JPH06178553A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

Info

Publication number
JPH06178553A
JPH06178553A JP43A JP35040592A JPH06178553A JP H06178553 A JPH06178553 A JP H06178553A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35040592 A JP35040592 A JP 35040592A JP H06178553 A JPH06178553 A JP H06178553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
supply device
smoothing capacitor
switching circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP43A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Kano
国男 狩野
Haruo Moriguchi
晴雄 森口
Toshiichi Fujiyoshi
敏一 藤吉
Atsushi Kinoshita
敦史 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP43A priority Critical patent/JPH06178553A/ja
Publication of JPH06178553A publication Critical patent/JPH06178553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流を交流に変換する各インバータを構成す
る各スイッチング回路毎に比較的小容量の平滑用コンデ
ンサを設けて全体をコンパクト化する。 【構成】 商用電源電圧を整流、平滑して直流電圧を生
成する整流回路2および平滑用コンデンサ3、4と、直
流電圧を上記商用電源電圧の周波数に比して高い周波数
の交流電圧に変換する複数のスイッチング回路7、10
からなるインバータ11とを備え、上記平滑用コンデン
サは上記スイッチング回路毎にそれぞれ設けられている
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源装置に関し、特に
商用電源電圧を整流、平滑して直流電圧を生成し、この
直流電圧をインバータで上記商用電源電圧に比して高い
周波数をもった交流電圧に変換して出力するAC−AC
コンバータ形式の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】溶接器用の電源装置、各種光学プロジェ
クタ用電源装置、その他の各種の電気機器用の電源装置
として所謂AC−ACコンバータ形式の電源装置が使用
されている。周知のように、AC−ACコンバータ形式
の電源装置は60Hzあるいは50Hzの商用交流電圧
を20KHz乃至50KHzの高い周波数をもった交流
電圧に変換して出力するものである。出力交流電圧の周
波数を上記のように20KHz乃至50KHzといった
ような高い周波数にするのは、変圧器やリアクトルが商
用電源電圧を使用した場合に比して著しく小型化し、延
いては電源装置全体の小型化に寄与するからである。
【0003】図4は従来のAC−ACコンバータ形式の
電源装置の主要部の概略回路図で、入力端子31に供給
される例えば3相商用電源電圧は整流回路32で整流さ
れ、コンデンサ33で平滑されて直流電圧が生成され
る。この直流電圧はスイッチング形のインバータ34に
より例えば20KHz乃至50KHzの交流電圧に変換
されて、出力端子49に発生する。
【0004】インバータ34は、直列接続されたトラン
ジスタ36、37からなる第1のスイッチング回路35
と、同じく直列接続されたトランジスタ46、47から
なる第2のスイッチング回路45とによって構成され、
出力端子49はトランジスタ36のエミッタとトランジ
スタ37のコレクタとの接続点、トランジスタ46のエ
ミッタとトランジスタ47のコレクタとの接続点にそれ
ぞれ接続されている。各トランジスタのコレクタ−エミ
ッタ間には、スイッチング時のサージ吸収用の抵抗38
とコンデンサ39、抵抗40とコンデンサ41、抵抗5
8とコンデンサ59、抵抗60とコンデンサ61の直列
回路がそれぞれ接続されている。周知のように、スイッ
チング回路は、各トランジスタのベースに供給されるス
イッチング信号に応答して動作する。
【0005】インバータ34を構成するスイッチング回
路35は1つのパッケージに他の回路素子が組込まれた
基板と絶縁された状態で第1のモジュールとして構成さ
れ、同様にスイッチング回路45は他の1つのパッケー
ジに他の回路素子が組込まれた基板と絶縁された状態で
第2のモジュールとして構成されている。なお、図4で
は、商用電源は3相電源として示されているが、単相商
用電源が使用されることもある。また、インバータを構
成するスイッチング回路用トランジスタとしては、図示
のバイポーラトランジスタの他にIGBT(絶縁ゲート
バイポーラトランジスタ)、MOSFETが使用される
こともある。
【0006】図5は図4のモジュールとして構成された
スイッチング回路35、45の各パッケージを冷却フイ
ンを有する放熱板30に取付けた状態を示す。図5で、
351、451はスイッチング回路35、45のパッケ
ージを示す。パッケージ351、451ほ放熱板30に
熱伝導的に取付けられており、パッケージ351にはト
ランジスタ36のコレクタが接続された端子51とトラ
ンジスタ37のエミッタが接続された端子52とが設け
られている。また、パッケージ451にはトランジスタ
46のコレクタが接続された端子53とトランジスタ4
7のエミッタが接続された端子54とが設けられてい
る。端子51、53にはアルミニウムや銅などの良導電
性金属で作られた接続板55が接続されており、端子5
3、54には同様な接続板56が接続されている。これ
らの接続板55、56にはコンデンサ33が電気的に接
続され且つ機械的に固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4、図5に示す従来
のAC−ACコンバータ形式の電源装置では、1個の大
型の平滑用コンデンサ33を使用しているため、全体の
バランスが悪く、取扱いに不便であった。本発明は1個
の大型の平滑用コンデンサを使用する代りにインバータ
を構成する各スイッチング回路毎に比較的小型の平滑用
コンデンサを設けることにより、全体のバランスが良く
コンパクトな形状のAC−ACコンバータ形式の電源装
置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、商用電源電圧
を整流、平滑して直流電圧を生成し、この直流電圧をイ
ンバータを用いて上記商用電源電圧の周波数に比して高
い周波数の交流電圧に変換して交流電圧を取出すAC−
ACコンバータ形式の電源装置で、上記インバータをモ
ジュール化された複数のスイッチング回路によって構成
し、各スイッチング回路毎に比較的小容量の平滑用コン
デンサを接続することにより実現した。
【0009】
【作用】本発明によれば、モジュール化された各スイッ
チング回路毎に比較的小容量の平滑用コンデンサを接続
して構成されているから、スイッチング回路とこれに接
続された平滑用コンデンサとを1つのユニットとして取
扱うことができ、このユニットを放熱板にバランスよく
取付けて全体をコンパクト化することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明のAC−ACコンバータ形式の
電源装置で、電気的には図4に示す従来の電源装置と全
く同様で、入力端子1に供給された例えば3相商用電源
電圧を整流回路2で整流し、コンデンサ3、4で平滑し
て直流電圧を生成し、この直流電圧を直列接続されたト
ランジスタ5、6からなる第1のスイッチング回路7
と、直列接続されたトランジスタ8、9からなる第2の
スイッチング回路10とによって構成されたインバータ
11によって20KHz乃至50KHzの交流電圧に変
換する。出力交流電圧は出力端子12に発生する。入力
交流電源は単相の商用交流電源であってもよい。また、
スイッチング回路を構成するトランジスタとして図示の
バイポーラトランジスタの代りにIGBTやMOSFE
Tを使用してもよい。
【0011】図2はモジュールとして構成されたスイッ
チング回路7、10のパッケージを冷却フインを具えた
放熱板13に取付けた状態を示す。図2で、71、10
1はスイッチング回路7、10のパッケージを示し、こ
れらのパッケージは放熱板13に熱伝導的に取付けられ
ている。パッケージ71にはトランジスタ5のコレクタ
が接続された端子14とトランジスタ6のエミッタが接
続された端子15とが設けられており、パッケージ10
1にはトランジスタ8のコレクタが接続された端子16
とトランジスタ9のエミッタが接続された端子17とが
設けられている。端子14、16にはアルミニウムや銅
などの良導電性金属で作られた接続板18が接続されて
おり、端子15、17には同様な接続板19が接続され
ている。これらの各接続板にはパッケージ71に接近し
て平滑用コンデンサ3が電気的に接続され且つ機械的に
固定されている。また、パッケージ101に接近して平
滑用コンデンサ4が接続板18、19に電気的に接続さ
れ且つ機械的に固定されている。
【0012】図1、2に示す実施例は出力電圧として2
0KHz乃至50KHzの単相交流電圧を発生するもの
であるが、3相交流出力電圧を発生させる場合は、図3
に示すように、図1の電源装置にトランジスタ21、2
2からなるスイッチング回路23と平滑用コンデンサ2
0とからなるユニットを追加し、各スイッチング回路の
トランジスタのベースに位相が互いに120°ずれたス
イッチング信号を供給すればよい。これによって出力端
子24に所要の周波数をもった3相交流電圧が得られ
る。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明のAC−ACコン
バータ形式の電源装置では、比較的小容量の平滑用コン
デンサを各スイッチング回路毎に分割して設けたので、
各スイッチング回路を平滑用コンデンサを伴った1個の
ユニットとして取扱うことができ、放熱板へバランスよ
く取付けることができ、電源装置全体をコンパクト化す
ることができる。また、各スイッチング回路毎に平滑用
コンデンサを直接接近して設けたことにより、従来の電
源装置で必要としたサージ吸収用の抵抗とコンデンサと
の直列回路を省略することができるという効果も得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源装置の第1の実施例の主要部の電
気回路図である。
【図2】図1の電源装置を放熱板に取付けた状態を示す
斜視図である。
【図3】本発明の電源装置の第2の実施例の主要部の電
気回路図である。
【図4】従来の電源装置の主要部の電気回路図である。
【図5】図4の従来の電源装置を放熱板に取付けた状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 整流回路 3 平滑用コンデンサ 4 平滑用コンデンサ 7 スイッチング回路 10 スイッチング回路 11 インバータ 12 出力端子 13 放熱板 14 端子 15 端子 16 端子 17 端子 18 接続板 19 接続板 71 パッケージ 101 パッケージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 敦史 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式会社三社電機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源電圧を整流、平滑して直流電圧
    を生成する整流回路および平滑用コンデンサと、この直
    流電圧を上記商用電源電圧に比して高い周波数の交流電
    圧に変換するインバータとからなり、該インバータをモ
    ジュール化された複数のスイッチング回路によって構成
    し、各スイッチング回路毎に平滑用コンデンサを設けた
    ことを特徴とするAC−ACコンバータ形式の電源装
    置。
  2. 【請求項2】 モジュール化されたスイッチング回路は
    各別のパッケージに収容されており、該パッケージは放
    熱板に取付けられており、平滑用コンデンサは各パッケ
    ージに設けられた端子に接続板によって電気的に接続さ
    れると共に機械的に固定されていることを特徴とする請
    求項1記載のAC−ACコンバータ形式の電源装置。
JP43A 1992-12-02 1992-12-02 電源装置 Pending JPH06178553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP43A JPH06178553A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP43A JPH06178553A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06178553A true JPH06178553A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18410276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP43A Pending JPH06178553A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06178553A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5831240A (en) * 1994-11-08 1998-11-03 Sansha Electric Manufacturing Company, Limited Power supply apparatus
JP2009201312A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Hitachi Ltd 電力変換器の主回路構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04178177A (ja) * 1990-11-10 1992-06-25 Toyota Autom Loom Works Ltd 電力変換装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04178177A (ja) * 1990-11-10 1992-06-25 Toyota Autom Loom Works Ltd 電力変換装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5831240A (en) * 1994-11-08 1998-11-03 Sansha Electric Manufacturing Company, Limited Power supply apparatus
JP2009201312A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Hitachi Ltd 電力変換器の主回路構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3229931B2 (ja) 3レベル電力変換装置
US10811958B2 (en) Water-cooling power supply module
JP3334620B2 (ja) Dc−dcコンバータ装置
JPH0719166Y2 (ja) 電力変換装置の素子取付構造
JPH06178553A (ja) 電源装置
JP2002369528A (ja) Dc−dcコンバータ装置
JP2003047259A (ja) 電力変換装置
JPS63157677A (ja) ブリツジ形インバ−タ装置
JP3544307B2 (ja) 電子回路装置
JP2002171768A (ja) 電力変換装置
JP3063413B2 (ja) コンバータ回路
JPH0332360A (ja) スイッチング電源
JP2693016B2 (ja) 混成集積回路装置
JP4385393B2 (ja) プリント基板と放熱板との接続構造
JP2573229B2 (ja) 可変電圧・可変周波数電源装置
KR0128200Y1 (ko) 인버터 스택
JP2664523B2 (ja) 混成集積回路装置
JP3132684B2 (ja) インバータ式x線装置
JP2560355Y2 (ja) 放電灯点灯装置
JPS5889062A (ja) 電力変換器
EP3907872A1 (en) Isolated power converter and hydrogen production system
JPS6216792Y2 (ja)
JP2693018B2 (ja) 混成集積回路装置
JP2846792B2 (ja) 混成集積回路装置
JP2005073445A (ja) スナバ回路部品及びこれを用いた電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971118