JP2542517Y2 - 陳列棚用仕切板 - Google Patents
陳列棚用仕切板Info
- Publication number
- JP2542517Y2 JP2542517Y2 JP3845091U JP3845091U JP2542517Y2 JP 2542517 Y2 JP2542517 Y2 JP 2542517Y2 JP 3845091 U JP3845091 U JP 3845091U JP 3845091 U JP3845091 U JP 3845091U JP 2542517 Y2 JP2542517 Y2 JP 2542517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display shelf
- wall
- partition
- plate
- leaf spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Display Racks (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、陳列棚用仕切板、詳
しくは、デパート、スーパーマーケット、小売店等にお
いて、商品を陳列するための陳列棚を、商品の種類など
に応じて仕切るための陳列棚用仕切板に関する。
しくは、デパート、スーパーマーケット、小売店等にお
いて、商品を陳列するための陳列棚を、商品の種類など
に応じて仕切るための陳列棚用仕切板に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、陳列棚用仕切板は、水平な基部と
基部から垂直に延びた仕切壁部とからなる断面Ｌ字状又
は断面Ｔ字状に構成され、単に陳列棚上面に載置されて
陳列棚を仕切るだけのものであったり、陳列棚側に一定
ピッチの溝を設け、この溝に仕切板をはめ込むタイプの
ものであった。
基部から垂直に延びた仕切壁部とからなる断面Ｌ字状又
は断面Ｔ字状に構成され、単に陳列棚上面に載置されて
陳列棚を仕切るだけのものであったり、陳列棚側に一定
ピッチの溝を設け、この溝に仕切板をはめ込むタイプの
ものであった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前者の陳列棚
用仕切板によると、基部が陳列棚上面を左右方向へ非所
望に摺動し、陳列棚を整然と仕切ることができず、又美
観を損なう場合があった。
用仕切板によると、基部が陳列棚上面を左右方向へ非所
望に摺動し、陳列棚を整然と仕切ることができず、又美
観を損なう場合があった。
【０００４】また、陳列棚上面が基部の部分で段差を生
じ、陳列商品によっては、良好な陳列状態とならない場
合もあった。
じ、陳列商品によっては、良好な陳列状態とならない場
合もあった。
【０００５】一方、後者の陳列棚用仕切板によると、陳
列棚側に溝を形成するための作業を要し、コスト高にな
り、又、ピッチ幅しか移動できないため移動可能な範囲
が限定されるという問題があった。
列棚側に溝を形成するための作業を要し、コスト高にな
り、又、ピッチ幅しか移動できないため移動可能な範囲
が限定されるという問題があった。
【０００６】この考案は、上記問題点を解決し、陳列棚
上面を摺動することがなく、陳列棚上面に段差を生じさ
せず、しかも移動可能範囲が限定されない、構成が簡単
でかつ安価な陳列棚用仕切板を提供することを課題とす
る。
上面を摺動することがなく、陳列棚上面に段差を生じさ
せず、しかも移動可能範囲が限定されない、構成が簡単
でかつ安価な陳列棚用仕切板を提供することを課題とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
この考案に係る陳列棚用仕切板は、陳列棚の前、後壁に
着脱自在に係止され、前記陳列棚上面の左右方向の任意
位置に固定可能な陳列棚用仕切板であって、仕切壁部
と、前記仕切壁部の下部後端部に形成された板ばね部
と、前記仕切壁部の下部前端部に形成された板部とから
なり、前記板ばね部の弾性復帰力に基き、前記板ばね部
が前記後壁前面に、前記板部が前記前壁後面にそれぞれ
押圧され、これにより前記前壁、後壁に係止されること
を特徴とする。
この考案に係る陳列棚用仕切板は、陳列棚の前、後壁に
着脱自在に係止され、前記陳列棚上面の左右方向の任意
位置に固定可能な陳列棚用仕切板であって、仕切壁部
と、前記仕切壁部の下部後端部に形成された板ばね部
と、前記仕切壁部の下部前端部に形成された板部とから
なり、前記板ばね部の弾性復帰力に基き、前記板ばね部
が前記後壁前面に、前記板部が前記前壁後面にそれぞれ
押圧され、これにより前記前壁、後壁に係止されること
を特徴とする。
【０００８】
【考案の作用・効果】この考案に係る陳列棚用仕切板に
よると、従来の基部を省略しているため陳列棚上面に段
差が生じない。このため、商品の良好な陳列状態を得る
ことができる。
よると、従来の基部を省略しているため陳列棚上面に段
差が生じない。このため、商品の良好な陳列状態を得る
ことができる。
【０００９】また、板ばね部の弾性復帰力に基き、陳列
棚の前壁に板部が、後壁に板ばね部がそれぞれ押圧され
ることにより仕切板が前、後壁に係止される。このた
め、仕切板が陳列棚上を左右方向へ摺動しなくなり、整
然とした仕切状態を保つことができる。
棚の前壁に板部が、後壁に板ばね部がそれぞれ押圧され
ることにより仕切板が前、後壁に係止される。このた
め、仕切板が陳列棚上を左右方向へ摺動しなくなり、整
然とした仕切状態を保つことができる。
【００１０】また、陳列棚側に溝を設けていないため安
価になり、しかも移動範囲が限定されない。
価になり、しかも移動範囲が限定されない。
【００１１】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【００１２】この実施例に係る陳列棚用仕切板は、図１
に示すような左右方向に長く延び、左右方向に沿って前
壁１、後壁２が形成された陳列棚３の前、後壁１、２間
に設置され、陳列棚３を左右方向の適宜位置で仕切るも
のである。
に示すような左右方向に長く延び、左右方向に沿って前
壁１、後壁２が形成された陳列棚３の前、後壁１、２間
に設置され、陳列棚３を左右方向の適宜位置で仕切るも
のである。
【００１３】仕切板４は、アクリル樹脂又は塩化ビニル
樹脂等の一体成形品であり、仕切壁部５と、仕切壁部５
の下部後端部に形成された板ばね部６と、仕切壁部５の
下部前端部に形成された板部７とからなる。板部７の表
面には、図３に示すように、滑り止め用のシート８が添
着されている。このシート８は、例えば仕切板４の材料
と同一材料とされている。
樹脂等の一体成形品であり、仕切壁部５と、仕切壁部５
の下部後端部に形成された板ばね部６と、仕切壁部５の
下部前端部に形成された板部７とからなる。板部７の表
面には、図３に示すように、滑り止め用のシート８が添
着されている。このシート８は、例えば仕切板４の材料
と同一材料とされている。
【００１４】仕切板４を陳列棚３の上面へ設置するにあ
たっては、板ばね部６を後壁２の前面２ａに押しつけて
弾性変形させることにより（図２、並びに、押しつけ直
前の状態を示す図４、および、押しつけ後の状態を示す
図５参照）、板部７が前壁１の後面１ａと当接できるよ
うにする。そして、板ばね部６への押圧力を解除する
と、板ばね部６の弾性復帰力に基き、板ばね部６が後壁
前面２ａに、板部７が前壁後面１ａにそれぞれ押圧さ
れ、仕切板４は陳列棚３の前壁１、後壁２に係止され
る。この設置後の状態においては、滑り止め用シート８
により板部７が前壁後面１ａにより一層確実に係止され
る。また、設置後の状態においては、板ばね部６が後壁
２の溝９、板部７が前壁１の他の溝１０にそれぞれ納ま
っており、仕切板４に仕切板４を倒そうとする力が加え
られても、板ばね部６は溝９の側壁（後壁２の天板部）
９ａ、板部７は他の溝１０の側壁（前壁１の天板部）１
０ａによりいずれも溝９、１０から抜け出ない。なお、
図２図示の２点鎖線は板ばね部６の弾性変形した状態を
表わしている。
たっては、板ばね部６を後壁２の前面２ａに押しつけて
弾性変形させることにより（図２、並びに、押しつけ直
前の状態を示す図４、および、押しつけ後の状態を示す
図５参照）、板部７が前壁１の後面１ａと当接できるよ
うにする。そして、板ばね部６への押圧力を解除する
と、板ばね部６の弾性復帰力に基き、板ばね部６が後壁
前面２ａに、板部７が前壁後面１ａにそれぞれ押圧さ
れ、仕切板４は陳列棚３の前壁１、後壁２に係止され
る。この設置後の状態においては、滑り止め用シート８
により板部７が前壁後面１ａにより一層確実に係止され
る。また、設置後の状態においては、板ばね部６が後壁
２の溝９、板部７が前壁１の他の溝１０にそれぞれ納ま
っており、仕切板４に仕切板４を倒そうとする力が加え
られても、板ばね部６は溝９の側壁（後壁２の天板部）
９ａ、板部７は他の溝１０の側壁（前壁１の天板部）１
０ａによりいずれも溝９、１０から抜け出ない。なお、
図２図示の２点鎖線は板ばね部６の弾性変形した状態を
表わしている。
【００１５】以上説明したように、この実施例に係る陳
列棚用仕切板４によると、従来の基部に相当する部分を
省略しているため陳列棚３の上面に段差が生じない。こ
のため、商品の良好な陳列状態を得ることができる。
列棚用仕切板４によると、従来の基部に相当する部分を
省略しているため陳列棚３の上面に段差が生じない。こ
のため、商品の良好な陳列状態を得ることができる。
【００１６】また、板ばね部６の弾性復帰力に基き、陳
列棚３の前壁１に板部７が、後壁２に板ばね部６がそれ
ぞれ押圧されることにより仕切板４が前、後壁１、２に
係止される。このため、仕切板４が陳列棚３の上面を左
右方向へ摺動しなくなり、整然とした仕切状態を保つこ
とができる。そして、このような係止状態は、滑り止め
用シート８により、より一層確実なものとなる。
列棚３の前壁１に板部７が、後壁２に板ばね部６がそれ
ぞれ押圧されることにより仕切板４が前、後壁１、２に
係止される。このため、仕切板４が陳列棚３の上面を左
右方向へ摺動しなくなり、整然とした仕切状態を保つこ
とができる。そして、このような係止状態は、滑り止め
用シート８により、より一層確実なものとなる。
【００１７】なお、上記実施例では、板ばね部６は仕切
壁部５とともに一体成形されているが、別部材としても
よい。また、後壁２の溝９は必ずしも必要ではないが、
溝９を設ける方がよい。また、滑り止め用シート８は必
ずしも必要ではないが、シート８は設ける方がよい。
壁部５とともに一体成形されているが、別部材としても
よい。また、後壁２の溝９は必ずしも必要ではないが、
溝９を設ける方がよい。また、滑り止め用シート８は必
ずしも必要ではないが、シート８は設ける方がよい。
【図１】一実施例に係る陳列棚用仕切板と陳列棚との関
係を示す斜視図
係を示す斜視図
【図２】上記仕切板の板ばね部付近を示す拡大図
【図３】上記仕切板の板部付近を示す拡大図
【図４】上記仕切板を陳列棚に設置する直前の板ばね部
と後壁との関係を示す断面図
と後壁との関係を示す断面図
【図５】上記仕切板を陳列棚に設置後の板ばね部と後壁
との関係を示す断面図
との関係を示す断面図
１ 前壁 １ａ 後面 ２ 後壁 ２ａ 前面 ３ 陳列棚 ４ 仕切板 ５ 仕切壁部 ６ 板ばね部 ７ 板部
Claims (1)
- 【請求項１】 陳列棚の前、後壁に着脱自在に係止さ
れ、前記陳列棚上面の左右方向の任意位置に固定可能な
陳列棚用仕切板であって、仕切壁部と、前記仕切壁部の
下部後端部に形成された板ばね部と、前記仕切壁部の下
部前端部に形成された板部とからなり、前記板ばね部の
弾性復帰力に基き、前記板ばね部が前記後壁前面に、前
記板部が前記前壁後面にそれぞれ押圧され、これにより
前記前壁、後壁に係止されることを特徴とする陳列棚用
仕切板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3845091U JP2542517Y2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 陳列棚用仕切板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3845091U JP2542517Y2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 陳列棚用仕切板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04131359U JPH04131359U (ja) | 1992-12-02 |
| JP2542517Y2 true JP2542517Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31919955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3845091U Expired - Lifetime JP2542517Y2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 陳列棚用仕切板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542517Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4745732B2 (ja) * | 2005-06-28 | 2011-08-10 | 株式会社岡村製作所 | 棚板の仕切構造 |
| JP2012095915A (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Kokuyo Co Ltd | 部材の取付構造 |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP3845091U patent/JP2542517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04131359U (ja) | 1992-12-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970204 |