JPH06174751A - 電子式電力量計 - Google Patents

電子式電力量計

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JPH06174751A
JPH06174751A JP33024892A JP33024892A JPH06174751A JP H06174751 A JPH06174751 A JP H06174751A JP 33024892 A JP33024892 A JP 33024892A JP 33024892 A JP33024892 A JP 33024892A JP H06174751 A JPH06174751 A JP H06174751A
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JP
Japan
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lid
cover
setting
hour meter
electronic watt
Prior art date
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Pending
Application number
JP33024892A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Sakoyama
光弘 迫山
Sakae Sotodate
栄 外舘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】蓋を取り外すことなく、設定スイッチを操作で
きる電子式電力量計を得ること。 【構成】筐体1の前端の内側面に溝4A,4Bを対向さ
せて形成する。この溝4A,4Bに左右端が案内される
ように蓋3を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、配電盤に取り
付けられる電子式電力量計に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の配電盤取付形の電子式電
力量計が配電盤21の前面扉21aに取り付けられた状態を
示す斜視図である。
【0003】図6において、詳細省略した配電盤21の前
面扉21aには、電子式電力量計20がこの電子式電力量計
20の筐体1を前面扉21aの後方に突き出して取付金具12
で取り付けられている。この電子式電力量計20には、前
端に前面枠22が設けられ、この前面枠22の背面が前面扉
21aの前面に当接している。前面枠22の前端には、ポリ
カーボネート製の透明な蓋14が、この蓋14の下端中央部
に取り付けられた取付ねじ6で取り付けられている。
【0004】電子式電力量計20の上部には、図示しない
電圧計や電流計などが電子式電力量計20に隣接して前面
扉21aに取り付けられている。蓋14の後部には、設定基
板2が蓋14と平行に縦に取り付けられ、この設定基板2
の上部には、この電子式電力量計20で計量した電力量を
液晶で表示する表示部16が設けられている。この表示部
16の下方には、この電子式電力量計の電源側に接続され
た計器用変圧器の変圧比と計器用変流器の変流比を合成
した合成変成比定数をユーザが設定するロータリスイッ
チでなる設定スイッチ5が上下左右に取り付けられてい
る。
【0005】このように構成された電子式電力量計にお
いては、合成変成比定数をユーザが設定するときには、
まず、取付ねじ6を緩めて蓋14を前面枠22から外す。外
された蓋14は、配電盤21の天井面やこの配電盤21が設置
された床面に置かれ、作業者は、ドライバなどで設定ス
イッチ5の調整軸を廻して調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された電子式電力量計においては、設定スイッチ5
を設定するときに蓋14を取り外さなければならないの
で、設定作業がめんどうとなり、取り外された蓋14を配
電盤21の天井面に載置したり、この載置された蓋14を取
り上げる作業中に、ポリカーボネート材の蓋14の表面を
傷つけて、液晶の表示部16の数字が読み取りにくくなる
だけでなく、蓋14を置いた場所を失念して、蓋14を捜す
ために時間がかかるおそれもある。
【0007】そこで、本発明の目的は、蓋を取り外すこ
となく設定作業を行うことができる電子式電力量計を得
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、筐体の前部に縦に収納された設定基板の下部に設定
部が取り付けられ、設定基板の前面に蓋が取り付けられ
た電子式電力量計において、筐体の前面枠の左右の内側
に案内溝を形成し、この案内溝に蓋を挿着したことを特
徴とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、筐体の前
部に縦に収納された設定基板の下部に設定部が取り付け
られ、設定基板の前面に蓋が取り付けられた電子式電力
量計において、蓋を上部蓋と下部蓋に分割し、上部蓋の
下端に凸字状の凸部を形成し、下部蓋の上端に上部蓋の
凸部が嵌合する凹部を形成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明においては、蓋は案内溝
に案内されて上方に移動自在となり、設定部は前面から
の操作が可能となる。
【0011】また、請求項2に記載の発明においては、
下部蓋は凹部が上部蓋の凸部に嵌合した状態で下端の上
方への揺動が可能となり、設定部は前面からの操作が可
能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の電子式電力量計の一実施例を
図面を参照して説明する。図1(a)は、請求項1に記
載の発明の電子式電力量計を示す斜視図、図1(b)
は、図1(a)のA−A断面図、図1(c)は、図1
(a)のB−B断面図である。なお、図6と同一部分に
は、同一符号を付して説明を省く。
【0013】図1(a),(b),(c)において、筐
体1の前面枠1aの上端には、この前面枠を上下に貫通
する短冊状の細い溝1a1があらかじめ形成されてい
る。さらに、前面枠1aの左右の内側には、図1
(b),(c)に示すように、上端が溝1a1に連通す
る溝4A,4Bが対称的に縦に形成されている。
【0014】これらの溝4A,4Bは、図1(b)に示
すように、上半に形成された台形の溝4cと下半に形成
された平行な溝4aで構成されている。これらの溝4
A,4Bの前方には、図1(b),(c)に示すように
凸部4dが形成され、溝4A,4Bの後方には凸部4e
が形成されている。このうち、凸部4dには、溝4Cの
下端となる中間部に係止部4bが形成されている。溝4
cには、上端の溝1a1からポリカーボネート製の蓋3
が挿入され、この蓋3の下面の左右端は、図1において
は係止部4bに載置されている。
【0015】このように構成された電子式電力量計が配
電盤の扉に取り付けられたときには、蓋3は、図1
(a)の状態から溝4aに挿入されて下方に下ろされ、
蓋3の下端中央に取り付けられた取付ねじ6で固定凸部
1bに固定される。
【0016】一方、設定スイッチ5を操作するときに
は、取付ねじ6を緩めて蓋3の下端が前面枠1aの中間
部となる位置まで持ち上げた後、下端を僅かに前方に引
き蓋3の前面を溝4Cの前面に当てて、この蓋3の下端
面の左右端を図1(a)に示すように係止部4bに載置
する。
【0017】したがって、このように構成された電子式
電力量計においては、設定スイッチ5を操作するときに
蓋3を前面枠1aから取り外す必要がないので、設定作
業を短時間で終えることができる。
【0018】図2は、請求項1に記載の発明の電子式電
力量計の他の実施例を示す斜視図である。図2において
は、図1に示した蓋3が上部蓋3Bと下部蓋3Aに二分
割され、下部蓋3Aは図1(c)に示した溝4A,4B
に遊嵌し、上部蓋3Bは凸部4eの後部に形成された図
示しない溝(注;下端は前面枠1aの中間部まで)に挿
入されている。
【0019】この場合には、この電子式電力量計が配電
盤に取り付けられたときには、下部蓋3Aは図2に状態
から下方に下ろされて、この下部蓋3Aの下端中央部に
取り付けられた取付ねじ6で固定凸部1bに固定され
る。逆に、設定スイッチ5を操作するときには、図1と
同様に、取付ねじ6を緩めて、下部蓋3Aをこの下部蓋
3Aの下端が前面枠1aの中間部となる位置まで持ち上
げた後、下端を僅かに前方に引き、蓋3Aの前面を溝4
Cの前面に当てて図2に示すようにこの下部蓋3Aの下
端面の左右端を図1(b)で示した係止部4bに載置す
る。
【0020】したがって、このように構成された電子式
電力量計においては、配電盤の扉に取り付けられたとき
に、この電子式電力量計の上部に、例えば、電圧計や電
流計などが隣接して取り付けられたときでも、設定スイ
ッチ5の設定時に上方に持ち上げられた下部蓋3Aが図
1(a)で示した蓋3のように上方に突き出ないので、
上下に隣接して取り付けることができる利点がある。さ
らに、前面枠1aの上端に図1(a)で示した溝1a1
が不要となる(注;下部蓋3Aを組み込むときには、前
面枠1aの下端に図1(a)と対称的に設けた図示しな
い溝から挿入し、挿入後栓をする)ので、この電子式電
力量計の体裁の低下を防ぐことができる利点もある。
【0021】なお、上記実施例においては、上部蓋3B
の固定方法を、図1(b),(c)で示した凸部4eの
後部に形成した溝に挿入するときで説明したが、図1
(a)に示した取付ねじ6で設定基板2に固定してもよ
い。
【0022】次に、図3は、請求項2に記載の発明の電
子式電力量計を示す斜視図で、図1に対応する図であ
る。図3において、前面枠1aの前面内部には、上部に
ポリカーボネート製の上蓋14が固定され、この上蓋14の
下端には、同じくポリカーボネート製の下部蓋15の上端
が図4及び図5で後述するように係止されている。
【0023】図4(a)は、図3の部分正面図、図4
(b)は、図4(a)のC−C断面拡大図である。ま
た、図5(a)は、上部蓋14と下部蓋15が係止される前
の状態を示す正面図、図5(b)は、図5(a)のD−
D断面拡大図である。
【0024】図4及び図5において、上部蓋14の下端に
は、凸字形の凸部7が左右に対称的に突設されている。
一方、下部蓋15の上端には、凸部7と対向する位置の凹
部8が形成されている。このうち、凸部7の下面には、
図4(b)及び図5(b)に示すように、弧状の凹部7
aが形成されている。下部蓋15の上端の表面側には、図
5(b)に示すように曲面15aが形成され、凹部8の内
側には図5(b)に示すように曲面15bが形成されてい
る。
【0025】左側の凸部7の左側面と右側の凸部7の右
側面の前面側には、図5(a)に示すように弧状の球面
状の浅い固定穴9が対称的にそれぞれ形成されている。
同様に、左側の凹部8の左側面と右側の凹部8の右側面
の前面側には、固定穴9と同一の曲率の球面状の低い固
定足10が対称的にそれぞれ形成されている。
【0026】このように構成された電子式電力量計にお
いては、図3及び図4で示す状態の下部蓋15は、この下
部蓋15の凹部8の内側に形成された固定足10が、上部蓋
14の凸部7の側面に形成された固定穴9に嵌合すること
で、上端が上部蓋14に係止される。したがって、ユーザ
が設定スイッチ5で設定するときには、下部蓋15の下端
(注;図3及び図4においては前端)を左手で軽く支え
ることで、図3及び図4の状態を維持することができる
ので、設定スイッチ5による定数の設定作業を容易に行
うことができる。
【0027】なお、設定後に下部蓋15で設定スイッチ5
の前面を覆うときには、下部蓋15を図4(b)に示すよ
うに揺動させることで、固定穴9に嵌合していた固定足
10は抜き垂直状態として、取付ねじ6で前面枠1aの下
端の固定凸部1bに固定する。
【0028】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
筐体の前部に縦に収納された設定基板の下部に設定部が
取り付けられ、設定基板の前面に蓋が取り付けられた電
子式電力量計において、筐体の前面枠の左右の内側に案
内溝を形成し、この案内溝に蓋を挿着することで、蓋を
案内溝で案内して上方に移動自在として、設定部の前面
からの操作を可能としたので、蓋を取り外すことなく設
定作業を行うことのできる電子式電力量計を得ることが
できる。
【0029】また、請求項2に記載の発明によれば、筐
体の前部に縦に収納された設定基板の下部に設定部が取
り付けられ、設定基板の前面に蓋が取り付けられた電子
式電力量計において、蓋を上部蓋と下部蓋に分割し、上
部蓋の下端に凸字状の凸部を形成し、下部蓋の上端に上
部蓋の凸部が嵌合する凹部を形成することで、凹部が上
部蓋の凸部に嵌合した状態で下部蓋の下端の上方への揺
動を可能として、設定部の前面からの操作を可能とした
ので、蓋を取り外すことなく設定作業を行うことのでき
る電子式電力量計を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、請求項1に記載の発明の電子式電力
量計の一実施例を示す斜視図、(b)は、(a)のA−
A断面図、(c)は、(a)のB−B断面図。
【図2】請求項1に記載の発明の電子式電力量計の他の
実施例を示す斜視図。
【図3】請求項2に記載の発明の電子式電力量計の一実
施例を示す斜視図。
【図4】(a)は、図3の部分正面図、(b)は、
(a)のC−C断面拡大図。
【図5】(a)は、図4(a)の分解図、(b)は、
(a)のD−D断面拡大詳細図。
【図6】従来の電子式電力量計が配電盤の前面扉に取り
付けられた状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…筐体、1a…前面枠、2…設定基板、3…蓋、4
A,4B…溝、5…設定スイッチ、6…取付ねじ、7…
凸部、8…凹部、9…固定穴、10…固定足、14…上部
蓋、15…下部蓋。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の前部に縦に収納された設定基板の
    下部に設定部が取り付けられ、前記設定基板の前面に蓋
    が取り付けられた電子式電力量計において、前記筐体の
    前面枠の左右の内側に案内溝を形成し、この案内溝に前
    記蓋を挿着したことを特徴とする電子式電力量計。
  2. 【請求項2】 筐体の前部に縦に収納された設定基板の
    下部に設定部が取り付けられ、前記設定基板の前面に蓋
    が取り付けられた電子式電力量計において、前記蓋を上
    部蓋と下部蓋に分割し、前記上部蓋の下端に凸字状の凸
    部を形成し、前記下部蓋の上端に前記凸部が嵌合する凹
    部を形成したことを特徴とする電子式電力量計。
JP33024892A 1992-12-10 1992-12-10 電子式電力量計 Pending JPH06174751A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33024892A JPH06174751A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 電子式電力量計

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JP33024892A JPH06174751A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 電子式電力量計

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104459225A (zh) * 2014-12-18 2015-03-25 万沙电气有限公司 一种安装快捷式防护罩
JP2018059765A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 大崎電気工業株式会社 電子式電力量計を収容するための収容ケース及び収容ケースと電子式電力量計とを備える電子式電力量計ユニット
JP2020041997A (ja) * 2018-09-14 2020-03-19 三菱電機株式会社 電子式電力量計

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JP2018059765A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 大崎電気工業株式会社 電子式電力量計を収容するための収容ケース及び収容ケースと電子式電力量計とを備える電子式電力量計ユニット
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