JPH06176358A - 磁気記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体およびその製造方法

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JPH06176358A
JPH06176358A JP32787892A JP32787892A JPH06176358A JP H06176358 A JPH06176358 A JP H06176358A JP 32787892 A JP32787892 A JP 32787892A JP 32787892 A JP32787892 A JP 32787892A JP H06176358 A JPH06176358 A JP H06176358A
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JP
Japan
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magnetic recording
texture
recording medium
recording disk
magnetic
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JP32787892A
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Koji Nakamura
幸次 中村
Takayuki Hashimoto
高行 橋本
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドとの摩擦特性の向上および磁気ヘ
ッドの低浮上距離化を実現可能な磁気記録媒体およびそ
の製造方法を実現すること。 【構成】 磁気記録ディスク用基板1に、固定砥粒を用
いて同心円状の第1のテクスチャー10を形成した後
に、基板の回転中心から半径方向にずれた位置を回転中
心として研磨パッドを回転させながらこの研磨パッドと
磁気記録ディスク用基板1との間に遊離砥粒を供給す
る。その結果、第1のテクスチャー10に交差する第2
のテクスチャー20が形成されて、異常突起が除去され
るとともに、円周方向には、小さくて凹凸周期の短い凹
凸が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体およびその
製造方法に関し、特に、磁気記録媒体表面のテクスチャ
ー形成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記憶装置である固定
磁気記録装置などに搭載される磁気記録ディスク(磁気
記録媒体)において、その表面状態は磁気記録ディスク
の記録密度および信頼性を大きく支配する。このため、
磁気記録ディスクの製造方法においては、図7に示すよ
うに、矢印Aの方向に回転する磁気記録ディスク用基板
31に対して、粒径が5〜6μmの酸化アルミニウムや
炭化けい素などの砥粒が固着されている研磨テープ32
をコンタクトローラ33によって押し付けながら研磨テ
ープ32を矢印Bの方向に走行させて、図8および図9
に模式的に示すように、磁気記録ディスク用基板31の
表面に同心円状のテクスチャー40を形成して、後に形
成される磁性膜の磁気的異方性を軽減するとともに、磁
気ヘッド浮上面と磁気記録ディスク表面と接触面積を小
さくすることによって、ディスク回転始動、停止サイク
ルにおける摩擦を小さくしている。このテクスチャリン
グ工程は、磁気記録ディスク用基板31と研磨テープ3
2との間にノズル34から研磨液35を供給しながら行
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テクスチャリング工程で形成したテクスチャー40で
は、図9に示すように、テクスチャー40の凹凸の大き
さが不均一であって、異常突起41が存在するため、磁
気記録ディスクの高密度記録化に不可欠な磁気ヘッドの
低浮上距離化を実現できないなどの問題点がある。そこ
で、上記のテクスチャリング工程(第1のテクスチャリ
ング工程)を行った後に、図10に示すように、研磨テ
ープ32とは砥粒の粒径が異なる研磨テープ36を用い
ての第2のテクスチャリング工程が行われる場合があ
る。すなわち、磁気記録ディスク用基板31に対して、
粒径が2〜3μmの砥粒が固着されている研磨テープ3
2をコンタクトローラ33によって押し付けながら、か
つ、磁気記録ディスク用基板31と研磨テープ32との
間にノズル34から研磨液35を供給しながら研磨テー
プ32を走行させる。ここで、第2のテクスチャリング
工程の目的は、異常突起41を研磨することであるた
め、コンタクトローラ33による研磨テープ32の押し
付け力は、第1のテクスチャリング工程における押し付
け力に比して小さく設定してある。その結果、図11に
示すように、異常突起41が研磨されて凹凸のばらつき
が改善されることになる。しかしながら、第1のテクス
チャリング工程と第2のテクスチャリング工程とは、基
本的には同じ研磨機構であるため、磁気ヘッドが走行す
る円周方向には凹凸の峰部分が連なった構造になってい
るので、磁気ヘッド浮上面との摩擦を低減するには限界
があるという問題点がある。
【0004】そこで、研磨テープ36を磁気記録ディス
ク用基板31の半径方向に揺動することによって、互い
に交差するテクスチャーを形成する方法も検討されてい
るが、研磨テープ36を大きく揺動すると、研磨テープ
36の走行が不安定になって凹凸の大きさの不均一を助
長するとともに、固定砥粒による研削の欠点である被研
削面の掘り起こしによって盛り上がり(新たな異常突
起)を発生させ、磁気ヘッドを低浮上距離化できないと
いう問題点がある。
【0005】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
磁気記録再生特性を犠牲にすることなく、磁気ヘッドの
低浮上距離化および磁気ヘッドとの摩擦特性の改善のい
ずれをも達成可能な磁気記録媒体およびその製造方法を
実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る磁気記録媒体においては、磁気記録媒
体用基板の磁性層が形成された面側に、同心円状に形成
された第1のテクスチャーと、この第1のテクスチャー
に交差する方向成分をもって形成され、前記第1のテク
スチャーによって形成された凹凸に比して小さくて凹凸
周期の短い凹凸を円周方向に形成する第2のテクスチャ
ーとを形成することである。
【0007】このような磁気記録媒体を目的に、本発明
に係る磁気記録媒体の製造方法においては、磁気記録媒
体用基板の磁性層が形成されるべき面側に固定砥粒を用
いて第1のテクスチャーを形成する第1のテクスチャリ
ング工程と、この第1のテクスチャーと交差する方向に
遊離砥粒を用いて第2のテクスチャーを形成する第2の
テクスチャリング工程とを行う。ここで、第2のテクス
チャリング工程では、たとえば、磁気記録媒体用基板を
円周方向に回転させた状態でその回転中心から半径方向
にずれた位置を回転中心として研磨パッドを回転させな
がらこの研磨パッドと磁気記録媒体用基板との間に遊離
砥粒を供給して第2のテクスチャーを形成する。
【0008】
【作用】本発明に係る磁気記録媒体においては、磁気記
録媒体用基板の磁性層が形成された面側に、同心円状の
第1のテクスチャーが形成されて、その磁気的配向性が
高く確保されていることに加えて、第1のテクスチャー
と交差する方向に、遊離砥粒を用いてのテクスチャリン
グ工程などによって第2のテクスチャーが形成されてい
る。この第2のテクスチャーは、第1のテクスチャーに
よって形成された凹凸に比して小さくて凹凸周期の短い
凹凸を円周方向に形成し、異常突起がないので、磁気ヘ
ッドの低浮上距離化を実現できる。また、磁気ヘッドが
走行する円周方向には小さな凹凸が短い凹凸周期をもっ
て形成されているため、磁気ヘッド浮上面と磁気記録媒
体との接触面積が小さいので、それらの間の摩擦特性を
改善することができる。
【0009】また、本発明に係る磁気記録媒体の製造方
法においては、第2のテクスチャーを形成するのに、遊
離砥粒を用いるため、研磨中の各砥粒が可動状態にある
ので、固定砥粒を用いての研削の欠点である掘り起こし
がない。従って、第1のテクスチャーによって形成され
た異常突起を確実に研磨して除去できるとともに、新た
な異常突起が発生しない。
【0010】
【実施例】次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例
に係る磁気記録ディスク(磁気記録媒体)およびその製
造方法を説明する。
【0011】図1は、本例の磁気記録ディスクの磁気記
録ディスク用基板に形成されたテクスチャーの形状を模
式的に示す概略平面図、図2は、その形状を模式的に示
す概略斜視図である。
【0012】これらの図において、本例の磁気記録ディ
スクを形成するための磁気記録ディスク用基板1は、そ
の基体たるアルミニウム合金基板(非磁性基体)の両面
側に、下地金属層たるNi−Pめっき層1aが無電解め
っきにより形成されたものである。この磁気記録ディス
クにおいては、磁気記録ディスク用基板1の表面側に、
Cr層などの非磁性金属下地層と、その表面側にスパッ
タ形成されたCo合金層などの強磁性合金磁性層と、そ
の表面側にスパッタ形成されたカーボン層などの表面保
護層とを有し、さらに、表面保護層の表面には潤滑剤層
が塗布されている。ここで、Ni−Pめっき層1aの表
面には、同心円状の第1のテクスチャー10が形成され
ており、この第1のテクスチャーによって、半径方向に
凹凸が形成されている。
【0013】さらに、本例の磁気記録ディスクにおい
て、Ni−Pめっき層1aの表面には、第1のテクスチ
ャー10に交差する方向成分をもつ円弧状の第2のテク
スチャー20が形成されており、この第2のテクスチャ
ー20は、第1のテクスチャー10によって形成された
半径方向の凹凸に比して小さくて凹凸周期の短い凹凸を
円周方向に形成している。なお、第1のテクスチャー1
0および第2のテクスチャー20によって形成された凹
凸は、磁気記録ディスクの表面にまで反映されている。
【0014】ここで、第1のテクスチャー10は、後に
詳述するとおり、磁気記録ディスク用基板1に対して研
磨テープ(固定砥粒)を接触させた状態で、磁気記録デ
ィスク用基板1を円周方向に回転させることによって形
成したものであるため、第1のテクスチャー10同士は
同心円状に形成されており、この第1のテクスチャー1
0によって、強磁性合金磁性層の磁気的配向性が改善さ
れて、磁気記録ディスクの磁気的特性が高く確保されて
いる。また、第1のテクスチャー10を形成したときに
生じた異常突起は、第2のテクスチャー20を形成する
過程で除去された状態にある。このため、磁気ヘッドの
低浮上距離化を実現でき、磁気記録ディスクの高密度記
録化が可能である。
【0015】さらに、本例の磁気記録ディスクにおいて
は、第2のテクスチャー20が第1のテクスチャー10
に対して交差する方向に円弧状に重畳された構造に形成
されているため、第1のテクスチャー10が同心円状状
であることによって形成される円周方向の凹凸の峰部分
の連続構造は、解消され、その円周方向には、第1のテ
クスチャー10によって形成された半径方向の凹凸に比
して小さくて凹凸周期の短い凹凸が形成されている。こ
のため、磁気ヘッドの浮上面と磁気記録ディスクとの接
触面積が小さく、それらの間の摩擦が低減されている。
【0016】このような構成の磁気記録ディスクの製造
方法を、以下に説明する。
【0017】まず、円板状のアルミニウム合金基板の表
面にNi−Pめっき層1aを無電解めっきなどで形成し
た後に、鏡面加工を施してその表面を平滑化する。この
ようにして、非磁性体からなる磁気記録ディスク用基板
1を形成する。
【0018】その後に、磁気記録ディスク表面の摩擦特
性および磁気記録ディスクの磁気的特性を改善するため
に、第1のテクスチャリング工程を行う。この工程にお
いては、たとえば粒径が5〜6μmの固定砥粒を備える
研磨テープを用いてNi−Pめっき層1aの表面に微細
な凹凸を円周状に形成する。すなわち、図3に示すよう
に、円周方向(矢印Aの方向)に回転する磁気記録ディ
スク用基板1に対して、粒径が5〜6μmの酸化アルミ
ニウムや炭化けい素などの砥粒が固着されている研磨テ
ープ2をコンタクトローラ3によって押し付けながら研
磨テープ2を矢印Bの方向に走行させて、図4および図
5に模式的に示すように、磁気記録ディスク用基板1の
表面に同心円状の第1のテクスチャー10を形成する。
このテクスチャリング工程は、磁気記録ディスク用基板
1と研磨テープ2との間にノズル4から研磨液5を供給
しながら行う。この第1のテクスチャリング工程を終了
直後の磁気記録ディスク用基板1の表面には、固定砥粒
によるNi−Pめっき層1aの掘り起こしに起因して異
常突起11が存在する。
【0019】そこで、第1のテクスチャリング工程を行
った後に、異常突起11を除去する目的に、磁気記録デ
ィスク用基板1の表面(Ni−Pめっき層1aの表層)
に対して第2のテクスチャリング工程を行う。この工程
においては、第1のテクスチャリング工程のように砥粒
が固定された研磨テープを利用するのではなく、アルミ
ナ砥粒やダイヤモンド砥粒などの遊離砥粒を用いる。こ
こで、遊離砥粒としては、テクスチャリング工程に用い
た研磨テープに固定されている固定砥粒の粒径より小さ
な粒径の遊離砥粒として、平均粒径が約2〜3μmのも
のを用いる。この工程においては、図6に示すように、
軟質のクロスやポリウレタンなどからなる研磨パッド7
を、その背面側で支持ディスク6を介して支持アーム7
で支持した状態で、磁気記録ディスク用基板1の回転中
心から半径方向にずれた位置を回転中心として矢印Cの
方向に回転させながら、研磨パッド7と磁気記録ディス
ク用基板1との間に遊離砥粒を供給し、磁気記録ディス
ク用基板1の表面を擦過する。ここで、遊離砥粒は、遊
離砥粒を純水などに分散させてスラリー状にした研磨液
9としてノズル4から供給する。そして、磁気記録ディ
スク用基板1を円周方向に矢印Aの方向に回転させるこ
とによって、その円周方向全体に対して、磁気記録ディ
スク用基板1aの表面(Ni−Pめっき層1a)を軽く
擦過する。なお、研磨パッド7に対する押し付け力は、
第1のテクスチャリング工程における研磨テープ2に対
する押し付け力の1/2倍〜1/3倍程度に設定され
る。
【0020】その結果、図1および図2に示すように、
磁気記録ディスク用基板1の表面側には、同心円状に形
成された第1のテクスチャー10に加えて、この第1の
テクスチャー10に交差する方向成分をもつ円弧状の第
2のテクスチャー20が重畳され、この第2のテクスチ
ャー20は、第1のテクスチャー10によって形成され
た半径方向の凹凸に比して微細で凹凸周期の短い凹凸を
磁気記録ディスク用基板1の円周方向に形成する。ここ
で、研磨パッド7自身は研磨性および研削性がなく、ま
た、遊離砥粒は研磨パッド7と磁気記録ディスク用基板
1との間で可動状態にあるため、第2のテクスチャリン
グ工程においては、研磨テープを用いた場合とは異な
り、新たなばりとしての異常突起を発生させることな
く、その表面に存在する異常突起を効率よく除去でき
る。
【0021】しかる後に、Ni−Pめっき層1aの表面
上に、非磁性金属下地層,強磁性合金磁性層および保護
層を、スパッタ法などにより、順次、形成する。
【0022】このように、本例に係る磁気記録ディスク
の製造方法においては、研磨テープ2を用いる第1のテ
クスチャリング工程の後に、遊離砥粒を用いる第2のテ
クスチャリング工程を行うため、磁気記録ディスクの表
面には、異常突起がないので、磁気ヘッドの低浮上距離
化を容易に実現できる。また、研磨パッド7の回転によ
って、第2のテクスチャー20を第1のテクスチャー1
0に対して交差する方向に形成するため、磁気記録ディ
スク用基板1の円周方向に、微細で凹凸周期の短い凹凸
を容易に形成して、磁気ヘッドとの摩擦特性を向上でき
る。しかも、磁気記録ディスクの生産性を低下させな
い。
【0023】ここで、本例においては、支持ディスク6
および研磨パッド7の直径は、磁気記録ディスク用基板
1の直径に対して約1/2倍に設定してあるが、さらに
大きな直径の支持ディスク6および研磨パッド7を用い
てもよい。この場合には、第1のテクスチャー10と交
差する第2のテクスチャー20の円弧の曲率半径は、大
きくなり、円周方向に形成される凹凸をより微細化でき
る。
【0024】また、遊離砥粒の供給方法については、研
磨パッド7の中心に研磨液供給口を設け、ここから遊離
砥粒を含む研磨液を供給してもよい。この場合には、遊
離砥粒が研磨パッド7の全面に行き渡りやすくなって、
凹凸の均一性がより向上する。
【0025】なお、第2のテクスチャリング工程におけ
る遊離砥粒の粒径や研磨パッドの押し付け圧力などにつ
いては、第1のテクスチャリング工程において発生した
異常突起の状態や円周方向に形成する凹凸の大きさなど
に応じて最適な条件に設定されるべき性質のものであ
り、限定がない。
【0026】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る磁気記録媒
体においては、同心円状の第1のテクスチャーと交差す
る方向に、遊離砥粒を用いてのテクスチャリング工程に
よって第2のテクスチャーが形成され、第2のテクスチ
ャーは、円周方向に微細で凹凸周期の短い凹凸を形成し
ていることに特徴を有する。従って、本発明によれば、
遊離砥粒を用いてのテクスチャリング工程では、研磨中
の各砥粒が可動状態にあるので、第1のテクスチャリン
グ工程で発生した異常突起を効率よく除去でき、しか
も、新たな異常突起が発生しないので、磁気ヘッドの低
浮上距離化を実現できる。さらに、円周方向に微細な凹
凸を形成するため、磁気ヘッド浮上面と磁気記録媒体と
の接触面積が小さいので、それらの間の摩擦特性を改善
することができる。しかも、第1のテクスチャーが形成
してあるので、磁気的特性が犠牲にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る磁気記録ディスクの磁気
記録ディスク用基板に形成したテクスチャーの形状を模
式的に示す概略平面図である。
【図2】図1に示すテクスチャーの形状を模式的に示す
概略斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係る磁気記録ディスクの製造
方法において行う第1のテクスチャリング工程の説明図
である。
【図4】図3に示す第1のテクスチャリング工程によっ
て磁気記録ディスク用基板の表面に形成された第1のテ
クスチャーの形状を模式的に示す概略平面図である。
【図5】図4に示す第1のテクスチャーの形状を模式的
に示す概略斜視図である。
【図6】本発明の実施例に係る磁気記録ディスクの製造
方法において行う第2のテクスチャリング工程の説明図
である。
【図7】従来の磁気記録ディスクの製造方法において行
う第1のテクスチャリング工程の説明図である。
【図8】図7に示す第1のテクスチャリング工程によっ
て磁気記録ディスク用基板の表面に形成されたテクスチ
ャーの形状を模式的に示す概略平面図である。
【図9】図8に示すテクスチャーの形状を模式的に示す
概略斜視図である。
【図10】従来の磁気記録ディスクの製造方法において
行う第2のテクスチャリング工程の説明図である。
【図11】図10に示す第2のテクスチャリング工程に
よって磁気記録ディスク用基板の表面に形成されたテク
スチャーの形状を模式的に示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1,31・・・磁気記録ディスク用基板(磁気記録媒体
用基板) 1a・・・Ni−Pめっき層 2,32,36・・・研磨テープ(固定砥粒) 3,33・・・コンタクトローラ 4,34・・・ノズル 5,35・・・研磨液 6・・・支持ディスク 7・・・研磨パッド 8・・・支持アーム 9・・・研磨液(遊離砥粒) 10・・・第1のテクスチャー 11,41・・・異常突起 20・・・第2のテクスチャー 40・・・テクスチャー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体用基板の磁性層が形成され
    た面側に、同心円状に形成された第1のテクスチャー
    と、この第1のテクスチャーに交差する方向成分をもっ
    て形成されて、前記第1のテクスチャーによって形成さ
    れた半径方向の凹凸に比して小さくて凹凸周期の短い凹
    凸を円周方向に形成する第2のテクスチャーとが形成さ
    れていることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に規定する磁気記録媒体の製造
    方法であって、磁気記録媒体用基板の磁性層が形成され
    るべき面側に固定砥粒を用いて前記第1のテクスチャー
    を形成する第1のテクスチャリング工程と、前記第1の
    テクスチャーと交差する方向に遊離砥粒を用いて前記第
    2のテクスチャーを形成する第2のテクスチャリング工
    程と、を有することを特徴とする磁気記録媒体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第2のテクスチ
    ャリング工程では、前記磁気記録媒体用基板を円周方向
    に回転させた状態でその回転中心から半径方向にずれた
    位置を回転中心として研磨パッドを回転させながらこの
    研磨パッドと前記磁気記録媒体用基板との間に遊離砥粒
    を供給して前記第2のテクスチャーを形成することを特
    徴とする磁気記録媒体の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5810648A (en) * 1997-03-05 1998-09-22 Hmt Technology Corporation Device for texturing a disc substrate
KR100782298B1 (ko) * 2006-03-20 2007-12-06 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브용 디스크 및 그를 구비한 하드디스크드라이브

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