JPH06175676A - 音声検出器 - Google Patents

音声検出器

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JPH06175676A
JPH06175676A JP4329066A JP32906692A JPH06175676A JP H06175676 A JPH06175676 A JP H06175676A JP 4329066 A JP4329066 A JP 4329066A JP 32906692 A JP32906692 A JP 32906692A JP H06175676 A JPH06175676 A JP H06175676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
autocorrelation function
voice
threshold value
outputs
input signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4329066A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Akamatsu
実 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP4329066A priority Critical patent/JPH06175676A/ja
Publication of JPH06175676A publication Critical patent/JPH06175676A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲雑音の音量と検出すべき音声の変動によ
る誤検出と、音声以外の音の誤検出を減少する。 【構成】 自己相関関数算出器12は音声入力端子11
から入力された入力信号aの自己相関関数を算出し、こ
の算出した自己相関関数を示す自己相関関数値bを出力
する。比較器13は自己相関関数値bとしきい値入力端
子14から入力されたしきい値とを比較し、それらの間
の比較結果を検出結果dとして出力端子15から出力す
る。しきい値入力端子14の代わりにしきい値設定器を
設けて、任意区間の入力信号の自己相関関数特性をしき
い値として自動的に設定するようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声信号処理機器に使用
される音声検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】音声検出の技術は、近年の音声信号処理
機器の発達や、マンマシンインターフェースの高度化に
伴い、検出率の向上の要求が高まっている。
【0003】図3に従来の音声検出器を示す。音声検出
器は、音声を表わす入力信号aが入力される音声入力端
子11を有する。この音声入力端子11から入力された
入力信号aは音量算出器12´に供給される。音量算出
器12´は入力信号aの音量を算出し、この算出した音
量を示す音量値b´を出力する。音量値b´は比較器1
3´に供給される。比較器13´は音量値b´と予め設
定しておいた検出しきい値とを比較し、それらの間の大
小の比較結果を検出結果d´として出力する。この検出
結果d´は出力端子15から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の音声検
出器は、周囲の環境が比較的静かで雑音が小さい場所に
おいてのみ、誤りなく音声を検出することができる。し
かしながら、音声検出器は、このように周囲の環境が静
かな場所においてのみ使用されるわけではなく、例え
ば、人間の音声でない音が定常的に発生して、周囲の雑
音の周波数特性が変化するような、騒がしい場所におい
ても使用されることがある。このような状況では、人間
の音声でない音の音量値が検出しきい値を越えてしまう
ので、従来の音声検出器は誤検出をしてしまうという欠
点がある。
【0005】さらに、従来の音声検出器では、周囲雑音
の音量が増加したり、検出すべき音声の音量が低下した
場合においても、周囲雑音の音量値と検出しきい値とが
近接して、誤検出をしてしまうという欠点がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、周囲雑音の
音量と検出すべき音声の音量の変動による誤検出を減少
させることができる、音声検出器を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、音声以外の音の誤検
出を減少させることができる、音声検出器を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音声検出器
は、音声を表わす入力信号を受け、音声の有無を検出し
て、検出結果を出力するものである。
【0009】本発明の第1の態様によれば、上記音声検
出器は、入力信号の自己相関関数を算出し、この算出し
た自己相関関数を示す自己相関関数値を出力する自己相
関関数算出器と、自己相関関数値と予め設定した検出し
きい値とを比較し、それらの間の比較結果を検出結果と
して出力する比較器とを有することを特徴とする。
【0010】本発明の第2の態様によれば、上記音声検
出器は、入力信号の自己相関関数を算出し、この算出し
た自己相関関数を示す自己相関関数値を出力する自己相
関関数算出器と、入力信号の所定区間の自己相関関数特
性を検出しきい値として設定する設定器と、自己相関関
数値と検出しきい値とを比較し、それらの間の比較結果
を検出結果として出力する比較器とを有することを特徴
とする。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
に係る音声検出器は、音声を表わす入力信号aを受け、
音声の有無を検出して、検出結果dを出力するものであ
る。
【0013】図示の音声検出器は、音声入力端子11か
ら入力した音声を表わす入力信号aが供給される自己相
関関数算出器12を有する。自己相関関数算出器12
は、所定の期間、入力信号aの自己相関関数を算出す
る。この所定の期間は、例えば、20m秒である。自己
相関関数算出器12は、この算出した自己相関関数を示
す自己相関関数値bを出力する。この自己相関関数値b
は比較器13に供給される。この比較器13には、しき
い値入力端子14から入力された検出しきい値cも供給
される。比較器13は、自己相関関数値bと検出しきい
値cとを比較し、それらの比較結果を検出結果dとして
出力する。比較器13による自己相関関数値bと検出し
きい値cとの比較方法としては、種々の方法が採用でき
る。例えば、その比較方法としては、自己相関関数値b
の差分の総和が検出しきい値cの総和の±10%以内で
あれば、音声が検出されたとする方法を採用できる。ま
た、他の比較方法としては、検出しきい値cとして複数
のしきい値を保持しておいて、複数のしきい値と自己相
関関数値bとを順次比較する方法でも良い。
【0014】このような構成の音声検出器では、人間の
音声でない音が発生したり、周囲の雑音の大きい場所で
の使用に際して、誤検出を減らすことができる。
【0015】図2を参照すると、本発明の第2の実施例
による音声検出器は、しきい値入力端子14の代わりに
しきい値設定器14aを有している点を除いて、図1に
示したものと同様の構成を有する。したがって、図1に
示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符
号を付し、以下においては、差異についてのみ説明す
る。
【0016】しきい値設定器14aは、入力信号aの所
定区間の自己相関関数特性を検出しきい値cとして設定
するものである。ここで、所定区間の規定方法としては
種々の方法を採用することができる。例えば、所定区間
の規定方法としては、本音声検出器の操作者が入力音声
を聞きながら、スイッチ操作するような手動による方法
を用いることができる。他の所定区間の規定方法として
は、入力音声aを記録しておき、操作者が波形を観測し
て規定する方法がある。更に他の所定区間の規定方法と
して、入力信号aの電力から規定する方法が考えられ
る。
【0017】図2に示す音声検出器では、しきい値設定
器14aを設けることにより、図1に示すものより、誤
検出をさらに減らすことができる。
【0018】尚、図1及び図2に示した2種の音声検出
器は、入力信号aが標本化されたディジタル信号である
場合、複数個の信号処理LSI(例えば、日本電気株式
会社製、μPD77230)およびそれらに内蔵される
プログラムによって実現することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の音声検出器
は、入力信号の自己相関関数によって音声の有無を検出
することにより、人間の音声でない音が発生したり、周
囲雑音の大きい場所での使用の際の誤検出を減らすこと
ができる。また、しきい値設定器により自動的に適当な
しきい値を設定することにより、しきい値設定器がない
ものに比べて、誤検出をさらに減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による音声検出器の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例による音声検出器の構成
を示すブロック図である。
【図3】従来の音声検出器の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 音声入力端子 12 自己相関関数算出器 13 比較器 14 しきい値入力端子 14a しきい値設定器 15 出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を表わす入力信号を受け、前記音声
    の有無を検出して、検出結果を出力する音声検出器にお
    いて、 前記入力信号の自己相関関数を算出し、該算出した自己
    相関関数を示す自己相関関数値を出力する自己相関関数
    算出器と、 前記自己相関関数値と予め設定した検出しきい値とを比
    較し、それらの間の比較結果を前記検出結果として出力
    する比較器とを有することを特徴とする音声検出器。
  2. 【請求項2】 音声を表わす入力信号を受け、前記音声
    の有無を検出して、検出結果を出力する音声検出器にお
    いて、 前記入力信号の自己相関関数を算出し、該算出した自己
    相関関数を示す自己相関関数値を出力する自己相関関数
    算出器と、 前記入力信号の所定区間の自己相関関数特性を検出しき
    い値として設定する設定器と、 前記自己相関関数値と前記検出しきい値とを比較し、そ
    れらの間の比較結果を前記検出結果として出力する比較
    器とを有することを特徴とする音声検出器。
JP4329066A 1992-12-09 1992-12-09 音声検出器 Withdrawn JPH06175676A (ja)

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JPH06175676A true JPH06175676A (ja) 1994-06-24

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ID=18217237

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JP4329066A Withdrawn JPH06175676A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 音声検出器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103988090A (zh) * 2011-11-24 2014-08-13 丰田自动车株式会社 声源检测装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103988090A (zh) * 2011-11-24 2014-08-13 丰田自动车株式会社 声源检测装置
JPWO2013076843A1 (ja) * 2011-11-24 2015-04-27 トヨタ自動車株式会社 音源検出装置
US9277339B2 (en) 2011-11-24 2016-03-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sound source detection apparatus

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