JPH06173306A - 浴室ユニットの防水パン構造 - Google Patents
浴室ユニットの防水パン構造Info
- Publication number
- JPH06173306A JPH06173306A JP4327877A JP32787792A JPH06173306A JP H06173306 A JPH06173306 A JP H06173306A JP 4327877 A JP4327877 A JP 4327877A JP 32787792 A JP32787792 A JP 32787792A JP H06173306 A JPH06173306 A JP H06173306A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- waterproof pan
- opening
- bathtub
- waterproof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】防水パンの施工およびその裏面の保守点検を簡
単に行う。 【構成】浴室ユニット１１の防水パン１２を、少なくと
も洗い場側に開口部１３Ａとその周囲に凹状溝１３ａを
形成した床フランジ部１３と、この床フランジ部１３の
開口部１３Ａを覆い、凹状溝１３ａに対応するリブ１４
ａを形成した洗い場側床平面部１４Ａから構成し、床フ
ランジ部１３の凹状溝１３ａに洗い場側床平面部１４Ａ
を防水材１５を介して架設する。
単に行う。 【構成】浴室ユニット１１の防水パン１２を、少なくと
も洗い場側に開口部１３Ａとその周囲に凹状溝１３ａを
形成した床フランジ部１３と、この床フランジ部１３の
開口部１３Ａを覆い、凹状溝１３ａに対応するリブ１４
ａを形成した洗い場側床平面部１４Ａから構成し、床フ
ランジ部１３の凹状溝１３ａに洗い場側床平面部１４Ａ
を防水材１５を介して架設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室ユニットにおける
防水パン構造に関するものである。
防水パン構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、浴室ユニット１は、図３に示す
ように、洗い場２１および浴槽据え付け部２２を形成し
た防水パン２と、この防水パン２の浴槽据え付け部２２
に設置された浴槽３と、防水パン２の周縁部に立設さ
れ、防水パン２および浴槽３の周囲を包囲する壁パネル
４と、これらの壁パネル４によって形成される上方開口
部を覆う図示しない天井パネルから構成されている。そ
して、浴槽３の前面には、エプロン５が着脱自在に取り
付けられている（例えば、特開平２−１１１３３２号公
報参照）。
ように、洗い場２１および浴槽据え付け部２２を形成し
た防水パン２と、この防水パン２の浴槽据え付け部２２
に設置された浴槽３と、防水パン２の周縁部に立設さ
れ、防水パン２および浴槽３の周囲を包囲する壁パネル
４と、これらの壁パネル４によって形成される上方開口
部を覆う図示しない天井パネルから構成されている。そ
して、浴槽３の前面には、エプロン５が着脱自在に取り
付けられている（例えば、特開平２−１１１３３２号公
報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した防
水パンは、洗い場および浴槽据え付け部が一体に成形さ
れており、このため、重量が大きく、浴室スペースへの
搬入に大きな労力を必要とする他、防水パンを床面に設
置する際、そのレベル調整が困難であるという施工上の
問題があった。また、防水パンの設置後において、その
裏面側に設けられている排水管などの保守点検が不可能
であるという問題があった。
水パンは、洗い場および浴槽据え付け部が一体に成形さ
れており、このため、重量が大きく、浴室スペースへの
搬入に大きな労力を必要とする他、防水パンを床面に設
置する際、そのレベル調整が困難であるという施工上の
問題があった。また、防水パンの設置後において、その
裏面側に設けられている排水管などの保守点検が不可能
であるという問題があった。
【０００４】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、防水パンの施工およびその裏面側の保守点
検を容易に行うことのできる浴室ユニットの防水パン構
造を提供するものである。
れたもので、防水パンの施工およびその裏面側の保守点
検を容易に行うことのできる浴室ユニットの防水パン構
造を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗い場を形成
した防水パンと、この防水パンと一体の、もしくは別体
の浴槽と、防水パンの周縁部に立設され、防水パンおよ
び浴槽の周囲を包囲する壁パネルと、これらの壁パネル
によって形成される上方開口部を覆う天井パネルからな
る浴室ユニットにおいて、前記防水パンは、少なくとも
洗い場側に開口部とその周囲に凹状溝を形成した床フラ
ンジ部と、この床フランジ部の開口部を覆うとともに、
凹状溝に嵌合可能なリブを形成した洗い場側床平面部か
ら構成され、床フランジ部の凹状溝に洗い場側床平面部
を防水材を介して架設したことを特徴とするものであ
る。
した防水パンと、この防水パンと一体の、もしくは別体
の浴槽と、防水パンの周縁部に立設され、防水パンおよ
び浴槽の周囲を包囲する壁パネルと、これらの壁パネル
によって形成される上方開口部を覆う天井パネルからな
る浴室ユニットにおいて、前記防水パンは、少なくとも
洗い場側に開口部とその周囲に凹状溝を形成した床フラ
ンジ部と、この床フランジ部の開口部を覆うとともに、
凹状溝に嵌合可能なリブを形成した洗い場側床平面部か
ら構成され、床フランジ部の凹状溝に洗い場側床平面部
を防水材を介して架設したことを特徴とするものであ
る。
【０００６】
【作用】床フランジ部の洗い場側に形成された開口部を
覆って洗い場側床平面部を防水材を介して架設すること
により、防水パンが形成される。
覆って洗い場側床平面部を防水材を介して架設すること
により、防水パンが形成される。
【０００７】この結果、防水パンを分割して運搬するこ
とができるとともに、その開口部を通してそのレベル調
整を行うことができ、防水パンの施工が容易となる。ま
た、防水パンの設置後において、洗い場側床平面部を取
り外すことにより、開口部を通してその裏面側の保守点
検作業を簡単に行うことができる。
とができるとともに、その開口部を通してそのレベル調
整を行うことができ、防水パンの施工が容易となる。ま
た、防水パンの設置後において、洗い場側床平面部を取
り外すことにより、開口部を通してその裏面側の保守点
検作業を簡単に行うことができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】なお、図３に示した浴室ユニット１の構成
と同一の構成には同一の符号を用いる他、それらの詳細
な説明は省略する。
と同一の構成には同一の符号を用いる他、それらの詳細
な説明は省略する。
【００１０】図１には、本発明の防水パン１２を用いて
形成された浴室ユニット１１が示されており、この防水
パン１２は、洗い場側および浴槽据え付け側にそれぞれ
開口部１３Ａ，１３Ｂを形成した床フランジ部１３と、
この床フランジ部１３に形成された開口部１３Ａ，１３
Ｂを覆うことのできる洗い場側床平面部１４Ａおよび浴
槽側床平面部１４Ｂから構成されている。
形成された浴室ユニット１１が示されており、この防水
パン１２は、洗い場側および浴槽据え付け側にそれぞれ
開口部１３Ａ，１３Ｂを形成した床フランジ部１３と、
この床フランジ部１３に形成された開口部１３Ａ，１３
Ｂを覆うことのできる洗い場側床平面部１４Ａおよび浴
槽側床平面部１４Ｂから構成されている。
【００１１】そして、防水パン１２を構成する床フラン
ジ部１３に形成された開口部１３Ａ，１３Ｂの周囲に
は、凹状溝１３ａ，１３ｂが形成されており、これらの
凹状溝１３ａ，１３ｂには、それぞれ防水材１５を敷設
することができるようになっている。一方、洗い場側床
平面部１４Ａおよび浴槽側床平面部１４Ｂは、上方より
見て前述の凹状溝１３ａ，１３ｂに対応する略方形に形
成され、その周縁は下方に向けて折曲されてリブ１４
ａ，１４ｂに形成されている。したがって、洗い場側床
平面部１４Ａおよび浴槽側床平面部１４Ｂは、それぞれ
凹状溝１３ａ，１３ｂに嵌め込まれ、それらのリブ１４
ａおよび１４ｂは、防水材１５に接触されている。この
際、排水口１３ｘ（図２参照）などに排水が導かれるよ
う、凹状溝１３ａ，１３ｂに一定の勾配を形成すること
が好ましい。
ジ部１３に形成された開口部１３Ａ，１３Ｂの周囲に
は、凹状溝１３ａ，１３ｂが形成されており、これらの
凹状溝１３ａ，１３ｂには、それぞれ防水材１５を敷設
することができるようになっている。一方、洗い場側床
平面部１４Ａおよび浴槽側床平面部１４Ｂは、上方より
見て前述の凹状溝１３ａ，１３ｂに対応する略方形に形
成され、その周縁は下方に向けて折曲されてリブ１４
ａ，１４ｂに形成されている。したがって、洗い場側床
平面部１４Ａおよび浴槽側床平面部１４Ｂは、それぞれ
凹状溝１３ａ，１３ｂに嵌め込まれ、それらのリブ１４
ａおよび１４ｂは、防水材１５に接触されている。この
際、排水口１３ｘ（図２参照）などに排水が導かれるよ
う、凹状溝１３ａ，１３ｂに一定の勾配を形成すること
が好ましい。
【００１２】また、床フランジ部１３における凹状溝１
３ａ，１３ｂの裏面直下位置には、レベル調整可能な複
数本の床脚ボルト１６が設けられている。
３ａ，１３ｂの裏面直下位置には、レベル調整可能な複
数本の床脚ボルト１６が設けられている。
【００１３】したがって、このような防水パン１２を有
する浴室ユニット１１を形成する場合は、まず、防水パ
ン１２を構成する床フランジ部１３を浴室スペースの床
面に設置し、開口部１３Ａ，１３Ｂを通して床脚ボルト
１６を操作して床フランジ部１３のレベル調整を行い、
さらに、詳細には図示しないが、排水トラップおよび排
水配管を接続する。次いで、床フランジ部１３に形成さ
れた開口部１３Ａ，１３Ｂを覆うように、洗い場側床平
面部１４Ａおよび浴槽側床平面部１４Ｂをそれぞれ架設
する。
する浴室ユニット１１を形成する場合は、まず、防水パ
ン１２を構成する床フランジ部１３を浴室スペースの床
面に設置し、開口部１３Ａ，１３Ｂを通して床脚ボルト
１６を操作して床フランジ部１３のレベル調整を行い、
さらに、詳細には図示しないが、排水トラップおよび排
水配管を接続する。次いで、床フランジ部１３に形成さ
れた開口部１３Ａ，１３Ｂを覆うように、洗い場側床平
面部１４Ａおよび浴槽側床平面部１４Ｂをそれぞれ架設
する。
【００１４】すなわち、開口部１３Ａ，１３Ｂの周囲に
形成された凹状溝１３ａ，１３ｂに防水材１５を敷設
し、この凹状溝１３ａ，１３ｂにそれぞれ洗い場側床平
面部１４Ａおよび浴槽側床平面部１４Ｂをそれぞれ嵌め
込む。この結果、洗い場側床平面部１４Ａおよび浴槽側
床平面部１４Ｂのリブ１４ａ，１４ｂが防水材１５に接
触することにより、凹状溝１３ａ，１３ｂの排水を開口
部１３Ａ，１３Ｂから流出しないように密封して洗い場
および浴槽据え付け部を備えた防水パン１２が形成され
る。
形成された凹状溝１３ａ，１３ｂに防水材１５を敷設
し、この凹状溝１３ａ，１３ｂにそれぞれ洗い場側床平
面部１４Ａおよび浴槽側床平面部１４Ｂをそれぞれ嵌め
込む。この結果、洗い場側床平面部１４Ａおよび浴槽側
床平面部１４Ｂのリブ１４ａ，１４ｂが防水材１５に接
触することにより、凹状溝１３ａ，１３ｂの排水を開口
部１３Ａ，１３Ｂから流出しないように密封して洗い場
および浴槽据え付け部を備えた防水パン１２が形成され
る。
【００１５】この際、異なった色柄模様や加飾などの洗
い場側床平面部１４Ａを用意することにより、多数種類
の防水パン１２を形成することができる。
い場側床平面部１４Ａを用意することにより、多数種類
の防水パン１２を形成することができる。
【００１６】そして、防水パン１２が設置されたなら
ば、その浴槽据え付け部となる浴槽側床平面部１４Ｂ上
に浴槽３を配置し、さらに、防水パン１２および浴槽３
を包囲して壁パネル４を立設するとともに、天井パネル
を架設して浴室ユニット１１が形成される。
ば、その浴槽据え付け部となる浴槽側床平面部１４Ｂ上
に浴槽３を配置し、さらに、防水パン１２および浴槽３
を包囲して壁パネル４を立設するとともに、天井パネル
を架設して浴室ユニット１１が形成される。
【００１７】一方、防水パン１２の裏面側の保守点検が
必要な場合は、洗い場側床平面部１４Ａを持ち上げて取
り外すことにより、開口部１３Ａを露出させることがで
き、この開口部１３Ａを通して排水管などの保守点検作
業を行えばよい。
必要な場合は、洗い場側床平面部１４Ａを持ち上げて取
り外すことにより、開口部１３Ａを露出させることがで
き、この開口部１３Ａを通して排水管などの保守点検作
業を行えばよい。
【００１８】なお、本実施例の床フランジ部１３におい
ては、洗い場側および浴槽据え付け部側にそれぞれ開口
部１３Ａ，１３Ｂを形成し、これらの開口部１３Ａ，１
３Ｂに対応する洗い場側床平面部１４Ａおよび浴槽側床
平面部１４Ｂを架設して防水パンを形成したが、必ずし
もこのような実施例に限定されるものではない。例え
ば、防水パンを浴槽と一体に成形した場合においては、
その防水パンの洗い場側にのみ開口部を形成し、その開
口部に対応する洗い場側床平面部を用意すればよい。
ては、洗い場側および浴槽据え付け部側にそれぞれ開口
部１３Ａ，１３Ｂを形成し、これらの開口部１３Ａ，１
３Ｂに対応する洗い場側床平面部１４Ａおよび浴槽側床
平面部１４Ｂを架設して防水パンを形成したが、必ずし
もこのような実施例に限定されるものではない。例え
ば、防水パンを浴槽と一体に成形した場合においては、
その防水パンの洗い場側にのみ開口部を形成し、その開
口部に対応する洗い場側床平面部を用意すればよい。
【００１９】また、防水材１５は、床フランジ部１３に
形成された凹状溝１３ａ，１３ｂに敷設したものを例示
したが、床フランジ部１３の、開口部１３Ａ，１３Ｂの
周縁に防水材を敷設し、洗い場側床平面部１４Ａおよび
浴槽側床平面部１４Ｂの各裏面と密着させてシールする
ようにしてもよい。
形成された凹状溝１３ａ，１３ｂに敷設したものを例示
したが、床フランジ部１３の、開口部１３Ａ，１３Ｂの
周縁に防水材を敷設し、洗い場側床平面部１４Ａおよび
浴槽側床平面部１４Ｂの各裏面と密着させてシールする
ようにしてもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、浴室ユニ
ットを構成する防水パンを、少なくとも洗い場側に開口
部とその周囲に凹状溝を形成した床フランジ部と、この
床フランジ部の開口部を覆うとともに、凹状溝に嵌合可
能なリブを形成した洗い場側床平面部から構成し、床フ
ランジ部の凹状溝に洗い場側床平面部を防水材を介して
架設したことにより、防水パンを分割して運搬すること
ができるとともに、その床フランジ部の開口部を通して
レベル調整を行うことができ、全体に施工が容易とな
る。また、洗い場側床平面部を取り外すことにより、そ
の裏面側の保守点検作業を開口部を通して行うことがで
きる。
ットを構成する防水パンを、少なくとも洗い場側に開口
部とその周囲に凹状溝を形成した床フランジ部と、この
床フランジ部の開口部を覆うとともに、凹状溝に嵌合可
能なリブを形成した洗い場側床平面部から構成し、床フ
ランジ部の凹状溝に洗い場側床平面部を防水材を介して
架設したことにより、防水パンを分割して運搬すること
ができるとともに、その床フランジ部の開口部を通して
レベル調整を行うことができ、全体に施工が容易とな
る。また、洗い場側床平面部を取り外すことにより、そ
の裏面側の保守点検作業を開口部を通して行うことがで
きる。
【図１】本発明の防水パンを用いて形成された浴室ユニ
ットを一部省略して示す断面図である。
ットを一部省略して示す断面図である。
【図２】図１の防水パンを構成する床フランジ部を示す
平面図である。
平面図である。
【図３】従来の浴室ユニットを一部省略して示す斜視図
である。
である。
１１ 浴室ユニット １２ 防水パン １３ 床フランジ部 １３Ａ，１３Ｂ 開口部 １３ａ，１３ｂ 凹状溝 １４Ａ 洗い場側床平面部 １４Ｂ 浴槽側床平面部 １５ 防水材
Claims (1)
- 【請求項１】 洗い場を形成した防水パンと、この防水
パンと一体の、もしくは別体の浴槽と、防水パンの周縁
部に立設され、防水パンおよび浴槽の周囲を包囲する壁
パネルと、これらの壁パネルによって形成される上方開
口部を覆う天井パネルからなる浴室ユニットにおいて、
前記防水パンは、少なくとも洗い場側に開口部とその周
囲に凹状溝を形成した床フランジ部と、この床フランジ
部の開口部を覆うとともに、凹状溝に嵌合可能なリブを
形成した洗い場側床平面部から構成され、床フランジ部
の凹状溝に洗い場側床平面部を防水材を介して架設した
ことを特徴とする浴室ユニットの防水パン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4327877A JPH06173306A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 浴室ユニットの防水パン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4327877A JPH06173306A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 浴室ユニットの防水パン構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173306A true JPH06173306A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18203983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4327877A Pending JPH06173306A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 浴室ユニットの防水パン構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06173306A (ja) |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP4327877A patent/JPH06173306A/ja active Pending
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