JPH0617331U - ケーブル接続箱 - Google Patents

ケーブル接続箱

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Publication number
JPH0617331U
JPH0617331U JP5393692U JP5393692U JPH0617331U JP H0617331 U JPH0617331 U JP H0617331U JP 5393692 U JP5393692 U JP 5393692U JP 5393692 U JP5393692 U JP 5393692U JP H0617331 U JPH0617331 U JP H0617331U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection port
compound
circular opening
junction box
compound injection
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5393692U
Other languages
English (en)
Inventor
征行 新井
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
Priority to JP5393692U priority Critical patent/JPH0617331U/ja
Publication of JPH0617331U publication Critical patent/JPH0617331U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーブル接続箱において、コンパウンド注入口
が径方向に突出しており、防災テープの巻回が困難であ
ったのを改善する。 【構成】接続箱の円筒部11にコンパウンド注入口とな
る円形開口13を設け、円形開口13に曲率を前記円筒
部11と合致させ、前記円形開口13を閉塞する鉛蓋1
4を当接、係合させ、これを線状半田付14aによって
前記円筒部11に固定し、前記鉛蓋装着部にはゴムテー
プ巻回層15を設けてなるケーブル接続箱。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は接続箱、特に接続箱内に絶縁、防水コンパウンドを注入する注入口を 改良したケーブル接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7(a)は従来の鉛管製接続箱の一部切断正面図、図7(b)はそのコンパ ウンド注入口部を拡大して示す断面図である。図7(a)に示したように円筒状 をなし、両端に鉛工部1a、1aを有し、内部においてケーブル2、2間を接続 する接続箱1には、前記円筒部の一母線上に並んで配置した2個のコンパウンド 注入口3、3を具えている。また、接続箱はこれを火災から保護することや延焼 防止の観点から、前記コンパウンド注入口3、3も含めて前記接続箱1全体およ び鉛工部1a、1a並びにケーブル2、2の接続箱1近傍の部分を覆って、防災 テープ4が巻回被覆されている。
【0003】 コンパウンド注入口3、3は図7(b)に示すように、接続箱1の円筒部から 立ち上げた鉛円筒部3aと、この鉛円筒部3a開口を閉塞する円板状の鉛蓋3b と、接続箱1外周面に被覆されたビニール防食層5と協働するビニールキャップ 3cと、前記ビニールキャップ3cを固定するゴムテープ巻回層6とを具える。
【0004】 上記コンパウンド注入口3、3は、何れか一方がコンパウンド注入側、他方が 接続箱内の空気の流出側となるように2個設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の鉛管製接続箱においては、コンパウンド注入口3、3が接続箱の円 筒部1から突出して設けてあるため、これを防災テープ4によって被覆するには 襷掛け様にしてテープ巻きを行わなければならず、防災テープ4の巻回は非常に やりにくいものであった。
【0006】 本考案は上記の事情に基づきなされたもので、コンパウンド注入口が防災テー プ巻回の妨げとなることがないケーブル接続箱を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のケーブル接続箱は、ケーブル接続部を包被するケーブル接続箱におい て、前記ケーブル接続箱の円筒部にはコンパウンド注入口が設けられ、このコン パウンド注入口には前記円筒部の外表面と面一となる蓋を、流体密に設けたこと を特徴とする。
【0008】
【作用】
上記構成の本考案のケーブル接続箱においては、コンパウンド注入口が径方向 に殆ど突出していないから、防災テープの巻回は容易である。
【0009】
【実施例】
図1は本考案の一実施例のコンパウンド注入口の部分を拡大して示す切断正面 図、図2は同じくその切断側面図である。これ等の図において、接続箱の円筒部 11のビニール防食層12はコンパウンド注入口を設けるべき部分で剥離してあ り、この剥離部にはコンパウンド注入口となる例えば円形の開口13が設けてあ り、この円形開口13には円筒部11と曲率を合わせ、前記円形開口13を閉鎖 する鉛蓋14が当接され、線状半田付14aによって固定してある。
【0010】 鉛蓋14は固定部は、前記ビニール防食層12の剥離部分をカバーする巾のゴ ムテープテープ巻回層15によって覆われている。
【0011】 上記構成の本考案のケーブル接続箱においては、コンパウンド注入口は接続箱 の円筒部11から径方向に突出する量は僅かであり、防災テープの巻回の妨げと なることはない。
【0012】 なお、上記のように単なる円形開口13のみではコンパウンドの注入が困難で あるから、実際には図3〜図4に示すアルミ製またはFRP製のアダプタ16を 使用してコンパウンドの注入を行う。すなわち、アダプタ16は基端に前記円形 開口13に流体密に係合する小径部16aを具え、この基端近傍にはフランジ1 6bを具える。また、アダプタ16の先端部16cはラッパ状に拡開されている 。 コンパウンドの注入は上記アダプタ16を使用して次のようになされる。先 ず、アダプタ16の基端16aを円形開口13に係合させ、点状半田付17によ り円筒部11に固定する。このようにして固定したアダプタ16を利用してコン パウンドの注入を行い、コンパウンドの固化を待つ。
【0013】 次に、コンパウンドが固化したところで、アダプタ16を前記点状の半田付1 7に抗して抜き取り、コンパウンドの食み出し部分をカッターによって切除し、 鉛蓋14を前記円形の開口13に当接して、これを円筒部11に線状半田付14 aによって固定する。
【0014】 図5は本考案を銅管製のケーブル接続箱に適用した実施例のコンパウンド注入 口の部分を拡大して示す切断正面図、図6は同じくその切断側面図である。この 実施例においては、図1、図2に示した実施例の鉛蓋に代え黄銅製の盲栓17が 使用されている。この実施例においても、前記実施例におけるアダプタ16と同 様のアダプタを使用してコンパウンドの注入を行う。なお、コンパウンド注入、 固化後の盲栓17の装着は前記実施例における鉛蓋14の装着と同様にして行わ れる。
【0015】 この実施例においても、コンパウンド注入口における径方向の突出量は僅かで あり、防災テープの巻回は容易に行うことができる。
【0016】
【考案の効果】
上記から明らかなように本考案のケーブル接続箱においては、そのコンパウン ド注入口の径方向突出量は非常に小であるため、接続箱に対する防災テープの巻 回は襷掛け等の面倒な処理を必要とせず、容易にしかも確実に行うことができ、 ケーブル接続部構成の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のコンパウンド注入口の部分
を拡大して示す切断正面図
【図2】図1の実施例の切断側面図
【図3】前記図1の実施例にコンパウンドを注入するア
ダプタを装着した状態を示す切断正面図
【図4】前記図1の実施例のアダプタを装着した状態に
おける斜視図
【図5】本考案の他の実施例のコンパウンド注入口の部
分を拡大して示す切断正面図
【図6】図5の実施例の切断側面図
【図7】(a)は従来のケーブル接続箱の一部切断正面
図、(b)はそのコンパウンド注入口部を拡大して示す
断面図
【符号の説明】
11…円筒部 12…ビニール防食
層 13…円形開口 14…鉛蓋 14a…線状半田付 15…ゴムテープ巻
回層 16…アダプタ 16a…小径部 16b…フランジ 16c…先端部 17…点状半田付

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル接続部を包被するケーブル接続
    箱において、前記ケーブル接続箱の円筒部にはコンパウ
    ンド注入口が設けられ、このコンパウンド注入口には前
    記円筒部の外表面と面一となる蓋を、流体密に設けたこ
    とを特徴とするケーブル接続箱。
JP5393692U 1992-07-31 1992-07-31 ケーブル接続箱 Withdrawn JPH0617331U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5393692U JPH0617331U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ケーブル接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5393692U JPH0617331U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ケーブル接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0617331U true JPH0617331U (ja) 1994-03-04

Family

ID=12956631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5393692U Withdrawn JPH0617331U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ケーブル接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0617331U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003