JPH0617408A - 駐車場のロックポール浮沈装置 - Google Patents
駐車場のロックポール浮沈装置Info
- Publication number
- JPH0617408A JPH0617408A JP17575192A JP17575192A JPH0617408A JP H0617408 A JPH0617408 A JP H0617408A JP 17575192 A JP17575192 A JP 17575192A JP 17575192 A JP17575192 A JP 17575192A JP H0617408 A JPH0617408 A JP H0617408A
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- Japan
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- pole
- lock pole
- cap
- lock
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の車輪により頻繁に踏み付けられても
駆動機構が破損したり、障害が生じたりせず、また雨水
・塵埃が内部機構に悪影響を及ぼしたりすることもない
実用的な駐車場のロックポール浮沈装置を提供するこ
と。 【構成】 ロックポールを浮沈動せしめる機構部を防水
ハウジングの中にセットし、この防水ハウジングをベー
スキャップで地盤に固定して水密に地中に埋設するとと
もに、ロックポールが出入するベースキャップのポール
孔部分を防水補強キャップによって完全に防水・防塵
し、併せてロックポールの頭部を車輪の衝撃・荷重から
ガードした。 【効果】 上記目的が達成され、かつ防水ハウジングを
ベースキャップから取り外すだけで内部機構を取り出せ
るので修理も簡単になった。
駆動機構が破損したり、障害が生じたりせず、また雨水
・塵埃が内部機構に悪影響を及ぼしたりすることもない
実用的な駐車場のロックポール浮沈装置を提供するこ
と。 【構成】 ロックポールを浮沈動せしめる機構部を防水
ハウジングの中にセットし、この防水ハウジングをベー
スキャップで地盤に固定して水密に地中に埋設するとと
もに、ロックポールが出入するベースキャップのポール
孔部分を防水補強キャップによって完全に防水・防塵
し、併せてロックポールの頭部を車輪の衝撃・荷重から
ガードした。 【効果】 上記目的が達成され、かつ防水ハウジングを
ベースキャップから取り外すだけで内部機構を取り出せ
るので修理も簡単になった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車場のロックポール
の改良、詳しくは、自動車の車輪に頻繁に踏み付けられ
ても破損せず、しかも雨水・塵埃が地中に埋設されたロ
ックポールやモーターなど駆動部に障害を与えることも
ない頑丈でシール性が秀れた駐車場のロックポール浮沈
装置に関するものである。
の改良、詳しくは、自動車の車輪に頻繁に踏み付けられ
ても破損せず、しかも雨水・塵埃が地中に埋設されたロ
ックポールやモーターなど駆動部に障害を与えることも
ない頑丈でシール性が秀れた駐車場のロックポール浮沈
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車社会の到来により、都市部では何
処へ行っても自動車の置くべき駐車場を探すのに困る。
このようなことから、近年、一般道路の路側や広場を境
界パイプや境界ブロック等で仕切って駐車スペースを形
成し、こうして形成された駐車スペースの進退出側の地
盤に機械的に浮沈動するロックポールを埋設して、この
ロックポールをトールパーキングメーターで連動制御す
るようにした有料駐車システムが提案されるに及んで道
路管理者や公安委員会などに歓迎され、広く採用される
ようになってきた。
処へ行っても自動車の置くべき駐車場を探すのに困る。
このようなことから、近年、一般道路の路側や広場を境
界パイプや境界ブロック等で仕切って駐車スペースを形
成し、こうして形成された駐車スペースの進退出側の地
盤に機械的に浮沈動するロックポールを埋設して、この
ロックポールをトールパーキングメーターで連動制御す
るようにした有料駐車システムが提案されるに及んで道
路管理者や公安委員会などに歓迎され、広く採用される
ようになってきた。
【0003】ところで、ロックポールを浮沈動させて駐
車を許否管理する方式の駐車設備にあっては、従来、次
のような難点があった。
車を許否管理する方式の駐車設備にあっては、従来、次
のような難点があった。
【0004】その一つは、自動車が出入りする際に車輪
がロックポールの上端を踏み付けることが多く、そのた
め自動車の荷重がロックポールを介しモーターや送り機
構部分に衝撃を与え、その頻繁な繰り返しによって内部
構造の故障を招くということである。
がロックポールの上端を踏み付けることが多く、そのた
め自動車の荷重がロックポールを介しモーターや送り機
構部分に衝撃を与え、その頻繁な繰り返しによって内部
構造の故障を招くということである。
【0005】もう一つの問題は、ロックポールが浮沈動
する際に周囲の隙間から雨水や塵埃が入り込んで、電気
系統に障害を与えたり、昇降機構部に挟まり込んで破損
させたりするということである。
する際に周囲の隙間から雨水や塵埃が入り込んで、電気
系統に障害を与えたり、昇降機構部に挟まり込んで破損
させたりするということである。
【0006】しかして、一旦、ロックポールが故障する
と、交通量の多い都市部の道路では道路を掘り起こして
修理をしなければならぬところから、通行止めや片側通
行等の交通規制が行なうことが必要となり、円滑な道路
交通を阻害することが多かったのである。
と、交通量の多い都市部の道路では道路を掘り起こして
修理をしなければならぬところから、通行止めや片側通
行等の交通規制が行なうことが必要となり、円滑な道路
交通を阻害することが多かったのである。
【0007】
【解決すべき技術的課題】本発明は、ロックポールを浮
沈させる従来装置に前述の如き難点があったことに鑑み
て為されたもので、自動車の車輪が頻繁に踏み付けても
破損せず、しかも雨水・塵埃からロックポールの内部機
構やモーターなど駆動部を故障させることのない頑丈で
シール性の秀れた駐車場のロックポール浮沈装置を提供
するを技術的課題とするものである。
沈させる従来装置に前述の如き難点があったことに鑑み
て為されたもので、自動車の車輪が頻繁に踏み付けても
破損せず、しかも雨水・塵埃からロックポールの内部機
構やモーターなど駆動部を故障させることのない頑丈で
シール性の秀れた駐車場のロックポール浮沈装置を提供
するを技術的課題とするものである。
【0008】
【課題解決のために採用した手段】本発明者が上記技術
的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
【0009】即ち、本発明は、地中に埋設される防水ハ
ウジング1なる地中カバー手段と;この防水ハウジング
1の底部に設置せる正逆回転可能なモーター2なる駆動
手段と;このモーター2の出力軸21に接続された状態で
前記防水ハウジング1の中に内装され、同モーター2が
正転または逆転することにより螺合されたランナー3を
軸方向に沿って上昇または下降せしめるスクリューロッ
ド4なる伸出・引込手段と;前記ランナー3に固定され
ており、同ランナー3が下限位置にあるときは全長の大
部分が防水ハウジング1の中へ被包されると共に、同ラ
ンナー3が上限位置まで上昇したときに車両ロックの高
さに達するロックポール5という車両の退出阻止手段
と;中心部に前記ロックポール5が出入するポール孔61
を有し、かつ、それ自身は前記防水ハウジング1の上部
口縁11を地盤Gに固定せるベースキャップ6なるハウジ
ングの安定・シール手段と;このベースキャップ6のポ
ール孔61の周囲に被着固定されると共に、中心部には前
記ポール孔61に連通する沈み穴71を有し、防水ハウジン
グ1中への雨水・塵埃の紛入を防止せる防水補強キャッ
プ7なるロックポールの頭部保護シール手段とを採択
し、これらを巧みに連関統合したことによって前述の技
術的課題を満足し得る駐車場のロックポール浮沈装置を
実現したのである。
ウジング1なる地中カバー手段と;この防水ハウジング
1の底部に設置せる正逆回転可能なモーター2なる駆動
手段と;このモーター2の出力軸21に接続された状態で
前記防水ハウジング1の中に内装され、同モーター2が
正転または逆転することにより螺合されたランナー3を
軸方向に沿って上昇または下降せしめるスクリューロッ
ド4なる伸出・引込手段と;前記ランナー3に固定され
ており、同ランナー3が下限位置にあるときは全長の大
部分が防水ハウジング1の中へ被包されると共に、同ラ
ンナー3が上限位置まで上昇したときに車両ロックの高
さに達するロックポール5という車両の退出阻止手段
と;中心部に前記ロックポール5が出入するポール孔61
を有し、かつ、それ自身は前記防水ハウジング1の上部
口縁11を地盤Gに固定せるベースキャップ6なるハウジ
ングの安定・シール手段と;このベースキャップ6のポ
ール孔61の周囲に被着固定されると共に、中心部には前
記ポール孔61に連通する沈み穴71を有し、防水ハウジン
グ1中への雨水・塵埃の紛入を防止せる防水補強キャッ
プ7なるロックポールの頭部保護シール手段とを採択
し、これらを巧みに連関統合したことによって前述の技
術的課題を満足し得る駐車場のロックポール浮沈装置を
実現したのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を添附図面に示す実施例に従っ
て更に詳しく説明する。
て更に詳しく説明する。
【0011】図面上、符号1で指示するものは、本実施
例のロックポール装置が内装されるFRP(繊維強化プ
ラスチック)製のハウジングであり、上部にはフランジ
形の口縁11を持った有底筒状に構成されている。
例のロックポール装置が内装されるFRP(繊維強化プ
ラスチック)製のハウジングであり、上部にはフランジ
形の口縁11を持った有底筒状に構成されている。
【0012】符号2で指示するものは、減速機構部22を
一体的に組み込んで所定の低速度で正逆回転可能なギア
ードモーターであり、出力軸21を上端に備える。
一体的に組み込んで所定の低速度で正逆回転可能なギア
ードモーターであり、出力軸21を上端に備える。
【0013】このモーター2の出力軸21には、ランナー
3を螺合せしめたスクリューロッド4が接続され、ラン
ナー3には筒形のロックポール5が固定され、更に同ロ
ックポール5の周囲は直状スリット81を切込み形成した
インナーパイプ8で被包されている。そして、ランナー
3には側面にコンタクトピン31が突設してあり、このコ
ンタクトピン31が前記インナーパイプ8のスリット81か
ら突出しているため、スクリューロッド4が回転した際
の回転は阻止され、当該スクリューロッド4に沿って昇
降運動を行なうとともに、同コンタクトピン31は図1お
よび図2に示すごとく、前記インナーパイプ8のスリッ
ト81の上部付近に付設された上限リミットスイッチR1
と同スリットの下部付近に付設された下限リミットスイ
ッチR2に接触することによってロックポール5の上限
位置および下限位置を検出できる構造になっている。
3を螺合せしめたスクリューロッド4が接続され、ラン
ナー3には筒形のロックポール5が固定され、更に同ロ
ックポール5の周囲は直状スリット81を切込み形成した
インナーパイプ8で被包されている。そして、ランナー
3には側面にコンタクトピン31が突設してあり、このコ
ンタクトピン31が前記インナーパイプ8のスリット81か
ら突出しているため、スクリューロッド4が回転した際
の回転は阻止され、当該スクリューロッド4に沿って昇
降運動を行なうとともに、同コンタクトピン31は図1お
よび図2に示すごとく、前記インナーパイプ8のスリッ
ト81の上部付近に付設された上限リミットスイッチR1
と同スリットの下部付近に付設された下限リミットスイ
ッチR2に接触することによってロックポール5の上限
位置および下限位置を検出できる構造になっている。
【0014】本実施例におけるロックポール5は頭部が
着脱可能になっているが、その構造は、次のとおりであ
る。即ち、本実施例に使用されるロックポール5の頭部
は、ポールの上端5aに載置される頭冠体51と;ポール上
端5aから螺入され、防水シール52を挾み込んだ状態で固
定ボルト54によって頭冠体51を連結固定するナット53
と;前記頭冠体51に配設された自動車検出用の近接スイ
ッチ55とを備えている。それゆえ、本実施例のロックポ
ール浮沈装置は、例えば図4に示す駐車場に設置したと
すると、自動車が図5に示すように正しい位置に停止し
たときにはロックポール5は上端位置にまで上昇して駐
車を許容し、また自動車が図6に示すように不完全な位
置で停止したときにはロックポール5の上端の近接スイ
ッチが自動車を検出して当該ロックポール5の上昇を止
め、パーキングメーターの警報器を発信する等して運転
者に注意を促すことができる。なお、本実施例のロック
ポール浮沈装置を図4の駐車場における車両出入許否手
段として採用する場合には、図7のフローシートに示す
ごとき駐車場管理が可能になる。
着脱可能になっているが、その構造は、次のとおりであ
る。即ち、本実施例に使用されるロックポール5の頭部
は、ポールの上端5aに載置される頭冠体51と;ポール上
端5aから螺入され、防水シール52を挾み込んだ状態で固
定ボルト54によって頭冠体51を連結固定するナット53
と;前記頭冠体51に配設された自動車検出用の近接スイ
ッチ55とを備えている。それゆえ、本実施例のロックポ
ール浮沈装置は、例えば図4に示す駐車場に設置したと
すると、自動車が図5に示すように正しい位置に停止し
たときにはロックポール5は上端位置にまで上昇して駐
車を許容し、また自動車が図6に示すように不完全な位
置で停止したときにはロックポール5の上端の近接スイ
ッチが自動車を検出して当該ロックポール5の上昇を止
め、パーキングメーターの警報器を発信する等して運転
者に注意を促すことができる。なお、本実施例のロック
ポール浮沈装置を図4の駐車場における車両出入許否手
段として採用する場合には、図7のフローシートに示す
ごとき駐車場管理が可能になる。
【0015】更に、本実施例にあっては、このインナー
パイプ8と上記モーター2との間にはボトムフランジ9
が介在され、後述のベースキャップ6との間を長寸のス
テーボルト91・91・91によって連結することによって、
前記モータ2、ランナー3、スクリューロッド4、ロッ
クポール5、インナーパイプ8などの内部構造部品は全
てベースキャップ6に吊下状態で地盤Gに支えられるこ
とになる。
パイプ8と上記モーター2との間にはボトムフランジ9
が介在され、後述のベースキャップ6との間を長寸のス
テーボルト91・91・91によって連結することによって、
前記モータ2、ランナー3、スクリューロッド4、ロッ
クポール5、インナーパイプ8などの内部構造部品は全
てベースキャップ6に吊下状態で地盤Gに支えられるこ
とになる。
【0016】符号6で指示するベースキャップの裏面に
は、上述の各機構部品2〜91を一体に組み込んだ上記ハ
ウジング1の口縁11をネジ止固定して、これを地盤Gに
開設した堀り穴に固定する。このベースキャップ6とハ
ウジング口縁11の間にはガスケット12を挾入してあり、
ハウジング1内へ雨水・塵埃が侵入するのを阻止できる
ようになっている。
は、上述の各機構部品2〜91を一体に組み込んだ上記ハ
ウジング1の口縁11をネジ止固定して、これを地盤Gに
開設した堀り穴に固定する。このベースキャップ6とハ
ウジング口縁11の間にはガスケット12を挾入してあり、
ハウジング1内へ雨水・塵埃が侵入するのを阻止できる
ようになっている。
【0017】符号6は、剛性に富んだ金属材料をドーナ
ツ円盤状に成形して成るベースキャップであり、中央の
ポール孔61の周りは分厚く作ってある。そして、このベ
ースキャップにおけるポール孔61の内周部には合成ゴム
で成形した4個のシール環62が内装されている。このた
め、ポール孔61を浮沈動するロックポール5はシール環
62・62・62・62に摺接し、雨水や塵埃の侵入を完全に阻
止できる。
ツ円盤状に成形して成るベースキャップであり、中央の
ポール孔61の周りは分厚く作ってある。そして、このベ
ースキャップにおけるポール孔61の内周部には合成ゴム
で成形した4個のシール環62が内装されている。このた
め、ポール孔61を浮沈動するロックポール5はシール環
62・62・62・62に摺接し、雨水や塵埃の侵入を完全に阻
止できる。
【0018】次に、符号7で指示するものは剛性金属材
料が作製された截頭円錐形の防水補強キャップであり、
中央部にロックポール5が出入する沈み穴71を有する。
この防水補強キャップ7は、沈み穴71を上記ベースキャ
ップ6のポール孔61に合致させた状態でベースキャップ
6に固定される(図1および図6参照)。
料が作製された截頭円錐形の防水補強キャップであり、
中央部にロックポール5が出入する沈み穴71を有する。
この防水補強キャップ7は、沈み穴71を上記ベースキャ
ップ6のポール孔61に合致させた状態でベースキャップ
6に固定される(図1および図6参照)。
【0019】本実施例における防水補強キャップ7の沈
み穴71には、合成ゴムを挟み込んだバネ鋼製のシールリ
ング72がネジ止めしてあり、沈み穴71上に入った雨水は
補強キャップ上面に穿設された排水スリット73から外方
へ流出されることになる。
み穴71には、合成ゴムを挟み込んだバネ鋼製のシールリ
ング72がネジ止めしてあり、沈み穴71上に入った雨水は
補強キャップ上面に穿設された排水スリット73から外方
へ流出されることになる。
【0020】本実施例のロックポール浮沈装置は概ね上
記のように構成されるが、本発明は図示の実施例に限定
されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載
内において種々の設計変更が可能であることは言うまで
もない。
記のように構成されるが、本発明は図示の実施例に限定
されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載
内において種々の設計変更が可能であることは言うまで
もない。
【0021】
【発明の効果】以上、実施例をもって説明したとおり、
本発明のロックポール浮沈装置にあっては、ベースキャ
ップによって地中に埋設される防水ハウジングを完全な
シール状態でシッカリと地盤に固定する構造が採られて
いるために、自動車が踏み付けても決してハウジングに
内装された機構部品に無理な荷重が加わることがなく、
しかもハウジング内部への雨水・塵埃の侵入を阻止する
ことが可能である。
本発明のロックポール浮沈装置にあっては、ベースキャ
ップによって地中に埋設される防水ハウジングを完全な
シール状態でシッカリと地盤に固定する構造が採られて
いるために、自動車が踏み付けても決してハウジングに
内装された機構部品に無理な荷重が加わることがなく、
しかもハウジング内部への雨水・塵埃の侵入を阻止する
ことが可能である。
【0022】また、本発明のロックポール浮沈装置にあ
っては、ロックポールが出入りするポール孔の周囲を補
強防水キャップによって更に防水し、しかも、この補強
防水キャップには沈み穴が設けられてあるので、沈下状
態のロックポール上端は表面に突出しないことになるの
で、車輪の踏み付けによって破損することもないのであ
る。
っては、ロックポールが出入りするポール孔の周囲を補
強防水キャップによって更に防水し、しかも、この補強
防水キャップには沈み穴が設けられてあるので、沈下状
態のロックポール上端は表面に突出しないことになるの
で、車輪の踏み付けによって破損することもないのであ
る。
【0023】このように本発明によれば、従来この種の
ロックポール浮沈装置において欠点とされた問題点を悉
く解消することができるのみならず、補修する必要が生
じたときにはベースキャップと防水ハウジングを取り外
せば簡単に抜き出すことができるのであり、その実用的
価値は頗る大きい。
ロックポール浮沈装置において欠点とされた問題点を悉
く解消することができるのみならず、補修する必要が生
じたときにはベースキャップと防水ハウジングを取り外
せば簡単に抜き出すことができるのであり、その実用的
価値は頗る大きい。
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視説明図である。
【図2】本実施例のロックポール浮沈装置を設置した状
態を表わす断面図である。
態を表わす断面図である。
【図3】本実施例装置における防水補強キャップ部分の
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図4】本実施例のロックポールを駐車場に設置した使
用例の平面図である。
用例の平面図である。
【図5】図4の駐車場に自動車が正しく駐車した状態を
表わす説明図である。
表わす説明図である。
【図6】図4の駐車場に自動車が不適正に駐車した状態
を表わす説明図である。
を表わす説明図である。
【図7】図4の駐車場における車両出入許否手段とし
て、本実施例のロックポール浮沈装置を採用した場合の
制御関係を例示したフローシートである。
て、本実施例のロックポール浮沈装置を採用した場合の
制御関係を例示したフローシートである。
1 防水ハウジング 2 モーター 21 出力軸 3 ランナー 4 スクリューロッド 5 ロックポール 55 近接スイッチ 6 ベースキャップ 61 ポール孔 7 防水補強キャップ G 地盤 R1 上限リミットスイッチ R2 下限リミットスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (3)
- 【請求項1】 地中に埋設される防水ハウジングと;こ
の防水ハウジングの底部に設置せる正逆回転可能なモー
ターと;このモーターの出力軸に接続された状態で前記
防水ハウジング内に内装され、同モーターが正転または
逆転することにより螺合されたランナーを軸方向に沿っ
て上昇または下降せしめるスクリューロッドと;前記ラ
ンナーに固定されており、同ランナーが下限位置にある
ときは全長の大部分が防水ハウジングに被包されると共
に、同ランナーが上限位置まで上昇したときに車両ロッ
クの高さに達するロックポールと;中心部に前記ロック
ポールが出入するポール孔を有し、かつ、それ自身は前
記防水ハウジングの上部口縁を地盤に固定せるベースキ
ャップと;このベースキャップのポール孔周囲に被着固
定されると共に、中心部には前記ポール孔に連通する沈
み穴を有し、防水ハウジング内への雨水・塵埃の紛入を
防止するシールせる防水補強キャップとを包含したこと
を特徴とする駐車場のロックポール浮沈装置。 - 【請求項2】 ロックポール上端に近接スイッチが内蔵
されており、ポール上端が自動車ボディーに所定距離を
超えて近接したとき近接探知信号を出力する請求項1記
載の、駐車場のロックポール浮沈装置。 - 【請求項3】 ロックポールを昇降せしめるランナーの
上限位置および下限位置をリミットスイッチによって検
出する請求項1または2記載の、駐車場のロックポール
浮沈装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17575192A JPH0617408A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 駐車場のロックポール浮沈装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17575192A JPH0617408A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 駐車場のロックポール浮沈装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617408A true JPH0617408A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16001620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17575192A Pending JPH0617408A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 駐車場のロックポール浮沈装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617408A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100604959B1 (ko) * | 1999-07-22 | 2006-07-26 | 삼성토탈 주식회사 | 파이프용 에틸렌 중합체 또는 공중합체의 제조방법 |
KR100791897B1 (ko) * | 2007-06-07 | 2008-01-07 | (주)동화이엔지 | 무인 불법 주정차 차량 자동 검지 시스템 |
CN103899113A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-07-02 | 浙江风尚科技有限公司 | 地埋式车位阻挡装置 |
JP2016149933A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングContinental Automotive GmbH | 車両用の可動式誘導性充電ステーション |
CN107100871A (zh) * | 2017-07-11 | 2017-08-29 | 黄山科太环保科技有限公司 | 一种节能风扇装置 |
CN107100111A (zh) * | 2017-04-01 | 2017-08-29 | 长兴微羽智能科技有限公司 | 一种防撞防震型车位锁 |
CN107975282A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-05-01 | 贵州工程应用技术学院 | 一种汽车防水淹装置 |
CN108134338A (zh) * | 2017-07-11 | 2018-06-08 | 南宁盛世凌云电子科技有限公司 | 一种可上下调节的电力电缆装置 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP17575192A patent/JPH0617408A/ja active Pending
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