JPH0617638Y2 - 飲み物容器の保持具 - Google Patents
飲み物容器の保持具Info
- Publication number
- JPH0617638Y2 JPH0617638Y2 JP1986169622U JP16962286U JPH0617638Y2 JP H0617638 Y2 JPH0617638 Y2 JP H0617638Y2 JP 1986169622 U JP1986169622 U JP 1986169622U JP 16962286 U JP16962286 U JP 16962286U JP H0617638 Y2 JPH0617638 Y2 JP H0617638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding frame
- storage case
- opening
- pivotally
- pivot shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N3/00—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
- B60N3/10—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
- B60N3/102—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated storable or foldable in a non-use position
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S224/00—Package and article carriers
- Y10S224/926—Vehicle attached carrier for beverage container or bottle
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車内に装備され、使用される飲み物容器
の保持具に関する。
の保持具に関する。
[従来の技術] 従来から観光バス等には座席の背凭背面に飲み物容器の
保持具を備えたものが知られている。一般にこの種保持
具は金属線材を折り曲げて籠形に形成したものが多く、
中には折りたゝみ可能なものも知られるが、その大部分
は背凭等に固定的に取付けられており常時露出したもの
となっている。
保持具を備えたものが知られている。一般にこの種保持
具は金属線材を折り曲げて籠形に形成したものが多く、
中には折りたゝみ可能なものも知られるが、その大部分
は背凭等に固定的に取付けられており常時露出したもの
となっている。
しかし、この種飲み物容器の保持具は飲み物等を飲むと
き、カップが倒れたりすることがないように保持するも
ので、使用時には大変便利であるが、反面不使用時には
狭い車内の空間を占めることに加え突き出し状に取付く
ことから危険物となる問題がある。
き、カップが倒れたりすることがないように保持するも
ので、使用時には大変便利であるが、反面不使用時には
狭い車内の空間を占めることに加え突き出し状に取付く
ことから危険物となる問題がある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、この様な実情に鑑み、これを改善すべく研究
開発されたもので、その目的とするところは室内の適当
部所、例えばダッシュボード等に備えて不使用時にはダ
ッシュボード内に埋込み設ける収納ケース内に収め、閉
塞して室内方への突出を防いで危険を回避し、また使用
時にはこの格納ケースを開放して取り出し、飲み物等を
入れたカップ等を起立した姿勢に吊り下げ保持できるよ
うにした飲み物容器の保持具を提供することにある。
開発されたもので、その目的とするところは室内の適当
部所、例えばダッシュボード等に備えて不使用時にはダ
ッシュボード内に埋込み設ける収納ケース内に収め、閉
塞して室内方への突出を防いで危険を回避し、また使用
時にはこの格納ケースを開放して取り出し、飲み物等を
入れたカップ等を起立した姿勢に吊り下げ保持できるよ
うにした飲み物容器の保持具を提供することにある。
また、本考案は上記格納ケースに格納するに当ってカッ
プ等飲み物の容器を保持する枠体をたゝんで偏平とし、
狭い格納ケース内に格納を可能にして取付け空間を小さ
くできるようにする一方、この格納ケースの開口部を閉
塞して格納状態を隠せるようにした飲み物容器の保持具
を提供することにある。
プ等飲み物の容器を保持する枠体をたゝんで偏平とし、
狭い格納ケース内に格納を可能にして取付け空間を小さ
くできるようにする一方、この格納ケースの開口部を閉
塞して格納状態を隠せるようにした飲み物容器の保持具
を提供することにある。
そして、更に本考案は格納ケースから取り出す際急激な
飛び出しを防止すると共に、取り出しに伴ってカップを
保持する保持枠体のカップ保持枠を自重並びにカップの
重量で常に垂直に起立した姿勢に保ち、車体の揺れ、或
いは傾きによって内容物の零れ出しを有効に防止できる
ようにしてなる飲み物容器の保持具を提供することにあ
る。
飛び出しを防止すると共に、取り出しに伴ってカップを
保持する保持枠体のカップ保持枠を自重並びにカップの
重量で常に垂直に起立した姿勢に保ち、車体の揺れ、或
いは傾きによって内容物の零れ出しを有効に防止できる
ようにしてなる飲み物容器の保持具を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記目的に基づき考案されたもので、その特
徴とするところは自動車のボディに組込まれる格納ケー
スと、格納ケースの格納補助部材に設けられる環状の打
抜き部を有した基枠体と、上記打抜き部に収められる短
尺な筒形をなす保持枠体と、前記基枠体と保持枠体との
中間に介挿され且つ中心部において直交する2つの直線
上において相対向する対をなす2組の枢着部を備え、そ
の一組の枢着部を前記基枠体に設ける枢着部に、他の一
組の枢着部を前記保持枠体の枢着部に各回動可能に枢着
して連結組合わされる短尺筒形をなす中間揺動体と、前
記保持枠体の枢着部を結ぶ直線に対し直交する他の直線
上に向かい合せに設ける枢着部に両端部の枢着軸を回動
自由に枢着して吊設状に取付けられるカップ保持枠と、
を一連に組合せ保有してなり、前記格納補助部材は前記
収納ケースの開口部に枢着軸を介して開閉自由に支持
し、常には上記枢着軸に巻装縮設するバネによって開放
方向に付勢せしめ、また該格納補助部材の自由端には係
止突起を、そして収納ケースの開口部の対応する位置に
はキャッチャーを備えて閉塞時には係合保持せしめると
共に、前記枢着軸には歯車を軸着し緩衝用ダンパーに噛
合させて急激な開閉動を抑制してなる飲み物容器の保持
具を提供することにある。
徴とするところは自動車のボディに組込まれる格納ケー
スと、格納ケースの格納補助部材に設けられる環状の打
抜き部を有した基枠体と、上記打抜き部に収められる短
尺な筒形をなす保持枠体と、前記基枠体と保持枠体との
中間に介挿され且つ中心部において直交する2つの直線
上において相対向する対をなす2組の枢着部を備え、そ
の一組の枢着部を前記基枠体に設ける枢着部に、他の一
組の枢着部を前記保持枠体の枢着部に各回動可能に枢着
して連結組合わされる短尺筒形をなす中間揺動体と、前
記保持枠体の枢着部を結ぶ直線に対し直交する他の直線
上に向かい合せに設ける枢着部に両端部の枢着軸を回動
自由に枢着して吊設状に取付けられるカップ保持枠と、
を一連に組合せ保有してなり、前記格納補助部材は前記
収納ケースの開口部に枢着軸を介して開閉自由に支持
し、常には上記枢着軸に巻装縮設するバネによって開放
方向に付勢せしめ、また該格納補助部材の自由端には係
止突起を、そして収納ケースの開口部の対応する位置に
はキャッチャーを備えて閉塞時には係合保持せしめると
共に、前記枢着軸には歯車を軸着し緩衝用ダンパーに噛
合させて急激な開閉動を抑制してなる飲み物容器の保持
具を提供することにある。
次に、この考案を図示する実施例に従って説明し、その
特徴とするところを詳述する。
特徴とするところを詳述する。
[実施例] 図面第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であり、第
2図は分解斜視図である。図面において1は自動車のダ
ッシュボードの適所に埋込み式に装備し、開口部2を座
席側に向ける格納ケースであり、3は上記開口部2に枢
着軸4を以て開閉自由に枢着支持せしめた格納補助部材
たる扉であり、5は保持具を構成する基枠体、6は保持
枠体、7は基枠体5と保持枠体6の間に介挿される中間
揺動体である。
2図は分解斜視図である。図面において1は自動車のダ
ッシュボードの適所に埋込み式に装備し、開口部2を座
席側に向ける格納ケースであり、3は上記開口部2に枢
着軸4を以て開閉自由に枢着支持せしめた格納補助部材
たる扉であり、5は保持具を構成する基枠体、6は保持
枠体、7は基枠体5と保持枠体6の間に介挿される中間
揺動体である。
扉3は枢着軸4を支点に開閉動し、自由端に備える係止
突起8を前記開口部2の一側に設けるキャッチャー9に
突き入れることによって保持されるようにしてあり、更
に次の押込みによってこの保持を解除し開放ができるよ
うにしてある。
突起8を前記開口部2の一側に設けるキャッチャー9に
突き入れることによって保持されるようにしてあり、更
に次の押込みによってこの保持を解除し開放ができるよ
うにしてある。
図中10は扉3を常時開放方向に付勢するため枢着軸4に
巻装縮設したバネであり、11は扉の開閉動に際して急激
な作動を抑制するため枢着軸4に軸着する歯車12に噛合
させた緩衝用ダンパーである。
巻装縮設したバネであり、11は扉の開閉動に際して急激
な作動を抑制するため枢着軸4に軸着する歯車12に噛合
させた緩衝用ダンパーである。
さて、基枠体5はこの実施例では扉3の背面にあって一
体をなすものとしてあり、ここでは中央部を円形に打抜
いて環状に形成すると共に、中心部を挟んで対向する下
面の2点に一対の軸承部13,13を備えている。
体をなすものとしてあり、ここでは中央部を円形に打抜
いて環状に形成すると共に、中心部を挟んで対向する下
面の2点に一対の軸承部13,13を備えている。
中間揺動体7は上記基枠体5の円形の打抜き部5aに収
まる大きさの短尺な円筒形に形成してあり、これの中心
部を交点として直交する2直線上にそれぞれ向い合う一
対の枢着部14,14と15,15を設けてある。
まる大きさの短尺な円筒形に形成してあり、これの中心
部を交点として直交する2直線上にそれぞれ向い合う一
対の枢着部14,14と15,15を設けてある。
この実施例における枢着部14,14は外周面から放射方向
に突き出す枢着軸として形成してあり、前記基枠体5に
設ける軸承部13,13に対向し、他方の枢着部15,15は上方
から切込み形成する軸受凹部として形成してある。
に突き出す枢着軸として形成してあり、前記基枠体5に
設ける軸承部13,13に対向し、他方の枢着部15,15は上方
から切込み形成する軸受凹部として形成してある。
保持枠体6は上記中間揺動体7の更に内側に収まるもの
で、この中間揺動体7と同様短尺な円筒形をなすよう形
成してある。そしてこの枠体6には同様に中心部に交点
をおく2つの直線上にあって互いに向い合う対をなす2
組の枢着部16,16と17,17を有し、その一方の枢着部16,1
6は外周面から放射状に突き出す軸にして前記中間揺動
体7の枢着部15,15に滑合するようにしてある。そし
て、他方の枢着部17,17は内外に貫く貫通孔状の軸受孔
としてありカップの保持枠18に備える枢着軸19を嵌合す
るようにしてある。
で、この中間揺動体7と同様短尺な円筒形をなすよう形
成してある。そしてこの枠体6には同様に中心部に交点
をおく2つの直線上にあって互いに向い合う対をなす2
組の枢着部16,16と17,17を有し、その一方の枢着部16,1
6は外周面から放射状に突き出す軸にして前記中間揺動
体7の枢着部15,15に滑合するようにしてある。そし
て、他方の枢着部17,17は内外に貫く貫通孔状の軸受孔
としてありカップの保持枠18に備える枢着軸19を嵌合す
るようにしてある。
カップ保持枠18はコ字形に形成して対向する腕の各端に
枢着軸19を内向きに突設し、この枢着軸を上記枢着部1
7,17に嵌付けることによって揺動自由に吊設されるよう
にしてある。
枢着軸19を内向きに突設し、この枢着軸を上記枢着部1
7,17に嵌付けることによって揺動自由に吊設されるよう
にしてある。
この実施例における保持具は、基枠体5を扉3と一体に
成形する外、保持枠体6,中間揺動体7,カップ保持枠
18は各個別に形成し、先ずカップ保持枠18の枢着軸19,1
9を保持枠体6の枢着部17,17に嵌付けて組付けたのち、
この保持枠体の枢着部16,16を中間揺動体7の枢着部15,
15に嵌め付けて組合せ、更にこの中間揺動体7の枢着部
14,14を基枠体5の枢着部13に嵌付けて枢着してその相
互を組立るものとしてある。
成形する外、保持枠体6,中間揺動体7,カップ保持枠
18は各個別に形成し、先ずカップ保持枠18の枢着軸19,1
9を保持枠体6の枢着部17,17に嵌付けて組付けたのち、
この保持枠体の枢着部16,16を中間揺動体7の枢着部15,
15に嵌め付けて組合せ、更にこの中間揺動体7の枢着部
14,14を基枠体5の枢着部13に嵌付けて枢着してその相
互を組立るものとしてある。
この様にして組立られた本考案保持具は基枠体5を外に
おいてその中に中間揺動体7,保持枠体6の順序で同心
円上に収まる。またそれぞれは各枢着部を連結点としな
がらこれを支点に相互に回動自由に収まるものとなって
いる。
おいてその中に中間揺動体7,保持枠体6の順序で同心
円上に収まる。またそれぞれは各枢着部を連結点としな
がらこれを支点に相互に回動自由に収まるものとなって
いる。
そして、この環状をなす三つの部材はその枢着部をそれ
ぞれ中心部を直交点とする2直線上に位置させることか
ら基枠体5に対して内部の保持枠体6が自由な向きに傾
けるようになっている。
ぞれ中心部を直交点とする2直線上に位置させることか
ら基枠体5に対して内部の保持枠体6が自由な向きに傾
けるようになっている。
カップ保持枠18はこの自由な向きに揺動が可能な保持枠
体6に枢着され吊設されるもので、常には枢着軸19を支
点にして自重で垂下することになる。尚、このカップ保
持枠18は腕の自由端を保持枠体6と中間揺動体7の間に
突き入れ、保持枠の枢着部17に対して枢着軸19を外方か
ら嵌付けるようにしてある。
体6に枢着され吊設されるもので、常には枢着軸19を支
点にして自重で垂下することになる。尚、このカップ保
持枠18は腕の自由端を保持枠体6と中間揺動体7の間に
突き入れ、保持枠の枢着部17に対して枢着軸19を外方か
ら嵌付けるようにしてある。
上記構成に係る本考案保持具は、枢着軸4を支点に扉3
を開放したとき、この扉と共に格納ケース1の外に飛出
し、この飛出しと共にカップ保持枠18を垂下させること
になる。従って、飲み物等を入れたカップを上方から落
し込むと、その底部をカップ保持枠18が受け止め、同時
に胴部を保持枠体6が抱えることから起立した状態で保
持されることになる。そして、このカップの重量は全て
保持枠18にかゝることから垂直に起立した状態に保持さ
れると共に、この保持枠18は保持枠体6から垂下するこ
とから、基枠体5の傾きに拘束されることなくカップは
常に垂直な姿勢に保持される。
を開放したとき、この扉と共に格納ケース1の外に飛出
し、この飛出しと共にカップ保持枠18を垂下させること
になる。従って、飲み物等を入れたカップを上方から落
し込むと、その底部をカップ保持枠18が受け止め、同時
に胴部を保持枠体6が抱えることから起立した状態で保
持されることになる。そして、このカップの重量は全て
保持枠18にかゝることから垂直に起立した状態に保持さ
れると共に、この保持枠18は保持枠体6から垂下するこ
とから、基枠体5の傾きに拘束されることなくカップは
常に垂直な姿勢に保持される。
この様にカップを保持することができる本考案保持具は
不使用時前記扉3を閉じると、基枠体5と共に格納ケー
ス1内に収まり格納される。このとき、垂下したカップ
保持枠18は格納ケースの開口部2の縁に当接して枢着軸
19を支点に跳上げられ、基枠体の下面に折畳まれて狭い
ケース内部に入り込むことになる。
不使用時前記扉3を閉じると、基枠体5と共に格納ケー
ス1内に収まり格納される。このとき、垂下したカップ
保持枠18は格納ケースの開口部2の縁に当接して枢着軸
19を支点に跳上げられ、基枠体の下面に折畳まれて狭い
ケース内部に入り込むことになる。
なお、この実施例では閉じた扉3が任意に開放しない様
に係止突起8をチャッカー9に噛せる構造にして格納状
態を保持するようにしてある。
に係止突起8をチャッカー9に噛せる構造にして格納状
態を保持するようにしてある。
[考案の効果] 本考案は、上述説明の如く構成され、使用されるもの
で、自動車のダッシュボード近傍等に格納ケースを嵌め
込み取付けておくと、その開口部を塞ぐ格納補助部材を
押付けることで、係止突起がキャッチャーから外れ、こ
の補助部材がバネの付勢を受けてダンパーにより緩衝さ
れながらゆっくり開放するため、この開放に伴って簡単
に保持具を取り出すことができる。そして、このとき自
動的にカップ保持枠が自重で垂下することからそのまゝ
カップを落とし込むように収めることができ、これを正
しい姿勢で保持することができる。
で、自動車のダッシュボード近傍等に格納ケースを嵌め
込み取付けておくと、その開口部を塞ぐ格納補助部材を
押付けることで、係止突起がキャッチャーから外れ、こ
の補助部材がバネの付勢を受けてダンパーにより緩衝さ
れながらゆっくり開放するため、この開放に伴って簡単
に保持具を取り出すことができる。そして、このとき自
動的にカップ保持枠が自重で垂下することからそのまゝ
カップを落とし込むように収めることができ、これを正
しい姿勢で保持することができる。
そして、本考案保持具は格納補助部材に対し一体的に固
定される基枠体に対し、保持枠体は中間揺動枠の各枢着
部を介して360°の方向に揺動自由に支持され、且つ常
にカップ保持枠がその自重とこれに収められるカップの
重量を受けて垂直に吊下がった状態を維持するため車体
の傾きに従って傾くことがなく、従って走行時の揺れに
よって飲み物等の内容物が零れ出すことがなく安全にカ
ップを保持することが出来るものとなっている。
定される基枠体に対し、保持枠体は中間揺動枠の各枢着
部を介して360°の方向に揺動自由に支持され、且つ常
にカップ保持枠がその自重とこれに収められるカップの
重量を受けて垂直に吊下がった状態を維持するため車体
の傾きに従って傾くことがなく、従って走行時の揺れに
よって飲み物等の内容物が零れ出すことがなく安全にカ
ップを保持することが出来るものとなっている。
また、本考案保持具は吊り下るカップ保持枠が保持枠体
に対し枢着軸を以て吊設されていることから、一旦開放
した格納補助部材を閉じると自動的にたゝまれることに
なり、簡単な操作で格納できると共に、閉じられた格納
補助部材は係止突起をキャッチャーに食わえさせて任意
の開放が阻止されることから安全に格納できる利点があ
る。またこのとき使用時に立体的であるカップ保持枠は
偏平に折りたゝまれ狭い格納空間に収まることから格納
ケースを小さく纏めることが可能であり、従って狭いス
ペースに設備できる利点がある。
に対し枢着軸を以て吊設されていることから、一旦開放
した格納補助部材を閉じると自動的にたゝまれることに
なり、簡単な操作で格納できると共に、閉じられた格納
補助部材は係止突起をキャッチャーに食わえさせて任意
の開放が阻止されることから安全に格納できる利点があ
る。またこのとき使用時に立体的であるカップ保持枠は
偏平に折りたゝまれ狭い格納空間に収まることから格納
ケースを小さく纏めることが可能であり、従って狭いス
ペースに設備できる利点がある。
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1図は斜視
図、第2図は分解斜視図である。 1……格納ケース、2……開口部、3……格納補助部材
たる扉、5……基枠体、6……保持枠体、7……中間揺
動体、13,14,15,16,17……枢着部。
図、第2図は分解斜視図である。 1……格納ケース、2……開口部、3……格納補助部材
たる扉、5……基枠体、6……保持枠体、7……中間揺
動体、13,14,15,16,17……枢着部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願昭60−46292号(実開昭61−161134 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭49−151630号(実開昭51−777号) の願書に添付した明細書及び図面の内容を 撮影したマイクロフィルム(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のボディに組込まれる格納ケース
(1)と、格納ケースの格納補助部材(3)に設けられ
る環状の打抜き部(5a)を有した基枠体(5)と、上記打
抜き部(5a)に収められる短尺な筒形をなす保持枠体
(6)と、前記基枠体(5)と保持枠体(6)との中間
に介挿され且つ中心部において直交する2つの直線上に
おいて相対向する対をなす2組の枢着部(14,14,15,15)
を備え、その一組の枢着部(14,14)を前記基枠体に設け
る枢着部(13,13)に、他の一組の枢着部(15,15)を前記保
持枠体(6)の枢着部(16,16)に各回動可能に枢着して
連結組合わされる短尺筒形をなす中間揺動体(7)と、
前記保持枠体(6)の枢着部(16,16)を結ぶ直線に対し
直交する他の直線上に向い合せに設ける枢着部(17,17)
に両端部の枢着軸(19,19)を回動自由に枢着して吊設状
に取付けられるカップ保持枠(18)と、を一連に組合せ保
有してなり、前記格納補助部材(3)は前記収納ケース
(1)の開口部(2)に枢着軸(4)を介して開閉自由
に支持し、常には上記枢着軸(4)に巻装縮設するバネ
(10)によって開放方向に付勢せしめ、また該格納補助部
材(3)の自由端には係止突起(8)を、そして収納ケ
ース(1)の開口部(2)の対応する位置にはキャッチ
ャー(9)を備えて閉塞時には係合保持せしめると共
に、前記枢着軸(4)には歯車(12)を軸着し緩衝用ダン
パー(11)に噛合させて急激な開閉動を抑制してなる飲み
物容器の保持具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986169622U JPH0617638Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 飲み物容器の保持具 |
US07/116,296 US4826058A (en) | 1986-11-06 | 1987-11-04 | Drink container holder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986169622U JPH0617638Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 飲み物容器の保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6375439U JPS6375439U (ja) | 1988-05-19 |
JPH0617638Y2 true JPH0617638Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=15889914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986169622U Expired - Lifetime JPH0617638Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | 飲み物容器の保持具 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4826058A (ja) |
JP (1) | JPH0617638Y2 (ja) |
Families Citing this family (53)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4953771A (en) * | 1989-02-28 | 1990-09-04 | Lescoa, Inc. | Drawer mounted cup holder |
US4928865A (en) * | 1989-03-03 | 1990-05-29 | Chivas Products Limited | Bilateral beverage container holder |
US4927108A (en) * | 1989-07-13 | 1990-05-22 | Chrysler Corporation | Cup holder |
US5087008A (en) * | 1989-07-14 | 1992-02-11 | Prince Corporation | Multiple container holder |
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