JPH0617860A - ブレ−キ装置 - Google Patents
ブレ−キ装置Info
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- JPH0617860A JPH0617860A JP17671492A JP17671492A JPH0617860A JP H0617860 A JPH0617860 A JP H0617860A JP 17671492 A JP17671492 A JP 17671492A JP 17671492 A JP17671492 A JP 17671492A JP H0617860 A JPH0617860 A JP H0617860A
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- Japan
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- brake
- weight
- drum
- braking
- brakes
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/0006—Noise or vibration control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明はブレ−キを作動させた時にブレ−
キシュ−が振動して発生するブレ−キ鳴きを低減させる
ことができるようにしたブレ−キ装置を提供することに
ある。 【構成】 ブレ−キドラム1の内周面に、ブレ−キシュ
−3、4に設けられたライニング5を圧接させて上記ブ
レ−キドラムを制動するブレ−キ装置において、上記ブ
レ−キシュ−には、このブレ−キシュ−に対して微小変
位自在にウエイト14が設けられていることを特徴とす
る。
キシュ−が振動して発生するブレ−キ鳴きを低減させる
ことができるようにしたブレ−キ装置を提供することに
ある。 【構成】 ブレ−キドラム1の内周面に、ブレ−キシュ
−3、4に設けられたライニング5を圧接させて上記ブ
レ−キドラムを制動するブレ−キ装置において、上記ブ
レ−キシュ−には、このブレ−キシュ−に対して微小変
位自在にウエイト14が設けられていることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はたとえばトラクタに連
結されるトレ−ラに用いられるブレ−キ装置に関する。
結されるトレ−ラに用いられるブレ−キ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大型トレ−ラのブレ−キ装置としては、
エア−チャンバ内の空気圧によりプッシュロッドを押圧
し、スラックアジャスタ付きのブレ−キレバ−を介して
S字カムを回転させ、それによってブレ−キドラムの内
側に配設されたトレ−リングシュ−とリ−デイングシュ
−とを押し広げ、各シュ−の外面に設けられたライニン
グを上記ブレ−キドラムの内周面に押圧させる、いわゆ
るエア−ブレ−キシステムが採用されることが多い。
エア−チャンバ内の空気圧によりプッシュロッドを押圧
し、スラックアジャスタ付きのブレ−キレバ−を介して
S字カムを回転させ、それによってブレ−キドラムの内
側に配設されたトレ−リングシュ−とリ−デイングシュ
−とを押し広げ、各シュ−の外面に設けられたライニン
グを上記ブレ−キドラムの内周面に押圧させる、いわゆ
るエア−ブレ−キシステムが採用されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のエア
−ブレ−キシステムにおいては、制動を繰り返すことで
比較的早い時期にブレ−キドラムが鳴く、いわゆるブレ
−キ鳴きが発生し易いということがあった。
−ブレ−キシステムにおいては、制動を繰り返すことで
比較的早い時期にブレ−キドラムが鳴く、いわゆるブレ
−キ鳴きが発生し易いということがあった。
【0004】ブレ−キ鳴きが発生する原因としては種々
考えられるが、その1つとしてブレ−キシュ−を回動さ
せ、それに設けられたライニングをブレ−キドラムの内
周面に圧接させる制動時に、上記ブレ−キシュ−に発生
する微振動が上記ブレ−キ鳴きを招くと考えられてい
る。しかしながら、従来においては、制動時に上記ブレ
−キシュ−に発生する微振動を減衰させるということが
なんら行われていなかった。
考えられるが、その1つとしてブレ−キシュ−を回動さ
せ、それに設けられたライニングをブレ−キドラムの内
周面に圧接させる制動時に、上記ブレ−キシュ−に発生
する微振動が上記ブレ−キ鳴きを招くと考えられてい
る。しかしながら、従来においては、制動時に上記ブレ
−キシュ−に発生する微振動を減衰させるということが
なんら行われていなかった。
【0005】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、制動時にブレ−キシュ−
に発生する微振動を簡単な構造で良好に減衰させること
ができるようにしたブレ−キ装置を提供することにあ
る。
で、その目的とするところは、制動時にブレ−キシュ−
に発生する微振動を簡単な構造で良好に減衰させること
ができるようにしたブレ−キ装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、ブレ−キドラムの内周面に、ブレ−キシ
ュ−に設けられたライニングを圧接させて上記ブレ−キ
ドラムを制動するブレ−キ装置において、上記ブレ−キ
シュ−には、このブレ−キシュ−に対して微小変位自在
にウエイトが設けられていることを特徴とする。
にこの発明は、ブレ−キドラムの内周面に、ブレ−キシ
ュ−に設けられたライニングを圧接させて上記ブレ−キ
ドラムを制動するブレ−キ装置において、上記ブレ−キ
シュ−には、このブレ−キシュ−に対して微小変位自在
にウエイトが設けられていることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、制動時にブレ−キシュ−に
微振動が発生すると、このブレ−キシュ−に対してウエ
イトが変位して衝撃を与えるから、その衝撃によってブ
レ−キシュ−の微振動が減衰される。
微振動が発生すると、このブレ−キシュ−に対してウエ
イトが変位して衝撃を与えるから、その衝撃によってブ
レ−キシュ−の微振動が減衰される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図4はこの考案のブレ−キ装置を示し、同図
中1は矢印方向に回転駆動されるブレ−キドラムであ
る。このブレ−キドラムの内側には図示しないハウジン
グに固定されたアンカ−ブラケット2が配設されてい
る。このアンカ−ブラケット2の径方向一端側には円弧
状に形成されたリ−デイング側のブレ−キシュ−3とト
レ−リング側のブレ−キシュ−4とがそれぞれ一端をア
ンカ−ピン5aによって回動自在に連結して設けられて
いる。上記各シュ−3、4の外面、つまりブレ−キドラ
ム1の内周面に対向する外面には、それぞれライニング
5が全体にわたって設けられている。
説明する。図4はこの考案のブレ−キ装置を示し、同図
中1は矢印方向に回転駆動されるブレ−キドラムであ
る。このブレ−キドラムの内側には図示しないハウジン
グに固定されたアンカ−ブラケット2が配設されてい
る。このアンカ−ブラケット2の径方向一端側には円弧
状に形成されたリ−デイング側のブレ−キシュ−3とト
レ−リング側のブレ−キシュ−4とがそれぞれ一端をア
ンカ−ピン5aによって回動自在に連結して設けられて
いる。上記各シュ−3、4の外面、つまりブレ−キドラ
ム1の内周面に対向する外面には、それぞれライニング
5が全体にわたって設けられている。
【0009】上記各シュ−3、4の他端にはそれぞれロ
−ラ6が設けられている。これら一対のロ−ラ6間には
S字カム7が介装されている。このS字カム7にはスラ
ックアジャスタ付きのブレ−キレバ−8の一端が連結さ
れている。このブレ−キレバ−8の他端はエアチャンバ
9のプッシュロッド11に連結されている。上記エアチ
ャンバ9はアンカ−ブラケット2から延出されたチャン
バブラケット12に取付けられている。
−ラ6が設けられている。これら一対のロ−ラ6間には
S字カム7が介装されている。このS字カム7にはスラ
ックアジャスタ付きのブレ−キレバ−8の一端が連結さ
れている。このブレ−キレバ−8の他端はエアチャンバ
9のプッシュロッド11に連結されている。上記エアチ
ャンバ9はアンカ−ブラケット2から延出されたチャン
バブラケット12に取付けられている。
【0010】上記プッシュロッド11は上記エアチャン
バ9によってその軸方向に突没駆動され、突出方向に駆
動されることで、上記S字カム7を図に矢印で示す方向
に回転させる。それによって、上記S字カム7によりロ
−ラ6が押圧され、上記一対のシュ−3、4がアンカ−
ピン5aを支点とし図示しないばねの復元力に抗して拡
開する方向に回動するから、これらの外面に設けられた
ライニング5がブレ−キドラム1の内周面に圧接してこ
のブレ−キドラム1の回転を制動するようになってい
る。
バ9によってその軸方向に突没駆動され、突出方向に駆
動されることで、上記S字カム7を図に矢印で示す方向
に回転させる。それによって、上記S字カム7によりロ
−ラ6が押圧され、上記一対のシュ−3、4がアンカ−
ピン5aを支点とし図示しないばねの復元力に抗して拡
開する方向に回動するから、これらの外面に設けられた
ライニング5がブレ−キドラム1の内周面に圧接してこ
のブレ−キドラム1の回転を制動するようになってい
る。
【0011】上記各ブレ−キシュ−3、4は図1と図2
に示すように、板金を円弧状に曲成しその外面側に上記
ライニング5を取着した取付板12と、この取付板12
の内面側に長手方向に沿って平行に突設された一対のウ
エブ13と、各ウエブ13の外面の上記ロ−ラ6寄りの
一端側に取付けられた一対のウエイト14からなる。つ
まり、ウエイト14は、ブレ−キシュ−3、4が後述す
るごとく振動したときに、その振動の振幅が最大とな
る、腹の部分に取付けられている。
に示すように、板金を円弧状に曲成しその外面側に上記
ライニング5を取着した取付板12と、この取付板12
の内面側に長手方向に沿って平行に突設された一対のウ
エブ13と、各ウエブ13の外面の上記ロ−ラ6寄りの
一端側に取付けられた一対のウエイト14からなる。つ
まり、ウエイト14は、ブレ−キシュ−3、4が後述す
るごとく振動したときに、その振動の振幅が最大とな
る、腹の部分に取付けられている。
【0012】上記ウエイト14は一対のボルト15およ
び各ボルト15にダブルで螺合されたそれぞれ2つのナ
ット16によって上記ウエブ13に結合されている。こ
のウエイト14のウエブ13に対する結合状態は、ガタ
のある状態、つまりウエブ13に対して微小変位自在に
取付けられている。
び各ボルト15にダブルで螺合されたそれぞれ2つのナ
ット16によって上記ウエブ13に結合されている。こ
のウエイト14のウエブ13に対する結合状態は、ガタ
のある状態、つまりウエブ13に対して微小変位自在に
取付けられている。
【0013】具体的には、図4に示すようにナット16
を締め付ける際に、0.3mmのシム(図示せず)をかま
すことで、下側のナット16とウエイト14の側面との
間に0.3mmのギャップ、つまり第1のギャップ17が
設けられている。また、上記ボルト15が通される上記
ウエイト14に形成される通孔14aの内径寸法を、上
記ボルト15の外径寸法よりも0.5mm大きくすること
で、これらの間に第2のギャップ18を形成している。
したがって、上記ウエイト14は、上記第1のギャップ
17により上記ブレ−キシュ−3、4の幅方向に0.3
mmの範囲で変位自在であり、また第2のギャップ18に
よりブレ−キシュ−3、4の幅方向と直交するウエブ1
3の側面に沿う方向に0.5mmの範囲で変位自在となっ
ている。
を締め付ける際に、0.3mmのシム(図示せず)をかま
すことで、下側のナット16とウエイト14の側面との
間に0.3mmのギャップ、つまり第1のギャップ17が
設けられている。また、上記ボルト15が通される上記
ウエイト14に形成される通孔14aの内径寸法を、上
記ボルト15の外径寸法よりも0.5mm大きくすること
で、これらの間に第2のギャップ18を形成している。
したがって、上記ウエイト14は、上記第1のギャップ
17により上記ブレ−キシュ−3、4の幅方向に0.3
mmの範囲で変位自在であり、また第2のギャップ18に
よりブレ−キシュ−3、4の幅方向と直交するウエブ1
3の側面に沿う方向に0.5mmの範囲で変位自在となっ
ている。
【0014】このような構成のブレ−キ装置によれば、
エアチャンバ9を作動させることで、ブレ−キシュ−
3、4を回動させ、その外面に設けられたライニング5
をブレ−キドラム1の内周面に圧接させれば、上記ブレ
−キドラム1の回転を制動することができる。
エアチャンバ9を作動させることで、ブレ−キシュ−
3、4を回動させ、その外面に設けられたライニング5
をブレ−キドラム1の内周面に圧接させれば、上記ブレ
−キドラム1の回転を制動することができる。
【0015】このような制動時に、ブレ−キシュ−3、
4が振動してブレ−キ鳴きが発生することがある。ブレ
−キシュ−3、4が振動すると、このブレ−キシュ−
3、4に対して微小変位自在に設けられたウエイト14
が、上記振動によって上記ブレ−キシュ−3、4に対し
微小変位する。それによって、上記ウエイト14はボル
ト15およびナット16に衝突し、ブレ−キシュ−3、
4に衝撃を与え、その衝撃によって上記ブレ−キシュ−
3、4の振動を減衰するから、ブレ−キシュ−3、4の
振動によるブレ−キ鳴きを低減することができる。つま
り、上記ウエイト13はブレ−キシュ−3、4に対しメ
カニカルダンパとして作用し、これらシュ−3、4の振
動を減衰することになる。しかも、上記ウエイト14は
ブレ−キシュ−3、4が振動したときの、振幅が最大と
なる腹の部分に設けられているから、上記ウエイト14
による振動の減衰効果を大きくすることができる。
4が振動してブレ−キ鳴きが発生することがある。ブレ
−キシュ−3、4が振動すると、このブレ−キシュ−
3、4に対して微小変位自在に設けられたウエイト14
が、上記振動によって上記ブレ−キシュ−3、4に対し
微小変位する。それによって、上記ウエイト14はボル
ト15およびナット16に衝突し、ブレ−キシュ−3、
4に衝撃を与え、その衝撃によって上記ブレ−キシュ−
3、4の振動を減衰するから、ブレ−キシュ−3、4の
振動によるブレ−キ鳴きを低減することができる。つま
り、上記ウエイト13はブレ−キシュ−3、4に対しメ
カニカルダンパとして作用し、これらシュ−3、4の振
動を減衰することになる。しかも、上記ウエイト14は
ブレ−キシュ−3、4が振動したときの、振幅が最大と
なる腹の部分に設けられているから、上記ウエイト14
による振動の減衰効果を大きくすることができる。
【0016】図5は試験結果のグラフ示す。このグラフ
は、横軸は160回の制動を1サイクルとしたときのサ
イクル数を示し、縦軸は各サイクルにおける90dB以上
の鳴きが発生する発生率を示す。なお、図中実線で示す
曲線Aは従来構造であり、破線で示す曲線Bはこの発明
の構造である。曲線Bにおいては、ウエイト14を微小
変位自在としたダンパ付の場合と、ウエイト14を除去
したダンパレスの場合とを交互に試験した。
は、横軸は160回の制動を1サイクルとしたときのサ
イクル数を示し、縦軸は各サイクルにおける90dB以上
の鳴きが発生する発生率を示す。なお、図中実線で示す
曲線Aは従来構造であり、破線で示す曲線Bはこの発明
の構造である。曲線Bにおいては、ウエイト14を微小
変位自在としたダンパ付の場合と、ウエイト14を除去
したダンパレスの場合とを交互に試験した。
【0017】その結果、従来構造では10サイクル程度
の繰り返しで鳴き発生率が90%程度となるのに対し、
この発明ではダンパレスの状態では高い率で90dB以上
の鳴きが発生するものの、ダンパ付の状態であれば、繰
り返しを80サイクルまで行っても、90dB以上の鳴き
発生率が30%以下であった。
の繰り返しで鳴き発生率が90%程度となるのに対し、
この発明ではダンパレスの状態では高い率で90dB以上
の鳴きが発生するものの、ダンパ付の状態であれば、繰
り返しを80サイクルまで行っても、90dB以上の鳴き
発生率が30%以下であった。
【0018】また、鳴きが生じたときの周波数を測定し
たところ、ダンパレスの場合には50Hz、110dB で、か
なり耳障りな音であったが、ダンパ付の場合には1200H
z、90〜100dB で、余り耳障りになる音ではなかった。
たところ、ダンパレスの場合には50Hz、110dB で、か
なり耳障りな音であったが、ダンパ付の場合には1200H
z、90〜100dB で、余り耳障りになる音ではなかった。
【0019】以上のことから、ウエイト14をブレ−キ
シュ−3、4に対して微小変位自在に設けた構造とする
ことで、上記ブレ−キシュ−3、4が振動することで発
生するブレ−キ鳴きを大きく低減できることが確認され
た。
シュ−3、4に対して微小変位自在に設けた構造とする
ことで、上記ブレ−キシュ−3、4が振動することで発
生するブレ−キ鳴きを大きく低減できることが確認され
た。
【0020】なお、上記一実施例ではウエイトを第1の
ギャップと第2のギャップとによってブレ−キシュ−の
幅方向およびこの幅方向と交差する方向とに微小変位で
きるようにしたが、どちらか一方の方向だけに微小変位
させる構造であっても、振動を減衰し、ブレ−キ鳴き低
減することができる。
ギャップと第2のギャップとによってブレ−キシュ−の
幅方向およびこの幅方向と交差する方向とに微小変位で
きるようにしたが、どちらか一方の方向だけに微小変位
させる構造であっても、振動を減衰し、ブレ−キ鳴き低
減することができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、ブレ−キ
ドラムの内周面に、ブレ−キシュ−に設けられたライニ
ングを圧接させて上記ブレ−キドラムを制動するブレ−
キ装置において、上記ブレ−キシュ−には、このブレ−
キシュ−に対して微小変位自在にウエイトが設けられて
いることを特徴とする。
ドラムの内周面に、ブレ−キシュ−に設けられたライニ
ングを圧接させて上記ブレ−キドラムを制動するブレ−
キ装置において、上記ブレ−キシュ−には、このブレ−
キシュ−に対して微小変位自在にウエイトが設けられて
いることを特徴とする。
【0022】そのため、制動時にブレ−キシュ−が振動
してブレ−キ鳴きが生じると、その振動によって上記ウ
エイトが上記ブレ−キシュ−に対して微小変位して衝撃
を与え、ブレ−キシュ−の振動を減衰するから、ブレ−
キ鳴きを低減することができる。
してブレ−キ鳴きが生じると、その振動によって上記ウ
エイトが上記ブレ−キシュ−に対して微小変位して衝撃
を与え、ブレ−キシュ−の振動を減衰するから、ブレ−
キ鳴きを低減することができる。
【図1】この発明の一実施例のブレ−キシュ−の内面側
を示す正面図。
を示す正面図。
【図2】同じく側面図。
【図3】同じくブレ−キシュ−とウエイトとのギャップ
を説明するための拡大断面図。
を説明するための拡大断面図。
【図4】同じくブレ−キ装置の全体構成を示す概略図。
【図5】従来とこの発明とのブレ−キ鳴きを試験した結
果を示すグラフ。
果を示すグラフ。
1…ブレ−キドラム、3、4…ブレ−キシュ−、5…ラ
イニング、14…ウエイト。
イニング、14…ウエイト。
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレ−キドラムの内周面に、ブレ−キシ
ュ−に設けられたライニングを圧接させて上記ブレ−キ
ドラムを制動するブレ−キ装置において、上記ブレ−キ
シュ−には、このブレ−キシュ−に対して微小変位自在
にウエイトが設けられていることを特徴とするブレ−キ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17671492A JPH0617860A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17671492A JPH0617860A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ブレ−キ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617860A true JPH0617860A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16018482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17671492A Withdrawn JPH0617860A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617860A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001241499A (ja) * | 2000-03-01 | 2001-09-07 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用制振装置 |
JP2002155988A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-05-31 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用制振装置 |
JP2002206593A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-26 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用の支持構造体および車両用の支持構造体に用いられる防振装置 |
JP2009024785A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | ブレーキシュー |
JP2016080120A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ドラムブレーキ用シュー及びドラムブレーキ装置 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP17671492A patent/JPH0617860A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001241499A (ja) * | 2000-03-01 | 2001-09-07 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用制振装置 |
JP2002155988A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-05-31 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用制振装置 |
JP2002206593A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-26 | Tokai Rubber Ind Ltd | 車両用の支持構造体および車両用の支持構造体に用いられる防振装置 |
JP2009024785A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | ブレーキシュー |
JP2016080120A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ドラムブレーキ用シュー及びドラムブレーキ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |