JPH06170253A - 自動精米方法 - Google Patents

自動精米方法

Info

Publication number
JPH06170253A
JPH06170253A JP34969692A JP34969692A JPH06170253A JP H06170253 A JPH06170253 A JP H06170253A JP 34969692 A JP34969692 A JP 34969692A JP 34969692 A JP34969692 A JP 34969692A JP H06170253 A JPH06170253 A JP H06170253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction
valve
rice
resistance
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34969692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3193171B2 (ja
Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Haruo Mori
晴夫 森
Kenji Akiba
憲二 秋場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto Manufacturing Co Ltd filed Critical Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Priority to JP34969692A priority Critical patent/JP3193171B2/ja
Publication of JPH06170253A publication Critical patent/JPH06170253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3193171B2 publication Critical patent/JP3193171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 精米再開するときの摩擦室用抵抗弁および開
閉弁の調節を不要にする。 【構成】 摩擦精米室9で精米しながら最適負荷状態と
なるように摩擦抵抗モーター27により摩擦室用抵抗弁
30を、開閉弁用モーター15により玄米供給部の開閉
弁14の開閉を調節する。抵抗弁30の調節終了状態を
ラム記憶部41に記憶させる。供給玄米が終了したとき
は玄米検出センサー25でこれを検出して前記摩擦室用
抵抗弁30を自動的に開いて残米を取出す。一定時間経
過後、前記ラム記憶部41に記憶させた数値に基ずき摩
擦抵抗モーター27により前記抵抗弁30を自動的に閉
じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動精米装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、摩擦精米室に供給した玄米を精米し
ながら最適負荷状態となるように摩擦抵抗モーターによ
り摩擦室用抵抗弁を開閉調節し、また、これと平行して
シャッター用モーターに通電して開閉弁の開閉度も調節
する精米方法は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知の、精米方法は、
精米が一段落して一くぎりされると、最適負荷状態とし
た摩擦室用抵抗弁も開き、また、開閉弁用モーターに通
電して開閉弁は閉じるようにしているから、精米再開す
るときは、同じように最適負荷状態となるように摩擦室
用抵抗弁を開閉調節し、また、開閉弁用モーターに通電
して開閉弁の開閉度も調節しており、面倒であった。
【0004】
【発明の目的】精米再開するときの、摩擦室用抵抗弁お
よび開閉弁の調節を不要にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、摩擦
精米室9に供給した玄米を精米しながら最適負荷状態と
なるように摩擦抵抗モーター36により摩擦室用抵抗弁
34を開閉調節して該抵抗弁34の調節終了状態を制御
回路のラム記憶部41に記憶させ、供給玄米が終了した
ときは玄米検出センサー25でこれを検出して前記摩擦
室用抵抗弁34を自動的に開いて残米を取出し、一定時
間経過すると前記ラム記憶部41に記憶させた数値に基
ずき前記最適負荷状態となるまで摩擦抵抗モーター36
により前記抵抗弁34を自動的に閉じてつぎの精米を行
なう自動精米方法を要旨としたものである。また、本発
明は、前記において、最適負荷状態となるように摩擦抵
抗モーター36により摩擦室用抵抗弁34を開閉調節す
るとき、これと平行して開閉弁用モーター15に通電し
て玄米供給部の開閉弁14の開閉度も調節する自動精米
方法としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は精穀機本体、2は該本体1内に設けられている摩擦
精米ロール、3は摩擦精米ロール2を包囲する除糠筒、
4は摩擦精米ロール2の上部に一体的に連結されている
下方送り螺旋ロール、5は下方送り螺旋ロール4を包囲
する送穀筒、6は摩擦精米ロール2と下方送り螺旋ロー
ル4の回転軸、7は回転軸6に固定されている受動プー
リー、8は受動プーリー7を回転させる摩擦用モータ
ー、9は摩擦精米ロール2と除糠筒3の間に形成される
摩擦精米室、10は下方送り螺旋ロール4と送穀筒5の
間に形成される送穀室、11は供給筒、12は供給筒1
1の上部に連設された貯留タンク、13は貯留タンク1
2の下部に設けたシャッター、14は開閉弁、15は開
閉弁14を開閉させる開閉弁用モーター、16は張込用
昇降機、17は張込口、18は張込用昇降機16と貯留
タンク12を接続する接続管である。
【0007】また、19は取出管、20は仕上兼循環昇
降機、21は切替弁、22は切替弁21を回転させる切
替用モーター又はソレノイド、23は戻し樋、24は次
工程への排出樋、25は貯留タンク12の下端に取付け
たセンサー25である。
【0008】しかして、26は送穀筒5の上部外側に嵌
合させた回転輪、27は回転輪26を回転させるモータ
ー、28は回転輪26と除糠筒3との間に取付けたバ
ネ、29は送穀筒5の上部と除糠筒3との間に設けた斜
杆、30は除糠筒3の下端に設けた抵抗弁、31は抵抗
弁30に対峙する突条である。
【0009】なお、32は操作盤、33は運転スイッ
チ、34は切替弁スイッチ、35はシャッタースイッ
チ、36は摩擦抵抗スイッチ、37は流量調節スイッチ
である。
【0010】
【作用】次に作用を述べる。 a.摩擦抵抗スイッチ36のツマミを強か弱の方向に手
動操作すると、摩擦抵抗値の窓38に数値が設定され
る。この数値は、当業者間で決めた適当な数値でよい。
一例では63前後に定める。この操作に連動して、摩擦
抵抗モーター27に通電し、回転輪26を水平回動さ
せ、バネ28の弾力に抗して、斜杆29の傾斜を調節
し、除糠筒3を上下動させて摩擦室用抵抗弁30を、上
記値となるように連動調節する。
【0011】b.つぎに、運転スイッチ33を運ボタン
をオンにすると、張込用昇降機16は回転、仕上兼循環
昇降機20も回転、摩擦用モーター8により摩擦精米ロ
ール2は回転する。
【0012】c.つぎに、シャッタスイッチ35の閉ボ
タンを押して、開閉弁用モーター 15により開閉弁1
4を閉める。
【0013】d.つぎに、切替弁スイッチ34の循ボタ
ンを押して、モーター又はソレノイド22を介して切替
弁21を戻し樋23側に切換える。
【0014】e.つぎに、流量調節スイッチ37を操作
して、流量値の窓39の数値を設定する。まだ、シャッ
ター13は閉じたままである。
【0015】f.張込口17に玄米を張込む。
【0016】g.張込用昇降機16を上昇した玄米は、
貯留タンク12を経てセンサー25に到達し、センサー
25をオンにする。数秒後(ある程度溜った頃)、シャ
ッタスイッチ35の開ボタンを押してオンすると、前記
流量調節スイッチ37で定めた流量値の窓39の表示の
分だけ、開閉弁用モーター15に通電して開閉弁14を
開き、貯留タンク12内の玄米を、送穀筒5内に供給
し、下方送り螺旋ロール4により摩擦精米室9に流入さ
せ、摩擦精米ロール2により摩擦搗精し、取出管19よ
り取出して仕上兼循環昇降機20を上昇させ、切替弁2
1より戻し樋23を介して貯留タンク12に戻して、循
環搗精する。
【0017】h.取出管19よりの排出米を検査し、摩
擦抵抗スイッチ36を微調節すると、摩擦抵抗モーター
36に通電して回転輪26を水平回動させ、バネ28の
弾力に抗して、斜杆29の傾斜を急緩調節し、除糠筒3
を上下動させて摩擦室用抵抗弁30を調節する。これに
連動して窓38の数値は変わり、その数値は図4の入出
力回路40を介してラム記憶部41に記憶させる。
【0018】i.前記h.の取出管19よりの排出米の
検査で、初期搗精が終了したと認められたら、切替弁ス
イッチ34の排ボタンを押して、切替弁21を排出樋2
4側に切替え、精白米を次工程に移行させる。
【0019】j.張込玄米がなくなると、センサー25
は玄米の無いことを検知し、入出力回路40を経て開閉
弁用モーター15に直に通電して回転輪26を水平回動
させ、バネ28の弾力に抗して、斜杆29の傾斜を緩傾
斜とし、除糠筒3を下動させて摩擦室用抵抗弁30を開
き、残米を取出す。窓38の数値は0になる。
【0020】k.ブロアーがあるときは、モーターに通
電して、エアーを送って数秒間清掃する。
【0021】l.ブロアーは数秒後自動停止し、同時
に、前記ラム記憶部41に記憶された数値に応じて、入
出力回路40を経て開閉弁用モーター15に通電して回
転輪26を水平回動させ、バネ28の弾力に抗して、斜
杆29の傾斜を急傾斜とし、除糠筒3を 動させて摩擦
室用抵抗弁30を閉じる。
【0022】m.ロット別の玄米を張込口17に張込
む。前記順序による精米を行なうが、摩擦室用抵抗弁3
0の設定と、流量調節スイッチ37による流量値の設定
は不要である。
【0023】
【発明の効果】公知の、精米方法は、精米が一段落して
一くぎりされると、最適負荷状態とした摩擦室用抵抗弁
も開き、また、開閉弁用モーターに通電して開閉弁は閉
じるようにしているから、精米再開するときは、同じよ
うに最適負荷状態となるように摩擦室用抵抗弁を開閉調
節し、また、開閉弁用モーターに通電して開閉弁の開閉
度も調節しており、面倒であった。しかるに、本発明
は、摩擦精米室9に供給した玄米を精米しながら最適負
荷状態となるように摩擦抵抗モーター36により摩擦室
用抵抗弁34を開閉調節して該抵抗弁34の調節終了状
態を制御回路のラム記憶部41に記憶させ、供給玄米が
終了したときは玄米検出センサー25でこれを検出して
前記摩擦室用抵抗弁34を自動的に開いて残米を取出
し、一定時間経過すると前記ラム記憶部41に記憶させ
た数値に基ずき前記最適負荷状態となるまで摩擦抵抗モ
ーター36により前記抵抗弁34を自動的に閉じてつぎ
の精米を行なう自動精米方法を要旨としたものであるか
ら、精米再開するとき、前記抵抗弁34を再調節する必
要がない。また、本発明は、前記において、最適負荷状
態となるように摩擦抵抗モーター36により摩擦室用抵
抗弁34を開閉調節するとき、これと平行して開閉弁用
モーター15に通電して玄米供給部の開閉弁14の開閉
度も調節する自動精米方法としたものであるから、精米
再開するとき、前記開閉弁14を再調節する必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体縦断側面図。
【図2】 精米機の縦断側面図。
【図3】 操作盤正面図。
【図4】 ブロック図。
【符号の説明】
1…精穀機本体、2…摩擦精米ロール、3…除糠筒、4
…下方送り螺旋ロール、5…送穀筒、6…回転軸、7…
受動プーリー、8…摩擦用モーター、9…摩擦精米室、
10…送穀室、11…供給筒、12…貯留タンク、13
…シャッター、14…開閉弁、15…開閉弁用モータ
ー、16…張込用昇降機、17…張込口、18…接続
管、19…取出管、20…仕上兼循環昇降機、21…切
替弁、22…モータ又はソレノイド、23…戻し樋、2
4…排出樋、25…センサー、26…回転輪、27…モ
ーター、28…バネ、29…斜杆、30…抵抗弁、31
…突条、32…操作盤、33…運転スイッチ、34…切
替弁スイッチ、35…シャッタスイッチ、36…摩擦抵
抗スイッチ、37…流量調節スイッチ、38…窓、39
…窓、40…入出力回路、41…ラム記憶部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 自動精米方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動精米装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、摩擦精米室に供給した玄米を精米し
ながら最適負荷状態となるように摩擦抵抗モーターによ
り摩擦室用抵抗弁を開閉調節し、また、これと平行して
シャッター用モーターに通電して開閉弁の開閉度も調節
する精米方法は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知の、精米方法は、
精米が一段落して一くぎりされると、最適負荷状態とし
た摩擦室用抵抗弁も開き、また、開閉弁用モーターに通
電して開閉弁は閉じるようにしているから、精米再開す
るときは、同じように最適負荷状態となるように摩擦室
用抵抗弁を開閉調節し、また、開閉弁用モーターに通電
して開閉弁の開閉度も調節しており、面倒であった。
【0004】
【発明の目的】精米再開するときの、摩擦室用抵抗弁お
よび開閉弁の調節を不要にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、摩擦
精米室9に供給した玄米を精米しながら最適負荷状態と
なるように摩擦抵抗モーター27により摩擦室用抵抗弁
30を開閉調節して該抵抗弁30の調節終了状態を制御
回路のラム記憶部41に記憶させ、供給玄米が終了した
ときは玄米検出センサー25でこれを検出して前記摩擦
室用抵抗弁30を自動的に開いて残米を取出し、一定時
間経過すると前記ラム記憶部41に記憶させた数値に基
ずき前記最適負荷状態となるまで摩擦抵抗モーター27
により前記抵抗弁30を自動的に閉じてつぎの精米を行
なう自動精米方法を要旨としたものである。また、本発
明は、前記において、最適負荷状態となるように摩擦抵
抗モーター27により摩擦室用抵抗弁30を開閉調節す
るとき、これと平行して開閉弁用モーター15に通電し
て玄米供給部の開閉弁14の開閉度も調節する自動精米
方法としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は精穀機本体、2は該本体1内に設けられている摩擦
精米ロール、3は摩擦精米ロール2を包囲する除糠筒、
4は摩擦精米ロール2の上部に一体的に連結されている
下方送り螺旋ロール、5は下方送り螺旋ロール4を包囲
する送穀筒、6は摩擦精米ロール2と下方送り螺旋ロー
ル4の回転軸、7は回転軸6に固定されている受動プー
リー、8は受動プーリー7を回転させる摩擦用モータ
ー、9は摩擦精米ロール2と除糠筒3の間に形成される
摩擦精米室、10は下方送り螺旋ロール4と送穀筒5の
間に形成される送穀室、11は供給筒、12は供給筒1
1の上部に連設された貯留タンク、13は貯留タンク1
2の下部に設けたシャッター、14は開閉弁、15は開
閉弁14を開閉させる開閉弁用モーター、16は張込用
昇降機、17は張込口、18は張込用昇降機16と貯留
タンク12を接続する接続管である。
【0007】また、19は取出管、20は仕上兼循環昇
降機、21は切替弁、22は切替弁21を回転させる切
替用モーター又はソレノイド、23は戻し樋、24は次
工程への排出樋、25は貯留タンク12の下端に取付け
たセンサーである。
【0008】しかして、26は送穀筒5の上部外側に嵌
合させた回転輪、27は回転輪26を回転させる摩擦抵
モーター、28は回転輪26と除糠筒3との間に取付
けたバネ、29は送穀筒5の上部と除糠筒3との間に設
けた斜杆、30は除糠筒3の下端に設けた摩擦室用抵抗
弁、31は抵抗弁30に対峙する突条である。
【0009】なお、32は操作盤、33は運転スイッ
チ、34は切替弁スイッチ、35はシャッタスイッチ、
36は摩擦抵抗調節スイッチ、37は流量調節スイッチ
である。
【0010】
【作用】次に作用を述べる。 a.摩擦抵抗調節スイッチ36のツマミを強か弱の方向
に手動操作すると、摩擦抵抗値の窓38に数値が設定さ
れる。この数値は、当業者間で決めた適当な数値でよ
い。一例では63前後に定める。この操作に連動して、
摩擦抵抗モーター27に通電し、回転輪26を水平回動
させ、バネ28の弾力に抗して、斜杆29の傾斜を調節
し、除糠筒3を上下動させて摩擦室用抵抗弁30を、上
記値となるように連動調節する。
【0011】b.つぎに、運転スイッチ33の運転ボタ
ンをオンにすると、張込用昇降機16は回転、仕上兼循
環昇降機20も回転、摩擦用モーター8により摩擦精米
ロール2は回転する。
【0012】c.つぎに、シャッタスイッチ35の閉ボ
タンを押して、開閉弁用モーター15により開閉弁14
を閉める。
【0013】d.つぎに、切替弁スイッチ34の循環
タンを押して、モーター又はソレノイド22を介して切
替弁21を戻し樋23側に切換える。
【0014】e.つぎに、流量調節スイッチ37を操作
して、流量値の窓39の数値を設定する。まだ、シャッ
ター13と開閉弁14は閉じたままである。
【0015】f.張込口17に玄米を張込む。シャッタ
ー13は手動で全開にする。
【0016】g.張込用昇降機16を上昇した玄米は、
貯留タンク12を経てセンサー25に到達し、センサー
25をオンにする。数秒後(ある程度溜った頃)、シャ
ッタスイッチ35の開ボタンを押してオンすると、前記
流量調節スイッチ37で定めた流量値の窓39の表示の
分だけ、開閉弁用モーター15に通電して開閉弁14を
開き、貯留タンク12内の玄米を、送穀筒5内に供給
し、下方送り螺旋ロール4により摩擦精米室9に流入さ
せ、摩擦精米ロール2により摩擦搗精し、取出管19よ
り取出して仕上兼循環昇降機20を上昇させ、切替弁2
1より戻し樋23を介して貯留タンク12に戻して、循
環搗精する。
【0017】h.取出管19よりの排出米を検査し、摩
擦抵抗調節スイッチ36を微調節すると、摩擦抵抗モー
ター27に通電して回転輪26を水平回動させ、バネ2
8の弾力に抗して、斜杆29の傾斜を急緩調節し、除糠
筒3を上下動させて摩擦室用抵抗弁30を調節する。こ
れに連動して窓38の数値は変わり、その数値は図4の
入出力回路40を介してラム記憶部41に記憶させる。
【0018】i.前記h.の取出管19よりの排出米の
検査で、初期搗精が終了したと認められたら、切替弁ス
イッチ34の排ボタンを押して、切替弁21を排出樋2
4側に切替え、精白米を次工程に移行させる。
【0019】j.張込玄米がなくなると、センサー25
は玄米の無いことを検知し、入出力回路40を経て開閉
弁用モーター15に直に通電して回転輪26を水平回動
させ、バネ28の弾力に抗して、斜杆29の傾斜を緩傾
斜とし、除糠筒3を下動させて摩擦室用抵抗弁30を開
き、残米を取出す。窓38の数値は0になる。
【0020】k.ブロアーがあるときは、モーターに通
電して、エアーを送って数秒間清掃する。
【0021】l.ブロアーは数秒後自動停止し、同時
に、前記ラム記憶部41に記憶された数値に応じて、入
出力回路40を経て開閉弁用モーター15に通電して回
転輪26を水平回動させ、バネ28の弾力に抗して、斜
杆29の傾斜を急傾斜とし、除糠筒3を 動させて摩擦
室用抵抗弁30を閉じる。
【0022】m.ロット別の玄米を張込口17に張込
む。前記順序による精米を行なうが、摩擦室用抵抗弁3
0の設定と、流量調節スイッチ37による流量値の設定
は不要である。
【0023】
【発明の効果】公知の、精米方法は、精米が一段落して
一くぎりされると、最適負荷状態とした摩擦室用抵抗弁
も開き、また、開閉弁用モーターに通電して開閉弁は閉
じるようにしているから、精米再開するときは、同じよ
うに最適負荷状態となるように摩擦室用抵抗弁を開閉調
節し、また、開閉弁用モーターに通電して開閉弁の開閉
度も調節しており、面倒であった。しかるに、本発明
は、摩擦精米室9に供給した玄米を精米しながら最適負
荷状態となるように摩擦抵抗モーター27により摩擦室
用抵抗弁30を開閉調節して該抵抗弁30の調節終了状
態を制御回路のラム記憶部41に記憶させ、供給玄米が
終了したときは玄米検出センサー25でこれを検出して
前記摩擦室用抵抗弁30を自動的に開いて残米を取出
し、一定時間経過すると前記ラム記憶部41に記憶させ
た数値に基ずき前記最適負荷状態となるまで摩擦抵抗モ
ーター27により前記抵抗弁30を自動的に閉じてつぎ
の精米を行なう自動精米方法を要旨としたものであるか
ら、精米再開するとき、前記抵抗弁30を再調節する必
要がない。また、本発明は、前記において、最適負荷状
態となるように摩擦抵抗モーター27により摩擦室用抵
抗弁30を開閉調節するとき、これと平行して開閉弁用
モーター15に通電して玄米供給部の開閉弁14の開閉
度も調節する自動精米方法としたものであるから、精米
再開するとき、前記開閉弁14を再調節する必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体縦断側面図。
【図2】 精米機の縦断側面図。
【図3】 操作盤正面図。
【図4】 ブロック図。
【符号の説明】 1…精穀機本体、2…摩擦精米ロール、3…除糠筒、4
…下方送り螺旋ロール、5…送穀筒、6…回転軸、7…
受動プーリー、8…摩擦用モーター、9…摩擦精米室、
10…送穀室、11…供給筒、12…貯留タンク、13
…シャッター、14…開閉弁、15…開閉弁用モータ
ー、16…張込用昇降機、17…張込口、18…接続
管、19…取出管、20…仕上兼循環昇降機、21…切
替弁、22…モータ又はソレノイド、23…戻し樋、2
4…排出樋、25…センサー、26…回転輪、27…
擦抵抗モーター、28…バネ、29…斜杆、30…摩擦
室用抵抗弁、31…突条、32…操作盤、33…運転ス
イッチ、34…切替弁スイッチ、35…シャッタスイッ
チ、36…摩擦抵抗調節スイッチ、37…流量調節スイ
ッチ、38…窓、39…窓、40…入出力回路、41…
ラム記憶部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩擦精米室9に供給した玄米を精米しな
    がら最適負荷状態となるように摩擦抵抗モーター36に
    より摩擦室用抵抗弁34を開閉調節して該抵抗弁34の
    調節終了状態を制御回路のラム記憶部41に記憶させ、
    供給玄米が終了したときは玄米検出センサー25でこれ
    を検出して前記摩擦室用抵抗弁34を自動的に開いて残
    米を取出し、一定時間経過すると前記ラム記憶部41に
    記憶させた数値に基ずき前記最適負荷状態となるまで摩
    擦抵抗モーター36により前記抵抗弁34を自動的に閉
    じてつぎの精米を行なう自動精米方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、最適負荷状態となる
    ように摩擦抵抗モーター36により摩擦室用抵抗弁34
    を開閉調節するとき、これと平行して開閉弁用モーター
    15に通電して玄米供給部の開閉弁14の開閉度も調節
    する自動精米方法。
JP34969692A 1992-12-02 1992-12-02 自動精米方法 Expired - Fee Related JP3193171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34969692A JP3193171B2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 自動精米方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34969692A JP3193171B2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 自動精米方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06170253A true JPH06170253A (ja) 1994-06-21
JP3193171B2 JP3193171B2 (ja) 2001-07-30

Family

ID=18405487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34969692A Expired - Fee Related JP3193171B2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 自動精米方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3193171B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3193171B2 (ja) 2001-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06170253A (ja) 自動精米方法
JP3122266B2 (ja) 自動精米方法
JPH0731892A (ja) 自動精米方法とその装置
JP2831208B2 (ja) 精米機
JPH08117623A (ja) 精米装置の運転時間制御と作業選択兼用つまみ
JPS6252625B2 (ja)
JP3181500B2 (ja) 精穀機の制御装置
JP2533230B2 (ja) 精米機
JP2005270733A (ja) 籾摺選別機の操作表示装置
JP2897422B2 (ja) 脱ぷロール間隙調節装置
JPH03101849A (ja) 精米機
JPH0815562B2 (ja) 精米機
JP2583537B2 (ja) 籾摺機の脱ぷ率制御方法
JPH04367747A (ja) 精米機
JP2002159870A (ja) 精穀機
JPH04114749A (ja) 精米機
JP2007301499A (ja) 自動籾摺精米施設
JPH0386252A (ja) 精米機
JPH1110012A (ja) 籾摺ロ−ルの初期間隙設定装置
JP2667303B2 (ja) 精米機
JPS638453Y2 (ja)
JPH04137738U (ja) 精米機
JP2008194695A (ja) コイン精米設備の残米処理方法
JPH03114550A (ja) 循環式竪軸型精米機の抵抗調節装置
JPH0593552U (ja) 籾摺装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010515

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees