JPH06170786A - 柄合せ生地などシート状部材のマーカー作成システム - Google Patents

柄合せ生地などシート状部材のマーカー作成システム

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JPH06170786A
JPH06170786A JP35075792A JP35075792A JPH06170786A JP H06170786 A JPH06170786 A JP H06170786A JP 35075792 A JP35075792 A JP 35075792A JP 35075792 A JP35075792 A JP 35075792A JP H06170786 A JPH06170786 A JP H06170786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
marker
sheet
cutting
cutting bed
Prior art date
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Pending
Application number
JP35075792A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Takuwa
貞夫 多久和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 柄合せ生地などシート状部材に対するマーカ
ーの作成 【構成】 裁断ベッドに柄合せ生地などが置かれ、その
上に配置された種々の型紙42Eについて各型紙の任意
の1点42aまたは少なくとも2点を指定し、これらを
イメージセンサにより読み取り、作成すべきマーカー4
4の相対位置44bを演算し、各型紙について各型紙に
対するマーカーの前記演算された各相対位置に各型紙の
形状を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生地などの自動裁断を必
要とするアパレルの分野及び他のシート状部材を適切に
自動裁断する必要がある他の産業分野で利用される。
【0002】本発明は柄合せ生地などシート状部材のマ
ーカー作成システムに関し、詳しくは生地などシート状
部材の自動裁断装置と種々の必要なパターン図を配置さ
せて作成するマーカーなどの作成、編集用CAD装置と
からなるシステムに関し、とくに裁断の対象が柄模様を
有する柄合せ生地などシート状部材の改良されたマーカ
ー作成システムに関する。
【0003】
【従来の技術】従来より生地などシート状部材の自動裁
断装置が知られており、この装置は矩形状の水平面を有
する裁断ベッド、その裁断ベッド上に積み重ねられてい
る生地などシート状部材を固定させる装置、その裁断ベ
ッド上をX方向またはY方向に移動可能でまた裁断ベッ
ドに対し垂直方向に撮像するイメージセンサを有する裁
断ヘッド、裁断ヘッドに設けられたカッター、及び記憶
部を有し、格納された裁断データを読み出してカッター
を制御駆動させる。
【0004】また前記裁断データを作成するものとして
マーカーなどの作成、編集用CAD装置が知られてお
り、この装置は入力手段、表示器など出力手段、記憶装
置、及びデータ処理部を有し、また前記自動裁断装置の
裁断ヘッドを前記入力手段により移動制御しそのイメー
ジセンサによる撮像データを取り込むことができる。な
お、CAD装置に対し、前記の自動裁断装置はCAMの
分野に対応する。
【0005】CAD装置とCAM装置は一般に分離して
用いられるが、両者を接続して用いる例も特開平2−2
77878号公報により知られており、そのハードウエ
アとしての概要は図2について説明される。
【0006】自動裁断装置の本体200は、裁断ベッド
1の両側に設けられたXレール6上を、X軸駆動部4に
よってYビーム8が矢印X方向に駆動され、このYビー
ム8に設けられたYレール7上を、Y軸駆動部5によっ
てCCDなどイメージセンサを備えた裁断ヘッド3が矢
印Y方向に駆動されるように構成されている。
【0007】裁断ベッド1上に被裁断の生地などシート
状部材2が載置され、このシート状部材2を裁断ベッド
1上に固定するために、吸着装置9から連結された裁断
ベッド表面に多数設けられた小穴(図示せず)によりシ
ート状部材2を裁断ベッド1上に吸着固定する。
【0008】シート状部材2を種々の形状に裁断するに
当たっては、まずCAD(計算機利用設計)装置100
を用いて各パーツないしパターン型片の裁断データを作
成するが、このデータ処理部103は同時に自動裁断装
置の制御部もうけもち、すなわちCAD側とCAM側の
両方を制御することになる。
【0009】裁断データに従って裁断ヘッド3が裁断ベ
ッド1上を移動すると共に、裁断ヘッド3に設けられた
図示しないカッターが必要に応じて上下し、また裁断中
にカッターの方向が裁断方向に向けられることにより、
シート状部材2が裁断データに従って裁断される。
【0010】CAD装置100はその制御卓上に裁断ヘ
ッド3を移動させるためなどに用いるコンソール101
と、MT装置又はFD装置を備えた各種情報の記憶装置
104と、CCDカメラなどイメージセンサが撮像する
裁断ベッド1上面の画像を表示し、またマーカーなどが
表示されるディスプレイ(表示器)102とを具えてい
る。なお、タブレット105、スタイラスペン106が
他の入力手段として必要により用いられる。
【0011】柄合せ生地などシート状部材に対する従来
によるマーカーの作成は、柄合せ生地などそのものをス
キャナーによりイメージ入力して編集しその対応する柄
線をマーカー内に表示させたり、あるいは柄線間のピッ
チ、相互に関連するパーツ(パターン)間の点指示、デ
ザイン上における特異点の指示、対称パーツに対する指
示などのパラメータを手入力してプログラム処理により
目的の柄線をマーカー内に描かせて、これらの柄線を配
慮して種々の必要なパターン図を配置させて、行なわれ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような公知のCA
D技法により柄線を表示したマーカーにおいても、その
柄線と裁断ベッド上に現に配置された柄合せ生地などシ
ート状部材の柄線とはその位置において一致していない
場合が多く、実際に裁断が行われた場合には柄模様を無
視したパターン型片が生じ、商品価値を落している。
【0013】本発明の目的は、柄模様を配慮したパター
ン型片がその柄線にずれがなく自動裁断装置により得ら
れるようにした、柄合せ生地などシート状部材のマーカ
ー作成システムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記した目的は、矩形状
の水平面を有する裁断ベッド、その裁断ベッド上に積み
重ねられている生地などシート状部材を固定させる装
置、その裁断ベッド上をX方向またはY方向に移動可能
でまた裁断ベッドに対し垂直方向に撮像するイメージセ
ンサを有する裁断ヘッド、裁断ヘッドに設けられたカッ
ター、及び記憶部を有し格納された裁断データを読み出
してカッターを制御駆動させる生地などシート状部材自
動裁断装置と、入力手段、表示器など出力手段、記憶装
置、及びデータ処理部を有し、また前記裁断ヘッドを移
動制御しそのイメージセンサによる撮像データを取り込
むことができる、マーカーなどの作成、編集用CAD装
置とからなり、このCAD装置が、前記裁断ベッド上に
柄合せ生地などシート部材が置かれ、その上に配置され
た種々の型紙について各型紙の任意の1点または2点を
読みとり、作成すべきマーカーの相対位置を演算する手
段と、各型紙について各型紙に対するマーカーの演算さ
れた相対位置に各型紙の形状データを画面上に書き込み
表示する手段とを具備することにより、達成される。
【0015】
【作用】従来のようにマーカー自体にイメージ入力によ
りまたは手入力の設定の上でCAD技法の計算により仮
想上の柄線を表示させて、これらを配慮して種々の必要
なパターン図を配置させるのではなく、裁断ベッド上の
柄合せ生地などシート状部材とその上に配置された種々
の必要な型紙とに基づいてマーカーがCAM装置とCA
D装置との連繋により作成される。
【0016】すなわち、前記裁断ベッド上に柄合せ生地
などシート部材が置かれ、その上に配置された種々の型
紙について各型紙の任意の1点または2点を読みとり、
作成すべきマーカーの各相対位置を演算し、各型紙につ
いて各型紙に対するマーカーの演算された前記各相対位
置に各型紙の形状データを画面上に書き込み表示するこ
とによって、自ずとマーカーが作成される。
【0017】
【実施例】本発明の好適な実施例は図面に基づいて説明
される。図1は本発明によるCAD装置表示器の画面例
示図、図2は本発明において用いられる自動裁断装置と
これに接続されたCAD装置である。
【0018】図2についてはその概要は上記した通りで
あり、本発明では、裁断ベッド1上に柄合せ生地などシ
ート状部材2が置かれ、その上面に種々の必要な型紙1
0が生地のロスが少ないように効率よく配置されてい
る。
【0019】図1における40がCAD装置表示器10
2の画面であり、3つのウインドウ42、44、46を
有している。44は矩形状の縁枠を設けたマーカーであ
る。ウインドウ42は、裁断ベッド1上に柄合せ生地な
どシート部材2が置かれ、その上に配置された種々の型
紙10について各型紙の任意の1点を読みとるために、
イメージセンサによりスキャンさせて全部でもよいが一
部を撮像し表示させた部分であり、この表示部分におけ
る型紙の任意の1点42aをスタイラスペン106を使
って指示し、その位置をVRAMを介して読みとる。こ
れにより、マーカー44の相対位置44bがデータ処理
部103において行なわれる演算により求められる。
【0020】なお、直接的に、CAM側の裁断ベッド1
上に配置された型紙10の任意の1点を選択してその1
点にイメージセンサを移動して、その位置を読みとって
もよい。
【0021】ウインドウ46は柄合せ生地などシート状
部材2に使われる種々の必要な型紙10の各形状を示し
たパターンメニュである。これら形状のデータは各型紙
についてそのたて軸または横軸に基づいてデジタイザ、
イメージセンサなどにより予め取り込んでメモリに格納
されており、これを読み出して画面表示している。ここ
で、任意の1点42aが指示されている表示された型紙
42Eについてその形状は操作者において知られている
ので、このメニュ46からその相当する見本パターン図
に予め付されたコードEをキー入力して、あるいはその
相当する見本パターン図が表示されている画面領域へス
タイラスペン106によりヒットして選択し、これによ
りその選択したパターン形状のデータがマーカー内の前
述した位置44bに書き込まれ、パターン図44Eとし
て表示される。その表示形態がずれたものであれば、C
AD上の編集操作により補正は可能である。
【0022】なお、またCAM側の裁断ベッド1上に配
置された型紙10の任意の1点を選択してその1点にイ
メージセンサを直接移動して、その位置を読みとった場
合には、その時点でその型紙の形状を特定できるコード
などをコンソール101により入力し、前記画面に表示
されたマーカー位置44bへその形状データを予め用意
されているデータベースより読み出して書き込んでもよ
い。
【0023】このように、CAM側の柄合せ生地などシ
ート状部材2上に配置された種々の必要な型紙10につ
いて順次各型紙の任意の1点を指定することにより、C
AD側の表示器画面のマーカーの各々の相対位置が決ま
り、その位置へ相当する各々のパターン形状データが表
示されてマーカーが作成される。なお、生地などシート
部材2の柄線が部分的に斜めになっている場合には、そ
れに合わせて型紙も斜めに配置させる必要があり、この
場合には予め用意した各種の型紙の形状データが上記し
たように各型紙の垂線または水平線に基づいているため
に、少なくとも2点を読みとるよう指示する必要があ
る。
【0024】
【効果】マーカー自体にイメージ入力によりまたは手入
力の設定の上でCAD技法の計算により仮想上の柄線を
表示させるなど面倒な作業が不要であり、CAM側の柄
合せ生地などシート状部材とその上に配置された種々の
必要な型紙とに基づいてマーカーが作成されるので、操
作が容易であり、裁断されたパターン型片に柄線のずれ
がない。また型紙が多少破れてもその1点または少なく
とも2点を指定するだけのために用いられるので永持ち
できる。さらに型紙の境界線をトレースするのではない
ので、マーカーの作成が比較的速く、生産性がよい。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCAD装置表示器の画面例示図。
【図2】本発明による自動裁断装置とCAD装置との見
取り図。
【符号の説明】
1 裁断ベッド 2 柄合せ生地などシート状部材 3 裁断ヘッド 10 型紙 40 画面 42 型紙表示部 44 マーカー表示部 46 パターンメニュ表示部 100 CAD装置 101 コンソール 102 表示器 106 スタイラスペン 200 自動裁断装置本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の水平面を有する裁断ベッド、そ
    の裁断ベッド上に積み重ねられている生地などシート状
    部材を固定させる装置、その裁断ベッド上をX方向また
    はY方向に移動可能でまた裁断ベッドに対し垂直方向に
    撮像するイメージセンサを有する裁断ヘッド、裁断ヘッ
    ドに設けられたカッター、及び記憶部を有し格納された
    裁断データを読み出してカッターを制御駆動させる生地
    などシート状部材自動裁断装置と、 入力手段、表示器など出力手段、記憶装置、及びデータ
    処理部を有し、また前記裁断ヘッドを移動制御しそのイ
    メージセンサによる撮像データを取り込むことができ
    る、マーカーなどの作成、編集用CAD装置とからな
    り、このCAD装置が、 前記裁断ベッド上に柄合せ生地などシート部材が置か
    れ、その上に配置された種々の型紙について各型紙の任
    意の1点又は2点をイメージセンサにより読みとり、作
    成すべきマーカーの相対位置を演算する手段と、 各型紙について各型紙に対するマーカーの演算された前
    記各相対位置に各型紙の形状データを画面上に書き込み
    表示する手段とを具備していることを特徴とする、柄合
    せ生地などシート状部材のマーカー作成システム。
JP35075792A 1992-12-04 1992-12-04 柄合せ生地などシート状部材のマーカー作成システム Pending JPH06170786A (ja)

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JP35075792A Pending JPH06170786A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 柄合せ生地などシート状部材のマーカー作成システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09131698A (ja) * 1995-09-08 1997-05-20 Gerber Garment Technol Inc パターン配置及び裁断システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09131698A (ja) * 1995-09-08 1997-05-20 Gerber Garment Technol Inc パターン配置及び裁断システム
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