JPH0616956B2 - 圧縮成形機における二重シリンダー構造 - Google Patents
圧縮成形機における二重シリンダー構造Info
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- JPH0616956B2 JPH0616956B2 JP1237986A JP23798689A JPH0616956B2 JP H0616956 B2 JPH0616956 B2 JP H0616956B2 JP 1237986 A JP1237986 A JP 1237986A JP 23798689 A JP23798689 A JP 23798689A JP H0616956 B2 JPH0616956 B2 JP H0616956B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/32—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by plungers under fluid pressure
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
るものである。
の低容量化を可能ならしめるという利点があるため、ラ
ム径の大きい大型成形機には従来より採用されてきた。
かかる従来の二重シリンダー構造は、第4図に示すよう
に、大シリンダー1内には下部に大径部2を備えたラム
(小シリンダー)3を摺嵌し、該ラム3の中央には中空
部4を形成し、該中空部4には大シリンダー1の底部5
を貫くロッド6を摺嵌し、該ロッド6内には油流路7を
形成している。更にラム3における大径部2の底面と大
シリンダー1の内面とロッド6の表面とにより形成され
る空間を下部油溜め8とし、ラム3中央の中空部4にお
けるロッド上方の空間をラム上昇用油溜め9とし、ラム
3の側面と大シリンダー1の内面とにより形成される空
間をラム降下用油溜め10としている。11はチェック
弁、12は油タンクである。
ム上昇用油溜め9に油圧をかけることによりラム3が上
昇し、同時に下部油溜め8に外部の油タンク12より油
が流入する。また、ラム3が上昇した位置にあるときに
ラム降下用油溜め10に油圧をかければラム3は下降す
る。
内部に油流路7を形成しているためロッド径を大きくす
ることが要求され、しかもこの大径のロッドを大シリン
ダー1の底部5に確実に固着した状態で該底部5を貫通
させなければならない。従って、上記従来の二重シリン
ダー構造は大型成形機についてのみ使用され、小型、中
型の成形機には使用されていない。
専ら外部から供給されるため、外部の油タンクを含む油
圧装置の小型化、低コスト化は必ずしも充分に達成され
ているとはいい難い。
適用でき、且つ常に一定量の油を内蔵させることにより
外部の油圧装置を充分に小型化、低コスト化し得るよう
にした圧縮成形機における二重シリンダー構造を提供す
るものである。
は下部に大径部を備えたラムを摺嵌し、該ラムの中央に
は中空部を形成し、該中空部にはロッドを摺嵌し、ラム
における大径部の底面と大シリンダーの内面とロッドの
表面とにより形成される空間を下部油溜めとし、ラム中
央の中空部におけるロッド上方の空間をラム上昇用油溜
めとし、ラムの側面と大シリンダーの内面とにより形成
される空間ラム降下用油溜めとした二重シリンダー構造
において、前記ロッドは大シリンダーの底部を貫くこと
なく下端を該底部に固定し、該ロッド上方のラム上昇用
油溜めには該ロツド内を通ることなく外部に至る油流路
を連設し、ラム内には一定量の油を内蔵する内蔵用油溜
めを形成し、該内蔵用油溜めと前記下部油溜めとをパイ
ロットチェック弁を介して連通させ、該パイロットチェ
ック弁は常時油を内蔵用油溜めより下部油溜めの方向に
のみ流すようになし、更に、前記ラム降下用油溜めとパ
イロットチェック弁とをパイロット圧流路を介して連通
させ、該パイロットチェック弁はラム降下用油溜めの圧
力によりパイロット圧流路を介して開いて油の逆流を許
すようにしたことを特徴とする、圧縮成形機における二
重シリンダー構造を提供するものである。
おいては、ラムが降下端にあるときには内蔵用油溜めと
下部油溜めには油が充満している。この状態でラム上昇
用油溜めに油圧をかけると、ロッドは下端が大シリンダ
ーの底部に固定されているため、ラムは反力で上昇す
る。このとき、下部油溜めに負圧が働くため、内蔵用油
溜め内の油がパイロットチェック弁を通って下部油溜め
内に吸引される。
かけると、ラムを降下させる方向に力が働き、ラムが降
下する。このとき、ラム降下用油溜め内の圧力がパイロ
ット圧流路を介してパイロットチェック弁を開き、下部
油溜め内の油がパイロットチェック弁を通って内蔵用油
溜めに逆流する。
は、ラムの昇降に伴ない、内蔵用油溜めと下部油溜めと
の間を往復する。
熱盤、24は成形金型、25は下熱盤、26は下断熱
盤、27は可動盤である。
リンダー31内には下部に大径部32を備え上部を可動
盤27に固定したラム33を摺嵌し、該ラム33には中
空部34を形成し、該中空部34にはロッド35を摺嵌
する。(このことにより、ラム33は「小シリンダー」
であるとも言える。)ロッド35は大シリンダー31の
底部36を貫くことなく下端を該底部36に固定する。
の内面とロッド35の表面とにより形成されるリング状
の空間を下部油溜め37とし、ラム33中央の中空部3
4におけるロッド35上方の空間をラム上昇用油溜め3
8とし、ラム33の側面と大シリンダー31の内面(大
シリンダー構成部材31′の下面を含む)とにより形成
されるリング状の空間をラム降下用油溜め39とする。
更に、ラム33内にはリング状の内蔵用油溜め40を形
成する。
外部に至る油流路41を連設する。この油流路41は一
例としてラム33上の可動盤27内を通り、チェック弁
42、方向制御弁43を経て油圧ポンプ44に至る。4
5は油タンク、46はリリーフ弁である。
7はチェック弁48、方向制御弁49を経て油圧ポンプ
44に至る。50はリリーフ弁である。
流路51は方向制御弁43を経て油圧ポンプ44に至
る。52はリリーフ弁である。
56を連設する。
溜め37とをパイロットチェック弁53を介して連通さ
せ、該パイロットチェック弁53は常時油を内蔵用油溜
め40より下部油溜め37の方向にのみ流すようにな
し、更に、前記ラム降下用油溜め39とパイロットチェ
ック弁53とをパイロット圧流路54を介して連通さ
せ、該パイロットチェック弁53はラム降下用油溜め3
9の圧力によりパイロット圧流路54を介して開いて油
の逆流を許すようになす。
れる油を方向制御弁43により油流路41を経てラム上
昇用油溜め38内に圧入させる。このときの圧力調整は
リリーフ弁46により行なうのであるが、その設定圧力
はロッド35の受圧面積でラム33を上昇させるに足る
低い圧力でよい。次に、成形金型24が上熱盤23に当
接する前にラム33の上昇を減速させるための手段につ
いて説明する。可動盤27にはドグ57を突設し、側板
21にはドグ57に対応するリミットスイッチ58を設
ける。成形金型24が上昇して上熱盤23に当接する前
にドグ57がリミットスイッチ58に当接して該リミッ
トスイッチ58を作動させる。すると、方向制御弁43
が中立に戻ってラム上昇用油溜め38への送油が中止さ
れると共に別の方向制御弁49が作動して油はチェック
弁48を通り油流路47より下部油溜め37内に送られ
る。すなわち、下部油溜め37の平面積がラム上昇用油
溜め38よりも大であれば、ラム33の上昇はこれによ
り減速する。
え、油流路51を経てラム降下用油溜め39に送油する
と同時に方向制御弁49を中立に戻す。このとき、下部
油溜め37の油はチェック弁48により外方への流出が
阻止されるため、すべて内蔵用油溜め40に戻る。
油がラム降下用油溜め39、パイロット圧流路54、パ
イロットチェック弁53を経て下部油溜め37に流入す
るが、油の増量分は油流路56を経て外部の油タンク5
5に戻るため、連続使用しても二重シリンダー構造に内
蔵される油量は一定に保たれる。
は内部に油流路を備えていないためロッド径を小さくす
ることができ、しかも該ロッドは大シリンダーの底部を
貫通するものではなく単にロッドの下端を大シリンダー
の底部に固定するだけでよいため、本発明の二重シリン
ダー構造は大型の成形機のみならず、小型、中型の成形
機にも適用可能となる。
用される一定量の油を常に内蔵しており、ラムの上昇時
にはこの内蔵油を下部油溜めに流入させるようにしてい
るため、外部から供給すべき油の量は極めて少ない。従
って、外部の油タンクを含む油圧装置を著しく小型かつ
低コストのものにすることができる。
図はラムが降下した状態を示す断面図、第2図はラムが
上昇した状態を示す断面図、第3図は第1図III−III線
における断面図、第4図は従来の二重シリンダー構造を
示す断面図である。 1……大シリンダー、2……大径部 3……ラム、4……中空部 5……底部、6……ロッド 7……油流路、8……下部油溜め 9……ラム上昇用油溜め 10……ラム降下用油溜め 11……チェック弁、12……油タンク 21……側板、22……ヘッド 23……上熱盤、24……成形金型 25……下熱盤、26……下断熱盤 27……可動盤、31……大シリンダー 32……大径部、33……ラム 34……中空部、35……ロッド 36……底部、37……下部油溜め 38……ラム上昇用油溜め 39……ラム降下用油溜め 40……内蔵用油溜め、41……油流路 42……チェック弁、43……方向制御弁 44……油圧ポンプ、45……油タンク 46……リリーフ弁、47……油流路 48……チェック弁、49……方向制御弁 50……リリーフ弁、51……油流路 52……リリーフ弁 53……パイロットチェック弁 54……パイロット圧流路 55……油タンク、56……油流路 57……ドグ、58……リミットスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】大シリンダー内(31)には下部に大径部
(32)を備えたラム(33)を摺嵌し、該ラムの中央
には中空部(34)を形成し、該中空部にはロッド(3
5)を摺嵌し、ラムにおける大径部の底面と大シリンダ
ーの内面とロッドの表面とにより形成される空間を下部
油溜め(37)とし、ラム中央の中空部におけるロッド
上方の空間をラム上昇用油溜め(38)とし、ラムの側
面と大シリンダーの内面とにより形成される空間をラム
降下用油溜め(39)とした二重シリンダー構造におい
て、 前記ロッド(35)は大シリンダー(31)の底部(3
6)を貫くことなく下端を該底部に固定し、該ロッド上
方のラム上昇用油溜め(38)には該ロッド内を通るこ
となく外部に至る油流路(41)を連設し、ラム内には
一定量の油を内蔵する内蔵用油溜め(40)を形成し、
該内蔵用油溜めと前記下部油溜め(37)とをパイロッ
トチェック弁(53)を介して連通させ、該パイロット
チェック弁は常時油を内蔵用油溜めより下部油溜めの方
向にのみ流すようになし、更に、前記ラム降下用油溜め
とパイロットチェック弁とをパイロット圧流路(54)
を介して連通させ、該パイロットチェック弁はラム降下
用油溜めの圧力によりパイロット圧流路を介して開いて
油の逆流を許すようにしたことを特徴とする、圧縮成形
機における二重シリンダー構造。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP1237986A JPH0616956B2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 圧縮成形機における二重シリンダー構造 |
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KR1019900014339A KR940004896B1 (ko) | 1989-09-12 | 1990-09-12 | 압축 성형기에 있어서의 이중 실린더 구조물 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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US3710689A (en) * | 1971-01-25 | 1973-01-16 | Deere & Co | Hydraulic steering system |
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-
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-
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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