JPH06169955A - ベッド等における搬送補助機構 - Google Patents

ベッド等における搬送補助機構

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JPH06169955A
JPH06169955A JP32683192A JP32683192A JPH06169955A JP H06169955 A JPH06169955 A JP H06169955A JP 32683192 A JP32683192 A JP 32683192A JP 32683192 A JP32683192 A JP 32683192A JP H06169955 A JPH06169955 A JP H06169955A
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JP
Japan
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bed
shaft member
grounding
auxiliary leg
floor
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JP32683192A
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JPH074401B2 (ja
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Matsutaro Ogawa
松太郎 小川
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Paramount Bed Co Ltd
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Paramount Bed Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベッドの中央部に方向転換の際の回転中心手
段を設ける。 【構成】 キャスタ3が取り付けられた台車4中央部
に、伸縮可能な補助脚5を設け、この補助脚5の伸縮動
作を操作するための操作機構6を設ける。前記補助脚5
は、支柱パイプ7に、ばね部材8により、支柱パイプ7
から突出して常時伸長する方向に付勢されたシャフト部
材9を内蔵する。前記シャフト部材9の先端部に、回転
中心部たる接地部材13を設ける。シャフト部材9後端
部に、ワイヤ部材14を接続し、ワイヤ部材14先端部
を操作レバー16に接続する。 【効果】 補助脚を回転中心として方向転換するように
したので、看護婦一人でも容易に方向転換が可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベッド等における搬送補
助機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ベッド等の脚部に設けられるキャスタに
は、通常、ロック機構が設けられており、所定の位置に
ベッドを搬送したら、前記ロック機構を操作するための
ペダルを踏み込んでキャスタをロックし、ベッドを動か
ないように固定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなベッドを一人で移動操作するには、大きな労力を必
要とするので、看護婦にとっては困難である。特に、ベ
ッドの移動方向を転換する操作は容易なものではない。
それは、ベッド全体の荷重が四輪のキャスタにかかり、
これら四輪のキャスタのうちの一輪を方向転換の際の回
転中心として残りのキャスタを回転させて方向転換させ
るためである。すなわち、ベッドの移動方向を転換する
際、キャスタのうち一つを固定して他のキャスタをフリ
ーにしておき、ベッドの端部を掴んで動かす訳だが、固
定側のキャスタを回転の中心に、固定側のキャスタから
操作するベッド端部までの距離を回転半径として回転す
るので、方向転換する力は小さくてすむが、搬送者は大
回りしなくてはならない。逆に固定側のキャスタを動か
そうとすると大きな力が必要である。そこで、本出願人
は、ベッドの中央部(重心位置)に、回転中心となる手
段を設ければ、回転半径も、方向転換のための力もさほ
ど必要とせず方向転換操作が可能となるであろうという
観点に至った。本発明はこのような観点から、ベッドの
中央部に方向転換の際の回転中心手段を設けて、方向転
換のための力と移動する距離を減らし、方向転換の際の
労力を軽減させようとすることを目的として提案された
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッド等の床部中央部下面に、床面
に接地してベッド等を支持補助するための伸縮可能な補
助脚を設け、この補助脚の伸縮動作を操作するための操
作機構を設けることを特徴とする。また、本発明は、ベ
ッド等の床部中央部下面に支柱パイプを取り付けると共
に、支柱パイプから突出して伸長する方向に常時付勢さ
れたシャフト部材を内蔵し、このシャフト部材の先端部
に床面に接地する接地部材を設けると共に後端部にワイ
ヤ部材を接続し、このワイヤ部材の端部に、ワイヤ部材
を介してシャフト部材を拘束/拘束解除するための操作
レバーを接続する構成のものである。
【0005】
【作用】操作機構を操作して、ワイヤ部材を介してシャ
フト部材の拘束を解除すると、シャフト部材は、支柱パ
イプから突出し、シャフト部材先端部の接地部材が床面
に接地する。これにより、ベッド全体の荷重が四輪のキ
ャスタの他にシャフト部材先端部の接地部材に分散され
るので、四輪のキャスタにかかる荷重が軽減される。こ
こで、搬送者は、シャフト部材先端部の接地部材を中心
に荷重の軽減された四輪のキャスタを回転させ、ベッド
中央部におけるシャフト部材先端部からベッド端部まで
の距離を回転半径として容易に方向転換することができ
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかるベッド等における搬送
補助機構について、一実施例を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下説明する。図1、図2において、参照符号
1は本発明にかかるベッド等における搬送補助機構が適
用された脚部を示す。すなわち、この脚部1に設けられ
た搬送補助機構2は、キャスタ3が取り付けられた台車
4中央部に設けられた伸縮可能な補助脚5と、この補助
脚5の伸縮動作を操作するための操作機構6とによって
実質的に構成されている。
【0007】前記補助脚5は、図3に示すように、台車
4中央部下面に取り付けられた支柱パイプ7にばね部材
8により、支柱パイプ7から突出して常時伸長する方向
に付勢されたシャフト部材9を内蔵したものである。す
なわち前記ばね部材8はシャフト部材9中間部に設けら
れたばね係止盤10と支柱パイプ7閉端面11間に介在
され常時ばね係止盤10をシャフト部材9先端部側に押
圧している。前記シャフト部材9は、蓋部材12を進退
自在に貫通し、先端部には、床面に接地して方向転換の
際の回転中心部たる接地部材13が設けられている。こ
の接地部材13は弾性部材からなるもので、床面との接
地部分を曲面状に形成している。また、前記シャフト部
材9後端部には、操作機構6を構成するワイヤ部材14
が支柱パイプ7閉端面11を貫通して接続されている。
このワイヤ部材14はワイヤチューブ15内に摺動自在
に収納され、先端部が操作機構6を構成する操作レバー
16に接続している。
【0008】前記操作機構6における操作レバー16
は、ワイヤ部材14をシャフト部材9におけるばね部材
8の弾発力に抗して引き込む一方、フリー状態とするこ
とで、シャフト部材9の動きを、拘束/拘束解除するた
めのものである。かかる操作レバー16を、ベッドのフ
レーム17下面の操作しやすい位置に設けることができ
る。
【0009】以上のような構成のベッド等における搬送
補助機構2において、ベッドを直進させたり、後退させ
たりするときは、操作機構6の操作レバー16を操作し
て、ワイヤ部材14をシャフト部材9におけるばね部材
8の弾発力に抗して引き込み、シャフト部材9を支柱パ
イプ7に退動させ、接地部材13を床面から離脱させて
おく。
【0010】そして、ベッドを左もしくは右に振って方
向転換するときは、操作レバー16を逆操作して、ワイ
ヤ部材14をフリー状態とする。するとシャフト部材9
はばね部材8の弾発力によって支柱パイプ7の蓋部材1
2から突出し、シャフト部材9先端部の接地部材13が
床面に接地する。これにより、ベッド全体の荷重が四輪
のキャスタ3の他にシャフト部材9先端部の接地部材1
3に分散されるので、四輪のキャスタ3にかかる荷重が
軽減される。ここで、搬送者は、シャフト部材9先端部
の接地部材13を中心に荷重の軽減された四輪のキャス
タ3を回転させ、シャフト部材9先端部の接地部材13
からベッド端部までの距離を回転半径として容易に方向
転換することができる(図4参照)。このように、ベッ
ド中央の補助脚5を回転中心として、方向転換すること
ができるので取回しが格段に向上し、看護婦一人でも、
充分に操作することができるのである。
【0011】ところで、ベッドを搬送しているとき、突
然通路が勾配を有しているところにベッドがさしかかる
と、下る方においては移動する速さが勢いづかないよう
に、また逆に上るほうにおいては押し込まれないように
コントロールする必要がある。 このようなときは、直
ちに操作レバー16を操作して、ワイヤ部材14をフリ
ー状態とし、シャフト部材9を支柱パイプ7の蓋部材1
2から突出させて、シャフト部材9先端部の接地部材1
3を床面に接地させることで、ベッドを補助脚5によっ
て支えることができ、安全に操作することができる(図
5参照)。
【0012】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ベッド中
央部に設けた補助脚を接地させることで、全体の荷重が
四輪のキャスタの他に補助脚に分散されるので、四輪の
キャスタにかかる荷重が軽減され、前記補助脚を回転中
心として方向転換するようにしたので、看護婦一人でも
容易に方向転換が可能である。さらに、搬送中に勾配を
有する通路にさしかかっても、補助脚を接地させること
で、ベッドを勾配した床面において支えることができる
ので、取扱上の安全性も大いに向上する。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるベッド等における搬送補助機構
が適用されたベッド等における脚部の側面説明図であ
る。
【図2】図1に示す脚部の平面説明図である。
【図3】図1に示す搬送補助機構の機構説明図である。
【図4】本発明にかかるベッド等における搬送補助機構
の作用を説明する平面図である。
【図5】本発明にかかるベッド等における搬送補助機構
の作用を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 脚部 2 搬送補助機構 3 キャスタ 4 台車 5 補助脚 6 操作機構 7 支柱パイプ 8 ばね部材 9 シャフト部材 10 ばね係止盤 11 閉端面 12 蓋部材 13 接地部材 14 ワイヤ部材 15 ワイヤチューブ 16 操作レバー 17 フレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド等の床部中央部下面に、床面に
    接地してベッド等を支持補助するための伸縮可能な補助
    脚を設け、この補助脚の伸縮動作を操作するための操作
    機構を設けることを特徴とするベッド等における搬送補
    助機構。
  2. 【請求項2】 ベッド等の床部中央部下面に支柱パイ
    プを取り付けると共に、支柱パイプから突出して伸長す
    る方向に常時付勢されたシャフト部材を内蔵し、このシ
    ャフト部材の先端部に床面に接地する接地部材を設ける
    と共に後端部にワイヤ部材を接続し、このワイヤ部材の
    端部に、ワイヤ部材を介してシャフト部材を拘束/拘束
    解除するための操作レバーを接続することを特徴とする
    ベッド等における搬送補助機構。
JP32683192A 1992-12-07 1992-12-07 ベッド等における搬送補助機構 Expired - Fee Related JPH074401B2 (ja)

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JP32683192A JPH074401B2 (ja) 1992-12-07 1992-12-07 ベッド等における搬送補助機構

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JPH06169955A true JPH06169955A (ja) 1994-06-21
JPH074401B2 JPH074401B2 (ja) 1995-01-25

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JP (1) JPH074401B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0856780A (ja) * 1994-08-26 1996-03-05 Paramount Bed Co Ltd ベッド等におけるステアリングキャスタシステム
JP2015016197A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 オージー技研株式会社 入浴用搬送機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0856780A (ja) * 1994-08-26 1996-03-05 Paramount Bed Co Ltd ベッド等におけるステアリングキャスタシステム
JP2015016197A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 オージー技研株式会社 入浴用搬送機器

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