JPH0617416U - 吸引型播種機 - Google Patents

吸引型播種機

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JPH0617416U
JPH0617416U JP5673792U JP5673792U JPH0617416U JP H0617416 U JPH0617416 U JP H0617416U JP 5673792 U JP5673792 U JP 5673792U JP 5673792 U JP5673792 U JP 5673792U JP H0617416 U JPH0617416 U JP H0617416U
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suction
seeding
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vibration
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Application number
JP5673792U
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Inventor
久也 山田
清隆 吉田
稔 森元
昭雄 松岡
功 古屋
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Yoka Industry Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Yoka Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加振機9の振動を有効に吸引播種面22に伝
達できるようにして、吸引播種面22に設けるすべての
吸引播種口22aに種子を一層速やかに吸着して播種作
業の能率を向上でき、しかも、加振機9の振動による吸
引播種面22の破損を防止する。 【構成】 基体1に吸引チャンバー21と該吸引チャン
バー21に開口する複数の吸引播種口22aを有する吸
引播種面22とをもつ吸引函2を、支持部材3を介して
上下動可能で、かつ吸引播種口22aが下向きに指向す
る播種位置と、上向きに指向する吸着位置とに転回可能
に支持する。吸引函2内に、吸引播種面22と対向する
振動板90を設けると共に、振動板90に加振機9を取
付け、かつ、振動板90に吸引播種面22に当接する硬
質弾性体93を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は吸引型播種機、詳しくは、複数の吸引播種口をもつ吸引函の前記吸引 播種口に種子を吸引により吸着し、トレイ上方の播種位置に移動させて播種する 吸引型播種機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種吸引播種機は、本出願人が特願平3−107919号で出願した ように、トレイを載置可能とした載置面をもつ基体と、吸引チャンバーと該吸引 チャンバーに開口する複数の吸引播種口を有する吸引播種面とをもつ吸引函とを 備え、この吸引函を支持部材を介して前記基体に対し上下動可能で、かつ、吸引 播種口が下向きに指向する播種位置と、上向きに指向する吸着位置とに転回可能 に支持する一方、吸引機を設けて、この吸引機と前記吸引チャンバーとを連通さ せ、播種作業時には、前記吸引函を基体に対し上方に移動させて該基体の載置面 にトレイを載置し、前記吸引函をその吸引播種口が上向きに指向する吸着位置に 位置するよう転回させ、斯かる状態で前記吸引播種口をもつ吸引播種面上に供給 する種子を前記吸引機による吸引作用で前記吸引播種口に吸着する吸着操作を行 い、然かる後、前記吸引函を吸引播種口が下向きに指向する播種位置になるよう に反転させて、該吸引函を前記トレイ上方の播種位置まで移動させ、前記吸引チ ャンバーに設けた大気開放孔を開閉する閉鎖板の開放操作により、前記吸引チャ ンバーを大気に開放して、前記吸引播種口に吸着した種子をトレイの各ポットに 播種する播種操作を行うにしている。
【0003】 ところで、以上の如く構成する吸引型播種機においては、前記吸着操作のとき 、前記吸引函をその吸引播種口が上向きに指向するよう転回させて、支持部材で 支持した吸引函の後端側に設ける種子タンクから種子を吸引播種面上に落下させ 、該吸引播種面に設けた複数の吸引播種口に種子を吸着するのであるが、この吸 着に際し、吸引函を傾けて吸引播種口への種子の吸着をよくしようとして吸引函 を傾けすぎると種子タンクから流出した種子が前記吸引函の前端側から外部に飛 散することになるのである。このために、前記吸引函を傾ける角度に限度が生じ 、種子を吸引播種面22上に流出させるだけは、種子が吸引播種面上において十 分に広がらず、全ての吸引播種口に種子を速やかに吸着させることができず、播 種作業の能率を向上できない問題があった。
【0004】 しかして、以上の問題に対しては、本出願人は先に吸引函に、前記吸引播種口 を設けた吸着播種面に振動を与える加振機を設けて、吸着操作時、前記加振機か ら与えられる前記吸引播種面への振動により、前記吸引播種面上に供給する種子 の流動性を増大させ、前記吸引播種面に落下した種子を全ての吸引播種口に速や かに吸着させて、速やかな吸着操作により播種作業の作業能率を向上させること ができるようにしたものを提案した。(特願平4ー64008号)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、先の加振機を設けた吸引播種機では、前記加振機を前記吸引函にお ける前記吸引播種面とは離れて相対向する底壁に取付けると共に、該対向壁に前 記吸引播種面に接触する振動板を設けて、前記加振機により前記底壁を振動させ 、この振動を前記底壁から振動板を介して吸引播種面に伝達するようにしている ため、加振機から吸引播種面への振動の伝達が有効に行えず、また、前記振動板 の先端部が吸引播種面に直接接触しているため、振動時に前記振動板の先端部が 吸引播種面に突き当たることになり、この結果吸引播種面が損傷する恐れもあっ た。
【0006】 本考案は先に提案した吸引播種機を更に改善したもので、目的は、加振機の振 動を有効に吸引播種面に伝達できるようにして、吸引播種面に設けるすべての吸 引播種口に種子を一層速やかに吸着して播種作業の能率を向上できながら、しか も、加振機の振動による吸引播種面の破損を防止する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案は以上の目的を達成するために、トレイTを載置可能とした載置面10 をもつ基体1と、吸引チャンバー21と該吸引チャンバー21に開口する複数の 吸引播種口22aを有する吸引播種面22とをもつ吸引函2と、この吸引函2を 前記基体1に上下動可能で、かつ、前記吸引播種口22aが下向きに指向する播 種位置と、上向きに指向する吸着位置とに転回可能に支持する支持部材3と、吸 引機6と、この吸引機6と前記吸引チャンバー21とを連通する吸引通路Aとを 備えた吸引型播種機であって、前記吸引函2内に前記吸引播種面22と対向する 振動板90を設けると共に、該振動板90に加振機9を取付けると共に、前記振 動板9に前記吸引播種面22に当接する硬質弾性体93を設けたものである。
【0008】
【作用】
上記構成により、吸着位置において種子を吸引播種口22aに吸着する吸着操 作時には、前記加振機9の振動により振動板90を直接振動させ、該振動板90 から硬質弾性体93を介して吸引播種面22に前記加振機9の振動を有効に伝達 するのであり、斯かる吸引播種面22の振動により吸引播種面22上に供給する 種子の流動性を増大させることができ、吸引播種面22に落下した種子を全ての 吸引播種口22aに速やかに吸着させて、播種作業の作業能率を向上させること ができ、また、前記振動板90には硬質弾性体93を設けて、該硬質弾性体93 を介して吸引播種面22に振動を伝えるようにしたから、該硬質弾性体93の弾 性変形により振動時における吸引播種板22への衝撃力を緩和でき、これにより 、前記振動板90による吸引播種面22の破損を防止して耐久性を向上できるの である。
【0009】
【実施例】
図面に示した吸引型播種機の一実施例を概略的に説明すると、トレイTを載置 可能とした載置面10をもつ基体1と、該吸引チャンバー21と該吸引チャンバ ー21に開口する複数の吸引播種口22aをもつ吸引播種板22を備えた吸引函 2と、前記基体1の後部側から上方に立上がる支持部材3と、この支持部材3に 揺動可能に支持され、前記吸引函2を前記基板1に対し上下動可能で、かつ、前 記吸引播種口22aが下向きに指向する播種位置と、上向きに指向する吸着位置 とに転回可能に支持する支持腕4をもった揺動部材5と、吸引機6と、この吸引 機6と前記吸引チャンバー21とを連通する空気通路Aとを備えている。
【0010】 前記基体1は、図4〜6に示したように、ポット苗を育苗するためのポット部 Pを縦横に複数並べて形成したトレイTを載置可能とした載置面10を上面に備 えた箱体から成り、前記基体1の前後左右両側には、前記載置面10を所定対地 高さ、つまり作業に好適な高さに設定する脚体11を固定又は折畳み可能に設け ると共に、前記基体1の左右両側には、前記載置面10のほゞ同じ高さの横長状 トレイ置台12,13を固定又は折畳み可能に設けている。また、前記基体1の 上面で、前記載置面10の後方側には、前記トレイTを載置面10に対し、前後 左右の所定位置に位置決めして載置可能とするトレイ位置決め体14を設けると 共に、前記基体1の後壁1aには前記吸引函2の後端側に設ける後記するガイド 体19を受入れて前記吸引函2を所定位置に案内すると共に位置決めする位置決 め部材15を設け、更に前記基体1の上面で、前記載置面10の左右両側外方に は、前記吸引函2の後記する左右両側壁20b,20bに設ける握り体26,2 6を受止める主としてゴムなど弾性材料から成る左右受体16,16を設けてい る。
【0011】 図面に示したトレイ位置決め体14はトレイTの後方への位置決めする平板ガ イド14aと、トレイTの後方側一端部の角部の位置決めを行うL型ガイド14 bとの組合せから成り、これら平板ガイド14aと、L型ガイド14bを前記載 置面10の後方側にそれぞれ高さ位置調整可能に設けると共に、L型ガイド14 bを平板ガイド14aに対し長さ方向に移動調節可能に取付けている。斯かる位 置手段によれば、トレイTの後面を平板ガイド14aに当接させた後、該平板ガ イド14aに沿ってトレイTをその後方側一端部の角部がL型ガイド14bに当 接する位置まで移動させることによりトレイTを載置面10の所定位置に容易に 案内して位置決めできるし、また、各種のトレイTの大きさに応じて前記平板ガ イド14a及びL型ガイド14bの高さ位置及びL型ガイド14bの平板ガイド 14aに対する長さ方向の位置を調整することができる。また、前記位置決め部 材15は、二股状の棒材を用いて上向きに開口するガイド溝15aと、該ガイド 溝15aに前記ガイド体19を案内する円弧状の湾曲ガイド部15bとから成り 、前記ガイド溝15aは前記トレイ位置決め体14で位置決めされるトレイTの 載置位置に対応した前後位置に位置させている。
【0012】 さらに、前記基体1には、その後壁1aの内側にブロワなどの吸引機6を内蔵 すると共に、該後壁1aに排気口17を設けており、また、基体1の前壁1bに 前記吸引機6をオン・オフ操作するための操作スイッチ18を設けている。
【0013】 また、前記支持部材3は、図6,7,8に示したように、前記基体1の後壁1 aから後上方に立上がる略L字形の中空状パイプから成り、斯かる支持部材3の 基部を前記基体1の後壁1aに取付けると共に、その基部先端を前記後壁1aに 形成する貫通孔を介して前記基体1内に突入させ、前記吸引機6に連通させるよ うにしている。そして、図8で示したように、前記支持部材3の上端側には固定 部材31を挿嵌固定するのであって、この固定部材31は、互いに対向する両側 壁31a,31aと、これら両側壁31aの下端側に設けた連結壁31bとで上 方が開口した概略コ形状に形成され、この連結壁31bを前記支持部材3の上端 側に挿通して固定すると共に、前記両側壁31aに基体1の左右方向に延びる枢 支軸32を挿通させて、該枢支軸32の挿通両端部を揺動部材5に挿通すること により、この揺動部材5を前記固定部材31に、つまり支持部材3に前記枢支軸 32を中心に前後揺動可能に支持している。
【0014】 さらに、前記支持部材3に支持される揺動部材5は、互いに対向する両側壁5 1a,51aとこれら両側壁51a,51aを連結する連結壁51bとで前方側 が開放した概略コ形状の揺動部51と、該揺動部51の上部に固定され、下部中 央から前面側、つまり、作業者からみて手前側に開口する中空通路52aをもつ 接続部52とから成り、前記揺動部51の両側壁51a,51a間に固定部材3 1を挿嵌し、前記両側壁51a,51aに設けた貫通孔に前記枢支軸32を挿通 することにより、揺動部材5を支持部材3に枢支軸32を中心に前後揺動可能に 支持すると共に、前記接続部52の下部と固定部材31の連結壁31bから上方 に突出する前記支持部材3の上端側とを蛇腹ホース等の可撓性ホース53により 連通連結している。図に示す実施例では、図8に示したように前記接続部52の 中空通路52aの途中を上方側に開口して空気抜孔52bを形成し、かつ、この 空気抜孔52bを閉鎖可能とした操作部54aをもつ調整板54を前記接続部5 2の上面に枢支ピン54b介して回動可能に設けて、該調整板54の回動操作に より空気抜孔52bの開口量を調整して前記吸引機6による吸引力及び排気力の 調整が行えるようにしている。
【0015】 また、前記接続部52における中空通路52aの前部には、前記支持腕4を回 動可能に支持するのであって、この支持腕4は、図2及び図7,8に示したよう に内部に通路41をもつ平面コ字形状の二股部材42から成り、この二股部材4 2の各遊端部には、前記吸引函2の吸引チャンバー21に開口する中空部43a をもつ筒状軸43,43を突設し、これら筒状軸43,43に前記吸引函2を回 転可能に支持すると共に、前記二股部材42内の通路41を前記接続部52の中 空通路52aに連通させている。
【0016】 斯くして、前記支持部材3の中空部、可撓性ホース53、接続部52の中空通 路52a、二股部材42の通路41、筒状軸43,43の中空部43aとにより 、前記吸引機6から前記吸引チャンバー21に至る空気通路Aが形成されるので ある。
【0017】 更に前記吸引函2は、図1,2及び図8で示したように、底壁20aと前壁2 0bと後壁20cと側壁20d,20dとから成る上方が開放した函形本体20 と、この函形本体20の開放側に着脱可能に取付ける吸引播種板22とから成り 、前記函形本体20と吸引播種板22との内部に吸引チャンバー21を形成する と共に、前記吸引播種板22には、前記吸引チャンバー21に開口する複数の吸 引播種口22aを穿設している。また、この吸引播種板22は中央側が凹入され ていて、その前部側には、前記函形本体20の幅方向略全長に延びる種子タンク 23が連設されている。
【0018】 図に示す実施例では、吸引播種口22aをもつ底壁22bと該底壁22bの周 囲に後壁cと側壁22d,22dとを備えた函形の吸引播種板22を形成すると 共に、該吸引播種板22の前端部内に、前壁23aと後壁23bと側壁23c, 23cと上壁23dとから成り、前記後壁23aの下部と底部が開口した函形の 種子タンク23を嵌込んでリベット又はスポット溶接等の固定手段で固定して、 前記種子タンク23の底部を閉鎖すると共に、図6で示した播種位置で前記後壁 23bにおける開口部23eが上位となるように構成する一方、前記種子タンク 23に隣合う前記側壁22d,22dの上端部に内方に突出する折曲片22e, 22eを設けて、斯く種子タンク23を一体に固定した吸引播種体22を上面が 開放する函形本体20の開放面側に一対の取付固定板24,25により着脱可能 に固定したものである。
【0019】 前記取付固定板24,25のうち、一方の取付固定板24は、図1に示したよ うに、長孔24aをもつ基部24bの先端に押え部24cを備えて成り、該取付 固定板24をその押え部24cで前記種子タンク23の上壁23dを押圧保持し た状態で前記函型本体20の前壁20b上部に設けた延長部に調節ねじ24dに より固定している。また、他方の取付固定板25は、長孔25a,25aをもつ 基部25bの先端に係止部25cを備えて成り、該取付固定板25をその係止部 25cで前記吸引播種板22の後壁22cの上端を係止した状態で前記函型本体 20の前壁両端部に調節ねじ25d,25dにより固定している。この場合、前 記折曲片22e,22eにおける種子タンク23とは反対側端部を傾斜状にカッ トして、この傾斜端部の下面に前記取付固定板25の係止部25c両端部を挿入 係止させて、該係止部25cと前記折曲片22e,22eにより吸引播種板22 の開放面を内方に囲い、吸引函2を転回操作した時に種子が吸引播種板22から 外部に落下するのを防止するようにしている。前記取付固定板24,25は前記 函形本体20に対し長孔24a,25a,25aと調節ねじ24d,25d,2 5dにより高さ調節可能に固定しているので、吸引播種板22を異なる種子の吸 引播種板22に交換する場合などに各種の大きさの吸引播種板22にも対応でき るようにしている。
【0020】 また、前記種子タンク23の内面全面と前記吸引播種板22との継なぎ目部分 及び合わせ部分には、図1で示したように、種子の衝突時その衝撃を緩衝するコ ーキング剤層23fを設けて、前記吸引函2を転回操作するとき、種子が種子タ ンク23の壁面や該タンク23と吸引播種板22との継なぎ目部分に直接当たっ て種子か傷付いたりするのを防止している。この場合、単に前記種子タンク23 と吸引播種板22との継なぎ目部分及び合わせ部分にのみコーキング剤層を設け て、前記継なぎ目部分及び合わせ部分での種子の傷付き引っ掛かりを防止するよ うにしてもよい。
【0021】 図1及び図2において、符号20eは吸引チャンバー21の気密性を保つため に前記函形本体20と吸引播種板22との間に介装したシール材で、該シール材 20eは前記函形本体20の開放端縁の全周に亙って設けられている。
【0022】 また、前記吸引播種板22の吸引播種口22aは、通常パンチングやドリル加 工により形成するのであるが、吸引播種板22へのパンチングやドリル加工では 形成困難な小径の吸引播種孔を必要とする場合には、図7に示した如く前記吸引 播種孔22aをもつ吸引播種板とは別に、例えば口径約0.1mm程度の貫通孔2 2fを多数もつ1枚の電鋳加工フィルムから成る口径調整膜Sを形成し、該フィ ルムを前記吸引播種板22の表面ほゞ全域に前記貫通孔22fが前記吸引播種板 22の吸引播種口22aと対向するように付着させてもよく、斯く構成すれば、 前記口径調整膜Sの貫通孔22fにより、該貫通孔22fを貫通しない程度の例 えばベゴニヤなどの微小種子を確実に吸着することができ、従って、前記吸引播 種機を利用して微小種子の播種作業をも確実に可能にできる。
【0023】 一方、前記函形本体20には、その両側壁20d,20dにおいて前記支持腕 4の筒状軸43,43に転回可能に支持されると共に、該吸引函2における種子 タンク23の取付側に位置する前壁20bには、後方側には吸引函2の幅方向全 長に延びるガイド体19を設けている。このガイド体19は、前記吸引函2の転 回操作を行う場合その把手として利用できるもので、前記吸引函2をその吸引播 種口22aが下向きに指向する播種位置に回転させて下動させるとき、前記位置 決め部材15の湾曲ガイド部15bを介してそのガイド溝15aの所定位置に案 内されるのであり、このガイド体19のガイド溝15aへの係合により前記吸引 函2の前後位置が、トレイTの載置位置に対し所定位置に位置決めされるのであ る。
【0024】 尚、図面に示したガイド体19は、一対の取付板19aを長さ方向両側近くに 取付けた杆状部材から成り、前記ガイド溝15aに嵌入する両側嵌入部位の外側 には、左右方向の移動を規制する規制部19b,19bを取付けている。
【0025】 また、前記函形本体20の左右両側壁20b,20bには、図4,5に示した ように一対の前記した握り体26,26を、前記底壁20aに対し反対方向で、 前記吸引播種板22から播種位置下方に突出するように取付けており、この握り 体26,26は、調節ねじと複数の調節孔等から成る調節手段によりその上下高 さ、つまり前記吸引播種板22からの突出高さが自由に調節できるように取付け ている。そして、この握り体26,26は前記基体1の上面で、前記載置面10 の左右両側に設けた前記左右受体16,16に係合して受止められるようになっ ており、この握り体26,26の前記左右受体16,16による受止めにより、 前記吸引函2の播種位置における載置面10に対する高さ位置の位置決めが行わ れる。
【0026】 図中、27,27は、前記吸引函2を上下揺動させるために吸引函2の底壁2 0aに設けた一対の把手であり、また、前記函形本体20内には、前記上壁20 aに固定され、吸引播種板22と当接して、これら底壁20a及び吸引播種板2 2を補強する第1補強板28aと、底壁20a内面に固定される第2補強板28 bとを設けている。また、図7において、29aは吸引函2を吸引播種板22が 上向きに指向する吸着位置に転回させたとき、前記握り部26,26のうち、一 方と干渉し吸引函2を吸着位置に対し過剰に転回するのを阻止するために二股部 材42に設けた第1ストッパーであり、29bは吸引函2を吸引播種板22が下 向きに指向する播種位置に転回させたとき、前記握り部26の他方と干渉し吸引 函2を播種位置に対し過剰に転回するのを阻止するため二股部材42に設けた第 2ストッパーである。さらに、図4において33は前記支持部材3と前記揺動部 材5の下端部との間に介装したスプリングで、前記吸引函2の上下揺動を操作を 軽くするためのバランス用スプリングであり、34は前記支持部材3の下部に設 けたパイプ材などから成る転倒防止体である。
【0027】 また、前記吸引機6は図9及び図10に示したように一側に吸気口6aを、他 側に排出口6bをもったブロアを用いるのであって、この吸引機6と前記空気通 路Aとの連通部に、前記空気通路Aを前記吸気口6aと排気口6bとの一方に選 択的に連通し、前記空気通路Aを吸引通路と加圧通路とに切換える切換機構7を 設けるのである。
【0028】 図9及び図10に示したものは、前記吸気口6aに蛇腹状の可撓性ホースから 成る吸引ホース61を接続し、また、前記排気口6bには、蛇腹状の可撓性ホー スから成る吹出ホース62を接続すると共に、これらホース61,62の先端側 を、前記基体1内に揺動可能に支持した切換板63にそれぞれ開口させて並列状 に接続し、この切換板63の動作で前記吸引ホース61と吹出ホース62との一 方を前記空気通路Aに選択的に連通するように構成している。
【0029】 更に詳記すると前記基体1の後壁1aに取付ける前記支持部材3の下端基部先 端を、前記後壁1aを貫通して前記基体1内に突入させると共に前記基体1の上 壁1a後方内面に、3つの貫通孔65,66,67を同心状に並設したブラケッ ト68を取付けて、前記貫通孔65,66,67のうち、中間に位置する貫通孔 65に前記支持部材3の基部先端を結合し、他の貫通孔66,67を開放させる 。
【0030】 そして、前記ブラケット68に、一端部を前記基体1の後壁1aにまた他端部 を支持片69aに回転可能に支持した操作軸69を回転可能に挿嵌して、この操 作軸69に前記切換板63を固定し、前記操作軸69の回転で前記切換板63を 回転させ、該切換板63に設ける前記吸引ホース61が前記支持部材3の基部先 端と結合した貫通孔(以下連通空気孔という)65に符合し、吹出ホース62が 開放する一つの貫通孔66(以下開放孔という)に符合して前記空気通路Aを吸 引通路とする吸引体制と、前記吹出ホース62が前記連通空気孔65に符合し、 吸引ホース61がもう一つの開放孔67と符合して前記空気通路Aを加圧通路と する加圧体制とに切換えられるようにするのである。
【0031】 尚、同図中、70は、前記各ホース61,62の先端側を前記ブラケット68 の各貫通孔65,66,67に弾接してシールするためのスプリングである。
【0032】 また、前記ブラケット68には切換板63の回転範囲を規制するストッパー7 1,72を設けると共に、前記切換板63と前記基体1の側壁1cとの間には、 前記切換板63を、前記吸引ホース61が前記連通空気孔65に符合する位置で 衝合するストッパー71の方向に付勢する復帰ばね73を設けている。
【0033】 また、前記操作軸69の軸方向一端は、前記基体1の後壁1aを貫通して外部 に突出させると共に、該突出軸端部には、フートアーム81の上下操作による操 作機構8を構成する操作アーム74を結合している。
【0034】 前記操作機構8は、図4及び図5に示したように前記操作軸69の突出軸端部 に固定される前記操作アーム74と、前記脚体17の下部に架設する横杆80間 に回転可能に支持されるヘ字形のフートアーム81と、このフートアーム81と 前記操作アーム74とを連動する連動体82とから構成している。
【0035】 そして、常時は、前記操作機構8フートアーム81を前記復帰ばね73により 上方位置に位置させて、前記切換板63を、前記吸引ホース61が前記空気連通 孔65に符合し、前記吹出ホース62が前記一つの開放孔66に符合するように 位置させることにより、前記空気通路Aが吸引通路となるのである。従って、前 記吸引機6が駆動されると、前記空気通路Aを介して前記吸引チャンバー21の 空気が吸引されて負圧となり、前記吸引播種口22aに種子を吸着させれるので あり、吹出口から吹出される排気は、前記吹出ホース62及び開放孔66を介し て前記基体1内に排出され、前記排気口17から外気に排出される。また、斯か る状態から前記フートアーム81を足で踏み込んで下方に操作することにより、 前記連動体82、操作アーム74及び操作軸69を介して切換板63が回動し、 これにより前記吹出ホース62が前記空気連通孔65に符合し、前記吸引ホース 61がもう一つの開放孔67に符合して、前記空気通路Aが加圧通路となるので ある。従って、前記空気通路Aを介して前記吹出ホース62から排気される加圧 空気が前記吸引チャンバー21に供給され、該吸引チャンバー21を加圧チャン バーにでき、前記吸引播種口22aに吸着していた種子を加圧して落下させるこ とができるのである。このとき、前記吸引機6の吸引口6aには、前記吸引ホー ス61及び開放孔67を介して前記排気口17から基体1内に取入れられる外気 が吸引されるのである。
【0036】 しかして、前記吸引函2内には図1及び図2に示したように前記吸引播種板2 2と対向する振動板90を設けると共に、該振動板90に加振機9を取付けると 共に、前記振動板90に前記吸引播種板22に当接する硬質弾性体93を設ける のである。
【0037】 図1〜3に示した振動板90は、上壁91aと該上壁91aの両側縁から下方 に延びる一対の側壁91b,91bと、これら側壁91a,91aの下端部から 外方に延びる取付用孔91cもつ取付片91d,91dとから成る振動板本体9 1と、前記上壁91aの幅方向両側から上方に立ち上がる1対の保持片92,9 2とから成り、該振動板90をその取付片91d,91dを介して前記函形本体 20の底壁0の内面にボルト91e等の固定手段により固定する一方、前記上壁 91aの下面中央部に加振機9を取付けると共に、前記各保持片92,92の長 さ方向両端部に主としてウレタンゴムから成る硬質弾性体93をその上端部が前 記吸引播種機22に接触するようにねじ体94と締付板95とから成る固定手段 により固定している。
【0038】 また、図に示す実施例では、前記振動板90の取付片91dに、該振動板90 の前記函形本体20への取付位置が変更できるように取付位置調節用の複数の取 付用孔91cを設けて、該振動板90を前記函型本体20にねじ止めにより取付 ける際、前記取付用孔91cを選択することにより、前記弾性体93による吸引 播種口22aの閉鎖を回避できるようにしている。
【0039】 前記加振機9は、主として電気的に振動を発生させるバイブレータを用いるの であって、振幅を調整するコントローラ(図示せず)を装備して振動振幅を可変 としており、また、この加振機90から発生する振動は前記振動板90及び硬質 弾性体93を介して前記吸引播種板22に伝達される。また、前記加振機9の電 源への接続線路(図示せず)は、前記吸引通路Aを介し前記基体1から引き出し て前記加振機9に接続するのであって、前記接続線路は、例えば100Vの交流 電源をもった電源線路に接続され、前記接続線路には手元スイッチ96を設けて 、該手元スイッチ96のオン、オフ操作により前記加振機9をオン、オフ動作す るようにしている。この手元スイッチ96は、図7に示したように一方の握り体 26における長さ方向中間部に配設して、吸引操作時、吸着作業を行う作業者が 握り体26を握る手で直接操作できるようにしている。前記スイッチ96は、一 方の握り体26の長さ方向中間部に配設して吸引操作時、吸着作業を行う作業者 が握り体26を握る手で操作できるようにしている。
【0040】 次に以上のごとく構成した吸引播種機の作用について説明する。
【0041】 播種作業を行う場合には、先ず、前記脚体17を起立し、前記トレイ置台12 ,13を展開させて水平状に保持し、前記トレイ置台12,13のうち、一方の トレイ置台12に複数の未播種トレイTを積上げて行うのであり、この状態で前 記操作スイッチ18をオン動作して吸引機6を駆動するのである。そして吸着作 業を行うのであるが、この場合には前記フートアーム81は操作しない。従って 、前記吸引ホース61は前記空気連通孔Aに符合し、前記空気通路Aが吸引通路 となるのであって、前記吸引機6から前記支持部材3の中空部、可撓性ホース5 3、接続部52の中空通路52a、二股部材42の通路41、筒状軸43,43 の中空部43a及び吸引チャンバー21に至る空気通路Aを介して前記吸引函2 の吸引播種板22における各吸引播種口22aに吸引作用を与える。
【0042】 次に、前記吸引函2を揺動部材5を介して基体1に対し上方に揺動させ、斯か る状態のもとで前記トレイ置台12に積み上げて予め準備した未播種トレイTの 一つを取出して前記基体1の載置面10にトレイ位置決め体14を介して所定位 置に載置する。
【0043】 そして、前記吸引函2を上方揺動位置で図1及び図4の実線で示したごとく転 回させて、吸引播種板22を上面側に位置させる。すると、該種子タンク23の 開口部23eが下方位置に移動することから、種子タンク23内の種子は前記開 口部23eから吸引播種板22の上面に流れ落ち、該吸引播種板22の各吸引播 種口22aにおける吸引作用により各吸引播種口22a近くに位置する種子は各 吸引播種口22aにそれぞれ吸着されるのである。この吸着操作時、前記手元ス イッチ96を操作して加振機9を駆動することにより、前記加振機9の振動が前 記振動板90及び硬質弾性体93を介して吸引播種板22に伝達され、該吸引播 種板22が振動することにより、該吸引播種板22上の種子の流動性が増大して 速やかに移動させることができ、これにより全ての吸引播種口22aに種子を速 やかに吸引することができ、従って、吸着操作の作業能率を向上させることがで きる。その上、以上のように吸引播種板22に振動を与える場合、一つの吸引播 種口22aに二つの種子が吸着されるといったことも防止でき、一つの吸引播種 口22aには一つの種子を確実に吸着することができる。
【0044】 この場合、特に前記吸引函2の底壁20a内面に吸引播種面22と対向する振 動板90を設けると共に、この振動板90に加振機9を直接取付け、かつ、該振 動板90に前記吸引播種板22に当接する硬質弾性体93を設けたものであるか ら、加振機9の振動を振動板90から硬質弾性体93を介して吸引播種板22に 有効に伝達することができ、それでいて、硬質弾性体93を介して吸引播種板2 2に振動を伝えるため、該硬質弾性体93の弾性変形により振動時における吸引 播種板22への衝撃力を緩和でき、これにより前記振動板90による吸引播種板 22の破損を防止して耐久性を向上できるのである。
【0045】 また、以上のように吸着が終了した後には、前記手元スイッチ96を操作して 加振機9を停止すると共に、前記吸引函2を図1の実線矢印方向に180度転回 させて、図6に示すごとく前記吸引播種板22が下向きに指向する播種位置に位 置するように反転させるのである。この場合、吸引函2の反転により吸引播種板 22には、吸引播種口22aに吸引された種子のみが残り、これら吸引播種口2 2aで吸引されなかった種子は前記開口部23eより種子タンク23に再び収容 される。
【0046】 然かる後、前記吸引函2を下方に揺動させてトレイTの真上位置に吸引函2を 移動させたとき、先ず、吸引函2の後壁20cに設けた前記ガイド体19を前記 基体1の後方側に設ける前記位置決め部材15の湾曲ガイド部15bに当接させ 、該ガイド部15bに沿ってガイド体19を下動すると、前記ガイド体19が前 記位置決め部材15のガイド溝15a内に案内させられるのである。
【0047】 この案内により図6に示したように、前記吸引函2の前後位置は自動的に規制 され位置決めされるのであり、斯くの如く前後位置が規制された状態で前記吸引 函2の左右両側壁20d,20dに設けた前記握り体26,26が前記基体1の 左右両側に設ける左右受体16,16に係合して受止められ、その高さの位置決 めが行われるのであり、また、このとき前記ガイド体19の位置決め部材15に よる規制により前後位置の位置決めも行われるのである。従って、前記吸引函2 は、前記トレイ位置決め体14を介して位置決めされる前記トレイTに対し適正 位置に位置決めされることになる。
【0048】 そして、この後前記手元スイッチ96を操作して加振機9を駆動し、前記吸引 機6と加振機9とを駆動した状態で、前記操作機構8のフートアーム81を踏込 むのである。この踏込み操作により前記連動体82が上動作し、この上動で前記 操作アーム74が揺動し操作軸69が回転するのであり、この回転で前記切換板 63が回転して前記吹出ホース62が空気連通孔65に符合し、前記空気通路A を加圧通路に切換えられるのである。
【0049】 従って、前記吸引チャンバー21が加圧され、この加圧と前記加振機9による 振動とにより、前記吸引播種板22の各吸引播種口22aに吸着した種子をトレ イTの各ポットPにそれぞれ播種することができるのである。
【0050】 尚、以上の実施例では、前記加振機9の駆動停止と前記吸引機6の駆動停止を それぞれ各別に行うように構成したが、前記吸引機6と加振機9とを同時に駆動 及び停止するよう構成してもよく、この場合、例えば一つの接続線路に操作スイ ッチと押圧操作時オフ動作する手元スイッチと前記吸引機5及び加振機9とを直 列に介装し、前記操作スイッチのオン動作により前記吸引機6と加振機9とを同 時に駆動できるようにすると共に、前記手元スイッチの押圧操作により前記吸引 機6と加振機9との駆動を同時に停止できるように構成してもよい。さらには前 記吸引機6のみを用い加振機9を設けない構造としてもよい。
【0051】 また、種子の種類や大きさにより吸引力や排気による加圧力が強過ぎる場合に は、前記接続部52の上面に設けた調整体54の操作により前記空気抜孔52a の開口量を多く調整し、吸引力や排気による加圧力を減少させるのであり、また 、吸引力や排気による加圧力が弱い場合には前記調整体54により前記空気抜孔 52aの開口量を小さく又は閉鎖するように調整し、吸引力や排気による加圧力 を増加させるのであって、斯かる調整により前記種子を、その種類に応じて有効 に落下させることができる。
【0052】
【考案の効果】
以上の如く本考案は、前記吸引函2内に前記吸引播種面22と対向する振動板 90を設けると共に、該振動板90に加振機9を取付けると共に、前記振動板9 0に前記吸引播種面22に当接する硬質弾性体93を設けたから、吸着位置にお いて種子を吸引播種口22aに吸着する吸着操作時には、前記加振機9の振動に より振動板90を直接振動させ、該振動板90から硬質弾性体93を介して吸引 播種面22に前記加振機9の振動を有効に伝達することができるのであり、斯か る吸引播種面22の振動により、吸引播種面22上に供給する種子の流動性を増 大させることができ、吸引播種面22に落下した種子を全ての吸引播種口22a に速やかに吸着させて、播種作業の作業能率を向上させることができ、しかも、 前記振動板90には硬質弾性体93を設けて、該硬質弾性体93を介して吸引播 種面22に振動を伝えるため、該硬質弾性体93の弾性変形により振動時におけ る吸引播種面22への衝撃力を緩和でき、これにより、前記振動板90による吸 引播種面22の破損を防止して耐久性を向上できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案吸引播種機の吸引函の縦断側面図ある。
【図2】同吸引函の縦断正面図である。
【図3】加振機を取付けた振動板の斜視図である。
【図4】本考案吸引播種機の全体側面図である。
【図5】同吸引播種機の全体背面図である。
【図6】播種状態を示す一部省略縦断面図である。
【図7】同吸引函の平面図である。
【図8】揺動部材の一部省略縦断面である。
【図9】基体の一部省略底面図である。
【図10】切換板の作動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基体 2 吸引函2 21 吸引チャンバー 22a 吸引播種口 22 吸引播種面 3 支持部材 6 吸引機 9 加振機 90 振動板 93 硬質弾性体 A 吸引通路 T トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森元 稔 兵庫県養父郡八鹿町朝倉200番地 八鹿鉄 工株式会社内 (72)考案者 松岡 昭雄 兵庫県養父郡八鹿町朝倉200番地 八鹿鉄 工株式会社内 (72)考案者 古屋 功 兵庫県養父郡八鹿町朝倉200番地 八鹿鉄 工株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイTを載置可能とした載置面をもつ
    基体1と、 吸引チャンバー21と該吸引チャンバー21に開口する
    複数の吸引播種口22aを有する吸引播種面22とをも
    つ吸引函2と、 この吸引函2を前記基体1に上下動可能で、かつ、前記
    吸引播種口22aが下向きに指向する播種位置と、上向
    きに指向する吸着位置とに転回可能に支持する支持部材
    3と、 吸引機6と、 この吸引機6と前記吸引チャンバー21とを連通する吸
    引通路Aとを備えた吸引型播種機であって、 前記吸引函2内に前記吸引播種面22と対向する振動板
    90を設けると共に、該振動板90に加振機9を取付け
    ると共に、前記振動板90に前記吸引播種面22に当接
    する硬質弾性体93を設けたことを特徴とする吸引型播
    種機。
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