JPH0617785Y2 - ブレーキローラの圧力調整機構 - Google Patents

ブレーキローラの圧力調整機構

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JPH0617785Y2
JPH0617785Y2 JP15812188U JP15812188U JPH0617785Y2 JP H0617785 Y2 JPH0617785 Y2 JP H0617785Y2 JP 15812188 U JP15812188 U JP 15812188U JP 15812188 U JP15812188 U JP 15812188U JP H0617785 Y2 JPH0617785 Y2 JP H0617785Y2
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leaf spring
brake roller
pressure
brake
roller
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JP15812188U
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一隆 松田
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富士通機電株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 ブレーキローラの圧力調整機構に関し、特に2枚の板バ
ネを使って上からかける圧力をネジで変化させブレーキ
ローラの回転軸に加わる圧力を調整するブレーキローラ
の圧力調整機構に関し、 ブレーキローラの圧力調整を板バネを取り外すことなく
正確かつ容易に微調整することができ、2個のブレーキ
ローラに対しても均等な圧力調整が同時に行えるブレー
キローラの圧力調整機構を提供することを目的とし、 ブレーキローラの回転軸に圧力を加えてローラの回転力
に負荷をかけるブレーキローラにおいて、上記ブレーキ
ローラの回転軸に当てて圧力を加える平板状の第1の板
バネ、該第1の板バネの上に中央部を高く両端に向けて
下方に傾斜させた第2の板バネを載せ、該第2の板バネ
の中央部の隙間にスペーサーを配置すると共に、第2の
板バネの上からネジで押さえつけながら第1の板バネを
介して上記ブレーキローラの回転軸にかかる圧力を変化
させる調整金具を備えてなることを特徴とするブレーキ
ローラの圧力調整機構を含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案はブレーキローラの圧力調整機構に関し、特に2
枚の板バネを使って上からかける圧力をネジで変化させ
ブレーキローラの回転軸に加わる圧力を調整するブレー
キローラの圧力調整機構に関する。
〔従来の技術〕
第3図各図は従来例のブレーキローラの図で、その(a)
は正面図、(b)は平面図である。
ブレーキローラとは、ローラの回転力に負荷が加えられ
て回りにくくしたローラのことである。例えばローラの
回転軸に圧力をかけることにより、摩擦でローラの回転
力に負荷を加えることなどが行われている。
ブレーキローラは、例えば第2図に示されるような証書
発行機などで証書を繰り出す際に、複数の証書が一度に
繰り出される、いわゆるダブルフィードが起きることが
あり、このダブルフィード媒体を分離させる場合などに
用いられている。
その原理は、第3図(a)の回転駆動する送りローラ41aと
これに従動するブレーキローラ31aとを搬送路40を挟ん
で対向させ、両ローラの間にダブルフィード媒体を矢印
G方向から進入させると、ブレーキローラ31a側と送り
ローラ41a側との回転速度差によって重なり合ったダブ
ルフィード媒体が搬送方向に徐々にずれて分離されるも
のである。この両ローラの回転速度差は、ブレーキロー
ラに加わる負荷の程度によって変わってくるため、ブレ
ーキローラに加えられる圧力調整が重要である。
従来のブレーキローラは、第3図(a)に示されるよう
に、回転駆動する送りローラ41a,41bとブレーキローラ3
1a,31bとを搬送路40を挟んで対向させ、そのブレーキロ
ーラの回転軸32a,32bに平板状の板バネ33を渡して取付
部材39と締めつけ具36とで締めつけて加圧してなるもの
であった。これを平面方向から見た図が第3図(b)であ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし上述のブレーキローラの圧力調整機構によると、
ブレーキローラ31a,31bの回転軸32a,32bに加えられる圧
力を調整しようとする場合は、締めつけ具36を取り外し
て板バネ33を手で曲げたりなどして調整した後に再び締
めつけ具36で取りつけていた。しかしこれでは調整に手
間がかかり過ぎる上、調整が大雑把になり、2個のブレ
ーキローラにかかる圧力を均等に調整することは非常に
難しいという問題があった。
そこで本考案は、ブレーキローラの圧力調整を板バネを
取り外すことなく正確かつ容易に微調整することがで
き、2個のブレーキローラに対しても均等な圧力調整が
同時に行えるブレーキローラの圧力調整機構を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、ブレーキローラの回転軸に圧力を加えてロ
ーラの回転力に負荷をかけるブレーキローラにおいて、
上記ブレーキローラの回転軸に当てて圧力を加える平板
状の第1の板バネ、該第1の板バネの上に中央部を高く
両端に向けて下方に傾斜させた第2の板バネを載せ、該
第2の板バネの中央部の隙間にスペーサーを配置すると
共に、第2の板バネの上からネジで押さえつけながら第
1の板バネを介して上記ブレーキローラの回転軸にかか
る圧力を変化させる調整金具を備えてなることを特徴と
するブレーキローラの圧力調整機構によって達成され
る。
〔作用〕
即ち本考案は、第1図(a)に示されるように、ブレーキ
ローラ11a,11bの回転軸12a,12bに平板状の第1の板バネ
13を当てて圧力を加え、その第1の板バネ13の上に中央
部を高く両端に行くに従って下方に傾斜させた第2の板
バネ14を載せると共に、第2の板バネ14の中央部の隙間
スペーサー15を入れて第2の板バネ14の上から調整金具
16のネジで押さえつけながら第1の板バネ13を介してブ
レーキローラ11a,11bの回転軸12a,12bにかかる圧力を変
化させることにより、板バネを取り外すことなく調整金
具のネジで回転軸にかける圧力を連続的に調整できるた
め容易で正確な微調整が可能になり、また2個のブレー
キローラの回転軸に対しても、1つの調整金具で第2の
板バネを締めつけるだけで第2の板バネの折れ曲がった
両端が白抜き矢印Pの如く左右均等に第1の板バネを押
さえるため圧力調整が同時に行える。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図各図は本考案の一実施例を示す図で、その(a)は
正面図、(b)は平面図、第2図は本考案実施例の証書発
行機の断面図である。
図において、11a,11bは収容部、12a,12bは回転軸、13は
第1の板バネ、14は第2の板バネ、15はスペーサー、16
は調整金具、17はボルト、18はナット、19は取付部材、
20は搬送路、21a,21bは送りローラ、22は第1のセン
サ、23は第2のセンサ、24はカセットボックス、25は繰
り出しローラ、26はプラテン、27はプリンタ、28はリジ
ェクトボックス、29はポイントを示す。
本実施例では、銀行等で用いられる証書発行機における
ブレーキローラの圧力調整機構として実施したものであ
る。
本実施例のブレーキローラの圧力調整機構は、第1図
(a)に示されるように、平行に2本配設したブレーキロ
ーラ11a,11bの回転軸12a,12bに平板状の第1の板バネ13
を載せ、さらにその上に中央部を高く両端に行くに従っ
て下方に傾斜させた山形の第2の板バネ14を載せると共
に、第2の板バネ14の中央部の隙間部分にスペーサー15
が入れてある。第2の板バネ14には第1の板バネ13より
もバネ圧力の大なるものが使われている。これらを第1
の板バネ13の下の搬送路20に溶接された取付部材19から
垂直にボルト17を貫通させナット18を使って上から第2
の板バネ14をネジで締めつける調整金具16を形成したも
のである。これの平面図が第1図(b)で、1本の回転軸
に対して2個の圧力調整機構が左右に配設されている。
以上のような構成のブレーキローラの圧力調整機構を用
いて、次に証書発行機におけるダブルフィード媒体の分
離を行った。証書発行機は、銀行などで使われる種々の
タイプの証書を所定の手順で選択して自動的に発行する
ものである。
第2図に示されるように、5種類の証書が入った5個の
カセットボックス24が繰り出しユニットに収められ、何
れかのカセットボックス24から証書が繰り出しローラ25
で繰り出されて搬送路20を矢印B,C方向に送られる。
ダブルフィードされた証書の場合、斜行や媒体のずれが
起こり易く、また厚みがあるため印字処理が正常に行え
ない。このため、第1のセンサ22で繰り出された証書
の長さを検知する。次に送りローラ21a,21bとこれに
対向して送りローラよりも遅く回転するように負荷が加
えられたブレーキローラ11a,11bとの間を通過させる
と、両ローラの回転速度差によってダブルフィードされ
た媒体は送り方向にずれて分離される。分離された証
書を再度第2のセンサ23で長さを検知し、第1のセンサ
22と第2のセンサ23の検知結果を比較して同じ場合はダ
ブルフィードでないため矢印Dからプリンタ27とプラテ
ン26とで印字されて矢印E方向へ排出される。
長さが異なっている場合はダブルフィードと判断さ
れ、プリンタ27で印字されることなくポイント29を上げ
て矢印F方向のリジェクトボックス28に排出される。
ブレーキローラの圧力調整は、ブレーキローラの圧力が
足りないと上記において証書の分離が行われないか、
分離量が少なくてでのダブルフィードの判断がつきに
くくなるため、第1図(a)の調整金具16のナット18を締
めつけて圧力を増やす。反対にブレーキローラの圧力が
強すぎると証書がうまく搬送されなくなるため、ナット
18を緩めて圧力を減少させて調整する。
調整は板バネを取り外すことなく調整金具のナットを回
転させるだけで行えるため容易である。また調整の程度
はダブルフィード媒体を試送させればすぐ判断できるた
め、短時間で正確な微調整が可能である。また第2の板
バネ14は、その形状から調整金具16を中心として左右方
向に均等に圧力を加えることができるため、2個のブレ
ーキローラの回転軸に対しても1つの調整金具で同時に
均等な圧力調整を行うことができる。
〔考案の効果〕
上記したように、本考案のブレーキローラの圧力調整機
構は、ブレーキローラの圧力調整を板バネを取り外すこ
となく正確かつ容易に微調整することができ、2個のブ
レーキローラに対しても均等な圧力調整を同時に行うこ
とが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図各図は本考案の一実施例を示す図で、その(a)は
正面図、(b)は平面図、 第2図は本考案実施例の証書発行機の断面図、 第3図各図は従来例のブレーキローラの図で、その(a)
は正面図、(b)は平面図である。 第1図および第2図において、 11a,11bは収容部、 12a,12bは回転軸、 13は第1の板バネ、 14は第2の板バネ、 15はスペーサー、 16は調整金具、 17はボルト、 18はナット、 19は取付部材、 20は搬送路、 21a,21bは送りローラ、 22は第1のセンサ、 23は第2のセンサ、 24はカセットボックス、 25は繰り出しローラ、 26はプラテン、 27はプリンタ、 28はリジェクトボックス、 29はポイント を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキローラ(11a,11b)の回転軸(12a,12
    b)に圧力を加えてローラの回転力に負荷をかけるブレー
    キローラにおいて、 上記ブレーキローラ(11a,11b)の回転軸(12a,12b)に圧力
    を加える平板状の第1の板バネ(13)、 該第1の板バネ(13)の上に中央部を高く両端に向けて下
    方に傾斜させた第2の板バネ(14)を載せ、 該第2の板バネ(14)の中央部の隙間にスペーサー(15)を
    配置すると共に、第2の板バネ(14)の上からネジで押さ
    えつけながら第1の板バネ(13)を介して上記ブレーキロ
    ーラ(11a,11b)の回転軸(12a,12b)にかかる圧力を変化さ
    せる調整金具(16)を備えてなることを特徴とするブレー
    キローラの圧力調整機構。
JP15812188U 1988-12-06 1988-12-06 ブレーキローラの圧力調整機構 Expired - Lifetime JPH0617785Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15812188U JPH0617785Y2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 ブレーキローラの圧力調整機構

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JP15812188U JPH0617785Y2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 ブレーキローラの圧力調整機構

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Publication Number Publication Date
JPH0280646U JPH0280646U (ja) 1990-06-21
JPH0617785Y2 true JPH0617785Y2 (ja) 1994-05-11

Family

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JP15812188U Expired - Lifetime JPH0617785Y2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 ブレーキローラの圧力調整機構

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JP2611526B2 (ja) * 1990-09-30 1997-05-21 日本電気株式会社 カラー熱転写記録装置

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JPH0280646U (ja) 1990-06-21

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