JP3765610B2 - 帯状材の穿孔方法及び穿孔機 - Google Patents

帯状材の穿孔方法及び穿孔機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、帯状材の走行が間欠的に停止する間に孔を形成する帯状材の穿孔方法及び穿孔機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
写真フイルム等のような帯状材に、所定の配列パターンで孔を形成するためのものとしては、例えば特開平1−271197号公報や特開平6−339898号公報に記載されている穿孔機がある。この穿孔機は、写真フイルムの走行が間欠的に停止する間にパンチとダイとを作動させて、写真フイルムに孔を形成するものである。そして、パンチとダイにフイルムを間欠的に送るために、ダイセット部のフイルム送り方向の上流側にはフィードローラが、ダイセット部の下流側にはフイルム送り用スプロケットとが配置されている。また、フイルム送り用スプロケットの代わりにサクションドラムが用いられることもある。これらローラ及びスプロケット,サクションドラム等はインデックス装置により駆動されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のフイルム穿孔機においては、1個のインデックス装置でフィードローラとフイルム送り用スプロケットとを回転させていた。このため、インデックス装置の慣性負荷が大きくなり、高速化が困難になるという問題がある。
【0004】
また、上記従来のフイルム穿孔機においては、スプロケットに対して上流側のフイルムをニップしたフィードローラの送り速度をスプロケットによる送り速度よりも少し遅くすることによって、フイルムに張力を与えるようにしている。この張力によりスプロケットの歯にフイルムの孔の縁が係止して、ダイセット部とフイルムとの位置関係が常に一定に保たれることにより、孔の形成位置の精度を維持している。このため、フイルムの孔にかかったスプロケットの歯と、ニップしたフィードローラの間でフイルムに張力がかかるため、スプロケットの歯によって孔が傷んだりする他に、圧力かぶりやニップローラのスリップによる擦り傷などが発生するおそれがあった。したがって、ニップローラのニップ力などの条件設定がある範囲に限定されてしまうという問題がある。
【0005】
また、フイルムに張力を与える方法として、ダイセット部の上流側及び下流側に減圧室(サクションチャンバー)を設けることも行われている(例えば、特開平6−339898号公報)。このフイルム穿孔機では、フイルム面が減圧室の壁面に接触するような構成になっているため、フイルム表面に擦り傷が発生するおそれがある。また、ループの位置によってはループがばたついてしまう場合がある。
【0006】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、高速処理を可能にし、しかも帯状材の穿孔位置における張力の変動を抑えるようにした帯状材の穿孔方法及び穿孔機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載した帯状材の穿孔方法は、連続送りされている帯状材にパンチとダイからなる穿孔装置を用いて孔を形成する帯状材の穿孔方法において、前記穿孔装置に対して帯状材の送り方向上流側に第1パスローラ、上流側減圧室、及びフィードローラを順に設けて前記第1パスローラ及びフィードローラで支持された帯状材を上流側減圧室で略半円のループ状に通過させるとともに、前記穿孔装置に対して帯状材の送り方向下流側にスプロケット、下流側減圧室、及び第2パスローラを順に設けてスプロケット及び第2パスローラで支持された帯状材を下流側減圧室で略半円のループ状に通過させ、前記第1パスローラ及びフィードローラ間のループ間支点距離を前記スプロケット及び第2パスローラ間のループ間支点距離と同じにして、上流側減圧室と下流側減圧室との間の帯状材に張力を付与し、前記フィードローラ及びスプロケットを間欠回転させて前記帯状材を一定量間欠送りし、この間欠送り後の送り停止中に前記穿孔装置を作動させて孔を形成することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の帯状材の穿孔機は、連続送りされている帯状材にパンチとダイとからなる穿孔装置を用いて孔を形成する帯状材の穿孔機において、前記穿孔装置に対して帯状材の送り方向上流側に順に配置される第1のパスローラ及びフィードローラと、前記穿孔装置に対して帯状材の送り方向下流側に順に配置されるスプロケット及び第2のパスローラと、前記第1のパスローラと前記フィードローラとの間に設けられ、前記帯状材を略半円のループ状に通過させる上流側減圧室と、前記スプロケットと前記第2のパスローラとの間に設けられ、前記帯状材を略半円のループ状に通過させ、このループ間支点距離は上流側減圧室のループ間支点距離と同じであり、前記上流側減圧室との間の帯状材に張力を付与する下流側減圧室と、前記フィードローラ及びスプロケットを間欠回転させて前記帯状材を一定量間欠送りし、この間欠送り後の送り停止中に前記穿孔装置を作動させて孔を形成する駆動部とを備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、前記フィードローラを第1インデックス装置により間欠回転させて前記帯状材を一定量送り、前記スプロケットを前記フィードローラの一定量送りに同期させて第2インデックス装置により間欠回転させて前記帯状材を一定量送ることを特徴とする。また、前記穿孔装置は、帯状材の側縁部に一定間隔で複数のパーフォレーションを形成することを特徴とする。また、前記上流側減圧室及び下流側減圧室の吸気圧力を個別に制御し吸気圧力の変動を抑える吸気圧力変動抑制手段を備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は、写真フイルムパトローネの製造システムを示すものである。連続写真フイルム10は、写真フイルムロール11から引き出されてフイルムスプライサ12を介して、本発明のフイルム穿孔機13に送られる。フイルムスプライサ12は、写真フイルムロール11から引き出された連続写真フイルム10の後端と新たにセットされた写真フイルムロール11の連続写真フイルム10の先端とを接合する。穿孔機13は、後に詳しく説明するようにパンチブロック66とダイブロック67とを備え、制御部14の制御に従って、連続写真フイルム10の間欠送りが停止している間にパンチブロック66を上下動させて、連続写真フイルム10の両側にパーフォレーションを一定ピッチで形成する。パーフォレーションが形成された連続写真フイルム10は、サイドベルトプリンタ15及びドットプリンタ16を経てトリマー17に送られる。
【0011】
サイドベルトプリンタ15は、ガイドローラ15aと、測長ローラ対15bと、プリンタ本体15cとテンショナー15dとから構成されている。測長ローラ対15bとしては、パーフォレーションに噛合するスプロケットを有した駆動ローラと押さえローラとが用いられる。測長ローラ対15bにはロータリエンコーダが設けられており、このロータリエンコーダは、一定角度回転するごとにパルスを発生する。このパルスは、制御部14でカウントされ、そのカウント値から連続写真フイルム10の搬送量が測定される。
【0012】
設定器18は、フイルムサイズを制御部14に入力する。制御部14は、このフイルムサイズに基づいてサイドプリントすべき情報を特定する。そして、制御部14は、前記ロータリエンコーダーからの信号を参照して、プリンタ本体15cを作動させる。このプリンタ本体15cは、連続写真フイルム10の片側または両側にフイルム品種に応じて帯状のサイドプリントを潜像としてプリントする。
【0013】
サイドプリントされた連続写真フイルム10は、フリーループにされた後に定尺フィードローラ19に送られる。ドットプリントプリンタ16は、定尺フィードローラ19とプリンタ本体16aとから構成されている。定尺フィードローラ19としては、スプロケット19aと押さえローラ19b、フィードローラ19cと押さえローラ19dの2対が用いられる。フィードローラ19cはスプロケット19aに対して0.1〜3%程度周速度が遅くなるように構成されている。これにより、連続写真フイルム10に適切な張力をかけられる。また、スプロケット19aにはロータリーエンコーダ20が設けられている。ドットプリントプリンタ16は、フイルムサイズに応じて、DXバーコード、コマ番号数字、コマ番号バーコード、商品名等を潜像としてプリントする。これらは、撮影後の現像処理で顕像になる。現在市販中のフイルムサイズには、「36枚撮り」、「24枚撮り」、「12枚撮り」等の少なくとも3種類があり、各種類は予め決められた長さの写真フイルム片とされている。
【0014】
定尺フィードローラ19でプリントされた連続写真フイルム10はトリマー17に送られる。トリマー17は可動刃17aと固定刃17bとから構成されており、フイルムサイズに応じた長さに連続写真フイルム10が送られた後にこれを切断して、所定の長さの写真フイルム片23にする。このトリマー17でのフイルム切断時には、切り離された写真フイルム片23の後端部23a(フイルムリーダ)と、次に作成される写真フイルム片23の先端部(フイルムトレーラ)との加工が行われる。また、この先端部の加工と同時に、スプール係止用の孔が形成される。ここでいう、写真フイルム片23の後端部23aは、写真フイルムパトローネ24に完成されたときに、外部に露呈される側であり、また、写真フイルム片23の先端部(フイルムトレーラ)は、写真フイルムパトローネ24に完成されたときに、スプール25に係止される側である。
【0015】
トリマー17からの連続写真フイルム10は写真フイルム巻取機30のスプール25に送られる。写真フイルム巻取機30は、スプールターレット32、スタッカ33、写真フイルムインサート装置34、スプール巻取り手段35、巻済みスプール移載機36、パトローネ組立機37、及び切換え機38等で構成されており、これらはサブ制御部39で統括的に制御される。このサブ制御部39は、制御部14からフイルムサイズの情報が入力されるとともに、制御部14との間で制御信号等の通信を行って、制御部14との間で写真フイルムの送りの同期を図っている。
【0016】
スプールターレット32は、軸40に回転自在に取り付けられており、メカ式インデックス装置41によって60度ずつ間欠回転する。このスプールターレット32には、6個のスプールホルダ42が設けられている。
【0017】
第1ステーションST1では、スタッカ33から供給されたスプール25がスプールホルダ42にセットされる。スタッカ33の下部には、アクチュエータ44で開閉されるシャッタ31が設けられている。このシャッタ31の開閉により1個のスプール25がスタッカ33から取り出される。
【0018】
第2ステーションST2では、スプール駆動軸が移動してスプール25にカップリングし、ステーション位置決め用のさぐり爪をスプール25の周面に接触させた後に、スプール駆動軸を回転させる。さぐり爪がスプール25の周面に設けた係止用段差に引っ掛かると、トルクリミッタ43bが働きスプール25の回転を停止し、スプール25のスリットがスプールターレット32の放射方向に位置決めされる。
【0019】
第3ステーションST3では、インサート装置34によりフイルム先端部がスプール25のスリットに挿入される。インサート装置34は、フィードローラ19、フイルム後端部送りローラ対45、インサートローラ対46,47、第1及び第2フイルムガイド48,49、インサートガイド50等を備えている。スプール25への連続写真フイルム10の先端部の挿入の際には、第2フイルムセンサ51により連続写真フイルム10の先端が検出され、この検出信号に基づきインサートローラ対46,47の送り速度が定尺フィード送り速度からインサート速度に減速される。
【0020】
また、減速に先立って第1センサ52により連続写真フイルム10の先端が検出され、これに基づき第1フイルムガイド48の下側可動ガイド48aが退避位置にセットされ、このフイルムガイド48の下方のフイルムループ室53が開かれる。フイルム先端部がスプール25に係止された後も、フィードローラ19及び後端送りローラ対45が回転して、連続写真フイルム10が規定長さ分だけ定尺送りされ、この連続写真フイルム10はフイルムループ室53にループ状に貯留される。定尺送りの後はトリマー17が作動して連続写真フイルム10を切断し、写真フイルム片23にする。また、スプール25に連続写真フイルム10の先端部が係止された後は、第2フイルムガイド49及びインサートガイド50も退避位置にセットされ、これらガイド49,50の下方のフイルムループ室53も開放される。
【0021】
第4ステーションST4では、スプール駆動軸がモータ54に連結される。そして、モータ54が回転することによりフイルムループ室53の写真フイルム片23がスプール25に巻き取られる。この巻き取りの際にはフイルムガイド55に設けたニップローラ対56によりフイルムに巻き取り負荷が与えられる。この巻き取り負荷によって、スプール25に写真フイルム片23が適度に巻き締められる。また、モータ54は、ドライバ54aを介してモータ制御部57により回転が制御される。モータ制御部57は、フイルムセンサ58,59によりフイルム巻き取りの際にフイルム後端の位置を検出し、このフイルム後端検出信号に基づきドライバ54aを介してモータ54の回転を停止する。更に、停止の前に、写真フイルム片23が所定長さ分だけ巻き取られると、モータ制御部57はこの時点でモータ54を高速から低速回転に切り換える。これにより、写真フイルム片23の規定長さが異なる場合でも、最後の一定期間は低速回転でフイルム巻き取りが行われるため、フイルム後端部23aの巻き残し量が常に一定に保持される。
【0022】
前記フイルムガイド55は、スプールターレット32の放射方向に沿って延ばして設けられたガイドプレート55a,55bから構成されている。各ガイドプレート55a,55bは可動ガイドとなっており、スプールターレット32のタクト回転の際には、ガイド開閉機構55cによりこれらガイドプレート55a,55bが開くようにされている。これにより、第3ステーションST3からの写真フイルム片23や、第4ステーションST4で巻き取った写真フイルム片後端部23aが次のステーションに円滑に送られる。
【0023】
第5ステーションST5では、写真フイルム片23を巻き付けたスプール25が、巻済みスプール移載機36によって取り出されて、パトローネ組立機37に送られる。パトローネ組立機37には、パトローネ供給機60、切換え機38、キャップホッパー61等が接続されている。パトローネ供給機60は、フイルムサイズに応じて複数設けられている。各パトローネ供給機60には、薄い金属板を丸めた円筒状の表面にフイルムサイズに応じたDXコードやメーカー名等を印刷した胴部62が収納されている。
【0024】
制御部14は、サブ制御部39を介して設定器18で指定されたフイルムサイズに応じて切換え機38を作動させ、所望するパトローネ供給機60を選択する。この選択されたパトローネ供給機60から胴部62が、1個ずつシュート63を通ってパトローネ組立機37に送られる。また、パトローネ組立機37には、キャップホッパー61から2個ずつキャップ64が送られてくる。
【0025】
パトローネ組立機37はサブ制御部39で制御され、写真フイルムパトローネ24を組み立てる。このパトローネ組立機37は、先ず写真フイルム片23を巻き付けたスプール25を胴部62の横から挿入し、次に、胴部62の両側に2個のキャップ64を嵌めることで写真フイルムパトローネ24を完成する。なお、パトローネ供給機60にはパトローネ成形機を直接に連結してもよい。また、パトローネ組み立ての別方法として、周知のように丸めた金属板の片側にキャップを嵌めたもの(片パト)をパトローネ組立機に供給するようにしてもよい。この場合に、パトローネ組立機37では写真フイルム片23を巻き付けたスプール25を片パトのキャップの無い側から挿入し、次にキャップを嵌めることで写真フイルムパトローネ24を完成する。なお、片パト組立機を本装置に直接に連結してもよい。
【0026】
【実施例】
図1は本発明を実施したフイルム穿孔機13を正面から見た状態を示す概略図である。穿孔機13はパンチブロック66とダイブロック67とからなる穿孔部68と、フイルム間欠送り部69とから構成されている。穿孔部68は、フイルム間欠送り部69が連続写真フイルム10の間欠送りを停止している間に、パンチブロック66の1回の上下動によって連続写真フイルム10の両側部にパーフォレーションを多数個形成する。
【0027】
このパンチブロック66にはパーフォレーションを形成するためのパンチ本体70の他に、2対のパイロットガイド71が設けられている。これらパンチ本体70とパイロットガイド71とは同じピッチで一列に並べられており、これらの列は、連続写真フイルム10の両側部に対応する位置で2列設けられている。パイロットガイド71は、パンチ本体70よりも突出して設けられており、先端が尖ったガイド面となっている。2対のパイロットガイド71は、パンチ本体70で穿孔された2個のパーフォレーション内にそれぞれが入り込むことで、穿孔の際の位置決めを行う。このため、フイルム間欠送り部69は、穿孔されたパーフォレーションの内のフイルム送り方向の最も上流側にある2個がパイロットガイド71の下方に位置するように間欠送り量L1で連続写真フイルム10を間欠送りする。これにより、各回の穿孔で形成されたパーフォレーション群の間のピッチも他のパーフォレーションと同じピッチとなり、パーフォレーションが同じピッチで形成されることになる。なお、パイロットガイド71は1対以上あればよく、2対に限定されるものではない。
【0028】
図3に示すように、上下駆動ユニット75は、モータ76からの回転力を周知のスライダクランク機構等の変換機構を用いてパンチブロック66の上下動に変換する。パンチブロック66の上下動による振動を抑えるために、図4及び図5に示すように、本実施例では2軸バランサ方式が採用されている。このため、プレス駆動に同期して回転運動する4個の偏芯負荷77a,77b,77c,77dが設けられており、パンチブロック66の上下運動の慣性力とその偏芯負荷77a〜77dの慣性力の垂直方向及び水平方向の合力とが「0」になるように、偏芯負荷77a〜77dの取付位置及び回転方向が設定されている。パンチブロック66の重量をMとすると、各偏芯負荷77a〜77dの重量は(M/4)にされている。なお、78はコンロッドを、79はクランク軸を、80は偏芯負荷77a〜77dとクランク軸79とを連結して回転伝達するチェーン,ギヤトレイン等の伝達手段を示している。
【0029】
図1に示すように、フイルム間欠送り部69は、減圧室82,83と、フィードローラ84と、スプロケットローラ85と、パスローラ86,スプロケットパスローラ87とを備えている。減圧室82は、前記穿孔部68に対して、連続写真フイルム10の送り方向上流側に配置されている。また、減圧室83は、穿孔部68の下流側に配置されている。
【0030】
図3に示すように、減圧室82,83は連続写真フイルム10の幅35mmに対して1mmの余裕をとった36mmの内幅を有する矩形箱体から構成されている。この矩形箱体の上部には開口82a,83aが形成されている。また、上流側減圧室82の開口82aにおけるフイルム入口側には、パスローラ86が配置されており、開口82aにおけるフイルム出口側にはフィードローラ84が配置されている。同様にして、下流側減圧室83の開口83aにおけるフイルム入口側にはスプロケットローラ85が配置されており、開口83aのフイルム出口側にはスプロケットパスローラ87が配置されている。図1に示すように、各減圧室82,83におけるパスローラ86,87とフィードローラ84又はスプロケットローラ85との間隔であるループ支点間距離A,Bは同じに設定されている。なお、減圧室82,83の内幅と連続写真フイルム10の幅との隙間は本実施例では1mmとしたが、この隙間は適宜変更してよい。例えば、0.5〜5mm程度の範囲が好ましく用いられる。
【0031】
上流側減圧室82及び下流側減圧室83の下部は連結ダクト90を介して連結されている。この連続ダクト90にはブロワー連結口91が設けられており、これにダクト92を介してブロワー93が連結されている。これにより、各減圧室82,83の吸気圧力が一定に保持されることにより、各減圧室82,83の連続写真フイルム10が下方に吸引され、開口82a,83aから連続写真フイルム10がループ状に垂れ下がる。また、開口82a,83aの長さ、すなわちループ支点間距離が同じ(A=B)であり、減圧室82,83の圧力も同じであるので、吸引により連続写真フイルム10を引っ張る力TAとTBとが等しくなる。
【0032】
前記フィードローラ84及びスプロケットローラ85はパスローラ86,87に比べて大径に形成されている。また、フィードローラ84及びスプロケットローラ85は、間欠回転による送り運動であるので、連続写真フイルム10との接触面積が増えることにより接触圧力が小さくなるため、連続写真フイルムの間欠送りの際に連続写真フイルム10への擦り傷の発生が抑えられる。また、フィードローラ84及びスプロケットローラ85は両端に円盤を配置した構成となっており、連続写真フイルム10の両側部にのみ接触するようにされている。また、パスローラ86,87も、連続写真フイルム10の両側部にのみ接触するように段付きローラとされており、更にパスローラ87には両端部にスプロケットが形成されている。
【0033】
図3に示すように、フィードローラ84及びスプロケットローラ85は個別に設けたインデックス装置95,96によりモータ76の回転が伝達されるようになっており、パンチブロック66の上下動に同期して連続写真フイルム10を間欠送りする。
【0034】
上流側減圧室82のパスローラ86は、別個に設けたモータ97により連続回転される。また、下流側減圧室のパスローラ87は、変速機98を介してモータ76の駆動が伝達され、連続回転するようにされている。上記スプロケットローラ85又はフィードローラ84の間欠送りによるフイルム送り量L1と、パスローラ及びパスローラの連続送りによる1サイクルタイムのフイルム送り量は同じになるように設定されている。
【0035】
図1に示すように、初期設定により上流側減圧室82にはフリーループRAが、下流側減圧室83にはフリーループRBが形成される。フリーループRAは、パスローラ86が連続回転し、フィードローラ84が間欠回転するため、このフリーループRAは間欠送り長さL1の範囲でループ長さが変化する。なお、連続写真フイルム10はパスローラ86により連続送りされているため、厳密にはループ長さの変化範囲は間欠送り長さL1の範囲よりは小さくなっている。また、スプロケットローラ85が間欠回転し、パスローラ87が連続回転するため、フリーループRBは、フリーループRAと同じように、間欠送り長さL1より小さい範囲でループ長さが変化する。
【0036】
実線で示すようにフリーループRAが最大ループ長さとなった時に、フリーループRAは、各ローラ86,84の外周との交点P1,P2を結ぶ線分HAを直径とするほぼ半円になるように設定されている。同様にして、二点鎖線で示すようにフリーループRBが最大ループ長さとなった時に、フリーループRBは交点P3,P4を結ぶ線分HBを直径とするほぼ半円になるように設定されている。なお、HA=HBに設定されているので、最大ループ長のときのこれらフリーループRA,RBはほぼ半円状の同じ形状になる。間欠送り量L1と、パスローラ86,87による1サイクルタイムにおけるフイルム送り量とは同じに設定されているので、最小ループ長さのときのフリーループRA(2点鎖線表示),RB(実線表示)は、最大ループ長さRLmax と間欠送り量L1との差(RLmax −L1)より小さい。なお、RLmax に対してL1は十分小さく設定されており、間欠送り量によるループ長さの変動によるループ形状の変化はほぼ半円形状に近い範囲内にとどまるが、このループ形状の変化により減圧室内の容積が変化することにより張力変動は大きくなる。しかし、ループ形状がRLmax 時に半円であるので、ばたつかない。
【0037】
次に、本実施例における作用を説明する。写真フイルムパトローネの製造システムの運転立ち上げ時には図示しないフイルムリーダーが各装置のフイルム通路(パス)にセットされる。本発明のフイルム穿孔機13では、初期設定により所定長さのフリーループRA,RBが形成される。このフリーループRA,RBは最大ループ長さの場合にループ形状がほぼ半円になるように設定されているので、フリーループRA,RBが減圧室82,83の壁面等に接触することがなく、連続写真フイルム10への擦り傷の発生などが抑えられる。また、ループ長さが増減しても半円以下のフリーループ形状の範囲で変化するので、フリーループRA,RBがばたつくことがなく、安定した間欠送りが行われる。
【0038】
次に、インデックス装置95,96によりフィードローラ84及びスプロケットローラ85が間欠回転して連続写真フイルム10が送り量L1で間欠送りされる。図1に示すように、この間欠送りの後に上下駆動ユニット75によりパンチブロック66が下降して、連続写真フイルム10に所定個数のパーフォレーションを形成する。このパンチブロック66の下降の際には穿孔の前に、パイロットガイド71が前回の穿孔によって形成されたパーフォレーションの最上流側の2個内に挿入して、連続写真フイルム10の位置決めを行う。この位置決め後にパンチ本体70により、一定したピッチで連続するパーフォレーションが形成される。
【0039】
各減圧室82,83の吸気圧力が一定に保持されることにより、各減圧室82,83の連続写真フイルム10の吸引により連続写真フイルム10に発生する張力TA,TBが同じになる。したがって、スプロケットローラ85の歯にかかる力からフイルム10の張力成分が除かれて、主にフイルム10の加減速による慣性力がかかることになる。スプロケットローラ85の歯にかかる力が軽減されるため、孔傷みや圧力かぶりの発生が抑えられる。しかも、パイロットガイド71を用いて穿孔前の連続写真フイルム10の位置決めが精度良く行われる。
【0040】
なお、上記実施例では、図1に示すように、各減圧室82,83を連結ダクト90を介して連結して1台のブロワー93により各減圧室82,83内の空気を吸引することで、各減圧室82,83を一定に減圧し、連続写真フイルム10を吸引するようにしたが、この他に、図6に示すように、各減圧室82,83毎にブロワー100,101を設けてもよい。更には、図7に示すように、これらブロワー100,101と減圧室82,83との間にメカバルブ102,103を設けてダクト104,105の開口面積を変化させることにより、各減圧室82,83における間欠フイルム送りによる吸気圧力の変動を抑えて、減圧室82,83内の吸気圧力を安定化させてもよい。この場合には、吸気圧力の変動を予め求めておき、これに基づきメカバルブ102,103の開度を図3に示すモータ76に連結されたインデックス装置(図示せず)により制御するとよい。なお、図6及び図7において、図1に示すものと同一構成部材には同一符号が付してある。
【0041】
このようにして、間欠送りの高速化に伴う減圧室82,83内の圧力変動を積極的に抑えることにより、連続写真フイルム10の間欠送り時の停止精度の低下が抑えられる。すなわち、間欠送りにより各減圧室82,83内のフリーループRA,RBが上下動するが、間欠送りを高速化するとこれに伴いフリーループRA,RBの上下動が激しくなり、減圧室82,83内の圧力が変化する。したがって、間欠送りの加速時には上流側減圧室82におけるフイルム張力TAが大きくなり、間欠送りの減速時にはフイルム張力TAが小さくなる。その変化の度合いは、フイルム送り速度が上がるに従って大きくなり、ある速度以上になると間欠送りされるフイルムが張力「0」の状態になり、たるんでしまう。このような場合には、間欠フィードの停止精度の低下により穿孔精度が低下する。したがって、穿孔処理の高速化の障害となっていたが、図6及び図7に示すように減圧室82,83内の圧力変動を積極的に抑えることにより、このような障害をなくして穿孔能力を上げることができるようになる。
【0042】
ところで、フイルム穿孔機の高速化に伴い、パンチブロック66の上下運動(ピストンクランク運動)も高速になり、その慣性力も大きくなる。特に、この穿孔機を床強度が低い例えば2階以上のフロア等に設置すると、大きな床振動が発生してしまい、フロアの耐久性やオペレータの作業環境などに大きな障害を与えてしまうことになる。このため、上記実施例では2軸バランサ方式を採用して床振動による障害を無くすようにしたが、この他に、1軸バランサ方式や、カウンタウエイト方式によって鉛直方向や更には水平方向の振動を抑えるようにしてもよい。カウンタウエイト方式では、プレス駆動に同期して回転運動する偏芯負荷を1つ設け、プレス上下運動の慣性力とその偏芯負荷の慣性力の垂直方向の合力が「0」になるようにする。また、1軸バランサ方式では、プレス駆動に同期して回転運動する偏芯負荷を複数個設け、プレス上下運動の慣性力とその偏芯負荷の慣性力の垂直方向の合力が「0」になるようにするとともに、これらの偏芯負荷の慣性力の水平方向の合力が「0」になるように、その取付位置及び回転方向を設定する。
【0043】
また、上記実施形態では、35mm写真フイルムに本発明を実施したが、この他にアドバンストフォトシステムタイプの写真フイルムやその他の帯状材に本発明を実施してもよい。
【0044】
【発明の効果】
請求項1,5,7,又は10記載の発明によれば、2個のインデックス装置を用いて、フィードローラとスプロケットとを個別に回転するようにしたから、1個のインデックス装置でフィードローラとスプロケットとを回転させていた従来のものと比べて、インデックス装置の慣性負荷を軽減することができる。したがって、より一層の高速化が可能になり、穿孔能力を上げることができる。
【0045】
請求項2又は8記載の発明によれば、減圧室内の帯状材ループが半円形状よりも垂れ下がらないように設定したから、減圧室の底面等に帯状材が接触することがなく擦り傷の発生を抑えることができる。また、帯状材ループがばたつくことがなく安定な状態を保つことができ、安定した帯状材の間欠送りを実現することができる。したがって、間欠フィードを高速化しても帯状材がばたつくことがなく、穿孔能力を上げることができる。なお、請求項2又は8でいう半円形状は厳密な半円ではなく、半円に近い形状の懸垂線(カテナリー)である。したがって、ループの安定化とループのばたつき抑制という所期の目的を達成することができる程度のほぼ半円状に湾曲した形状であればよく、特に円弧に限定されるものでもない。
【0046】
請求項3記載の発明によれば、減圧室を穿孔機の上流及び下流側に配置して帯状材に張力を与える方式の場合に、ループを支持するローラ間の間隔、すなわちループ支点間距離を等しくしたから、減圧室による帯状材の吸引によって穿孔部において両側から均等にほぼ等しい張力が帯状材に作用することになり、スプロケットの歯にかかる力から張力成分を除去することができる。したがって、スプロケットの歯に当たるパーフォレーションの端縁部には主に帯状材の加減速による慣性力がかかることになる。これにより、スプロケットの歯にかかる力が軽減されるので、孔傷みや圧力かぶりの発生を抑えることができる。
【0047】
請求項4又は9記載の発明によれば、ループを支持するローラ間の間隔を等しくする構成と、減圧室内の帯状材ループがほぼ半円形状よりも垂れ下がらないように帯状材ループを設定する構成とによって、相乗効果が得られ、穿孔能力の向上と帯状材の損傷の抑制とを図ることができる。しかも、減圧室内にはループを保持するガイドローラを設ける必要が無くなるので、構成が簡単になる他に、ガイドローラ等による擦り傷の発生が防止される。
【0048】
請求項11記載の発明によれば、パンチにはパンチ本体の他にパイロットガイドを設け、パンチ本体による穿孔の前にパイロットガイドにより帯状材の位置決めを行うようにしたから、各減圧室による張力のバランスをとってループのばたつき等を抑える場合にも、穿孔の位置決め精度が低下することがない。
【0049】
請求項6又は12記載の発明によれば、各減圧室の吸気圧力を一定にするために減圧室の吸気圧力を個別に制御するようにしたから、連続写真フイルム等の帯状材を高速で間欠送りする際の減圧室の吸気変動を抑えることができ、吸気変動に基づく張力変動を小さくすることができる。したがって、帯状材ループのばたつきがなくなるので、間欠送りをより一層高速化することができ、処理能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯状材の穿孔機を示す概略図である。
【図2】帯状材の穿孔機を用いた写真フイルムパトローネの製造システムを示す概略図である。
【図3】帯状材の穿孔機を示す平面図である。
【図4】2軸バランサ方式を示す概略図である。
【図5】2軸バランサ方式の偏芯負荷の配置を示す平面図である。
【図6】各減圧室毎にブロワーを設けた別の実施例を示す概略図である。
【図7】各減圧室毎にブロワーとメカバルブとを設けた別の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 連続写真フイルム
13 フイルム穿孔機
66 パンチブロック
67 ダイブロック
68 穿孔部
69 フイルム間欠送り部
70 パンチ本体
71 パイロットガイド
75 上下駆動ユニット
95,96 インデックス装置
77a〜77d 偏芯負荷
82,83 減圧室
84 フィードローラ
85 スプロケットローラ
86,87 パスローラ
93,100,101 ブロワー
102,103 メカバルブ

Claims (8)

  1. 連続送りされている帯状材にパンチとダイからなる穿孔装置を用いて孔を形成する帯状材の穿孔方法において、
    前記穿孔装置に対して帯状材の送り方向上流側に第1パスローラ、上流側減圧室、及びフィードローラを順に設けて前記第1パスローラ及びフィードローラで支持された帯状材を上流側減圧室で略半円のループ状に通過させるとともに、前記穿孔装置に対して帯状材の送り方向下流側にスプロケット、下流側減圧室、及び第2パスローラを順に設けてスプロケット及び第2パスローラで支持された帯状材を下流側減圧室で略半円のループ状に通過させ、前記第1パスローラ及びフィードローラ間のループ間支点距離を前記スプロケット及び第2パスローラ間のループ間支点距離と同じにして、上流側減圧室と下流側減圧室との間の帯状材に張力を付与し、
    前記フィードローラ及びスプロケットを間欠回転させて前記帯状材を一定量間欠送りし、この間欠送り後の送り停止中に前記穿孔装置を作動させて孔を形成することを特徴とする帯状材の穿孔方法。
  2. 前記フィードローラを第1インデックス装置により間欠回転させて前記帯状材を一定量送り、前記スプロケットを前記フィードローラの一定量送りに同期させて第2インデックス装置により間欠回転させて前記帯状材を一定量送ることを特徴とする請求項1記載の帯状材の穿孔方法。
  3. 前記穿孔装置は、帯状材の側縁部に一定間隔で複数のパーフォレーションを形成することを特徴とする請求項1または2記載の帯状材の穿孔方法。
  4. 前記上流側減圧室及び下流側減圧室の吸気圧力を個別に制御し吸気圧力の変動を抑えることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の帯状材の穿孔方法。
  5. 連続送りされている帯状材にパンチとダイとからなる穿孔装置を用いて孔を形成する帯状材の穿孔機において、
    前記穿孔装置に対して帯状材の送り方向上流側に順に配置される第1のパスローラ及びフィードローラと、
    前記穿孔装置に対して帯状材の送り方向下流側に順に配置されるスプロケット及び第2のパスローラと、
    前記第1のパスローラと前記フィードローラとの間に設けられ、前記帯状材を略半円のループ状に通過させる上流側減圧室と、
    前記スプロケットと前記第2のパスローラとの間に設けられ、前記帯状材を略半円のループ状に通過させ、このループ間支点距離は上流側減圧室のループ間支点距離と同じであり、前記上流側減圧室との間の帯状材に張力を付与する下流側減圧室と、
    前記フィードローラ及びスプロケットを間欠回転させて前記帯状材を一定量間欠送りし、この間欠送り後の送り停止中に前記穿孔装置を作動させて孔を形成する駆動部とを備えることを特徴とする帯状材の穿孔機。
  6. 前記フィードローラを間欠回転させて前記帯状材を一定量だけ送る第1インデックス装置と、前記スプロケットを前記フィードローラの間欠回転に同期させて間欠回転し、前記帯状材を一定量だけ送る第2インデックス装置と、前記穿孔装置を作動させる駆動装置とを有することを特徴とする請求項5記載の帯状材の穿孔機。
  7. 前記穿孔装置は、帯状材の側縁部に一定間隔で複数のパーフォレーションを形成することを特徴とする請求項5または6記載の帯状材の穿孔機。
  8. 前記上流側減圧室及び下流側減圧室の吸気圧力を個別に制御し吸気圧力の変動を抑える吸気圧力変動抑制手段を備えることを特徴とする請求項5ないし7いずれか1項記載の帯状材の穿孔機。
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