JPH06170795A - 穿孔装置 - Google Patents

穿孔装置

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JPH06170795A
JPH06170795A JP32950692A JP32950692A JPH06170795A JP H06170795 A JPH06170795 A JP H06170795A JP 32950692 A JP32950692 A JP 32950692A JP 32950692 A JP32950692 A JP 32950692A JP H06170795 A JPH06170795 A JP H06170795A
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film
die
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punch
die set
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宏 津崎
Takeshi Kaneoka
健 金岡
Susumu Sato
佐藤  進
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 定尺送り機構11は、写真フイルム13をそ
の撮影規定枚数の種類に応じて定尺送りする。ダイセッ
トユニット10は、フイルム定尺送り方向に沿って配置
した3個のダイセット20,21,22からなる。各ダ
イセット20,21,22には、パーフォレーションを
打ち抜くためのパンチ30,33,42をフイルム定尺
送り方向に沿って一定ピッチで配列している。パンチ3
0,33,42の数は、撮影規定枚数をNi(i=1〜
3)、フイルム定尺送り方向の下流側からi 番目のダイ
セットのパンチ数をPi としたときに、Pi =Ni −N
i-1から求める。制御部12は、撮影規定枚数の種類に
応じてダイセット20,21,22の個数をフイルム定
尺送り方向の下流側の1個又は下流側から順に組み合わ
せた複数個に決定し、決定した個数のダイセットを一斉
に駆動して撮影規定枚数に応じた数のパーフォレーショ
ンを写真フイルムに連続的に穿孔する。 【効果】 撮影規定枚数ごとにダイセットの交換作業を
必要としないから、生産効率の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーフォレーションが
露光に利用される最初の撮影コマと最終撮影コマとの間
のフイルム長さ内だけに配列されるように穿孔を行う穿
孔装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4846418号公報等で
は、スプールを回すことで、パトローネ内に全て収納し
た写真フイルムをそのフイルムリーダーからパトローネ
外に送り出す写真フイルムパトローネが提案されてい
る。このような写真フイルムパトローネを用いるカメラ
では、従来用いられたフイルム給送用スプロケットを必
要とせず、これの代わりにフイルム走行カウンタ用のセ
ンサが用いられる。このセンサは、写真フイルムの各撮
影コマをアパーチャーに位置決めするために、コマ位置
検出用のパーフォレーションを光学的に検出する。この
ため写真フイルムには、露光に利用される最初の撮影コ
マと最終撮影コマとの間のフイルム長さ範囲(以下、
「有効露光範囲」と称す。)内に各撮影コマごとにパー
フォレーションが形成され、これ以外、すなわちフイル
ムリーダー及びフイルム末端とのフイルム長さ範囲(以
下、「非有効露光範囲」と称す。)内にはコマ位置検出
用のパーフォレーションがないフォーマットとなってい
る。
【0003】ところで、有効露光範囲内だけにパーフォ
レーションを配列した写真フイルムとしては、周知の1
10タイプがある。この110タイプの写真フイルム
は、そのフイルム幅方向の片側にフイルム長さ方向に撮
影コマと同じピッチで配列され、撮影コマに対してパー
フォレーションが1つ形成されたフォーマットとなって
いる。このようなパーフォレーションのフォーマットと
なるように写真フイルムに穿孔を行う穿孔装置は、従来
パンチとダイスとを撮影コマの数に応じて配列したダイ
セットを用いて、パーフォレーションの穿孔をいっぺん
に行うようにしていた。一方、一定ピッチでパーフォレ
ーションを形成する穿孔装置としては、特開昭61−2
14999号公報,実開平4−2800号公報等に開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真フ
イルムには、撮影規定枚数毎に種類がある。このため前
述した穿孔装置では、ダイセットを撮影規定枚数の種類
毎に用意しておく必要があり、ダイセットのコストアッ
プとなる。しかも製造する写真フイルムの種類を替える
たびにダイセットの交換を行うため、装置を止めなけれ
ばならず生産効率の面でネックとなっていた。また、ダ
イセットは、撮影規定枚数の数だけパンチとダイスとを
必要とするため、装置自体が大型化する欠点があった。
【0005】本発明は、写真フイルムの撮影規定枚数の
種類毎にダイセットの交換作業を行わなくて済み、且つ
ローコスト化及びコンパクト化との向上を図った穿孔装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、写真フイルムをその撮
影規定枚数の種類に応じて定尺送りする定尺送り手段
と、フイルム定尺送り方向に沿って配置されており、パ
ーフォレーション群を打ち抜くためのパンチ群をフイル
ム定尺送り方向に沿って一定ピッチで配列した複数のダ
イセットと、撮影規定枚数の種類に応じてダイセットの
個数をフイルム定尺送り方向の下流側の1個又は下流側
から順に組み合わせた複数個に決定する個数決定手段
と、決定された個数のダイセットを一斉に駆動する駆動
手段とから構成したものである。このように、個数決定
手段で決定したフイルム定尺送り方向の下流側の1個又
は下流側から順に組み合わせた複数個のダイセットを駆
動手段で一斉に駆動させ、定尺送り手段により撮影規定
枚数に応じた長さで定尺送りされた写真フイルムに、撮
影規定枚数の種類に応じたパーフォレーション群を有効
露光範囲内に一定ピッチの配列で穿孔を行う。この駆動
手段は、個数決定手段で決定したダイセットを写真フイ
ルム1本分の規定長さ内で1回又は複数回駆動させても
よい。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
において、撮影規定枚数の種類数をn、ダイセットの個
数をn、撮影規定枚数をNi(i=1,2・・・n)、
フイルム定尺送り方向の下流側からi 番目のダイセット
のパンチ群数をPi としたときに、Pi =Ni −Ni-1
の条件を満足させるようにしたものである。例えば、撮
影規定枚数の種類数が3種類、その数が15枚,25
枚,35枚である場合には、3個のダイセットを用いて
穿孔を行い、各ダイセットのパンチ群数は、フイルム定
尺送り方向の下流側から順に15個,10個,10個と
なる。
【0008】個数決定手段の決定は、撮影規定枚数が1
5枚となるように写真フイルムに穿孔を行う場合、ダイ
セットの個数をフイルム定尺送り方向の下流側の1個、
すなわちパンチ群数が15個としたダイセットを決定す
る。また、撮影規定枚数が25枚となるように写真フイ
ルムに穿孔を行う場合には、ダイセットの個数をフイル
ム定尺送り方向の下流側から2個、すなわちパンチ群数
が順に15個,10個とした2個のダイセットを決定す
る。さらに、撮影規定枚数が35枚となるように写真フ
イルムに穿孔を行う場合には、パンチ群数が順に15
個,10個,10個とした全部のダイセットを決定す
る。
【0009】
【実施例】図1に示すように、穿孔装置は、ダイセット
ユニット10、定尺送り機構11、これらを統括的に制
御する制御部12とから構成されており、帯状に搬送さ
れる写真フイルム13に連続穿孔を行って、フイルム走
行カウンタ用のパーフォレーションを形成する。写真フ
イルム13は、その撮影規定枚数の種類が、例えば15
枚、25枚、及び35枚の3種類となっており、図2に
示すように、撮影規定枚数と同じ数のパーフォレーショ
ン14が撮影コマ15に対してフイルム幅方向の片端に
フイルム長さ方向に沿ってL1のピッチで1個ずつ有効露
光範囲内に配列され、非有効露光範囲内には配列されて
いないフォーマットとなっている。なお、図2におい
て、符号16,17は、帯状の写真フイルム13をフイ
ルム1本分の規定長さで切断したフイルム先端及び後端
との形状を二点鎖線で示している。
【0010】ダイセットユニット10は、フイルム搬送
方向に対して下流側から順に第1、第2、及び第3のダ
イセット20,21,22とから構成されている。第1
のダイセット20は、パンチホルダー23、ダイスホル
ダー24、ガイドピン25,26、及びブッシュ27,
28等とから構成されている。パンチホルダー23に
は、パンチ30がフイルム搬送方向に沿ってL1のピッチ
で15個配列されており、また、ダイスホルダー24に
は、ダイス31がフイルム搬送方向に沿ってL1のピッチ
で15個配列されている。そして、パンチホルダー23
は、これに設けたブッシュ27,28が、ダイスホルダ
ー24に設けたガイドピン25,26に嵌合し、ダイス
ホルダー24に対して退避位置と穿孔位置との間で上下
動を行うことにより穿孔位置で各ダイス31に各パンチ
30がそれぞれ係合し穿孔を行う。このパンチホルダー
23の上下動は、パンチホルダー30に連結された空気
圧、又は油圧式のストローク型のシリンダー32、又は
図7におけるモータ、クラッチ、あるいはブレーキ等に
より回転制御を行いこれを連結するカムの作動によって
行われる。
【0011】第2のダイセット21は、パンチ33がフ
イルム搬送方向に沿ってL1のピッチで10個配列された
パンチホルダー34、ダイス35がフイルム搬送方向に
沿ってL1のピッチで10個配列されたダイスホルダー3
6、ガイドピン37,38、ブッシュ39,40、及び
シリンダー41とから構成されている。また、第3のダ
イセット22は、パンチ42がフイルム搬送方向に沿っ
てL1のピッチで10個配列されたパンチホルダー43、
ダイス44がフイルム搬送方向に沿ってL1のピッチで1
0個配列されたダイスホルダー45、ガイドピン46,
47、ブッシュ48,49、及びシリンダー50とから
構成されている。なお、第2及び第3のダイセット2
1,22は、第1のダイセット20と構成が同じである
ため、符号を付与して説明を省略する。これらの第1、
第2、及び第3のダイセット20,21,22は、それ
らの間隔を各パンチホルダー23,34,43に設けた
全てのパンチ30,33,42がL1のピッチとなるよう
に配置されている。
【0012】定尺送り機構11は、モータ(図示なし)
の駆動によって一定速度で回転するサクションローラ5
2と、フイルムエッジをサクションローラ52との間で
挟持するニップローラ53とから構成されており、写真
フイルム13を撮影規定枚数の種類に応じた1本分の規
定長さで定尺送りを行う。サクションローラ52は、内
部に吸引管が接続されており、その表面に多数設けた孔
から写真フイルム13を吸引する。なお、サクションロ
ーラ52とニップローラ53との代わりに、ピンチロー
ラやスプロケット式ローラ等を用いてもよい。スプロケ
ット式ローラの場合には、パーフォレーション14と同
じピッチとなるように放射状に配列したスプロケットを
任意のタイミングでローラ外周面から突出する位置とそ
れから退避する位置との間で、カム又はソレノイド等の
手段により出し入れ自在に制御すればよい。
【0013】制御部12には、オペレータが撮影規定枚
数の種類を入力するための操作部54が接続されてお
り、撮影規定枚数の種類に応じてダイセット20,2
1,22のうちフイルム定尺送り方向の下流側の1個又
は下流側から順に組み合わせた複数個に決定し、決定し
た個数のダイセットに応じたシリンダーを制御し、且つ
撮影規定枚数の種類に応じて定尺送り機構11のフイル
ム送り量を制御するシーケンスプログラムが予め記憶さ
れている。
【0014】次に、上記構成の作用を図3を参照しなが
ら説明する。オペレータが操作部54で撮影規定枚数
を、例えば15枚と入力した場合には、図4に示すよう
に、制御部12が定尺送り機構11を制御して15枚撮
り用に応じた1本分の規定長さだけ写真フイルム13を
送り、その後シリンダー32だけを作動させるシーケン
スを繰り返す。これにより第1のダイセット20だけが
作動するから、有効露光範囲内にパーフォレーション1
4がL1のピッチで15個形成される。
【0015】オペレータが操作部54で撮影規定枚数
を、例えば25枚と入力した場合には、図5に示すよう
に、制御部12が定尺送り機構11を制御して25枚に
応じた1本分の規定長さだけ写真フイルム13を送り、
その後シリンダー32,41とを同時に作動させるシー
ケンスを繰り返す。これにより第1及び第2のダイセッ
ト20,21とが作動するから、有効露光範囲内にパー
フォレーション14がL1のピッチで25個形成される。
【0016】オペレータが操作部54で撮影規定枚数
を、例えば35枚と入力した場合には、図6に示すよう
に、制御部12が定尺送り機構11を制御して35枚に
応じた1本分の規定長さだけ写真フイルム13を送り、
その後シリンダー32,41,50とを同時に作動させ
るシーケンスを繰り返す。これにより第1、第2、及び
第3のダイセットとが作動するから、有効露光範囲内に
パーフォレーション14がL1のピッチで35個形成され
る。
【0017】なお、上記実施例では、パーフォレーショ
ンをフイルム幅方向の片端に穿孔するようにしている
が、本発明ではこれに限らず、フイルム幅方向の両側に
穿孔するようにしてもよい。また、定尺送り機構11の
フイルム送り速度を撮影規定枚数の種類に応じて可変さ
せるようにしてもよい。これによれば、撮影規定枚数の
多い写真フイルムに対しての穿孔周期を早めることがで
き、処理時間の短縮を図ることができる。
【0018】さらに、上記実施例では、撮影規定枚数の
種類数をnとしたときに、n個のダイセットを用いて穿
孔するようにしているが、本発明ではこれに限らず、複
数の撮影規定枚数から求まる各ダイセットのパンチ数の
うち同じパンチ数のダイセットがある場合には、同じパ
ンチ数のダイセットを1個に省略してもよい。
【0019】図1に示す実施例の場合では、第1、第
2、及び第3のダイセット20,21,22の各パンチ
30,33,44の数が順に15個、10個、10個と
しているから、第3のダイセット22を省略する。この
場合には、撮影規定枚数が35枚となるように写真フイ
ルムに穿孔を行う際の穿孔方法を変える必要がある。
【0020】穿孔方法は、制御部12が定尺送り機構1
1を制御して撮影規定枚数に応じた1本分の規定長さで
写真フイルム13を送った後に、シリンダー32,41
を制御して第1及び第2のダイセット20,21を同時
に駆動する。その後、定尺送り機構11を制御して10
パンチ相当分の長さだけ写真フイルム13を送った後
に、シリンダー41を制御して第2のダイセット21だ
けを駆動する。このようにすれば、撮影規定枚数に応じ
て最小数のダイセットを配列することができ、装置のロ
ーコスト化の向上が図れるとともに、コンパクト化の向
上も図れる。
【0021】上記実施例では、各パンチホルダー23,
34,43にそれぞれシリンダー32,41,50等の
駆動手段を設けているが、1個のシリンダーで各パンチ
ホルダー23,34,43の上下動を行うようにしても
よい。この場合には、パンチホルダー23,34,43
の全てが上下動するため、制御部で撮影規定枚数の種類
に応じて決定された以外のパンチホルダーをダイスホル
ダーから離しておく手段が必要となる。
【0022】図7では、シリンダー60に連結されたラ
ム64と各パンチホルダー23,34,43との間にカ
ム61,62,63が、上下方向に移動自在に、且つ回
転自在に設けられている。カム61,62,63の各々
は、パンチホルダー23,34,43のうち穿孔される
パンチホルダーを選択するためのものであり、同図に示
したカム62の位置(穿孔位置)とカム63の位置(非
穿孔位置)との間で回動制御される。各パンチホルダー
23,34,43は、ガイドピン25,26,37,3
8,46,47に挿入された圧縮バネ65の付勢によっ
て常にカム61,62,63に当接した状態となってい
る。
【0023】制御部66は、撮影規定枚数に応じてカム
61,62,63の回転制御を行う。この制御は、穿孔
させたくないパンチホルダーに対してはこれに応じたカ
ムを非穿孔位置に回転させる。これにより、パンチホル
ダーとダイスホルダーとの間隔が広がり、シリンダー6
0の作動によってもパンチとダイスとが係合しないよう
になる。図示の例によれば、シリンダー60の作動によ
りパンチホルダー23,34とのパンチ30,33がダ
イスホルダー24,35とのダイス31,36に係合
し、パンチホルダー43のパンチ42がダイスホルダー
45のダイス44に係合することはない。又、各パンチ
ホルダー23,34,43とのラム64の係合を自在に
行う方法としては、前述したカム61,62,63の他
に、スペーサブロック、シリンダー等も使用できる。こ
れによれば、ラム64及びシリンダー60とが各パンチ
ホルダー23,34,43に対して共通な構造であるた
め、装置のコンパクト化及び簡潔化を図ることができ
る。なお、シリンダー60は、回転駆動するカム、又は
クランク機構によりラム64を上下動するものに置き換
えることもできる。
【0024】ところで、カメラ側で写真フイルムの各撮
影コマをアパーチャーに位置決めする際には、1個のパ
ーフォレーションを1個のセンサで検出するよりも、複
数のパーフォレーションを複数のセンサで検出する方が
正確に行える。この手タイプの写真フイルムは、図8に
示すように、パーフォレーション14が撮影コマ15に
対してL2ピッチで、また撮影コマ15に対して2個のパ
ーフォレーション14からなるパーフォレーション群6
7が有効露光範囲内に撮影コマ15と同じL1のピッチで
配列されたフォーマットとなっている。
【0025】図9に示す穿孔装置は、図8に示した写真
フイルム13のパーフォレーション配列となるように穿
孔を行う装置である。この穿孔装置は、パンチ30,3
3,42及びダイス31,36,44とをL2のピッチで
配列したパンチ群69,70,71及びダイス群72,
73,74とがL1のピッチで各パンチホルダー23,3
4,43及びダイスホルダー24,35,45とに配列
された構成となっている。
【0026】なお、上記実施例では、アパーチャーに各
撮影コマを位置決めするためのパーフォレーション14
を穿孔する穿孔装置としているが、この穿孔装置に、図
10に示す非有効露光範囲内に設けられたテークアップ
用パーフォレーション群76、エンドマーク用パーフォ
レーション群77、スプール係止用の孔78等の穿孔手
段、及びフイルム先端及び後端を予め定められた形状に
整えるために符号16,17で示した形状に切断してハ
ッチィングで示した部分を切り取るトリミング加工手段
等とを併設し、これらを穿孔と同時に加工するようにし
てもよい。また、1個のダイセットのパンチ数が多い場
合には、精度、維持のために複数に分割してもよい。こ
の場合には、パンチホルダーとダイスホルダーとをガイ
ドするガイドピン等をそれぞれのダイセットに設ける必
要がある。
【0027】また、本発明の穿孔装置は、写真フイルム
に対して穿孔を行うことにしているが、写真フイルムの
他に、樹脂フイルムや紙等の材質で形成されたウェブ状
のシートにも利用できることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の発明によれば、個数決定手段が撮影規定枚数の種類
に応じてダイセットの個数をフイルム定尺送り方向の下
流側の1個又は下流側から順に組み合わせた複数個に決
定し、決定されたダイセットを駆動手段で一斉に駆動す
るから、写真フイルムの撮影規定枚数の種類毎にダイセ
ットの交換作業を行わなくて済み、生産効率の向上が図
れるとともに、定尺送り機構のフイルム停止位置を常に
一定とすることができる。また、請求項2記載の発明で
は、撮影規定枚数に応じた数のパーフォレーションを写
真フイルムの1本分の規定長さ内に1回の穿孔で形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穿孔装置の概略を示す説明図である。
【図2】撮影コマに対して1個のパーフォレーションを
配列した写真フイルムを示す説明図である。
【図3】穿孔装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】撮影規定枚数が15枚である場合の穿孔装置の
タイミングチャートである。
【図5】撮影規定枚数が25枚である場合の穿孔装置の
タイミングチャートである。
【図6】撮影規定枚数が35枚である場合の穿孔装置の
タイミングチャートである。
【図7】穿孔装置の別の例を示す概略説明図である。
【図8】撮影コマに対して2個のパーフォレーションを
配列した写真フイルムを示す説明図である。
【図9】撮影コマに対してパーフォレーションを2個ず
つ穿孔を行う穿孔装置を示す説明図である。
【図10】フォーマットの異なった写真フイルムを示す
説明図である。
【符号の説明】
10 ダイセットユニット 11 定尺送り機構 12 制御部 13 写真フイルム 14 パーフォレーション 15 撮影コマ 20 第1のダイセット 21 第2のダイセット 22 第3のダイセット 30,33,42 パンチ 31,36,44 ダイス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影規定枚数の種類に応じて撮影コマに
    対する少なくとも1個のパーフォレーション群を露光に
    利用される最初の撮影コマと最終撮影コマとの間のフイ
    ルム長さ内に配列するように写真フイルムに穿孔を行う
    穿孔装置において、前記写真フイルムをその撮影規定枚
    数の種類に応じて定尺送りする定尺送り手段と、フイル
    ム定尺送り方向に沿って配置されており、前記パーフォ
    レーション群を打ち抜くためのパンチ群をフイルム定尺
    送り方向に沿って一定ピッチで配列した複数のダイセッ
    トと、撮影規定枚数の種類に応じてダイセットの個数を
    フイルム定尺送り方向の下流側の1個又は下流側から順
    に組み合わせた複数個に決定する個数決定手段と、決定
    された個数のダイセットを駆動する駆動手段とを備えた
    ことを特徴とする穿孔装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影規定枚数の種類数をn、前記ダ
    イセットの個数をn、前記撮影規定枚数をNi(i=
    1,2・・・n)、フイルム定尺送り方向の下流側から
    i 番目のダイセットのパンチ群数をPi としたときに、 Pi =Ni −Ni-1 の条件を満足することを特徴とする請求項1記載の穿孔
    装置。
JP32950692A 1992-12-07 1992-12-09 穿孔方法及び穿孔装置 Expired - Fee Related JP2500836B2 (ja)

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