JP2863163B2 - カラー受像管のミスコンバーゼンス量測定方法 - Google Patents

カラー受像管のミスコンバーゼンス量測定方法

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JP2863163B2 JP62257605A JP25760587A JP2863163B2 JP 2863163 B2 JP2863163 B2 JP 2863163B2 JP 62257605 A JP62257605 A JP 62257605A JP 25760587 A JP25760587 A JP 25760587A JP 2863163 B2 JP2863163 B2 JP 2863163B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー受像管のミスコンバーゼンス量を測
定する方法に関するものである。 従来の技術 カラー受像管においては、3色の画像を合致させるこ
と、すなわち、3色発光用の3電子ビームを画面の全域
にわたり位置ずれなくコンバーゼンスさせることが重要
となる。このため、とくにコンバーゼンス特性が重視さ
れるデータディスプレイ用カラー受像管の検査工程にお
いては、コンバーゼンス誤差たるミスコンバーゼンス量
の高精度での測定が要求される。 ミスコンバーゼンス量の測定方法としては、たとえば
特開昭61−206133号公報に開示されているものがある。
この測定方法によると、まず、測定パターンを被測定カ
ラー受像管のスクリーン面に単色で映出させ、この映像
をTVカメラで撮像して発光領域の発光分布中心を求め
る。ついで、前記パターンを他色で映出させて撮像し、
その発光領域の発光分布中心を求めるとともに、これら
の発光分布中心を相互に比較して、その差の距離たるミ
スコンバーゼンス量を測定する。 発明が解決しようとする問題点 しかし、複数色の映像を順次に映出させて比較計測す
る測定方法をとると、映出された映像の位置、したがっ
てその発光分布の中心位置(重心)が、電源の電圧変動
やリップル分によって移動し得ることから、コンバーゼ
ンス特性を高い精度で測定し難い。 問題点を解決するための手段 本発明の測定方法によると、被測定カラー受像管のス
クリーン面にラスターを単色で映出させて撮像し、当該
色の電子ビームによって発光する発光画素位置をメモリ
ーに記憶させる段階と、測定用パターンを前記スクリー
ン面に複数色同時に映出させて撮像し、そのパターンの
発光の位置情報と輝度情報とからなる発光分布をメモリ
ーに記憶させる段階と、前記発光画素位置を基準にして
前記発光分布を当該色別に分離する段階と、当該色別に
分離された発光分布の中心位置を算出する段階と、一色
の発光分布の中心位置を他色の発光分布の中心位置と比
較して、その差からミスコンバーゼンス量を算出する段
階とを備える。 作 用 このように構成すると、ドット状または格子縞からな
る測定用パターンを被測定カラー受像管のスクリーン面
に白色またはカラーで、すなわち複数色でもって同に映
出させ、その位置情報と輝度情報とからなる発光分布を
メモリーに記憶させることになるので、色分離された複
数の発光分布の相互間に時間的なずれはなく、電源の電
圧変動やリップル分によって影響を受けることなく高い
精度でミスコンバーゼンス量を測定するこができる。ま
た、初めに映出した単色ラスターでの当該色電子ビーム
により刺激を受けて実際に発光する発光画素位置をもと
にして、パターン像の発光分布を各色の発光分布に分離
するので、電子ビームの照射位置がずれるいわゆるミス
ランディング状態においても正確なミスコンバーゼンス
量を測定することができ、使用するTVカメラの撮像素子
にカラー撮像用のものを要せず、色分離要フィルタも要
しないので、測定装置の構成を簡素化することができ
る。さらに、被測定要カラー受像管のスクリーン面に蛍
光体ドットまたは蛍光体ストライプが赤、緑および青の
各発色をなすものでなくても、すなわち、たとえば青色
発光蛍光体に代えて白色発光蛍光体を用いたカラー受像
管に対しても、特別の手段を付加することなくミスコン
バーゼンス量を高精度で測定することができる。 実施例 本発明を図示した実施例とともに説明すると、第1図
において、被測定カラー受像管1のスクリー面2に向き
合って設けられたTVカメラ3は、スクリーン面2に映出
されたラスターや、ドット状または格子縞からなる測定
用パターンの所定小領域を単色で撮像し得る二次元セン
サ、カメラ回路および光学系を備え、このTVカメラ3に
よって検出されたデータは、たとえは水平512列、垂直5
12行のマトリックスとしてメモリー4の所定番地にとり
込まれ記憶される。ドット状の測定用パターンは、第2
図に示すように多数の白点として映出され、TVカメラ3
によって撮像される前記小領域とは、たとえば撮像領域
Aを指す。なお、スクリーン面2に緑色のラスターを映
出させたときの撮像領域Aにおける発光分布は第3図の
aに示すようなものとなり、測定用パターンの1ドット
を3色同時に映出させたときの撮像領域Aにおける発光
分布は第3図のbに示すようなものとなるのであり、山
の高さが輝度に比例する。 このように、被測定カラー受像管1のスクリーン面2
に単色のラスター、たとえば緑色のラスターを映出させ
て、これをTVカメラ3で撮像すると、メモリー4の当該
番地に前記ラスターの発光画素位置が記憶されることに
なるが、このとき、他色の発光画素位置にハレーション
等に起因した微弱な発光がノイズとして記憶されないよ
う、ノイズ除去回路を設けておくのがよい。 つぎに、第2図に示すようなドット状測定用パターン
をスクリーン面2に白色で、つまり赤、緑および青の3
色で同時に映出させ、その発光分布をTVカメラ3でモノ
クローム撮像する。このパターンの発光分布は第3図の
bに示すようなものとなり、これもメモリー4に記憶さ
せる。ついで、メモリー4に記憶されている緑発光画素
位置データを基準にして、第3図のbの発光分布から緑
色対応の発光成分をコンピュータ5の3色分離回路で分
離する。分離された緑色対応の発光成分は第3図のdに
示すようなものとなる。 以上は緑色についてのべたが、赤色および青色につい
てもそれぞれのラスターを映出させて当該色の発光画素
位置を前述と同様にメモリー4に記憶させておくと、こ
れらのデータを基準にして第3図のbの発光分布から、
赤対応発光分布(第3図のc)および青色対応発光分布
(第3図のe)をも3色分離回路からおり出すことがで
きる。別法として、前記緑色発光の画素位置および被測
定カラー受像管の設計値を用いて、赤色および青色のそ
れぞれに対応した発光分布をとり出すこともできる。こ
の場合、赤色および青色のラスターを映出させたり、そ
れを撮像したりする必要がないのはいうまでもない。 このようにして色分離された各色発光分布は、第4図
に例示したものとなり、メモリー4の当該番地に記憶さ
れる。第4図に示す発光分布データは、第5図に示す電
池ビームスポットS内で緑色に発光する蛍光体ドットG
に対応しており、この波形の全面積を2分した位置(発
光分布の重心位置)がビームセンター位置でもある。し
たがって、赤、緑および青のそれぞれについて、各発光
分布の中心位置、すなわちビームセンター位置を算出さ
せ、かつ、それらの差たるミスコンバーゼンスを算出さ
せる。 シャドウマスク型カラー受像管においては、電子ビー
ムがシャドウマスクによって一部遮蔽されるので、ビー
ム位置に関するデータがサンプリングされたかたちで与
えられる。この空白のデータを埋めるために、ビームス
ポットの電流密度分布、ひいては輝度分布がガウス分布
であるとして計算する方法があるが、第4図に示すよう
に実際の輝度分布は必ずしも対称的なガウス分布ではな
いので、誤差が大きくなる。そこで、測定用パターン信
号のパルス幅を広げ、第5図の水平方向の一色の発光ド
ット数にして6個以上が発光するようにする。サンプリ
ングされたデータを用いて発光分布の中心(重心)を求
め、それをビームセンター位置とみなすと、測定誤差を
隣接蛍光体ドット空間1/10以下にすることができる。 第1色(赤色)対応のビームセンター位置、第2色
(緑色)対応のビームセンター位置および第3色(青
色)対応のビームセンター位置を求め、これらのビーム
位置データを用いてコンピュータ内でミスコンバーゼン
ス量算出を行なう。 このようにして、被測定カラー受像管1のスクリーン
面2の所定小領域での測定を行なったのち、TVカメラ3
を移動させてスクリーン面2の他の小領域、たとえば領
域Bに対向させる。そして、色切り替え回路6を切り替
え動作させ、単色ラスターを映出させて撮像したのち、
パターン切り替え回路7を切り替え動作させ、前述のよ
うな測定用パターンの複合色データとり込み以後のステ
ップを繰り返し行ない、領域B等におけるミスコンバー
ゼンス量を順次に測定する。 発明の効果 本発明は、前述のように測定用パターンを複数色同時
に映出させて撮像し、その後において各色の電子ビーム
によって発光する発光画素位置に基づいて色分離をする
ので、電源の電圧変動やリップル分の影響を受けること
なく正確にミスコンバーゼンス量を測定することができ
る。しかも、初めに映出した単色ラスターでの当該射落
電子ビームにより刺激を受けて実際に発光する発光画素
位置をもとにして色分離するので、電子ビームの照射位
置がずれるミスライディング状態においても正確なミス
コンバーゼンス量を測定することができ、また、撮像素
子にカラータイプのものを必要とせず、カラーフィルタ
も要しないので、装置の簡易化を図ることができる。さ
らに測定パターンを発光画素の位置情報と輝度情報とか
らなる発光分布として検出し、これに基づき各色別の発
光分布を得るのでビームセンター位置を高い精度で検出
することができる。その上、白色発光等のか混合蛍光体
を用いたカラー受像管のミスコンバーゼンス量をも同様
に測定できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の測定方法を適用してミスコンバーゼン
ス量を測定する構成のブロック線図、第2図はスクリー
ン面に映出された測定用パターンと測定領域との関係を
説明するための図、第3図はスクリーン面の発光分布を
示す斜視図、第4図は緑色発光蛍光体ドットの発光分布
を示す図、第5図は蛍光体ドット群とビームスポットと
の関係を示す図である。 1……被測定カラー受像管、3……TVカメラ、4……メ
モリー、5……コンピュータ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.被測定カラー受像管のスクリーン面にラスターを単
    色で映出させて撮像し、当該色の電子ビームによって発
    光する発光画素位置をメモリーに記憶させる段階と、測
    定用パターンを前記スクリーン面に複数色同時に映出さ
    せて撮像し、そのパターンの発光の位置情報と輝度情報
    とからなる発光分布をメモリーに記憶させる段階と、前
    記発光画素位置を基準にして前記発光分布を当該色別に
    分離する段階と、当該色別に分離された発光分布の中心
    位置を算出する段階と、一色の発光分布の中心位置を他
    色の発光分布の中心位置と比較して、その差からミスコ
    ンバーゼンス量を算出する段階とを備えてなることを特
    徴とするカラー受像管のミスコンバーゼンス量測定方
    法。
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