JPH06178780A - 気腹装置の煙除去システム - Google Patents

気腹装置の煙除去システム

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JPH06178780A
JPH06178780A JP5114833A JP11483393A JPH06178780A JP H06178780 A JPH06178780 A JP H06178780A JP 5114833 A JP5114833 A JP 5114833A JP 11483393 A JP11483393 A JP 11483393A JP H06178780 A JPH06178780 A JP H06178780A
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裕 柳川
Naoki Sekino
直己 関野
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健夫 碓井
Shirou Bitou
士郎 備藤
Koji Tanigawa
廣治 谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】腹腔内の圧力を低下させることなく腹腔内の煙
を早期に除去できる気腹装置の煙除去システムの提供を
目的としている。 【構成】腹腔内に気体を注入してこの腹腔内を拡張させ
る気腹装置2と、気腹された腹腔内で患部組織部位を焼
灼処置する高周波焼灼装置4と、腹腔内に発生した煙を
除去する吸引装置6と、焼灼装置4の駆動動作に応じて
吸引装置6と気腹装置2とを駆動させる制御回路12,
14とを具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気腹状態の腹腔内に生じ
た煙を除去する気腹装置の煙除去システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から内視鏡観察下で腹腔内の医療処
置を行なうことが広く行なわれている。とくに最近で
は、内視鏡下で胆嚢摘出等を行なう医療処置が多く実施
されされている。このような医療処置では腹腔内で作業
を行なう際に必要な観察視野を確保するとともに、内視
鏡操作のスペースを確保するために、処置する腹腔内に
気腹装置によってCO2 ガスを注入してこの腹腔の内部
スペースを拡張させている。
【0003】また、内視鏡観察の下、気腹状態で拡張さ
れた腹腔内の患部組織部位を高周波焼灼装置やレーザ装
置等の焼灼装置を用いて焼灼処置する場合には焼灼処置
によって発生する煙が腹腔内に充満して内視鏡の観察視
野を妨げることがある。
【0004】そのため、このような場合、従来は、焼灼
処置の駆動を一旦中止し、トラカールの内孔を通じて腹
腔内に導入された内視鏡や処置具等をトラカールから抜
去した後、気腹装置によって腹腔内にCO2 ガスを送気
しながら、腹腔内に通じるトラカールの内孔を通じて腹
腔内に充満する煙を外部側に自然に排出するようにして
いる。
【0005】また、ドイツ特許公報DE3706717
号に示すように、腹腔内のCO2 ガスを煙とともにポン
プを用いて積極的に吸引し、吸引したCO2 ガスを殺菌
フィルタに通して煙を除去した後、再び、腹腔内に送り
返す灌流方式によって煙を除去する構成にしたものもあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、腹腔内
に充満する煙をトラカールの内孔を通じて自然に排出す
る前者の方法では、煙が完全に排出されるまでにある程
度の時間を要するため、一旦中止した焼灼処置を再開す
るまでの時間が長くなる。そのため、全体の処置時間が
長くなって患者に苦痛を与える問題がある。
【0007】さらに、この方法では、腹腔内を拡張して
いるCO2 ガスを煙と一緒に腹腔外に排出するため、腹
腔内の圧力が低下して腹腔内の作業空間が収縮する問題
もある。したがって、腹腔内を処置に適した元の拡張状
態に戻すために再び気腹作業を行なわなくてはならず、
その作業が煩雑となる問題がある。
【0008】また、殺菌フィルタによって煙を除去する
灌流式の後者の方法では、腹腔内に送り返すCO2 ガス
の単位時間当たりの送気流量が殺菌フィルタの抵抗によ
って小さくなってしまう問題がある。そのため、この場
合も前者の場合と同様、腹腔内の圧力が低下して腹腔内
の作業空間が収縮してしまうとともに、腹腔内を元の拡
張状態に戻すまでに長い時間を要する問題がある。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、腹腔内の圧力を低下
させることなく腹腔内の煙を早期に除去できる気腹装置
の煙除去システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の煙除去システムは、腹腔内に気体を注入し
てこの腹腔内を拡張させる気腹装置と、気腹された腹腔
内で患部組織部位を焼灼処置する焼灼装置と、前記腹腔
内に発生した煙を除去する煙除去装置と、前記焼灼装置
の駆動動作に応じて前記煙除去装置と前記気腹装置とを
駆動させる制御手段とを具備したものである。
【0011】
【作用】焼灼装置の駆動時には焼灼装置の駆動動作に応
じて煙除去装置と気腹装置とを駆動し、焼灼装置の駆動
出力に略比例して腹腔内に発生する煙を煙除去装置によ
って体外に除去させるようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図4
を参照して説明する。図1に示すように本実施例の煙除
去システム1は気腹装置2と高周波焼灼装置4と吸引装
置6とを備えている。
【0013】気腹装置2は内部にCO2 ガスが充填され
たボンベ20を有している。このボンベ20には内部管
路7が接続されている。そして、ボンベ20内のCO2
ガスがこの内部管路7を通じて気腹装置2の側壁に設け
られた送気口7aに送気されるようになっている。
【0014】内部管路7の途中には送気口7aに送気す
るCO2 ガスの流量と圧力とを制御する流量−圧力制御
装置18と、内部管路7内の圧力(内部管路7と通じる
腹腔内の圧力)を測定する圧力測定装置16とが介装さ
れている。この場合、圧力測定装置16は流量−圧力制
御装置18よりも下流側に配設されている。
【0015】さらに、気腹装置2の内部には制御回路1
2が配設されている。この制御回路12には流量−圧力
制御装置18および圧力測定装置16が接続されてい
る。そして、この制御回路12は圧力測定装置16から
の測定結果と、後述する信号入力端子2aを通じて送ら
れてくる高周波焼灼装置4の駆動出力信号とに基づい
て、流量−圧力制御装置18の駆動を制御するようにな
っている。
【0016】また、気腹装置2には例えば腹壁に穿刺さ
れた後、その内孔を通じて腹腔内に内視鏡や処置具等を
案内するトラカール30が送気チューブ29を介して接
続されている。この場合、トラカール30の手元側には
このトラカール30の内孔と連通する送気口金32が突
設されている。この送気口金32には送気チューブ29
の一端が接続されている。さらに、この送気チューブ2
9の他端は気腹装置2の送気口7aに接続されている。
【0017】そして、気腹装置2から送気チューブ29
を介して送気口金32に送られるCO2 ガスは、例え
ば、送気口金32と連通するトラカール30の前記内孔
の内面と前記内孔に挿通された内視鏡等の外面との間に
形成される隙間を通じて腹腔内に送気されるようになっ
ている。
【0018】また、高周波焼灼装置4は出力信号線8を
介して気腹装置2に接続されている。この場合、高周波
焼灼装置4には第1の信号出力端子4aが設けられてい
るとともに、気腹装置2には制御回路12に接続された
信号入力端子2aが設けられている。そして、出力信号
線8の一端部は高周波焼灼装置4の第1の信号出力端子
4aに接続され、他端部は気腹装置2の信号入力端子2
aに接続されている。これにより、気腹装置2を高周波
焼灼装置4の駆動と連動させる連動手段が構成されてい
る。なお、制御回路12は、この連動手段によって、後
述するように、流量−圧力制御装置18を高周波焼灼装
置4の駆動出力に応じて制御するようになっている。
【0019】さらに、高周波焼灼装置4にはフットスイ
ッチ22が接続されている。そして、このフットスイッ
チ22を踏み込み操作することによって高周波焼灼装置
4が駆動されるようになっている。
【0020】高周波焼灼装置4は第2の出力端子4bに
接続されたコード23を介して処置具35に接続されて
いる。この処置具35の基端部側には吸引口金36およ
び入力端子37が設けられている。そして、この処置具
35の入力端子37にコード23が接続されている。
【0021】さらに、処置具35の内部には図2に示す
ように焼灼用電極40が装着されているとともに、吸引
孔42が形成されている。この焼灼用電極40の基端部
は入力端子37に接続されている。また、この焼灼用電
極40の先端部は処置具35の先端から突出されてい
る。
【0022】そして、フットスイッチ22の踏み込み動
作によって高周波焼灼装置4を駆動させて焼灼用電極4
0をコード23を介して通電加熱するようになってい
る。なお、吸引孔42の先端部は処置具35の先端で開
口されている。この吸引孔42の基端部は吸引口金36
に連結されている。
【0023】また、高周波焼灼装置4は出力信号線13
を介して吸引装置6と接続されている。この場合、高周
波焼灼装置4には第3の信号出力端子4cが設けられて
いるとともに、吸引装置6にはこの吸引装置6内のポン
プ制御回路14に接続された信号入力端子6aが設けら
れている。
【0024】そして、出力信号線13の一端部は高周波
焼灼装置4の第3の信号出力端子4cに接続され、他端
部は吸引装置6の信号入力端子6aに接続されている。
これによって、吸引装置6を高周波焼灼装置4の駆動と
連動させる連動手段が構成されている。そして、ポンプ
制御回路14は吸引装置6の吸引ポンプ26を高周波焼
灼装置4の駆動出力に応じて制御できるようになってい
る。
【0025】また、吸引ポンプ26の吸引通路27の吸
引口27aには吸引チューブ25の一端が接続されてい
る。この吸引チューブ25の他端は処置具35の吸引口
金36に接続されている。
【0026】さらに、吸引ポンプ26の吸引通路27の
吐出し側の途中部分には煙除去フィルタ24が介設され
ている。このフィルタ24には図3に示すように吸引通
路27よりも内径の小さい小径部27bが形成されてい
る。この小径部27bとその前後の吸引通路27によっ
て形成される大径部27aとの間にはテーパー部45が
それぞれ形成されている。さらに、小径部27bには2
枚の金属製の電極46a,46bが対向配置されてい
る。そして、これら電極46a,46b間に高電圧を印
加することにより、吸引通路27を通じて送られてくる
煙を含んだCO2ガスから煙の粒子をろ過して煙を除去
する構成になっている。例えば、煙を含んだCO2 ガス
がこの電極46a,46b間を通過すると、煙の粒子が
一方の電極に引き寄せられて煙が除去されるようになっ
ている。
【0027】次に、上記構成の煙除去システム1の動作
について説明する。内視鏡の観察下において腹腔内で焼
灼治療を行なう場合は、まず、トラカール30を腹壁に
突き刺して処置すべき腹腔内に導入する。そして、この
トラカール30を介して気腹装置2から腹腔内にCO2
ガスを注入してこの腹腔内を拡張させる。この際、ガス
ボンベ20からのCO2 ガスは、圧力測定装置16で腹
腔内圧が監視される状態で、流量−圧力制御装置18に
より送気される。
【0028】腹腔内の圧力が所定の圧力に達した状態
で、トラカール30の内孔を通じて内視鏡および処置具
35を拡張された腹腔内に導入する。次に、腹腔内の圧
力が所定の圧力に保持されている状態で、患部組織の焼
灼処置を行なう。これは、フットスイッチ22を踏み込
み操作することによって行なわれる。
【0029】ここで、フットスイッチ22が踏み込まれ
ると、高周波焼灼装置4が作動し、処置具35の先端の
焼灼用電極40に高周波電流が流れる。この状態で電極
40を患部組織に接触させれば患部組織が焼灼される。
この焼灼処置で発生する煙は以下のようにして除去され
る。
【0030】すなわち、フットスイッチ22が踏み込み
操作されると同時に、高周波焼灼装置4の出力量信号が
出力信号線13を介して吸引装置6のポンプ制御回路2
2に入力される。ポンプ制御回路22は、この入力信号
によって、ポンプ20を高周波焼灼装置4の駆動出力に
応じた吸引量で駆動させる。これにより、焼灼用電極4
0から発生した煙はCO2 ガスとともに吸引孔42内に
吸引され、吸引チューブ25を介して吸引装置の吸引通
路27内に吸引される。吸引通路27内に吸引された煙
を含むCO2 ガスは、フィルタ24の電極46a,46
b間で煙のみが除去された後、吸引装置6の外部に排出
される。
【0031】また、CO2 ガスの吸引に伴う腹腔内圧の
減少に対応できるように、高周波焼灼装置4の作動(フ
ットスイッチ22が踏み込み操作される)と同時に、高
周波電流の出力量信号が出力信号線8を介して気腹装置
2の制御回路12に入力される。制御回路12は、この
入力信号によって、流量−圧力制御装置18を制御して
高周波焼灼装置4の駆動出力に応じた、言い換えれば、
吸引装置の吸引量に応じた流量のCO2 ガスを送気す
る。これによって、腹腔内の圧力を低下させることなく
腹腔内の煙を早期に除去できる。
【0032】図4にこの動作のタイムチャートを示す。
図示のように、高周波焼灼装置4が動作を始めてから一
定時間(t3 −t1 )経過後に吸引装置6と気腹装置2
が同時に駆動される。また、高周波焼灼装置4が動作を
停止してから一定時間(t4−t3 )経過後に吸引装置
6と気腹装置2の動作が停止される。なお、図4は制御
の例であり、焼灼装置4の出力量の増加にともない気腹
装置2と吸引装置6の出力を増加させてもよい。
【0033】以上説明したように、本実施例の煙除去シ
ステム1は、気腹を行ないながら、1つのフットスイッ
チ22の踏み込み操作で焼灼と同時に排煙を行なうこと
ができる。そのため、腹腔内の圧力を低下させることな
く、腹腔内の煙を容易かつ早期に除去できる。また、こ
れによって手術時間を短縮できる。
【0034】また、図5(a),(b)は本発明の第2
の実施例を示すものである。図5の(a)に示すよう
に、本実施例の煙除去システム50は、第1の実施例の
吸引装置6において、吸引ポンプ26の吸引側に位置す
る吸引通路27の途中部分に煙センサー51を取り付け
て煙を監視するようにしたものであり、その他の構成は
第1の実施例と同一である。
【0035】煙センサー51は図5の(b)に示すよう
に吸引通路27内にLED53とフォトダイオード55
などの受光素子を対向して設けることにより構成され
る。LED53からの光をフォトダイオード55が電流
に変換し、煙により光が遮られることで煙の存在が認識
される。
【0036】本実施例の構成において、ポンプ制御回路
14は、第1の実施例と同様、高周波焼灼装置4の駆動
出力に応じた吸引量でポンプ20を駆動させるが、高周
波焼灼装置4の駆動が停止された後は煙センサー51の
検知信号に応じて吸引ポンプ26を駆動制御する。すな
わち、第1の実施例と同様、焼灼装置4が停止した後も
吸引動作が続けられるが、この吸引動作は煙センサー5
1の監視によって煙が無くなったことが検知されるまで
続けられる。
【0037】なお、吸引装置6を焼灼装置4と連動させ
ることなく独立に駆動し、吸引装置6によって腹腔内の
CO2 ガスを常に少量ずつ吸引しながら煙センサー51
による煙の監視を行ない、煙を検知した場合に吸引量を
増加させて煙の早期除去を行なうようにしてもよい。こ
の場合は、腹腔内の圧力が低下しないように気腹装置2
を吸引装置6の吸引量に応じて駆動させることは言うま
でもない。
【0038】図6は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。本実施例の煙除去システム60は、第1の実施例
の吸引装置6とは異なる構成の吸引装置65を設けたも
のである。すなわち、本実施例の吸引装置65は第1の
実施例の吸引装置6のように吸引ポンプ26を使用する
代わりに病院内の壁吸引を使用したものである。なお、
吸引装置65を除くその他の構成は第1の実施例と同一
である。
【0039】ここで、吸引装置65の内部には弾性体か
らなる吸引通路27の途中に介設され、締め付け量の変
化にともないこの吸引通路27からのCO2 ガスの吸引
量を制御するピンチバルブ62と、このピンチバルブ6
2の締め付け量を制御する制御回路61とが設けられて
いる。
【0040】また、吸引通路27の排出口66には連結
チューブ67の一端部が連結されている。この連結チュ
ーブ67の他端部は病院内の壁吸引設備である壁吸引口
64に連結されている。そして、吸引装置65の排出口
66と壁吸引口64との間はこの連結チューブ67によ
って接続されている。
【0041】さらに、吸引装置65には制御回路61に
接続された入力端子65aが設けられている。この入力
端子65aには高周波焼灼装置4の出力信号線13が接
続されている。
【0042】そして、ピンチバルブ62の締め付け量は
制御回路61によって高周波焼灼装置4の駆動出力に応
じた量に制御される。すなわち、焼灼装置4の出力量の
増加にともない、ピンチバルブ62の締め付け量が小さ
くなり、CO2 ガスの吸引量が増加される。
【0043】なお、ピンチバルブ62は吸引通路27の
開閉のみを行なうものであってもよいが、上記のごとく
締め付け量を変えることにより、吸引通路27からのC
2ガスの吸引量を制御するものであることが好まし
い。
【0044】また、図7(a),(b)は本発明の第4
の実施例を示すものである。図7の(a)に示すよう
に、本実施例の煙除去システム70は、第1の実施例の
高周波焼灼装置4をレーザ装置72に置き換えたもので
あり、その他の構成は第1の実施例と同一である。な
お、図中、出力端子72a,72b,72cと入力端子
73と吸引口金74は、第1の実施例の高周波焼灼装置
4の出力端子4a,4b,4cと入力端子37と吸引口
金36に対応するものである。また、この場合、処置具
72には、図7の(b)に示すように、レーザー導光用
ファイバー76の先端部76aの近傍に吸引孔75の開
口が設けられる。
【0045】図8は本発明の第5の実施例を示すもので
ある。本実施例の煙除去システム80は、第1の実施例
の吸引装置6を噴霧装置85に置き換えたものであり、
噴霧装置85を除くその他の構成は第1の実施例と同一
である。
【0046】すなわち、噴霧装置85の信号入力端子8
5aと高周波焼灼装置4の信号出力端子4cとを電気的
に接続し、噴霧装置85の噴霧口84aと処置具35の
内孔42をチューブ25によって接続する。噴霧装置8
5内においては、生理食塩水タンク83からの管路84
を噴霧発生器82を介して噴霧口84aに接続する。ま
た、制御回路81と噴霧発生器82とを電気的に接続す
る。
【0047】上記構成の煙除去システム80は、フット
スイッチ22が踏み込まれて高周波焼灼装置4が出力を
開始すると同時に、高周波焼灼装置4からの出力信号に
より制御回路81が噴霧発生器82を動作させる。タン
ク83から送られる生理食塩水は、噴霧発生器82によ
り細かい霧状にされた後、チューブ25を通って処置具
35へ送られ、処置具35の先端から腹腔内に発生した
煙に向かって噴射される。この霧は煙の粒子を吸着した
後、次第に下方へ向かい沈着する。また、霧の発生量は
高周波焼灼装置4の出力量に合わせて増減される。
【0048】そこで、本実施例では、上記各実施例のよ
うに吸引を行なわずに除煙できる。そのため、格別に気
腹装置2との連動の必要性がなく、簡単な制御で術野を
確保できる。
【0049】なお、本実施例では、噴霧装置85によっ
て霧を発生させたが、図9に示すように、処置具35に
噴霧機能を持たせた処置具90によって霧を発生させて
もよい。
【0050】すなわち、図示のように、ポンプ93によ
ってタンク92内の生理食塩水をチューブ25を介して
処置具90に送り、処置具90の内孔42の先端に設け
たノズル98によって生理食塩水を霧状にするものであ
る。
【0051】このノズル98は、霧吹き器のノズルと同
じ構造であり、圧力をかけることで生理食塩水を霧状に
変化させる。また、ポンプ93は高周波焼灼装置4から
の出力信号に同期して制御回路91により制御される。
なお、本実施例においても、高周波焼灼装置4をレーザ
装置72に置き換えることが可能である。
【0052】また、図10は本発明の第6の実施例の煙
除去システムを示すものである。本実施例は気腹装置と
吸引装置とを一体化したものである。なお、図10中
で、101は気腹装置、102はこの気腹装置101に
組み込まれた吸引制御部、103は高周波焼灼装置であ
る。
【0053】さらに、104a,104bは図示しない
カートに搭載された2本のガスボンベである。これらの
ガスボンベ104a,104bは3方の手動切り換え弁
105を介して高圧ホース106により、気腹装置10
1のガス入口107Aに接続されている。この場合、手
動切り換え弁105の切換え操作にともないガスボンベ
104a,104bのいずれか一方が選択的に気腹装置
101側に接続されるようになっている。
【0054】また、気腹装置101の内部管路107に
は上流(ガス入口107A)側から順にボンベ圧センサ
108、1次減圧器109、安全弁110、閉止バルブ
111が順次配設されている。
【0055】ここで、ボンベ圧センサ108は0〜10
0kgf/cm2 の範囲のボンベ圧が測定できるものである。
このボンベ圧センサ108は気腹装置101の内部に配
設された制御回路135に接続されている。そして、こ
のボンベ圧センサ108で測定された圧力値は制御回路
135に入力され、気腹装置101の図示しない表示パ
ネルに表示されるようになっている。
【0056】また、1次減圧器109は気腹装置101
に接続されている側のボンベ104a(または104
b)から供給される約60kgf/cm2 の供給ガスの圧力を
約3kgf/cm2 に減圧するものである。さらに、安全弁1
10は動作圧力が約5kgf/cm2に設定されたものであ
る。また、閉止バルブ111は気腹装置101の内部管
路107を開閉操作するものである。
【0057】さらに、内部管路107には閉止バルブ1
11の下流側に第1の分岐部112が設けられている。
そして、内部管路107はこの第1の分岐部112で2
又状に分岐されており、第1の分岐管路107Bと第2
の分岐管路107Cとが形成されている。
【0058】また、第2の分岐管路107Cは2次減圧
器113およびこの2次減圧器113の下流側の安全弁
114が順次配設されている。ここで、2次減圧器11
3は減圧値が350mmHgに設定されたものである。さら
に、安全弁114は動作圧約400mmHgに設定されたも
のである。
【0059】また、第2の分岐管路107Cの下流側の
連結端部は外部チューブ接続用のカプラ115に連結さ
れている。このカプラ115は外部チューブ116の接
続時にはガスを通すが、外部チューブ116の脱却時に
はガスの流通を遮断するコネクタによって形成されてい
る。
【0060】なお、カプラ115に接続される外部チュ
ーブ116の下流側は2又状に分岐されている。そし
て、一方の分岐管路116Aは「送気用コネクタに接続
された生理食塩水のバック」を加圧するカフバック16
1に接続され、他方の分岐管路116Bは図示しないシ
ースの送気用コネクタに直接接続されている。なお、シ
ースの先端面には観察光学系のレンズ面の方向に向けた
ノズルが設けられている。
【0061】また、第1の分岐管路107Bには2次減
圧器118およびこの2次減圧器118の下流側の流量
センサ119が順次配設されている。ここで、2次減圧
器118は減圧値が約100mmHgに設定されている。さ
らに、流量センサ119は0〜20l/min の範囲の流量
を測定できるものである。この流量センサ119は制御
回路135に接続されている。
【0062】また、第1の分岐管路107Bにおける流
量センサ119の下流側は第2の分岐部120に連結さ
れている。この第2の分岐部120から管路は3方(第
3〜第5)の分岐管路107B1 ,107B2 ,107
3 に分岐され、各分岐管路107B1 ,107B2
107B3 の下流側の連結端部は集合部121で再び1
つの管路に集合される。
【0063】この場合、第3の分岐管路107B1 の流
量は2l/min 、第4の分岐管路107B2 の流量は8l/
min 、第5の分岐管路107B3 の流量は16l/min に
それぞれ設定されている。
【0064】ここで、第3の分岐管路107B1 には第
1バルブ123が介設されている。そして、この第1バ
ルブ123内に設けられている絞りにより、この第3の
分岐管路107B1 は瞬間流量が2l/min の設定流量と
なるように調節されている。
【0065】また、第4の分岐管路107B2 には第2
バルブ125、タンク126、第3バルブ128が順次
連結されている。なお、タンク126は約300ccの
容積を持つもので、このタンク126には第1の圧力セ
ンサ127が接続されている。この第1の圧力センサ1
27は制御回路135に接続されている。そして、第3
バルブ128内の絞りにより、この第4の分岐管路10
7B2 は瞬間流量が8l/min の設定流量となるように調
節されている。
【0066】さらに、第5の分岐管路107B3 には第
4バルブ130が介設されている。そして、この第4バ
ルブ130内に設けられている絞りにより、この第3の
分岐管路107B1 は瞬間流量が16l/min の設定流量
となるように調節されている。
【0067】また、第1の分岐管路107Bにおける集
合部121の下流側には圧力スイッチ131、第2の圧
力センサ132、リリーフバルブ133が順次設けられ
ている。さらに、この第1の分岐管路107Bの下流側
の連結端部は送気口134に連結されている。
【0068】なお、第1〜第4バルブ123,125,
128,130、リリーフバルブ133、第1、2の圧
力センサ127,132はそれぞれ制御回路135に接
続されている。また、送気口134には気腹チューブ1
72が接続されている。この気腹チューブ172は人体
Hに刺入されたトラカール171に接続されている。さ
らに、気腹装置101の制御回路135にはフットスイ
ッチ136が接続されている。
【0069】また、吸引制御部102には排煙用チュー
ブ141が設けられている。この排煙用チューブ141
の途中にはこの排煙用チューブ141を開閉操作するピ
ンチバルブ142が介設されている。このピンチバルブ
142は制御回路135に接続されている。
【0070】さらに、排煙用チューブ141の基端部は
分岐部146を介して吸引手段143の吸引瓶144に
接続されている。この吸引瓶144は手術室の壁吸引器
(吸引源)145に接続されている。また、排煙用チュ
ーブ141の先端部は高周波焼灼装置103の処置具1
51に接続されている。
【0071】また、高周波焼灼装置103の内部には制
御回路152が配設されている。この制御回路152は
信号線153を介して気腹装置101の制御回路135
と接続されている。さらに、この制御回路152には高
周波焼灼装置103のオン−オフ操作用のフットスイッ
チ154が接続されている。
【0072】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、気腹動作時には術者によって気腹装置101の図
示しない操作パネル上で圧力と流量とが設定される。続
いて、STARTボタンが押されると送気が開始され、
STOPボタンが押されると送気が停止される。
【0073】ここで、送気制御について説明する。ま
ず、患者の腹腔圧P1 を測定し、設定圧P0 と腹腔圧P
1 との圧力差に応じて気腹装置101の内部管路107
の第2の分岐管路107Cにおける第3〜第5の分岐管
路107B1 ,107B2 ,107B3 のいずれかの管
路の選択と送気時間(一定時間内でのバルブの開の時
間)の設定とが行なわれる。
【0074】これは、例えば、腹腔圧P1 と設定圧P0
との圧力差が大きい場合には高速で気腹を行ない、その
圧力差が小さい場合には気腹用ガスの流量を落として精
度よく気腹するための動作である。
【0075】すなわち、送気動作の開始時にSTART
ボタンが押されると、まず気腹用ガスの流量が8l/min
の第4の分岐管路107B2 のタンク126と圧力セン
サ127とにより、後述する腹腔圧の算出法にもとづい
て腹腔圧P1 が測定される。そして、この腹腔圧P1
測定値が制御回路135に読み込まれる。
【0076】制御回路135では読み込まれた腹腔圧P
1 と設定圧P0 とを比較して次の判断値Kにより、第3
〜第5の分岐管路107B1 ,107B2 ,107B3
のいずれかの管路の選択とバルブの開時間とが決定され
る。
【0077】K=(P0 −P1 )×0.2 ここで、管路の選択については判断値Kが1以上の場合
には流量が16l/minの第5の分岐管路107B3 が選
択される。さらに、判断値Kが0.25から1の間の場
合には流量が8l/min の第4の分岐管路107B2 、ま
た、判断値Kが0.25以下の場合には流量が2l/min
の第3の分岐管路107B1 がそれぞれ選択される。
【0078】また、バルブの開の時間については例えば
流量が16l/min の第5の分岐管路107B3 が選択さ
れている場合には判断値K=第4バルブ130のバルブ
開時間に設定され、流量が8l/min の第4の分岐管路1
07B2 が選択されている場合には判断値K×2=第3
バルブ128のバルブ開時間に設定され、流量が2l/mi
n の第3の分岐管路107B1 が選択されている場合に
は判断値K×8=第1バルブ123のバルブ開時間に設
定される。なお、各バルブの開時間の最大値は2秒に制
限されている。
【0079】さらに、設定圧P0 と腹腔圧P1 との圧力
差がある値、例えば0.5mmHg以下になった場合には気
腹動作を中断し、第1の圧力センサ127で腹腔圧P1
を監視し続ける。
【0080】なお、流量設定はHIポジション,LOW
ポジション,VARIABLEポジションのいずれか1
つが選択できるようになっている。そして、VARIA
BLEポジションでは平均流量で1〜10l/min の間で
1l/min 毎に選択できるようになっている。
【0081】また、HIポジション設定では上記VAR
IABLEポジションにおける平均流量が10l/min に
制御され、LOWポジション設定では上記VARIAB
LEポジションにおける平均流量が1l/min に制御され
る。
【0082】さらに、選択された流量が小さい場合で、
前記判断値Kが2の場合はバルブ開時間を2秒より短く
する。例えば、9l/min が選択されている場合には瞬間
流量が16l/min の第5の分岐管路107B3 が選択さ
れるため、第4バルブ130のバルブ開時間を約1.7
秒(閉時間約1.3秒)に設定すると平均流量は9l/mi
n となる。
【0083】この際、抵抗の大きな、例えば気腹針を接
続したような場合には流量が16l/min の第5の分岐管
路107B3 を選択しても、瞬間流量は約4l/min にし
か達しない。このため、これを流量センサ119で検出
し、実際の流量が設定流量に近づくように(第4バルブ
130のバルブ開時間を長くして)制御する。ただし、
第4バルブ130のバルブ開時間は最大でも2秒に制限
される。
【0084】また、圧力測定動作は送気動作中のバルブ
が閉の区間で行なわれる。この圧力の測定方法は次のよ
うに行なわれる。まず、流量が8l/min の第4の分岐管
路107B2 において、第2バルブ125を開、第3バ
ルブ128を閉として、タンク126にCO2 ガスの充
填を行なう。この時、タンク126の圧力を第1の圧力
センサ127により監視して、所定の圧力(例えば50
mmHg)になったなら、第2バルブ125を閉じる。
【0085】その後、第3バルブ128を開放してタン
ク126内のガスを放出し、その時の圧力降下の特性に
より、腹腔圧力を算出するものである。通常、腹腔圧の
測定は管路中のガスの流れを完全に止めた時点、言い換
えれば腹腔圧P1 と管路内圧が等しくなった時点で計測
する必要がある。
【0086】本発明によれば流れを停止する事なく腹腔
圧P1 が測定できるため、効率の良い送気が行なえる。
尚、流量が8l/min の第4の分岐管路107B2 が選択
されている場合には第2バルブ125と第3バルブ12
8とを同時に開放して行なう送気動作と、上記方法で行
なう腹腔圧力の測定動作とが交互に行なわれる。
【0087】また、腹腔内の排煙動作は次のように行な
われる。まず、フットスイッチ154を踏んで、高周波
焼灼装置103で焼灼を行なう際の排煙動作は前実施例
の通りである。
【0088】ここでは、吸引制御部102のピンチバル
ブ142と、気腹装置101の動作について述べる。排
煙時の動作は気腹動作とは異なり、腹腔内の圧力が設定
値に達している場合でも高速での送気が行なわれる。
【0089】まず、フットスイッチ154が押される
と、高周波焼灼装置103の設定出力に応じた信号が気
腹装置101の制御回路135に伝達される。制御回路
135ではこの信号を基に、適切な送気量と吸引量とを
決定する。決定された送気量と吸引量に基づき第3〜第
5の分岐管路107B1 ,107B2 ,107B3 のい
ずれかの管路の選択とバルブの開時間の決定、及びピン
チバルブ142の動作条件を決定する。
【0090】さらに、この結果に基づき各バルブを駆動
する。まず最初に吸引用ピンチバルブ142を短時間
(例えば約0.5秒)開く。ここで、腹腔内の圧力が吸
引により下降されることが検知され、確実に吸引が行な
われている状態が確認された時点で、送気と吸引とが同
時に行なわれる(例えば1秒間)。
【0091】この後、再び腹腔圧を測定するが、前回の
測定値と比較して、腹腔圧P1 が設定圧P0 を超えて上
昇していれば、次の動作では吸引時間を長くし、逆に、
腹腔圧が下がっていれば送気時間を長くすることによ
り、腹腔圧P1 を設定圧P0 を保ちつつ腹腔内に生じた
煙を高速に除去する。
【0092】なお、上記の様に圧力の検出値のみで制御
する方法の他に、吸引制御部102内の管路中に流量計
を設け、この流量計によって吸引量を測定し、送気管路
内の流量計119で計測した値と比較して両者を同流量
になるように制御しながら排煙する方法も考えられる。
【0093】また、制御信号線153を接続できない、
すなわち気腹装置101と連動制御できない高周波焼灼
装置103を使用する場合には気腹装置101にフット
スイッチ136を接続し、煙が発生した場合にはこのフ
ットスイッチ136を踏む事により、上記の排煙動作を
行なうことも可能である(但し、この場合には送気、吸
引量は高周波焼灼装置103の出力には関係しない一定
値となる)。なお、排煙用チューブ141は処置具15
1ではなくトラカール171の接続口(図示せず)に接
続することも可能である。
【0094】また、腹腔過圧時には上記吸引制御部10
2の排煙用チューブ141によって次のような吸引動作
が行なわれる。すなわち、腹腔圧P1 が設定圧P0 に対
して所定圧力以上(例えば5mmHg以上)上昇した腹腔過
圧の場合には吸引制御部102の排煙用チューブ141
によって処置具151を通して腹腔内のガスを自動的に
吸引する動作が行なわれる。この吸引動作は腹腔圧P1
が設定圧P0 に下がるまで行なわれる。
【0095】また、腹腔過圧状態と気腹チューブ172
のチューブ閉塞状態の判別動作は次のように行なわれ
る。ここで、腹腔圧P1 の測定値が所定の上限圧力値以
上(例えば設定圧P0 +5mmHg以上)になるのは、腹腔
が過圧状態の場合と気腹チューブ172が閉塞している
状態で送気した場合とに分けられる。
【0096】そこで、腹腔圧P1 の測定値が所定の上限
圧力値以上に上昇した状態が発生した場合には、まずリ
リーフバルブ133を所定時間(例えば100msec)開
放する。これにより、気腹チューブ172内のガスが少
量リリーフされる。
【0097】ここで、気腹チューブ172が閉塞されて
いる場合には気腹チューブ172内の閉塞部位からリリ
ーフバルブ133までの間のガスが一瞬で抜け、第2の
圧力センサ132で検出される圧力が低下する。これに
対して、腹腔過圧の場合には気腹チューブ172の容量
に対して腹腔内の容量が大幅に大きいので、少量のリリ
ーフ後も、第2の圧力センサ132で検出される管路の
圧力は低下しない。
【0098】そのため、リリーフバルブ133を所定時
間(例えば100msec)開放した後の第2の圧力センサ
132からの検出圧力の低下状態によって両者を判別す
る事が出来る。そして、腹腔過圧の場合には警告を発す
ると共にピンチバルブ142を開き、吸引制御部102
の排煙用チューブ141によって処置具151を通して
腹腔内の吸引動作が行なわれる。また、気腹チューブ1
72の閉塞の場合にはその旨の警告が発せられるように
なっている。
【0099】また、患者の腹腔圧P1 の測定は基本的に
はタンク126に接続された第1の圧力センサ127に
より行なうが、圧力測定時におけるタンク126内の圧
力降下状態と送気管路に直接接続した第2の圧力センサ
132の圧力降下状態には相関関係があるため、両者の
出力値を比較して一致していることを確認することによ
り、両者が共に正常であることを確認できる。
【0100】ここで、第1の圧力センサ127の出力と
第2の圧力センサ132の出力とが一致しない場合には
どちらかに異常がある状態と判断されるので、送気を中
断できる。
【0101】さらに、気腹針接続時は気腹装置101の
送気ガスの流れに対する抵抗が大きいので、気腹装置1
01の内部管路107の上流側の管路圧は高くなる。そ
のため、第2の圧力センサ132によって検出される管
路内の圧力が50mmHgを超える状態が検出された場合に
は送気ガスの流量を下げる(送気時間を短くする)等の
手段を施すことにより、気腹針接続時における穿刺時の
合併症(例えば、トラカール171の針先が腹腔内でな
く、皮下に刺さっている場合等)を軽減することができ
る。
【0102】また、圧力スイッチ131は2次減圧器1
18の故障により、気腹装置101内の管路中の圧力が
2次減圧器118の設定圧(例えば100mmHg)以上と
なる場合に信号を出力し、その後の送気動作を中断する
安全手段として使用される。
【0103】そこで、本実施例では気腹装置101内に
吸引制御部102を配したので、場所を取らず、チュー
ブ類の配管状態もすっきりしたシステムを提供できる。
そのため、手術及びその準備、片付けの作業が効率よく
行なえる効果がある。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の気腹装置
の煙除去システムは、腹腔内の圧力を低下させることな
く、焼灼装置の駆動出力に略比例して発生する煙を高周
波焼灼装置の駆動動作に応じて駆動する煙除去装置と気
腹装置とによって確実に除去することができる。特に、
煙除去装置の出力に応じて気腹装置を駆動させることに
より、腹腔内の圧力を低下させることなく、腹腔内の煙
を容易かつ早期に除去することができる。また、これに
よって手術時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す煙除去システム
の概略構成図。
【図2】 処置具の内部構造を示す概略構成図。
【図3】 除煙フィルタの構成を示す縦断面図。
【図4】 煙除去システムの駆動態様の一例を示すタイ
ムチャート。
【図5】 本発明の第2の実施例を示すもので、(a)
は煙除去システムの概略構成図、(b)は煙センサーの
概略構成図。
【図6】 本発明の第3の実施例を示す煙除去システム
の概略構成図。
【図7】 本発明の第4の実施例を示すもので、(a)
は煙除去システムの概略構成図、(b)は処置具の内部
構造を示す概略構成図。
【図8】 本発明の第5の実施例を示す煙除去システム
の概略構成図。
【図9】 第5の実施例の変形例を示す煙除去システム
の概略構成図。
【図10】 本発明の第6の実施例を示す煙除去システ
ムの概略構成図。
【符号の説明】
1…煙除去システム、2…気腹装置、4…焼灼装置、6
…吸引装置(煙除去装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 碓井 健夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 備藤 士郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷川 廣治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腹腔内に気体を注入してこの腹腔内を拡
    張させる気腹装置と、気腹された腹腔内で患部組織部位
    を焼灼処置する焼灼装置と、前記腹腔内に発生した煙を
    除去する煙除去装置と、前記焼灼装置の駆動動作に応じ
    て前記煙除去装置と前記気腹装置とを駆動させる制御手
    段とを具備したことを特徴とする気腹装置の煙除去シス
    テム。
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