JPH06177645A - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
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- JPH06177645A JPH06177645A JP4326922A JP32692292A JPH06177645A JP H06177645 A JPH06177645 A JP H06177645A JP 4326922 A JP4326922 A JP 4326922A JP 32692292 A JP32692292 A JP 32692292A JP H06177645 A JPH06177645 A JP H06177645A
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- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 abstract description 5
- 230000002277 temperature effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B5/00—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
- H03B5/30—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
- H03B5/32—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator
- H03B5/36—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device
- H03B5/366—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device and comprising means for varying the frequency by a variable voltage or current
- H03B5/368—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device and comprising means for varying the frequency by a variable voltage or current the means being voltage variable capacitance diodes
-
- H—ELECTRICITY
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- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B2200/00—Indexing scheme relating to details of oscillators covered by H03B
- H03B2200/0002—Types of oscillators
- H03B2200/0008—Colpitts oscillator
-
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- H03B2200/004—Circuit elements of oscillators including a variable capacitance, e.g. a varicap, a varactor or a variable capacitance of a diode or transistor
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- H03B2200/006—Functional aspects of oscillators
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-
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- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
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- H03B2201/02—Varying the frequency of the oscillations by electronic means
- H03B2201/0208—Varying the frequency of the oscillations by electronic means the means being an element with a variable capacitance, e.g. capacitance diode
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、発振レベルが低下した場合に共振
回路の抵抗値を下げ、発振レベルの低下および停止を防
止できるようにする。 【構成】 発振器の出力レベルを検出する出力レベル検
出回路と、水晶振動子のインピーダンスを可変するため
に接続された可変インピーダンス回路と、出力レベル検
出回路の検出信号によって可変インピーダンス回路を制
御するインピーダンス制御回路とを備え、発振回路の出
力レベルを検出し、発振器の出力レベルが小さくなった
場合には、水晶振動子の抵抗分が小さくなる周波数で発
振するように水晶振動子のリアクタンスXL を変化させ
る。
回路の抵抗値を下げ、発振レベルの低下および停止を防
止できるようにする。 【構成】 発振器の出力レベルを検出する出力レベル検
出回路と、水晶振動子のインピーダンスを可変するため
に接続された可変インピーダンス回路と、出力レベル検
出回路の検出信号によって可変インピーダンス回路を制
御するインピーダンス制御回路とを備え、発振回路の出
力レベルを検出し、発振器の出力レベルが小さくなった
場合には、水晶振動子の抵抗分が小さくなる周波数で発
振するように水晶振動子のリアクタンスXL を変化させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子装置のクロック信号
源として利用するに適する。本発明は、発振レベルの低
下、あるいは停止を防ぐことができる水晶振動子を用い
た発振回路に関する。
源として利用するに適する。本発明は、発振レベルの低
下、あるいは停止を防ぐことができる水晶振動子を用い
た発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の発振回路、特に水晶振動子を用い
た発振回路では、水晶振動子の周波数に対する抵抗分特
性と、発振器の負性抵抗(−R0)の関係が、 |発振器負性抵抗|>|水晶振動子抵抗| を満たした場合に発振動作を持続する。
た発振回路では、水晶振動子の周波数に対する抵抗分特
性と、発振器の負性抵抗(−R0)の関係が、 |発振器負性抵抗|>|水晶振動子抵抗| を満たした場合に発振動作を持続する。
【0003】ここで図3に示す従来技術における発振回
路の一例をあげて説明する。まず、発振器を構成するト
ランジスタTr1の動作点を決定するために、回路電流
設定抵抗R1、バイアス電圧設定抵抗R2およびR3が
設けられる。回路電流設定抵抗R1は発振回路の動作電
流を決定し、バイアス電圧設定抵抗R2およびR3はト
ランジスタTr1のバイアス電圧を決定する。発振器の
コンデンサC3はトランジスタTr1のコレクタ端子を
接地させるために接続されている。次いで、発振器のコ
ンデンサC1、C2および水晶振動子X1について説明
する。コンデンサC1、C2および水晶振動子X1は発
振回路の帰還部を構成しており、図4にその等価回路を
示す。発振条件を満たすためには、水晶振動子X1が誘
導リアクタンス特性を有することが条件となる。すなわ
ち、水晶振動子X1が誘導リアクタンス特性を示す周波
数で発振することになる。
路の一例をあげて説明する。まず、発振器を構成するト
ランジスタTr1の動作点を決定するために、回路電流
設定抵抗R1、バイアス電圧設定抵抗R2およびR3が
設けられる。回路電流設定抵抗R1は発振回路の動作電
流を決定し、バイアス電圧設定抵抗R2およびR3はト
ランジスタTr1のバイアス電圧を決定する。発振器の
コンデンサC3はトランジスタTr1のコレクタ端子を
接地させるために接続されている。次いで、発振器のコ
ンデンサC1、C2および水晶振動子X1について説明
する。コンデンサC1、C2および水晶振動子X1は発
振回路の帰還部を構成しており、図4にその等価回路を
示す。発振条件を満たすためには、水晶振動子X1が誘
導リアクタンス特性を有することが条件となる。すなわ
ち、水晶振動子X1が誘導リアクタンス特性を示す周波
数で発振することになる。
【0004】次に、水晶振動子X1のインピーダンス特
性と発振器のインピーダンス特性について図5を参照し
て説明する。図5(a)、(b)、(c)は図3に示す
A点での水晶振動子X1と発振器のそれぞれのインピー
ダンス特性を示したグラフである。
性と発振器のインピーダンス特性について図5を参照し
て説明する。図5(a)、(b)、(c)は図3に示す
A点での水晶振動子X1と発振器のそれぞれのインピー
ダンス特性を示したグラフである。
【0005】まず、図5(a)は水晶振動子X1のイン
ピーダンス特性を示したものである。一般的な水晶振動
子では共振周波数F0 より周波数が高くなると抵抗分R
X は大きくなる傾向がある。同図(b)は発振器のイン
ピーダンス特性を示したもので、発振器のインピーダン
ス(負性抵抗−R0 、リアクタンスXC )はトランジス
タTr1と、コンデンサC1、C2によって決定され一
般に周波数に対するインピーダンスの変化は小さい。同
図(C)は発振状態にある発振器の発振レベルP0 と負
性抵抗−R0 について示したグラフである。発振レベル
が大きくなると負性抵抗は小さくなる傾向がある。
ピーダンス特性を示したものである。一般的な水晶振動
子では共振周波数F0 より周波数が高くなると抵抗分R
X は大きくなる傾向がある。同図(b)は発振器のイン
ピーダンス特性を示したもので、発振器のインピーダン
ス(負性抵抗−R0 、リアクタンスXC )はトランジス
タTr1と、コンデンサC1、C2によって決定され一
般に周波数に対するインピーダンスの変化は小さい。同
図(C)は発振状態にある発振器の発振レベルP0 と負
性抵抗−R0 について示したグラフである。発振レベル
が大きくなると負性抵抗は小さくなる傾向がある。
【0006】次に、図5(a)、(b)、(c)に示す
発振条件について説明する。まず、発振器の容量リアク
タンスXC と水晶振動子X1の誘導リアクタンスXL の
絶対値が一致する周波数で発振が始まる(B点)。次
に、発振の始まる周波数での水晶振動子X1の抵抗値R
X が発振器の負性抵抗−R0 の絶対値より小さい場合に
発振動作が持続し、発振レベルが大きくなり、|RX |
=|−R0 |となる発振レベルで発振が安定する。以上
の条件によって従来の発振回路は動作する。
発振条件について説明する。まず、発振器の容量リアク
タンスXC と水晶振動子X1の誘導リアクタンスXL の
絶対値が一致する周波数で発振が始まる(B点)。次
に、発振の始まる周波数での水晶振動子X1の抵抗値R
X が発振器の負性抵抗−R0 の絶対値より小さい場合に
発振動作が持続し、発振レベルが大きくなり、|RX |
=|−R0 |となる発振レベルで発振が安定する。以上
の条件によって従来の発振回路は動作する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術で
は、図8に示すように発振器の負性抵抗が周囲温度の変
動などによって小さくなった場合、発振レベルが小さく
なってしまう問題があり、さらに、発振器の負性抵抗が
水晶振動子の抵抗値より小さくなった場合には発振動作
が停止してしまう問題がある。
は、図8に示すように発振器の負性抵抗が周囲温度の変
動などによって小さくなった場合、発振レベルが小さく
なってしまう問題があり、さらに、発振器の負性抵抗が
水晶振動子の抵抗値より小さくなった場合には発振動作
が停止してしまう問題がある。
【0008】本発明はこのうような問題を解決するもの
で、温度などの影響によって生じる発振レベルの低下、
あるいは発振停止を防止することができる発振回路を提
供することを目的とする。
で、温度などの影響によって生じる発振レベルの低下、
あるいは発振停止を防止することができる発振回路を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、水晶振動子を
含む共振回路と、この水晶振動子を励振する能動素子と
を備えた発振回路において、前記共振回路に可変インピ
ーダンス回路が接続され、前記能動素子の出力に接続さ
れた出力レベル検出回路と、この出力レベル検出回路の
検出レベルに応じて前記可変インピーダンス回路を制御
するインピーダンス制御回路とを備えたことを特徴とす
る。
含む共振回路と、この水晶振動子を励振する能動素子と
を備えた発振回路において、前記共振回路に可変インピ
ーダンス回路が接続され、前記能動素子の出力に接続さ
れた出力レベル検出回路と、この出力レベル検出回路の
検出レベルに応じて前記可変インピーダンス回路を制御
するインピーダンス制御回路とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】前記インピーダンス制御回路は、前記出力
レベル検出回路の検出レベルが小さくなったときに、前
記水晶振動子の等価抵抗分が小さくなるように前記可変
インピーダンス回路を制御することが望ましく、前記可
変インピーダンス回路は水晶振動子に直列に接続された
バラクタダイオードで構成することができる。
レベル検出回路の検出レベルが小さくなったときに、前
記水晶振動子の等価抵抗分が小さくなるように前記可変
インピーダンス回路を制御することが望ましく、前記可
変インピーダンス回路は水晶振動子に直列に接続された
バラクタダイオードで構成することができる。
【0011】
【作用】出力レベル検出回路が発振器の出力レベルを検
出し、発振器の出力レベルが小さくなったことを検出し
たときに、その検出信号によりインピーダンス制御回路
が可変インピーダンス回路を制御する。水晶振動子の抵
抗が小さくなる周波数で発振するように水晶振動子のリ
アクタンスを変化させることが望ましい。
出し、発振器の出力レベルが小さくなったことを検出し
たときに、その検出信号によりインピーダンス制御回路
が可変インピーダンス回路を制御する。水晶振動子の抵
抗が小さくなる周波数で発振するように水晶振動子のリ
アクタンスを変化させることが望ましい。
【0012】これにより、温度などの影響によって生じ
る発振レベルの低下、あるいは発振停止状態になること
を防止することができる。
る発振レベルの低下、あるいは発振停止状態になること
を防止することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示す図、図2は本発明
実施例におけるバラクタダイオードの特性を示す図であ
る。
る。図1は本発明実施例の構成を示す図、図2は本発明
実施例におけるバラクタダイオードの特性を示す図であ
る。
【0014】本発明は、水晶振動子を含む共振回路と、
この水晶振動子を励振する能動素子とを備え、さらに、
前記共振回路に可変インピーダンス回路2が接続され、
前記能動素子の出力に接続された出力レベル検出回路1
と、この出力レベル検出回路1の検出レベルに応じて可
変インピーダンス回路2を制御するインピーダンス制御
回路3とを備え、インピーダンス制御回路3は、出力レ
ベル検出回路1の検出レベルが小さくなったときに、前
記水晶振動子の等価抵抗分が小さくなるように可変イン
ピーダンス回路2を制御する。可変インピーダンス回路
は水晶振動子に直列に接続されたバラクタダイオードで
構成される。
この水晶振動子を励振する能動素子とを備え、さらに、
前記共振回路に可変インピーダンス回路2が接続され、
前記能動素子の出力に接続された出力レベル検出回路1
と、この出力レベル検出回路1の検出レベルに応じて可
変インピーダンス回路2を制御するインピーダンス制御
回路3とを備え、インピーダンス制御回路3は、出力レ
ベル検出回路1の検出レベルが小さくなったときに、前
記水晶振動子の等価抵抗分が小さくなるように可変イン
ピーダンス回路2を制御する。可変インピーダンス回路
は水晶振動子に直列に接続されたバラクタダイオードで
構成される。
【0015】発振器を構成するトランジスタTr1、コ
ンデンサC1、C2、C3、抵抗R1、R2、R3につ
いては従来技術と同様であるのでここでは説明を省略す
る。
ンデンサC1、C2、C3、抵抗R1、R2、R3につ
いては従来技術と同様であるのでここでは説明を省略す
る。
【0016】水晶振動子X1のリアクタンスXL を変化
させる可変インピーダンス回路2は、パラクタダイオー
ドV1とバイアス電圧供給抵抗R7とにより構成され、
水晶振動子X1と直列に接続される。バラクタダイオー
ドV1のバイアス電圧に対する容量リアクタンス値XV
は、図2に示すようにバイアス電圧が高くなると、容量
リアクタンスの値も大きくなる特性を持っている。従っ
て、このバラクタダイオードV1と水晶振動子X1とで
インピーダンスを可変にする共振回路が構成される。
させる可変インピーダンス回路2は、パラクタダイオー
ドV1とバイアス電圧供給抵抗R7とにより構成され、
水晶振動子X1と直列に接続される。バラクタダイオー
ドV1のバイアス電圧に対する容量リアクタンス値XV
は、図2に示すようにバイアス電圧が高くなると、容量
リアクタンスの値も大きくなる特性を持っている。従っ
て、このバラクタダイオードV1と水晶振動子X1とで
インピーダンスを可変にする共振回路が構成される。
【0017】発振器の出力レベルを検出する出力レベル
検出回路1は、疎結合コンデンサC4および検波コンダ
ンサC5、検波ダイオードV2、検波抵抗R4により構
成され、疎結合コンデンサC4にて疎結合された発振出
力信号は、一般的な高周波検波回路を構成する検波ダイ
オードV2、検波抵抗R4、検波コンデンサC5にて検
波される。ここで検波された出力検出信号は直流電圧で
あり、出力レベルが大きい場合は高い電圧、小さい場合
は低い電圧が得られるようになっている。
検出回路1は、疎結合コンデンサC4および検波コンダ
ンサC5、検波ダイオードV2、検波抵抗R4により構
成され、疎結合コンデンサC4にて疎結合された発振出
力信号は、一般的な高周波検波回路を構成する検波ダイ
オードV2、検波抵抗R4、検波コンデンサC5にて検
波される。ここで検波された出力検出信号は直流電圧で
あり、出力レベルが大きい場合は高い電圧、小さい場合
は低い電圧が得られるようになっている。
【0018】出力検出信号はインピーダンス制御回路3
を構成する演算増幅器OP1に入力される。インピーダ
ンス制御回路3は、演算増幅器OP1と抵抗R5、R6
とにより構成される一般的な同相増幅器であり入力され
た出力検出信号を演算処理し、バイアス電圧供給抵抗R
7を通してバラクタダイオードV1へ結果を出力する。
を構成する演算増幅器OP1に入力される。インピーダ
ンス制御回路3は、演算増幅器OP1と抵抗R5、R6
とにより構成される一般的な同相増幅器であり入力され
た出力検出信号を演算処理し、バイアス電圧供給抵抗R
7を通してバラクタダイオードV1へ結果を出力する。
【0019】発振器の負性抵抗−R0 が温度変化などの
影響によって小さくなり出力レベルが下がった場合、バ
ラクタダイオードV1のバイアス電圧を下げバラクタダ
イオードの容量リアクタンスXV を小さくする。その結
果、共振回路の誘導リアクタンスXL が大きくなり発振
周波数が下がる(発振器のインピーダンスは一定なた
め)。また、共振回路の抵抗値(水晶振動子X1の抵抗
値)は周波数が低いと小さくなる特性があるため、発振
器の負性抵抗が小さくなっても発振レベルの低下を防ぐ
ことができる。
影響によって小さくなり出力レベルが下がった場合、バ
ラクタダイオードV1のバイアス電圧を下げバラクタダ
イオードの容量リアクタンスXV を小さくする。その結
果、共振回路の誘導リアクタンスXL が大きくなり発振
周波数が下がる(発振器のインピーダンスは一定なた
め)。また、共振回路の抵抗値(水晶振動子X1の抵抗
値)は周波数が低いと小さくなる特性があるため、発振
器の負性抵抗が小さくなっても発振レベルの低下を防ぐ
ことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、温
度などの影響によって生じる発振レベルの低下、あるい
は発振停止状態になるとこを防止することができる効果
がある。
度などの影響によって生じる発振レベルの低下、あるい
は発振停止状態になるとこを防止することができる効果
がある。
【図1】本発明実施例の構成を示す図。
【図2】本発明実施例におけるバラクタダイオードの特
性を示す図。
性を示す図。
【図3】従来例の構成を示す図。
【図4】水晶振動子およびコンダンサの等価回路を示す
図。
図。
【図5】(a)は水晶振動子インピーダンス特性を示す
図、(b)は発振器インピーダンス特性を示す図、
(c)は発振レベル対負性抵抗を示す図。
図、(b)は発振器インピーダンス特性を示す図、
(c)は発振レベル対負性抵抗を示す図。
【図6】負性抵抗の変動を示す図。
1 出力レベル検出回路 2 可変インピーダンス回路 3 インピーダンス制御回路 X1 水晶振動子 R1 回路電流設定抵抗 R2、R3 バイアス電圧設定抵抗 R4 検波抵抗 R5、R6 抵抗 R7 バイアス電圧供給抵抗 C1、C2、C3 コンデンサ C4 疎結合コンデンサ C5 検波コンデンサ V1 バラクタダイオード V2 検波ダイオード OP1 演算増幅器(オペアンプ) Tr1 トランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 水晶振動子を含む共振回路と、 この水晶振動子を励振する能動素子と を備えた発振回路において、 前記共振回路に可変インピーダンス回路が接続され、 前記能動素子の出力に接続された出力レベル検出回路
と、 この出力レベル検出回路の検出レベルに応じて前記可変
インピーダンス回路を制御するインピーダンス制御回路
とを備えたことを特徴とする発振回路。 - 【請求項2】 前記インピーダンス制御回路は、前記出
力レベル検出回路の検出レベルが小さくなったときに、
前記水晶振動子の等価抵抗分が小さくなるように前記可
変インピーダンス回路を制御する請求項1記載の発振回
路。 - 【請求項3】 前記可変インピーダンス回路は水晶振動
子に直列に接続されたバラクタダイオードである請求項
1記載の発振回路。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4326922A JP2626432B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 発振回路 |
AU52195/93A AU671316B2 (en) | 1992-12-07 | 1993-12-06 | Oscillator circuit |
CA002110756A CA2110756C (en) | 1992-12-07 | 1993-12-06 | Oscillation circuit |
DE69326742T DE69326742T2 (de) | 1992-12-07 | 1993-12-06 | Oszillatorschaltung |
EP93119627A EP0601515B1 (en) | 1992-12-07 | 1993-12-06 | Oscillation circuit |
KR1019930026679A KR960016733B1 (ko) | 1992-12-07 | 1993-12-07 | 발진 회로 |
US08/610,517 US5654678A (en) | 1992-12-07 | 1996-03-04 | Level-controlled oscillation circuit having a continuously variable impedance control circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4326922A JP2626432B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 発振回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06177645A true JPH06177645A (ja) | 1994-06-24 |
JP2626432B2 JP2626432B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=18193263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4326922A Expired - Fee Related JP2626432B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 発振回路 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5654678A (ja) |
EP (1) | EP0601515B1 (ja) |
JP (1) | JP2626432B2 (ja) |
KR (1) | KR960016733B1 (ja) |
AU (1) | AU671316B2 (ja) |
CA (1) | CA2110756C (ja) |
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