JP2939806B1 - 播種機 - Google Patents

播種機

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Abstract

【要約】 【課題】 作業中に於ける作業者の手に作用する荷重が
軽減され、播種作業が負担少なく能率的に行えるものと
する。 【解決手段】 種子を吸着するための空気吸引孔4aを
具備した種子吸着用平面板4を設けると共に、前記平面
板4上の種子群を一時的に収容させるためのポケット部
9を設けてなる種子吸着盤1と、前記空気吸引孔4a群
に対応して配置されたポット部を有する育苗トレイを支
持するものとした播種板支持台装置2とを備えた播種機
に於いて、播種板支持台装置2には育苗トレイ支持範囲
よりも前方の一定位置に球面支持体21を設けると共に
前記支持範囲の左右側に受け部材19を設け、また種子
吸着盤1には底面壁5下面に前記球面支持体21が嵌め
込まれる係合部材10を設けると共に左右各側面のポケ
ット部9近傍個所に、球面支持体21が係合部材10に
嵌め込まれた状態の下で前記受け部材19により支持さ
れ且つ種子吸着用平面板4を傾斜状に保持するものとし
た支軸11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜、花などの種
子を育苗トレイの各ポット部に能率的に播種できるよう
にした播種機に関する。
【0002】
【従来の技術】種子吸着盤と種子板支持台装置とを備え
た播種機は存在している。このさい種子吸着盤は、種子
を吸着するための空気吸引孔を一定配列状に形成された
種子吸着用平面板を具備すると共に、前記平面板の一辺
部にこの平面板上の種子群を一時的に収容させるための
ポケット部を設けたものとなされている。また播種板支
持台装置は前記空気吸引孔群に対応して配置されたポッ
ト部を有する育苗トレイを特定位置に水平状に支持する
ものとなされている。
【0003】使用のさいは、各ポット部に床土を入れた
育苗トレイを、播種板支持台装置の一定位置に載置す
る。一方では種子吸着用平面板の上面に適当量の種子を
載せ、この後、種子吸着盤を手で揺り動かすことにより
種子群を前記平面板上で前後左右に流動させ、各空気吸
引孔に単一又は数個の種子を吸着させる。
【0004】この状態となった種子吸着盤をポケット部
が低くなる方向へ手操作により傾斜させて、種子吸着用
平面板上の自由移動可能な種子をポケット部内へ流動さ
せる。これにより流動可能な種子は全てポケット部内に
収容される。この収容状態の下で、各空気吸引孔に種子
が吸着されているか否かを確認し、この吸着が完全でな
ければ再度、上記した吸着操作を繰り返し、一方その吸
着が完全であれば種子吸着盤をポケット部内に収容され
た種子を落下させないように手操作により反転させ、育
苗トレイの真上に位置するように播種板支持台装置上に
載置する。
【0005】この後、各空気吸引孔の空気吸引力を消失
させて、これに吸着されている種子を自重により落下さ
せる。こうして落下された各種子は育苗トレイの各ポッ
ト部内の床土上に達する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の播種機
では、種子吸着盤に種子を吸着させたり、吸着状態を確
認したり或いは、種子吸着盤を反転させたりするさい、
作業者の手に大きな荷重が作用したり無理な操作姿勢が
必要となるなど、作業者の負担が大きいという問題があ
る。また、種子には色々な種類があり、且つ形状も不定
形であって上記の種子落下にさいし、種子が吸着盤の吸
引孔に引掛って落ちないトラブルとなるのであり、これ
を確実に防止するにはバイブレーター器具で振動を与え
たりする面倒な作業も必要となってくる。本発明はこの
問題を解消することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、種子を吸着するための空気吸引孔を一
定配列状に形成された種子吸着用平面板を具備すると共
に、前記平面板の一辺部にこの平面板上の種子群を一時
的に収容させるためのポケット部を設けてなる種子吸着
盤と、前記空気吸引孔群に対応して配置されたポット部
を有する育苗トレイを特定位置に水平状に支持するもの
とした播種板支持台装置とを備えた播種機に於いて、播
種板支持台装置には育苗トレイ支持範囲よりも前方でこ
の支持範囲の左右方向概ね中央位置の一定高さ位置に球
面支持体を設けると共に前記支持範囲の左右側に受け部
材を対状に設け、また種子吸着盤には盤下面に前記球面
支持体が嵌め込まれる係合部材を設けると共に左右各側
面のポケット部側個所に、球面支持体が係合部材に嵌め
込まれた状態の下で前記受け部材により支持され且つ前
記平面板を傾斜状に保持するものとした支軸を設ける。
【0008】種子吸着盤に種子を吸着させるさいは、球
面支持体を係合部材に嵌め込むと共に種子吸着盤をこれ
を持った手で揺り動かすようにする。このさい、種子吸
着盤の重量の殆どが球面支持体に支持される。また全て
の空気吸引孔に種子が吸着されたことを確認するさい球
面支持体で支持された種子吸着盤を球面支持体廻りへ傾
斜させるようにするのであり、このさいも種子吸着盤の
重量の殆どは球面支持体に支持されるため傾斜操作する
手に作用する荷重は小さいものとなる。また種子吸着盤
を反転するさい受け部材に支持された支軸廻りへ揺動さ
せるようにするのであり、このさい種子吸着盤の重量が
受け部材に分担されるため反転操作する手に作用する荷
重は小さくなる。また前記した各処理は人間の基本的な
動作により行えるものであって作業者に無理な姿勢によ
る操作を強いるものとならない。
【0009】本発明はさらに次のように具体化する。即
ち、播種板支持台装置の育苗トレイ支持範囲よりも手前
側でこの支持範囲の左右側にのみ1対の種子吸着盤用支
持部を設け、種子吸着盤が前記支持範囲の左右側の受け
部材で支持された状態の支軸廻りへ倒伏されて反転され
たとき、種子吸着盤が育苗トレイ上面の近距離位置で支
持される構成となす。
【0010】これによれば、種子吸着盤が支持点の4点
以外は空中で浮いた状態に支持されるものとなるため、
播種板支持台側の土が種子吸着盤に付着し難くなると共
に種子吸着盤が叩き操作により効果的に振動して、空気
吸引孔に引っ掛かった種子が落下し易くなる。また、近
距離で迅速且つ的確なトレイ内への種子落下を可能とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る播種機の一実施例を
図1〜図5を参照して説明する。図1及び図2に於い
て、1は種子吸着盤で、2は育苗トレイ3を支持するた
めの播種板支持台装置である。
【0012】先ず、種子吸着盤1について説明する。全
体は四角形の偏平状箱体となしてある。箱体の上面壁を
なす種子吸着用平面板4には一定配列となされ直径凡そ
1.5mm程度以下となされた多数の空気吸引孔4aが
形成してあり、この平面板4と底面壁5との間の空間h
(図3参照)には箱体の一方の側面壁6aに形成された
接続口7を介して空気吸引管8が接続されている。
【0013】種子吸着用平面板4の上面の周囲には周壁
部aが突出状に形成されており、このさい周壁部aの一
辺部には図3に示すように前記平面板4に沿わせた面部
b1と前記平面板側へ向かう面部b2とが付加されてポ
ケット部9が形成されている。
【0014】そして箱体の底面壁5の下面の概ね中央に
は凹み形状となされた係合部材10が設けてあり、また
箱体の左右の側面壁6a、6bのポケット部9寄り側に
は左右方向へ張り出された支軸11、11が設けてあ
る。
【0015】次に播種板支持台装置2について説明す
る。この装置2は、アングル材cを方形状に枠組みして
なる台枠12と、この台枠12の手前側及び前方側に装
着された手前側位置決め板13及び前方側位置決め板1
4と、手前側及び前方側位置決め板13、14の間に位
置した台枠12部分に固着された載置板15と、この載
置板15の左側となる台枠12部分に設けた左側位置決
め板16とを備えている。
【0016】このさい、手前側位置決め板13、前方側
位置決め板14及び左側位置決め板16の各々は概ね鈎
形となし、その水平支持面部d1に長孔eを形成し、こ
の長孔eに挿通されるボルトとこれに螺合される蝶ナッ
ト17を介して台枠12に長孔e方向の位置調整可能に
装着されるのであり、これら位置決め板13、14、1
6の垂直面部d2で囲まれた範囲でしかも載置台15の
上方となる個所が育苗トレイ支持範囲をなす。
【0017】台枠12の前記育苗トレイ支持範囲よりも
前部には起立枠18が形成してあり、この起立枠18は
前記育苗トレイ支持範囲の左右側に配置した一対の支柱
部材g1、g2とこれら支柱部材g1、g2の上端を結
合させた水平部材g3からなっている。
【0018】一対の支柱部材g1、g2の各々の上部に
は受け部材19を張出し状に固定し、また図4に示すよ
うに水平部材g3の概ね中央個所には支持棒20を起立
させ、この支持棒20の先端に球面支持体21を固定さ
せている。さらに台枠12の前記育苗トレイ支持範囲よ
りも手前部でこの支持範囲の左右側に種子吸着用支持部
22をなす支柱部材が対状に設けてある。
【0019】上記した播種板支持台装置2の右側には図
2に示すように取付板23を介して開閉弁24及び空気
調節弁25が装着してあり、前記空気吸引管8はこれら
開閉弁24及び空気調節弁25を介して図示しない空気
吸引装置に接続されている。また上記育苗トレイ3は樹
脂材で成形され高さ数cm程度で平面視四角状となされ
たもので、床土を入れるための多数のポット部3aが前
後左右方向の整列状態に配置されたものである。
【0020】次に上記のように構成した本実施例品の使
用例及びその作用を説明する。蝶ナット17を操作して
3つの位置決め板13、14、16を必要に応じて移動
させることにより、播種板支持台装置2に於ける育苗ト
レイ支持範囲の位置や大きさを適当に決定する。
【0021】この後、各ポット部3aに床土の入れられ
た1つの育苗トレイ3を上記育苗トレイ支持範囲に上方
から載置し、その左側面を左側位置決め板16に密接さ
せる。これにより育苗トレイ3は底面を載置板15に支
持され、左側面を左側位置決め板16に位置決めされ、
前後側面を前方側及び手前側の位置決め板13、14に
位置決めされるほか、周縁を3つの位置決め板13、1
4、16の上縁で支持されるものとなる。
【0022】一方、種子吸着盤1は図3に示すようにこ
れの支軸11、11を受け部材19、19の溝内に嵌め
込んだ状態で支軸11、11廻りへ揺動させることによ
り、球面支持体21が係合部材10に嵌まり込んだ状態
とする。これにより種子吸着盤1は播種板支持台装置2
により図1に示す傾斜状態に保持される状態となる。
【0023】この状態の下で、種子吸着盤1の種子吸着
用平面板4の上に播種すべき例えば直径0.3〜1mm
程度の野菜などの種子w(図2参照)の多数を供給す
る。このように供給された種子w群は自重により種子吸
着用平面板4上を下方へ流動してポケット部9に収容さ
れる。
【0024】また図示しない空気吸引装置を作動させ、
開閉弁24を開放すると共に絞り弁25を適当に絞り操
作して、種子吸着盤1の種子吸着用平面板4と底面壁5
との間の空間h(図3参照)から空気を適当流量で吸引
させる。これにより各空気吸引孔4aから適当な勢いで
空気が吸引されるものとなる。
【0025】次に種子吸着盤1が係合部材10を介して
球面支持体21に支持された状態の下で、種子吸着盤1
のポケット部9近傍の左右部を手で持って手前に引き出
すようにし、その支軸11、11を播種板支持台装置2
の受け部材19、19から離脱させ、さらにポケット部
9近傍の左右部を上方へ揺動させて、種子吸着盤1を概
ね水平姿勢とする。このさい、種子吸着盤1の重量は球
面支持体21に支持されるため、作業者の手には大きな
荷重は作用するものとならない。
【0026】この後、図4に示すように種子吸着盤1を
持った手を上下に移動させることにより、種子吸着盤1
を前後左右に適当に繰り返し揺動させる。これにより、
ポケット部9内の種子w群は種子吸着用平面板4上を前
後左右へ流動し、各空気吸引孔4a上に位置した種子w
がこの吸引孔4aに作用する負圧により吸着され、遂に
は全ての空気吸引孔4aに一つ或いは数個の種子wが吸
着されるものとなる。
【0027】このような種子wの吸着操作を適当時間に
亘って実施した後、種子吸着盤1を持った手を降下させ
て、その支軸11、11を受け部材19、19に再度、
支持させ、図1に示す状態とする。これにより、空気吸
引孔4aに吸着されている種子w以外の種子wが自重に
より種子吸着用平面板4上を下方へ流動して再びポケッ
ト部9内に収容される。
【0028】この状態の下で、作業者は全ての空気吸引
孔4aに種子が吸着されていることを確認するのであ
る。種子wの吸着が完全に行われてないときは上記した
種子吸着操作を再度、繰り返すようにし、種子wの吸着
が完全に行われた状態となす。余分に吸着したり、引掛
かり状態となっているものは吸着盤側面を軽く手で叩い
てやれば簡単に落下してポケット部9内に保留されるも
のとなる。
【0029】こうして種子wの吸着が完全に行われた後
は、種子吸着盤1を手で持って支軸11、11廻りの下
方へ揺動させて反転状態となす。これにより種子吸着盤
1の手前部の左右端部は種子吸着盤用支持部22、22
に支持される。これにより、種子吸着盤1の種子吸着用
平面板4は育苗トレイ3と近接して平行状に対向すると
共に、一つの空気吸引孔4aと一つのポット部3aとが
対応する関係となる。このさいの操作では、種子吸着盤
1の重量が受け部材19、19でも支持されるため、作
業者の手に大きな荷重は作用するものとならない。
【0030】次に開閉弁24を閉鎖する。これにより各
空気吸引孔4aの空気吸引力は消失するため、各空気吸
引孔4aに吸着された種子wは自由落下し、その対応す
るポット部3a内の床土上に達する。
【0031】このさい種子wが空気吸引孔4aに引っ掛
かって自然に落下しないことがあるのであり、これを防
止するため作業者は種子吸着盤1の側部を手で軽くトン
トンと叩くようにする。この叩きによる振動は、種子吸
着盤1が受け部材19、19や種子吸着盤用支持部材2
2、22により4点支持されているため効果的に種子吸
着用平面板4に伝播されるのであり、従って空気吸引孔
4aに引っ掛かっている種子wは確実に分離されて落下
するものとなる。この落下した種子wは各ポット部3a
に確実に播種されるのである。
【0032】この後、種子吸着盤1の手前部を手で持っ
て、それを支軸11、11廻りの上方へ揺動させ、再
度、図5の姿勢に保持させる。この状態の下で、播種の
終了した育苗トレイ3を播種板支持台装置2から取り外
すようにする。
【0033】以後は必要に応じ、新しい育苗トレイ3を
播種板支持台装置2に載せ、図5の状態となされている
種子吸着盤1の支軸11、11側を手で持って持ち上げ
ることにより図2に示した所要の操作を繰り返す。な
お、ポケット部9の種子wの量が少なくなったときは補
給する。
【0034】
【発明の効果】上記した本発明によれば、種子吸着盤に
種子を吸着させるさい種子吸着盤のほぼ全重量を係合部
材を介して球面支持体に支持させた状態の下で行え、ま
た吸着状態を確認するさい種子吸着板を球面支持体を支
点として揺動させた後、受け部材に支軸を支持させて播
種盤支持台装置に種子吸着盤を一定の傾斜姿勢に保持さ
せた状態で行うことができ(種子同士で干渉し合ってい
るものが、傾斜姿勢で重力作用で自然落下するほか、傾
斜面となっているので0.2mm程度の小さな種子でも
大変見易く検種が容易となる)、また種子吸着盤を反転
させるさいは種子吸着盤を受け部材で支持された状態の
支軸の廻りへ揺動させるようにして行うことができるの
であり、これにより作業者の手に作用する荷重が軽減さ
れ、播種作業が負担少なく能率的に行えるものとなる。
【0035】請求項2によれば、種子吸着盤がこれの反
転状態で受け部材及び種子吸着盤用支持部材により4点
支持されるようになるため、種子吸着盤を素手で軽く叩
くことにより種子吸着盤が効果的に振動して種子吸着用
平面板に引っ掛かった種子が落下するものとなり、また
種子盤が終始空中に浮いた状態で播種板受台との接触が
ないことから種子板支持台装置側に存在する土が種子吸
着盤に付着し難くなって、土による種子吸着盤の目詰ま
りなどによる作用不良が良く防止されるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る播種機の斜視図であ
る。
【図2】上記播種機により種子吸着操作を行っている状
態を示す図である。
【図3】上記播種機の種子吸着盤の中央縦断面図であ
る。
【図4】上記播種機に於ける種子吸着盤の水平支持状態
を示す図である。
【図5】上記播種機に於ける種子吸着盤の傾斜支持状態
を示す図である。
【符号の説明】
1 種子吸着盤 2 播種板支持台装置 3 育苗トレイ 3a ポット部 4 種子吸着用平面板 4a 空気吸引孔 9 ポケット部 10 係合部材 11 支軸 19 受け部材 21 球面支持体 22 種子吸着盤用支持部 w 種子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種子を吸着するための空気吸引孔を一定
    配列状に形成された種子吸着用平面板を具備すると共
    に、前記平面板の一辺部にこの平面板上の種子群を一時
    的に収容させるためのポケット部を設けてなる種子吸着
    盤と、前記空気吸引孔群に対応して配置されたポット部
    を有する育苗トレイを特定位置に水平状に支持するもの
    とした播種板支持台装置とを備えた播種機に於いて、播
    種板支持台装置には育苗トレイ支持範囲よりも前方でこ
    の支持範囲の左右方向概ね中央位置の一定高さ位置に球
    面支持体を設けると共に前記支持範囲の左右側に受け部
    材を対状に設け、また種子吸着盤には底面壁下面に前記
    球面支持体が嵌め込まれる係合部材を設けると共に左右
    各側面のポケット部近傍個所に、球面支持体が係合部材
    に嵌め込まれた状態の下で前記受け部材により支持され
    且つ前記平面板を傾斜状に保持するものとした支軸を設
    けたことを特徴とする播種機。
  2. 【請求項2】 播種板支持台装置の育苗トレイ支持範囲
    よりも手前側でこの支持範囲の左右側にのみ1対の種子
    吸着盤用支持部を設け、種子吸着盤が前記支持範囲の左
    右側の受け部材で支持された状態の支軸の廻りへ倒伏さ
    れたとき、種子吸着盤が育苗トレイ上面の近距離位置で
    支持されるものとなることを特徴とする請求項1記載の
    播種機。
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