JPH06178335A - コンバーゼンス測定方法及びコンバーゼンス測定装置 - Google Patents

コンバーゼンス測定方法及びコンバーゼンス測定装置

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JPH06178335A
JPH06178335A JP32824892A JP32824892A JPH06178335A JP H06178335 A JPH06178335 A JP H06178335A JP 32824892 A JP32824892 A JP 32824892A JP 32824892 A JP32824892 A JP 32824892A JP H06178335 A JPH06178335 A JP H06178335A
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JP
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blue
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Application number
JP32824892A
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English (en)
Inventor
Ryusuke Kaneuchi
隆介 金内
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ASUTORO DESIGN KK
AstroDesign Inc
Original Assignee
ASUTORO DESIGN KK
AstroDesign Inc
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラーCRTのコンバーゼンスを自動的且つ
定量的に測定することができる測定方法と測定装置を提
供する。 【構成】 被試験用カラーCRTより高解像度の白黒撮
像用ビデオカメラで表示画面を撮像することにより採取
される輝度成分のみの画素データを、赤(R),緑
(G),青(B)のマスクデータでマスキングすること
で、赤の画素データと緑の画素データ及び青の画素デー
タを分離して抽出すると共に、このマスキングを行う前
に、予め被試験用CRTの表示画面を暗状態にして撮像
することにより得られた背景輝度データで背景成分を除
去し、更に、これらの画素データを統計処理することに
より赤と緑と青のミスコンバーゼンスの重心位置を求
め、これらの重心位置の差分をミスコンバーゼンスの量
として、定量的な自動測定を行うこととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
コンピュータシステムのモニタ、その他の表示装置とし
て広く適用されるカラーCRTディスプレイのコンバー
ゼンスを測定するための方法及び測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、カラーCRTディスプレ
イは、電子銃から放射された電子ビームを偏向コイルで
水平偏向及び垂直偏向させて、シャドウマスクに形成さ
れた穴を介して、フェースプレートに形成された蛍光面
に照射させ、電子ビームの当たったドット蛍光面が発光
することにより画像を再生表示する。更に、ドット蛍光
面には赤(R),緑(G),青(B)の3色ドットやス
トライプ状の蛍光体が塗布されており、これらR,G,
Bの蛍光体から発せられた光が加色法の原理で混合され
ることにより色再現が行われる。
【0003】ここで、電子ビームが正規の方向に偏向さ
れない結果、蛍光体の正規の位置に照射されないと、
R,G,B3色の画像の重ね合わせが悪くなり、色ずれ
現象が発生して画質劣化を招来する。このR,G,B3
色に対応する電子ビームの重なりをコンバーゼンスとい
うが、R,G,B3色に対応する3本の電子ビームの配
列の乱れに起因する静コンバーゼンスと、偏向コイルの
調整不備に起因する動コンバーゼンスがある。
【0004】従来、カラーCRTディスプレイを製造す
る電気機器メーカー等では、製品出荷前にコンバーゼン
スを測定し、規定のコンバーゼンスが得られない(ミス
・コンバーゼンス)ものについては、偏向コイルやコン
バーゼンス調整ヨークを再調整するなどして品質管理を
行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、測
定者が拡大鏡(ルーペ)等によって表示画面を目視する
ことによりコンバーゼンスを測定し、且つミス・コンバ
ーゼンスの定量的計測と再調整後の修正の有無の判定な
ども人的作業によって行われていた。
【0006】したがって、コンバーゼンス測定には熟練
者が必要であり、製造ラインや出荷ラインなどの合理化
が困難となる原因となったり、コンバーゼンス調整精度
のバラツキを招来する問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
て成されたものであり、人的作業によらないで、高速且
つ高精度で自動測定を行うことができるコンバーゼンス
測定方法及びコンバーゼンス測定装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明のコンバーゼンス測定原理を図1に基づ
いて説明する。尚、同図(a)は被試験カラーCRTの
水平方向hのコンバーゼンス測定、同図(b)は垂直方
向vのコンバーセンス測定のプロセスを示す。被試験カ
ラーCRTに白色カラーパターンを表示させて、この表
示画面を白黒撮像用ビデオカメラで撮像し、水平方向h
のコンバーゼンス測定を行う為の範囲HRの複数の画素
データDと、垂直方向vのコンバーゼンス測定を行う為
の範囲VRの複数の画素データD’を採取する。
【0009】次に、白色カラーパターン以外の背景部分
の輝度YH ,YV をこれらの画素データD,D’から除
去することにより、赤(R),緑(G),青(B)3色
のドット蛍光体の発光輝度成分のみの画素データDH,
DVを形成する。
【0010】次に、被試験カラーCRTの赤画面を撮像
して得られる範囲HRの画素データと範囲HVの画素デ
ータを赤マスクデータMHRとMVRとし、緑画面を撮像し
たときに求まる範囲HRの画素データと範囲HVの画素
データを緑マスクデータMHGとMVGとし、青画面を撮像
したときに求まる範囲HRの画素データと範囲HVの画
素データを青マスクデータMHBとMVBとして求めてお
く。
【0011】そして、画素データDHについて夫々のマ
スクデータMHR,MHG,MHBでマスキングすることによ
り、範囲HRの赤画素データRH と緑画素データGH 及
び青画素データBH を抽出すると共に、画素データDV
について夫々のマスクデータMVR,MVG,MVBでマスキ
ングすることにより、範囲VRの赤画素データRV と緑
画素データGV 及び青画素データBV を抽出する。
【0012】そして、夫々の色の画素データの階調を統
計処理して夫々の最大階調の重心位置Rhg,Ghg,Bh
g,Rvg,Gvg,Bvgを演算する。
【0013】最後に、夫々の重心位置の差を演算するこ
とにより、水平方向hの各色のミスコンバーゼンス量
(Rhg−Ghg),(Bhg−Ghg),(Rhg−Bhg)と、
垂直方向vの各色のミスコンバーゼンス量(Rvg−Gv
g),(Bvg−Gvg),(Rvg−Bvg)を求めることに
より定量的な自動測定を実現する。
【0014】
【作用】かかる方法及び構成を有する本発明によれば、
被試験用カラーCRTより高解像度の白黒撮像用ビデオ
カメラで表示画面を撮像するので、カラーコンバーゼン
スを精密に測定する。そして、白黒撮像用ビデオカメラ
から採取される画素データは輝度成分のみであるが、赤
(R),緑(G),青(B)のマスクデータでマスキン
グするので、赤の画素データと緑の画素データ及び青の
画素データを分離して抽出することができる。更に、こ
のマスキングを行う前に、予め被試験用CRTの表示画
面を暗状態にして撮像することにより得られた背景輝度
データで背景成分を除去するので、耐雑音特性に優れた
画素データを抽出することができる。尚、赤(R),緑
(G),青(B)のマスクデータは、被試験用CRTに
実際に表示した赤と緑及び青の表示画像を白黒撮像用ビ
デオカメラで撮像することによって得られた画素データ
であるので、マスキングによって抽出される赤の画素デ
ータと緑の画素データ及び青の画素データは、被試験用
CRTの現実のコンバーゼンスに基づく輝度分布を示す
データとなる。そして、これらの画素データを統計処理
することにより赤と緑と青のミスコンバーゼンスの重心
位置を求め、これらの重心位置の差分をミスコンバーゼ
ンスの量とするので、定量的な自動測定を実現する。
【0015】更に、水平方向の測定範囲と垂直方向の測
定範囲に含まれる画素データの夫々についてコンバーゼ
ンスを求めるので、水平方向の定量的なコンバーゼンス
と垂直方向の定量的なコンバーゼンスを求めることがで
き、静コンバーゼンスと動コンバーゼンスのいずれをも
高精度で測定することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。まず、図2(a)に基づいてコンバーゼンス測定装
置の構成を説明すると、被試験用カラーCRTディスプ
レイ(以下、CRTという)1の表示画面を撮像するた
めの撮像部2と、CRT1に試験用の所定パターン等を
再生表示させるためのビデオ信号を発生するビデオ信号
発生部3と、撮像部2から出力される画像データを画像
処理することによってコンバーゼンスの測定結果を求め
てそれを表示部4に表示させたり、撮像部2の動作やビ
デオ信号発生部3の動作を制御する画像処理部5と、画
像処理部5に対して操作者が各種の指令を入力するため
の操作部6を備えている。
【0017】ここで、撮像部2は、白黒撮像用のCCD
カメラ7と、CRT1の再生表示画像を光学的に拡大す
ると共に自動焦点合わせを行って、CCDカメラ7に合
焦した拡大画像を受光させる光学機構8から成り、基台
9に設置された第1の可動機構10に立設された支軸1
1に取付けられた第2の可動機構12にCCDカメラ7
が固着されている。そして、画像処理部5からの制御指
令によって第1の可動機構10が紙面の前後方向に移動
することで、CRT1に対して撮像部2を水平方向hに
移動させ、又、第2の可動機構12を支軸11に沿って
上下に移動させることで、撮像部2を垂直方向vに移動
させる。したがって、図2(b)に示すように、CCD
カメラ7に設定されている撮像可能領域SをCRT1の
表示画面1aに対してhとv方向へ移動させることで、
表示画面の任意の部分を撮像することができるようにな
っている。尚、表示部4は、CCD13と同じ解像度の
カラーCRTディスプレイ等が適用されている。
【0018】次に、撮像部2と画像処理部5の回路構成
を図3に基づいて説明する。まず、撮像部2のCCDカ
メラ7内には、光学機構8の後方に配置された固体撮像
デバイス(白黒撮像用のCCD)13に所定タイミング
の読出走査を行わせてピクセル毎の画素信号pを順次に
出力させる同期信号を発生する走査同期信号発生回路1
4と、画素信号pを順次に所定ビットn(この実施例で
は、8ビット)の画素データDにデジタル変換するA/
D変換器15を内蔵している。そして、A/D変換器1
5から出力される画素データDは、画像処理部5のデー
タバス16を介してRAMから成るフレームメモリ17
に格納される。
【0019】又、データバス16には、所定記憶容量の
マスクメモリ18と演算用のデータを一時的に保持する
ための演算用メモリ19が接続されると共に、表示部4
に撮像可能領域Sの画像をグラフィック表示させること
のできる記憶容量を有するVRAM(ビデオRAM)2
0が接続されている。
【0020】ここで、マスクメモリ18は、図4に示す
ように、水平方向hの赤(R)のコンバーゼンスを測定
のに使用されるマスクメモリFMHR、水平方向hの緑
(G)のコンバーゼンスを測定のに使用されるマスクメ
モリFMHG、水平方向hの青(B)のコンバーゼンスを
測定のに使用されるマスクメモリFMHBと、垂直方向v
の赤(R)のコンバーゼンスを測定のに使用されるマス
クメモリFMVR、垂直方向vの緑(G)のコンバーゼン
スを測定のに使用されるマスクメモリFMVG、垂直方向
vの青(B)のコンバーゼンスを測定のに使用されるマ
スクメモリFMVBを備えている。又、VRAM20内の
画素データは駆動回路21に読出されて、標準テレビジ
ョン方式に準拠した映像信号に変換されて表示部4に供
給される。
【0021】更に、データバス16には、図5に示すよ
うな複数個のレジスタR1,R2,R3とANDゲート
A0〜A7で形成される論理演算回路と、ALU(算術
論理演算器)及び、データ保持用のレジスタRYH,R
YV等を備えた高速演算回路22と、マイクロプロセッ
サ等の中央制御回路23が接続されている。即ち、画像
処理装置5は中央制御回路23がコンバーゼンス測定装
置全体を制御するコンピュータシステムで構成されてい
る。尚、図5に示す論理演算回路と同じ機能をALUで
実行させるようにしてもよい。
【0022】次に、かかる構成を具備する実施例の作用
を図面と共に説明する。尚、この実施例は、ドット蛍光
面を有するカラーCRT及びストライプ蛍光面を有する
カラーCRT等や、デルタ型ビーム配列の電子銃を有す
るCRT及びインラインビーム配列の電子銃を有するC
RT等のいかなる種類のカラーCRTディスプレイの測
定にも適用できるが、説明の都合上、図6(a)に示す
ようなドットマトリクス配列された赤(R),緑
(G),青(B)3色ドットの蛍光面を有するCRTの
コンバーゼンス測定を行う場合について説明する。
【0023】まず、かかる測定装置の解像度を説明する
と、例えば図6(a)に示すように、CCDカメラ7の
撮像可能領域Sでは、光学機構8の拡大率Lによって拡
大された複数個のドット蛍光体が撮像されることとな
る。更に、CCDカメラ7は白黒撮像用のCCD13が
適用され且つ光学機構8によって拡大された画像を撮像
するので、被測定用カラーCRTディスプレイのR,
G,B3色ドットのドットピッチよりも細かな高解像度
で撮像が可能となっている。したがって、CCDカメラ
7から出力される複数の画素データDに基づいて図6
(b)に示すような、各ドット蛍光体の発光輝度の三次
元分布を得ることができ、かかる高解像度の画素データ
Dは1静止画分だけフレームメモリ17に格納される。
【0024】次に、図7及び図8に示すフローチャート
に基づいて順次に動作を説明する。ステップ100にお
いて測定装置に起動をかけると、次にステップ110
で、ビデオ信号発生部3が所定のカラービデオ信号を発
生してCRT1に白十字のカラークロスハッチパターン
を表示させる。即ち、ビデオ信号発生部3からの赤
(R)のビデオ信号と緑(G)のビデオ信号と青(B)
のビデオ信号に基づいてR,G,B3色ドットを蛍光さ
せることにより白十字のカラークロスハッチパターンを
表示させる。
【0025】そして、CCDカメラ7がこの静止画パタ
ーンを所定のフレーム周期で白黒撮像し、VRAM20
に転送することにより、表示部4に図9(a)に示すよ
うなR,G,B3色ドットの輝度のみのクロスハッチパ
ターンXPを再生表示させる。更に、駆動回路21に予
め設定されているパターンデータに基づいて水平測定枠
HRと垂直測定枠VRをクロスハッチパターンXPに重
ね合わせて表示する。ここで、水平測定枠HRは、CC
D13の水平方向hにおける256個のピクセル列と垂
直方向vにおける28個のピクセル行の範囲、即ち25
6×28個のピクセル数を包含する範囲を指定し、一
方、垂直測定枠VRは、CCD13の水平方向hにおけ
る28個のピクセル列と垂直方向vにおける256個の
ピクセル行の範囲、即ち28×256個のピクセル数を
包含する範囲を指定する。尚、水平測定枠HRはその枠
内に含まれる256×28個の画素データに基づいてC
RT1の水平方向hのコンバーゼンスを測定する旨を表
示するものであり、垂直測定枠VRはその枠内に含まれ
る28×256個の画素データに基づいてCRT1の垂
直方向vのコンバーゼンスを測定する旨を表示するもの
である。又、測定員がこれらの測定枠HR,VRの表示
位置を変更させるための指示を操作部6を介して行う
と、中央制御回路23がこの指示に従ってこれらの測定
枠HR,VRを夫々独立にhv座標に沿って移動させる
ようになっている。
【0026】更に、かかる表示状態において、測定員が
操作部6を介して第1の可動機構10と第2の可動機構
12に撮像部2の撮像位置を変更するための指示を行う
と、中央制御回路23がこの指示に従って各可動機構1
1,12を駆動させ、測定員の希望する任意の位置へ撮
像部2を移動させる。
【0027】したがって、操作部6を操作することによ
り、CRT1に表示されたクロスハッチパターンXPの
どの部分を撮像可能領域Sに含め、更に、撮像可能領域
S内のクロスハッチパターンXPのどの部分を測定枠H
R,VRに含めるかを設定することができ、CRT1の
表示画面の任意の箇所のコンバーゼンス測定を可能にし
ている。
【0028】次に、ステップ120において測定員が操
作部6から測定開始を指示すると、中央制御部5が上記
の指定された撮像可能領域Sと測定枠HR,VRの位置
を記憶した後、ステップ130においてビデオ信号発生
部3に指令して赤(R)のみのビデオ信号を発生させる
ことにより、CRT1の表示画面を全赤色表示または全
赤色パターン表示にさせる。
【0029】次に、ステップ140において、CCDカ
メラ7が撮像可能領域S内の赤色の静止画面を1フレー
ム画分撮像してフレームメモリ17に格納させる。この
実施例では、各画素データDは8ビットのデータである
ので256階調の輝度を表している。更に、赤色の静止
画面を撮像するが、実際にはCRT1のコンバーゼンス
に基づいた赤色の表示画面を撮像することとなるので、
ミスコンバーゼンスによるドット蛍光体の発光位置のず
れ等をそのまま輝度画像(白黒画像)として撮像するこ
ととなる。
【0030】次に、ステップ150において、中央制御
回路23が水平測定枠HRの範囲内に包含される256
×28個の画素データD(i,j) 〔但し、0≦i≦25
5、0≦j≦27〕をフレームメモリ17から読出しバ
スライン16を介して高速演算回路22へ転送する。高
速演算回路22は、図9(b)に示すように、これらの
全ての画素データD(i,j) について各階調に対する画素
数(発生頻度)の分布を作成し、画素データD(i,j) の
内の発生頻度が最大となる基準階調Y0未満の低輝度の
画素データを、図9(c)に示す全ビットが論理“0”
の8ビットデータMNに置換え、更に基準階調Y0以上
の高輝度の画素データを、同図(c)に示す全ビットが
論理“1”の8ビットデータMXに置換える。そして、
データMXとMNで置換えられた256×28個の新た
な画素データMHR(i,j) を、水平測定枠HR内の水平赤
マスクデータとしてマスクメモリ18のマスクメモリF
MHRに格納させる。
【0031】次に、ステップ160において、垂直測定
枠VRの範囲内に包含される28×256個の画素デー
タD(k,m) 〔但し、0≦k≦27、0≦m≦256〕を
フレームメモリ17から読出し、バスライン16を介し
て高速演算回路22へ転送する。高速演算回路22は、
上記水平測定枠HR内に画素データについて行ったのと
同じ処理を、垂直測定枠VRの範囲内に包含される28
×256個の画素データD(k,m) について行う。即ち、
28×256個の画素データD(k,m) について各階調に
対する画素数(発生頻度)の分布を作成し、その最大発
生頻度となる階調を基準にして、その階調未満の低輝度
の画素データをデータMNで置換えると共に、その階調
以上の高輝度の画素データをデータMXで置換えること
により、28×256個の新たな画素データMVR(k,m)
を形成し、これらを垂直測定枠VR内の垂直赤マスクデ
ータとしてマスクメモリ18のマスクメモリFMVRに格
納させる。
【0032】次に、ステップ170ではCRT1を全緑
色表示または全緑色パターン表示させ、次にステップ1
80において、CCD13の撮像によって得られる水平
測定枠HR内と垂直測定枠VR内の夫々の画素データに
ついてステップ140〜160と同等の処理を行う。こ
の結果、水平測定枠HR内の緑の画素データについて各
階調に対する発生頻度が最大となるときの階調を基準と
してデータMNとMXに置換えられた水平測定枠HR内
の水平緑マスクデータMHG(i,j) がマスクメモリ18の
マスクメモリFMHGに格納され、一方、垂直測定枠VR
内の画素データについて各階調に対する発生頻度が最大
となるときの階調を基準としてデータMNとMXに置換
えられた垂直測定枠VR内の垂直緑マスクデータMVG
(k,m) がマスクメモリ18のマスクメモリFMVGに格納
される。
【0033】次に、ステップ190でCRT1を全青色
表示または全青色パターン表示させ、次にステップ20
0において、CCD13の撮像によって得られる水平測
定枠HR内と垂直測定枠VR内の夫々の画素データにつ
いてステップ140〜160と同等の処理を行う。この
結果、水平測定枠HR内の画素データについて各階調に
対する発生頻度が最大となるときの階調を基準としてデ
ータMNとMXに置換えられた水平測定枠HR内の水平
青マスクデータFMHB(i,j) がマスクメモリ18のマス
クメモリMHBに格納され、一方、垂直測定枠VR内の画
素データについて各階調に対する発生頻度が最大となる
ときの階調を基準としてデータMNとMXに置換えられ
た垂直測定枠VR内の垂直青マスクデータMVB(k,m) が
マスクメモリ18のマスクメモリFMVBに格納される。
【0034】次に、ステップ210において、画像処理
部5がビデオ信号発生部3にビデオ信号の出力を停止さ
せ、CRT1の表示画面を完全な暗状態にさせる。そし
て、ステップ220において、この暗状態の表示画面を
CCD13が撮像して1フレーム画分の静止画像データ
Dをフレームメモリ17に格納させる。
【0035】次に、ステップ230において、水平測定
枠HR内に包含される暗状態の全画素データD(i,j) を
高速演算回路22へ転送させる。そして、高速演算回路
22が、図10(a)に示すような各階調に対する画素
数(発生頻度)の分布を作成して、その分布に基づいて
暗状態の表示画面の最大輝度の階調YD を判定し、更に
階調YD より8階調高い階調のデータYH をCRT1の
水平測定枠HR内の背景輝度を示すデータとする。そし
て、図10(b)に示すように、階調YH を示す8ビッ
トバイナリの水平背景輝度データYH ={a7 ,a6 ,
a5 ,a4 ,a3 ,a2 ,a1 ,a0 }を高速演算回路
22内の所定レジスタRYHに格納させる。
【0036】更に、垂直測定枠VR内に包含される暗状
態の全画素データD(k,m) を高速演算回路22へ転送さ
せ、高速演算回路22が同様の処理を行うことによっ
て、垂直測定枠VR内の背景輝度を示す垂直背景輝度デ
ータYV を作成して、高速演算回路22内の所定レジス
タRYVに格納させる。即ち、図10(a)に示すのと
同様な各階調に対する画素数(発生頻度)の分布を作成
して、その分布に基づいて暗状態の表示画面の最大輝度
の階調YD ’を判定し。更に階調YD ’より8階調高い
階調のデータYV をCRT1の水平測定枠VR内の背景
輝度を示す垂直背景輝度データとする。したがって、垂
直背景輝度データYV は、図10(b)に示すように、
{b7 ,b6 ,b5 ,b4 ,b3 ,b2 ,b1 ,b0 }
の8ビットデータとなる。
【0037】尚、かかる背景輝度データYH ,YV を作
成するのは、後述するコンバーゼンス判定処理時に、再
びCRT1の表示画面を撮像することにより得られる画
素データからCRT1の背景輝度を減算処理することに
よって、ドット蛍光体の発光輝度成分のみを確実に求め
るためである。詳細はステップ260及び270におい
て後述する。
【0038】次に、ステップ240において、画像処理
部5がビデオ信号発生部3に対してステップ110で行
ったのと同じ白十字のクロスハッチパターンXPをCR
T1に表示させるためのR,G,Bのビデオ信号を発生
させる。したがって、CRT1に表示されるクロスハッ
チパターンXPと水平測定枠HR及び垂直測定枠VRの
位置関係もステップ110で設定された状態と同じとな
る。
【0039】次に、ステップ250においてCCD13
による白黒撮像が行われ、撮像可能領域Sに包含される
1フレーム画分の全画素データDがフレームメモリ17
に格納される。
【0040】次に、ステップ260において、フレーム
メモリ17内における水平測定枠HRに包含される画素
データD(i,j) をピクセル配列順に読出して高速演算回
路22へ転送し、全ての画素データD(i,j) について
【0041】
【数1】
【0042】の演算を行うことにより、背景輝度成分を
取り除いた画素データDH(i,j) を形成して演算用フレ
ームメモリ19の水平測定枠HRに対応する記憶領域に
格納する。
【0043】次に、ステップ270において、フレーム
メモリ17内における垂直測定枠VRに包含される画素
データD(k,m) をピクセル配列順に読出して高速演算回
路22へ転送し、全ての画素データD(k,m) について
【0044】
【数2】
【0045】の演算を行うことにより、背景輝度成分を
取り除いた画素データDV(k,m) を形成して演算用フレ
ームメモリ19の垂直測定枠VRに対応する記憶領域に
格納する。
【0046】次に、ステップ280において、水平測定
枠HRに包含される画素データDH(i,j) をピクセル配
列順に所定タイミングで演算用フレームメモリ19から
読み出して高速演算回路22内の被マスクレジスタR1
に転送すると共に、その読み出しタイミングに同期し
て、且つ同一ピクセル配列(i,j) に位置する各々の水平
赤マスクデータMHR(i,j) をマスクメモリFMHRから順
次に読出してマスクレジスタR2に転送する。したがっ
て、同一のピクセル配列(i,j) の関係にある画素データ
DH(i,j) と水平赤マスクデータMHR(i,j) が同期して
順次に上記所定のレジスタに並列入力されていく。
【0047】図5はかかる一対のレジスタR1とR2及
びこれらに付随する論理回路を示しており、被マスクレ
ジスタR1は画素データDH(i,j) を8ビット毎に並列
入力し、マスクレジスタR2は水平赤マスクデータMHR
(i,j) を8ビット毎に並列入力する。そして、各レジス
タR1とR2の各ビットに対応して2入力ANDゲート
A0〜A7の入力接点が接続され、ANDゲートA0〜
A7の各出力接点が8ビットの転送レジスタR3の各ビ
ットに対応して接続されている。したがって、画素デー
タDH(i,j) と水平赤マスクデータMHR(i,j) が夫々の
レジスタR1とR2に転送されるのと略同時に、AND
ゲートA0〜A7によるビット毎の論理積演算が行わ
れ、更にその演算結果である8ビットの水平赤画素デー
タRH (i,j) が転送レジスタR3に転送される。そし
て、次の読出しタイミングに同期して次のデータDH
(i,j) 及びMHR(i,j) がレジスタR1,R2に転送され
てくる前に転送レジスタR3の水平赤画素データRH(i,
j)がマスクメモリFMHRの1読出し周期前のピクセル位
置(i,j) に対応する記憶領域に格納される。
【0048】このように、水平測定枠HR内に包含され
る256×28ピクセル分の画素データDH(i,j) と水
平赤マスクデータMHR(i,j) の全てについて同配列順に
論理積演算を繰り返すことにより、水平赤マスクデータ
MHR(i,j) によってマスキング処理された新たな256
×28ピクセル分の水平赤画素データRH(i,j)が作成さ
れることから、CCD13の白黒撮像によって得られる
輝度だけの白十字のクロスハッチパターンXPから実際
のコンバーゼンスに基づく赤色成分を表す水平赤画素デ
ータRH(i,j)が抽出されることとなる。
【0049】次に、ステップ290において、ステップ
280の処理と同様に、図5に示す論理回路を用いて、
演算用フレームメモリ19内における水平測定枠HRに
包含される画素データDH(i,j) から緑色成分を表すデ
ータのみを抽出する。
【0050】即ち、フレームメモリ17内から水平測定
枠HRに包含される画素データDH(i,j) を所定配列順
に読み出して被マスクレジスタR1へ転送すると同時
に、同じタイミング及び配列順に水平緑マスクデータM
HG(i,j) をマスクメモリFMHGから順次に読出してマス
クレジスタR2に転送する。したがって、画素データD
H(i,j) は同一のピクセル配列(i,j) の関係にある水平
緑マスクデータMHG(i,j) でマスキングされ、その論理
演算結果である水平緑画素データGH(i,j)が転送レジス
タR3を介してマスクメモリFMHGに再格納される。
【0051】この結果、水平測定枠HR内に包含される
28×256ピクセル分の実際のコンバーゼンスに基づ
く緑色成分を示す水平緑画素データGH(i,j)が抽出され
ることとなる。
【0052】次に、ステップ300において、ステップ
280及び290の処理と同様に、図5に示す論理回路
を用いて、演算用フレームメモリ19内における水平測
定枠HRに包含される画素データDH(i,j) から青色成
分を表すデータのみを抽出する。
【0053】即ち、水平測定枠HR内の画素データDH
(i,j) を被マスクレジスタR1へ転送すると同時に、マ
スクメモリFMHBの水平青マスクデータMHB(i,j) をマ
スクレジスタR2へ並列転送することにより、画素デー
タDH(i,j) が同一のピクセル配列(i,j) の関係にある
水平青マスクデータMHB(i,j) でマスキングされ、その
論理演算結果である水平青画素データBH(i,j)が転送レ
ジスタR3を介してマスクメモリFMHBに再格納され
る。
【0054】この結果、水平測定枠HR内に包含される
28×256ピクセル分の実際のコンバーゼンスに基づ
く青色成分を示す水平青画素データBH(i,j)が抽出され
ることとなる。
【0055】次に、ステップ310〜330において、
垂直測定枠VRに包含される画素データDV(k,m) か
ら、赤と緑及び青の実際の画素データを抽出する。ま
ず、ステップ310において、ステップ280の処理と
同様に、図5に示す論理回路を用いて、演算用フレーム
メモリ19内から垂直測定枠VRに包含される画素デー
タDV(k,m) を所定配列順に読み出して被マスクレジス
タR1へ転送すると同時に、同じタイミング及び配列順
に垂直赤マスクデータMVR(k,m) をマスクメモリFMVR
から順次に読出してマスクレジスタR2に転送する。し
たがって、画素データDV(k,m) は同一のピクセル配列
(k,m) の関係にある垂直赤マスクデータMVR(k,m) でマ
スキングされ、その論理演算結果である垂直赤画素デー
タRV(k,m)が転送レジスタR3を介してマスクメモリF
MVRに再格納される。
【0056】この結果、垂直測定枠VR内に包含される
28×256ピクセル分の実際のコンバーゼンスに基づ
く赤色成分を示す垂直赤画素データRV(k,m)が抽出され
ることとなる。
【0057】次のステップ320でも同様に、図5に示
す論理回路を用いて、フレームメモリ17内から垂直測
定枠VRに包含される画素データDV(k,m) を所定配列
順に読み出して被マスクレジスタR1へ転送すると同時
に、同じタイミング及び配列順に垂直緑マスクデータM
VG(k,m) をマスクメモリFMVGから順次に読出してマス
クレジスタR2に転送する。したがって、画素データD
V(k,m) は同一のピクセル配列(k,m) の関係にある垂直
緑マスクデータMVG(k,m) でマスキングされ、その論理
演算結果である垂直緑画素データGV(k,m)が転送レジス
タR3を介してマスクメモリFMVGに再格納される。
【0058】この結果、垂直測定枠VR内に包含される
28×256ピクセル分の実際のコンバーゼンスに基づ
く緑色成分を示す垂直緑画素データGV(k,m)が抽出され
ることとなる。
【0059】更に次のステップ330でも同様に、図5
に示す論理回路を用いて、演算用フレームメモリ19内
から垂直測定枠VRに包含される画素データDV(k,m)
を所定配列順に読み出して被マスクレジスタR1へ転送
すると同時に、同じタイミング及び配列順に垂直青マス
クデータMVB(k,m) をマスクメモリFMVBから順次に読
出してマスクレジスタR2に転送する。したがって、画
素データDV(k,m) は同一のピクセル配列(k,m) の関係
にある垂直青マスクデータMVG(k,m) でマスキングさ
れ、その論理演算結果である垂直青画素データBV(k,m)
が転送レジスタR3を介してマスクメモリFMVBに再格
納される。
【0060】この結果、垂直測定枠VR内に包含される
28×256ピクセル分の実際のコンバーゼンスに基づ
く青色成分を示す垂直青画素データBV(k,m)が抽出され
ることとなる。
【0061】以上の説明から明らかなように、ステップ
130〜330の処理は、白黒撮像用CCDカメラ7か
ら得られる輝度のみの画素データから、R,G,Bの夫
々の画素データを抽出するための行われる。このこと
は、これらの処理を行えば、解像度の低いカラーカメラ
を使用せずに、解像度の高い白黒撮像用CCDカメラ7
を使用して各色の画素データを抽出することができるこ
と即ち高解像度測定を実現することを意味し、次に説明
する高解像度・高精度のコンバーゼンス測定を可能にす
る優れた前提条件を提供するものである。
【0062】次に、ステップ340〜420において、
画素データRH(i,j),GH(i,j),BH(i,j),RV(k,m),
GV(k,m),BV(k,m)を処理することにより、水平方向h
のコンバーゼンスと垂直方向vのコンバーゼンスを、
R,G,Bの3色について求める。
【0063】まずステップ340において、マスクメモ
リFMHR内の全ての水平赤画素データRH (i,j) を高速
演算回路22へ転送し、次式(3)の演算を行うことに
より、同一列(即ち、垂直方向v)に並ぶ28個ずつ加
算して、256個の分布データRH (j) 〔但し、0≦j
≦255〕を求める。
【0064】
【数3】
【0065】したがって、この分布データRH(j)は、例
えば図11(a)に示すように、水平方向hのピクセル
毎の加算階調となり、クロスハッチパターンXPの内の
水平測定枠HRで指定された部分の現実の赤(R)のコ
ンバーゼンス分布となる。
【0066】そして、この分布データRH(j)の重心位置
Rhgを求める。尚、重心位置Rhgは、例えば水平測定枠
HRの左側最下端を原点として、その原点からh方向の
ピクセル数として求められる。
【0067】次に、ステップ350において、マスクメ
モリFMHG内の全ての水平緑画素データGH (i,j) を高
速演算回路22へ転送し、次式(4)の演算を行うこと
により、同一列(即ち、垂直方向v)に並ぶ28個ずつ
加算して、256個の分布データGH (j) 〔但し、0≦
j≦255〕を求める。
【0068】
【数4】
【0069】したがって、この分布データGH(j)は、ク
ロスハッチパターンXPのうちの水平測定枠HRで指定
された部分の現実の緑(G)のコンバーゼンス分布とな
り、更に、この分布データGH(j)の重心位置Ghgを求め
る。尚、重心位置Ghgは、例えば水平測定枠HRの左側
最下端を原点として、その原点からh方向のピクセル数
として求められる。
【0070】次に、ステップ360において同様に、マ
スクメモリFMHB内の全ての水平青画素データBH(i,j)
を高速演算回路22へ転送し、次式(5)の演算を行う
ことにより、クロスハッチパターンXPのうちの水平測
定枠HRで指定された部分の現実の青(B)のコンバー
ゼンス分布を示す256個の分布データBH(j)を求め
る。
【0071】
【数5】
【0072】そして、この分布データBH(j)の重心位置
Bhgを求める。尚、重心位置Bhgは、例えば水平測定枠
HRの左側最下端を原点として、その原点からh方向の
ピクセル数として求められる。
【0073】次に、ステップ380において、マスクメ
モリFMVR内の全ての垂直赤画素データRV(k,m)を高速
演算回路22へ転送し、次式(6)の演算を行うことに
より、同一行(即ち、水平方向h)に並ぶ28個ずつ加
算して、256個の分布データRV(m)〔但し、0≦m≦
255〕を求める。
【0074】
【数6】
【0075】したがって、この分布データRV(m)は、図
11(b)に示すように、クロスハッチパターンXPの
うちの垂直測定枠VRで指定された部分の現実の赤
(R)のコンバーゼンス分布となり、更に、この分布デ
ータRV(m)の重心位置Rvgを求める。尚、重心位置Rvg
は、例えば垂直測定枠VRの右側最下端を原点として、
その原点からv方向のピクセル数として求められる。
【0076】次に、ステップ390において、マスクメ
モリFMVG内の全ての垂直緑画素データGV(k,m)を高速
演算回路22へ転送し、次式(7)の演算を行うことに
より、同一行(即ち、水平方向h)に並ぶ28個ずつ加
算して、256個の分布データGV(m)を求める。
【0077】
【数7】
【0078】したがって、この分布データGV(m)は、ク
ロスハッチパターンXPのうちの垂直測定枠VRで指定
された部分の現実の緑(G)のコンバーゼンス分布とな
り、更に、この分布データGV(m)の重心位置Gvgを求め
る。尚、重心位置Gvgは、例えば垂直測定枠VRの右側
最下端を原点として、その原点からv方向のピクセル数
として求められる。
【0079】次に、ステップ400において、マスクメ
モリFMVB内の全ての垂直青画素データBV(k,m)を高速
演算回路22へ転送し、次式(8)の演算を行うことに
より、同一行(即ち、水平方向h)に並ぶ28個ずつ加
算して、256個の分布データBV(m)を求める。
【0080】
【数8】
【0081】したがって、この分布データBV(m)は、ク
ロスハッチパターンXPのうちの垂直測定枠VRで指定
された部分の現実の青(B)のコンバーゼンス分布とな
り、更に、この分布データBV(m)の重心位置Bvgを求め
る。尚、重心位置Bvgは、例えば垂直測定枠VRの右側
最下端を原点として、その原点からv方向のピクセル数
として求められる。
【0082】このように、ステップ340〜390の処
理によって、水平方向hの各色のコンバーゼンスが重心
位置Rhg,Ghg,Bhg、垂直方向vの各色のコンバーゼ
ンスが重心位置Rvg,Gvg,Bvgとして求まる。
【0083】次に、ステップ400において、水平方向
hについてのR,G,B3色のミスコンバーゼンスを次
式(9)〜(11)の演算によって求める。
【0084】
【数9】
【0085】尚、CRGh は赤(R)と緑(G)の相対的
なミスコンバーゼンスの間隔、CBGh は青(B)と緑
(G)の相対的なミスコンバーゼンスの間隔、CRBh は
赤(R)と青(G)の相対的なミスコンバーゼンスの間
隔である。
【0086】次に、ステップ410において、垂直方向
vについてのR,G,B3色のミスコンバーゼンスを次
式(12)〜(14)の演算によって求める。
【0087】
【数10】
【0088】尚、CRGv は赤(R)と緑(G)の相対的
なミスコンバーゼンスの間隔、CBGv は青(B)と緑
(G)の相対的なミスコンバーゼンスの間隔、CRBv は
赤(R)と青(G)の相対的なミスコンバーゼンスの間
隔である。
【0089】そして、これらのミスコンバーゼンスの測
定結果CRGh ,CBGh ,CRBh ,CRGv ,CBGv ,CRB
v を、光学機構8の拡大率Lで除算することによって、
実際の長さ単位(ミリメートル)に変換され、更に、ス
テップ420において、表示部4に表示される。
【0090】このようにこの実施例によれば、自動的に
水平方向hと垂直方向vのコンバーゼンスが定量的に求
められるので、従来のような人的作業を不要にすると共
に、常に均質な測定結果が得られる。
【0091】又、フローチャートに示す処理動作は、1
台の被試験用CRTを測定する場合を示すが、この装置
を電気メーカー等の品質検査ラインや製造ラインに設置
して、測定員が操作するとして説明した処理を、これら
のラインに同期して制御動作する自動制御装置で制御す
るようにすれば、多数の被試験用CRTを高速且つ連続
的に測定して品質の良否を判定することができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
試験用カラーCRTより高解像度の白黒撮像用ビデオカ
メラで表示画面を撮像するので、カラーコンバーゼンス
を精密に測定する。そして、白黒撮像用ビデオカメラか
ら採取される画素データは輝度成分のみであるが、赤
(R),緑(G),青(B)のマスクデータでマスキン
グするので、赤の画素データと緑の画素データ及び青の
画素データを分離して抽出することができる。更に、こ
のマスキングを行う前に、予め被試験用CRTの表示画
面を暗状態にして撮像することにより得られた背景輝度
データで背景成分を除去するので、耐雑音特性に優れた
画素データを抽出することができる。尚、赤(R),緑
(G),青(B)のマスクデータは、被試験用CRTに
実際に表示した赤と緑及び青の表示画像を白黒撮像用ビ
デオカメラで撮像することによって得られた画素データ
であるので、マスキングによって抽出される赤の画素デ
ータと緑の画素データ及び青の画素データは、被試験用
CRTの現実のコンバーゼンスに基づく輝度分布を示す
データとなる。そして、これらの画素データを統計処理
することにより赤と緑と青のミスコンバーゼンスの重心
位置を求め、これらの重心位置の差分をミスコンバーゼ
ンスの量とするので、定量的な自動測定を実現する。
【0093】更に、水平方向の測定範囲と垂直方向の測
定範囲に含まれる画素データの夫々についてコンバーゼ
ンスを求めるので、水平方向の定量的なコンバーゼンス
と垂直方向の定量的なコンバーゼンスを求めることがで
き、静コンバーゼンスと動コンバーゼンスのいずれをも
高精度で測定することができる等の多くの効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンバーゼンス測定原理を説明するた
めの原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す構成説明図であ
る。
【図3】実施例の撮像部と画像処理部の構成を更に詳細
に示すブロック図である。
【図4】マスクメモリの構成を示すブロック図である。
【図5】高速演算回路に内蔵される論理回路の構成を示
す回路図である。
【図6】撮像部の撮像原理を説明するための説明図であ
る。
【図7】実施例の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図8】実施例の動作を更に説明するためのフローチャ
ートである。
【図9】マスクデータの作成原理を説明するための説明
図である。
【図10】背景輝度データの作成原理を説明するための
説明図である。
【図11】重心位置を求めるための原理説明図である。
【符号の説明】
1…被試験CRT、2…撮像部、3…ビデオ信号発生
部、4…表示部、5…画像処理部、6…操作部、7…C
CDカメラ、8…光学機構、9…基台、10…第1の駆
動機構、11…支軸、12…第2の駆動機構、13…C
CD、14…走査同期信号発生回路、15…A/D変換
器、16…データバス、17…フレームメモリ、18…
マスクメモリ、19…演算用フレームメモリ、20…V
RAM、21…駆動回路、22…高速演算回路、23…
中央制御回路、FMHR〜FMHB,FMVR〜FMVB…マス
クメモリ、R1…被マスクレジスタ、R2…マスクレジ
スタ、R3…転送レジスタ、A0〜A7…ANDゲー
ト、RYH,RYV…レジスタ、S…撮像可能領域、H
R…水平測定枠、VR…垂直測定枠、XP…クロスハッ
チパターン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験カラーCRTに白色カラーパター
    ンを表示させて、この表示画面を白黒撮像用ビデオカメ
    ラで撮像し、水平方向(h)のコンバーゼンス測定を行
    う為の範囲(HR)の複数の画素データ(D)を採取
    し、 白色カラーパターン以外の背景部分の輝度(YH )をこ
    れらの画素データ(D)から除去することにより、赤
    (R),緑(G),青(B)3色のドット蛍光体の発光
    輝度成分のみの画素データ(DH)し、 被試験カラーCRTの赤画面を撮像して得られる範囲
    (HR)の画素データを赤マスクデータ(MHR)とし、
    緑画面を撮像したときに求まる範囲(HR)の画素デー
    タを緑マスクデータ(MHG)とし、青画面を撮像したと
    きに求まる範囲(HR)の画素データを青マスクデータ
    (MHB)として求め、 画素データ(DH)について夫々のマスクデータ(MH
    R,MHG,MHB)でマスキングすることにより、範囲
    (HR)の赤画素データ(RH )と緑画素データ(GH
    )及び青画素データ(BH )を抽出し、 夫々の色の画素データの階調を統計処理して夫々の最大
    階調の重心位置(Rhg,Ghg,Bhg)を求め、 夫々の重心位置の差を演算することにより、水平方向
    (h)の各色のミスコンバーゼンス量(Rhg−Ghg),
    (Bhg−Ghg),(Rhg−Bhg)を求めることを特徴と
    するコンバーゼンス測定方法。
  2. 【請求項2】 被試験カラーCRTに白色カラーパター
    ンを表示させて、この表示画面を白黒撮像用ビデオカメ
    ラで撮像し、垂直方向(v)のコンバーゼンス測定を行
    う為の範囲(VR)の複数の画素データ(D’)を採取
    し、 白色カラーパターン以外の背景部分の輝度(YV )をこ
    れらの画素データ(D’)から除去することにより、赤
    (R),緑(G),青(B)3色のドット蛍光体の発光
    輝度成分のみの画素データ(DV)を形成し、 被試験カラーCRTの赤画面を撮像して得られる範囲
    (VR)の画素データを赤マスクデータ(MVR)とし、
    緑画面を撮像したときに求まる範囲(VR)の画素デー
    タを緑マスクデータ(MVG)とし、青画面を撮像したと
    きに求まる範囲VR)の画素データを青マスクデータ
    (MVB)として求め、 画素データ画素データ(DV)について夫々のマスクデ
    ータ(MVR,MVG,MVB)でマスキングすることによ
    り、範囲(VR)の赤画素データ(RV )と緑画素デー
    タ(GV )及び青画素データ(BV )を抽出し、 夫々の色の画素データの階調を統計処理して夫々の最大
    階調の重心位置(Rvg,Gvg,Bvg)を演算し、 夫々の重心位置の差を演算することにより、垂直方向
    (v)の各色のミスコンバーゼンス量(Rvg−Gvg),
    (Bvg−Gvg),(Rvg−Bvg)を求めることを特徴と
    するコンバーゼンス測定方法。
  3. 【請求項3】 被試験カラーCRTに白色カラーパター
    ンを表示させて、この表示画面を白黒撮像用ビデオカメ
    ラで撮像し、水平方向(h)のコンバーゼンス測定を行
    う為の範囲(HR)の複数の画素データ(D)と、垂直
    方向(v)のコンバーゼンス測定を行う為の範囲(V
    R)の複数の画素データ(D’)を採取し、 範囲(HR)における白色カラーパターン以外の背景部
    分の輝度(YH )を画素データ(D)から除去すること
    により、範囲(HR)の赤(R),緑(G),青(B)
    3色のドット蛍光体の発光輝度成分のみの画素データ
    (DH)を形成すると共に、 範囲(VR)における白
    色カラーパターン以外の背景部分の輝度(YV )を画素
    データ(D’)から除去することにより、範囲(VR)
    の赤(R),緑(G),青(B)3色のドット蛍光体の
    発光輝度成分のみの画素データ(DV)を形成し、 被試験カラーCRTの赤画面を撮像して得られる範囲
    (HR)の画素データを赤マスクデータ(MHR)、範囲
    (VR)の画素データを赤マスクデータ(MVR)とし、
    緑画面を撮像したときに求まる範囲(HR)の画素デー
    タを緑マスクデータ(MHG)、範囲(VR)の画素デー
    タを緑マスクデータ(MVG)とし、青画面を撮像したと
    きに求まる範囲(HR)の画素データを青マスクデータ
    (MHB)、範囲(VR)の画素データを青マスクデータ
    (MVB)とし、 画素データ(DH)について夫々のマスクデータ(MH
    R,MHG,MHB)でマスキングすることにより、範囲
    (HR)の赤画素データ(RH )と緑画素データ(GH
    )及び青画素データ(BH )を抽出すると共に、画素
    データ(DV)について夫々のマスクデータ(MVR,M
    VG,MVB)でマスキングすることにより、範囲(VR)
    の赤画素データ(RV )と緑画素データ(GV )及び青
    画素データ(BV )を抽出し、 夫々の色の画素データ(RH ,GH ,BH ,RV ,GV
    ,BV )の階調を統計処理して夫々の最大階調の重心
    位置(Rhg,Ghg,Bhg,Rvg,Gvg,Bvg)を演算
    し、 夫々の重心位置の差を演算することにより、水平方向h
    の各色のミスコンバーゼンス量(Rhg−Ghg),(Bhg
    −Ghg),(Rhg−Bhg)と、垂直方向vの各色のミス
    コンバーゼンス量(Rvg−Gvg),(Bvg−Gvg),
    (Rvg−Bvg)を求めることを特徴とするコンバーゼン
    ス測定方法。
  4. 【請求項4】 被試験カラーCRTに白色カラーパター
    ンを表示させて、この表示画面を白黒撮像用ビデオカメ
    ラで撮像し、水平方向(h)のコンバーゼンス測定を行
    う為の範囲(HR)の複数の画素データ(D)を採取す
    る手段と、 白色カラーパターン以外の背景部分の輝度(YH )をこ
    れらの画素データ(D)から除去することにより、赤
    (R),緑(G),青(B)3色のドット蛍光体の発光
    輝度成分のみの画素データ(DH)とする手段と、 被試験カラーCRTの赤画面を撮像して得られる範囲
    (HR)の画素データを赤マスクデータ(MHR)とし、
    緑画面を撮像したときに求まる範囲(HR)の画素デー
    タを緑マスクデータ(MHG)とし、青画面を撮像したと
    きに求まる範囲(HR)の画素データを青マスクデータ
    (MHB)として求める手段と、 画素データ(DH)について夫々のマスクデータ(MH
    R,MHG,MHB)でマスキングすることにより、範囲
    (HR)の赤画素データ(RH )と緑画素データ(GH
    )及び青画素データ(BH )を抽出する手段と、 夫々の色の画素データの階調を統計処理して夫々の最大
    階調の重心位置(Rhg,Ghg,Bhg)を求める手段と、 夫々の重心位置の差を演算することにより、水平方向
    (h)の各色のミスコンバーゼンス量(Rhg−Ghg),
    (Bhg−Ghg),(Rhg−Bhg)を求める手段と、を備
    えることを特徴とするコンバーゼンス測定装置。
  5. 【請求項5】 被試験カラーCRTに白色カラーパター
    ンを表示させて、この表示画面を白黒撮像用ビデオカメ
    ラで撮像し、垂直方向(v)のコンバーゼンス測定を行
    う為の範囲(VR)の複数の画素データ(D’)を採取
    する手段と、白色カラーパターン以外の背景部分の輝度
    (YV )をこれらの画素データ(D’)から除去するこ
    とにより、赤(R),緑(G),青(B)3色のドット
    蛍光体の発光輝度成分のみの画素データ(DV)を形成
    する手段と、 被試験カラーCRTの赤画面を撮像して得られる範囲
    (VR)の画素データを赤マスクデータ(MVR)とし、
    緑画面を撮像したときに求まる範囲(VR)の画素デー
    タを緑マスクデータ(MVG)とし、青画面を撮像したと
    きに求まる範囲VR)の画素データを青マスクデータ
    (MVB)として求める手段と、 画素データ画素データDVについて夫々のマスクデータ
    (MVR,MVG,MVB)でマスキングすることにより、範
    囲(VR)の赤画素データ(RV )と緑画素データ(G
    V )及び青画素データ(BV )を抽出する手段と、 夫々の色の画素データの階調を統計処理して夫々の最大
    階調の重心位置(Rvg,Gvg,Bvg)を演算する手段
    と、 夫々の重心位置の差を演算することにより、垂直方向
    (v)の各色のミスコンバーゼンス量(Rvg−Gvg),
    (Bvg−Gvg),(Rvg−Bvg)を求める手段と、を備
    えることを特徴とするコンバーゼンス測定装置。
  6. 【請求項6】 被試験カラーCRTに白色カラーパター
    ンを表示させて、この表示画面を白黒撮像用ビデオカメ
    ラで撮像し、水平方向(h)のコンバーゼンス測定を行
    う為の範囲(HR)の複数の画素データ(D)と、垂直
    方向(v)のコンバーゼンス測定を行う為の範囲(V
    R)の複数の画素データ(D’)を採取する手段と、 範囲(HR)における白色カラーパターン以外の背景部
    分の輝度(YH )を画素データ(D)から除去すること
    により、範囲(HR)の赤(R),緑(G),青(B)
    3色のドット蛍光体の発光輝度成分のみの画素データ
    (DH)を形成すると共に、範囲(VR)における白色
    カラーパターン以外の背景部分の輝度(YV )を画素デ
    ータ(D’)から除去することにより、範囲(VR)の
    赤(R),緑(G),青(B)3色のドット蛍光体の発
    光輝度成分のみの画素データ(DV)を形成する手段
    と、 被試験カラーCRTの赤画面を撮像して得られる範囲
    (HR)の画素データを赤マスクデータ(MHR)、範囲
    (VR)の画素データを赤マスクデータ(MVR)とし、
    緑画面を撮像したときに求まる範囲(HR)の画素デー
    タを緑マスクデータ(MHG)、範囲(VR)の画素デー
    タを緑マスクデータ(MVG)とし、青画面を撮像したと
    きに求まる範囲(HR)の画素データを青マスクデータ
    (MHB)、範囲(VR)の画素データを青マスクデータ
    (MVB)とする手段と、 画素データ(DH)について夫々のマスクデータ(MH
    R,MHG,MHB)でマスキングすることにより、範囲
    (HR)の赤画素データ(RH )と緑画素データ(GH
    )及び青画素データ(BH )を抽出すると共に、画素
    データ(DV)について夫々のマスクデータ(MVR,M
    VG,MVB)でマスキングすることにより、範囲(VR)
    の赤画素データ(RV )と緑画素データ(GV )及び青
    画素データ(BV )を抽出する手段と、 夫々の色の画素データ(RH ,GH ,BH ,RV ,GV
    ,BV )の階調を統計処理して夫々の最大階調の重心
    位置(Rhg,Ghg,Bhg,Rvg,Gvg,Bvg)を演算す
    る手段と、 夫々の重心位置の差を演算することにより、水平方向h
    の各色のミスコンバーゼンス量(Rhg−Ghg),(Bhg
    −Ghg),(Rhg−Bhg)と、垂直方向vの各色のミス
    コンバーゼンス量(Rvg−Gvg),(Bvg−Gvg),
    (Rvg−Bvg)を求める手段と、 を備えることを特徴とするコンバーゼンス測定装置。
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