JPH06172141A - パーマネント・ウェーブ剤及びパーマネント・ウェーブ調整方法 - Google Patents

パーマネント・ウェーブ剤及びパーマネント・ウェーブ調整方法

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JPH06172141A
JPH06172141A JP32689692A JP32689692A JPH06172141A JP H06172141 A JPH06172141 A JP H06172141A JP 32689692 A JP32689692 A JP 32689692A JP 32689692 A JP32689692 A JP 32689692A JP H06172141 A JPH06172141 A JP H06172141A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】毛髪を損なうことなく、ウェーブ形成力が強
く、かつ毛髪のウェーブ形成度合いを部分的又は全体的
に任意に調整することを可能にするパーマネント・ウェ
ーブ剤及びパーマネント・ウェーブ調整方法を提供す
る。 【構成】pHが2〜6.5であって1ml当たり0.1〜
2.0ミリ当量の酸を含有している酸性のウェーブ調整
剤又はpHが7.5〜9であって1ml当たり0.1〜
2.0ミリ当量のアルカリを含有しているウェーブ調整
剤で毛髪を処理した後、チオグリコール酸、チオグリコ
ール酸塩、システイン及びアセチルシステインより選ば
れた1種または2種以上の還元剤2〜11%と炭酸塩1
〜7%とを含み、かつ液のpHが6.5〜7.5である
パーマネント・ウェーブ第1剤を毛髪上の液のpHが6
〜8となるように使用して処理し、その後酸化剤を含有
しているパーマネント・ウェーブ第2剤で処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪の損傷が少なく、
ウェーブ形成力が強く、かつ毛髪のウェーブ形成度合い
を部分的又は全体的に、任意に調整することを可能にす
るパーマネント・ウェーブ剤及びパーマネント・ウェー
ブ調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパーマネント・ウェーブ(以下単
にパーマという)施術は、チオグリコール酸、システイ
ンなどの還元剤を主剤とし、アンモニア、モノエタノー
ルアミン、炭酸水素アンモニウムなどのアルカリ剤を加
えてpHを9.6以下のアルカリ性に調整した溶液状の
第1剤を用いて毛髪を膨潤軟化し、次いで臭素酸塩、過
酸化水素などの酸化剤を主剤とする溶液の第2剤で酸化
固定する方法が用いられている。
【0003】しかし、アルカリ性の第1剤を作用させる
と毛髪の膨潤が大きくて、蛋白質、アミノ酸、その他保
湿成分などの破壊や流出が多くなり、いわゆる乾燥毛と
なって毛髪強度が低下したり手触りや櫛通りが悪くなっ
たりするとともに、毛小皮の剥離、枝毛、切れ毛などの
損傷が著しくなる欠点がある。
【0004】そこで最近では、毛髪の損傷を最小限に抑
えてパーマを掛けるのに酸性〜中性のパーマネント・ウ
ェーブ第1剤(以下単にパーマ第1剤という)を用いる
ことが多くなっている。しかし市販の酸性〜中性のパー
マ剤はいずれもウェーブ形成力が非常に弱いから、それ
を補うためにアルカリ性パーマ剤を用いるときに使用す
る通常のロットより3〜4段細いロットを使用して強く
巻き付けるなどの操作が必要であって、施術が煩雑で長
時間を要するという欠点があった。
【0005】また一般に同一の毛髪でも、毛先部分は損
傷が大きくてパーマがかかり易く、根元部分は損傷が小
さくてパーマがかかり難い傾向があるために、毛先ばか
りがウェーブが小さくちりついた状態になり、根元付近
はウェーブが形成されないということになりがちであっ
た。これに対して毛先のちりつき状態を防ぐ為に、通常
クリームタイプのトリートメントを予め損傷している毛
先部分に塗布し、パーマ第1剤の浸透を緩和することに
よって、毛先のウェーブのかかり過ぎを防ぐ技法がある
が、根元付近のウェーブ形成の調整も含めて毛髪を損傷
させずに、簡便な操作で頭髪全体のウェーブ調整をする
ことはできなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のアル
カリ性パーマ剤及び酸性パーマの欠点剤を改良して、毛
髪を損なうことなく、ウェーブ形成力が強く、かつ毛髪
のウェーブ形成度合いを部分的又は全体的に、任意に調
整することを可能にするパーマネント・ウェーブ剤及び
パーマネント・ウェーブ調整方法を提供することを目的
とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
pHが2〜6.5であって1ml当たり0.1〜2.0ミ
リ当量の酸を含有している酸性のウェーブ調整剤又はp
Hが7.5〜9であって1ml当たり0.1〜2.0ミリ
当量のアルカリを含有しているウェーブ調整剤で毛髪を
処理した後、チオグリコール酸、チオグリコール酸塩、
システイン及びアセチルシステインより選ばれた1種ま
たは2種以上の還元剤2〜11%と炭酸塩1〜7%とを
含み、かつ液のpHが6.5〜7.5であるパーマネン
ト・ウェーブ第1剤を毛髪上の液のpHが6〜8となる
ように使用して処理し、その後酸化剤を含有しているパ
ーマネント・ウェーブ第2剤で処理することを特徴とす
るパーマネント・ウェーブ調整方法により達成すること
ができる。
【0008】本発明におけるパーマネント・ウェーブ第
1剤に用いられる還元剤はチオグリコール酸、チオグリ
コール酸塩、システイン及びアセチルシステインより選
ばれた1種または2種以上からなるものであるが、上記
のチオグリコール酸塩としてはチオグリコール酸アンモ
ニウム、チオグリコール酸ナトリウム、チオグリコール
酸カリウム、チオグリコール酸モノエタノールアミン、
チオグリコール酸トリエタノールアミンなどであってよ
い。かかる還元剤の配合量は2〜11%の範囲内にある
ことが好ましい。2%未満ではウェーブ形成力が充分で
なく、また11%を超えると毛髪の損傷が大きい。
【0009】本発明におけるパーマネント・ウェーブ第
1剤に用いられる炭酸塩は、炭酸アンモニウム、炭酸水
素アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸グアニジンなどであってよい。なかでも毛髪の
損傷が少なく、また安定性が高い点から、炭酸水素アン
モニウム、炭酸グアニジンが好ましい。かかる炭酸塩の
配合量は1〜7%の範囲内にあることが好ましい。1%
未満ではウェーブ形成力が充分でなく、また7%を超え
ると毛髪の損傷が大きい。
【0010】本発明におけるパーマネント・ウェーブ第
1剤のpHは6.5〜7.5の範囲内にあることが好ま
しい。pH6.5〜7.5の範囲内であれば、ウェーブ
調整剤と組み合わせても毛髪の損傷が少なく、充分なウ
ェーブ形成力が得られる。このような範囲のpH値を有
する第1剤は、チオグリコール酸、チオグリコール酸
塩、システイン及びアセチルシステインより選ばれた1
種または2種以上の還元剤2〜11%と炭酸塩1〜7%
とを含むアルカリ性の溶液Aと、酸又は/及び塩を含む
酸性の溶液Bとを、液のpHが6.5〜7.5となるよ
うに混合して調製し、直ちに使用することが好ましい。
【0011】本発明におけるウェーブ調整剤のうち、酸
性のウェーブ調整剤はpHが2〜6.5であって1ml当
たり0.1〜2.0ミリ当量の酸を含有していることが
好ましい。この範囲内であれば、毛髪の風合いを損なわ
ず、充分にウェーブ力を調整することができる。またア
ルカリ性のウェーブ調整剤はpHが7.5〜9であって
1ml当たり0.1〜2.0ミリ当量のアルカリを含有し
ていることが好ましい。この範囲内であれば毛髪の損傷
が少なく、充分にウェーブ力を調整することができる。
【0012】本発明におけるパーマネント・ウェーブ第
2剤に用いられる酸化剤は臭素酸塩や過酸化水素などよ
り選ばれた1種または2種以上からなるものであるが、
上記の臭素酸塩としては臭素酸アンモニウム、臭素酸ナ
トリウム、臭素酸カリウムなどであってよい。かかる酸
化剤の配合量は1〜10%の範囲内にあることが好まし
い。
【0013】本発明におけるパーマネント・ウェーブ第
1剤、パーマネント・ウェーブ第2剤、及びウェーブ調
整剤には、本発明の効果を妨げない範囲において必要に
応じて他の成分、例えばカチオン性、アニオン性、両
性、非イオン性などの高分子または低分子の界面活性
剤、尿素、高級アルコール、蛋白加水分解物、アミノ
酸、防腐剤、着色剤、香料などを添加配合しておくこと
ができる。
【0014】本発明のパーマネント・ウェーブ調整方法
は上記の各処理剤を組み合わせて使用するものである
が、先ずウェーブ調整剤で毛髪を処理後、上記のパーマ
ネント・ウェーブ第1剤で処理するに際して、毛髪上の
溶液のpHが6〜8となるように調整する。毛髪上での
pHが6〜8の範囲内であれば、毛髪の風合いを損なわ
ず、毛髪の損傷が少なく、充分にウェーブ力を調整する
ことができる。
【0015】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらの例に制限されるものではな
い。 〔実施例1〕以下に示す組成のパーマネント・ウェーブ
第1剤、同じく第2剤、ウェーブ調整剤(泡状にして使
用)を用意した。
【0016】
【表1】パーマネント・ウェーブ第1剤のA (処方1、pH7.8) チオグリコール酸アンモニウム 13.4g (チオグリコール酸として50%) 塩酸システイン 1.6g アンモニア水(25%) 0.8g 炭酸水素アンモニウム 1.1g 炭酸グアニジン 1.1g 乳化剤 3.0g 精製水で全量を調整 100ml
【表2】パーマネント・ウェーブ第1剤のA (処方2、pH7.8) チオグリコール酸アンモニウム 13.4g (チオグリコール酸として50%) 塩酸システイン 1.6g アンモニア水(25%) 0.8g 炭酸水素アンモニウム 4.0g 炭酸グアニジン 1.1g 乳化剤 3.0g 精製水で全量を調整 100ml
【表3】パーマネント・ウェーブ第1剤のB (処方3、pH3.8) クエン酸 6.8g クエン酸ナトリウム 6.0 L−グルタミン酸 0.5g アンモニア水で調整 適量 精製水で全量を調整 100ml
【表4】パーマネント・ウェーブ第2剤 (処方4) 臭素酸ナトリウム 7.0g ラウリルジメチルアミノ酢ベタイン 1.0g 精製水で全量を調整 100ml
【表5】ウェーブ調整剤 (処方5、pH3.8、酸含量:0.97meq/ml) クエン酸 6.6g クエン酸ナトリウム 5.6g L−グルタミン酸 0.5g ホ゜リオキシエチレン ノニルフェニルエーテル(10EO) 0.4g ホ゜リオキシエチレン セチルエーテル(2EO) 0.7g 精製水 86.2g プロペラント(LPG/DME) 6.0g
【表6】ウェーブ調整剤 (処方6、pH8.5、アルカリ含量:0.77meq/ml) 炭酸水素アンモニウム 5.0g アルギニン 4.0g ホ゜リオキシエチレン ノニルフェニルエーテル(10EO) 0.4g ホ゜リオキシエチレン セチルエーテル(2EO) 0.7g 精製水 89.9g プロペラント(LPG/DME) 6.0g
【0017】用意した各処理剤を用いて、以下のように
してパーマネント・ウェーブ処理を行った。すなわち、
先ず頭髪を図1に示すように6箇所(A,B,C,D,
E,F)の部分に分け、AとDに処方5のウェーブ調整
剤をムース(泡)状にしたものをそれぞれに0.6gを
塗布し、CとFに処方6のウェーブ調整剤をムース
(泡)状にしたものをそれぞれに0.6gを塗布した。
その後、A,B及びCに第1剤のA(処方1)90mlと
第1剤のB(処方3)10mlを混合した第1剤(pH
6.7)をそれぞれに15mlづつを塗布しながら(pH
メーターで毛髪上の溶液のpHを測定する)、またD,
E及びFに第1剤のA(処方2)90mlと第1剤のB
(処方3)10mlを混合した第1剤(pH7.3)をそ
れぞれに15mlづつを塗布しながら(pHメーターで毛
髪上の溶液のpHを測定する)直径1cmのロットに巻
き、15分放置後水洗した。次いで第2剤(処方4)9
0mlをA,B,C,D,E及びFにそれぞれに15mlづ
つ分けて塗布し、10分放置後ロットをはずし水洗し
た。そして形成されたウェーブの内径を測定し、その結
果を表7にまとめた。表7の結果をみると、本発明のパ
ーマネント・ウェーブ調整方法によれば、簡単な操作
で、毛髪のウェーブ形成度合いを部分的又は全体的に、
任意に調整することが可能であることがわかる。
【0018】
【表7】
【0019】〔実施例2〕パーマネント・ウェーブ第1
剤として、実施例1で用いた表2に示す処方2の組成の
第1剤のAと同じく実施例1で用いた表3に示す処方3
の組成の第1剤のBを組み合わせた本発明による第1剤
と、以下の表8に示す従来技術の処方7の組成のアルカ
リ性第1剤とを比較のために用意した他、同じく第2剤
として実施例1で用いた表4に示す処方4の組成のもの
を、ウェーブ調整剤として実施例1で用いた表6に示す
処方6の組成のものを、それぞれ用意した。これらの各
処理剤を用いて、以下の方法に従ってウェーブ効率試
験、表面摩擦感試験を行ない、その結果を表9にまとめ
た。
【0020】
【表8】パーマネント・ウェーブ第1剤 (処方7、pH8.2) チオグリコール酸アンモニウム 12.1g (チオグリコール酸として50%) 塩酸システイン 1.4g アンモニア水(25%) 1.5g 炭酸水素アンモニウム 3.9g 乳化剤 3.0g ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム 0.2g 精製水で全量を調整 100ml
【0021】(1)ウェーブ効率試験 毛髪(中国人未処理毛)25本をキルビー法のウェーブ
器具に巻き付け、これに処方6のウェーブ調整剤0.6
gを塗布した後、第1剤のA(処方2)90mlと第1剤
のB(処方3)10mlを混合した第1剤15mlを塗布
し、このウェーブ器具を空容器に入れて密閉し、この容
器を40℃の恒温槽中に15分間放置した。次いでウェ
ーブ器具を取り出して水洗し、処方4の第2剤に10分
間浸漬した後水洗した。また別に、毛髪(中国人未処理
毛)25本をキルビー法のウェーブ器具に巻き付け、こ
れに処方7の第1剤15mlを塗布し、以下上記と同様に
処理した。こうして処理した毛髪をウェーブ器具から取
り外し、ウェーブ効率を測定した。
【0022】(2)表面摩擦感試験 長さ15cm、重さ2gの毛髪(染毛剤処理毛)の根元側
を接着剤で固定して幅3cmの毛束とし、これに処方6の
ウェーブ調整剤0.6gを塗布した後、第1剤のA(処
方2)90mlと第1剤のB(処方3)10mlを混合した
第1剤15mlに15分間浸漬し、水洗したのち処方4の
第2剤に10分間浸漬し、次いで自然乾燥させた。また
別の毛束に処方7の第1剤15mlを塗布し、以下上記と
同様に処理した。こうして得た試料毛髪について、カト
ーテック(株)製KE−SE摩擦感テスターを用いて平
均摩擦係数の平均偏差(MMD)を測定した。MMD値
は大きい程ざらつき感があり、毛髪の損傷が大きいこと
を示す。
【0023】
【表9】
【0024】表9の結果をみると、本発明のパーマネン
ト・ウェーブ第1剤、ウェーブ調整剤の組合せ処理(p
H7.4)は従来のアルカリ性パーマ第1剤(pH8.
2)にくらべて、ウェーブ形成力が強く、毛髪の損傷が
少ないことがわかる。
【0025】
【発明の効果】本発明のパーマネント・ウェーブ剤を用
いたパーマネント・ウェーブ調整方法によれば、従来は
毛髪の損傷が少ないがウェーブ形成力が充分でなかった
ような酸性〜中性のpH領域でも、ウェーブ形成力が強
いにかかわらず毛髪の損傷が少なく、かつ毛髪のウェー
ブ形成度合いを部分的又は全体的に任意に調整すること
が可能となったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパーマネント・ウェーブ調整方法を試
験するに際しての、頭髪の分割状態を示す頭部上面図で
ある。
【符号の説明】
A 左前部 B 中前部 C 右前部 D 左後部 E 中後部 F 右後部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 pHが2〜6.5であって1ml当たり
    0.1〜2.0ミリ当量の酸を含有している酸性のウェ
    ーブ調整剤又はpHが7.5〜9であって1ml当たり
    0.1〜2.0ミリ当量のアルカリを含有しているウェ
    ーブ調整剤と、チオグリコール酸、チオグリコール酸
    塩、システイン及びアセチルシステインより選ばれた1
    種または2種以上の還元剤2〜11%と炭酸塩1〜7%
    とを含み、かつ液のpHが6.5〜7.5であるパーマ
    ネント・ウェーブ第1剤と、酸化剤を含有しているパー
    マネント・ウェーブ第2剤とからなることを特徴とする
    パーマネント・ウェーブ剤。
  2. 【請求項2】 パーマネント・ウェーブ第1剤がチオグ
    リコール酸、チオグリコール酸塩、システイン及びアセ
    チルシステインより選ばれた1種または2種以上の還元
    剤2〜11%と炭酸塩1〜7%とを含むアルカリ性の溶
    液Aと、酸又は/及び塩を含む酸性の溶液Bとを混合し
    てなるものである、請求項1記載のパーマネント・ウェ
    ーブ剤。
  3. 【請求項3】 pHが2〜6.5であって1ml当たり
    0.1〜2.0ミリ当量の酸を含有している酸性のウェ
    ーブ調整剤又はpHが7.5〜9であって1ml当たり
    0.1〜2.0ミリ当量のアルカリを含有しているウェ
    ーブ調整剤で毛髪を処理した後、チオグリコール酸、チ
    オグリコール酸塩、システイン及びアセチルシステイン
    より選ばれた1種または2種以上の還元剤2〜11%と
    炭酸塩1〜7%とを含み、かつ液のpHが6.5〜7.
    5であるパーマネント・ウェーブ第1剤を毛髪上の液の
    pHが6〜8となるように使用して処理し、その後酸化
    剤を含有しているパーマネント・ウェーブ第2剤で処理
    することを特徴とするパーマネント・ウェーブ調整方
    法。
  4. 【請求項4】 チオグリコール酸、チオグリコール酸
    塩、システイン及びアセチルシステインより選ばれた1
    種または2種以上の還元剤2〜11%と炭酸塩1〜7%
    とを含むアルカリ性の溶液Aと、酸又は/及び塩を含む
    酸性の溶液Bとを、液のpHが6.5〜7.5となるよ
    うに混合してパーマネント・ウェーブ第1剤を調製し、
    直ちに使用することを特徴とする請求項3記載のパーマ
    ネント・ウェーブ調整方法。
  5. 【請求項5】 ウェーブ調整剤をムース状にして毛髪に
    部分的又は全体的に塗布し、ウェーブ形成の度合いを部
    分的又は全体的に調整することを特徴とする請求項3又
    は4記載のパーマネント・ウェーブ調整方法。
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