ量は
65%程度に設定される。車室内温度が車室温度設定値
より低くなった時には、同図の線Zに基づいて、上記よ
り少ない押しのけ量が決定される。
【0013】
【表1】
【0014】表1は上記コントローラ内の運転率決定手
段11における決定方法を示す表であり、この表に相当
するものが同手段に記憶されている。この表は押しのけ
量の範囲区分(%)によって、圧縮機の停止、パーシャ
ルロード、およびフルロードを各何%の時間比率で運転
するかという運転率(%)を決めるための表である。例
えば前述の例にしたがって、述べれば、押しのけ量50
%であれば、押しのけ量範囲は(C)35〜60%の範
囲内に相当するから、運転率はパーシャルロード100
%、すなわち、パーシャルロード状態での連続運転と設
定される。また外気温度が上昇し、押しのけ量が65%
となった時は、パーシャルロード50%と設定される。
もし車室内温度が低下して、押しのけ量が(B)1〜3
5%の範囲内に入ったとすれば、運転停止50%、パー
シャルロード50%の運転時間比率ということになる。
この運転率は図2の運転制御手段12へ伝えられ、そこ
でON/OFFパルスの運転制御信号7に変換されて圧
縮機3へ伝えられる。
【0015】本制御装置においては、このように押しの
け量(%)に対応した各ロード区分(容量制御状態)の
組合せによって、ステップ式容量制御圧縮機でありなが
ら、可変容量制御圧縮機のような制御特性をもつ制御を
行うことができる。すなわち、外気温度が低い時、すな
わち低負荷時にはフルロード運転の機会が少なくなり、
空調消費動力低減の効果がある。またこのような時に
は、パーシャルロードとフルロードのステップ運転、ま
たはパーシャルロードの連続運転等の連続運転の機会が
多くなるので、吹出し空気温度の変動が少なくなる。
【0016】
【発明の効果】本発明の車両用空調装置の制御装置にお
いて、外気温度と車室内温度とに応じて前記圧縮機の押
しのけ量を決定する手段と、同押しのけ量に基づいて圧
縮機の停止、パーシャルロード、及びフルロードの運転
時間比率を決定する手段と、同決定手段により決定され
た運転時間比率で圧縮機を運転する制御手段とからなる
コントローラを備えているので、空調消費動力の低減と
吹き出し温度変動幅の低減を共に可能にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る軽自動車用空調装置の
構成図。
【図2】上記実施例におけるコントローラの系統図。
【図3】上記実施例の押しのけ量決定手段における押し
のけ量決定方法を示す図。
【符号の説明】
1 ブロワ 2 エバポレータ 3 ステップ式容量制御圧縮機 4 レシーバ 5 コンデンサ 6 コントローラ 7 運転制御信号 8 外気温度センサ 9 車室内温度センサ 10 押しのけ量決定手段 11 運転率決定手段 12 運転制御手段 13 外気温度(信号) 14 車室内温度(信号) 15 車室温度設定値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの制御信号に応じて吐出容量を
    フルロードとパーシャルロードの2段階に制御すること
    のできる圧縮機を備えた車両用空調装置の制御装置にお
    いて、外気温度と車室内温度とに応じて前記圧縮機の押
    しのけ量を決定する手段と、同押しのけ量に基づいて圧
    縮機の停止、パーシャルロード、及びフルロードの運転
    時間比率を決定する手段と、同決定手段により決定され
    た運転時間比率で圧縮機を運転する制御手段とからなる
    コントローラを備えたことを特徴とする車両用空調装置
    の制御装置。
JP33430492A 1992-12-15 1992-12-15 車両用空調装置の制御装置 Withdrawn JPH06179320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33430492A JPH06179320A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 車両用空調装置の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33430492A JPH06179320A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 車両用空調装置の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06179320A true JPH06179320A (ja) 1994-06-28

Family

ID=18275857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33430492A Withdrawn JPH06179320A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 車両用空調装置の制御装置

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JP (1) JPH06179320A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11229359B2 (en) 2018-09-12 2022-01-25 Tomey Corporation Ophthalmological device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11229359B2 (en) 2018-09-12 2022-01-25 Tomey Corporation Ophthalmological device

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000307