JPH06176438A - テープレコーダのブレーキ装置 - Google Patents
テープレコーダのブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH06176438A JPH06176438A JP34330892A JP34330892A JPH06176438A JP H06176438 A JPH06176438 A JP H06176438A JP 34330892 A JP34330892 A JP 34330892A JP 34330892 A JP34330892 A JP 34330892A JP H06176438 A JPH06176438 A JP H06176438A
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- JP
- Japan
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- pad
- reel
- brake arm
- brake
- brake device
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、テープレコーダのブレーキ装置に
関し、ブレーキアームの取付部の表面に凹凸部を形成す
ると共にフック部をなくすことにより、パットのはさみ
込みの作業を不要とし、パット取付作業の単純化を図る
と共に、パットの長さを短くでき材料コストの低減化を
図ることを目的とする。 【構成】 リール10にブレーキアーム1のパット2を
押圧させて停止させるようにしたテープレコーダのブレ
ーキ装置において、前記ブレーキアーム1の先端部に形
成され表面に凹凸部24を有する取付部23と、該取付
部23の裏側に形成された切欠部25と、前記取付部に
取り付けられ両端が前記切欠部に差し込まれたパット2
とを備えるように構成する。
関し、ブレーキアームの取付部の表面に凹凸部を形成す
ると共にフック部をなくすことにより、パットのはさみ
込みの作業を不要とし、パット取付作業の単純化を図る
と共に、パットの長さを短くでき材料コストの低減化を
図ることを目的とする。 【構成】 リール10にブレーキアーム1のパット2を
押圧させて停止させるようにしたテープレコーダのブレ
ーキ装置において、前記ブレーキアーム1の先端部に形
成され表面に凹凸部24を有する取付部23と、該取付
部23の裏側に形成された切欠部25と、前記取付部に
取り付けられ両端が前記切欠部に差し込まれたパット2
とを備えるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープレコーダのブレー
キ装置に関し、例えばビデオカセットテープの走行中に
所定位置でテープを停止させるためのブレーキ装置に関
するものである。
キ装置に関し、例えばビデオカセットテープの走行中に
所定位置でテープを停止させるためのブレーキ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のテープレコーダにおける
ブレーキ装置は、高速回転しているリールにブレーキア
ームを押圧させて停止させるようにしている。従来のブ
レーキ装置は、図3,4に示すように、ブレーキアーム
1の先端にパット2を取り付けた構成のものである。こ
のブレーキアーム1の先端には略T字形の取付部3とフ
ック部4とが一体に形成され、パット2を取付部3の外
表面3aに両面接着シート7を介して接着すると共に、
パット2の両端部を取付部3とフック部4との間の凹溝
部5,5に折り返して押し込むようにして固定されてい
る。これにより取付部3とフック部4とでパット2がは
さみ込まれるため、パット2はリールの回転力がパット
2に加わった際にパット2にずれが生ずることが防止さ
れる。
ブレーキ装置は、高速回転しているリールにブレーキア
ームを押圧させて停止させるようにしている。従来のブ
レーキ装置は、図3,4に示すように、ブレーキアーム
1の先端にパット2を取り付けた構成のものである。こ
のブレーキアーム1の先端には略T字形の取付部3とフ
ック部4とが一体に形成され、パット2を取付部3の外
表面3aに両面接着シート7を介して接着すると共に、
パット2の両端部を取付部3とフック部4との間の凹溝
部5,5に折り返して押し込むようにして固定されてい
る。これにより取付部3とフック部4とでパット2がは
さみ込まれるため、パット2はリールの回転力がパット
2に加わった際にパット2にずれが生ずることが防止さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のブレーキ装置にあっては、パット2の取付作
業時に、特に、凹溝部5が小さいため、パット2の端部
2aを凹溝部5内に折り返して、押し込む作業が困難で
取付作業に手間がかかると共に、パットを折り曲げて押
し込むパット分だけ長く必要とするという問題点があっ
た。
うな従来のブレーキ装置にあっては、パット2の取付作
業時に、特に、凹溝部5が小さいため、パット2の端部
2aを凹溝部5内に折り返して、押し込む作業が困難で
取付作業に手間がかかると共に、パットを折り曲げて押
し込むパット分だけ長く必要とするという問題点があっ
た。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ブレーキアームの取付部の表面に
凹凸部を形成すると共に、フック部をなくすことによ
り、パットのはさみ込みの作業を不要とし、パット取付
作業の単純化を図ると共に、パットの長さを短くでき材
料コストの低減化を図ったテープレコーダのブレーキ装
置を提供することを目的とする。
なされたものであり、ブレーキアームの取付部の表面に
凹凸部を形成すると共に、フック部をなくすことによ
り、パットのはさみ込みの作業を不要とし、パット取付
作業の単純化を図ると共に、パットの長さを短くでき材
料コストの低減化を図ったテープレコーダのブレーキ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、リールにブレ
ーキアームのパットを押圧させて停止させるようにした
テープレコーダのブレーキ装置において、前記ブレーキ
アームの先端部に形成され表面に凹凸部を有する取付部
と、該取付部の裏側に形成された切欠部と、前記取付部
に取り付けられると共に両端が前記切欠部に差し込まれ
たパットと、を備えたことを特徴とするものである。
ーキアームのパットを押圧させて停止させるようにした
テープレコーダのブレーキ装置において、前記ブレーキ
アームの先端部に形成され表面に凹凸部を有する取付部
と、該取付部の裏側に形成された切欠部と、前記取付部
に取り付けられると共に両端が前記切欠部に差し込まれ
たパットと、を備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、ブレーキアームのパットを高速回
転するリールに押し付けた際、凹凸部にパットがくい込
み、パットのずれを防止している。また、パットは取付
部の凹凸のある表面に張りつけ、パットの両端部は切欠
部に差し込んでおくだけで良く、取付作業が極めて簡単
である。
転するリールに押し付けた際、凹凸部にパットがくい込
み、パットのずれを防止している。また、パットは取付
部の凹凸のある表面に張りつけ、パットの両端部は切欠
部に差し込んでおくだけで良く、取付作業が極めて簡単
である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本発明に係るテープレコーダのブ
レーキ装置の一実施例を示す図であり、図3と同一部分
は同一符号で示している。まず、構成を説明する。図1
において、100はブレーキ装置であり、ブレーキ装置
100は、デッキシャーシ11上に回転自在に設けられ
た供給リール10のフランジ部10aに制動力を加え、
停止可能なブレーキアーム1を有している。ブレーキア
ーム1はデッキシャーシ11に立設された軸16に回動
自在に設けられている。また、ブレーキアーム1はこの
一端部1aに係合するブレーキばね17により反時計方
向に付勢され、他端部1bはブレーキレバー18を介し
てデッキシャーシ11上を左右往復動するカムレバー1
2に連結されている。そして、操作者の操作により、カ
ムレバー12を所定のストップ位置に移動させ、ブレー
キレバー18を介して、ブレーキアーム1を操作し、ブ
レーキアーム1の先端部を供給リール10側に付勢し
て、供給リール10のフランジ部10aに制動を加える
ようになされている。
する。図1及び図2は本発明に係るテープレコーダのブ
レーキ装置の一実施例を示す図であり、図3と同一部分
は同一符号で示している。まず、構成を説明する。図1
において、100はブレーキ装置であり、ブレーキ装置
100は、デッキシャーシ11上に回転自在に設けられ
た供給リール10のフランジ部10aに制動力を加え、
停止可能なブレーキアーム1を有している。ブレーキア
ーム1はデッキシャーシ11に立設された軸16に回動
自在に設けられている。また、ブレーキアーム1はこの
一端部1aに係合するブレーキばね17により反時計方
向に付勢され、他端部1bはブレーキレバー18を介し
てデッキシャーシ11上を左右往復動するカムレバー1
2に連結されている。そして、操作者の操作により、カ
ムレバー12を所定のストップ位置に移動させ、ブレー
キレバー18を介して、ブレーキアーム1を操作し、ブ
レーキアーム1の先端部を供給リール10側に付勢し
て、供給リール10のフランジ部10aに制動を加える
ようになされている。
【0008】ブレーキアーム1の他端部側から供給リー
ル10側に突出した先端部には、T字状の取付部23が
設けられている。尚、図1には供給リール10のみを示
しているが、デッキシャーシ11の供給リール10の右
側に設けた巻取りリールにも同様なブレーキ装置が設け
られている。図2において、前記ブレーキアーム1の取
付部23の表面には、のこぎり歯状の凹凸部24が形成
され、かつ該取付部23の両側裏面には切欠部25,2
5が形成されている。パット2は取付部23に両面接着
シート7を介して接着されると共に、その両端は前記切
欠部25に挿入される。この場合、パット2の両端は図
4のように折り返す必要は無く、単に切欠部25内に端
部を差し込むだけで良い。
ル10側に突出した先端部には、T字状の取付部23が
設けられている。尚、図1には供給リール10のみを示
しているが、デッキシャーシ11の供給リール10の右
側に設けた巻取りリールにも同様なブレーキ装置が設け
られている。図2において、前記ブレーキアーム1の取
付部23の表面には、のこぎり歯状の凹凸部24が形成
され、かつ該取付部23の両側裏面には切欠部25,2
5が形成されている。パット2は取付部23に両面接着
シート7を介して接着されると共に、その両端は前記切
欠部25に挿入される。この場合、パット2の両端は図
4のように折り返す必要は無く、単に切欠部25内に端
部を差し込むだけで良い。
【0009】次に作用を説明する。図1,2のようにパ
ット2を高速回転するリール10に押し付けた際、パッ
ト2がブレーキアーム1の取付部23に対してリール1
0の回転方向にずれるような力が働く。本実施例では、
取付部23の表面にのこぎり歯状の凹凸部24が形成さ
れているので、パット2が凹凸部24内にくい込みずれ
を防止している。従って、パット2の端部に力が加わら
ず、パット2の取付時には、端部は切断して図2のよう
に単に切欠部25内に差し込んでおくだけで良く、取付
作業が容易で迅速にできる。
ット2を高速回転するリール10に押し付けた際、パッ
ト2がブレーキアーム1の取付部23に対してリール1
0の回転方向にずれるような力が働く。本実施例では、
取付部23の表面にのこぎり歯状の凹凸部24が形成さ
れているので、パット2が凹凸部24内にくい込みずれ
を防止している。従って、パット2の端部に力が加わら
ず、パット2の取付時には、端部は切断して図2のよう
に単に切欠部25内に差し込んでおくだけで良く、取付
作業が容易で迅速にできる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブレーキアームの取付部に凹凸部を形成したので、ブレ
ーキ動作の際パットが凹凸部にくい込み、パットにずれ
を生ずることが無い。このため、パットの両端には引っ
張り力が加わらないので、フック部を形成する必要が無
く、単に切欠部にパット両端を差し込むだけで良い。従
って、取付作業が簡単で迅速にできる。又、パット端部
を折り返す必要が無いので、パットを短くでき材料コス
トを低減することができる。
ブレーキアームの取付部に凹凸部を形成したので、ブレ
ーキ動作の際パットが凹凸部にくい込み、パットにずれ
を生ずることが無い。このため、パットの両端には引っ
張り力が加わらないので、フック部を形成する必要が無
く、単に切欠部にパット両端を差し込むだけで良い。従
って、取付作業が簡単で迅速にできる。又、パット端部
を折り返す必要が無いので、パットを短くでき材料コス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープレコーダのブレーキ装置の
一実施例を示す平面図である。
一実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示す実施例の要部拡大斜視図である。
【図3】従来のテープレコーダのブレーキ装置を示す平
面図である。
面図である。
【図4】従来のブレーキ装置の要部拡大斜視図である。
1 ブレーキアーム 2 パット 10 リール 23 取付部 24 凹凸部 25 切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】 リールにブレーキアームのパットを押圧
させて停止させるようにしたテープレコーダのブレーキ
装置において、前記ブレーキアームの先端部に形成され
表面に凹凸部を有する取付部と、該取付部の裏側に形成
された切欠部と、前記取付部に取り付けられると共に両
端が前記切欠部に差し込まれたパットと、を備えたこと
を特徴とするテープレコーダのブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34330892A JPH06176438A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | テープレコーダのブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34330892A JPH06176438A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | テープレコーダのブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06176438A true JPH06176438A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18360520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34330892A Pending JPH06176438A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | テープレコーダのブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06176438A (ja) |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP34330892A patent/JPH06176438A/ja active Pending
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