JP6645817B2 - 真珠様光沢剤 - Google Patents

真珠様光沢剤 Download PDF

Info

Publication number
JP6645817B2
JP6645817B2 JP2015236338A JP2015236338A JP6645817B2 JP 6645817 B2 JP6645817 B2 JP 6645817B2 JP 2015236338 A JP2015236338 A JP 2015236338A JP 2015236338 A JP2015236338 A JP 2015236338A JP 6645817 B2 JP6645817 B2 JP 6645817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pearlescent
mass
sarcosine
agent
pearlescent agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015236338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017100999A (ja
Inventor
弘美 遠野
弘美 遠野
松江 由香子
由香子 松江
正 松井
正 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kracie Home Products Ltd
Original Assignee
Kracie Home Products Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kracie Home Products Ltd filed Critical Kracie Home Products Ltd
Priority to JP2015236338A priority Critical patent/JP6645817B2/ja
Publication of JP2017100999A publication Critical patent/JP2017100999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6645817B2 publication Critical patent/JP6645817B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は真珠様光沢剤に関するものであり、さらに詳しくは、シャンプー、ボディソープ、化粧料、液体洗浄剤等の外観的性状を改善し付加価値を高めるために好適に使用しうる真珠様光沢剤に関する。
従来のシャンプー、ボディソープ、化粧料、および液体洗浄剤等は、付加価値を高めるために真珠様光沢を付与する基剤が用いられている。そこで、真珠様光沢を付与するための主要成分を高濃度に含む真珠様光沢剤が各種検討されている。
脂肪酸グリコールエステルは真珠様光沢剤における主要成分として各種検討されているが、十分な真珠様光沢を付与するために、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、そして両性界面活性剤などの複数の界面活性剤を併用する提案がされている(特許文献1〜4参照)。
しかしながら、このような真珠様光沢剤を洗浄剤に添加する際、攪拌速度や冷却速度等の製造条件が適切でないと、真珠様光沢在を洗浄剤に配合しても、洗浄剤に全く真珠様光沢が生じなかったり、不均一な結晶の生成されることにより洗浄剤の真珠様光沢にばらつきが生じたりするという問題があった(特許文献5参照)。
特にカチオン性界面活性剤等のコンディショニング剤や石鹸を含む液体洗浄剤に真珠様光沢物を添加した場合には、良好な真珠様光沢を呈しないことが多く、その解決のためには、複雑な晶析操作の制御や特殊な冷却装置の使用が必要であり、さらにそのように製造した洗浄剤においても、真珠様光沢剤が洗浄剤の泡立ちを阻害し、洗浄剤の洗浄機能を低下させてしまうという問題が生じていた(特許文献6参照)。
特開平10−182343号公報 特開2000−212031号公報 特開平8−231985号公報 特開平9−111291号公報 特開2002−348212号公報 特開平7−258699号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、多種類の界面活性剤を精緻な比率にて配合することなく、また洗浄剤製造時に複雑な晶析操作の制御や特殊な冷却装置を使用することなく、洗浄剤に良好な真珠様光沢を与えることを可能とする真珠様光沢剤を提供することにある。
さらに良好な真珠様光沢を有しながらも、十分な起泡力(泡量)を有する洗浄剤を提供することにある。
本発明者は、これらの従来の問題点を解決するために鋭意検討した結果、特定の界面活性
剤を用いることにより、これまでの問題点を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記(A)から(D)成分を含有し、(A)成分と(B)成分と(C)成分合計の質量比(A)/((B)+(C))が0.8 〜1.0であり、かつ(B)成分と(B)成分と(C)成分合計の質量比(B)/((B)+(C))の質量比が0.4 〜0.95であることを特徴とする真珠様光沢剤である。
(A)脂肪酸グリコールエステル
(B)N−アシルサルコシン
(C)N−アシルサルコシン塩
(D)水
更に、本発明の真珠様光沢剤は、上記(A)成分と(B)成分および(C)成分の配合量合計(A)+(B)+(C)が真珠様光沢剤中の45〜65質量%であることが望ましい。
更に、上記(B)成分がラウロイルサルコシン、ココイルサルコシン及びミリストイルサルコシンから選ばれる1種または2種以上、かつ上記(C)成分がラウロイルサルコシン塩、ココイルサルコシン塩及びミリストイルサルコシン塩から選ばれる1種または2種以上であることが望ましい。
本発明によれば、複数の界面活性剤を精緻な比率にて配合することなく、また洗浄剤製造時に複雑な晶析操作の制御や特殊な冷却装置を使用することなく、洗浄剤に良好な真珠様光沢を与えることを可能とする真珠様光沢剤を提供することができる。
さらに良好な真珠様光沢を有しながらも、十分な起泡力(泡量)を有する洗浄剤を提供することが可能となる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の(A)脂肪酸グリコールエステルは、
例えば、
一般式(1): Y−O−(CH2CH2O)m−COR1
(式中、R1は炭素数13〜21の直鎖の脂肪族炭化水素基を示し、Yは水素原子又は−COR1(R1は前記と同じ)を示し、mは1〜3の数で、平均付加モル数を意味する)で表わされるものが挙げられる。
一般式(1)において、R1として具体的には、ペンタデシル基、ヘプタデシル基等が挙げられる。また、脂肪酸グリコールエステルは、一般式(1)で表されるように、Yが水素原子である場合のモノカルボン酸エステル、Yが−COR1である場合のジカルボン酸エステルのいずれであってもよく、ジカルボン酸エステルにおいて、R1は同一であっても、異なっていてもよい。
脂肪酸グリコールエステルとしては、融点が50℃以上のものが好ましく、また、結晶性のものが好ましい。従って、脂肪酸グリコールエステルとしては、融点が50℃以上の結晶性のものがより好ましく、具体的には、モノパルミチン酸エチレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコール、ジパルミチン酸エチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコール、ジベヘン酸エチレングリコール等のモノエチレングリコール体;これらのジエチレングリコール体;並びにこれらのトリエチレングリコール体等が挙げられ、
それぞれ単独であっても2種以上が併用されていてもよい。
なお、2種以上の脂肪酸グリコールエステルが併用されている場合、それぞれ調製された脂肪酸グリコールエステルの混合物であってもよく、異なるアルキル鎖長の脂肪酸の混合物とグリコールを用い、それらを反応させて得られた脂肪酸グリコールエステルの混合物であってもよい。例えば、パルミチン酸とステアリン酸の混合物とグリコールとの反応からは、ジパルミチン酸エチレングリコール、モノパルミチン酸モノステアリン酸エチレングリコール、及びジステアリン酸エチレングリコールの混合物が得られる。
上記に例示された脂肪酸グリコールエステルにおいて、本発明において好ましい脂肪酸グリコールエステルとしては、ジステアリン酸エチレングリコール、ジパルミチン酸エチレングリコール、ジミリスチン酸エチレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコール、モノパルミチン酸エチレングリコール、及びジベヘン酸エチレングリコール、並びにジミリスチン酸エチレングリコール、ジパルミチン酸エチレングリコール、及びジステアリン酸エチレングリコールの混合物、ジパルミチン酸エチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコール、及びジベヘン酸エチレングリコールの混合物、またはジパルミチン酸エチレングリコール、モノパルミチン酸モノステアリン酸エチレングリコール、及びジステアリン酸エチレングリコールの混合物が好ましい。
本発明の(B)N−アシルサルコシンは、
例えば、
一般式(2): R2−CO−N(CH3)−CH2COOM1
一般式(2)中のR2 において、炭素数7〜21のアルキル基(ヘプチル(C7)、オクチル(C8)、ノニル(C9)、デシル(C10)、ウンデシル(C11)、ドデシル(C12)、トリデシル(C13)、テトラデシル(C14)、ペンタデシル(C15)、ヘキサデシル(C16)、ヘプタデシル(C17)、オクタデシル(C18)、ノナデシル(C19)、エイコシル(C20)、ヘンイコシル(C21)など)又はアルケニル基(ヘプテニル(C7)、オクテニル(C8)、ノナニル(C9)、デセニル(C10)、ウンデセニル(C11)、ドデセニル(C12)、トリデセニル(C13)、テトラデセニル(C14)、2−エチルデセニル、ペンタデセニル(C15)、ヘキサデセニル(C16)、ヘプタデセニル(C17)、オクタデセニル(C18)、ノナデセニルオレイル(C19)、イコセニル(C20)およびエイコセニル(C21)基など)、M1 は水素、アルカリ金属、アルカノールアミンを表す。)
(C)成分のN−アシルサルコシン塩の具体例としては、N−ミリストイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルサルコシンカリウム、N−ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、N−パルミトイルサルコシンナトリウム、N−ココイルサルコシンナトリウム(N−ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム)、N−ココイルサルコシンカリウム(N−ヤシ油脂肪酸サルコシンカリウム)、N−ココイルサルコシントリエタノールアミン(N−ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン)などを例示することができる。これら(B)成分または/および(C)成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。さらに好ましくは、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、N−ココイルサルコシンナトリウム、N−ココイルサルコシントリエタノールアミンおよびその塩を、(B)成分または/および(C)成分として用いることが好ましい。
本発明の真珠様光沢剤における水の含有量は、真珠様光沢剤の濃度及び粘度又は硬度調整の観点から、好ましくは30〜60質量%、さらに好ましくは35〜55質量%含有する。
また(A)成分と(B)成分と(C)成分合計の質量比(A)/((B)+(C))は0.8〜1.0であり、かつ(B)成分と(B)成分と(C)成分合計の質量比(B)/((B)+(C))の質量比は0.4〜0.95であることが好ましい。
(A)/((B)+(C))が0.8未満であると、シャンプー、ボディソープ、化粧料、液体洗浄剤等への真珠様光沢剤添加時において分散性が悪く、また(A)/((B)+(C))が1.0より大きいと、シャンプー、ボディソープ、化粧料、液体洗浄剤等への真珠様光沢剤添加時において分散性が悪いことに加え、真珠様光沢が析出しない状態となる。
また(B)/((B)+(C))が0.4未満であると流動性がない固いペースト状となって取扱性が悪くなり、また(B)/((B)+(C))が0.95より大きいと、流動性がない固いペースト状となるのに加え、シャンプー、ボディソープ、化粧料、液体洗浄剤等への真珠様光沢剤添加時における分散性も悪化する。
さらに(A)成分と(B)成分および(C)成分の配合量合計(A)+(B)+(C)は45質量%〜65質量%であることが好ましい。
(A)+(B)+(C)が45質量%未満であると、真珠様光沢が析出せず、また(A)+(B)+(C)が65質量%より大きいと、真珠様光沢が析出しないことに加え、シャンプー、ボディソープ、化粧料、液体洗浄剤等への真珠様光沢剤添加時において分散性も悪化する。
N−アシルサルコシン型界面活性剤の中和塩については、あらかじめ中和塩になっているものを用いても、あるいは製造時に塩基性物質を添加して中和塩としてもよい。
本発明の真珠様光沢剤にはさらに非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、脂肪酸、アルコール類、ポリオール類、pH調整剤、防腐剤、塩類等を適宜配合してもよい。
本発明の真珠様光沢剤は、洗浄剤総量に対し、真珠様光沢剤の固形純分換算で0.75〜2.0質量%配合することが好ましく、さらに好ましくは1.0〜1.5質量%含有することが好ましい。0.75質量%未満では十分な真珠様光沢が析出せず、また2.0質量%より配合量が多いと洗浄剤の泡量が低下するとともに、洗浄剤の長期安定性も悪くなる。
また本発明の真珠様光沢剤を洗浄剤に配合する際に、真珠様光沢剤と併せて2価または3価のアルコールを、洗浄剤総量に対し0.03〜1.15質量%未満配合することが好ましい。真珠様光沢剤と併せて2価または3価のアルコールを配合することにより、真珠様光沢の均一性および長期安定性が向上し、さらにディスペンサー容器を用いた使用により適した粘度となるが、1.15質量%より配合量が多いと、洗浄剤の泡量が低下する。
次に本発明の真珠様光沢剤について、実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。なお、以下の全ての実施例及び比較例における配合量は質量%である。
実施例1〜8、および比較例1〜17
表1および表2に示す各組成(表中の数字は質量%を示す)の成分を80℃にて混合し、その後、ホモミキサーによる撹拌処理をしながら2℃/分の冷却速度で30℃まで冷却して真珠様光沢剤を得た。 得られた各真珠様光沢剤について下記評価を行い、その結果を表1および表2に併せて示す。
(1)真珠様光沢及び均一性
(評価方法)
得られた真珠様光沢剤組成物の状態を目視にて観察し、下記評価基準に従い、真珠様光沢及び均一性の評価を行った。
(評価基準)
◎:きめの細かい真珠様の光沢が認められる
○:やや真珠様の光沢が認められる
△:均一ではあるが真珠様の光沢が認められない
×:真珠様光沢剤原料が均一に分散せず、真珠様光沢も認められない
(2)性状
(評価方法)
得られた真珠様光沢剤を室温にて24時間放置し、24時間後の真珠様光沢剤に攪拌棒を挿入し、下記評価基準に従い、性状の評価を行った。
(評価基準)
◎:乳液状〜柔らかいクリーム状
○:降伏値を感じるクリーム状
×:流動性がない固いペースト状
(3)分散性1
(評価方法)
得られた真珠様光沢剤を脂肪酸グリコールエステルの濃度が1%となるように、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム15%を含む水溶液として希釈混合物を調製し、その時の分散性を観察し以下の評価基準にて評価した。
(評価基準)
◎:分散性が非常に優れている
○:分散性が優れている
△:分散性がやや劣る
×:分散性が劣る
(4)分散性2
(評価方法)
得られた真珠様光沢剤を脂肪酸グリコールエステルの濃度が1%となるように、ヤシ油脂肪酸カリウム15%を含む水溶液として希釈混合物を調製し、その時の分散性を観察し以下の評価基準にて評価した。
(評価基準)
◎:分散性が非常に優れている
○:分散性が優れている
△:分散性がやや劣る
×:分散性が劣る
Figure 0006645817
Figure 0006645817
表1および表2より明らかなように、実施例1〜8の真珠様光沢剤は比較例1〜17の真珠様光沢剤に比べていずれも優れた性能を見出した。
次に本発明の真珠様光沢剤を配合した洗浄剤について、実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。なお、以下の全ての実施例及び比較例における配合量は質量%である。
実施例9〜27、および比較例18〜26
表3および表4に示す組成の真珠様光沢剤を配合した洗浄剤を常法に準じて調製し、得られた洗浄剤について下記評価を行い、その結果を表3および表4に併せて示した。
(1)泡量
(評価方法)
1,000mL容器の撹拌機付き円筒形シリンダーに、実施例および比較例の被検試料を1%となるように80mL入れ、5,000rpmで30秒間撹拌した後の泡容積を測定した。また、評価の基準を次のように設定した。
(評価基準)
◎:泡立ち極めて良好(泡容積400mL以上)
○:泡立ち良好 (泡容積300mL以上、400mL未満)
△:泡立ち普通 (200mL以上、300mL未満)
×:泡立ち不良 (泡容積200mL未満)
(2)外観(真珠様光沢の均一性)
(評価方法)
真珠様光沢剤を配合した洗浄剤の真珠様光沢の均一性や白濁の強さを観察し、以下の判断基準により評価した。
(評価基準)
◎:光沢の均一性が優れ、透明感のない白色を示し、極めて良好
○:光沢の均一性がやや優れ、やや透明感のない白色を示し、良好
△:光沢がやや不均一で、やや透明感のある薄い白色を示し、普通
×:光沢の不均一で、透明から薄い白色を示し、不良
(3)長期経日安定性
(評価方法)
実施例および比較例の真珠様光沢剤を配合した洗浄剤をガラス瓶に充填し、室温(20℃)で6ヵ月精置したときの分離抑制効果について、下記に示す判断基準により評価した。(評価基準)
◎:沈降物が少なく、被検試料が均一に白濁しており極めて良好
○:沈降物がやや少なく、被検試料が分離せずほぼ均一で良好。
△:沈降物がやや多く、被検試料の2層分離がややみられ、普通。
×:沈降物が多く、被検試料の2層分離がみられ、不良。
(4)使用に適した粘度
(評価方法)
ディスペンサー容器を用いて被検試料を吐出した時、適した粘度としての評価を以下の判断基準として評価した。
(評価基準)
◎:高級感のある高粘度で、掌からこぼれにくく、非常に優れている
○:適度な粘度があり、掌からこぼれにくく、優れている
△:やや低粘度で、掌からこぼれ易く、やや劣る
×:低粘度で、吐出時に勢いよく出て、掌からもこぼれ易いため劣る
Figure 0006645817
Figure 0006645817
表3および表4より明らかなように、実施例9〜27の真珠様光沢剤を配合した洗浄剤は比較例18〜26の真珠様光沢剤を配合した洗浄剤に比べていずれも優れた性能を見出した。
以下、本発明に係る皮膚洗浄剤の処方例を示す。尚、含有量は質量%である。
以下、本発明の真珠様光沢剤を配合した洗浄剤の処方例を実施例28、29、30、31、32、33として挙げる。なお、これらの実施例の洗浄剤についても、泡量、外観、長期経日安定性、粘度の各項目を評価した。
実施例28 シャンプー
真珠様光沢剤(実施例14) 4.44
ラウレス硫酸ナトリウム 12.0
コカミドDEA 3.0
ココアンホ酢酸Na 2.0
ラウロイルメチルアラニンNa 1.0
クエン酸 0.3
EDTA−2Na 0.2
香料 0.5
精製水 残 部
合 計 100.0
常法により上記組成のシャンプーを調製し、泡量、外観、長期経日安定性、粘度を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例29 シャンプー
真珠様光沢剤(実施例14) 4.44
ラウロイルサルコシンTEA 15.0
パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン 4.0
コカミドメチルMEA 2.0
コカミドMEA 2.0
ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル 1.0
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.1
ポリクオタニウム−10 0.1
ポリクオタニウム−7 0.1
EDTA−2Na 0.2
安息香酸Na 0.5
香料 0.5
精製水 残 部
合 計 100.0
常法により上記組成のシャンプーを調製し、泡量、外観、長期経日安定性、粘度を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例30 シャンプー
真珠様光沢剤(実施例14) 4.44
ココイルメチルタウリンNa 5.0
パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン 5.0
コカミドメチルMEA 2.0
ココイルグルタミン酸TEA 2.0
ラウロイルサルコシンTEA 2.0
コカミドMEA 1.5
塩化Na 0.5
ココイルトレオニンNa 2.0
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.1
ポリクオタニウム−10 0.1
ポリクオタニウム−49 0.1
ポリクオタニウム−7 0.1
EDTA−2Na 0.2
安息香酸Na 0.5
香料 0.5
精製水 残 部
合 計 100.0
常法により上記組成のシャンプーを調製し、泡量、外観、長期経日安定性、粘度を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例31 ボディソープ
真珠様光沢剤(実施例14) 4.44
ラウリン酸 10.0
ミリスチン酸 5.0
パルミチン酸 5.0
水酸化ナトリウム 5.0
塩化カリウム 1.5
塩化ナトリウム 0.2
オリーブ果実油 0.1
EDTA−2ナトリウム 0.1
香料 1.0
精製水 残 部
合 計 100.0
常法により上記組成のボディソープを調製し、泡量、外観、長期経日安定性、粘度を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例32 ボディウォッシュ
真珠様光沢剤(実施例14) 4.44
ジプロピレングリコール 15.0
ラウラミドプロピルベタイン 5.0
ラウリルグリコール酢酸ナトリウム 10.0
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1.5
茶エキス 0.1
クエン酸 0.1
安息香酸Na 0.4
精製水 残 部
合 計 100.0
常法により上記組成のボディウォッシュを調製し、泡量、外観、長期経日安定性、粘度を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例33 ハンドソープ
真珠様光沢剤(実施例14) 4.44
ラウリン酸 15.0
TEA 10.0
ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド 5.0
尿素 1.0
トリクロサン 0.1
精製水 残 部
合 計 100.0
常法により上記組成のハンドソープを調製し、泡量、外観、長期経日安定性、粘度を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。

Claims (5)

  1. 下記(A)から(D)成分を含有し、(A)成分と(B)成分と(C)成分合計の質量比(A)/((B)+(C))が0.8〜1.0であり、かつ(B)成分と(B)成分と(C)成分合計の質量比(B)/((B)+(C))の質量比が0.4〜0.95であり、前記(A)成分と前記(B)成分と前記成分(C)成分の配合量合計(A)+(B)+(C)が真珠様光沢剤中の45〜65質量%であることを特徴とする真珠様光沢剤。
    (A)脂肪酸グリコールエステル
    (B)N−アシルサルコシン、
    (C)N−アシルサルコシン塩
    (D)水
  2. (B)成分がラウロイルサルコシン、ココイルサルコシン及びミリストイルサルコシンから選ばれる1種または2種以上、かつ(C)成分がラウロイルサルコシン塩、ココイルサルコシン塩及びミリストイルサルコシン塩から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1に記載の真珠様光沢剤。
  3. 請求項1又は2に記載の真珠様光沢剤を、洗浄剤中に真珠様光沢剤を固形純分で0.75質量%〜2.0質量%含有することを特徴とする洗浄剤。
  4. 2価アルコールまたは3価アルコールを洗浄剤中に0.03質量%〜1.15質量%含有することを特徴とする請求項に記載の洗浄剤。
  5. 前記2価アルコールまたは3価アルコールが、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンから選ばれる1種である請求項に記載の洗浄剤。
JP2015236338A 2015-12-03 2015-12-03 真珠様光沢剤 Active JP6645817B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015236338A JP6645817B2 (ja) 2015-12-03 2015-12-03 真珠様光沢剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015236338A JP6645817B2 (ja) 2015-12-03 2015-12-03 真珠様光沢剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017100999A JP2017100999A (ja) 2017-06-08
JP6645817B2 true JP6645817B2 (ja) 2020-02-14

Family

ID=59016126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015236338A Active JP6645817B2 (ja) 2015-12-03 2015-12-03 真珠様光沢剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6645817B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7440885B2 (ja) * 2019-11-29 2024-02-29 ホーユー株式会社 シャンプー組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017100999A (ja) 2017-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6120953B2 (ja) 界面活性剤溶液中における低温安定剤としてのn−メチル−n−アシルグルカミンの使用
EP2136768B1 (en) Structured surfactant compositions
JPH0632731A (ja) 非イオン性、流動性の真珠光沢をもつ分散体
JP5754644B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2013544246A (ja) 濃稠な洗浄用組成物
JP2015519450A (ja) N−メチル−n−c8〜c10−アシルグルカミン及びn−メチル−n−c12〜c14−アシルグルカミンを含む界面活性剤溶液
CN109563439B (zh) 清洁组合物
JP2011153167A (ja) 洗浄剤
TWI604857B (zh) Detergent composition
JP2007269662A (ja) クリーム状皮膚洗浄剤組成物
CN108884417A (zh) 包含自结构化表面活性剂体系的稳定液体洗涤剂组合物
JP5791001B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
WO2014073474A1 (ja) 洗浄剤組成物
JP4181217B2 (ja) 水性真珠光沢剤濃厚物
JP5576121B2 (ja) 化合物
JP2010235833A (ja) 洗浄組成物
JP6645817B2 (ja) 真珠様光沢剤
JP7207299B2 (ja) 組成物
JP6134118B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JPH08134494A (ja) 洗浄剤組成物
JP2008013581A (ja) パール光沢組成物
JP2005146014A (ja) 低温安定性の改善されたアルキルグリコール多価アルコールエーテル含有界面活性剤組成物、及びこれを含有する洗浄剤組成物
JP2004331902A (ja) 液体洗浄剤組成物
JPH0617092A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP6538343B2 (ja) 真珠様光沢組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6645817

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350