JPH0617516B2 - フエライト系ステンレス鋼熱延鋼帯の製造法 - Google Patents

フエライト系ステンレス鋼熱延鋼帯の製造法

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JPH0617516B2
JPH0617516B2 JP59083302A JP8330284A JPH0617516B2 JP H0617516 B2 JPH0617516 B2 JP H0617516B2 JP 59083302 A JP59083302 A JP 59083302A JP 8330284 A JP8330284 A JP 8330284A JP H0617516 B2 JPH0617516 B2 JP H0617516B2
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    • C21METALLURGY OF IRON
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    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/02Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、靭性の優れた高純度フエライト系ステンレ
ス鋼熱延鋼帯の製造方法に関するものである。
<産業上の利用分野> 近年、鋼の真空溶解法や電子ビーム溶解精製法の技術的
進歩にともない、高耐食性フエライト系ステンレス鋼或
いは高耐熱性フエライト系ステンレス鋼として、9〜3
5%(以下,成分割合を表わす%は重量%とする)のCr
を含むとともに、耐食性を高めるためにはMoを5%以
下、そして耐熱性を高めるためにはSi及びAlの1種以上
を5%以下含み、かつC含有量を0.02%以下に、N
含有量を0.02%以下にそれぞれ抑えた高純度フエラ
イト系ステンレス鋼が注目されるようになつてきた。
なぜなら、これらの高純度フエライト系ステンレス鋼
は、耐食部材用のものではSUS304やSUS316
等のオーステナイト系ステンレス鋼で問題とされる応力
腐食割れに対して強い抵抗性を示し、一方耐熱部材用の
ものではオーステナイト系ステンレス鋼よりもはるかに
優れた耐酸化性を有することが明らかとなつてきたから
であり、このため、最近では化学工業用各種プラント,
家庭用品,ストーブ部品,自動車部品等、広範囲な用途
に使われ始めるようになつている。
ところが、一般にフエライト系ステンレス鋼はオーステ
ナイト系ステンレス鋼又は二相ステンレス鋼に比べて靭
性が劣るものであるけれども、特にCr,Mo,Si,Al等を
多く含有した前記フエライト系ステンレス鋼では、熱延
後のホツトコイルに著しい脆化が生じ、これがコイルの
展開や冷間圧延等のような常温におけるコイル処理工程
でのトラブル発生の原因となつて、その後の製品製造コ
ストの上昇や、甚だしいときにはコイル処理の不能と言
つた事態を招く恐れがあるとの問題を抱えていたのであ
る。
<従来技術> もちろん、上述のような高純度フエライト系ステンレス
鋼熱延鋼帯にみられる脆化現象を阻止しようとして従来
から様々な研究がなされており、例えば、 “熱間圧延の際の終了温度を900℃以上にするととも
に、高温巻取りを行つた鋼帯を直ちに水槽中に入れて水
冷すると、顕著な靭性改善効果が現われる。” 等の報告も見受けられるようになつてきた(「鉄と
鋼」、第65年第14号、第120頁)。
しかしながら、巻取りの直後に熱延鋼帯を水槽に入れて
水冷するためにはそれ相応の特別仕様の設備を必要とす
る上、このような方法によつて得られた熱延鋼帯の靭性
値にはバラツキが多く、従つて、前記提案になる方法
は、靭性の優れた高純度フエライト系ステンレス鋼熱延
鋼帯を工業的規模で安定して量産する手段とはほど遠い
ものであるとの結論を出さざるを得ないものであつた。
<発明の目的> 本発明者等は、上述のような観点から、熱延コイルの冷
間展開、冷間圧延及び各種ハンドリング時に発生しがち
な割れ等のトラブルを生じることのない、靭性の優れた
高純度フエライトステンレス鋼熱延鋼帯を、各別な設備
等を要することなく安定して量産し得る方法を見出すべ
く、試行錯誤を繰り返しながら研究を行つた結果、以下
に示す如き知見を得るに至つたものである。
<知見事項> (a) 高純度フエライト系ステンレス鋼の高耐食性を有
する高Cr−高Mo鋼,あるいは高耐熱性を有する高Si,高
Alを含む高Cr鋼等の熱延鋼帯にみられる脆化原因は、熱
延時或いは熱延巻取り時の熱サイクルにあり、これによ
つて、Moを多く含有するものでは熱間圧延中、特に熱間
圧延終了後から巻取り・冷却の工程において非常に脆い
金属間化合物を析出することとなり、一方、Moを含有せ
ずにCr,Si及びAlを多く含有するものであつても、その
原因については不明な点が多く、従来より知られている
475℃脆性も影響しているようではあるものの、やは
り巻取り時の熱サイクルが脆化の大きな原因になつてい
るようであること。
(b) ところが、高純度フエライト系ステンレス鋼を熱
間圧延した後、直ちに従来では考えられないような著し
く低い温度域にまで急冷を行い、該低温域で巻取りを実
施すると、熱延後の冷却過程或いは巻取り後の冷却途中
で生じがちな475℃脆性も有効に抑制されるなど脆化
原因がスムーズに回避され、熱延のままでも常温でのコ
イル展開が可能な高靭性熱延鋼帯を安定して製造できる
こと。
(c) 即ち、高純度フエライト系ステンレス鋼を熱間圧
延した後1〜5℃/sec 程度の冷却速度で冷却し、巻取
り速度:800〜700℃で巻取ると言う従来の処理条
件では、得られる熱延鋼帯の衝撃破面遷移温度が0℃以
上と靭性に劣ることとなり、コイル展開時に割れを発生
しやすくなつたのに対して、上記(b)項に示したよう
に、熱間圧延後直ちに急冷を行い、低温巻取りを実施し
た熱延鋼帯では、衝撃破面遷移温度が−20℃以下とな
つて、冬期であつてもコイル展開時等における割れの発
生を生じなくなること。
<発明の構成> この発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、 Mn:2%以下,Cr:9〜35%, を含有するとともに、 Mo:0.5〜5% Si:1〜5%, Al:1〜5% のうちの1種以上を含み、更に必要により Ti,Nb及びZrのうちの1種以上:1%以下, をも含有し、 残部:Fe及び不純物 から成る成分組成を有しており、かつ不純物元素である
C,P,S及びNの含有量を、それぞれ、 C:0.03%以下, P:0.04%以下, S:0.01%以下, N:0.03%以下 に抑えた高純度フエライト系ステンレス鋼の熱延鋼帯を
製造するに際し、前記成分組成の鋼を熱間圧延した後、
直ちに10℃/sec 以上の冷却速度にて急冷を行い、4
50℃以下の温度で巻取ることにより、靭性の優れた高
純度フエライト系ステンレス鋼熱延鋼帯を安定して量産
できるようにした点、 に特徴を有するものである。
次に、この発明の方法において、鋼の組成成分量、及び
熱延・巻取り条件を前記の如くに数値限定した理由を説
明する。
A. 組成成分 (a) Mn Mn成分は、鋼の脱酸に有効な働きをする元素であるが、
その含有量が2%を越えると鋼材コストの上昇を来たす
ことから、Mn含有量を2%以下と定めた。
(b) Cr Cr成分は、鋼の耐食性,耐高温酸化性のいずれの特性を
高めるにも有益な元素であり、これらの特性を所望値以
上に高めるためには9%以上の含有量を確保する必要が
ある。一方、35%を越えて含有させると鋼材コストの
上昇を来たすことから、Cr含有量を9〜35%と定め
た。
(c) Mo,Si,及びAl これらの成分は、高純度フエライト系ステンレス鋼の耐
食性や耐高温酸化性を向上させる元素であり、1種又は
2種以上を積極的に含有させるものであるが、以下、個
々の成分についてその含有割合の限定理由を詳述する。
i Mo Mo成分には、Crと同様に鋼の耐食性を顕著に改善する作
用を有しているが、その含有量が0.5%未満では高耐
食用鋼として所望の耐食性向上効果が得られず、一方5
%を越えて含有させると加工性の劣化を招くことから、
Mo含有量を0.5〜5%と定めた。
ii Si Si成分には、鋼の耐高温酸化性を顕著に改善する作用が
あり、耐熱用としての所望の耐高温酸化性向上効果を確
保するためには1%以上の含有量を確保する必要があ
る。一方、5%を越えてSiを含有させると加工性の劣化
を招くことから、Si含有量を1〜5%と定めた。
iii Al Al成分には、Siと同様の鋼の耐高温酸化性を顕著に改善
する作用があるが、その含有量が1%未満では耐熱用と
して所望の耐高温酸化性向上効果を確保することができ
ず、一方5%を越えてAlを含有させると加工性を害する
ようになることから、Al含有量を1〜5%と定めた。
(d) Ti,Nb,及びZr これらの成分は、C或いはNと炭・窒化物を形成するこ
とでCr炭化物の粒界析出を防止し、鋼の耐食性及び耐熱
性を改善する有効な元素であるので、必要により1種又
は2種以上を添加・含有させるものである。そして、こ
れらの成分は微量添加でも上記効果を発揮するものであ
るが、C或いはNの含有量が0.02%以下の場合に上
記元素の合計含有量が1%を越ると鋼の加工性を害する
ようになるので、Ti,Nb及びZrの含有量は、合計量で1
%以下と定めた。
(e) C Cは、鋼の耐食性,加工性及び靭性に悪影響を及ぼす不
純物元素であり、その含有量が0.03%を越えると前
記悪影響が顕著になることから、C含有量を0.03%
と定めた。好ましくは0.02%以下とするのが良い。
(f) P Pは、製鋼時に不可避的に混入する不純物元素であり、
耐食性を害する有害なものであるが、特にその含有量が
0.04%を越えると耐食性に対する悪影響が顕著にな
ることから、P含有量を0.04%以下と定めた。
(g) S Sも、鋼の耐食性を害する有害な元素であり、特にその
含有量が0.01%を越えると耐食性劣化傾向が著しく
なることから、その含有量を0.01%以下と定めた。
(h) N Nは、Cと同様に鋼の耐食性,加工性及び靭性を害する
不純物元素であり、その含有量が0.02%を越えると
前記悪影響が顕著になることから、N含有量を0.03
%以下と定めた。好ましくは0.02%以下とするのが
良い。
B. 熱延・巻取り条件 (a) 冷却速度 熱間圧延終了の冷却速度が10℃/sec よりも遅くなる
と、熱延鋼帯の衝撃破面遷移温度が0℃を越えてしまう
こととなる。因に、熱延コイルの展開や冷間圧延をトラ
ブルなしで行うには衝撃破面遷移温度が0℃以下でなけ
ればならいことが、既に経験的に知られている。
そして、衝撃破面遷移温度:0℃以下を得るには熱延後
の冷却速度を水スプレー法等によつて10℃/sec 以上
とする必要があるのである。
第1図は、本発明方法の対象鋼であるところの、0.0
05%はC−0.20%Si−0.18%Mn−0.019%P
−0.002%S−26.0%Cr−1.05%Mo−0.05
%Al−0.20%Nb−0.014%N鋼の衝撃破面遷移
温度〔vTs〕に及ぼす熱延後の冷却速度の影響を調べ
たグラフであり、熱間終止温度:910℃の熱間圧延に
よつて25mm厚のスラブを3mm厚にまで熱間圧延した
後、400℃で巻取つたものについての値である 第1図からも明らかなように、通常の方法で得られた熱
延鋼帯の靭性は、衝撃破面遷移温度が20℃以上と高く、
常温、特に冬期においては熱延鋼帯の取り扱いが遷移温
度以下となるので種々の脆化トラブルを発生することが
予想される。これに対して、熱間圧延後に10℃/sec
以上の冷却速度で急冷して低温巻取りすると衝撃破面遷
移温度が0℃を下回るようになり、上記脆化トラブルの
心配がなくなることがわかる。
(b) 巻取り温度 巻取り温度が450℃よりも高いと、熱巻圧延終了後の
冷却速度が10℃/sec 以上であつたとしても、巻取り
後の徐冷中での熱サイクルによつて熱延鋼帯の脆化を生
じるので、巻取り温度を 450℃以下と定めた。
第2図は、第1図の場合と同様の対象鋼を用い、熱間圧
延終了後の冷却速度を15〜20℃/sec としたほかは
第1図の場合と同様の条件で熱間圧延したものについ
て、巻取り温度と衝撃破面遷移温度〔vTs〕との関係
を調べたグラフであるが、この第2図からは、通常の熱
延条件である800〜700℃で巻取りを行つた場合に
は衝撃破面遷移温度が0℃を越えてしまうのに対して、
巻取り温度を450℃以下とすれば、衝撃破面遷移温度
を安定して0℃以下にできることがわかる。
なお、巻取り温度の下限は格別に制限されるものではな
いが、250℃よりも低い温度になると鋼帯の変形強度
が著しく高くなり、実用上巻取りに大きな困難をともな
うことから、250℃以上で巻取ることが好ましい。
以上述べたように、従来の方法で得られる高純度フエラ
イト系ステンレス鋼熱延鋼帯では、巻取り後の鋼帯の取
り扱いに種々のトラブルが発生していたのに対して、こ
の発明の方法によれば、優れた靭性を備えた熱延鋼帯を
安定して得られるので脆化に起因するトラブルを一掃す
ることができるのである。
もつとも、従来法によつて得られた熱延鋼帯であつて
も、900〜950℃の焼鈍によつて衝撃破面遷移温度
の改善は可能であるが、焼鈍後に急冷(空冷以上の冷却
速度での冷却)が必要とされ、コイル形態ではこのよう
な急冷は不可能なことである。万が一そのような急冷が
可能であつたとしても、再加熱時に結晶粒が粗大化する
危険を伴うこととなる。しかし、熱間圧延後に低温巻取
りを行う本発明の方法では、たとえ熱間圧延の加熱温度
が高かつたとしても圧延によつて十分な細粒化がなされ
るので、上記のような心配は全くない。
次に、この発明を実施例により比較例と対比しながら具
体的に説明する。
<実施例> まず、真空溶解法によつて第1表に示される如き成分組
成の鋼A〜Jを溶製した。
次いで、これらの各鋼を第2表に示される条件で熱間圧
延し、巻取りを行つて厚さ:3mmの熱延鋼帯を製造し
た。
このようにして得られた各熱延鋼帯コイルについて常温
でのコイル展開試験を実施したところ、同じく第2表に
示される如き結果が得られた。
第2表に示される結果からも明らかなように、本発明に
おける条件を満足する方法で得られた熱延鋼帯は、全て
熱間圧延のままで優れた靭性を有していてコイル展開時
等のトラブルを生じる恐れ がないのに対して、高純度フエライト系ステンレス鋼を
対象とした上で、熱間圧延終了から巻取り開始までの間
の冷却速度や巻取り温度が本発明の条件から外れている
比較法によつて得られた熱延鋼帯は、靭性に著しく劣つ
ており、展開時にコイル破断のトラブルを発生すること
がわかる。
<総括的な効果> 上述のように、この発明によれば、特別な設備等を必要
とすることなく、熱延のままで良好な靭性を示す高純度
フエライト系ステンレス鋼熱延鋼帯を安定して量産する
ことでき、比較的コストの安いフエライト系ステンレス
鋼の適用分野が一段と拡大されるなど、産業上有用な効
果がもたらされるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は高純度フエライト系ステンレス鋼熱延鋼帯の靭
性に及ぼす熱延後の冷却速度の影響を示すグラフ、第2
図は同じく高純度フエライト系ステンレス鋼熱延鋼帯の
靭性に及ぼす巻取り温度の影響を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 恒松 章一 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属工 業株式会社和歌山製鉄所内 (56)参考文献 特公 昭49−17932(JP,B2) 特公 昭58−56012(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量割合にて、 Mn:2%以下、Cr:9〜35% を含有するとともに、 Mo:0.5 〜5%、 Si:1〜5%、 Al:1〜5%、 のうちの1種以上を含み、更に必要により、 Ti,Nb及びZrのうちの1種以上:1%以下、 をも含有し、 残部:Fe及び不純物 から成る成分組成を有しており、かつ不純物元素である
    C,P,S及びNの含有量を、それぞれ、 C:0.03%以下、 P:0.04%以下、 S:0.01%以下、 N:0.03%以下 に抑えた高純度フェライト系ステンレス鋼の熱延鋼帯を
    製造するに際し、前記成分組成の鋼を熱間圧延した後、
    直ちに10℃/sec 以上の冷却速度にて急冷を行い、450
    ℃以下の温度で巻取ることを特徴とする、靭性の優れた
    高純度フェライト系ステンレス鋼熱延鋼帯の製造方法。
JP59083302A 1984-04-25 1984-04-25 フエライト系ステンレス鋼熱延鋼帯の製造法 Expired - Lifetime JPH0617516B2 (ja)

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