JPH06174660A - X線像形成装置 - Google Patents

X線像形成装置

Info

Publication number
JPH06174660A
JPH06174660A JP5010196A JP1019693A JPH06174660A JP H06174660 A JPH06174660 A JP H06174660A JP 5010196 A JP5010196 A JP 5010196A JP 1019693 A JP1019693 A JP 1019693A JP H06174660 A JPH06174660 A JP H06174660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
forming apparatus
image forming
ray image
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5010196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamio Hara
民夫 原
Kozo Ando
剛三 安藤
Katsunobu Aoyanagi
克信 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RIKEN Institute of Physical and Chemical Research filed Critical RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Priority to JP5010196A priority Critical patent/JPH06174660A/ja
Publication of JPH06174660A publication Critical patent/JPH06174660A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来に較べて小型で低出力の励起レーザー装
置を使用して実用的なX線強度を得ることができ、小型
で実用性の高いX線像形成装置を提供する。 【構成】 真空容器1内には、チタンターゲット2が設
けられており、このチタンターゲット2の下方には、長
波長光カット用のAl製のフィルタ3、試料4、X線検
出手段として表面にX線レジスト層5を形成した基板6
が設けられている。真空容器1外側には、パルス列YA
Gレーザー(Nd−YAGレーザー)7、レーザー光8
を集光するレンズ9が設けられている。レーザー光8の
パルス波形は、個々のパルスの幅が約100ps、パル
スの間隔が約300psの16個のパルス列からなって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、励起レーザー光を固体
ターゲットに照射して高温プラズマを発生させ、これを
X線源として利用するX線顕微鏡およびX線ホログラフ
ィー装置等のX線像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生物、医学の分野で、生体組織を
ありのままの状態で詳細に研究するために波長が2.3
〜4.5nmの軟X線を使用するX線顕微鏡およびX線
ホログラフィー装置等のX線像形成装置が注目されてい
る。
【0003】また、このような軟X線のX線源の一つと
して、真空中の固体ターゲットに励起レーザー光を照射
してプラズマを発生させ、これをX線に変換させるレー
ザー生成プラズマX線源が知られている。
【0004】上記レーザー生成プラズマX線源におい
て、プラズマからのX線の発光効率は、プラズマの電子
温度に強く依存している。すなわち、上記のような軟X
線を効率よく得るためには、400eV以上の高い電子
温度を達成する必要があり、それには1014W/cm2
以上の励起レーザー照射強度が必要となる。そのため、
実用的なX線強度を得るには、大型の高出力励起レーザ
ー装置を必要とした。
【0005】また、高出力励起レーザー装置から一連の
レーザー光パルスを発生させ、励起レーザー光からX線
への変換効率を高める方法も知られている。すなわち、
この方法では、パルス幅100ps、パルス間隔2.1
nsのXeClレーザー光の一連のパルスを固体ターゲ
ットに照射することにより、レーザー光からX線への変
換効率を2.4%にまで改善することができる。
【0006】この方法では、一連のレーザー光パルスの
順次の2つのパルスの先行パルスはそれの後続パルスに
対して予備電離パルスとして働いて、2番目以降のX線
信号の強度を大きくしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法においても、X線顕微鏡およびX線ホログ
ラフィー装置等のX線像形成装置に用いる場合、大型の
高出力励起レーザー装置を必要とするため装置全体が大
型化し、その取扱いが困難になるという問題があった。
【0008】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、従来に較べて小型で低出力の励起レーザ
ー装置を使用して実用的なX線強度を得ることができ、
小型で実用性の高いX線像形成装置を提供しようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1記載
の本発明のX線像形成装置は、励起レーザー装置からの
励起レーザー光を集光し、真空容器内の固体ターゲット
に照射してX線を発生させ、このX線を試料に照射して
試料を透過または反射したX線を検出するX線像形成装
置であって、前記励起レーザー装置は、各パルスのパル
ス幅が300ピコ秒以下、パルスの時間間隔が600ピ
コ秒以下で、パルス総数が3個以上のパルス列波形を有
する励起レーザー光を射出するよう構成されていること
を特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の本発明のX線像形成
装置は、励起レーザー装置からの励起レーザー光を集光
し、真空容器内の固体ターゲットに照射してX線を発生
させ、このX線を試料に照射して試料を透過または反射
したX線を検出するX線像形成装置であって、前記励起
レーザー装置は、パルス幅が300ピコ秒以下のパルス
を、各パルスの時間間隔が600ピコ秒以下となるよう
に時間差をもって、少なくとも3個以上前記固体ターゲ
ットに照射するよう構成されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、従来に較べて小型で低出力の
励起レーザー装置を使用して実用的なX線強度を得るこ
とができ、小型で実用性の高いX線像形成装置を提供す
ることができる。これは、以下に述べるようなメカニズ
ムにより、高い効率で多価イオンを発生させることがで
き、高い効率でX線を発生させることができるからであ
る。
【0012】前述したようにレーザー短パルスを固体タ
ーゲットに照射した場合、最初のレーザー短パルスが固
体ターゲットに衝突して生成されるプラズマに含まれる
イオンの価数は大きくない。しかし、次々と、ほとんど
間隔を置かずに到来するレーザー短パルスにより段階的
にプラズマは加熱され、その電子温度が非常に高い値に
なって多価イオンを生成していく。
【0013】ここで、前述した従来の方法では、照射強
度の大きいレーザー短パルスを照射して、先行パルスに
よって生じたプラズマの密度と電子温度が低下している
が、なおプラズマが消えずに残っている時間内に後続の
パルスが再加熱する。
【0014】これに対して、本発明では、先行パルスに
よって生じたプラズマの密度と電子温度があまり低下し
ない内に後続パルスが到達して段階的にプラズマを加熱
していき、それによって非線形的に多価イオンの発生を
増大させる。このようにして高い効率で多価イオンを発
生させることができ、高い効率でX線を発生させること
ができる。ここで、このような条件を満たすためには、
各パルスの時間間隔が600ピコ秒以下程度であること
が必要であり、各パルスのパルス幅は300ピコ秒以下
程度であり、パルス総数は最低3個以上程度必要とな
る。
【0015】このため、本発明では、チタンターゲット
を用い、レーザー光スポットとして約100μmのスポ
ット径を考えた場合、必要な励起レーザー光のエネルギ
ーは2J以下となり、励起レーザー装置として、テーブ
ルトップ型の高繰り返しYAGレーザー装置、またはエ
キシマレーザー装置等の小型のレーザー装置を使用する
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例のX線像形成装
置の透過型の構成を示すもので、図において1は真空容
器を示している。この真空容器1内には、固体ターゲッ
トとしてのチタンターゲット2が設けられており、この
チタンターゲット2の下方には、長波長光カット用のA
l製のフィルタ3、試料4、X線検出手段として表面に
X線レジスト(FBM−120)層5を形成した基板6
が設けられている。なお、Al製のフィルタ3は、X線
レジスト層5がX線のみに感度を有する場合は不要であ
る。
【0018】一方、真空容器1外側には、励起レーザー
装置としてのパルス列YAGレーザー(Nd−YAGレ
ーザー)7およびこのパルス列YAGレーザー7から射
出されたレーザー光8を集光するレンズ9が設けられて
いる。なお、レーザー光8はチタンターゲット2表面の
法線に対して45度、基板6も法線に対して対称な位置
(45度)に配置されている。
【0019】本実施例では、基板6を、チタンターゲッ
ト2からX線レジスト層5までの距離が11cmとなる
ようにして配置し、波長1.06μmのレーザー光8
を、チタンターゲット2の表面に点集光して照射した。
【0020】この時、レーザー光8のスポット径は約2
00μmであった。また、レーザー光8のパルス波形
は、図2に示すような波形であり、個々のパルスの幅が
約100ps(ピコ秒)、パルスの間隔が約300ps
の16個のパルス列からなっていた。この時レーザー光
8のエネルギーは約1.7Jに保たれた。
【0021】このような条件下で80回の露光を行い、
この後、基板6を取り出して現像を行ったところ、X線
レジスト層5の膜厚が300nm以上減少していること
が確認された。これは、チタンターゲット2とX線レジ
スト層5との距離が1cm程度となるよう配置すれば、
1回の露光で試料4の像が記録できることを示してい
る。
【0022】そこで、チタンターゲット2からX線レジ
スト層5までの距離が0.7cmとなるように配置して
同様な露光を行ったところ、1回の露光で上記と同様な
結果を得ることができた。
【0023】また、X線レジスト層5に較べてさらに高
感度のX線検出器を用い、さらに高繰り返し励起レーザ
ーを用いれば、X線顕微鏡およびX線ホログラフィー装
置において、生体の動画さえも記録できることは明らか
である。なお、現在、100Hzの繰り返し率の半導体
レーザー励起YAGレーザーを作ることは技術的に問題
ない。
【0024】このように、本実施例では、パルスの幅が
約100ps、パルスの間隔が約300psのパルス列
からなるレーザー光8をチタンターゲット2に照射する
ことにより、実用上十分な強度のX線を発生させること
ができる。これは、前述したように、パルス列の最初の
レーザー光パルスの照射によって固体ターゲットから生
成されるプラズマの温度およびそれに含まれるイオンの
価数は大きくないが、プラズマは固体ターゲット表面か
ら噴き出し、レーザー光を効率よく吸収できる密度に低
下するので、そこへ次々に到着するレーザー光パルスに
より段階的にプラズマが加熱され、電子温度が非常に高
くなって、高い価数のイオンが効率良く多量に生産さ
れ、これらのイオンからX線が大量に放出されているた
めと推測される。
【0025】なお、単一パルスを使用する場合に比較し
てレーザー光の波形がパルス列の場合、入力エネルギー
が同じでもターゲット材の蒸発量は少なくなる。そのた
め、窓材を始めとする真空容器内の汚染を抑制すること
ができる。さらに、このような真空容器内の汚染を抑制
するためには、アルゴンガスもしくはネオンガスのよう
に室温で気体であるものを冷却して固体としたものをタ
ーゲットとして用いるとよい。
【0026】図3は、他の実施例の構成を示すもので、
この実施例では、真空容器1内に設けられたターゲット
10がロール状に構成されており、このターゲット10
は、巻き取りロール11、12、ガイドロール13、1
4、ガイド板15等によって構成された巻き取り装置に
よって図示矢印の如く一方の巻き取りロール11から他
方の巻き取りロール12に順次巻き取られるように構成
されている。また、試料4は、X線検出部16の上に載
置されるように構成されている。
【0027】この実施例では、レーザー光8の照射によ
るターゲット10の劣化に応じてターゲット10を巻き
取ることにより、ターゲット10の交換を行うことなく
長時間連続して試料4の観察を行うことができる。な
お、このようにしてターゲット10を移動させる機構
は、上記巻き取りロール11、12等によるものだけで
なく、どのような機構のものを使用してもよい。
【0028】図4は、他の実施例を示すもので、この実
施例では、試料4が真空容器1aの外側に配置されてお
り、真空容器1aに設けられた窓20を介して試料4に
X線を照射し、試料4を透過したX線像を、X線検出機
構21によって検出するよう構成されている。
【0029】このX線検出機構21としては、例えば、
X線用CCDカメラや、図5に示すように、X線照射に
より光電子を放出する受光部30と、図中点線で示すよ
うに光電子を偏向して拡大像を得る拡大用電子レンズ3
1と、この拡大用電子レンズ31を通過した光電子をマ
イクロチャネルプレート32aによって増倍し、蛍光面
32bによって光に変換して、CCDカメラ32cによ
って撮像して検出する検出部32とからなるX線検出機
構21を用いることができる。
【0030】このようにして、X線像を撮像することに
より、例えば、生体組織の動画等を得ることができる。
また、図5に示すX線検出機構21を用いた場合、試料
4の拡大画像を高感度で得ることができる。
【0031】さらに、図4に示すように、この実施例で
は、ターゲット2と試料4との間にX線集光光学系22
が配置されており、ターゲット2から発生したX線を集
光して試料4に照射するように構成されている。このよ
うにすれば、試料4の狭い領域内にX線を集中的に照射
することができ、特にこの装置をX線顕微鏡として使用
する場合、効率良くX線を使用することができる。
【0032】また、この装置をX線顕微鏡として使用す
る場合、図5に示したX線検出機構21を用い、図6に
示すように、このX線検出機構21と試料4との間に、
X線像を拡大するX線拡大光学系40を配置することに
よって、さらに倍率の高い拡大像を得ることができる。
【0033】また、このX線拡大光学系40によって、
試料4を見る角度の異なる複数の部位にX線像を結像す
るようにして、立体画像等を得るようにすることもでき
る。すなわち、例えば図7に示すように、試料4を見る
角度の異なる位置に2つのX線拡大光学系40を配設
し、これらのX線拡大光学系40によって形成されたX
線像をそれぞれ図5に示したX線検出機構21によって
検出(撮像)し、これらの撮像信号を画像処理装置50
によって合成することによって、CRT51に立体画像
として表示するか又は画像を立体視することができる。
なお、画像を得る対象が静止している場合は、複数のX
線拡大光学系40等を用いずに、試料4を見る角度の異
なる複数の部位に移動してX線像を得るようにしても良
い。
【0034】以上の実施例では、励起レーザー装置とし
て、図2に示したようなパルス列を発生するパルス列Y
AGレーザー7を用いた場合について説明したが、図8
に示すように、単発のパルスを発生させるレーザー発生
装置を用い、このパルスを時間差を設けて複数のパルス
をターゲット2に照射しても良い。
【0035】この場合、レーザー発生装置を複数使用し
ても良いが、相互のレーザー発生装置のレーザー射出の
タイミングを300ピコ秒程度に設定することは困難で
ある。そこで、図9に示すように、YAGレーザー60
から射出されたレーザーパルスを複数のハーフミラー6
1で分割し、これらのレーザーパルスを全反射ミラー6
2およびレンズ63を用いてターゲット2の同一部位に
照射するように構成する。このようにすれば、ハーフミ
ラー61で分割されたレーザーパルスが、各光路長の相
違に応じた時間差を持ってターゲット2に照射され、前
述した実施例と同様な効果を得ることができる。
【0036】なお、上記実施例ではX線透過型の構成を
説明したが、試料から反射するX線を検出する反射型の
X線像形成装置も可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来に較べて小型で低出力の励起レーザー装置を使用し
て実用的なX線強度を得ることができ、小型で実用性の
高いX線像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のX線像形成装置の構成を示
す図。
【図2】パルス列レーザーの波形の例を示す図。
【図3】他の実施例のX線像形成装置の構成を示す図。
【図4】他の実施例のX線像形成装置の構成を示す図。
【図5】X線検出機構の構成を示す図。
【図6】他の実施例のX線像形成装置の構成を示す図。
【図7】他の実施例のX線像形成装置の要部構成を示す
図。
【図8】他の実施例のレーザーの波形の例を示す図。
【図9】他の実施例のX線像形成装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1 真空容器 2 チタンターゲット 3 フィルタ 4 試料 5 X線レジスト層 6 基板 7 パルス列YAGレーザー 8 レーザー光 9 レンズ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励起レーザー装置からの励起レーザー光
    を集光し、真空容器内の固体ターゲットに照射してX線
    を発生させ、このX線を試料に照射して試料を透過また
    は反射したX線を検出するX線像形成装置であって、 前記励起レーザー装置は、各パルスのパルス幅が300
    ピコ秒以下、パルスの時間間隔が600ピコ秒以下で、
    パルス総数が3個以上のパルス列波形を有する励起レー
    ザー光を射出するよう構成されていることを特徴とする
    X線像形成装置。
  2. 【請求項2】 励起レーザー装置からの励起レーザー光
    を集光し、真空容器内の固体ターゲットに照射してX線
    を発生させ、このX線を試料に照射して試料を透過また
    は反射したX線を検出するX線像形成装置であって、 前記励起レーザー装置は、パルス幅が300ピコ秒以下
    のパルスを、各パルスの時間間隔が600ピコ秒以下と
    なるように時間差をもって、少なくとも3個以上前記固
    体ターゲットに照射するよう構成されていることを特徴
    とするX線像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のX線像形
    成装置において、 前記固体ターゲットを順次移動し、前記励起レーザー光
    の前記固体ターゲット表面の照射位置を変更する駆動機
    構を備えたことを特徴とするX線像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項記載のX線像
    形成装置において、 前記励起レーザー装置はYAGレーザー装置であること
    を特徴とするX線像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3いずれか1項記載のX線像
    形成装置において、 前記励起レーザー装置はエキシマレーザー装置であるこ
    とを特徴とするX線像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか1項記載のX線像
    形成装置において、 前記試料を透過または反射したX線を、感光材によって
    検出することを特徴とするX線像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5いずれか1項記載のX線像
    形成装置において、 前記試料を透過または反射したX線を、X線用CCDカ
    メラによって検出することを特徴とするX線像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5いずれか1項記載のX線像
    形成装置において、 X線により光電子を放出する受光部と、前記光電子を偏
    向して拡大像を得る拡大用電子レンズと、この拡大用電
    子レンズを通過した光電子を検出する検出部とを具備し
    たX線検出機構によって、前記試料を透過または反射し
    たX線を検出することを特徴とするX線像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8いずれか1項記載のX線像
    形成装置において、 前記固体ターゲットと、前記試料との間に、X線を集光
    して前記試料に照射するX線集光光学系が配置されてい
    ることを特徴とするX線像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9いずれか1項記載のX線
    像形成装置において、 前記試料と、この試料を透過または反射したX線を検出
    する機構との間に、X線像を拡大するX線光学系を備え
    たことを特徴とするX線像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のX線像形成装置にお
    いて、 前記X線光学系が、前記試料を見る角度の異なる複数の
    部位に、結像可能に構成されていることを特徴とするX
    線像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のX線像形成装置にお
    いて、 前記X線光学系によって前記試料を見る角度の異なる複
    数の部位に結像させた複数の画像から、前記試料の立体
    像を合成する手段を備えたことを特徴とするX線像形成
    装置。
JP5010196A 1992-10-08 1993-01-25 X線像形成装置 Withdrawn JPH06174660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5010196A JPH06174660A (ja) 1992-10-08 1993-01-25 X線像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26993692 1992-10-08
JP4-269936 1992-10-08
JP5010196A JPH06174660A (ja) 1992-10-08 1993-01-25 X線像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06174660A true JPH06174660A (ja) 1994-06-24

Family

ID=26345428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5010196A Withdrawn JPH06174660A (ja) 1992-10-08 1993-01-25 X線像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06174660A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510356A (ja) * 2000-09-27 2004-04-02 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 高ピーク出力レーザ装置および該装置の極紫外線光生成への適用
CN106198581A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种基于激光驱动固体靶的超短x射线双角度双色背光照相系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510356A (ja) * 2000-09-27 2004-04-02 コミツサリア タ レネルジー アトミーク 高ピーク出力レーザ装置および該装置の極紫外線光生成への適用
CN106198581A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种基于激光驱动固体靶的超短x射线双角度双色背光照相系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3133103B2 (ja) レントゲン顕微鏡およびレントゲン画像の形成方法
US7039157B2 (en) X-ray microscope apparatus
US6538257B2 (en) Method of generating extremely short-wave radiation, and extremely short-wave radiation source unit
US5912939A (en) Soft x-ray microfluoroscope
WO1998035214A9 (en) Soft x-ray microfluoroscope
KR20230006506A (ko) X-선 촬영 시스템
JPH06174660A (ja) X線像形成装置
JPH06237927A (ja) 放射線画像撮影装置
EP1155419B1 (en) "x-ray microscope having an x-ray source for soft x-rays
CN210721009U (zh) 能够变换倍率的x射线高速摄影装置
Tejnil et al. Options for at-wavelength inspection of patterned extreme ultraviolet lithography masks
Bott-Suzuki et al. Characterization of plasma emission in the 1-6 nm band from laser-irradiated cryogenic xenon targets
JP2005100911A (ja) 高速連続撮影電子顕微鏡
JP2004347463A (ja) 結像型x線顕微鏡
JP2002323598A (ja) レーザー誘起プラズマによるx線集光方法及び装置
JPH01134300A (ja) X線顕微鏡
Koutsenko et al. Anomalous burning through of thin foils at high brightness laser radiation heating
JPH03200099A (ja) X線顕微鏡
Aritome et al. An imaging zone plate X-ray microscope using a laser plasma source
WO2001019143A1 (en) Time-gated imaging with a split-beam source
JPS60103940A (ja) X線撮影装置
JP2004087803A (ja) レーザー生成プラズマを用いてx線の強度増幅と空間コヒーレンス改善をおこなう方法
Keyser et al. Laser light coupling physics in high-repetition-rate laser-plasma droplet-target x-ray point sources
JPS62172858A (ja) 放射線画像読取装置
JPH0667000A (ja) X線顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404