JP3119206B2 - ビーム形状の測定方法及びビーム形状測定装置 - Google Patents

ビーム形状の測定方法及びビーム形状測定装置

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JP3119206B2
JP3119206B2 JP09211768A JP21176897A JP3119206B2 JP 3119206 B2 JP3119206 B2 JP 3119206B2 JP 09211768 A JP09211768 A JP 09211768A JP 21176897 A JP21176897 A JP 21176897A JP 3119206 B2 JP3119206 B2 JP 3119206B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウン管の表示
面上に映出される電子ビームのビーム形状を測定するビ
ーム形状の測定方法及びビーム形状測定装置に関し、特
に、電子ビームの電流密度分布を、その電子ビームの輝
度の3次元プロファイルにより測定するビーム形状の測
定方法及びビーム形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラウン管の表示面上での電子ビ
ームのビーム形状を測定するビーム形状測定装置とし
て、最も一般的なものでは、ブラウン管の表示面を移動
する電子ビームのスポットに連動して移動する光センサ
が用いられている。その光センサは、電子ビームのスポ
ットに連動して動くXYテーブルに取り付けられてい
る。このビーム形状測定装置では、その光センサを用い
て、水平方向に走査された電子ビームのスポットの光を
受光し、光センサで得られた受光量をアナログ電圧に変
換することによって2次元の輝度プロファイルが得られ
る。
【0003】また、従来のビーム形状測定装置として、
CCDカメラを用いたものがある。CCDカメラを用い
た従来のビーム形状測定装置では、ブラウン管の電子ビ
ームを1方向にラスタスキャンさせ、その電子ビームの
スポットをCCDカメラで撮像して電子ビームの輝度プ
ロファイルを得ている。電子ビームの、シャドーマスク
により遮られた部分の輝度は直線補間や、ガウス分布の
近似による補間により算出されている。
【0004】また、電子ビームの、シャドーマスクによ
り遮られる部分の輝度を測定する方法として、特開平4
−181631号公報に記載されているビーム形状測定
装置がある。このビーム形状測定装置では、CCDカメ
ラによって撮像された、ブラウン管の表示面での電子ビ
ームのスポットのうち、そのスポットよりも小さいデー
タ取込み領域の部分の輝度を測定し、電子ビームのスポ
ットを水平及び垂直方向に所定のステップ数だけ移動さ
せて2次元の輝度プロファイルを逐次記憶していく。そ
して、記憶された2次元の輝度プロファイルから、電子
ビームのビーム形状として、3次元の輝度プロファイル
が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子ビ
ームのスポットに連動して移動する光センサを用いた従
来のビーム形状測定装置では、ブラウン管の蛍光体部分
に光センサを、精度が高く精密に位置決めすることが困
難であるという問題点がある。また、電子ビームの全体
のビーム形状を得るためには、光センサを垂直方向に移
動して何度も位置決めし直して多くの輝度のデータを得
る必要があり、そのために多大な時間を要するという問
題点がある。
【0006】また、1方向にラスタスキャンされた電子
ビームの輝度プロファイルを、CCDカメラを用いて得
るビーム形状測定装置では、電子ビームの、シャドーマ
スクにより遮られた部分の輝度が直線補間や、ガウス分
布の近似による補間により算出されているので、その輝
度はあくまでも近似のデータであり真のデータではない
という問題点がある。
【0007】また、特開平4−181631号公報に記
載されたビーム形状測定装置では、ブラウン管の表示面
での電子ビームのスポットを、水平及び垂直の、それぞ
れの方向に微細にステップ送りするのでビーム形状の測
定に多大な時間がかかるという問題点がある。
【0008】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
点に鑑み、ブラウン管の表示面に映出された電子ビーム
のスポットの、シャドーマスクにより遮られた部分の輝
度を真のデータとして得て電子ビームの正確なビーム形
状を測定し、また、短時間でビーム形状を測定できるビ
ーム形状測定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、赤,緑,青のうち所定の色用の電子ビーム
がシャドーマスクを介して選択的に当ることで垂直方向
に特定のピッチで発光する第1の蛍光体と、該第1の蛍
光体に対して垂直方向に前記特定のピッチの半分だけず
れた位置で発光する、該第1の蛍光体と同じ色用の第2
の蛍光体とが備えられたブラウン管を用い、前記第1及
び第2の蛍光体を発光させる前記所定の色用の電子ビー
ムのビーム形状を測定するビーム形状の測定方法であっ
て、前記ブラウン管の表示面に映出された、赤,緑,青
の各色の電子ビームのスポットを一定のピッチで水平方
向に移動させながら前記ブラウン管の表示面上を移動す
る前記電子ビームのスポットを撮像する段階と、前記電
子ビームのスポットを撮像して得られた映像信号から変
換された画像データを記憶する段階と、記憶された前記
画像データのうち、前記第1の蛍光体を通り垂直方向に
延びるスリット状の第1の計測領域に対応する画像デー
タを用いて、前記電子ビームのスポットが一定のピッチ
で移動するごとの前記第1の計測領域の輝度を逐次算出
する段階と、記憶された前記画像データのうち、前記第
2の蛍光体を通り垂直方向に延びるスリット状の第2の
計測領域に対応する画像データを用いて、前記電子ビー
ムのスポットが一定のピッチで移動するごとの前記第2
の計測領域の輝度を逐次算出する段階と、算出された前
記第1及び第2の計測領域の輝度のデータを用いて前記
所定の色用の電子ビームのビーム形状を生成する段階と
を有することを特徴とする。
【0010】上記の発明では、ブラウン管の表示面に映
出された電子ビームのスポットが一定のピッチで水平方
向に移動するごとに電子ビームのスポットを撮像し、撮
像して得られた映像信号から変換された画像データが記
憶される。記憶された画像データのうち、第1の計測領
域に対応する画像データを用いて、電子ビームのスポッ
トが一定のピッチで移動するごとの第1の計測領域の輝
度を逐次算出する。算出された第1の計測領域の輝度の
データは、電子ビームの、シャドーマスクで遮られた部
分のデータが欠落したものである。また、記憶された画
像データのうち、第2の計測領域に対応する画像データ
を用いて、電子ビームのスポットが一定のピッチで移動
するごとの第2の計測領域の輝度を逐次算出する。第1
の計測領域が通る第1の蛍光体と、第2の計測領域が通
る第2の蛍光体とは、発光する部分が特定のピッチの半
分だけ垂直方向にずれているので、第2の計測領域の輝
度のデータの中には、第1の計測領域の、欠落した輝度
のデータを含んでいる。また、第2の計測領域の、シャ
ドーマスクにより欠落した輝度のデータが、第1の計測
領域の輝度のデータの中に含まれている。このような、
第1及び第2の計測領域の輝度のデータを用いて、互い
に欠落したデータを補い合うように所定の色用の電子ビ
ームのビーム形状が生成される。従って、電子ビームの
真の輝度のデータから電子ビームの正確なビーム形状が
測定される。
【0011】前記第1及び第2の計測領域の輝度のデー
タを用いて前記所定の色用の電子ビームのビーム形状を
生成する段階として、前記第1の計測領域の輝度のデー
タを逐次蓄積し、蓄積された前記第1の計測領域の輝度
のデータから前記所定の色用の電子ビームの、第1のビ
ーム形状を生成する段階と、前記第2の計測領域の輝度
のデータを逐次蓄積し、蓄積された前記第2の計測領域
の輝度のデータから前記所定の色用の電子ビームの、第
2のビーム形状を生成する段階と、生成された前記第1
及び第2のビーム形状を合成して前記所定の色用の電子
ビームのビーム形状を生成する段階とをさらに有するこ
とが好ましい。
【0012】また、本発明は、赤,緑,青のうち所定の
色用の電子ビームがシャドーマスクを介して選択的に当
ることで垂直方向に特定のピッチで発光する第1の蛍光
体と、該第1の蛍光体に対して垂直方向に前記特定のピ
ッチの半分だけずれた位置で発光する、該第1の蛍光体
と同じ色用の第2の蛍光体とが備えられたブラウン管を
用い、前記第1及び第2の蛍光体を発光させる前記所定
の色用の電子ビームのビーム形状を測定するビーム形状
測定装置であって、前記ブラウン管の表示面に映出され
た、赤,緑,青の各色の電子ビームのスポットを少なく
とも一定のピッチで水平方向に移動させる移動手段と、
前記移動手段により前記ブラウン管の表示面上を移動す
る前記電子ビームのスポットを撮像する撮像手段と、前
記撮像手段により得られた映像信号から変換された画像
データを記憶する画像メモリと、前記画像メモリに記憶
された画像データのうち、前記第1の蛍光体を通り垂直
方向に延びるスリット状の第1の計測領域に対応する画
像データを用いて、前記電子ビームのスポットが一定の
ピッチで移動するごとの前記第1の計測領域の輝度を逐
次算出する第1の輝度算出部と、前記第1の輝度算出部
により算出された輝度のデータを逐次蓄積して前記所定
の色用の電子ビームの第1のビーム形状を生成する第1
のプロファイル生成部と、前記画像メモリに記憶された
画像データのうち、前記第2の蛍光体を通り垂直方向に
延びるスリット状の第2の計測領域に対応する画像デー
タを用いて、前記電子ビームのスポットが一定のピッチ
で移動するごとの前記第2の計測領域の輝度を逐次算出
する第2の輝度算出部と、前記第2の輝度算出部により
算出された輝度のデータを逐次蓄積して前記所定の色用
の電子ビームの第2のビーム形状を生成する第2のプロ
ファイル生成部と、前記第1及び第2のプロファイル生
成部で生成された前記第1及び第2のビーム形状を合成
して前記所定の色用の電子ビームのビーム形状を生成し
て出力するプロファイル合成出力部とを有することを特
徴とする。
【0013】上記の発明では、前述したビーム形状の測
定方法を用いているので、電子ビームの真の輝度のデー
タから電子ビームの正確なビーム形状を測定するビーム
形状測定装置が実現される。
【0014】さらに、前記移動手段を制御する制御手段
をさらに有することが好ましい。
【0015】さらに、前記撮像手段としてCCDカメラ
が用いられていることが好ましい。
【0016】さらに、前記CCDカメラにより得られた
映像信号を画像データに変換するAD変換器をさらに有
することが好ましい。
【0017】さらに、前記撮像手段が、前記撮像手段を
任意の位置に移動させるXYテーブルに取り付けられて
いることが好ましい。
【0018】さらに、前記制御手段が、前記XYテーブ
ルをさらに制御することが好ましい。
【0019】さらに、前記第1の計測領域を設定するた
めのパラメータを前記第1の輝度算出部に送り、前記第
2の計測領域を設定するためのパラメータを前記第2の
輝度算出部に送るパラメータ設定部をさらに有すること
が好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態のビーム形状
測定装置を示すブロック図である。本実施形態のビーム
形状測定装置では、図1に示すように、ブラウン管1の
表示面1aの前に、表示面1aでの電子ビームのスポッ
トを撮像する撮像手段とてのCCDカメラ3が配置され
ている。CCDカメラ3はXYステージ2に取り付けら
れていて、XYステージ2が移動することによりCCD
カメラ3が表示面1aの任意の位置を撮像することがで
きる。XYステージ2は、制御部9から送られたX方向
の移動位置指令信号C1及び、Y方向の移動位置指令信
号C2に基づいて移動して所定の位置で固定される。
【0022】ブラウン管1の内部では、赤色用の電子ビ
ームBr、緑色用の電子ビームBg、青色用の電子ビー
ムBbが表示面1aに向って発射される。赤,緑,青の
各色の電子ビームBr,Bg,Bbの、表示面1aでの
スポットは、制御部9から水平偏向直流電源11に送ら
れた制御信号に基づいて、移動手段である水平偏向直流
電源11によって一定のピッチで水平方向にステップ移
動される。また、水平方向と同様に垂直方向にも、電子
ビームBr,Bg,Bbの、表示面1aでのスポットが
制御部9から垂直偏向直流電源12に送られた制御信号
に基づいて、垂直偏向直流電源12によって垂直方向に
一定のピッチでステップ移動される。本実施形態のビー
ム形状測定装置では、水平偏向直流電源11により表示
面1aでの電子ビームのスポットを一定のピッチで水平
方向にステップ移動させながら、ブラウン管1の蛍光体
の画像をCCDカメラ3で撮像して、その電子ビームの
ビーム形状を計測する。
【0023】電子ビームBr,Bg,Bbの、表示面1
aでのスポットが水平偏向直流電源11により一定のピ
ッチで水平方向にステップ移動するごとに、その電子ビ
ームのスポットがCCDカメラ3で撮像される。CCD
カメラ3で撮像された画像が、電子ビームのスポットの
ステップ移動ごとに映像信号vとなってCCDカメラ3
からAD変換器4に送られる。その映像信号vは、AD
変換器4によって画像データdに変換されてAD変換器
4から画像メモリ5に送られ、画像データdが画像メモ
リ5で画像データeとして逐次記憶される。この画像メ
モリ5に記憶された画像データeを用いることによっ
て、電子ビームBr,Bg,Bbのビーム形状が計測さ
れる。
【0024】画像メモリ5に記憶された画像データe
は、第1の輝度算出部としての輝度算出部6a及び、第
2の輝度算出部としての輝度算出部6bに同時に読み込
まれる。輝度算出部6aでは、読み込んだ画像データe
のうち、図2に基づいて後述する第1の計測領域に対応
する画像データを抜き出して、電子ビームのスポットの
ステップ移動ごとの第1の計測領域の輝度として第1の
輝度プロファイルf1(i)(ただし、i=1,2,・
・・,mとする)を算出する。また、輝度算出部6aに
は、第1の計測領域を設定するためのパラメータM1
パラメータ設定部10から送られる。
【0025】輝度算出部6bでは、読み込んだ画像デー
タeのうち、図2に基づいて後述する第2の計測領域に
対応する画像データを抜き出して、電子ビームのスポッ
トのステップ移動ごとの第2の計測領域の輝度として第
2の輝度プロファイルf2(i)(ただし、i=1,
2,・・・,mとする)を算出する。また、輝度算出部
6bには、第2の計測領域を設定するためのパラメータ
2がパラメータ設定部10から送られる。
【0026】輝度算出部6aで算出された第1の輝度プ
ロファイルf1(i)は、第1のプロファイル生成部と
してのプロファイル生成部7aに逐次送られる。プロフ
ァイル生成部7aでは、電子ビームのスポットが一定の
ピッチで水平方向にステップ移動するごとに第1の輝度
プロファイルf1(i)のデータを時系列的に蓄積して
いき、蓄積したデータから、第1のビーム形状である3
次元輝度プロファイルg1を生成する。この3次元輝度
プロファイルg1は、後述するように電子ビームの、シ
ャドーマスクで遮られた部分の輝度のデータが欠落した
ものである。
【0027】一方、輝度算出部6bで算出された第2の
輝度プロファイルf2(i)は、第2のプロファイル生
成部としてのプロファイル生成部7bに逐次送られる。
プロファイル生成部7aでは、電子ビームのスポットが
一定のピッチで水平方向にステップ移動するごとの第2
の輝度プロファイルf2(i)のデータを時系列的に蓄
積していき、蓄積したデータから、第2のビーム形状で
ある3次元輝度プロファイルg2を生成する。この3次
元輝度プロファイルg2は、後述するように電子ビーム
の、シャドーマスクで遮られた部分の輝度のデータが欠
落したものである。
【0028】プロファイル生成部7aで生成された3次
元輝度プロファイルg1及び、プロファイル生成部7b
で生成された3次元輝度プロファイルg2はプロファイ
ル合成出力部8に送られる。プロファイル合成出力部8
では、後述するように、3次元輝度プロファイルg
1の、データが欠落した部分が3次元輝度プロファイル
2のデータで補われ、かつ、3次元輝度プロファイル
2の、データが欠落した部分が3次元輝度プロファイ
ルg1のデータで補われるように、3次元輝度プロファ
イルg1と3次元輝度プロファイルg2とが合成されるこ
とによって電子ビームのビーム形状として3次元ビーム
プロファイルhが生成される。そして、生成された3次
元ビームプロファイルhがプロファイル合成出力部8か
ら出力される。
【0029】次に、本実施形態のビーム形状測定装置の
動作について図2〜図5を参照して説明する。図2〜図
5は、図1に示したビーム形状測定装置の動作を説明す
るための図である。
【0030】図2(a)は、図1に示したブラウン管1
の蛍光面に赤色用の電子ビームBrが映出されている状
態を示す平面図である。図2(a)に示すように、ブラ
ウン管1の蛍光面には、青色用の蛍光体20bが垂直方
向に特定のピッチYdで一直線上に並べられた列と、緑
色用の蛍光体20gが垂直方向に特定のピッチYdで一
直線上に並べられた列と、赤色用の蛍光体20rが垂直
方向に特定のピッチYdで一直線上に並べられた列とが
蛍光体20b,20g,20rが並列となるように水平
方向に並べられている。そして、蛍光体20b,20
g,20rが並列となって垂直方向に延びる3本の蛍光
体の列が、特定のピッチYの半分だけ垂直方向にずれる
ように水平方向に並べられている。
【0031】蛍光体20bは、ブラウン管1に備えられ
たシャドーマスクの開口部を通った電子ビームBbが選
択的に当ることによって青色に発光する部分である。蛍
光体20gは、シャドーマスクの開口部を通った電子ビ
ームBgが選択的に当ることによって緑色に発光する部
分であり、蛍光体20rは、シャドーマスクの開口部を
通った電子ビームBrが選択的に当ることによって赤色
に発光する部分である。従って、シャドーマスクの、開
口部以外の部分により電子ビームが遮られることで、蛍
光面で蛍光体20r,20g,20bが形成されていな
い部分には電子ビームが入射しない。
【0032】また、第1の蛍光体としての蛍光体20r
のほぼ中心を通り垂直方向に延びるスリット状の第1の
計測領域21が設けられている。この第1の計測領域2
1に対応する画像データから、図1に示した輝度算出部
6aで第1の輝度プロファイルf1(i)が算出され
る。また、第1の計測領域21の蛍光体20rとの位置
関係が垂直方向に特定のピッチYdの半分だけ垂直方向
にずれた、第2の蛍光体としての蛍光体20r’を通り
垂直方向に延びるスリット状の第2の計測領域22が設
けられている。この第2の計測領域22に対応する画像
データから、図1に示した輝度算出部6bで第2の輝度
プロファイルf2(i)が算出される。
【0033】この図2(a)では、第1の計測領域21
に電子ビームBrのスポット23rの中心がある。スポ
ット23rは、矢印Aで示される水平方向に水平偏向直
流電源11によって微細な一定のピッチでステップ移動
される。
【0034】図2(b)は、図1(a)に示したように
スポット23rの中心が第1の計測領域21にある状態
での第1の計測領域21の輝度プロファイルデータを示
す図である。図2(b)では、横軸が輝度であり、縦軸
が第1の計測領域21の垂直方向の位置である。
【0035】図2(b)に示すように、第1の計測領域
21の輝度プロファイルデータは、垂直方向の位置にお
いて幅pの2箇所でデータが欠落したものとなってい
る。この輝度プロファイルデータの、データが欠落した
部分は、図2(a)に示した第1の計測領域21の、垂
直方向に隣り合う2つの蛍光体20rに挟まれる幅pの
部分に対応している。従って、第1の計測領域21の輝
度プロファイルデータでのデータの欠落は、ブラウン管
1のシャドーマスクによって電子ビームが遮られること
で生じている。
【0036】図3(a)は、図2(a)に示したスポッ
ト23rが水平方向にさらに移動した状態を示す平面図
である。また、図3(b)は、図3(a)に示される状
態での第1の計測領域21の輝度プロファイルデータを
示す図である。図3(b)では、横軸が輝度であり、縦
軸が第1の計測領域21の垂直方向の位置である。
【0037】図3(a)に示すように、スポット23r
が、図2に示した状態から水平方向に距離dだけ移動す
ると、スポット23rの中心が第1の計測領域21から
距離dだけ離れる。従って、図3(b)に示すように、
この時の第1の計測領域21の輝度の値は、図2(b)
に示した第1の計測領域21の輝度よりも、垂直方向の
全ての位置で小さくなっている。
【0038】このようにしてスポット23rを微小な一
定のピッチでステップ移動させながら、そのステップ移
動ごとの第1の計測領域21の輝度プロファイルが逐次
算出される。スポット23rが第1の計測領域21に重
なる前からスポット23rが第1の計測領域21を通り
過ぎるまでの間、スポット23rがm回、ステップ移動
するごとに、m個の輝度プロファイルが算出される。そ
の第1の計測領域21のm個の輝度プロファイルを第1
の輝度プロファイルf1(i)(ただし、i=1,2,
・・・,m)で表わしている。この第1の輝度プロファ
イルf1(i)が、スポット23rのステップ移動ごと
に輝度算出部6aからプロファイル生成部7aに逐次送
られてプロファイル生成部7aに蓄積される。
【0039】図4(a)は、スポット23rの中心が第
2の計測領域22に移動した状態を示す平面図である。
また、図4(b)は、図4(a)に示される状態での第
2の計測領域22の輝度プロファイルデータを示す図で
ある。図4(b)では、横軸が輝度であり、縦軸が第2
の計測領域22の垂直方向の位置である。
【0040】図4(a)に示すように、スポット23r
の中心が第2の計測領域22に移動すると、第2の計測
領域22の輝度プロファイルデータは、図4(b)に示
すように、垂直方向の位置において幅pの3箇所でデー
タが欠落したものとなっている。この輝度プロファイル
データの、データが欠落した部分は、第2の計測領域2
2の、垂直方向に隣り合う2つの蛍光体20r’に挟ま
れる幅pの部分に対応している。すなわち、第1の計測
領域21の輝度プロファイルデータと同様に、第2の計
測領域22の輝度プロファイルデータでのデータの欠落
は、ブラウン管1のシャドーマスクによって電子ビーム
が遮られることで生じている。
【0041】図5(a)は、図4(a)に示した状態か
らスポット23rが水平方向にさらに移動した状態を示
す平面図である。また、図5(b)は、図5(a)に示
される状態での第2の計測領域22の輝度プロファイル
データを示す図である。図4(b)では、横軸が輝度で
あり、縦軸が第2の計測領域22の垂直方向の位置であ
る。
【0042】図5(a)に示すように、スポット23r
が、図4(a)に示した状態から水平方向に距離dだけ
移動すると、スポット23rの中心が第2の計測領域2
2から距離dだけ離れる。従って、図5(b)に示すよ
うに、この時の第2の計測領域22の輝度の値は、図4
(b)に示した第2の計測領域22の輝度よりも、垂直
方向の全ての位置で小さくなっている。
【0043】スポット23rが第2の計測領域22に重
なる前からスポット23rが第2の計測領域22を通り
過ぎるまでの間、スポット23rがm回、ステップ移動
するごとにm個の輝度プロファイルが算出される。その
第2の計測領域22のm個の輝度プロファイルを第2の
輝度プロファイルf2(i)(ただし、i=1,2,・
・・,m)で表わしている。この第2の輝度プロファイ
ルf2(i)が、スポット23rのステップ移動ごとに
輝度算出部6bからプロファイル生成部7bに逐次送ら
れてプロファイル生成部7bに蓄積される。
【0044】前述したように、第1の計測領域21の蛍
光体20rと、第2の計測領域の蛍光体20r’との位
置関係は特定のピッチYdの半分だけ垂直方向にずれて
いるので、第1の輝度プロファイルf1(i)で欠落し
ているデータは第2の輝度プロファイルf2(i)に含
まれており、第2の輝度プロファイルf2(i)で欠落
しているデータは第1の輝度プロファイルf1(i)に
含まれている。
【0045】プロファイル生成部7aでは、蓄積された
第1の輝度プロファイルf1(i)から、第1のビーム
形状である3次元の輝度プロファイルg1が生成され
る。また、プロファイル生成部7bでは、蓄積された第
2の輝度プロファイルf2(i)から、第2のビーム形
状である3次元輝度プロファイルg2が生成される。こ
の3次元輝度プロファイルg1及びg2では、電子ビーム
の、シャドーマスクで遮られた部分のビーム形状が欠落
している。
【0046】その後、3次元輝度プロファイルg1及び
2はプロファイル合成出力部8に送られて合成される
ことで、電子ビームBrのビーム形状である3次元ビー
ムプロファイルhが生成されてプロファイル合成出力部
8から出力される。ここで、3次元輝度プロファイルg
1で欠落しているデータを3次元輝度プロファイルg2
データで補い、3次元輝度プロファイルg2で欠落して
いるデータを3次元輝度プロファイルg1のデータで補
うようにして3次元輝度プロファイルg1及びg2を合成
する。従って、3次元ビームプロファイルhは、電子ビ
ームの真のデータとして得られる。
【0047】図6は、本実施形態のビーム形状測定装置
におけるビーム形状の合成を説明するための図である。
図6(a)が、プロファイル生成部7aで得られた3次
元輝度プロファイルg1を示す図であり、図6(b)
が、プロファイル生成部7bで得られた3次元輝度プロ
ファイルg2を示す図である。そして、図3(c)が、
3次元輝度プロファイルg1及びg2を合成して得られた
3次元ビームプロファイルhを示す図である。
【0048】図6に示すように、シャドーマスクの、電
子ビームを遮る部分によりビーム形状の一部が欠落した
3次元輝度プロファイルg1及びg2が、ビーム形状が欠
落した部分を互いに補うようにして合成され、3次元ビ
ームプロファイルhが得られる。
【0049】本実施形態では、電子ビームBrのビーム
形状を測定する場合について説明したが、電子ビームB
rの場合と同様な方法で電子ビームBg及びBbのビー
ム形状を測定することができる。例えば、電子ビームB
gのビーム形状を測定する場合には、蛍光体20gを通
り垂直方向に延びるスリット状の第1の計測領域を設定
し、その第1の計測領域の蛍光体20gとの位置関係が
特定のピッチYdだけ垂直方向にずれている蛍光体20
g’を通り垂直方向に延びるスリット状の第2の計測領
域を設定すればよい。
【0050】以上で説明したように、本実施形態のビー
ム形状測定装置では、スポット23rが一定のピッチで
水平方向にステップ移動するごとに第1の計測領域21
の画像データから算出した輝度のデータから3次元輝度
プロファイルg1を生成し、同様に、スポット23のス
テップ移動ごとに第1の計測領域の画像データから算出
した輝度のデータから3次元輝度プロファイルg2を生
成する。そして、3次元輝度プロファイルg1で欠落し
ているデータを3次元輝度プロファイルg2のデータで
補い、3次元輝度プロファイルg2で欠落しているデー
タを3次元輝度プロファイルg1のデータで補うように
して3次元輝度プロファイルg1及びg2を合成すること
で3次元ビームプロファイルhが生成される。従って、
3次元ビームプロファイルhは、電子ビームBrの真の
輝度のデータから生成されており、電子ビームBrの正
確なビーム形状が測定される。
【0051】また、電子ビームを一定のピッチで水平方
向に一回、ステップ移動させるだけで電子ビームの形状
が測定されるので、短時間でビーム形状を測定できるビ
ーム形状測定装置が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電子ビー
ムのスポットが一定のピッチで水平方向に移動するごと
に、第1の蛍光体を通るスリット状の第1の計測領域
や、第2の蛍光体を通るスリット状の第2の計測領域に
対応する画像データから輝度を逐次算出してから、第1
の計測領域の、シャドーマスクにより欠落した輝度のデ
ータを第2の計測領域の輝度のデータで補い、第2の計
測領域の、シャドーマスクにより欠落した輝度のデータ
を第1の計測領域の輝度のデータで補うようにして第1
及び第2の計測領域の輝度のデータを用いて電子ビーム
のビーム形状が生成される。従って、電子ビームの真の
輝度のデータから電子ビームの正確なビーム形状を測定
できるという効果がある。
【0053】また、電子ビームを一定のピッチで水平方
向に一回移動させるだけで電子ビームのビーム形状を測
定できるので、ビーム形状の測定を短時間で行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のビーム形状測定装置を示
すブロック図である。
【図2】図1に示したビーム形状測定装置の動作を説明
するための図である。
【図3】図1に示したビーム形状測定装置の動作を説明
するための図である。
【図4】図1に示したビーム形状測定装置の動作を説明
するための図である。
【図5】図1に示したビーム形状測定装置の動作を説明
するための図である。
【図6】図1に示したビーム形状測定装置におけるビー
ム形状の合成を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ブラウン管 1a 表示面 2 XYステージ 3 CCDカメラ 4 AD変換器 5 画像メモリ 6a、6b 輝度算出部 7a、7b プロファイル生成部 8 プロファイル合成出力部 9 制御部 10 パラメータ設定部 11 水平偏向直流電源 12 垂直偏向直流電源 20b、20g、20r、20r’ 蛍光体 21 第1の計測領域 22 第2の計測領域 23r スポット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 9/42 H04N 17/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤,緑,青のうち所定の色用の電子ビー
    ムがシャドーマスクを介して選択的に当ることで垂直方
    向に特定のピッチで発光する第1の蛍光体と、該第1の
    蛍光体に対して垂直方向に前記特定のピッチの半分だけ
    ずれた位置で発光する、該第1の蛍光体と同じ色用の第
    2の蛍光体とが備えられたブラウン管を用い、前記第1
    及び第2の蛍光体を発光させる前記所定の色用の電子ビ
    ームのビーム形状を測定するビーム形状の測定方法であ
    って、 前記ブラウン管の表示面に映出された、赤,緑,青の各
    色の電子ビームのスポットを一定のピッチで水平方向に
    移動させながら前記ブラウン管の表示面上を移動する前
    記電子ビームのスポットを撮像する段階と、 前記電子ビームのスポットを撮像して得られた映像信号
    から変換された画像データを記憶する段階と、 記憶された前記画像データのうち、前記第1の蛍光体を
    通り垂直方向に延びるスリット状の第1の計測領域に対
    応する画像データを用いて、前記電子ビームのスポット
    が一定のピッチで移動するごとの前記第1の計測領域の
    輝度を逐次算出する段階と、 記憶された前記画像データのうち、前記第2の蛍光体を
    通り垂直方向に延びるスリット状の第2の計測領域に対
    応する画像データを用いて、前記電子ビームのスポット
    が一定のピッチで移動するごとの前記第2の計測領域の
    輝度を逐次算出する段階と、 算出された前記第1及び第2の計測領域の輝度のデータ
    を用いて前記所定の色用の電子ビームのビーム形状を生
    成する段階とを有することを特徴とするビーム形状の測
    定方法。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の計測領域の輝度のデ
    ータを用いて前記所定の色用の電子ビームのビーム形状
    を生成する段階として、 前記第1の計測領域の輝度のデータを逐次蓄積し、蓄積
    された前記第1の計測領域の輝度のデータから前記所定
    の色用の電子ビームの、第1のビーム形状を生成する段
    階と、 前記第2の計測領域の輝度のデータを逐次蓄積し、蓄積
    された前記第2の計測領域の輝度のデータから前記所定
    の色用の電子ビームの、第2のビーム形状を生成する段
    階と、 生成された前記第1及び第2のビーム形状を合成して前
    記所定の色用の電子ビームのビーム形状を生成する段階
    とをさらに有する請求項1に記載のビーム形状の測定方
    法。
  3. 【請求項3】 赤,緑,青のうち所定の色用の電子ビー
    ムがシャドーマスクを介して選択的に当ることで垂直方
    向に特定のピッチで発光する第1の蛍光体と、該第1の
    蛍光体に対して垂直方向に前記特定のピッチの半分だけ
    ずれた位置で発光する、該第1の蛍光体と同じ色用の第
    2の蛍光体とが備えられたブラウン管を用い、前記第1
    及び第2の蛍光体を発光させる前記所定の色用の電子ビ
    ームのビーム形状を測定するビーム形状測定装置であっ
    て、 前記ブラウン管の表示面に映出された、赤,緑,青の各
    色の電子ビームのスポットを少なくとも一定のピッチで
    水平方向に移動させる移動手段と、 前記移動手段により前記ブラウン管の表示面上を移動す
    る前記電子ビームのスポットを撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により得られた映像信号から変換された画
    像データを記憶する画像メモリと、 前記画像メモリに記憶された画像データのうち、前記第
    1の蛍光体を通り垂直方向に延びるスリット状の第1の
    計測領域に対応する画像データを用いて、前記電子ビー
    ムのスポットが一定のピッチで移動するごとの前記第1
    の計測領域の輝度を逐次算出する第1の輝度算出部と、 前記第1の輝度算出部により算出された輝度のデータを
    逐次蓄積して前記所定の色用の電子ビームの第1のビー
    ム形状を生成する第1のプロファイル生成部と、 前記画像メモリに記憶された画像データのうち、前記第
    2の蛍光体を通り垂直方向に延びるスリット状の第2の
    計測領域に対応する画像データを用いて、前記電子ビー
    ムのスポットが一定のピッチで移動するごとの前記第2
    の計測領域の輝度を逐次算出する第2の輝度算出部と、 前記第2の輝度算出部により算出された輝度のデータを
    逐次蓄積して前記所定の色用の電子ビームの第2のビー
    ム形状を生成する第2のプロファイル生成部と、 前記第1及び第2のプロファイル生成部で生成された前
    記第1及び第2のビーム形状を合成して前記所定の色用
    の電子ビームのビーム形状を生成して出力するプロファ
    イル合成出力部とを有することを特徴とするビーム形状
    測定装置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段を制御する制御手段をさら
    に有する請求項3に記載のビーム形状測定装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段としてCCDカメラが用い
    られている請求項3または4に記載のビーム形状測定装
    置。
  6. 【請求項6】 前記CCDカメラにより得られた映像信
    号を画像データに変換するAD変換器をさらに有する請
    求項5に記載のビーム形状測定装置。
  7. 【請求項7】 前記撮像手段が、前記撮像手段を任意の
    位置に移動させるXYテーブルに取り付けられている請
    求項3〜6のいずれか1項に記載のビーム形状測定装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、前記XYテーブルをさ
    らに制御する請求項7に記載のビーム形状測定装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の計測領域を設定するためのパ
    ラメータを前記第1の輝度算出部に送り、前記第2の計
    測領域を設定するためのパラメータを前記第2の輝度算
    出部に送るパラメータ設定部をさらに有する請求項3〜
    8のいずれか1項に記載のビーム形状測定装置。
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