JP2005100911A - 高速連続撮影電子顕微鏡 - Google Patents

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【課題】 マイクロ秒以下の時間分解能で連続撮影できる電子顕微鏡を提供する。そのために短い時間間隔で高密度のパルス状の電子束を連続して発生する電子銃と、各パルスに対して、異なる位置に像を結像する手段を提供する。
【解決手段】 図6は本発明の第1実施例の電子銃部の構成を示す。レーザー光を偏向手段35により高速で振ってガラスファイバー束36に入射させる。各ガラスファイバー44から短い時間間隔で光電面37上の隣接する場所に順次レーザー光が送られ、発生した電子がマイクロ・チャンネル・プレート38の隣接する場所に入射し、電子雪崩を起こし、パルス状の高密度の電子束を連続的に発生する。これがウエネルト電極39、引出電極40、加速電極41により射出される。これらのパルス電子束がそれぞれ像を形成することにより、短時間間隔の連続電子顕微鏡撮影ができる。
【選択図】 図6

Description

発明の詳細な説明
微小な高速現象の観察。例えば、結晶レベルにおける破壊現象、CDなどで使われているレーザー照射による結晶とアモルファス状態の間の高速相変化、レーザーやイオン照射による材料の劣化の素過程などに関する観察と、それに基づく新材料の開発に用いる。
透過型電子顕微鏡(TEM)は空間的には高分解能で試料の観察を行うことができるが、時間分解能は低い。連続撮影では一般に30枚/秒もしくは60枚/秒の撮影速度で撮影されている。この場合は蛍光面上に形成される像を高感度ビデオカメラで撮影する。
1〜数枚の画像を撮影するのであれば、高時間分解能で撮影することができる。この原理を図1に示す。図1の電子顕微鏡53は、鏡筒部1、電子銃部2、コンデンサーレンズ部3、試料ホールダー4、対物・拡大レンズ部5、像観察部6、制御部7、電源部32から構成される。
試料ホールダーには試料8が、像観察部には電子束を可視光像に変換するための蛍光面9が備えられている。
図1の例が通常の電子顕微鏡と異なるのは、対物・拡大レンズ部5と像観察部6の間に、偏向電極10が置かれている点である。
図2は図1の像観察部6を拡大して示したものである。例えば急激に変化している現象のある瞬間を1枚の画像として撮影するのであれば、短い時間電子束11を試料8に照射し、蛍光面9上に像12として結像させ、次の瞬間に偏向電極10に付加する電圧を変えることにより、電子束の方向を電子銃と試料を結ぶ方向13から別の方向14に急激にずらすことにより、電子束が試料にあたっていた短時間の画像を蛍光面上に残すことができる。
連続して数枚撮影する場合も同じである。異なるのは、図2で、短い時間試料に電子束を照射し、試料を透過した電子束を蛍光面上で像12として結像させたのち、試料を透過後の電子束の方向を瞬間的に左右もしくは前後に振り、異なる電子束の方向15に向け、蛍光面上の異なる位置に像16として結像させる。これを数回繰り返すと、1枚の蛍光面上に連続数枚の画像が記録される。これを1枚のフィルム上に撮影して記録することができる。記録媒体は蛍光板やフィルムに限らない。イメージングプレートのような蓄積性蛍光シートでも良いし、CCDカメラで撮影してもよい。
本発明の発明者らはすでに100万枚/秒のビデオカメラを開発した(特許文献1、特許文献2、非特許文献1、非特許文献2)。
武藤秀樹・江藤剛治、高速撮像素子および高速撮影装置、特願2001−092313 Hideki Mutoh and Takeharu Etoh, Fast imaging device and fast photographing device, WO 01/73849 A1 T. Goji Etoh, et al., A CCD Image Sensor of 1Mframes/s for Continuous Image Capturing of 103 Frames, Digest of Technical Papers, 2002 IEEE International Solid−State Circuit Conference,pp.46−47, 2002 江藤剛治他、斜行直線CCD型画素周辺記録領域を持つ100万枚/秒の撮像素子、映像情報メディア学会誌、Vol.56,No.3,pp.483−486, 2002
この100万枚/秒のビデオカメラを電子顕微鏡の観察窓に取り付ければ、原理的には100万枚/秒で微細な現象の電子顕微鏡によるマイクロ秒の時間分解能による超高速動画撮影が可能である。
このカメラを使って通常の可視光で撮影する場合には強い照明が必要である。同様にこのカメラを電子顕微鏡に取り付けて撮影するためには短時間に連続パルスで高密度の電子流を発生する電子銃が必要である。
観察対象とする現象が微細であるほど、より高い時間分解能が必要になる。例えば、高エネルギーのイオンが材料に照射されることによる原子構造のかく乱と再結合の観察には、ナノ秒もしくはピコ秒オーダーの時間分解能が必要であると予想されている。
高速連続撮影の手段の一つにクライツ・シャルデン型のカメラがある。これは1930年代に開発されたカメラで現在でも使われている。このカメラを使えば、10ナノ〜1マイクロ秒オーダーの時間分解能で数枚〜数10枚の連続画像を撮影することができる。
クライツ・シャルデン型のカメラの撮影原理を図3に示す。3行3列に並べた9個のストロボ光源17からなる照明手段18を備え、3行3列に並べた9個のカメラ19からなる撮影手段20を備えている。被写体21は照明手段18と撮影手段20の中央に置き、透過光で撮影する。
第1ストロボ22が光ったときは、被写体を通過した光が第1カメラ23にのみ入射するようになっている。第2ストロボ24が光ったときは第2カメラ25にのみ光が入射するようになっている。このようにして、第1ストロボ、第2ストロボ、....の順に短い時間間隔で発光させると、第1カメラ、第2カメラ、....の順に短い時間間隔で連続的に画像が撮影できる。
このようにするとカメラ側には、高速撮影のための高速駆動シャッターなどを作りこむ必要がない。暗所で撮影を行うことにし、撮影中はシャッターを開放にしておけばよい。撮影後にシャッターを閉じてフィルムを取り出して現像すればよい。高速で動作させるのは、複数のストロボの電源に時差を与える装置だけである。
超高速撮影では画面1枚あたりの入射光量が極度に少なくなる。とくに顕微鏡下の生物の撮影などではある程度以上光量を上げることができない。光量不足を補うために、結像面で光電変換を行い、光を電子に変えて、電子雪崩現象を利用して各画素ごとの電子数を増倍する技術が使われる。
電子雪崩を発生させる方法としてはセレン膜に強電界を付加する方法、アモルファスシリコンを用いる方法、マイクロ・チャンネル・プレートを用いる方法など様々な方法がある。セレン膜やアモルファスシリコンを用いる方法は電子雪崩が生じて完了するまでの時間がやや長い。近い将来カーボン・ナノ・チューブなども使えるようになる可能性があるが、電子銃材料としてはまだ実用化されていない。したがって以下では、マイクロ・チャンネル・プレート(MCP)を用いる方法について簡単に説明する。
マイクロ・チャンネル・プレート型イメージ・インテンシファイヤ(MCP型II)の概要を図4に示す。光電面26に入射した光60の強度に応じた数の電子55が発生する。これがガラス板27に規則的に空けられた細孔(マイクロ・チャンネル)28に入射する。各マイクロ・チャンネル28の壁面に作られた2次電子発生膜29に電子55が当たると、複数の2次電子56が発生する。これが雪崩のように繰り返して、多数の電子57が発生する。これがマイクロ・チャンネルの射出側30から射出される。これを電界により加速し、蛍光面31に衝突させる。これにより、最高で入射光量の10000倍程度の光量の像を作ることができる。
ただし、電子雪崩を用いる方法は、マイクロ秒以下の時間分解能による高速度連続撮影には向かない。すなわち一旦電子雪崩が起こった場所では、次に電子が補充されるまで、次の電子雪崩現象は生起しない。通常のMCP型IIでは回復に1/1000秒(1ミリ秒)程度かかる。これは一旦雪崩が起こった場所では、次に雪が積もるまで雪崩が起きないのと同じである。
一方、1回の電子雪崩は1ナノ秒以下の短時間で終わるので、通常の光学撮影におけるストロボと同じように、電子顕微鏡により1枚の画像を撮影する際の短時間照明手段として使うことができる。
発明が解決しようとする課題
本発明は基本的に2つの課題を解決する。第1は短時間撮影に伴う光量不足の解消である。第2の課題はクランツ・シャルデン型のカメラの概念を電子顕微鏡に導入することにより、より高感度で、かつ10ナノ〜1マイクロ秒の時間分解能を持つ電子顕微鏡を開発することである。
まず第1の課題について説明する。通常の可視光による高速度連続撮影では2つの大きな課題がある。一つは高速度連続撮影手段の開発である。これに劣らず重要な課題が、画面1枚当たりの入射光量の不足を解決するための照明手段の開発である。とくに短時間で終了する高輝度のパルス光源が望ましい。2枚以上連続撮影する場合は、高輝度の連続パルス光源が必要となる。
高速度の連続電子顕微鏡撮影の場合も、事情は全く同じである。すなわち高速撮影手段の開発とともに、短時間でよいから高密度の電子流を発生する実用的な電子銃の開発が重要な課題となる。2枚以上の画像の連続撮影では、連続パルス状の高密度の電子流を発生する手段が必要となる。
第2の課題について説明する。クランツ・シャルデン型のカメラにおけるストロボのかわりに、短時間間隔で、高密度の電子流を発生する手段が必要である。また各電子流パルスを試料に正しく照射し、結像面上の異なる場所に結像させる手段が必要になる。
課題の解決の方法
電子雪崩現象を発生する手段を備える電子銃を備える電子顕微鏡により、短時間継続する高密度の電子流を発生させ、これを試料に照射することにより、短時間照明による像を得ることのできる電子顕微鏡を提供する。
複数の電子雪崩現象を発生する手段を備える電子銃を備える電子顕微鏡により、 短時間間隔で高密度の電子流を順次発生させ、これを試料に照射することにより、短時間照明による連続した像を得ることのできる電子顕微鏡を提供する。
複数の電子雪崩現象を発生する手段から順次発生した電子束によって結像する像を、順次異なる位置に結像させる手段を備える電子顕微鏡により、試料を通過した連続する電子流パルスによる像を、結像面上の異なる場所に結像させることができ、短時間間隔で撮影した多数の画像を、1枚の画像として記録することのできる電子顕微鏡を提供する。
さらに電子雪崩現象を発生する手段がマイクロ・チャンネル型電子増倍装置からなる電子顕微鏡により、マイクロ・チャンネルが10〜20ミクロンピッチの近距離で隣接しており、かつ隣接するマイクロ・チャンネルは母材で隔離されていることにより、各マイクロ・チャンネルもしくは各マイクロ・チャンネル群から順次高密度の電子流を発生させることにより、各電子流パルスを試料に正しく照射することができる電子顕微鏡像を提供する。
本発明の第1実施例の構成図を図5に示す。図1の電子顕微鏡と同様、鏡筒部1、電子銃部2、コンデンサーレンズ部3、試料ホールダー4、対物・拡大レンズ部5、偏向電極10、像観察部6、制御部33から構成されており、試料ホールダーには試料8が乗っている。鏡筒部1には電源部32、制御部33、レーザー光源部58が付加されている。図5ではそれぞれの部位の詳細は図1とほぼ同じであるので省略して示している。また電源部、制御部などは通常、電子顕微鏡やMCP型IIで使われるものと同じであるので詳細な構成図は示していない。以下では図1と異なる部位の構成図を中心に図示し、説明を加える。
図6に電子銃部2の構成図を示している。偏向電極10を備える像観察部6の機構と作用については図2を用いてすでに説明した。以下では図6を用いて電子銃部の機構と作用について説明する。
電子銃部2は、レーザー光射出手段34、レーザー光偏向手段35、レーザー導光用ガラスファイバー束36、光電面37、マイクロ・チャンネル・プレート38、ウエネルト電極39、引出電極40、加速電極41、および電子銃電源部42、電子銃制御部43からなる。電子銃電源部42は全体の電源部32の、電子銃制御部43は全体の制御部33の一部をなしている。
レーザー導光用ガラスファイバー束36は3本のガラスファイバー44からなる。各ガラスファイバー44の入射面45は、レーザー光偏向手段35の偏向方向に並んでいる。各ガラスファイバーは途中で2本に分岐し、一方の束の射出面46は光電面37の上に並べられている。他方の束は、偏向電極制御部48に入射している(分岐は図5では省略している)。
偏向電極制御部48からは偏向電圧電源部59を通じて偏向電極10に偏向電圧が送られている。これによりレーザー光偏向手段35と、像観察部の偏向電極10は同期制御される。
以下作用を説明する。最初はレーザー光61はガラスファイバーの入射面45には入射しない方向50に向けられている。レーザー光偏向手段35にレーザー光偏向電圧を加えるとレーザー光61はガラスファイバー入射面の並んだ方向に急激に偏向し、3本の各ガラスファイバー44に次々に入射した後、入射面45からはずれた方向51に向いて静止する。
これにより、3本のガラスファイバーの射出面46から極めて短時間の間に順次レーザー光61が射出される。同時に各射出面の直下の光電面の部分から電子62が射出される。さらにこれらの電子が、マイクロ・チャンネル・プレート38に入射する。レーザー光は直径10ミクロンのガラスファイバーから射出される。マイクロ・チャンネルのピッチは12ミクロンである。光電面から射出された電子群は少し拡散するので、1本のレーザー光に対して数本のマイクロ・チャンネルに電子が入射する(図6では1本のマイクロ・チャンネルで示している)。こうして数本一組のマイクロ・チャンネルで同時に、電子雪崩により、急激に大量の電子11が射出され、100ピコ秒後には、電子雪崩が終了する。以上の現象が光電面もしくはマイクロ・チャンネル・プレートの射出面上の隣接する3個所で連続して起こる。
電子雪崩で生起した強力なパルス電子束はウエネルト電極39、引出電極40、加速電極41により絞られ、加速されて射出される。
試料を透過した電子束は蛍光面上のずれた位置に3枚の隣接する像として結像する。これをフィルムまたはCCDカメラで同時に撮影する。
像観察部6の偏向電極11は、蛍光面上の結像位置のズレの調整に用いる。3本のレーザー導光用ガラスファイバー44に順次レーザー光が入射すると、分岐した各ガラスファイバー52から偏向電極制御部48に3個のパルス光が順次入射する。その都度、偏向電圧がステップ状に増加する。これにより、蛍光面上の結像位置のずれが変わる。ステップの大きさは偏向電圧制御つまみ(図示せず)でプラスの電圧、もしくはマイナスの電圧に変えることができる。これにより、ズレの大きさを適当な大きさに調整する。
その他の実施例
電子顕微鏡は透過型に限らない。反射型でも良い。これにより、表面の急激な変化を観察できる。
レーザー導光ガラスファイバーは3本である必要はない。9本とし、入射面は1列に並べ、射出面を3行×3列に並べても良い。この場合は像観察部の偏向電極はx方向とy方向の2組必要になる。
レーザー光は、光シャッターを振って1本づつ順次入射させても良いし、数本のレーザー光にわけておいて、それぞれに光シャッターを付けて、順次レーザー光を通すこともできる。
隣接するマイクロ・チャンネル・プレートの光電面上の複数の小領域に順次電子を送る方法も、レーザーと光電面を用いる方法に限らない。複数の電子流発生源で直接、弱い電子流パルスを発生させても良いし、通常の連続発生源で発生したものを偏向電極で急激に偏向させてマイクロ・チャンネル・プレートに入射させてもよい。電子雪崩を起こす方法もマイクロ・チャンネル・プレートに限らない。
蛍光面の下には通常のCCDカメラではなく、100万枚/秒のビデオカメラを置いても良い。この場合は、連続する像の位置がある程度重なっても、カメラ側で1枚づつ分離し、かつ比較的良好な画質で撮影できる。ただし最小時間分解能は1マイクロ秒である。また蛍光材料としては、1マイクロ秒以内の蛍光寿命を持つものを使う必要がある。
蛍光面を介さず、電子のエネルギーを低下させて、直接CCDに入射させても良い。この場合、感度と画質は改善されるが、電子の衝突と、発生するX線によるダメージのために、CCDは消耗品となる。
電子銃部のマイクロ・チャンネル・プレート38とウエネルト電極39の間に微小偏向電極を入れ、これも入射レーザー・パルスと同期制御し、電子の射出方向を制御しても良い。
発明の効果
電子顕微鏡において、継続時間の短い高密度のパルス電子流を短い時間間隔で連続して発生する電子銃を提供する。それぞれのパルスに対して、蛍光面上の異なる場所に連続して画像を結像する手段を提供する。これにより、光学顕微鏡では空間分解能不足のために見ることができない、かつ高速で変化する現象をマイクロ秒以下の時間分解能で観察できる電子顕微鏡を提供する。
数枚の画像を高速連続撮影できる電子顕微鏡 像観察部の拡大図 クランツ・シャルデン型のカメラ マイクロ・チャンネル・プレート型イメージ・インテンシファイヤ 本発明の第1実施例の構成図 本発明の第1実施例の電子銃部の構成図
符号の説明
1 鏡筒部
2 電子銃部
3 コンデンサーレンズ部
4 試料ホールダー
5 対物・拡大レンズ部
6 像観察部
7 制御部
8 試料
9 蛍光面
10 偏向電極
11 電子束
12 像
13 通常の電子束の方向(電子銃と試料を結ぶ方向)
14 偏向した電子束の方向(蛍光面外に向かう方向)
15 偏向した電子束が蛍光面内の異なる結像位置に向かう方向
16 偏向した電子束によって結像した像
17 ストロボ光源
18 3行×3列のストロボ光源からなる照明手段
19 クライツ・シャルデン型カメラの個々のカメラ
20 クライツ・シャルデン型カメラの撮影部
21 クライツ・シャルデン型カメラの被写体
22 第1ストロボ
23 第1カメラ
24 第2ストロボ
25 第2カメラ
26 MCP型IIの光電面
27 MCPの硝子板
28 マイクロ・チャンネル
29 マイクロ・チャンネルの壁面の2次電子発生膜
30 MCPの電子射出面
31 MCP型IIの蛍光面
32 第1実施例の電源部
33 第1実施例の制御部
34 レーザー光射出手段
35 レーザー光偏向手段
36 レーザー導光用ガラスファイバー束
37 光電面
38 第1実施例の電子銃部のMCP
39 ウエネルト電極
40 引出電極
41 加速電極
42 電子銃電源部
43 電子銃制御部
44 レーザー導光用ガラスファイバー束の各ガラス・ファイバー
45 レーザー導光用ガラスファイバーの入射面
46 レーザー導光用ガラスファイバーの射出面
48 偏向電極制御部
49 偏向電圧送付線
50 レーザー光がガラスファイバーに入射しない方向
51 入射面からはずれた方向
52 レーザー導光用ガラスファイバーから分岐したガラスファイバー
53 数枚の画像を連続高速撮影できる電子顕微鏡
55 光電面からマイクロ・チャンネル・プレートに入射する電子
56 2次電子
57 マイクロ・チャンネル・プレートから射出される多数の電子
58 レーザー光源電源部
59 偏向電圧電源部
60 光電面に入射する光
61 3本のガラス・ファイバーで送られる光
62 光電面からマイクロ・チャンネル・プレートに入射する電子

Claims (4)

  1. 電子雪崩現象を発生する手段を備える電子銃を備える電子顕微鏡。
  2. 複数の電子雪崩現象を発生する手段を備える電子銃を備える電子顕微鏡。
  3. 複数の電子雪崩現象を発生する手段から順次発生した電子束によって結像する像を、順次異なる位置に結像させる手段を備える電子顕微鏡。
  4. 電子雪崩現象を発生する手段がマイクロ・チャンネル型電子増倍装置からなる請求項1または請求項2または請求項3の電子顕微鏡。
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