JPH0617371Y2 - ディスプレイテレビ装置 - Google Patents

ディスプレイテレビ装置

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JPH0617371Y2
JPH0617371Y2 JP1987117208U JP11720887U JPH0617371Y2 JP H0617371 Y2 JPH0617371 Y2 JP H0617371Y2 JP 1987117208 U JP1987117208 U JP 1987117208U JP 11720887 U JP11720887 U JP 11720887U JP H0617371 Y2 JPH0617371 Y2 JP H0617371Y2
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JP
Japan
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signal input
input mode
signal
video output
switching
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勝弘 宮本
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Sharp Corp
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテレビ信号とコンピュータ信号を択一的に入力
して陰極線管に前記信号に基づいた映像を映し出すディ
スプレイテレビ装置に関する。
従来の技術 斯種装置では、テレビ信号を明るい輝度で陰極線管(以
下「CRT」という)に映し出すためにCRTの前段に
設けられるビデオ出力増幅器で高利得を得るべくビデオ
出力増幅トランジスタの負荷抵抗をかなり大きく設定し
ていた。
考案が解決しようとする問題点 そのためコンピュータ信号を入力した場合には前記ビデ
オ出力増幅部の大きな負荷抵抗によってコンピュータ信
号の高域周波数成分が制限されるという問題があった。
テレビ信号入力時には明るい画面で見るのが好ましいの
で信号のゲインに重きが置かれるが、コンピュータ信号
入力時の場合はCRT画面に近接して映像を見るのが普
通であるから、明るさは低くてよく、むしろ文字などの
切れがよいことが重要である。文字などの切れは回路の
高域周波数特性に依存する。テレビ信号の場合は高域成
分がせいぜい4MHz程度であるのに対し、パーソナルコ
ンピュータ等のコンピュータ信号は通常10MHz程度まで
あり、特に近時の高級タイプのパーソナルコンピュータ
では20MHzを越えるものまで作られている。
本考案はこのような点に鑑みなされたものであって、テ
レビ信号入力時には高域特性を制限して明るさを充分に
なし、コンピュータ信号入力時には逆に周波数特性を充
分高い領域までカバーできるようにしたディスプレイテ
レビ装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため本考案のディスプレイテレビ
装置は、テレビ信号入力モードとコンピュータ信号入力
モードとを切換えるモード切換え手段と、前記モード切
換え手段の出力によってコンピュータ信号入力モード時
にはビデオ出力増幅トランジスタの負荷抵抗をテレビ信
号入力モード時に比し小さい値に切換える負荷抵抗切換
え手段と、前記モード切換え手段の切換えに連動して、
コンピュータ信号入力モード時にはビデオ出力増幅トラ
ンジスタに加える電源電圧をテレビ信号入力モード時に
比し低い電圧に切換える電源切換え手段と、前記ビデオ
出力増幅トランジスタの出力信号の水平同期パルスの先
端部を一定のレベルにクランプする直流分再生手段とを
設けた構成としている。
作用 モード切換え手段と負荷抵抗切換え手段によってテレビ
信号入力時にはビデオ出力増幅トランジスタの負荷抵抗
が比較的大きな値に設定され映像は明るく表示される。
また、コンピュータ信号入力時には小さな値に設定され
高域特性が充分に確保さる。その結果、はっきりしたき
れいな文字等が表示されることになる。
実施例 以下、本考案を図面に示した実施例に従って説明する。
第1図はディスプレイテレビ装置の要部を示しており、
(Q1)はエミッタ接地型に接続されたビデオ出力増幅トラ
ンジスタであって、そのベースにテレビ信号又はコンピ
ュータ信号のビデオ信号(S)が入力される。(R1)(R2)は
そのコレクタ側に直列に接続された第1、第2負荷抵抗
であり、その第1負荷抵抗(R1)の一端は電源切換え部
(1)を介して第1、第2電源(2)(3)に接続されている。
電源切換え部(1)は図示のように接続された第1、第2
スイッチングダイオード(D1)(D2)とPNPトランジスタ
(Q2)を有している。尚、(R4)はPNPトランジスタ(Q2)
のベース・エミッタ間バイアスを与えるための抵抗であ
る。
前記第2負荷抵抗(R2)の両端にはリレーコイル(5)とス
イッチ(6)とから成るリレースイッチ(4)が接続されてい
るが、このリレースイッチ(4)はモード切換え手段(7)に
よって駆動される。モード切換え手段(7)はスイッチ片
(8)をアース側(9)へ接続するとテレビ信号入力モードと
なり、電源(+B)側へ切換えるとコンピュータ信号入力モ
ードとなる。スイッチ片(8)は前記リレーコイル(5)の一
端に接続されると共に、前記電源切換え部(1)における
PNPトランジスタ(Q2)のベースにも接続されている。
(R3)は負荷抵抗(R1)(R2)又は(R1)との比でビデオ出力の
利得を決定するエミッタ抵抗であり、それと並列に挿入
されたコンデンサ(C1)は周波数補正用として機能する。
(10)は後述するように電源電圧を切換えることに伴いペ
デスタルレベルがテレビ信号の場合と、コンピュータ信
号の場合とで異なるのを補正するための直流分再生回路
である。(11)はCRTであって、そのカソード(12)に前
記ビデオ出力増幅トランジスタ(Q1)から直流分再生回路
(10)を通して伝送されるビデオ信号が印加される。
次に、第1図の動作を説明する。まず、モード切換え手
段(7)におけるスイッチ片(8)がアース側(9)に設定され
てテレビ信号入力モードとなると、リレースイッチ(4)
のリレーコイル(5)には電流が流れないので、そのスイ
ッチ(6)は開放した状態となり、第1、第2負荷抵抗
(R1)(R2)がいずれも作動状態となる。このとき、同時に
PNPトランジスタ(Q2)はそのベースがアースされるこ
とにより順バイアスがかかり、第1スイッチングダイオ
ード(D1)と共に導通する。従って、高い電圧値の第1電
源(2)がビデオ出力増幅トランジスタ(Q1)の動作電源と
して接続される。一方、第2スイッチングダイオード(D
2)は自動的に逆バイアスがかかってオフとなり、第2電
源(3)は遮断される。このようなテレビ信号入力モード
では、 (イ)点におけるビデオ信号の出力電圧波形は第2図の
(a)で示すように水平同期パルス(HP)の先端が第1電源
(2)のレベル(E1)となる。白のピークレベル(W)は高利得
作用によって低いレベルに位置する。尚、第2図でV
CEはビデオ出力増幅トランジスタ(Q1)の導通時のコレ
クタ・エミッタ間電圧を表す。
次に、モード切換え手段(7)のスイッチ片(8)を電源(+B)
側に設定してコンピュータ信号入力モードにすると、リ
レースイッチ(4)のリレーコイル(5)に電流が流れ、その
スイッチ(6)は閉成される。そのため、第2負荷抵抗
(R2)は短絡され実質的に第1負荷抵抗(R1)のみが作動状
態となる。
一方、PNPトランジスタ(Q2)はそのベースに電源(+B)
が印加されてオフとなる。このため第2スイッチングダ
イオード(D2)が導通して第2電源(3)がビデオ出力増幅
トランジスタ(Q1)の動作電源として作用する。斯る状態
では、第2図の(b)部分に示すようにコンピュータ信号
としてのビデオ信号は第1負荷抵抗(R1)のみによる低利
得状態で増幅されるため振幅が小さく、またその水平同
期パルス(HP)の先端は第2電源(3)の低い電圧レベル
(E2)に抑えられる。
しかしながら、ビデオ出力増幅部における負荷抵抗が小
さくなって高域特性が著しく改善されるためコンピュー
タ信号の高周波成分は制限されず有効にCRT(11)へ導
かれる。
尚、第2図から窺地できるように電源電圧を切換えるた
めテレビ信号時(a)とコンピュータ信号時(b)とではペデ
スタルレベル(PD)が相違し、このままでは不都合が生じ
ることになるが、直流分再生回路(10)によって、これは
第3図の如く補正される。即ち、(イ)点から与えられ
る各ビデオ信号は直流分再生回路(10)において第3の電
源(13)による電圧レベル(E3)に水平同期パルス(HP)の先
端が揃えられるのである。これによって、ペデスタルレ
ベル(PD)も略同一レベルに揃えられる。正確にいえば、
テレビ信号とコンピュータ信号は前述の通り異なる利得
増幅作用を受けることから、水平同期パルス(HP)の波高
値も相違するので、水平同期パルス先端を揃えてもペデ
スタルレベル(PD)は少しずれる。しかし、これは例えば
CRT(11)のカットオフレベルを双方のペデスタルレベ
ルよりも低いところに設定すること等によって解決でき
る。
以上において本考案を実施例に沿って説明したが、本考
案はこの実施例に限定されるものでなく、実用新案登録
請求の範囲に記載した考案の要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変更、修正が可能である。例えば、モード切換え
手段(7)及びリレースイッチ(4)をそれぞれ半導体スイッ
チで置き換えてもよい。また、実施例ではCRT(11)の
1つのカソードに対してのみ回路を示したが、R、G、
B三原色用の3個のカソードそれぞれに対して同様な構
成を設けることもできる。
考案の効果 このように、本考案ではビデオ出力増幅トランジスタの
負荷抵抗を入力信号(テレビ信号、コンピュータ信号)
に応じて切換えるので、テレビ信号の利得を満足しつ
つ、テレビ信号よりも高い周波数成分をもち利得は少な
くてよいコンピュータ信号を、その高周波成分を損なう
ことなしにCRTに好適に入力できる。それによって従
来のディスプレイテレビ装置に比しコンピュータ信号の
周波数特性を大幅に改善でき、その効果は極めて大であ
る。また、同時にビデオ出力増幅トランジスタの電源電
圧を切り換えているので、コンピュータ信号入力モード
時には輝度が低くなり、目が疲れない。しかも、これら
の切換えを全てビデオ出力増幅トランジスタに関して行
なうようにしているので、比較的簡単な構成で実現でき
る。更に、本考案ではビドオ出力増幅トランジスタの電
源電圧の切換えに伴って生じるペデスタルレベルの相違
を水平同期パルスの先端部をクランプすることによって
行なっているので、簡単な構成でペデスタルレベルの相
違を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したディスプレイテレビ装置の要
部を示す回路図であり、第2図及び第3図はその動作を
説明するための図である。 (4)……リレースイッチ, (7)……モード切換え手段, (11)……CRT(陰極線管), (Q1)……ビデオ出力増幅トランジスタ, (R1)(R2)……第1、第2負荷抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビ信号とコンピュータ信号を択一的に
    入力して陰極線管に前記信号に基づいた映像を映し出す
    ディスプレイテレビ装置において、 テレビ信号入力モードとコンピュータ信号入力モードと
    を切換えるモード切換え手段と、 該モード切換え手段の出力によってコンピュータ信号入
    力モード時にはビデオ出力増幅トランジスタの負荷抵抗
    をテレビ信号入力モード時に比し小さい値に切換える負
    荷抵抗切換え手段と、 前記モード切換え手段の切換えに連動して、コンピュー
    タ信号入力モード時にはビデオ出力増幅トランジスタに
    加える電源電圧をテレビ信号入力モード時に比し低い電
    圧に切換える電源切換え手段と、 前記ビデオ出力増幅トランジスタの出力信号の水平同期
    パルスの先端部を一定のレベルにクランプする直流分再
    生手段と、 を設けたことを特徴とするディスプレイテレビ装置。
JP1987117208U 1987-07-30 1987-07-30 ディスプレイテレビ装置 Expired - Lifetime JPH0617371Y2 (ja)

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KR100304803B1 (ko) * 1996-02-09 2001-09-24 모리시타 요이찌 텔레비젼수상기

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JPS60244177A (ja) * 1984-05-18 1985-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラ−テレビジヨン受像機

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