JPH0617905Y2 - 便器の排臭部接続構造 - Google Patents
便器の排臭部接続構造Info
- Publication number
- JPH0617905Y2 JPH0617905Y2 JP7918788U JP7918788U JPH0617905Y2 JP H0617905 Y2 JPH0617905 Y2 JP H0617905Y2 JP 7918788 U JP7918788 U JP 7918788U JP 7918788 U JP7918788 U JP 7918788U JP H0617905 Y2 JPH0617905 Y2 JP H0617905Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- deodorizing
- pipe
- connecting portion
- joint member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は便器の排臭口と排臭管との接続構造に関する。
(従来の技術) 最近の便器には排臭口を備えたものがあり、この排臭口
と排臭管とは従来第4図に示すジョイントを用いて接続
する構造であった。
と排臭管とは従来第4図に示すジョイントを用いて接続
する構造であった。
第4図はジョイントの分解図であり、ジョイントは筒体
100、ナット101及びシールリング102,103
から構成される。
100、ナット101及びシールリング102,103
から構成される。
このジョイントを用いて排臭管104を便器105に接
続するには、排臭管104の先端を筒体100の挿入口
100aの差し込んで固定し、次に便器105の排臭口
105aに筒体100の先端の大径部100b(大径部
の外径は排臭口の内径と等しいか若干小さくなってい
る)を差し込み、また一方のシールリング102を排臭
口105aより内方へ入れ、他方のシールリング103
を筒体100の外周に被せ、更に外側から筒体100の
外周に刻設したネジ部にナット101を締め込む。
続するには、排臭管104の先端を筒体100の挿入口
100aの差し込んで固定し、次に便器105の排臭口
105aに筒体100の先端の大径部100b(大径部
の外径は排臭口の内径と等しいか若干小さくなってい
る)を差し込み、また一方のシールリング102を排臭
口105aより内方へ入れ、他方のシールリング103
を筒体100の外周に被せ、更に外側から筒体100の
外周に刻設したネジ部にナット101を締め込む。
以上により筒体100はシールリング102,103間
で排臭口105aの周縁部を挟持するよう取付けられ、
排臭管104は便器105に接続される。
で排臭口105aの周縁部を挟持するよう取付けられ、
排臭管104は便器105に接続される。
(考案が解決しようとする課題) 前述した従来のジョイントを用いた接続構造は、部品点
数が多く組付けが面倒であり、現場での便器の据付けに
際し多大の工数が必要であった。
数が多く組付けが面倒であり、現場での便器の据付けに
際し多大の工数が必要であった。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案は、先端をテーパ状とし
た接続部を備える弾性材料からなる管状のジョイント部
材を、ジョイント部材に設けたフランジを介して配管ユ
ニット等を構成する前面板の排臭口に取り付け、前面板
より突出したテーパ状の接続部に便器の排臭口を圧入し
て接続する構造とした。
た接続部を備える弾性材料からなる管状のジョイント部
材を、ジョイント部材に設けたフランジを介して配管ユ
ニット等を構成する前面板の排臭口に取り付け、前面板
より突出したテーパ状の接続部に便器の排臭口を圧入し
て接続する構造とした。
(作用) ジョイント部材の接続部は先端に向って小径化されたテ
ーパを有しており、便器を所定の位置に据付けること
で、接続部は便器の排臭口から排臭室内に圧入された状
態となる。よってジョイント部材の接続部の外周面は便
器の排臭口の内周面に弾性当接し、密封状態で接続され
る。
ーパを有しており、便器を所定の位置に据付けること
で、接続部は便器の排臭口から排臭室内に圧入された状
態となる。よってジョイント部材の接続部の外周面は便
器の排臭口の内周面に弾性当接し、密封状態で接続され
る。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る排臭部接続構造を適用した便所要
部の縦断面図、第2図及び第3図は便器の排臭部接続構
造を示す断面図である。
部の縦断面図、第2図及び第3図は便器の排臭部接続構
造を示す断面図である。
便所は床面1に便器2を固定し、この便器2と壁面3と
の間に配管ユニット4を設けている。
の間に配管ユニット4を設けている。
配管ユニット4は上面をカウンター5で、タイルを基板
に貼着したタイル板やGRC板或いは塩ビ鋼板の化粧板
等で構成される前面板6で前面を閉塞したボックス内に
各種配管等を設けている。
に貼着したタイル板やGRC板或いは塩ビ鋼板の化粧板
等で構成される前面板6で前面を閉塞したボックス内に
各種配管等を設けている。
配管ユニット4の略中央部には洗浄水タンク7を設け、
この洗浄水タンク7に給水管8を介して洗浄水を供給
し、タンク7内に貯溜した洗浄水をフラッシュバルブ9
及び洗浄水管10を介して便器2内に流し出すようにし
ている。
この洗浄水タンク7に給水管8を介して洗浄水を供給
し、タンク7内に貯溜した洗浄水をフラッシュバルブ9
及び洗浄水管10を介して便器2内に流し出すようにし
ている。
また、ユニット4の下部には一端が便器2内に開口する
汚水管11を配設し、この汚水管11には通気管12を
接続し、更に配管ユニット4の上部には横方向に排気ダ
クト13を設け、この排気ダクト13の所定箇所より前
面板6の内側に沿って分岐ダクト14を垂下し、この分
岐ダクト14の下端に吸引口15を形成し、床面1の部
分から便所内の空気を排気ファン16によって外部に排
出するようにしている。
汚水管11を配設し、この汚水管11には通気管12を
接続し、更に配管ユニット4の上部には横方向に排気ダ
クト13を設け、この排気ダクト13の所定箇所より前
面板6の内側に沿って分岐ダクト14を垂下し、この分
岐ダクト14の下端に吸引口15を形成し、床面1の部
分から便所内の空気を排気ファン16によって外部に排
出するようにしている。
更に配管ユニット4内には排臭管17を設けている。こ
の排臭管17は中間に吸引強さを調整するバルブ17a
を設けるとともに、下方は管継手17bを介してジョイ
ント部材18に接続され、このジョイント部材18の他
端は便器2の後部上方に設けた排臭室Cに接続される。
の排臭管17は中間に吸引強さを調整するバルブ17a
を設けるとともに、下方は管継手17bを介してジョイ
ント部材18に接続され、このジョイント部材18の他
端は便器2の後部上方に設けた排臭室Cに接続される。
ジョイント部材18は全体を合成ゴムや弾性プラスチッ
ク等の弾性材料で形成した管状のもので、第2図に示す
ように一端をテーパ状に小径化した接続部18aと、接
続部18aの大径側に設けたフランジ部18bと、この
フランジ部18bより後方に延出した蛇腹状のパイプ部
18cとからなる。接続部18aの先端部18dの外径
は便器2の排臭口2aの内径より小さく、フランジ部1
8bの基部18eの外径は排臭口2aの内径より大き
い。
ク等の弾性材料で形成した管状のもので、第2図に示す
ように一端をテーパ状に小径化した接続部18aと、接
続部18aの大径側に設けたフランジ部18bと、この
フランジ部18bより後方に延出した蛇腹状のパイプ部
18cとからなる。接続部18aの先端部18dの外径
は便器2の排臭口2aの内径より小さく、フランジ部1
8bの基部18eの外径は排臭口2aの内径より大き
い。
このジョイント部材18は、前面板6に穿設された排臭
口19に、接続部18aが便器2取付側へ突出する向き
に接続部18aを貫通し、フランジ部18bを取付部材
20を介してボルト・ねじ等21…で前面板6に締結固
定する。
口19に、接続部18aが便器2取付側へ突出する向き
に接続部18aを貫通し、フランジ部18bを取付部材
20を介してボルト・ねじ等21…で前面板6に締結固
定する。
以上において便器2の排臭口2aと排臭管17に連通さ
れたジョイント部材18とを接続するには、第2図の矢
印方向即ち前面板6側に便器2を移動するだけでよい。
れたジョイント部材18とを接続するには、第2図の矢
印方向即ち前面板6側に便器2を移動するだけでよい。
第3図は接続された状態を示す図であって、ジョイント
部材18のテーパ形状接続部18aは便器2の排臭口2
aに圧入され、接続部18aの外周面は排臭口2aの内
周面に圧接し弾性変形して、密封接続の状態となる。
部材18のテーパ形状接続部18aは便器2の排臭口2
aに圧入され、接続部18aの外周面は排臭口2aの内
周面に圧接し弾性変形して、密封接続の状態となる。
前述したように、ジョイント部材18は、接続部18
a,フランジ部18b,パイプ部18cを弾性材料で一
体構成したので、接続に必要な部品点数が少なく作業性
が良い。
a,フランジ部18b,パイプ部18cを弾性材料で一
体構成したので、接続に必要な部品点数が少なく作業性
が良い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る便器の排臭部接続構造
によれば、便器を所定の位置に据付けることで、ジョイ
ント部材のテーパ状接続部は便器の排臭口に圧入・径方
向に圧縮され接続状態となるので、極めて作業性に優れ
るものである。
によれば、便器を所定の位置に据付けることで、ジョイ
ント部材のテーパ状接続部は便器の排臭口に圧入・径方
向に圧縮され接続状態となるので、極めて作業性に優れ
るものである。
また、ジョイント部材は弾性材料で形成されているの
で、接続個所の密封性は良好に保たれる。
で、接続個所の密封性は良好に保たれる。
さらにジョイント部材の接続部先端の外径は、便器の排
臭口内径より小さいので、便器の据付位置が若干変動し
ても接続に支障なく、従って組付・製造精度がラフであ
っても調整の必要のない容易で確実な接続がなし得、現
場施工上極めて有利である。
臭口内径より小さいので、便器の据付位置が若干変動し
ても接続に支障なく、従って組付・製造精度がラフであ
っても調整の必要のない容易で確実な接続がなし得、現
場施工上極めて有利である。
第1図は本考案に係る便器の排臭部接続構造を適用した
便所の要部縦断面図、第2図は便器の排臭口とジョイン
ト部材の取付けを示す断面図、第3図は便器の排臭口と
ジョイント部材とが接続された状態を示す断面図、第4
図は従来の接続構造を示す分解図である。 尚、図面中2は便器、2aは排臭口、17は排臭管、1
8はジョイント部材、18aは接続部、18bはフラン
ジ部、18cはパイプ部、19は排臭口、Cは便器の排
臭室である。
便所の要部縦断面図、第2図は便器の排臭口とジョイン
ト部材の取付けを示す断面図、第3図は便器の排臭口と
ジョイント部材とが接続された状態を示す断面図、第4
図は従来の接続構造を示す分解図である。 尚、図面中2は便器、2aは排臭口、17は排臭管、1
8はジョイント部材、18aは接続部、18bはフラン
ジ部、18cはパイプ部、19は排臭口、Cは便器の排
臭室である。
Claims (1)
- 【請求項1】弾性部材からなる管状のジョイント部材の
一端にテーパ状に小径化した接続部を設け、 便所の壁面または配管ユニット等を構成する前面板に穿
設された排臭口に、前記接続部を便器側に突出させて取
付け、 前記接続部に便器の排臭口を嵌合圧接したことを特徴と
する便器の排臭部接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7918788U JPH0617905Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 便器の排臭部接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7918788U JPH0617905Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 便器の排臭部接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH025478U JPH025478U (ja) | 1990-01-16 |
JPH0617905Y2 true JPH0617905Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31304072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7918788U Expired - Lifetime JPH0617905Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 便器の排臭部接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617905Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP7918788U patent/JPH0617905Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH025478U (ja) | 1990-01-16 |
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