JPH0617717B2 - 送り装置 - Google Patents

送り装置

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JPH0617717B2
JPH0617717B2 JP1201223A JP20122389A JPH0617717B2 JP H0617717 B2 JPH0617717 B2 JP H0617717B2 JP 1201223 A JP1201223 A JP 1201223A JP 20122389 A JP20122389 A JP 20122389A JP H0617717 B2 JPH0617717 B2 JP H0617717B2
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feed screw
roller
feed
rollers
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宏 佐伯
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Zaidan Hojin Shinku Kagaku Kenkyusho
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Zaidan Hojin Shinku Kagaku Kenkyusho
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2247Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers
    • F16H25/2261Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers arranged substantially perpendicular to the screw shaft axis

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種加工装置のテーブル等の精密送りに用い
る送り装置に関する。
従来の技術 従来、この種の送り装置としてボールねじが用いられて
いる。また、超高真空環境において、半導体等の電子部
品を製造するための薄膜加工装置、例えばそのテーブル
の移動やウエハーカセットの昇降等を行なうには超高真
空用ボールねじが用いられている。超高真空環境におい
て、駆動部の潤滑剤として油分を用いると、この油分が
真空槽内の真空度、真空の質を低下させるため、好まし
い超高真空環境を得るには、油分を用いないようにする
必要がある。そこで、従来、超高真空環境において用い
るボールねじは、送りねじ軸およびナットの軌道面と、
この軌道面で転動するボールとの潤滑のためにボールの
表面に軟質金属であるAgの膜をコーティングしていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、ボールねじは大気中で使用する場合は勿論のこ
と、超高真空環境で用いる場合にも、ナットに連結する
送り対象物に対して精密に位置合わせしなければなら
ず、組立作業が面倒である。また、特に超高真空環境で
使用する場合、真空槽を超高真空にするため、真空槽を
加熱して脱ガス(ベーキング)する必要があり、この加
熱により各部材に熱歪を生じ、送り対象物に連結されて
いるナットと送りねじ軸に軸心のずれが生じ、円滑な動
作を期待することができない。また、小径のボールが送
りねじ軸とナットの軌道面と点接触状態となるので、大
きな負荷荷重に耐えることができない。また、ボールが
循環する際、表面に絶えず傷が発生するため、寿命が比
較的短い。特に超高真空環境で使用する場合、潤滑材で
あるAg膜が簡単に剥離して潤滑性が失われ、これにより
ステンレス製である送りねじ軸、若しくはナットの軌道
面と、ステンレス製であるボールの母材が直接接触する
確率が増え、この接触に伴って母材同士が凝着してしま
い、終には動作しなくなり、寿命が短い。したがって、
ボールねじを用いた薄膜加工装置等の信頼性に劣り、し
かも、メンテナンスを頻繁に行なわなければならない。
そして、ボールねじの寿命の判定については外部から組
立状態で覗くことができないため、メンテナンス上、扱
いが難しい。更に、ボールねじは通常の工作機械では製
作することができず、高価となるなどの課題があった。
本発明は、以上のような従来技術の課題を解決するもの
であり、送り対象物に対して送りねじ軸の軸心を比較的
容易に調整することができて組立作業を容易に行なうこ
とができ、また、大きな負荷荷重に耐えることができ、
また、寿命を長く延ばすことができ、したがって、実施
した装置等の信頼性を向上させ、しかも、メンテナンス
の頻度を減らすことができ、また、分解することなく寿
命について判定することができてメンテナンスの便を図
ることができ、更には製作が簡単でコストの低下を図る
ことができるようにした送り装置を提供し、また、超高
真空環境で使用するに際し、上記目的に加え、各部材に
熱歪が生じ、送りねじ軸と送り台等に軸心のずれが生じ
ても、その軸心のずれを吸収して円滑に、かつ確実に動
作させることができるようにした送り装置を提供するこ
とを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の技術的手段は、螺旋
状のねじ溝を有し、回転可能に支持された送りねじ軸
と、この送りねじ軸の軸心方向に沿つて移動可能な送り
対象物に連結された第1の送り部材と、この第1の送り
部材に回転可能に支持され、上記送りねじ軸のフランク
に摩擦回転し得るように当接する第1のローラと、第2
の送り部材と、この第2の送り部材に回転可能に支持さ
れ、上記送りねじ軸のフランクに摩擦回転し得るように
当接する第2のローラと、上記第2の送り部材および第
2のローラを上記第1の送り部材に対し、上記送りねじ
軸の軸心方向に沿つて移動可能に支持する支持手段と、
上記第1の送り部材および第1のローラに対し、上記第
2の送り部材および第2のローラの位置を調整し、これ
ら第1と第2のローラを上記送りねじ軸のフランクに反
対方向で当接させる調整手段を備えたものである。
そして、上記送りねじ軸はそのフランクが平行に形成
し、上記第1と第2のローラが1個ずつ用い、それぞれ
円筒状に形成し、各ローラの軸心が上記送りねじ軸の軸
心と直角方向になるように配置し、または上記第1と第
2の送り部材を、送りねじ軸を囲むように形成し、上記
第1と第2のローラが複数個づつ用い、それぞれ円盤状
に形成し、各ローラの軸心が送りねじ軸の軸心に対して
傾斜するように配置することができ、この場合、上記送
りねじ軸を三角ねじ状に形成することができる。また、
上記調整手段に上記第2の送り部材および第2のローラ
を上記第1のローラ側へ常時加圧するばねを用い、上記
第1と第2のローラで上記送りねじ軸のフランクを反対
方向から挟持させ、または上記調整手段に上記第2の送
り部材および第2のローラを上記第1のローラの反対側
へ常時加圧するばねを用い、上記第1と第2のローラで
上記送りねじ軸のフランクを反対方向に突っ張らせるよ
うに構成することができる。
また、上記送りねじ軸および上記第1、第2のローラの
表面に固体潤滑層を設ける。
そして、万一、上記固体潤滑層が剥離した際、上記送り
ねじ軸と第1、第2のローラとが凝着しにくいように上
記送りねじ軸の母材と第1、第2のローラの母材に異種
の材料を用いるのが好ましく、または送りねじ軸および
上記第1、第2のローラの一方、若しくは両方が固体潤
滑層の内側に硬質金属層を有し、固体潤滑層の内側の互
いの硬質金属が異種材料であるのが好ましい。
また、上記送りねじ軸および第1、第2のローラの固体
潤滑層として、粘性による潤滑効果を有する軟質金属、
若しくは層状剥離による潤滑効果を有する層状固体潤滑
材を用いることができる。
上記送りねじ軸の母材にステンレス鋼、アルミニウム合
金のいずれかから選択して用い、上記第1、第2のロー
ラの母材にステンレス鋼を用いた、また、上記硬質金属
層がTiC、TiN、SiNのいずれかを用い、上記軟質金属層にA
gを用い、上記層状固体潤滑材にMoS2、WS2のいずれかを
用いることができる。
また、上記送りねじ軸および第1、第2のローラの母材
上にそれぞれ順次硬質金属層および軟質金属層を設け、
これら送りねじ軸および第1、第2のローラの母材と硬
質金属層との密着性を良くするため、送りねじ軸および
第1、第2のローラの各母材に硬質金属層の内側で同種
の硬質金属のイオン注入層を設け、または上記送りねじ
軸および第1、第2のローラ上の各硬質金属層と軟質金
属層との密着性を良くするため、硬質金属層に軟質金属
層の内側で同種の軟質金属のイオン注入層を設け、また
は送りねじ軸および第1、第2のローラの母材と硬質金
属層との密着性を良くすると共に、各硬質金属層と軟質
金属層との密着性を良くするため、送りねじ軸および第
1、第2のローラの各母材に硬質金属層の内側で同種の
硬質金属のイオン注入層を設けると共に、各硬質金属層
に上記軟質金属層の内側で同種の軟質金属のイオン注入
層を設ける。
そして、軟質金属にAgを用い、硬質金属にTiC、TiN、SiN
を用いるのが好ましく、特に、Agからなる硬質金属層の
内側にこのAgを容易にコーティングすると共に、Agの密
着性を良くするため、硬質金属層をTiCにより形成する
のが好ましく、また、TiCは凝着エネルギーが大きいの
で、送りねじ軸および第1、第2のローラにそれぞれ用
い、万一、Ag層が剥離しても互いに凝着するのを防止
し、送り対象物が駆動停止するのを防止することができ
る。
作用 したがって、本発明によれば、送りねじ軸のフランクに
第1と第2の送り部材に支持した第1と第2のローラを
反対方向で当接させるので、組立の際、送りねじ軸と送
り部材、すなわち送り対象物の軸心を比較的容易に調整
することができ、この組立状態のままで送りねじ軸のフ
ランクと第1、第2のローラの当接状態を覗くこともで
きる。そして、送りねじ軸を回転させることにより、そ
のフランクにばねにより反対方向で加圧されている比較
的大径の第1と第2のローラがフランクとの摩擦で円滑
に回転しながら第1、第2の送り部材に連結されている
送り対象物が直線運動することができる。
また、特に超高真空環境において使用する際、各部材の
熱歪により送りねじ軸と送り部材とが多少ずれても、ば
ねの弾性により第1のローラに対して第2のローラを移
動調整することができ、これにより上記ずれを吸収する
ことができる。また、超高真空環境において使用する
際、送りねじ軸の表面と第1、第2のローラの表面に設
けた固体潤滑層の潤滑効果により送りねじ軸の回転運動
を送り部材および送り対象物に円滑に伝達して直線駆動
させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
まず、本発明の第1の実施例について説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例における送
り装置を示し、第1図は平面図、第2図は第1図のII−
II矢視断面図、第3図は送りねじ軸とローラの一部拡大
断面図である。
本実施例にあっては、超高真空環境における薄膜加工装
置のテーブルの送りに実施したものである。第1図およ
び第2図に示すように送りねじ軸1は角ねじ状に形成さ
れてフランク2が平行になるように形成されている。こ
の送りねじ軸1は薄膜加工装置のテーブル(図示省略)
の移動方向と平行になるように配置され、両端部が支持
部材に軸受(共に図示省略)を介して回転可能に支持さ
れている。第1の送り部材3は上記テーブルに連結さ
れ、この第1の送り部材3上において、送りねじ軸1の
両外側に位置してそれぞれ案内台4が止めねじ5により
取付けられ、各案内台4の前後の内方突出部6、6に案
内軸7の両端が止めねじ8により取付けられ、各案内軸
7はその軸心が送りねじ軸1の軸心と平行となるように
配置されている。各案内軸7には第2の送り部材9の両
側部がリニアボールガイドベアリング10を介して案内
軸6に沿つて移動可能に支持されている。第2の送り部
材9の下部は第1の送り部材3に形成された穴11に挿
入されている。第1の送り部材3上の後側上部には第2
の送り部材9の背方において支持台12が止めねじ13
により取付けられている。第1の送り部材3の前側中央
部に形成された穴14にはブッシュ15の筒状部が挿入
され、ブッシュ15のフランジ部が第1の送り部材3上
に重ねられて止めねじ16により取付けられている。ブ
ッシュ15の内側には上下一対のベアリング17を介し
て円筒状の第1のローラ18が回転可能に支持される。
すなわち、この円筒状の第1のローラ18は中間の大径
部19と、先端の小径部20と、これら大径部19と小
径部20の間のフラング部21と、基部のねじ軸部22
とからなる。ブッシュ15の内側上下にはそれぞれベア
リング17のフランジ付の外輪が固定され、各ベアリン
グ17の内輪の内側に第1のローラ18の中間大径部1
9が挿入され、フランジ部21が下方のベアリング17
の内輪の下面に係合され、ねじ軸部22に一対のナット
23が螺合され、第1のローラ18が各ベアリング17
の内輪に固定され、定位置で回転可能に支持されてい
る。第1のローラ18の先端小径部20が送りねじ軸1
のフランク2間に挿入されている。第2の送り部材9の
中央部に形成された穴24には上下一対のベアリング2
5を介して円筒状の第2のローラ26が回転可能に支持
される。すなわち、この円筒状の第2のローラ26は中
間の大径部27と、先端の小径部28と、これら大径部
27と小径部28の間のフランジ部29と、基部のねじ
軸部30とからなり、上記第1のローラ18と同様にフ
ランジ部29とねじ軸部30に螺合された一対のナット
31により上下のベアリング25の内輪に挟持状態で固
定され、可動台7に対して回転可能に支持されている。
この第2の送り部材9は案内軸7の案内により送りねじ
軸1の軸心方向に沿って移動可能であり、したがって、
第2のローラ26は回転可能に、かつ上記第1のローラ
18に対して接近、離隔可能に支持されている。第2の
ローラ26の先端小径部28が送りねじ軸1のフランク
2間に挿入されている。支持台12の中央部には案内軸
7と平行に穴32が形成され、穴32内の後側には雌ね
じ33が形成されている。穴32内には圧縮ばね34が
挿入され、圧縮ばね34の前側で穴32内に押圧部材3
5の基部が挿入され、圧縮ばね34の後側で雌ねじ33
に止めねじ36が螺入されている。そして、圧縮ばね3
4の反撥弾性により押圧部材35が第2の送り部材9に
加圧され、したがって、第1のローラ18に対する第2
のローラ26の位置が調整され、これら第1のローラ1
8の先端小径部20と第2のローラ26の先端小径部2
8が送りねじ軸1のフランク2に反対方向で加圧され、
図示例では両小径部20と28で送りねじ軸1のフラン
ク2を線接触状態に挟持している。
上記各部材はステンレス鋼により形成され、第3図に示
すように送りねじ軸1の表面にTiC(炭化チタニウム)
のイオン注入層37が形成され、このイオン注入層37
上に硬質の金属である膜状のTiCの層38がイオンプレ
ーティング法等で厚さ1〜3μmにコーティングされ、
このTiC層38の外面側にAg(銀)のイオン注入層39
が形成され、このイオン注入層39上に固体潤滑層であ
る膜状の軟質金属Agの層40がイオンプレーティング法
等で厚さ約0.3μmにコーティングされ、これにより
フランク2が形成されている。上記各ローラ18、26
の小径部20、28の外周にはTiCのイオン注入層41
が形成され、このイオン注入層41上に硬質の金属であ
る膜状のTiCの層42がイオンプレーティング法等で厚
さ1〜3μmにコーティングされ、このTiC層42の外
面側にAgのイオン注入層43が形成され、このイオン注
入層43上に固体潤滑層である膜状の軟質金属Agの層4
4がイオンプレーティング法等で厚さ約0.3μmにコ
ーティングされている。
このように送りねじ軸1およびローラ18、26の各母
材にTiCのイオン注入層37、41を形成してその上にT
iC層38、42を設けることにより、両者の密着力を向
上させることができ、また、TiC層38、42の外面にA
gのイオン注入層39、43を形成してその上にAg層4
0、44を設けることにより、両者の密着力を向上させ
ることができる。
上記送り装置の組立に際し、上記のように送りねじ軸1
の平行なフランク2を第1の送り部材3と第2の送り部
材9に支持した第1と第2のローラ18と26の小径部
20と28で挟持させればよいので、送りねじ軸1と第
1、第2の送り部材3、9、すなわちテーブルの軸心と
を比較的容易に調整することができる。また、組立後の
真空槽の加熱に伴い各部材に熱歪が生じ、これにより送
りねじ軸1とテーブル、すなわち第1、第2の送り部材
3、4の軸心が多少ずれても、第1と第2のローラ18
と26の小径部20と28が平行なフランク2に沿つて
移動することによりこれを吸収することができ、しか
も、軸心方向へのずれは圧縮ばね34の弾性により第1
のローラ18に対する第2のローラ26の位置を自動的
に調整することができるので、これにより吸収すること
ができる。また、組立状態のままで送りねじ軸1のフラ
ンク2と第1、第2のローラ18、26の状態を第1、
第2の送り部材3、4の反対側の外部から覗いて容易に
確認することができる。
以上の構成において、以下、その動作について説明す
る。
送りねじ軸1を一方に回転させることにより、その平行
なフランク2を挟持している第1と第2のローラ18と
26のうち、一方の第1のローラ18の小径部20をフ
ランク2により押し、送りねじ軸1を他方に回転させる
ことにより、他方の第2のローラ26の小径部28をフ
ランク2により押し、これにより小径部20と28がフ
ランクと線接触状態で円滑に回転しながら第1、第2の
送り部材3、4および第1の送り部材3に連結されてい
るテーブルが直線運動することができる。ここで、圧縮
ばね34は送りねじ軸1のフランク2により第2のロー
ラ26を押す際、第1の送り部材3、第1のローラ1
8、テーブル等を追従させることができるような強さに
設定されている。そして、上記のように圧縮ばね34の
弾性により第1と第2のローラ18と26の小径部20
と28で送りねじ軸1の平行なフランク2を挟持してい
るので、バックラッシュを吸収することができ、テーブ
ルを精密に送ることができる。また、送りねじ軸1の表
面と第1、第2のローラ18、26の表面に設けた固体
潤滑層であるAg層40、44の粘性による潤滑効果によ
り送りねじ軸1の回転運動を第1、第2の送り部材3、
4およびテーブルに円滑に伝達して円滑に直線駆動させ
ることができる。また、使用に伴う送りねじ軸1のフラ
ンク2と第1、第2のローラ18、26の状態を上記の
ように送り台3の反対側から覗くことができ、寿命を容
易に判断することができる。万一、Ag層13、15が剥
離してもTiC層38、42は凝着エネルギーが大きいの
で、その凝着を防止し、製造、検査に支障を来さない時
点で交換することができる。
なお、Ag層40、44等の軟質金属層は送りねじ軸1の
表面と、第1、第2のローラ18、26の表面にそれぞ
れ電解複合研磨を施した後、イオンプレーティング法等
で厚さ約0.3μmに直接コーティングしてもよい。ま
た、上記実施例では、固体潤滑層に軟質金属膜のAgを用
いた場合について説明したが、このAgに替えてMoS2(二
硫化モリブデン)、WS2(二硫化タングステン)等から
なる層状固体潤滑材を用いることができ、この層状固体
潤滑材を用いれば、送りねじ軸1の回転運動を第1、第
2のローラ18、26を介して第1、第2の送り部材
3、4に伝達する際、層状固体潤滑材の層状剥離により
潤滑効果を与えることができ、したがって、第1、第2
の送り部材3、4および第1の送り部材3に連結された
テーブル等を円滑に駆動させることができる。また、固
体潤滑層の内側に設けるTiC、TiN、SiN等の硬質金属層は
相手方の母材と固着しにくいように異種の材料として用
いてもよく、また、送りねじ軸1と第1、第2のローラ
18、26の母材に異種の材料を用いておけば、硬質金
属層を形成しなくてもよい。しかし、上記のように硬質
金属層と軟質金属層を母材上に順次連続的にコーティン
グすれば、不純物の混入を防止をすることができて軟質
金属層の強い密着力を維持することができ、また、各境
界においてイオン注入層を形成することにより母材に対
する硬質金属層の強い密着力および硬質金属層に対する
軟質金属層の強い密着力を維持することができる利点が
ある。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第4図ないし第7図は本発明の第2の実施例における送
り装置を示し、第4図は平面図、第5図は第4図のV矢
視図、第6図は第4図のVI矢視図、第7図はローラ部分
の拡大断面図である。
本実施例にあっては、上記第1の実施例と同様に、超高
真空環境における薄膜加工装置のテーブルの送りに実施
したものである。第4図ないし第6図に示すように送り
ねじ軸51は三角ねじ状に形成されてフランク52が傾
斜されている。この送りねじ軸51は薄膜加工装置のテ
ーブル(図示省略)の移動方向と平行になるように配置
され、両端部が支持部材に軸受(共に図示省略)を介し
て回転可能に支持されている。第1の送り部材53はそ
の折曲部54が上記テーブルに連結されている。この第
1の送り部材53は送りねじ軸受51より大径の穴55
が形成され、この穴55が送りねじ軸51に遊嵌されて
送りねじ軸51を囲んでいる。第2の送り部材56は同
様に送りねじ軸51より大径の穴57が形成され、この
穴57が送りねじ軸51に遊嵌されて送りねじ軸51を
囲んでいる。第1の送り部材53と第2の送り部材56
の複数箇所には対向して穴58と59が形成され、これ
らの穴58、59にボルト60が挿通され、ボルト60
の突出端部にナット61が螺合され、第2の送り部材5
6が第1の送り部材53に対し、送りねじ軸51の軸心
方向に沿つて接近し、若しくは離隔し得るように支持さ
れている。第1の送り部材53には第2の送り部材56
の反対側において、複数個(図示例では3個)の第1の
ローラ62が回転可能に支持されている。第2の送り部
材56にも第1の送り部材53の反対側において、複数
個(図示例では3個)の第2のローラ63が回転可能に
支持されている。各ローラ62、63は特に第7図から
明らかなように円盤状に形成され、両側の大径穴64が
ベアリング65の外輪に圧入されている。ベアリング6
5の内輪に軸66の小径部67が圧入され、小径部67
の先端に止めねじ68が螺入され、ベアリング65の内
輪が軸66の段部69と止めねじ68の頭部により挟持
されて各第1、第2のローラ62、63が軸66に回転
可能に支持されている。各軸66が螺着等の手段により
第1と第2の送り部材53と56に送りねじ軸51の軸
心に対して傾斜するように取付けられている。したがっ
て、各第1、第2のローラ62、63の軸心が送りねじ
軸51の軸心に対して傾斜され、外周部が送りねじ軸5
1のフランク52間に挿入されている。第1と第2の送
り部材53と56の間には各ボルト60の外周において
圧縮ばね70が介在され、この圧縮ばね70の反撥弾性
により第2の送り部材56および第2のローラ63が第
1の送り部材53および第1のローラ62に対して離隔
する方向に加圧されている。したがって、第1のローラ
62と第2のローラ63が送りねじ軸51のフランク5
2に反対方向で加圧され、フランク52間で突っ張って
いる。
送りねじ軸51と第1、第2のローラ62、63はステ
ンレス鋼により形成され、それらの表面に上記第1の実
施例と同様にして固体潤滑層であるAg層、若しくはMo
S2、WS2等の層状固体潤滑層が形成され、または固体潤滑
層の内側て説明する。
送りねじ軸51を一方に回転させることにより、そのフ
ランク52に突っ張っている第1と第2のローラ62と
63のうち、一方の第1のローラ62をフランク52に
より押し、送りねじ軸51を他方に回転させることによ
り、他方の第2のローラ63をフランク52により押
し、これにより第1、第2のローラ62、63が円滑に
回転しながら第1、第2の送り部材53、56および第
1の送り部材53に連結されているテーブルが直線運動
することができる。ここで、圧縮ばね70は送りねじ軸
51のフランク52により第2のローラ63を押す際、
第1の送り部材53、第1のローラ62、テーブル等を
追従させることができるような強度に設定されている。
そして、上記のように圧縮ばね70の弾性により第1と
第2のローラ62と63で送りねじ軸51のフランク5
2を突っ張っているので、バックラッシュを吸収するこ
とができ、テーブルを精密に送ることができる。まに、
TiC、TiN、TiS等の硬質金属層が形成され、または送りね
じ軸51、第1、第2のローラ62、63の母材と硬質
金属層の一方、若しくは両方に硬質金属層、Ag等の軟質
金属のイオン注入層が形成されている。
上記送り装置の組立に際し、上記のように送りねじ軸5
1のフランク52に第1、第2のローラ62、63を突
っ張るように当接させればよいので、送りねじ軸51と
第1、第2の送り台53、56、すなわちテーブルの軸
心を比較的容易に調整することができる。また、組立後
の真空槽の加熱に伴い、各部材に熱歪みが生じても圧縮
ばね70の弾性により第1のローラ62に対する第2の
ローラ63の位置を調整することができるので、これに
より吸収することができる。また、組立状態のままで送
りねじ軸のフランク52と第1、第2のローラ62、6
3の状態を外部から覗いて容易に確認することができ
る。
以上の構成において、以下、その動作についた、送りね
じ軸51の表面と第1、第2のローラ62、63の表面
に設けた固体潤滑層であるAg層の粘性、若しくは層状固
体潤滑層の層状剥離による潤滑効果により送りねじ軸5
1の回転運動を第1、第2の送り部材53、56および
テーブルに円滑に伝達して円滑に直線運動させることが
できる。また、使用に伴う送りねじ軸51のフランク5
2と第1、第2のローラ62、63の状態を外部から覗
くことができ、寿命を容易に判断することができる。
なお、上記第1の実施例においても、上記第2の実施例
と同様に、第1と第2のローラ18と26で送りねじ軸
1のフランク2に突っ張るようにしてもよく、また、上
記第2の実施例においても、上記第1の実施例と同様に
第1と第2のローラ62と63で送りねじ軸51のフラ
ンク52を挟持するようにしてもよい。また、本発明の
送り装置は大気中においても使用することができ、この
場合には、送りねじ軸1、51と第1、第2のローラ1
8、26、62、63の表面に固体潤滑層を設ける必要
はない。また、この場合、第2のローラ26、63の第
1のローラ18、62に対する位置調整手段として、上
記実施例のばね34、70に替えてねじを用いることも
できる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、送りねじ軸のフラン
クに第1と第2の送り部材に支持した第1と第2のロー
ラを反対方向で当接させるので、組立の際、送りねじ軸
と送り部材、すなわち送り対象物の軸心とを比較的容易
に調整することができ、組立作業を容易に行なうことが
できる。そして、送りねじ軸を回転させることにより、
フランクに当接している比較的大径の第1と第2のロー
ラがフランクとの摩擦で円滑に回転しながら第1、第2
の送り部材および第1の送りり部材に連結されている送
り対象物が直線運動することができる。したがって、大
きな負荷荷重に耐えることができ、また、寿命を長く延
ばすことができ、実施した装置等の信頼性を向上させ、
しかも、メンテナンスの頻度を減らすことができる。ま
た、組立状態のままで送りねじ軸のフランクと第1、第
2のローラの状態を外部から覗くこともでき、したがっ
て、分解することなく、寿命について判定することがで
きてメンテナンスの便を図ることができる。更には、通
常の工作機械で製作することができ、製作が簡単でコス
トの低下を図ることができる。また、特に超高真空環境
において使用する際、加熱に伴う各部材の熱歪により送
りねじ軸と送り部材が多少ずれても第1と第2のローラ
の間をばねにより調整することによりこれを吸収するこ
とができ、円滑に、かつ確実に動作させることができ
る。
また、超高真空環境において使用する際、送りねじ軸の
表面と、第1、第2のローラの表面に設けた軟質金属
層、若しくは層状固体潤滑層の粘性、若しくは層状剥離
による潤滑効果により送りねじ軸の回転運動を送り部材
および送り対象物に円滑に伝達して直線駆動させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例における送
り装置を示し、第1図は平面図、第2図は第1図のII−
II矢視断面図、第3図は送りねじ軸とローラの一部拡大
断面図、第4図ないし第7図は本発明の第2の実施例に
おける送り装置を示し、第4図は平面図、第5図は第4
図のV矢視図、第6図は第4図のVI矢視図、第7図はロ
ーラ部分の拡大断面図である。 1……送りねじ軸、2……フランク、3……第1の送り
部材、4……案内台、7……案内軸、9……第2の送り
部材、12……支持台、18……第1のローラ、26…
…第2のローラ、34……圧縮ばね、51……送りねじ
軸、52……フランク、53……第1の送り部材、56
……第2の送り部材、62……第1のローラ、63……
第2のローラ、70……圧縮ばね。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】螺旋状のねじ溝を有し、回転可能に支持さ
    れた送りねじ軸と、この送りねじ軸の軸心方向に沿つて
    移動可能な送り対象物に連結された第1の送り部材と、
    この第1の送り部材に回転可能に支持され、上記送りね
    じ軸のフランクに摩擦回転し得るように当接する第1の
    ローラと、第2の送り部材と、この第2の送り部材に回
    転可能に支持され、上記送りねじ軸のフランクに摩擦回
    転し得るように当接する第2のローラと、上記第2の送
    り部材および第2のローラを上記第1の送り部材に対
    し、上記送りねじ軸の軸心方向に沿つて移動可能に支持
    する支持手段と、上記第1の送り部材および第1のロー
    ラに対し、上記第2の送り部材および第2のローラの位
    置を調整し、これら第1と第2のローラを上記送りねじ
    軸のフランクに反対方向で当接させる調整手段を備えた
    送り装置。
  2. 【請求項2】送りねじ軸のフランクが平行に形成され、
    第1と第2のローラが1個ずつ用いられてそれぞれ円筒
    状に形成され、各ローラの軸心が送りねじ軸の軸心と直
    角方向に配置された請求項1記載の送り装置。
  3. 【請求項3】第1と第2の送り部材が送りねじ軸を囲む
    ように形成され、第1と第2のローラが複数個づつ用い
    られてそれぞれ円盤状に形成され、各ローラの軸心が送
    りねじ軸の軸心に対して傾斜して配置された請求項1記
    載の送り装置。
  4. 【請求項4】送りねじ軸が三角ねじ状に形成された請求
    項3記載の送り装置。
  5. 【請求項5】調整手段に第2の送り部材および第2のロ
    ーラを第1のローラ側へ常時加圧するばねを用い、第1
    と第2のローラで送りねじ軸のフランクを反対方向から
    挟持させた請求項1ないし4のいずれかに記載の送り装
    置。
  6. 【請求項6】調整手段に第2の送り部材および第2のロ
    ーラを第1のローラの反対側へ常時加圧するばねを用
    い、第1と第2のローラで送りねじ軸のフランクを反対
    方向に突っ張らせた請求項1ないし4のいずれかに記載
    の送り装置。
  7. 【請求項7】送りねじ軸が表面に固体潤滑層を有し、第
    1と第2のローラが表面に固体潤滑層を有する請求項1
    ないし6のいずれかに記載の送り装置。
  8. 【請求項8】送りねじ軸の母材と第1、第2のローラの
    母材が異種材料である請求項7記載の送り装置。
  9. 【請求項9】送りねじ軸およびこの送りねじ軸のフラン
    クに当接する第1、第2のローラの少なくとも一方が固
    体潤滑層の内側に硬質金属層を有する請求項7記載の送
    り装置。
  10. 【請求項10】固体潤滑層が軟質金属からなる請求項7
    ないし9のいずれかに記載の送り装置。
  11. 【請求項11】固体潤滑層が層状固体潤滑材からなる請
    求項7ないし9のいずれかに記載の送り装置。
  12. 【請求項12】送りねじ軸の母材にステンレス鋼、アル
    ミニウム合金のいずれかから選択して用い、第1、第2
    のローラの母材にステンレス鋼を用いた請求項1ないし
    11のいずれかに記載の送り装置。
  13. 【請求項13】硬質金属層がTiC、TiN、SiNのいずれかか
    らなる請求項9ないし12のいずれかに記載の送り装
    置。
  14. 【請求項14】軟質金属層がAgからなる請求項10、1
    2、13のいずれかに記載の送り装置。
  15. 【請求項15】層状固体潤滑材がMoS2、WS2のいずれかか
    らなる請求項11ないし13のいずれかに記載の送り装
    置。
  16. 【請求項16】送りねじ軸および第1、第2のローラが
    それぞれ母材上に順次硬質金属層および軟質金属層を有
    し、上記送りねじ軸および第1、第2のローラの各母材
    が硬質金属層の内側に同種の硬質金属のイオン注入層を
    有する請求項1ないし6のいずれかに記載の送り装置。
  17. 【請求項17】送りねじ軸および第1、第2のローラが
    それぞれ母材上に硬質金属層および軟質金属層を有し、
    上記送りねじ軸および第1、第2のローラ上の各硬質金
    属層が軟質金属層の内側に同種の軟質金属のイオン注入
    層を有する請求項1ないし6のいずれかに記載の送り装
    置。
  18. 【請求項18】送りねじ軸および第1、第2のローラが
    それぞれ母材上に硬質金属層および軟質金属層を有し、
    上記送りねじ軸および第1、第2のローラの各母材が硬
    質金属層の内側に同種の硬質金属のイオン注入層を有
    し、上記各硬質金属層が上記軟質金属層の内側に同種の
    軟質金属のイオン注入層を有する請求項1ないし6のい
    ずれかに記載の送り装置。
  19. 【請求項19】軟質金属がAgであり、硬質金属がTiC、Ti
    N、SiNのいずれかである請求項16ないし18のいずれ
    かに記載の送り装置。
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