JPH0617092A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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- JPH0617092A JPH0617092A JP4175672A JP17567292A JPH0617092A JP H0617092 A JPH0617092 A JP H0617092A JP 4175672 A JP4175672 A JP 4175672A JP 17567292 A JP17567292 A JP 17567292A JP H0617092 A JPH0617092 A JP H0617092A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 次の成分（ａ）〜（ｅ）：
（ａ）ポリオキシエチレンアルキル若しくはアルケニルエーテル硫酸塩又はα−
オレフィンスルホン酸塩 ５〜３０重量％；
（ｂ）第三級アミンオキサイド １〜１０重量％；
（ｃ）非イオン性又は両性界面活性剤 １〜１０重量％；
（ｄ）乳白化剤 １〜１０重量％；
（ｅ）芳香族カルボン酸又はその塩 １〜１０重量％；
を含有する液体洗浄剤組成物。
【効果】 優れた洗浄力、起泡力を維持しながら、分散
安定性に優れ、長期間保存しても分離・沈澱を生じず、
しかも皮膚への作用も温和なものであり、使用者に高級
感、温和感を長期にわたり与え続けることができる。
安定性に優れ、長期間保存しても分離・沈澱を生じず、
しかも皮膚への作用も温和なものであり、使用者に高級
感、温和感を長期にわたり与え続けることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液体洗浄剤組成物に関
し、さらに詳しくは、豊かな泡立ちを有し、真珠様光沢
又は乳白色を呈する乳白化剤の分散安定性に優れ、長期
にわたり、分離・沈澱等を生じない液体洗浄剤組成物に
関する。
し、さらに詳しくは、豊かな泡立ちを有し、真珠様光沢
又は乳白色を呈する乳白化剤の分散安定性に優れ、長期
にわたり、分離・沈澱等を生じない液体洗浄剤組成物に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、シャンプー、リンス、洗顔料、台
所用洗剤等の液体洗浄剤においては、商品の付加価値を
高める目的で、これらの組成物の外観を真珠光沢様に調
整することが行われている。この目的のため、所謂乳白
化剤として長鎖脂肪酸グリコールエステル、長鎖脂肪酸
アルカノールアミド等が使用されている。これらの乳白
化剤を用いて真珠光沢様の洗浄剤組成物を調製するに
は、常温で固体状の乳白化剤を液体洗浄剤製造時に添加
し、加熱、融解後、再び冷却し、晶析させる方法、又は
予め乳白化剤を融解し、再冷却して得た真珠様光沢を有
する濃厚分散液を、常温で洗剤成分と混合する方法等が
採られている。従って、いずれの方法によっても最終組
成物中では、乳白化剤が組成物中に微細な結晶状となっ
て分散している。
所用洗剤等の液体洗浄剤においては、商品の付加価値を
高める目的で、これらの組成物の外観を真珠光沢様に調
整することが行われている。この目的のため、所謂乳白
化剤として長鎖脂肪酸グリコールエステル、長鎖脂肪酸
アルカノールアミド等が使用されている。これらの乳白
化剤を用いて真珠光沢様の洗浄剤組成物を調製するに
は、常温で固体状の乳白化剤を液体洗浄剤製造時に添加
し、加熱、融解後、再び冷却し、晶析させる方法、又は
予め乳白化剤を融解し、再冷却して得た真珠様光沢を有
する濃厚分散液を、常温で洗剤成分と混合する方法等が
採られている。従って、いずれの方法によっても最終組
成物中では、乳白化剤が組成物中に微細な結晶状となっ
て分散している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
にして得られた従来の真珠様光沢を有する洗浄剤組成物
は、乳白化剤の分散安定性が充分でなく、長期間保存す
ると、分離・沈澱を生じることがあった。また、美しい
真珠様光沢を出すために乳白化剤の添加量を増やすと、
洗浄剤の基本性能である泡立ちが著しく阻害されてしま
うという問題もあった。従って、豊かな泡立ちを維持し
ながら、長期間均一な分散状態を保ち、美しい真珠様光
沢を呈し続ける液体洗浄剤組成物が望まれていた。
にして得られた従来の真珠様光沢を有する洗浄剤組成物
は、乳白化剤の分散安定性が充分でなく、長期間保存す
ると、分離・沈澱を生じることがあった。また、美しい
真珠様光沢を出すために乳白化剤の添加量を増やすと、
洗浄剤の基本性能である泡立ちが著しく阻害されてしま
うという問題もあった。従って、豊かな泡立ちを維持し
ながら、長期間均一な分散状態を保ち、美しい真珠様光
沢を呈し続ける液体洗浄剤組成物が望まれていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、特定のアニオン界面
活性剤、第三級アミンオキサイド、非イオン性又は両性
界面活性剤、乳白化剤に、芳香族カルボン酸又はその塩
を組合わせて用いれば、豊かな泡立ちを維持しながら、
分散安定性に優れ、長期間保存しても分離・沈澱を生じ
ない、美しい真珠様光沢又は乳白色を呈する液体洗浄剤
組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
発明者らは鋭意研究を行った結果、特定のアニオン界面
活性剤、第三級アミンオキサイド、非イオン性又は両性
界面活性剤、乳白化剤に、芳香族カルボン酸又はその塩
を組合わせて用いれば、豊かな泡立ちを維持しながら、
分散安定性に優れ、長期間保存しても分離・沈澱を生じ
ない、美しい真珠様光沢又は乳白色を呈する液体洗浄剤
組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
【０００５】すなわち、本発明は、次の成分（ａ）〜
（ｅ）： （ａ）一般式（１） R1O(CH2CH2O)lSO3M （１） （式中、Ｒ1 は炭素数８〜１８のアルキル基又はアルケニル基を示し、ｌは平均 付加モル数として１〜７の数を示し、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア ンモニウム又はアルカノールアミンを示す） で表わされるポリオキシエチレンアルキル若しくはアルケニルエーテル硫酸塩又 はα−オレフィンスルホン酸塩 ５〜３０重量％； （ｂ）一般式（２）
（ｅ）： （ａ）一般式（１） R1O(CH2CH2O)lSO3M （１） （式中、Ｒ1 は炭素数８〜１８のアルキル基又はアルケニル基を示し、ｌは平均 付加モル数として１〜７の数を示し、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア ンモニウム又はアルカノールアミンを示す） で表わされるポリオキシエチレンアルキル若しくはアルケニルエーテル硫酸塩又 はα−オレフィンスルホン酸塩 ５〜３０重量％； （ｂ）一般式（２）
【０００６】
【化５】
【０００７】 （式中、Ｒ1 は前記と同じ意味を有し、Ｒ2 及びＲ3 はそれぞれメチル基又はエ チル基を示す） で表わさる第三級アミンオキサイド １〜１０重量％； （ｃ）非イオン性又は両性界面活性剤 １〜１０重量％； （ｄ）乳白化剤 １〜１０重量％； （ｅ）一般式（３）
【０００８】
【化６】
【０００９】 （式中、Ｒ4 、Ｒ5 及びＲ6 はそれぞれ炭素数１〜３のアルキル基、水酸基又は 水素原子を示し、Ａ1 はカルボキシル基又はその塩を示す） で表わされる芳香族カルボン酸又はその塩 １〜１０重量％； を含有する液体洗浄剤組成物を提供するものである。
【００１０】本発明に用いられる（ａ）成分のうち、ポ
リオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸
塩は、前記一般式（１）で表わされるものであり、式
中、Ｒ 1のうち炭素数８〜１８のアルキル基としては、
例えばオクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル
基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペン
タデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタ
デシル基等が挙げられ、アルケニル基としては、例えば
オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ドデセニル
基、ウンデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル
基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセ
ニル基、オクタデセニル基等が挙げられる。また、α−
オレフィンスルホン酸塩としては炭素数１０〜１８のも
のが好ましく、塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩等
が挙げられる。これらのポリオキシエチレンアルキル若
しくはアルケニルエーテル硫酸塩又はα−オレフィンス
ルホン酸塩は、本発明の液体洗浄剤組成物の主基剤とな
るものであり、全組成中に５〜３０重量％（以下、単に
％で示す）、好ましくは１０〜２０％配合される。５％
未満では洗浄力、起泡力が不充分であり、３０％を超え
ると組成物の粘度が著しく増加して容器から取り出し難
くなったり、溶液安定性が悪化する。
リオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸
塩は、前記一般式（１）で表わされるものであり、式
中、Ｒ 1のうち炭素数８〜１８のアルキル基としては、
例えばオクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル
基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペン
タデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタ
デシル基等が挙げられ、アルケニル基としては、例えば
オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ドデセニル
基、ウンデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル
基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセ
ニル基、オクタデセニル基等が挙げられる。また、α−
オレフィンスルホン酸塩としては炭素数１０〜１８のも
のが好ましく、塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩等
が挙げられる。これらのポリオキシエチレンアルキル若
しくはアルケニルエーテル硫酸塩又はα−オレフィンス
ルホン酸塩は、本発明の液体洗浄剤組成物の主基剤とな
るものであり、全組成中に５〜３０重量％（以下、単に
％で示す）、好ましくは１０〜２０％配合される。５％
未満では洗浄力、起泡力が不充分であり、３０％を超え
ると組成物の粘度が著しく増加して容器から取り出し難
くなったり、溶液安定性が悪化する。
【００１１】（ｂ）成分の第三級アミンオキサイドは、
（ａ）成分と併用することにより油汚れに対する洗浄力
を高める働きを有するものであり、全組成中に１〜１０
％、好ましくは２〜５％配合される。１％未満では洗浄
力増強効果が不充分であり、１０％を超えると組成物の
粘度が著しく増加したり、溶液安定性が悪化する。
（ａ）成分と併用することにより油汚れに対する洗浄力
を高める働きを有するものであり、全組成中に１〜１０
％、好ましくは２〜５％配合される。１％未満では洗浄
力増強効果が不充分であり、１０％を超えると組成物の
粘度が著しく増加したり、溶液安定性が悪化する。
【００１２】（ｃ）成分の非イオン性又は両性界面活性
剤としては、液体洗浄剤に使用されるものであれば特に
限定されないが、特に一般式（４）〜（９）で表わされ
るものが好ましい。
剤としては、液体洗浄剤に使用されるものであれば特に
限定されないが、特に一般式（４）〜（９）で表わされ
るものが好ましい。
【００１３】
【化７】
【００１４】（式中、Ｒ1 、Ｒ2 及びＲ3 は前記と同じ
意味を有し、Ｒ7 は炭素数７〜１７のアルキル基又はア
ルケニル基を示し、Ｘは水酸基又は水素原子を示し、ｍ
は平均付加モル数として３〜２０の数を示す）
意味を有し、Ｒ7 は炭素数７〜１７のアルキル基又はア
ルケニル基を示し、Ｘは水酸基又は水素原子を示し、ｍ
は平均付加モル数として３〜２０の数を示す）
【００１５】これらの非イオン性又は両性界面活性剤
は、皮膚に対する作用を温和化し、手荒れ、肌荒れを起
こし難くする働きを有するものであり、１種又は２種以
上を組合わせて用いることができ、全組成中に１〜１０
％、好ましくは２〜５％配合される。１％未満では充分
な効果が得られず、１０％を超えると組成物の粘度が著
しく増加したり、溶液安定性が悪化する。
は、皮膚に対する作用を温和化し、手荒れ、肌荒れを起
こし難くする働きを有するものであり、１種又は２種以
上を組合わせて用いることができ、全組成中に１〜１０
％、好ましくは２〜５％配合される。１％未満では充分
な効果が得られず、１０％を超えると組成物の粘度が著
しく増加したり、溶液安定性が悪化する。
【００１６】（ｄ）成分の乳白化剤は、液体洗浄剤組成
物中に結晶状又は固体状に分散し得、真珠様光沢又は乳
白色を付与し得るものであれば特に制限されず、例えば
魚鱗、雲母片等の天然物由来のものも使用することがで
きるが、品質の安定性、経済性、製造時の取扱い易さ等
の点から化学合成されたものが好ましい。さらに、分散
安定性、起泡性などの点も考慮すると、特に一般式（１
０）、（１１）
物中に結晶状又は固体状に分散し得、真珠様光沢又は乳
白色を付与し得るものであれば特に制限されず、例えば
魚鱗、雲母片等の天然物由来のものも使用することがで
きるが、品質の安定性、経済性、製造時の取扱い易さ等
の点から化学合成されたものが好ましい。さらに、分散
安定性、起泡性などの点も考慮すると、特に一般式（１
０）、（１１）
【００１７】
【化８】
【００１８】（式中、Ｒ8 は炭素数１５〜２３のアルキ
ル基又はアルケニル基を示し、Ａ2 は炭素数１６〜２４
の脂肪酸残基を示し、ｎは１〜３の数を示す）で表わさ
れる化合物及びグリセリンモノ脂肪酸（炭素数１６〜２
４）エステルが好ましい。
ル基又はアルケニル基を示し、Ａ2 は炭素数１６〜２４
の脂肪酸残基を示し、ｎは１〜３の数を示す）で表わさ
れる化合物及びグリセリンモノ脂肪酸（炭素数１６〜２
４）エステルが好ましい。
【００１９】これらの乳白化剤は１種又は２種以上を組
合わせて用いることができ、全組成中に１〜１０％、好
ましくは１〜６％配合される。１％未満では美しい真珠
様光沢が得られず、１０％を超えると分散安定性が著し
く悪化する。
合わせて用いることができ、全組成中に１〜１０％、好
ましくは１〜６％配合される。１％未満では美しい真珠
様光沢が得られず、１０％を超えると分散安定性が著し
く悪化する。
【００２０】（ｅ）成分の芳香族カルボン酸又はその塩
は、乳白化剤配合による起泡力の低下を抑制し、さらに
乳白化剤の分散安定性を著しく向上させるものであり、
前記一般式（３）で表わされるものである。これらのう
ち、安息香酸、サリチル酸及びこれらの塩が好ましく、
塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、ア
ンモニウム塩、アルカノールアミン塩が好ましい。
（ｅ）成分は全組成中に１〜１０％、好ましくは１〜５
％配合される。１％未満では充分な効果が得られず、１
０％を超えると分散安定性が悪くなる。
は、乳白化剤配合による起泡力の低下を抑制し、さらに
乳白化剤の分散安定性を著しく向上させるものであり、
前記一般式（３）で表わされるものである。これらのう
ち、安息香酸、サリチル酸及びこれらの塩が好ましく、
塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、ア
ンモニウム塩、アルカノールアミン塩が好ましい。
（ｅ）成分は全組成中に１〜１０％、好ましくは１〜５
％配合される。１％未満では充分な効果が得られず、１
０％を超えると分散安定性が悪くなる。
【００２１】また、本発明の液体洗浄剤組成物には、前
記必須成分の他、本発明の効果を損わない範囲で、通常
の洗浄剤組成物に用いられる成分、例えば可溶化剤とし
て、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール
類、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリン、ソルビトール、ポリエチレングリコール等の多
価アルコール類などを；また、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース等の増粘剤、クエン
酸、ＥＤＴＡ、ＮＴＡ等のキレート剤、香料、色素、防
腐・防黴剤、pH調整剤等を、必要に応じて適宜配合する
ことができる。
記必須成分の他、本発明の効果を損わない範囲で、通常
の洗浄剤組成物に用いられる成分、例えば可溶化剤とし
て、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール
類、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリン、ソルビトール、ポリエチレングリコール等の多
価アルコール類などを；また、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース等の増粘剤、クエン
酸、ＥＤＴＡ、ＮＴＡ等のキレート剤、香料、色素、防
腐・防黴剤、pH調整剤等を、必要に応じて適宜配合する
ことができる。
【００２２】本発明の液体洗浄剤組成物は、通常の方法
に従って、各成分を混合撹拌するこにより製造される。
この場合、（ｄ）成分は製造時に加熱混合し、その後晶
析させてもよいし、また、予め（ｄ）成分の濃厚分散液
を調整し、その後他成分と混合してもよい。
に従って、各成分を混合撹拌するこにより製造される。
この場合、（ｄ）成分は製造時に加熱混合し、その後晶
析させてもよいし、また、予め（ｄ）成分の濃厚分散液
を調整し、その後他成分と混合してもよい。
【００２３】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は、優れた洗
浄力、起泡力を維持しながら、分散安定性に優れ、長期
間保存しても分離・沈澱を生じず、しかも皮膚への作用
も温和なものであり、使用者に高級感、温和感を長期に
わたり与え続けることができる。従って、例えばシャン
プー、ボディシャンプー、手洗い剤、洗顔料、台所用洗
剤、住居用洗剤、衣料用洗剤等、幅広い範囲で応用する
ことができる。
浄力、起泡力を維持しながら、分散安定性に優れ、長期
間保存しても分離・沈澱を生じず、しかも皮膚への作用
も温和なものであり、使用者に高級感、温和感を長期に
わたり与え続けることができる。従って、例えばシャン
プー、ボディシャンプー、手洗い剤、洗顔料、台所用洗
剤、住居用洗剤、衣料用洗剤等、幅広い範囲で応用する
ことができる。
【００２４】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。 実施例１ 表２に示す組成の液体洗浄剤組成物を製造し、配合初期
の外観、保存安定性及び起泡力について評価した。結果
を表２に示す。 （製法）表２の成分を加熱しながら混合し、８０℃まで
昇温して（ｄ）成分を融解させた後、撹拌を続けながら
約２時間かけて３０℃まで冷却して液体洗浄剤組成物を
得る。なお、洗浄剤組成物のpHは７．０±０．２に調整
した。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。 実施例１ 表２に示す組成の液体洗浄剤組成物を製造し、配合初期
の外観、保存安定性及び起泡力について評価した。結果
を表２に示す。 （製法）表２の成分を加熱しながら混合し、８０℃まで
昇温して（ｄ）成分を融解させた後、撹拌を続けながら
約２時間かけて３０℃まで冷却して液体洗浄剤組成物を
得る。なお、洗浄剤組成物のpHは７．０±０．２に調整
した。
【００２５】
【表１】 （評価方法） （１）外観観察 １００ml容の透明ガラス容器に試料を入れ、肉眼にて液
の外観を観察する。判断基準は下記の通りである。 ○：均一な真珠様光沢あり。 ×：真珠様光沢が不均一であり、透明又はエマルション
様の分離層が認められる。 （２）保存安定性 １００ml容の透明ガラス容器に試料を入れ、−５℃、３
０℃、４０℃恒温室中に一ヵ月間保存する。保存後の外
観を上記（１）の外観観察に従って判定する。 （３）起泡力 汚れ成分として、市販のバターを洗浄剤組成物濃度０．
５％の洗剤溶液（用水：３．５°ＤＨ硬水）に０．１％
添加した時の起泡力を測定する。起泡力は、直径５cmの
ガラス製円筒容器に上記の試料を４０ml入れ、さらに泡
立ての機械力発生のために直径１cmのゴム球２０個を入
れ、これを２０℃で１５分間回転撹拌を行い、停止直後
の泡高さを測定することにより評価する。
の外観を観察する。判断基準は下記の通りである。 ○：均一な真珠様光沢あり。 ×：真珠様光沢が不均一であり、透明又はエマルション
様の分離層が認められる。 （２）保存安定性 １００ml容の透明ガラス容器に試料を入れ、−５℃、３
０℃、４０℃恒温室中に一ヵ月間保存する。保存後の外
観を上記（１）の外観観察に従って判定する。 （３）起泡力 汚れ成分として、市販のバターを洗浄剤組成物濃度０．
５％の洗剤溶液（用水：３．５°ＤＨ硬水）に０．１％
添加した時の起泡力を測定する。起泡力は、直径５cmの
ガラス製円筒容器に上記の試料を４０ml入れ、さらに泡
立ての機械力発生のために直径１cmのゴム球２０個を入
れ、これを２０℃で１５分間回転撹拌を行い、停止直後
の泡高さを測定することにより評価する。
【００２６】
【表２】
【００２７】実施例２ 下記の組成の液体洗浄剤組成物を実施例１と同様にして
製造し、実施例１と同様に、配合初期の外観、保存安定
性及び起泡力を評価した。結果を表４に示す。
製造し、実施例１と同様に、配合初期の外観、保存安定
性及び起泡力を評価した。結果を表４に示す。
【００２８】
【表３】
【００２９】
【表４】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ１１Ｄ 1:75 1:72 1:92 3:40 3:34 1:90 1:52）
Claims (4)
- 【請求項１】 次の成分（ａ）〜（ｅ）： （ａ）一般式（１） R1O(CH2CH2O)lSO3M （１） （式中、Ｒ1 は炭素数８〜１８のアルキル基又はアルケニル基を示し、ｌは平均 付加モル数として１〜７の数を示し、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア ンモニウム又はアルカノールアミンを示す） で表わされるポリオキシエチレンアルキル若しくはアルケニルエーテル硫酸塩又 はα−オレフィンスルホン酸塩 ５〜３０重量％； （ｂ）一般式（２） 【化１】 （式中、Ｒ1 は前記と同じ意味を有し、Ｒ2 及びＲ3 はそれぞれメチル基又はエ チル基を示す） で表わされる第三級アミンオキサイド １〜１０重量％； （ｃ）非イオン性又は両性界面活性剤 １〜１０重量％； （ｄ）乳白化剤 １〜１０重量％； （ｅ）一般式（３） 【化２】 （式中、Ｒ4 、Ｒ5 及びＲ6 はそれぞれ炭素数１〜３のアルキル基、水酸基又は 水素原子を示し、Ａ1 はカルボキシル基又はその塩を示す） で表わされる芳香族カルボン酸又はその塩 １〜１０重量％； を含有する液体洗浄剤組成物。
- 【請求項２】 （ｃ）成分が一般式（４）〜（９） 【化３】 （式中、Ｒ1 は炭素数８〜１８のアルキル基又はアルケ
ニル基を示し、Ｒ2 及びＲ3 はそれぞれメチル基又はエ
チル基を示し、Ｒ7 は炭素数７〜１７のアルキル基又は
アルケニル基を示し、Ｘは水酸基又は水素原子を示し、
ｍは平均付加モル数として３〜２０の数を示す）で表わ
される非イオン性又は両性界面活性剤からなる群より選
ばれる一種又は二種以上である請求項１記載の液体洗浄
剤組成物。 - 【請求項３】 （ｄ）成分が一般式（１０）、（１１） 【化４】 （式中、Ｒ8 は炭素数１５〜２３のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、Ａ2 は炭素数１６〜２４の脂肪酸残基
を示し、ｎは１〜３の数を示す）で表わされる化合物及
びグリセリンモノ脂肪酸（炭素数１６〜２４）エステル
からなる群より選ばれる一種又は二種以上である請求項
１又は２記載の液体洗浄剤組成物。 - 【請求項４】 （ｅ）成分が安息香酸、サリチル酸並び
にこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アン
モニウム塩及びアルカノールアミン塩からなる群より選
ばれる１種又は２種以上である請求項１〜３のいずれか
の項記載の液体洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175672A JP2936369B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175672A JP2936369B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 液体洗浄剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617092A true JPH0617092A (ja) | 1994-01-25 |
| JP2936369B2 JP2936369B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=16000222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4175672A Expired - Fee Related JP2936369B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 液体洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936369B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5905065A (en) * | 1995-06-27 | 1999-05-18 | The Procter & Gamble Company | Carpet cleaning compositions and method for cleaning carpets |
| JP2018002799A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | ライオン株式会社 | 衣料用液体洗浄剤組成物 |
| CN108342263A (zh) * | 2017-01-25 | 2018-07-31 | 花王株式会社 | 液体清洁剂组合物 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4175672A patent/JP2936369B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5905065A (en) * | 1995-06-27 | 1999-05-18 | The Procter & Gamble Company | Carpet cleaning compositions and method for cleaning carpets |
| JP2018002799A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | ライオン株式会社 | 衣料用液体洗浄剤組成物 |
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| JP2936369B2 (ja) | 1999-08-23 |
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