JP3236067B2 - 気腹装置 - Google Patents

気腹装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、近年頻繁に行なわれる
ようになってきた腹腔鏡下の外科手術において、術野を
確保するための気腹装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、開腹手術に代わって患者への侵襲
の少ない手術として、腹腔鏡下外科手術が増加してい
る。腹腔鏡下胆のう摘出手術(以下ラパコレと称する)
を例にとると、先ず患者の臍下部に気腹針を刺入し、こ
れに気腹チュ−ブを介して接続した気腹装置からCO2
ガスを注入して腹腔を膨ませる。次に気腹針を抜き、同
じ穴から穴を拡張しつつ太径のトラカ−ルを刺入する。
【0003】このトラカ−ルにTVカメラを装着した腹
腔鏡を挿入して、腹腔内を観察可能とする。その後、さ
らに2〜3本のトラカ−ルを観察下に刺入して手術の準
備が完了する。手術は常に腹腔鏡の観察下で、トラカ−
ルからハサミ、鉗子、電気メス、レ−ザ−、縫合具等を
挿入して行う。この間、気腹チュ−ブは腹腔鏡を挿入し
ているトラカ−ルの送気口に接続されており、漏れたガ
スを補って常に一定の腹腔圧を保つように、CO2 ガス
が腹腔内に送気される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなラパコレ手
術において、胆管、胆のう動脈を露出させて結紮または
クリップした後、電気メスまたはレ−ザ−で胆管、胆の
う動脈を切断する際に、しばしば多量の煙が発生する。
この煙はTVモニタでの観察を阻げ、煙を排除するため
にはトラカ−ルの栓を開き、煙が晴れるのを待つ必要が
あり、手術を一時中断せざるおえないという問題があ
る。
【0005】また、特開昭61−141340号公報、
特公平3−49486、平3−49490号公報等に開
示された吸引設備を利用して、短時間に煙を吸い出すこ
とも行われるが、煙と同時に気腹ガス(CO2 ガス)も
大量に吸引され、気腹速度が間に合わなくなって、患者
の腹腔がしぼみ、術野が確保できず、やはり手術が中断
することがある。これは、特に手術室に設けられた大容
量の吸引設備を用いた時によく発生している。
【0006】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的は術野を確保するために高速で腹腔内
の排煙を行なっても、常に一定の腹腔圧を維持して安全
に手術が継続できる気腹装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の気腹装
置は、所定の気体を送気する送気手段と、前記送気手段
に一端が接続されるとともに、他端が腹腔内に挿入され
て前記気体を腹腔内に注入する送気管路と、前記送気管
路で注入された前記気体によって拡張される前記腹腔内
に一端が挿入される排気管路と、前記排気管路の他端が
接続され、前記排気管路から前記腹腔内の気体を吸引す
る吸引手段と、前記送気管路の流量を計測する第1の流
量計測手段と、前記排気管路の流量を計測する第2の流
量計測手段と、前記第1の流量計測手段で計測された計
測値と、前記第2の流量計測手段で計測された計測値と
の差分を算出する差分算出手段と、前記差分算出手段で
算出された前記差分値に基づき、前記送気手段を制御す
る流量制御手段とを具備することを特徴としている。
【0008】従って本発明では、短時間で視野を確保す
るために高速で排煙を行うと同時に、送気流量を増加さ
せ、また腹腔圧を常に監視することにより吸引量と送気
量の少なくとも一方を制御し、常に排煙と送気を均衡さ
せながら腹腔圧を設定値に維持する。
【0009】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。
【0010】図1は、本発明の第1実施例に係わる高速
気腹装置の構成を示すと共に、気腹針による初期の気腹
が完了し、気腹針がトラカ−ルに変更され、本発明の高
速気腹装置が装着され、TVモニタを観察しながら手術
を開始した状態を示している。
【0011】図1に示すように高速気腹装置には、腹腔
内へ送気する送気手段としてガスボンベ1が設けられ、
ガスボンベ1には、1次減圧器2、流量制御器3、流量
検知器4が順次接続され、さらに、バルブ6を介して送
気口7に接続されている。流量制御器3と流量検知器4
は制御部15に電気的に接続されている。
【0012】このように構成された送気経路は、ガスボ
ンベ1から高圧のCO2 ガスを1次式減圧器2により減
圧し、流量制御器3で適性な流量(通常3■/min)
が得られるように調節し、流量検知器4とバブル6を経
て送気口7にガスを送るようになっている。また、送気
口7は、送気チュ−ブ40により患者9に刺入されたト
ラカ−ル8に接続されている。
【0013】バルブ6と送気口7との間の送気管路42
には、圧力検知器5が設けられており、腹腔圧を常時モ
ニタすることができる。そして、圧力検知器5は制御部
15に電気的に接続され、腹腔圧のモニタ結果は制御部
15で判断され、設定値に達するまで又は下回った時に
はバブル6を開いてガスを注入し、設定値に達したとき
又は上回った時にはバブル6を閉じて送気を停止するよ
うになっている。つまり、バルブ6のオン・オフにより
腹腔圧を設定値に保つように制御される。
【0014】一方、患者9に刺入された吸気トラカ−ル
10は、吸気チュ−ブ44を介して吸気口11に接続さ
れ、吸気口11は、フィルタ12と流量検出器13を介
して吸引ポンプ14に接続されている。そして、流量検
出器13と吸引ポンプ14は、制御部15に電気的に接
続されている。また、制御部15にはフットスイッチ1
7が接続されている。
【0015】次に、このように構成された高速気腹装置
の動作について説明する。
【0016】腹腔内の手術が進行して胆のう切離や胆床
からの剥離の段階になると、電気メスやレ−ザ−が使用
され、腹腔内に煙が発生し、術者の観察視野が損なわれ
る。そこで、術者がフットスイッチ17を踏むと、吸引
ポンプ14が作動し、患者9の腹腔に刺入した吸気トラ
カ−ル10、吸気チュ−ブ44、吸気口11を介して煙
がCO2 ガスと共に吸引除去される。
【0017】この煙は電気メスまたはレ−ザ−により焼
灼、蒸散した切離組織の一部であり、これに菌や癌組織
が付着しているという報告もあるので、外部への排出の
前にフィルタ12を通して排出ガスを清浄化している。
そして、フィルタ12を通過した煙は、流量検出器13
と吸引ポンプ14を通って、排気口16から排気され
る。
【0018】排煙の流量は流量検出器13により測定さ
れ、配管の詰りやチュ−ブ折れなどなく排出が行なわれ
ていると制御部15で判断された場合には、流量制御器
3を高流量送気に切り換え、バルブ6を開いて送気が開
始され、腹腔圧が維持される。
【0019】この間にも、圧力検知器5により腹腔圧が
モニタされ、送気量が多く腹腔圧が設定値より高くなる
とバルブ6を閉じ、吸引量が多く設定値より大巾に低く
なると、吸引ポンプ14を停止または低流量運転に切り
換えて腹腔圧を一定に維持する。
【0020】本実施例の高速気腹装置では、以上のよう
にして高速で排煙を行い、短時間で術者の視野を回復し
ても、高速でCO2 ガスが補充され腹腔圧は設定値に維
持される。さらに、排煙経路の流量をモニタして、詰ま
りなどにより排煙が停止し、または排煙量が少なく過送
気となって、腹腔圧が大巾に設定値を超える可能性があ
る場合には、送気を高速から低速に戻すなどの安全対策
をこうじることができる。
【0021】図2は、本発明の第2実施例を示してい
る。
【0022】この実施例は、第1実施例の高速気腹装置
をより具体化したものであり、相違点のみについて説明
する。なお、第1実施例と同一の機能を有する部材には
同一の符号を付している。
【0023】本実施例では、ガスボンベ1と1次減圧器
2とを接続している配管に、ガスボンベ1の残量を確認
するためのボンベ圧計18が接続されている。そして、
1次減圧器2と2次減圧器20の間には1次バルブ19
が設けられ、万一の時にはCO2 ガスの供給を遮断する
ようになっている。また、2次減圧器20の後には2次
バルブ21が設けられ、この送気経路の開閉を行う。さ
らに、2次バルブ21は、流量計22、流量調整器2
3、バルブ6を通って送気口7に連通している。送気口
7から吸気口11までは第1実施例と同様に接続され
る。
【0024】2次減圧器24、2次バルブ25、流量計
26、及び流量調整器27で構成される第2の送気経路
は、上記第1の送気経路と対をなして平行に設けられ、
第1の送気経路が高流量経路、第2の経路が中・低流量
経路を構成し、2次バルブ21と2次バルブ25の選択
的な開閉により任意に選択することができる。
【0025】一方、吸気経路におけるフィルタ12に
は、孔の直径が0.2μm程度のメッシュフィルタ−が
用いられ、細菌類を完全に捕捉すると同時に、より大き
い煙粒子を捉え、排出ガスを清浄化することができる。
【0026】また、流量検出器13と吸引ポンプ14と
の間の管路には、第1吸引バルブ28が設けられ、この
管路から分岐されて大気中に開口する分岐管路30に
は、第2吸引バルブ29が設けられている。そして、第
1吸引バルブ28を開閉することにより排煙のオン・オ
フが制御できるようになっている。つまり、第2吸引バ
ルブ29は、第1吸引バルブ28と相補的に動作し、第
1吸引バルブ28が開いて排煙している時には閉じ、第
1吸引バルブ28が閉じると開いて大気に開放している
開口から空気を吸引する。この第2吸引バルブ29は、
第1吸引バルブ28を閉じると吸引ポンプ14の騒音が
増大するので、この騒音を低減させるために設けられて
いる。
【0027】なお、吸引ポンプ14や上記各バルブは、
駆動回路31を介して制御部15に接続されている。
【0028】本実施例でも第1実施例と同様に、高速で
排煙を行って短時間で術野を回復しても、高速でCO2
ガスが補充されて腹腔圧は設定値に維持される。
【0029】なお、第1及び第2吸引バルブ28,29
にはピンチバルブを用いてもよい。この場合、排煙経路
はピンチバルブで排煙チュ−ブの一部を挟んで開閉され
るので、吸引バルブ内が排煙に曝されないという長所が
あり、また、病院設備として建物内に備っている所謂
「壁吸引」や別途所有の吸引器等の吸引手段を選ばない
という利点もある。
【0030】また、第2実施例の吸引ポンプをオン・オ
フ制御するだけでなく、吸引力の制御が可能なポンプを
用いれば、第1及び第2の吸引バルブは省略してもよ
い。
【0031】さらに、流量検出器はオリフィスとその両
端圧力の差を計測する手段で構成してもよい。また、送
気流量は2次減圧器の設定値を変えてもよく、同様に流
量制御器の制御値を変えてもよい。
【0032】次に、第2実施例に係わる高速気腹装置の
他の制御方法について、図2を参照しながら説明する。
【0033】手術中に電気メスやレ−ザ−を使用すると
煙が発生する。そこで、術者がフットスイッチ17を踏
むと、制御部15は排煙動作を開始する。そして、バル
ブ6及び2次バルブ21を開き、高流量経路を経由して
CO2 ガスが送気される。同時に、第1吸引バルブ28
が開き、第2吸引バルブ29が閉じ、CO2 ガスと共に
煙が吸引される。また、送気と吸引の開始と同時に、流
量検出器13及び流量計22がそれぞれ送気量、吸引量
を測定する。
【0034】この制御方法は、ここでもし吸引経路に詰
まり、チュ−ブ折れまたはチュ−ブ外れが発生し、吸引
経路にガスが流れない場合には、直ちに排煙動作を停止
し、通常の送気動作を行うように切換えることを特徴と
している。
【0035】また、この制御方法では、図3のタイムチ
ャートに示すように、送気と吸引の開始後、一定短時
間、例えば0.25秒が経過後、送気と吸引を停止し、
圧力検知器5により腹腔圧を測定する。ここで、短時間
の送気と吸引を行なうのは、送気流量と吸引流量の差を
測定し、これらの差に応じて、送気量と吸引量のバラン
スのとれた送気と吸引時間を決定するためである。すな
わち、前述した説明から明らかなように、また、図から
明らかなように、第1の流量計測手段としての流量計2
2,26によって送気管路(送気チューブ)の流量が計
測され、第2の流量計測手段としての流量検出器13に
よって排気管路(吸気チューブ)の流量が計測され、第
1の流量計測手段22,26で計測された計測値と、第
2の流量計測手段13で計測された計測値との差分が制
御部(差分算出手段)15によって演算され、算出され
た前記差分値に基づき、送気が制御部(流量制御手段)
15によって制御される。
【0036】吸引量が大きい場合には送気時間を長く、
また、送気量が大きい場合には吸引時間を長くして再び
送気と吸引を行う。それと同時に腹腔圧をモニタし、腹
腔圧が低下した場合には送気時間を長くして設定値を維
持する。一方、腹腔圧が設定値を越えた場合には送気時
間を短くする。
【0037】このように送気と吸引時間を調整するが、
いずれの時間も、ある一定値、例えば3秒を越えないよ
うに設定する。これは、長時間連続した送気と吸引を行
うと、腹腔過圧や腹腔圧減少による危険性が増すからで
ある。このような送気と吸引による排煙動作をフットス
イッチが踏まれている間、繰り返し行う。
【0038】この制御方法では、排煙を開始しても管路
の詰まりやチュ−ブの折れ等により、吸引量が上昇しな
い時は、直ちに排煙動作を停止して通常の送気動作を行
うので、より安全性が向上する。
【0039】また、送気が間に合わず、排煙し過ぎによ
り腹腔圧が維持できない時は、排煙を停止し、腹腔圧の
回復を待って再度排煙動作を行うこともできる。
【0040】図4は上記第2実施例の変形例を示し、こ
の変形例は第2実施例の構成を一部変更して具体化した
ものである。
【0041】この変形例では、図4(a)に示すよう
に、設定値の異なる2つの2次減圧器20,24を通る
送気経路を3つの切換弁50,52,54により切換え
ることにより、例えば16■/minの高流量経路A、
例えば8■/minの中流量経路B、例えば1■/mi
nの低流量経路Cのいずれにも接続できるようになって
いる。
【0042】また、送気経路にはタンク56を備えた2
つの別経路が設けられ、さらに、洗浄用コネクタ58に
接続される洗浄経路も設けられている。この洗浄経路に
は、生理食塩水の入った容器60とバルブ62と2次減
圧器64が設けられている。一方、図4(b)に示す吸
引経路については、第1及び第2吸引バルブ28,29
が三方弁66に置換えられているが、その他の構成は第
2実施例と同様である。
【0043】本変形例では、3つの流量の異なる送気経
路A,B,Cが設けられているので、より正確な流量調
整が可能となる。なお、その他の作用効果は上記第2実
施例と同様である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の気腹装置で
は、送気流量と排気流量の差分が算出されて、流量制御
手段がこの算出された差分値に基づき前記送気手段を制
御するため、高速で排煙を行なって短時間で腹腔内の視
野を回復させる場合でも、供給されるガスの流量が増し
て速やかに補充され、また、腹腔圧を常に監視すること
により吸引量と送気量の少なくとも一方が制御され、常
に排煙と送気を均衡させながら腹腔圧を設定値に維持す
ることができる。したがって、安全に腹腔内の手術を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる高速気腹装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明の第2実施例に係わる高速気腹装置のブ
ロック図である。
【図3】上記第2実施例に係わる高速気腹装置の他の制
御方法を示すタイミングチャ−トである。
【図4】上記第2実施例の変形例を示す配管図である。
【符号の説明】
1…ガスボンベ(送気手段)、3…流量制御器(送気量
増加手段)、5…圧力検知器、13…流量検出器(検知
手段、計測手段)、14…吸引ポンプ(吸引手段)、1
5…制御部(制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳川 裕 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 碓井 健夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−197029(JP,A) 特開 昭61−141340(JP,A) 実開 昭57−29201(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 A61B 17/00 - 18/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の気体を送気する送気手段と、 前記送気手段に一端が接続されるとともに、他端が腹腔
    内に挿入されて前記気体を腹腔内に注入する送気管路
    と、 前記送気管路で注入された前記気体によって拡張される
    前記腹腔内に一端が挿入される排気管路と、 前記排気管路の他端が接続され、前記排気管路から前記
    腹腔内の気体を吸引する吸引手段と、 前記送気管路の流量を計測する第1の流量計測手段と、 前記排気管路の流量を計測する第2の流量計測手段と、 前記第1の流量計測手段で計測された計測値と、前記第
    2の流量計測手段で計測された計測値との差分を算出す
    る差分算出手段と、 前記差分算出手段で算出された前記差分値に基づき、前
    記送気手段を制御する流量制御手段と、 を具備したことを特徴とする気腹装置。
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