JP2009083476A - シート状物の案内装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シート状物の案内装置において、種々のシート状物を確実に前当てに当接させるよう当該シート状物を案内する。
【解決手段】 板状ガイド体5Eは、案内面5dが差板2上のシート状物Pの上面に接触または離間するように上下方向へ移動調節自在に支持されている。板状ガイド体5Eのシート状物搬送方向下流側端部に、複数の回転ガイド体6のそれぞれが臨む複数の切欠き5cと、これら切欠き5c間に対応する案内面5dとが設けられている。回転ガイド体6は切欠き5cに臨むように揺動体30に支持されており、圧縮コイルばね35の弾発力によってシート状物Pの上面に接触している。この回転ガイド体6は、第2の調節ボルト32を前進させることにより、個々にシート状物Pの上面から離間する。また、ステー7を回動させることにより、すべての回転ガイド体6を一括してシート状物Pの上面に接近または離間する調整が可能である。
【選択図】 図6
【解決手段】 板状ガイド体5Eは、案内面5dが差板2上のシート状物Pの上面に接触または離間するように上下方向へ移動調節自在に支持されている。板状ガイド体5Eのシート状物搬送方向下流側端部に、複数の回転ガイド体6のそれぞれが臨む複数の切欠き5cと、これら切欠き5c間に対応する案内面5dとが設けられている。回転ガイド体6は切欠き5cに臨むように揺動体30に支持されており、圧縮コイルばね35の弾発力によってシート状物Pの上面に接触している。この回転ガイド体6は、第2の調節ボルト32を前進させることにより、個々にシート状物Pの上面から離間する。また、ステー7を回動させることにより、すべての回転ガイド体6を一括してシート状物Pの上面に接近または離間する調整が可能である。
【選択図】 図6
Description
本発明は、搬送されてきたシート状物を前当てへ案内するシート状物の案内装置に関するものである。
例えば、枚葉輪転印刷機の給紙装置などに実施されているシート状物の案内装置では、シート状物は必ずしも平坦状を呈しているとは限らず、シート状物の前端は、波打ちしたものや上反りしたものあるいはカールしたもの等変形したものがある。シート状物がこのように変形すると、前当てに当接しないで当該前当てを乗り越えてしまうおそれがある。これを防止するために、この種のシート状物の案内装置には、差板のシート状物搬送方向下流側にシート状物押え装置が設けられており、差板に送り出されてきたシート状物の変形を矯正し、シート状物を確実に前当てに当接させ、当該前当てによりシート状物を位置決めし、シート状物の斜行を矯正して確実にシート受け渡し装置へ引き渡すことができるようにしている。
この種のシート状物押え装置としては、ばね材によって形成された紙押え板や搬送されてきたシート状物の上面に接触するローラがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−225228号公報(段落〔0012〕〜〔0014〕、図13および図14)
上述した従来のシート状物押え装置のうち紙押え板の場合は、シート状物を搬送方向および左右方向の広い範囲で案内するために、薄いシート状物の場合は、このシート状物に発生した変形を矯正することができる反面、厚いシート状物の場合は、このシート状物が鱗状に搬送されてくると、先行するシート状物により紙押え板が持ち上げられ、連続してくる次の紙が適切に前当てに案内されなくなるというおそれがある。また、シート状物と紙押え板とが擦れ合うことになるので、シート状物の表面に傷が付きやすく、特に傷が付きやすいフィルム等の場合はこの紙押え板は使用ができなくなるという問題もあった。一方、案内部材がローラの場合は、厚いシート状物が鱗状に搬送されてきても先行するシート状物を点接触で押え付けているため、連続してくる次のシート状物を確実に前当てに案内することはできるが、薄いシート状物が前当てに当接したときの衝撃で皺が発生したり、シート状物に発生した変形を矯正することはできないという問題があった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、種々のシート状物を確実に前当てに当接させるよう当該シート状物を案内するシート状物の案内装置を提供するところにある。
この目的を達成するために、本発明は、シート状物の搬送方向下流側端縁と当接してこのシート状物の搬送方向への移動を規制する前当てへ前記シート状物を案内するシート状物の案内装置において、回転可能かつシート状物の上面に対する遠近方向へ移動可能に支持されその外周面がシート状物の上面と接触して当該シート状物を案内する回転ガイド体と、前記回転ガイド体をシート状物の上面に対する遠近方向へ位置調整する回転ガイド体調整装置と、シート状物の搬送方向かつシート状物の左右方向に延び、シート状物の上面と接触して当該シート状物を案内する案内面を有し、シート状物の上面に対する遠近方向へ移動可能に支持された板状ガイド体と、前記板状ガイド体をシート状物の上面に対する遠近方向へ位置調整する板状ガイド体調整装置とを備え、前記回転ガイド体に対応して前記板状ガイド体のシート状物搬送方向下流側端部に空間部を形成し、前記空間部を介して前記回転ガイド体の前記外周面の前記シート状物との接触箇所を前記板状ガイド体の前記案内面よりも下方へ位置付けることを可能としたものである。
本発明は、前記発明において、前記回転ガイド体を前記シート状物の左右方向に複数並設し、前記空間部を複数の前記回転ガイド体に対応して複数形成したものである。
本発明は、前記発明のいずれか一つの発明において、前記回転ガイド体調整装置は、すべての前記回転ガイド体の位置を同時に調整する全回転ガイド体調整装置と、複数の前記回転ガイド体に対応して複数設けられ、各回転ガイド体の位置を調整する個別回転ガイド体調整装置とを備えるものである。
本発明は、前記発明のいずれか一つの発明において、左右のフレーム間に回転可能に支持され、複数の前記回転ガイド体および複数の前記個別回転ガイド調整装置が支持されたステーを設け、前記全回転ガイド体調整装置は、前記ステーを回転させるステー回動調整装置である。
本発明は、前記発明のいずれか一つの発明において、前記板状ガイド体および前記板状ガイド体調整装置が前記ステーに支持されている。
本発明は、前記発明のいずれか一つの発明において、前記個別回転ガイド体調整装置は、揺動自在に支持され前記回転ガイド体を回転自在に支持する支持部材と、前記支持部材が当接して当該支持部材の位置を規制し、位置調整することにより前記支持部材の位置を調整する支持部材調節部材と、当該支持部材が前記支持部材調節部材に当接するように前記支持部材を付勢する付勢部材とを備えるものである。
本発明は、前記発明のいずれか一つの発明において、前記板状ガイド体調整装置は、前記ステーに前記シート状物の上面に対する遠近方向へ移動可能に取り付けられ、前記板状ガイド体を支持する支持体と、前記支持体を前記シート状物の上面に対する遠近方向へ移動させる支持体調節部材とを備えたものである。
本発明は、前記発明において、前記板状ガイド体の前記空間部は、シート状物搬送方向下流側が開口した切欠きによって構成される。
本発明によれば、シート状物を板状ガイド体と回転ガイド体とのいずれか一方または両方で案内することが可能となり、シート状物の種類に応じて適切なガイド体を選択して、シート状物を傷付けることなく確実に前当てへ案内することができる。そして、板状ガイド体のシート状物搬送方向下流側端部および回転ガイド体の両方を前当ての近傍に配設することができ、シート状物を前当ての近傍で案内することができるので、シート状物を確実に前当てに案内することができる。
また、前記発明のうち一つの発明によれば、回転ガイド体がシート状物の左右方向に複数並設され、複数の回転ガイド体に対応し空間部が複数形成されていることにより、回転ガイド体による案内をシート状物の左右方向の複数箇所で行うことができ、シート状物を確実に前当てへ案内することができる。そして、板状ガイド体によるシート状物の案内も回転ガイド体によるシート状物の案内も前当ての近傍で行うことができ、シート状物を確実に前当てへ案内することができる。
また、前記発明のうち一つの発明によれば、全回転ガイド体調整装置により複数の回転ガイド体の位置を一括して調整することができ、回転ガイド体の調整を容易かつ確実にすることができる。そして、個別回転ガイド体調整装置により複数の回転ガイド体を個別に調整することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1(A)は本発明に係るシート状物の案内装置の左半分を示す平面図、同図(B)は板状ガイド体の要部を示す平面図、図2は同じく右半分を示す平面図、図3(A)は同図(B)におけるIII (A)矢視図、同図(B)は図2におけるIII(B)-III(B) 線断面図、図4は図3(B)におけるIV-IV 線断面図、図5は図1におけるV-V 線断面図、図6(A)は同図(B)におけるVI(A)矢視図、同図(B)は図2におけるVI(B)- VI(B)線断面図、図7(A)は図1におけるVII(A)-VII(A)線断面図、同図(B)は同図(A)におけるVII 矢視図である。
図1および図2に全体を符号1で示すシート状物の案内装置は、図示を省略したフィーダボードからシート状物が搬送されてくるシート状物案内部材としての差板2と、この差板2のシート状物の搬送方向下流側(矢印A方向)端部に設けられ、シート状物の搬送方向下流側端部と当接してシート状物の搬送方向への移動を規制する前当て3と、この前当て3へシート状物を案内する案内装置4とを備えている。前当て3は、シート状物の先端(シート状物搬送方向下流側端縁)が当接する当て3aと、シート状物の上方に設けられこのシート状物を当て3aへ案内する当てベロ3bと、当て3aおよび当てベロ3bを支持するレバー装置3cとから構成されている。このうち、シート状物の左右方向(幅方向)の中央部に設けられた前当て3は、二つの当て3aが互いに隣接して配設されている。一方、両側部に設けられた前当て3は、二つの当て3aの間に当てベロ3bが配設されている。
案内装置4は、シート状物の上面に沿いかつシート状物の左右方向に延び、シート状物の上面に対する遠近方向へ移動可能に支持された5枚の板状ガイド体5Aないし5Eと、回転可能かつシート状物の上面に対する遠近方向へ移動可能に支持されその外周面がシート状物の上面と接触する複数の回転ガイド体6とを備えている。回転ガイド体6は、図6(A)に示すように外周面の中央部を膨出させたプラスチックからなるころによって形成されている。
7は左右の給紙フレーム8A,8B間に支架された角柱状に形成されたステーであって、円柱状に形成された両端部7a,7bが給紙フレーム8Aに固定された支持ブロック9A、給紙フレーム8Bに固定された支持ブロック9Bのそれぞれに回転可能に支持されている。
〔板状ガイド体の支持構造〕
次に、図1ないし図5を用いて、板状ガイド体の支持構造について説明する。ステー7の両端部には、板状ガイド体5Aないし5Eを上下方向、すなわち、シート状物の上面に対する遠近方向に移動調節可能に支持する板状ガイド体調整装置としての支持装置10A,10Bが備えられている。これら支持装置10A,10Bは共に同じ構造を有しているので、ここでは支持装置10Bについて説明し、必要に応じて支持装置10Aについても説明する。
次に、図1ないし図5を用いて、板状ガイド体の支持構造について説明する。ステー7の両端部には、板状ガイド体5Aないし5Eを上下方向、すなわち、シート状物の上面に対する遠近方向に移動調節可能に支持する板状ガイド体調整装置としての支持装置10A,10Bが備えられている。これら支持装置10A,10Bは共に同じ構造を有しているので、ここでは支持装置10Bについて説明し、必要に応じて支持装置10Aについても説明する。
支持装置10Bは、図3(B)に示すように、板状ガイド体5Aないし5Eを上下方向に移動させる支持体調節部材としての第1の調節ボルト11と、この第1の調節ボルト11の回転操作によって上下に移動する移動体12と、この移動体12と一体的に移動し板状ガイド体5Aないし5Eを支持板13を介して支持する支持体14と、この支持体14を第1の固定ブロック15を介してステー7に固定する支持体固定部材としての固定ボルト16とから概ね構成されている。
第1の調節ボルト11は、図4に示すように上端部に操作部としての摘み11aが設けられ、この摘み11aと一体に大径部11bと小径部11cおよびねじ部11dが設けられており、ねじ部11dがステー7のねじ孔7aに螺合している。移動体12は断面がコ字状に形成され、第1の調節ボルト11が挿通される挿通孔12a,12aが形成された互いに対向する対向部12b,12bが設けられている。そして、移動体12は、二つの対向部12b,12bの間にステー7が位置するように、当該ステー7に第1の調節ボルト11を介して支持される。
第1の調節ボルト11の小径部11cはストッパ17が固着されており、このストッパ17と前記大径部11bとによって対向部12b,12bを挟み、第1の調節ボルト11を時計・反時計方向へ回転操作することにより、第1の調節ボルト11と一体的に移動体12がステー7に対して上下方向へ移動する。
支持体14は、図3(B)に示すようにボルト18a,18bによって前記移動体12の対向部12b,12bに取り付けられており、後述する固定ボルト16が挿通される上下方向に長い長孔14aが設けられている。移動体12と支持体14とは、ステー7を挟むように取り付けられ、第1の調節ボルト11を操作したときに移動体12と支持体14とからなる構成体は、ステー7の側面で案内されながら上下方向へ移動する。
第1の固定ブロック15は、図3ないし図5に示すようにボルト19によってステー7に取り付けられており、固定ボルト16が螺合するねじ孔15aが設けられている。支持体14は、固定ボルト16の摘み16aと第1の固定ブロック15との間に位置している。したがって、固定ボルト16の摘み16aを回動操作し、固定ボルト16を緩めて支持体14の固定を解いた後に、第1の調節ボルト11を時計・反時計方向へ回転操作し、移動体12を上下方向へ移動させることにより、支持体14は移動体12に追従して上下方向へ移動する。支持体14を上下方向へ移動させて位置調整した後、固定ボルト16を締め付けることにより支持体14は固定ボルト16の大径部16bと第1の固定ブロック15とにより挟持され固定される。支持体14の長孔14aは、第1の調節ボルト11による支持体14の位置調節を許容するとともに、固定ボルト16による固定を可能とする目的で設けられたものである。
支持板13は、図1および図2に示すように左右の支持装置10A,10B間に延在するように長く形成されており、図5に示すように両端部がボルト20によって支持装置10A,10Bの支持体14,14のそれぞれに取り付けられている。板状ガイド体5Aないし5Eは、図5に示すように断面が湾曲したL字状に形成されており、シート状物の上面に対して垂直方向に延在する基端部5aと、シート状物Pに添接してシート状物を前当て3に案内する水平方向に延在する案内部5bとを備えている。
この板状ガイド体5Aないし5Eは、それぞれ基端部5aがボルト21によって支持板13に取り付けられている。案内部5bのシート状物搬送方向下流側(矢印A方向)端部には、図1および図2に示すように複数の前記回転ガイド体6のそれぞれが臨む複数の空間部としての切欠き5cと、これら切欠き5c間に対応する案内面5dとが設けられている。
第1の調節ボルト11の操作により支持体14の位置が調節され、板状ガイド体5Aないし5Eと差板2との間の隙間量が調節される。このように、支持体14を上下方向に移動させ、板状ガイド体5Aないし5Eの案内面5dをシート状物Pの上面に対して垂直方向に移動するようにしたことにより、板状ガイド体5Aないし5Eを移動させても、案内面5dとシート状物Pの上面との平行度が維持される。このため、あらゆる厚みのシート状物に対して案内面5dの全面が均等に接触するから、案内面5dによってシート状物Pを確実に案内できるとともに、前当て3に当接したときの衝撃でシート状物Pに皺が発生することを防止し、前当て3に当接する前からシート状物Pに発生している皺や波打ち等のシート状物Pの変形を確実に矯正することができる。第1の調節ボルト11、移動体12、支持体14が板状ガイド体調整装置を構成し、第1の固定ブロック15、固定ボルト16が板状ガイド体固定装置を構成している。
図1および図2において、23,23は従来から広く知られている幅方向位置合わせ装置としての横針装置であって、前当て3にシート状物の搬送方向下流側端部が当接したシート状物の左右方向の位置合わせを行うためのものである。
[回転ガイド体の支持構造]
次に、図1および図2ならびに図6を用いて、回転ガイド体6の支持構造について説明する。図6(B)において、25はボルト26によってステー7に固定された第2の固定ブロックであって、水平部27と垂直部28とによってL字状に形成されており、水平部27にはねじ孔27aが設けられている。垂直部28にはねじ孔28aが設けられており、垂直部28の下端には互いに対向する軸支持部28b,28bが下方に延設されている。
次に、図1および図2ならびに図6を用いて、回転ガイド体6の支持構造について説明する。図6(B)において、25はボルト26によってステー7に固定された第2の固定ブロックであって、水平部27と垂直部28とによってL字状に形成されており、水平部27にはねじ孔27aが設けられている。垂直部28にはねじ孔28aが設けられており、垂直部28の下端には互いに対向する軸支持部28b,28bが下方に延設されている。
30は中央部に設けた軸部30aが前記垂直部28の軸支持部28b,28bに揺動自在に支持された支持部材としてのレバーであって、一端部に軸31を介して回転ガイド体6が回転自在に支持されており、この一端部と中央部との間にはばね受け用凹部30bが設けられている。32は第2の固定ブロック25のねじ孔27aに螺合した支持部材調節部材としての第2の調節ボルトであって、先端にレバー30の他端部が当接してレバー30の回動を規制、すなわちレバー30の回動端限を調節しており、上端に摘み32aが設けられている。この第2の調節ボルト32にはロックナット32bが螺合され、このロックナット32bを回動して第2の固定ブロック25の水平部27の表面に圧接させることにより第2の調節ボルト32の弛みが規制されてロックされる。
33は第2の固定ブロック25のねじ孔28aに螺合した付勢力調整部材としてのばね圧調整用ボルトであって、ナット34が螺合しており、このばね圧調整用ボルト33の先端と、レバー30のばね受け用凹部30bとの間には、付勢部材としての圧縮コイルばね35が弾装されている。したがって、この圧縮コイルばね35の弾発力によって、レバー30は軸部30aを回動中心として回転ガイド体6をシート状物Pに対して押圧する方向でありレバー30の他端部を調節ボルト32の先端に押圧する方向(図中反時計方向)に付勢されており、ロックナット32bを緩めて先端が下方に移動するように第2の調節ボルト32を回動させることにより、前記圧縮コイルばね35の弾発力に抗してレバー30が図中時計方向に回動し回転ガイド体6がシート状物Pの上面から離間する。そして、先端が上方へ移動するように第2の調節ボルト32を回動させることにより、前記圧縮コイルばね35の弾発力によりレバー30が図中反時計方向に回動し、回転ガイド体6がシート状物Pの上面に近接する。このように、第2の調節ボルト32の操作によりレバー30の位置が調節され、回転ガイド体6と差板2との間の隙間量が調節される。
回転ガイド体6が摩擦係数が低いプラスチックによって形成され、かつ外周面の中央部が円弧状に形成されていることにより、回転ガイド体6の外周面とシート状物とが点接触となるため、シート状物との間に発生する摩擦力が低減される。このため、横針装置23によってシート状物が左右方向に移動するときに回転ガイド体6によってシート状物に擦れによる傷を付けるようなことがない。レバー30、第2の固定ブロック25、圧縮コイルばね35、第2の調節ボルト32が個別回転体調整装置を構成している。
[ステーの支持構造]
次に、図1および図7を用いて、ステー7を回動させる構造について説明する。図7において、36はボルト36a,36aによって一方の給紙フレーム8Aに固定された固定ブロックであって、この固定ブロック36にはボルト38によって支持ブロック9Aが固定されている。39は側面視が逆L字状に形成されたブラケットであって、ボルト40によって支持ブロック9Aの後端面に固定されており、このブラケット39には、軸41aを介して支持体41が枢着されている。
次に、図1および図7を用いて、ステー7を回動させる構造について説明する。図7において、36はボルト36a,36aによって一方の給紙フレーム8Aに固定された固定ブロックであって、この固定ブロック36にはボルト38によって支持ブロック9Aが固定されている。39は側面視が逆L字状に形成されたブラケットであって、ボルト40によって支持ブロック9Aの後端面に固定されており、このブラケット39には、軸41aを介して支持体41が枢着されている。
42は支持体41に軸線方向への移動を規制されかつ回転自在に支持された回転部材であって、一端側にばね受け部42aが設けられており、このばね受け部42aにシャフト43が軸着され、このシャフト43の先端側にはねじ部43aが形成されている。回転部材42の他端側には、外周面にセレーションが設けられた回り止め用大径部42bが一体に形成されており、この回り止め用大径部42bには六角穴付き操作部42cが一体に突設されている。44は支持体41に取り付けられた板ばねであって、先端部が回り止め用大径部42bの外周面に係合しており、外周面に設けられたセレーションとともに回転部材42が機械稼動中に機械の振動等による回動を防止する回り止め機構を形成している。
45は下部側においてボルト46によってステー7の一端部に割締め固定された揺動子であって、上部は二股状に形成され、この二股部に小円柱状に形成された回動子45aが回転自在に支持されており、この回動子45aには、回転部材42のねじ部43aが螺合するねじ孔45bが半径方向に延在するように設けられている。この揺動子45と回転部材42のばね受け部42aとの間には、圧縮コイルばね47が弾装されている。したがって、回転部材42の六角穴付き操作部42cをレンチ等によって回転操作し、シャフト43を一方向へ回転させることにより、揺動子45がステー7の先端部7aを回動中心として図中反時計方向に回動する。このステー7の回動によって、ステー7に支持された全ての回転ガイド体6が軸支持部28bを中心に図6(B)中時計方向に回動していっせいにシート状物Pの上面から離反し、全ての回転ガイド体6と差板2との間の隙間量を一括して調整することができる。
一方、回転部材42の六角穴付き操作部42cをレンチ等によって回転操作し、シャフト43を一方向と反対方向の他方向へ回転させることにより、揺動子45がステー7の先端部7aを回動中心として図中時計方向に回動する。このステー7の回動によって、ステー7に支持された全ての回転ガイド体6が軸支持部28bを中心に図6(B)中反時計方向に回転していっせいにシート状物Pの上面に接近し、全てのガイド体6と差板2との間の隙間量を一括して調整することができる。回動部材42、シャフト43、揺動子45、圧縮コイルばね47が、全回転ガイド体調整装置を構成する。そして、個別回転ガイド体調整装置および/または全回転体調整装置が、回転ガイド体調整装置を構成する。
次に、このように構成されたシート状物の案内装置において、シート状物の厚みや種類に応じて板状ガイド体5Aないし5Eと回転ガイド体6との調整方法について説明する。先ず、ステー7による調整を行わない方法について説明する。
[薄いシート状物の場合]
薄いシート状物を案内するときには、シート状物を板状ガイド体5Aないし5Eおよび回転ガイド体6により案内する。すなわち、板状ガイド体5Aないし5Eの案内面5dと差板2との間隔をシート状物の厚みに対応させる調整と、個別回転体調整装置により複数の回転ガイド体6を個々に調整して、この回転ガイド体6の外周面と差板2との間隔をシート状物の厚みに対応させる調整を行う。
薄いシート状物を案内するときには、シート状物を板状ガイド体5Aないし5Eおよび回転ガイド体6により案内する。すなわち、板状ガイド体5Aないし5Eの案内面5dと差板2との間隔をシート状物の厚みに対応させる調整と、個別回転体調整装置により複数の回転ガイド体6を個々に調整して、この回転ガイド体6の外周面と差板2との間隔をシート状物の厚みに対応させる調整を行う。
すなわち、図1および図2において、支持装置10A,10Bの固定ボルト16の摘み16aを回転操作し、固定ボルト16を緩めた後に、図3(B)に示すように第1の調節ボルト11を時計・反時計方向へ回転操作し、移動体12を上下方向へ移動させることにより、支持体14を移動体12に追従させて上下方向へ移動させ、板状ガイド体5Aないし5Eを上下方向に移動させる。これにより、板状ガイド体5Aないし5Eの案内面5dと差板2との間隔をシート状物の厚みに対応させる。しかる後、摘み16aを回動操作し、固定ボルト16を締め付け、支持体14を第1の固定ブロック15に固定することにより、板状ガイド体5Aないし5Eがシート状物の厚みに対応した位置に調整される。ここで、板状ガイド体5Aないし5Eの案内面5dは、その案内面がシート状物Pの上面に対して垂直に移動するため、案内面とシート状物の上面との平行度が維持される。このため、あらゆる厚さのシート状物に対して最適な案内を得ることができ、確実に前当て3へ案内することができる。
次いで、図6(B)において、ロックナット32bの締め付けを弛め、第2の調節ボルト32の摘み32aを時計・反時計方向へ回転操作し、第2の調節ボルト32を第2の固定ブロック25の水平部27から進退させる。この第2の調節ボルト32の進退によって、第2の調節ボルト32の先端の位置が調節され、それにともないレバー30を時計・反時計方向へ揺動させ、回転ガイド体6の外周面と差板2との間隔をシート状物の厚みに対応させ、ロックナット32bを締め付けることにより回転ガイド体6をシート状物の厚みに対応した位置に調整した後固定する。この調整を各回転ガイド体6について行う。これにより、シート状物Pは、前当て3の近傍で板状ガイド体5Aないし5Eおよび回転ガイド体6により案内されるので、前当て3に当接したときの衝撃による皺が発生せず、前当て3に確実に案内される。また、回転ガイド体6および/または板状ガイド体5Aないし5Eの調整の際、板状ガイド体5Aないし5Eの切欠き5cにより、これら板状ガイド体5Aないし5Eと回転ガイド体6とが互いに干渉するようなことがない。
[傷が付きやすいシート状物または厚いシート状物の場合]
フィルムのような表面に傷が付きやすいシート状物を案内したり、厚紙などの腰の強いシート状物が鱗状に重なって搬送される場合は、シート状物の案内を回転ガイド体6のみによって行い、板状ガイド体5Aないし5Eでは行わないようにする。すなわち、図1および図2において、支持装置10A,10Bの固定ボルト16の摘み16aを回転操作し、固定ボルト16を緩めた後に、図3(B)に示すように第1の調節ボルト11を回転操作し、移動体12を上方へ移動させる。この移動に追従させ支持体14も上方へ移動させ、板状ガイド体5Aないし5Eも上方へ移動させることにより、案内面5dがシート状物に接触しないように案内面5dを差板2から離間させる。この板状ガイド体5Aないし5Eの上方への移動は、板状ガイド体5Aないし5Eの切欠き5cにより、各回転ガイド体6と干渉することなく行うことができる。このように調整することにより、シート状物は回転ガイド体6によってのみに案内されるから、シート状物に傷が付くようなことがない。また、仮にシート状物が鱗状に搬送されてきても先行するシート状物を回転ガイド体6によって点接触で押え付けることができるため、次のシート状物を確実に前当て3に案内することができる。次に、ステー7を回動させて調整する方法を説明する。
フィルムのような表面に傷が付きやすいシート状物を案内したり、厚紙などの腰の強いシート状物が鱗状に重なって搬送される場合は、シート状物の案内を回転ガイド体6のみによって行い、板状ガイド体5Aないし5Eでは行わないようにする。すなわち、図1および図2において、支持装置10A,10Bの固定ボルト16の摘み16aを回転操作し、固定ボルト16を緩めた後に、図3(B)に示すように第1の調節ボルト11を回転操作し、移動体12を上方へ移動させる。この移動に追従させ支持体14も上方へ移動させ、板状ガイド体5Aないし5Eも上方へ移動させることにより、案内面5dがシート状物に接触しないように案内面5dを差板2から離間させる。この板状ガイド体5Aないし5Eの上方への移動は、板状ガイド体5Aないし5Eの切欠き5cにより、各回転ガイド体6と干渉することなく行うことができる。このように調整することにより、シート状物は回転ガイド体6によってのみに案内されるから、シート状物に傷が付くようなことがない。また、仮にシート状物が鱗状に搬送されてきても先行するシート状物を回転ガイド体6によって点接触で押え付けることができるため、次のシート状物を確実に前当て3に案内することができる。次に、ステー7を回動させて調整する方法を説明する。
[初期調整]
先ず、各回転ガイド体6の全ての外周面と差板2との間隔が同一になるように第2の調節ボルト32で調節する。
[初期調整終了後にステー7を回動させて調整する方法]
この場合は、ステー7を回動させて、すべての回転ガイド体6を一括して調整する。すなわち、図7において、回転部材42の六角穴付き操作部42cをレンチ等によって回転操作し、シャフト43を回転させることにより、揺動子45をステー7の先端部7aを回動中心として回動させる。このステー7の回動によって、ステー7に一体化された図6(B)に示す支持体25を介して回転ガイド体6が移動するから、回転ガイド体6の外周面と差板2との間隔がシート状物の厚みに対応した位置に調整される。この回転ガイド体6の調整時に、ステー7に一体化された図5に示す支持体14を介して板状ガイド体5Aないし5Eも同時に調整される。
先ず、各回転ガイド体6の全ての外周面と差板2との間隔が同一になるように第2の調節ボルト32で調節する。
[初期調整終了後にステー7を回動させて調整する方法]
この場合は、ステー7を回動させて、すべての回転ガイド体6を一括して調整する。すなわち、図7において、回転部材42の六角穴付き操作部42cをレンチ等によって回転操作し、シャフト43を回転させることにより、揺動子45をステー7の先端部7aを回動中心として回動させる。このステー7の回動によって、ステー7に一体化された図6(B)に示す支持体25を介して回転ガイド体6が移動するから、回転ガイド体6の外周面と差板2との間隔がシート状物の厚みに対応した位置に調整される。この回転ガイド体6の調整時に、ステー7に一体化された図5に示す支持体14を介して板状ガイド体5Aないし5Eも同時に調整される。
このとき、案内するシート状物が傷の付きやすいシート状物や鱗状に重なって搬送される厚いシート状物であったり、板状ガイド板5Aないし5Eによる案内が不要な場合は、さらに板状ガイド板5Aないし5Eがシート状物に接触しないような調整を行う。すなわち、支持装置10A,10Bの固定ボルト16の摘み16aを回転操作し、固定ボルト16を緩めた後に、図3(B)に示すように第1の調節ボルト11を回転操作し、移動体12を上方へ移動させる。この移動に追従させ支持体14も上方へ移動させ、板状ガイド体5Aないし5Eも上方へ移動させることにより、案内面5dをシート状物と接触しないように大きく離間させる。このように、ステー7を回動させることにより、すべての回転ガイド体6を一括して調整することができるため、調整時間を短縮することができ、作業効率を向上させることができる。
また、薄いシート状物のときには、ステー7を回動させて、回転ガイド体6と差板2との間の隙間量がシート状物の厚みに対応するように、すべての回転ガイド体6を一括して調整する。
このとき、板状ガイド板5Aないし5Eと差板2との間隔がシート状物の厚みに対応していない場合は、板状ガイド板5Aないし5Eをシート状物の厚みに対応するように調整する。すなわち、支持装置10A,10Bの固定ボルト16の摘み16aを回転操作し、固定ボルト16を緩めた後に、図3(B)に示すように第1の調節ボルト11を回転操作し、移動体12を上下方向へ移動させる。この移動に追従させ支持体14も上下方向へ移動させ、板状ガイド体5Aないし5Eも上下方向へ移動させることにより、案内面5dと差板2との間隔をシート状物の厚みに対応するように調整する。
また、薄いシート状物を板状ガイド体5Aないし5Eのみで案内する場合は、先ず、ステー7を上記した方法で回動させ、すべての回転ガイド体6を一括してシート状物に接触しない位置へ位置付ける調整を行う。次いで、板状ガイド板5Aないし5Eをシート状物の厚みに対応するように調整する。すなわち、支持装置10A,10Bの固定ボルト16の摘み16aを回転操作し、固定ボルト16を緩めた後に、図3(B)に示すように第1の調節ボルト11を回転操作し、移動体12を下方へ移動させる。この移動に追従させ支持体14も下方へ移動させ、板状ガイド体5Aないし5Eも下方へ移動させることにより、案内面5dと差板2との間隔をシート状物の厚みに対応するように調整する。
板状ガイド体5Aないし5Eの案内面5dによってシート状物Pに発生する皺を矯正することができる。また、仮にシート状物Pが鱗状に搬送されてきても先行するシート状物を回転ガイド体6によって点接触で押え付けることができるため、次のシート状物を確実に前当て3に案内することができる。また、板状ガイド体5Aないし5Eの案内面5dをシート状物Pの上面から離間させ、回転ガイド体6のみによってシート状物を案内することにより、シート状物Pに傷を付けるようなこともない。このように、回転ガイド体6および/または板状ガイド体5Aないし5Eによるシート状物Pの案内を前当て3の近傍で行うことが可能となるため、シート状物Pを確実に前当て3へ案内することができる。また、回転ガイド体6および/または板状ガイド体5Aないし5Eの調整の際、板状ガイド体5Aないし5Eの切欠き5cにより、これら板状ガイド体5Aないし5Eと回転ガイド体6とが互いに干渉するようなことがない。
なお、本実施例においては、切欠き5cによって空間部を形成したが、孔によって形成してもよい。また、板状ガイド体5Aないし5Eを5枚に分割したが、1枚または5枚以外の複数枚としてもよい。また、本実施例においては、印刷機に適用した例を説明したが、コーティング機やシート状物を検査する検査機、ラミネート機、エンボス加工機、打抜機等にも適用できる。
1…シート状物の案内装置、2…差板、3…前当て、4…案内装置、5Aないし5E…板状ガイド体、5c…切欠き(空間部)、5d…案内面、6…回転ガイド体、7…ステー、10A,10B…支持装置、11…第1の調節ボルト、14…支持体、15…第1の固定部ロック、25…第2の固定ブロック、30…揺動部材、32…第2の調節ボルト、35…圧縮コイルばね、42…回転部材、45…揺動子、P…シート状物。
Claims (8)
- シート状物の搬送方向下流側端縁と当接してこのシート状物の搬送方向への移動を規制する前当てへ前記シート状物を案内するシート状物の案内装置において、
回転可能かつシート状物の上面に対する遠近方向へ移動可能に支持されその外周面がシート状物の上面と接触して当該シート状物を案内する回転ガイド体と、
前記回転ガイド体をシート状物の上面に対する遠近方向へ位置調整する回転ガイド体調整装置と、
シート状物の搬送方向かつシート状物の左右方向に延び、シート状物の上面と接触して当該シート状物を案内する案内面を有し、シート状物の上面に対する遠近方向へ移動可能に支持された板状ガイド体と、
前記板状ガイド体をシート状物の上面に対する遠近方向へ位置調整する板状ガイド体調整装置とを備え、
前記回転ガイド体に対応して前記板状ガイド体のシート状物搬送方向下流側端部に空間部を形成し、
前記空間部を介して前記回転ガイド体の前記外周面の前記シート状物との接触箇所を前記板状ガイド体の前記案内面よりも下方へ位置付けることを可能としたことを特徴とするシート状物の案内装置。 - 前記回転ガイド体を前記シート状物の左右方向に複数並設し、
前記空間部を複数の前記回転ガイド体に対応して複数形成したことを特徴とする請求項1記載のシート状物の案内装置。 - 前記回転ガイド体調整装置は、すべての前記回転ガイド体の位置を同時に調整する全回転ガイド体調整装置と、複数の前記回転ガイド体に対応して複数設けられ、各回転ガイド体の位置を調整する個別回転ガイド体調整装置とを備えることを特徴とする請求項2記載のシート状物の案内装置。
- 左右のフレーム間に回転可能に支持され、複数の前記回転ガイド体および複数の前記個別回転ガイド調整装置が支持されたステーを設け、
前記全回転ガイド体調整装置は、前記ステーを回転させるステー回動調整装置であることを特徴とする請求項3記載のシート状物の案内装置。 - 前記板状ガイド体および前記板状ガイド体調整装置が前記ステーに支持されていることを特徴とする請求項4記載のシート状物の案内装置。
- 前記個別回転ガイド体調整装置は、
揺動自在に支持され前記回転ガイド体を回転自在に支持する支持部材と、
前記支持部材が当接して当該支持部材の位置を規制し、位置調整することにより前記支持部材の位置を調整する支持部材調節部材と、
当該支持部材が前記支持部材調節部材に当接するように前記支持部材を付勢する付勢部材とを備えることを特徴とする請求項4記載のシート状物の案内装置。 - 前記板状ガイド体調整装置は、
前記ステーに前記シート状物の上面に対する遠近方向へ移動可能に取り付けられ、前記板状ガイド体を支持する支持体と、
前記支持体を前記シート状物の上面に対する遠近方向へ移動させる支持体調節部材とを備えたことを特徴とする請求項5記載のシート状物の案内装置。 - 前記板状ガイド体の前記空間部は、シート状物搬送方向下流側が開口した切欠きによって構成されることを特徴とする請求項1記載のシート状物の案内装置。
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