JPH0617152Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0617152Y2
JPH0617152Y2 JP11298089U JP11298089U JPH0617152Y2 JP H0617152 Y2 JPH0617152 Y2 JP H0617152Y2 JP 11298089 U JP11298089 U JP 11298089U JP 11298089 U JP11298089 U JP 11298089U JP H0617152 Y2 JPH0617152 Y2 JP H0617152Y2
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JP
Japan
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guide wall
guide
display case
display
guide groove
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JP11298089U
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JPH0351474U (ja
Inventor
貢 大川
紀久 谷内
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東京電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、表示装置に関する。例えば、電子キャッシュ
レジスタやPOS(ポイント・オブ・セールス)端末な
どの商品販売データ処理装置に利用できる。
[従来の技術] 例えば、電子キャッシュレジスタやPOS端末などの商
品販売データ処理装置では、キャッシャ用表示器を筺体
に一体的に組込んだ構造である。
つまり、第4図に示す如く、ドロワ1の上面に設置され
た筺体2の右側にキーボード部3およびキャッシャ用表
示器6を、左側にプリンタ部5をそれぞれ一体的に組込
んだ構造である。
従って、キャッシャは、キーボード部3をキー操作し、
そのキー操作に伴ってキャッシャ用表示器6に表示され
たデータを確認しながら、次の登録作業や金銭授受を行
っている。
[考案が解決しようとする課題] 従来のように、キャッシャ用表示器6を筺体2に一体的
に組込んだ構造では、キャッシャ用表示器6に表示され
たデータがキャッシャから見ずらい場合がある。
つまり、キャッシャの身長や履物、あるいは、その商品
販売データ処理装置を設置するための設置台の高さ寸法
などの関係から、キャッシャ用表示器を見る角度が一定
しないことから、表示が見ずらい場合がある。
このことは、上述した商品販売データ処理装置に限った
問題でなく、一般の電子機器に付随して設けられる表示
装置についても云える問題である。
ここに、本考案の目的は、このような従来の問題を解決
し、簡単な操作で表示部の向きを上下方向へ可変できる
ようにするとともに、構造的にも簡単でかつコンパクト
にできる表示装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そのため、本考案では、筺体に水平軸線を中心とする凹
円弧面状のガイド壁を設け、このガイド壁の円弧面方向
に沿って第1のガイド溝を形成するとともに、この第1
のガイド溝を挟んだ両側に第2のガイド溝を第1のガイ
ド溝と平行に形成し、前面に表示部を有する表示ケース
の後面に前記ガイド壁に回動自在に嵌合する凸円弧面状
の摺動面を形成し、この摺動面に前記第1のガイド溝内
を移動可能な突起と、前記各第2のガイド溝に対して摺
動自在に係合して表示ケースの回動軸線方向の移動を規
制するとともにガイド壁の内面に対して摺動自在に係合
して表示ケースの抜止めを行う係合爪とをそれぞれ設
け、前記突起に前記カイド壁の内面に摺接して前記表示
ケースをガイド壁に所定の押圧力で押圧する板ばねを設
けた、ことを特徴とする。
[作用] 表示ケースをガイド壁に沿って回動させ、所望角度位置
まで回動させた後、表示ケースから手を離すと、板ばね
の押圧力によって表示ケースがその角度位置に保持され
る。従って、簡単な操作で表示部の向きを上下方向へ可
変することができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。
第3図は本実施例の電子キャッシュレジスタの外観を示
している。同図において、1はドロワ、2はドロワ1の
上面に設置された筺体である。筺体2には、右側前部に
キーボード部3が、右側後部にキャッシャ用表示器4が
それぞれ設けられているとともに、左側にプリンタ部5
が設けられている。
第1図は前記キャッシャ用表示器4の断面を、第2図は
第1図のII−II線断面をそれぞれ示している。これらの
図において、11は前記筺体2の後部に水平軸線を中心
として凹円弧面状に形成されたガイド壁11である。ガ
イド壁11には、その円弧面方向に沿って第1のガイド
溝12A,12Bが互いに所定間隔離れてかつ平行に形
成されているとともに、この第1のガイド溝12A,1
2Bを挟んで両側に第2のガイド溝13A,13Bが第
1のガイド溝12A,12Bと平行に形成されている。
更に、第2のガイド溝13A,13Bを挟んだ両側に
は、ガイド壁11の外面より僅か突出した細幅状のリブ
14A,14Bが第1のガイド溝12A,12Bと平行
に形成されている。なお、15は前記第1のガイド溝1
2A,12Bの間に形成されたコード引出口である。
また、21は前記キャッシャ用表示器4のキャッシャ用
表示ケースである。表示ケース21には、その前面に表
示部22が設けられているとともに、後面に前記ガイド
壁11に回動自在に嵌合する凸円弧面状の摺動面23が
形成されている。摺動面23には、前記各第1のガイド
溝12A,12B内を移動可能でかつねじ穴24A,2
4Bを有する突起25A,25Bと、前記各第2のガイ
ド溝13A,13Bに対して摺動自在に係合する係合爪
26A,26Bとがそれぞれ設けられている。なお、2
7は前記コード引出口15と対応して表示ケース21に
形成されたコード引出口である。
前記各突起25A,25Bには、前記ガイド壁11の内
面に摺接して表示ケース21をガイド壁11のリブ14
A,14Bに所定の押圧力で押圧する板ばね31A,3
1Bが止めねじ32A,32Bによって取付けられてい
る。各板ばね31A,31Bは、幅寸法が前記第1のガ
イド溝12A,12Bの溝幅寸法より大きい帯板状で、
上下端部がガイド壁11の内面に向かって円弧形状に湾
曲形成されている。
前記各係合爪26A,26Bは、前記第2のガイド溝1
3A,13Bの溝幅よりも細い形状で、かつ、外面が第
2のガイド溝13A,13Bの内壁に接している。これ
により、表示ケース21の回動軸線方向、つまり幅方向
(第2図中左右方向)の移動が規制されている。また、
先端部には、前記第2のガイド溝13A,13Bの内壁
に接する外面から外方へ向かって直角に突出しガイド壁
11の内面に対して摺動自在に係合する係止部41A,
41Bと、係合爪26A,26Bを前記第2のガイド溝
13A,13Bに挿入する際に係止部41A,41Bが
内方へ変位するように係合爪26A,26Bを湾曲させ
る傾斜面42A,42Bとがそれぞれ形成されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
組立てに当っては、表示ケース21の突起25A,25
Bを第1のガイド溝12A,12Bに、係合爪26A,
26Bを第2のガイド溝13A,13Bにそれぞれ挿入
する。すると、係合爪26A,26Bの傾斜面42A,
42Bによって係合爪26A,26Bが互いに内方へ湾
曲されながら挿入される。所定位置、つまり表示ケース
21の摺動面23がガイド壁11のリブ14A,14B
に接する位置まで挿入されると、係止部41A,41B
が第2のガイド溝13A,13Bから外れるので、係合
爪26A,26Bが外方へ復帰し係止部41A,41B
がガイド壁11の内面に係合した状態となる。これによ
り、表示ケース21の幅方向の移動が規制されると同時
に、表示ケース21が抜止めされた状態となる。
ここで、筺体2の内部から、板ばね31A,31Bを止
めねじ32A,32Bによって突起25A,25Bに取
付ける。すると、板ばね31A,31Bの弾性力によっ
て表示ケース21の摺動面23がガイド壁11のリブ1
4A,14Bに押圧される。
この状態において、表示ケース21を上下方向へ回動さ
せ、表示部22の向きを上下方向へ可変する。ここで、
表示ケース21から手を離しても、板ばね31A,31
Bの弾性力によって表示ケース21の摺動面23がガイ
ド壁11のリブ14A,14Bに押圧されているから、
この押圧力によって表示ケース21は回動した位置に保
持される。
従って、本実施例によれば、筺体2に水平軸線を中心と
する凹円弧面状のガイド壁11を形成するとともに、こ
のガイド壁11の円弧面方向に沿って第1のガイド溝1
2A,12Bを形成する一方、表示ケース21の後面に
ガイド壁11に嵌合する凸円弧面状の摺動面23を形成
し、この摺動面23に第1のガイド溝12A,12B内
を移動可能な突起25A,25Bを設け、この突起25
A,25Bにガイド壁11の内面に摺接して表示ケース
21をガイド壁11に押圧する板ばね31A,31Bを
設けたので、表示ケース21を上下方向へ回動、つまり
表示部22の向きを上下方向へ可変することができると
ともに、回動後の位置に自動的に保持させることができ
る。よって、キャッシャの身長や設置台などに関係な
く、表示部22を見る角度を一定とすることができるの
で、表示部22の表示が見ずらいという問題を解決する
ことができる。
この際、ガイド壁11の両側には、表示ケース21の摺
動面23に接する細幅状のリブ14A,14Bを形成し
てあるので、表示ケース21の摺動面23とガイド壁1
1の接触面を少なく、つまり両者の摩擦抵抗を少なくで
きる。よって、表示ケース21の回動を円滑に行うこと
ができる。
また、第1のガイド溝12A,12Bを挟んだ両側に第
2のガイド溝13A,13Bを形成する一方、表示ケー
ス21の摺動面23に第2のガイド溝13A,13Bに
対して摺動自在に係合するとともに、ガイド壁11の内
面に対して摺動自在に係合する係合爪26A,26Bを
設けたので、表示ケース21の回動軸線方向の移動を規
制できると同時に、表示ケース21の抜止めも行うこと
ができる。
この際、係合爪26A,26Bには、係止部41A,4
1Bのほかに、傾斜面42A,42Bを設けてあるの
で、係合爪26A,26Bを第2のガイド溝13A,1
3Bに差込むと、傾斜面42A,42Bによって係合爪
26A,26Bが内方へ湾曲しながら侵入し、所定位置
まで侵入すると係合爪26A,26Bが外方へ復帰して
係止部41A,41Bが第2のガイド溝13A,13B
およびガイド壁11の内面に係合するので、単に差込む
だけで表示ケース21をガイド壁11に組込むことがで
きる。
また、係合爪26A,26Bによって表示ケース21の
抜止めを行なえることは、組立てに当って、係合爪26
A,26Bを第2のガイド溝13A,13Bに係合させ
れば、表示ケース21がガイド壁11に装着された状態
となるので、その後に筺体2の内部から板ばね31A,
31Bを突起25A,25Bに止めめじ32A,32B
によって取付ける場合の作業も容易に行うことができ
る。
更に、係合爪26A,26Bによって表示ケース21の
抜止めを行なえることは、板ばね31A,31Bは単に
表示ケース21を回動後の位置に保持できる弾性を備え
ればよいので、つまり比較的弱い弾性でも対応できるの
で、表示ケース21の回動抵抗を小さく抑えることがで
きる。
また、筺体2に凹円弧面状のガイド壁11を形成し、こ
のガイド壁11に表示ケース21を摺動自在に嵌合させ
た構造であるから、構造的にも簡単でかつコンパクトに
できる。
なお、上記実施例では、電子キャッシュレジスタに適用
した例について説明したが、POS端末や一般の電子機
器に付随する表示装置にも適用することができる。
[考案の効果] 以上の通り、本考案によれば、表示ケースの表示部の向
きを上下方向へ可変することができるので、オペレータ
の身長や設置台などに関係なく表示部を見る角度を一定
にでき、表示部の表示が見ずらいという問題を解決する
ことができる。しかも、表示部の向きを上下方向へ可変
した位置に自動的に保持させることができるので、操作
が簡単である。また、構造的にも簡単でかつコンパクト
にできる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は要部を示
す断面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は
外観を示す斜視図、第4図は従来例を示す斜視図であ
る。 2……筺体、 11……ガイド壁、 12A,12B……第1のガイド溝、 13A,13B……第2のガイド溝、 21……表示ケース、 22……表示部、 23……摺動面、 25A,25B……突起、 26A,26B……係合爪、 31A,31B……板ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体に水平軸線を中心とする凹円弧面状の
    ガイド壁を設け、このガイド壁の円弧面方向に沿って第
    1のガイド溝を形成するとともに、この第1のガイド溝
    を挟んだ両側に第2のガイド溝を第1のガイド溝と平行
    に形成し、 前面に表示部を有する表示ケースの後面に前記ガイド壁
    に回動自在に嵌合する凸円弧面状の摺動面を形成し、こ
    の摺動面に前記第1のガイド溝内を移動可能な突起と、
    前記各第2のガイド溝に対して摺動自在に係合して表示
    ケースの回動軸線方向の移動を規制するとともにガイド
    壁の内面に対して摺動自在に係合して表示ケースの抜止
    めを行う係合爪とをそれぞれ設け、前記突起に前記ガイ
    ド壁の内面に摺接して前記表示ケースをガイド壁に所定
    の押圧力で押圧する板ばねを設けた、 ことを特徴とする表示装置。
JP11298089U 1989-09-27 1989-09-27 表示装置 Expired - Lifetime JPH0617152Y2 (ja)

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JP11298089U JPH0617152Y2 (ja) 1989-09-27 1989-09-27 表示装置

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JPH0351474U JPH0351474U (ja) 1991-05-20
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