JPH06176822A - 多入力コネクタ - Google Patents
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- JPH06176822A JPH06176822A JP43A JP32689292A JPH06176822A JP H06176822 A JPH06176822 A JP H06176822A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 32689292 A JP32689292 A JP 32689292A JP H06176822 A JPH06176822 A JP H06176822A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/703—Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
- H01R13/7031—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity
- H01R13/7032—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity making use of a separate bridging element directly cooperating with the terminals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/26—Connectors or connections adapted for particular applications for vehicles
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のエアバック等に用いられ、端子の短
絡機能とジョイント機能とを有して、二つのセンサの一
方からの入力に対しても反応可能な多入力コネクタを提
供する。 【構成】 コネクタハウジング25内に設けられる二対
の端子4,5,4′,5′と、二対の端子を各一対毎に
接続させる第一の接触部と、各一対の端子4,5、
4′,5′をコネクタ未嵌合状態で相互に接続させ、コ
ネクタ嵌合状態で相手コネクタハウジング28により割
り込み絶縁される第二の接触部16,16′とにより構
成されることを基本とする。
絡機能とジョイント機能とを有して、二つのセンサの一
方からの入力に対しても反応可能な多入力コネクタを提
供する。 【構成】 コネクタハウジング25内に設けられる二対
の端子4,5,4′,5′と、二対の端子を各一対毎に
接続させる第一の接触部と、各一対の端子4,5、
4′,5′をコネクタ未嵌合状態で相互に接続させ、コ
ネクタ嵌合状態で相手コネクタハウジング28により割
り込み絶縁される第二の接触部16,16′とにより構
成されることを基本とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のエアバ
ック等に用いられ、端子の短絡機能とジョイント機能と
を有して、二つのセンサの一方からの入力に対しても反
応可能な多入力コネクタに関するものである。
ック等に用いられ、端子の短絡機能とジョイント機能と
を有して、二つのセンサの一方からの入力に対しても反
応可能な多入力コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、実公平54−37970号公
報に記載された従来のコネクタを示す斜視図、図11
は、図10のA−A断面図である。該コネクタ65は、
一対の筒状の雌端子66,66を収容した雄コネクタ6
7と、該雌端子66に対するピン状の雄端子68を収容
した雌コネクタ69とにより構成される。該雌端子66
は雄コネクタハウジング70の開口71から外に突出す
る接触ばね片72を有し、図11(a) にも示す如く該接
触片72は、該ハウジング70の外周上に覆設された金
属シールド73に接触して、コネクタ未嵌合状態で静電
気等による影響(例えば自動車のエアバックの起爆等)
を防いでいる。そしてコネクタ嵌合と同時に該接触片7
2は、図11(b) の如く雌コネクタハウジング74の壁
板75によって割り込み絶縁される。
報に記載された従来のコネクタを示す斜視図、図11
は、図10のA−A断面図である。該コネクタ65は、
一対の筒状の雌端子66,66を収容した雄コネクタ6
7と、該雌端子66に対するピン状の雄端子68を収容
した雌コネクタ69とにより構成される。該雌端子66
は雄コネクタハウジング70の開口71から外に突出す
る接触ばね片72を有し、図11(a) にも示す如く該接
触片72は、該ハウジング70の外周上に覆設された金
属シールド73に接触して、コネクタ未嵌合状態で静電
気等による影響(例えば自動車のエアバックの起爆等)
を防いでいる。そしてコネクタ嵌合と同時に該接触片7
2は、図11(b) の如く雌コネクタハウジング74の壁
板75によって割り込み絶縁される。
【0003】しかしながら、上記従来のコネクタ65に
あっては、例えば自動車のエアバックにおいて二つの検
知センサを用いて何れか一方のセンサの検知によっても
起爆させたい場合には、同様のコネクタ65をもう一つ
用意しなければならず、接続作業や管理あるいは設置ス
ペースやコストの面で大変であった。
あっては、例えば自動車のエアバックにおいて二つの検
知センサを用いて何れか一方のセンサの検知によっても
起爆させたい場合には、同様のコネクタ65をもう一つ
用意しなければならず、接続作業や管理あるいは設置ス
ペースやコストの面で大変であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、自動車用エアバック等において二つのセンサを
用いた場合でも、一つのコネクタで接続でき、接続作業
や管理あるいは設置スペースやコストの面で有利な多入
力コネクタを提供することを目的とする。
に鑑み、自動車用エアバック等において二つのセンサを
用いた場合でも、一つのコネクタで接続でき、接続作業
や管理あるいは設置スペースやコストの面で有利な多入
力コネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コネクタハウジング内に設けられる二対
の端子と、該二対の端子を各一対毎に接続させる第一の
接触部と、該各一対の端子をコネクタ未嵌合状態で相互
に接続させ、コネクタ嵌合状態で相手コネクタハウジン
グにより割り込み絶縁される第二の接触部とにより構成
される第一の構造、及び、嵌合する雄・雌コネクタハウ
ジング内に設けられる各二対の端子と、一方のコネクタ
ハウジング内の該二対の端子を各一対毎に接続させる第
一の接触部と、他方のコネクタハウジング内の一対の端
子をコネクタ未嵌合状態で相互に接続させ、コネクタ嵌
合状態で相手コネクタハウジングにより割り込み絶縁さ
れる第二の接触部とにより構成される第二の構造をそれ
ぞれ採用するものである。
に、本発明は、コネクタハウジング内に設けられる二対
の端子と、該二対の端子を各一対毎に接続させる第一の
接触部と、該各一対の端子をコネクタ未嵌合状態で相互
に接続させ、コネクタ嵌合状態で相手コネクタハウジン
グにより割り込み絶縁される第二の接触部とにより構成
される第一の構造、及び、嵌合する雄・雌コネクタハウ
ジング内に設けられる各二対の端子と、一方のコネクタ
ハウジング内の該二対の端子を各一対毎に接続させる第
一の接触部と、他方のコネクタハウジング内の一対の端
子をコネクタ未嵌合状態で相互に接続させ、コネクタ嵌
合状態で相手コネクタハウジングにより割り込み絶縁さ
れる第二の接触部とにより構成される第二の構造をそれ
ぞれ採用するものである。
【0006】
【作用】上記第一の構造において、二対の端子はコネク
タ未嵌合状態において第二の接触部によって相互に接続
(ジョイント機能)され、静電気等の影響を防ぐ。そし
てコネクタ嵌合と同時に該第二の接触部は相手コネクタ
ハウジングによって割り込み絶縁され、それにより該二
対の端子は、第一の接触部で接続(短絡機能)された各
一対の端子に分離される。該各一対の端子には二つのセ
ンサからの入力を同時に接続可能である。
タ未嵌合状態において第二の接触部によって相互に接続
(ジョイント機能)され、静電気等の影響を防ぐ。そし
てコネクタ嵌合と同時に該第二の接触部は相手コネクタ
ハウジングによって割り込み絶縁され、それにより該二
対の端子は、第一の接触部で接続(短絡機能)された各
一対の端子に分離される。該各一対の端子には二つのセ
ンサからの入力を同時に接続可能である。
【0007】第二の構造においては、コネクタ未嵌合状
態で第一の接触部及び第二の接触部が各一対の端子を接
続(短絡機能)させ、静電気等の影響を防ぐ。そしてコ
ネクタ嵌合と同時に該第二の接触部は絶縁され、各二対
の端子が相互に接続する。ここで一方のコネクタハウジ
ング内の二対の端子は第一の接触部によって接続(ジョ
イント機能)されており、二つのセンサからの入力を他
方のコネクタを経て一方のコネクタに同時に接続可能で
ある。
態で第一の接触部及び第二の接触部が各一対の端子を接
続(短絡機能)させ、静電気等の影響を防ぐ。そしてコ
ネクタ嵌合と同時に該第二の接触部は絶縁され、各二対
の端子が相互に接続する。ここで一方のコネクタハウジ
ング内の二対の端子は第一の接触部によって接続(ジョ
イント機能)されており、二つのセンサからの入力を他
方のコネクタを経て一方のコネクタに同時に接続可能で
ある。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に係る多入力コネクタの第一
実施例を示す横断面図、図2は同じくコネクタ嵌合状態
の横断面図、図3は同じく縦断面図である。該多入力コ
ネクタ1は、自動車用エアバックにおける図示しない二
つのセンサからの入力を接続させる四つの雌端子2を並
列に収容した雄コネクタ3と、該雌端子2に対する二対
の雄端子4,5,4′,5′を有する短絡機構付きジョ
イント端子6を収容した雌コネクタ7とにより構成され
る。
実施例を示す横断面図、図2は同じくコネクタ嵌合状態
の横断面図、図3は同じく縦断面図である。該多入力コ
ネクタ1は、自動車用エアバックにおける図示しない二
つのセンサからの入力を接続させる四つの雌端子2を並
列に収容した雄コネクタ3と、該雌端子2に対する二対
の雄端子4,5,4′,5′を有する短絡機構付きジョ
イント端子6を収容した雌コネクタ7とにより構成され
る。
【0009】本実施例の特徴は、該短絡機構付きジョイ
ント端子6の接続構造にある。該短絡機構付きジョイン
ト端子は、図4に斜視図を示す如く、前方に雄タブ8、
後方に電線接続部9、中間に厚板部10を形成し、該厚
板部10に接触用突起11を突設してなる雄端子4と、
該雄端子4の外側に配置される平板状の雄タブ端子5
と、該雄タブ端子5の後部外側端から側板部12を立ち
上げ、該側板部12から該雄端子4の上方に向けて天板
部13を延設し、該天板部13の前端から該雄端子4の
接触用突起11に対して短絡用の第一の接触ばね片14
を垂下連成し、さらに該天板部13の内側端から側板部
15を垂下連成すると共に、該側板部15の前方にジョ
イント用の第二の接触ばね片16を突出延設してなる短
絡・ジョイント端子17とを一対左右対称形状に配設し
て構成される。
ント端子6の接続構造にある。該短絡機構付きジョイン
ト端子は、図4に斜視図を示す如く、前方に雄タブ8、
後方に電線接続部9、中間に厚板部10を形成し、該厚
板部10に接触用突起11を突設してなる雄端子4と、
該雄端子4の外側に配置される平板状の雄タブ端子5
と、該雄タブ端子5の後部外側端から側板部12を立ち
上げ、該側板部12から該雄端子4の上方に向けて天板
部13を延設し、該天板部13の前端から該雄端子4の
接触用突起11に対して短絡用の第一の接触ばね片14
を垂下連成し、さらに該天板部13の内側端から側板部
15を垂下連成すると共に、該側板部15の前方にジョ
イント用の第二の接触ばね片16を突出延設してなる短
絡・ジョイント端子17とを一対左右対称形状に配設し
て構成される。
【0010】該第一の接触ばね片14は、図3にも示す
如く、天板部13の前端から斜め後方に向けて折り曲げ
連成された前片部18と、該前片部18の先端に形成さ
れた湾曲形状の接点19と、該接点19から該前片部1
8と略平行に折り返し連成された後片部20と、該後片
部20の先端に形成され、前記天板部13の裏面に接す
る湾曲部21とにより成る。
如く、天板部13の前端から斜め後方に向けて折り曲げ
連成された前片部18と、該前片部18の先端に形成さ
れた湾曲形状の接点19と、該接点19から該前片部1
8と略平行に折り返し連成された後片部20と、該後片
部20の先端に形成され、前記天板部13の裏面に接す
る湾曲部21とにより成る。
【0011】また前記第二の接触ばね片16は、図4の
如く、雄タブ8と略平行に延びる基板部22の前方に接
点23を反雄タブ側に突出形成すると共に、該接点23
から雄タブ側に斜め前方に略テーパ状に湾曲したガイド
部24を連成して成る。左右一対の該接触ばね片16,
16′は接点23,23′を相互に接触させ、ガイド部
24,24′を外開きに対向させて組み付けられる。
如く、雄タブ8と略平行に延びる基板部22の前方に接
点23を反雄タブ側に突出形成すると共に、該接点23
から雄タブ側に斜め前方に略テーパ状に湾曲したガイド
部24を連成して成る。左右一対の該接触ばね片16,
16′は接点23,23′を相互に接触させ、ガイド部
24,24′を外開きに対向させて組み付けられる。
【0012】該第二の接触ばね片16は、図1に示す如
く接触した状態で雌コネクタハウジング25の相手コネ
クタ嵌合室26内に突出して位置する。相手側雄コネク
タハウジング27には、該接触ばね片16,16′のガ
イド部24,24′に対するくさび状の突出部28を形
成してあり、図2の如く雄・雌コネクタ3,7の嵌合に
より該突出部28がガイド部24,24′を押し開き、
接触ばね片16,16′の間に割り込んで絶縁させる。
く接触した状態で雌コネクタハウジング25の相手コネ
クタ嵌合室26内に突出して位置する。相手側雄コネク
タハウジング27には、該接触ばね片16,16′のガ
イド部24,24′に対するくさび状の突出部28を形
成してあり、図2の如く雄・雌コネクタ3,7の嵌合に
より該突出部28がガイド部24,24′を押し開き、
接触ばね片16,16′の間に割り込んで絶縁させる。
【0013】これにより二対の雄端子4,5,4′,
5′が左右各一対4,5、4′,5′に分割され、その
状態で該各一対の雄端子4,5、4′,5′は第一の接
触ばね片14,14′によって接続されている。なお、
コネクタ未嵌合の状態で該第二の接触ばね片16,1
6′は相互に接触して各一対の雄端子4,5、4′,
5′を相互に短絡させ、静電気によるエアバックの起爆
を防いでいる。そしてコネクタ嵌合状態で、二つのセン
サからの信号は雄コネクタ3の四つの雌端子2を経て各
一対の雄端子4,5、4′,5′に入力される。
5′が左右各一対4,5、4′,5′に分割され、その
状態で該各一対の雄端子4,5、4′,5′は第一の接
触ばね片14,14′によって接続されている。なお、
コネクタ未嵌合の状態で該第二の接触ばね片16,1
6′は相互に接触して各一対の雄端子4,5、4′,
5′を相互に短絡させ、静電気によるエアバックの起爆
を防いでいる。そしてコネクタ嵌合状態で、二つのセン
サからの信号は雄コネクタ3の四つの雌端子2を経て各
一対の雄端子4,5、4′,5′に入力される。
【0014】図5は、二つのセンサと上記多入力コネク
タとの接続状態を示す回路図であり、各センサ29,3
0から各二本の回路31,32、33,34が雄コネク
タ3を経て雌コネクタ7の雄端子4,5、4′,5′に
接続される。該回路と雄端子との接続は例えば、31と
4、32と5′、33と4′、35と5の様になる。そ
して二本の回路35,36に集約されてエアバック側へ
接続する。図で、雌コネクタ7内の16は第二の接触ば
ね片を示し、コネクタ未嵌合状態で短絡機能を発揮して
静電気の影響を防ぎ、コネクタ嵌合と同時に離間絶縁さ
れる。この短絡機能はセンサ側のコネクタ37,38内
にも設けられている(39,40)。
タとの接続状態を示す回路図であり、各センサ29,3
0から各二本の回路31,32、33,34が雄コネク
タ3を経て雌コネクタ7の雄端子4,5、4′,5′に
接続される。該回路と雄端子との接続は例えば、31と
4、32と5′、33と4′、35と5の様になる。そ
して二本の回路35,36に集約されてエアバック側へ
接続する。図で、雌コネクタ7内の16は第二の接触ば
ね片を示し、コネクタ未嵌合状態で短絡機能を発揮して
静電気の影響を防ぎ、コネクタ嵌合と同時に離間絶縁さ
れる。この短絡機能はセンサ側のコネクタ37,38内
にも設けられている(39,40)。
【0015】図6は、本発明に係る多入力コネクタの第
二実施例を示す横断面図、図7は同じく縦断面図であ
る。該多入力コネクタ41は、雌コネクタ42内の雄端
子43と雄コネクタ44内の雌端子45とをそれぞれ上
下に二本ずつ配列し、雄コネクタ44内に上下の雌端子
45,45をジョイントさせる第一の接触ばね部材46
を設け、雌コネクタ内42に、コネクタ未嵌合状態で下
側の雄端子43,43を短絡させ(図8参照)、且つコ
ネクタ嵌合と同時に離間絶縁される第二の接触ばね部材
47を設けたことを特徴とする。ここで各四本の端子4
3,45はそれぞれ電線48,49に接続されている。
二実施例を示す横断面図、図7は同じく縦断面図であ
る。該多入力コネクタ41は、雌コネクタ42内の雄端
子43と雄コネクタ44内の雌端子45とをそれぞれ上
下に二本ずつ配列し、雄コネクタ44内に上下の雌端子
45,45をジョイントさせる第一の接触ばね部材46
を設け、雌コネクタ内42に、コネクタ未嵌合状態で下
側の雄端子43,43を短絡させ(図8参照)、且つコ
ネクタ嵌合と同時に離間絶縁される第二の接触ばね部材
47を設けたことを特徴とする。ここで各四本の端子4
3,45はそれぞれ電線48,49に接続されている。
【0016】該第一及び第二の接触ばね部材46,47
は図6、7のように雌端子45及び雄端子43とは別体
に設けられる。各ばね部材46,47の形状は前例の接
触ばね片14とほぼ同様であり、第一の接触ばね部材4
6は雄コネクタハウジング50の長手溝51内に基板部
52を沿わせて収容され、該溝51内に突出した雌端子
45の接触用突起53に接点54を常時接触させてい
る。また第二の接触ばね部材47は、図8の如く雌コネ
クタハウジング55の壁内に基板部56を差し込み固定
させ、相手コネクタ嵌合室57内に接点58を位置させ
ている。該接点58は、図7の如くコネクタ嵌合と同時
に雄コネクタハウジング50の端子収容室外壁59によ
って割り込み絶縁される。
は図6、7のように雌端子45及び雄端子43とは別体
に設けられる。各ばね部材46,47の形状は前例の接
触ばね片14とほぼ同様であり、第一の接触ばね部材4
6は雄コネクタハウジング50の長手溝51内に基板部
52を沿わせて収容され、該溝51内に突出した雌端子
45の接触用突起53に接点54を常時接触させてい
る。また第二の接触ばね部材47は、図8の如く雌コネ
クタハウジング55の壁内に基板部56を差し込み固定
させ、相手コネクタ嵌合室57内に接点58を位置させ
ている。該接点58は、図7の如くコネクタ嵌合と同時
に雄コネクタハウジング50の端子収容室外壁59によ
って割り込み絶縁される。
【0017】上記多入力コネクタ41の接続回路は図9
のようである。すなわち、二つのセンサからの各二本の
回路31,32、33,34は雌コネクタ42内の雄端
子43を経て雄コネクタ44内の雌端子45に接続さ
れ、ジョイント用の第一の接触ばね部材46,46で一
対の流れに集約されつつ、各二本の出力回路60,61
に接続する。二本の出力回路60,61は例えば運転席
用と助手席用のエアバックに分割して接続される。
のようである。すなわち、二つのセンサからの各二本の
回路31,32、33,34は雌コネクタ42内の雄端
子43を経て雄コネクタ44内の雌端子45に接続さ
れ、ジョイント用の第一の接触ばね部材46,46で一
対の流れに集約されつつ、各二本の出力回路60,61
に接続する。二本の出力回路60,61は例えば運転席
用と助手席用のエアバックに分割して接続される。
【0018】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、コネク
タ内に短絡機能とジョイント機能とを同時に有するか
ら、例えば自動車のエアバックにおいて二つの検知セン
サを用いて何れか一方のセンサの検知によっても起爆さ
せたい場合に、従来のような二つのコネクタを用いるこ
となく一つのコネクタで接続でき、それにより接続作業
が簡素化され、コネクタ管理の容易で、設置スペースも
少なくて済み、製造コストも安くなるという効果を奏す
るものである。
タ内に短絡機能とジョイント機能とを同時に有するか
ら、例えば自動車のエアバックにおいて二つの検知セン
サを用いて何れか一方のセンサの検知によっても起爆さ
せたい場合に、従来のような二つのコネクタを用いるこ
となく一つのコネクタで接続でき、それにより接続作業
が簡素化され、コネクタ管理の容易で、設置スペースも
少なくて済み、製造コストも安くなるという効果を奏す
るものである。
【図1】本発明に係る多入力コネクタの第一実施例を示
す横断面図である。
す横断面図である。
【図2】同じく嵌合状態を示す横断面図である。
【図3】同じく嵌合状態を示す縦断面図である。
【図4】コネクタ内に収容される短絡機構付きジョイン
ト端子を示す斜視図である。
ト端子を示す斜視図である。
【図5】二つのセンサと多入力コネクタとの接続回路図
である。
である。
【図6】本発明に係る多入力コネクタの第二実施例を示
す嵌合状態の横断面図である。
す嵌合状態の横断面図である。
【図7】同じく縦断面図である。
【図8】同じく雌コネクタを示す縦断面図である。
【図9】同じく接続回路図である。
【図10】従来例を示す斜視図である。
【図11】図10のA−A断面図を示し、(a) はコネク
タ嵌合前、(b) はコネクタ嵌合後である。
タ嵌合前、(b) はコネクタ嵌合後である。
2,45 雌端子 4,4′,5,5′,43 雄端子 14,14′ 第一の接触ばね片 16,16′ 第二の接触ばね片 25,55 雌コネクタハウジング 27,50 雄コネクタハウジング 46 第一の接触ばね部材 47 第二の接触ばね部材
Claims (2)
- 【請求項1】 コネクタハウジング内に設けられる二対
の端子と、該二対の端子を各一対毎に接続させる第一の
接触部と、該各一対の端子をコネクタ未嵌合状態で相互
に接続させ、コネクタ嵌合状態で相手コネクタハウジン
グにより割り込み絶縁される第二の接触部とにより構成
されることを特徴とする多入力コネクタ。 - 【請求項2】 嵌合する雄・雌コネクタハウジング内に
設けられる各二対の端子と、一方のコネクタハウジング
内の該二対の端子を各一対毎に接続させる第一の接触部
と、他方のコネクタハウジング内の一対の端子をコネク
タ未嵌合状態で相互に接続させ、コネクタ嵌合状態で相
手コネクタハウジングにより割り込み絶縁される第二の
接触部とにより構成されることを特徴とする多入力コネ
クタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04326892A JP3075446B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 多入力コネクタ |
US08/162,614 US5516299A (en) | 1992-12-07 | 1993-12-07 | Multi-input connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04326892A JP3075446B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 多入力コネクタ |
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