JPH06169285A - 障害検出機能付き携帯型電話機 - Google Patents

障害検出機能付き携帯型電話機

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JPH06169285A
JPH06169285A JP4320047A JP32004792A JPH06169285A JP H06169285 A JPH06169285 A JP H06169285A JP 4320047 A JP4320047 A JP 4320047A JP 32004792 A JP32004792 A JP 32004792A JP H06169285 A JPH06169285 A JP H06169285A
Authority
JP
Japan
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fault
failure
self
button
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP4320047A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Okamoto
敏幸 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯型電話機に衝撃が加わった場合に、衝撃
による障害が発生したか否かを自己診断し、その結果を
記憶するとともに障害が発生したことを使用者に通知す
ることで、障害発生を即座に判断できるとともに障害解
析を容易に行うことのできる障害検出機能付き携帯型電
話機を提供すること。 【構成】 携帯型電話機に加わった衝撃を検出する衝撃
センサ16と、衝撃センサ16で衝撃が検出されたとき
に携帯電話機の自己診断を実行する自己診断回路13
と、自己診断回路13により異常が認められた場合にそ
の障害内容を記憶する障害記憶メモリ13と、自己診断
メモリ13により異常が認められた場合に障害有りを表
示する液晶表示器12を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型電話機、より具体
的には携帯型電話機に加えられた衝撃により障害が発生
したか否かを検出する障害検出機能付き携帯型電話機に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の携帯型電話機の制御系を示
すブロック図、図4は従来の携帯型電話機の発信時の動
作を示すフローチャートである。
【0003】まず、図3において、1は通話釦で、相手
方と通話したい場合(発信)又は相手方の発信を受けた
い場合(着信)に押下し、押下されると内部の発信部
(図示せず)から固有の周波数を発信して相手方とID
交信を行い、無線回線を接続する。2はダイヤル釦で、
通話釦1で無線回線が接続された後、相手方のダイヤル
番号を入力して発呼する。3は切釦で通話を終了後に押
下して通話部(図示せず)及び無線回線を切断する。5
4はキーインタフェース部で通話釦1、ダイヤル釦2、
切釦3からの入力をデコードしてCPU55(後述説
明)のシステムバスへ出力する。55はCPU、6はメ
モリで、メモリ6に格納されたプログラムにより、CP
U55はシステムバスに接続された各デバイスを制御す
る。
【0004】7は発信回路でCPU55の制御により、
上記ID交信及び通話による発信を行う。8は受信回路
で、常時ONされており、CPU55の制御により上記
ID交信及び通話による受信を行う。9は無線部で、常
時ONされており、CPU55の制御により、基地局
(図示せず)と無線通信を行う。
【0005】10は通話回路で、CPU55の制御によ
り、無線部9から発信回路7及び受信回路8を介して送
受信を行う。12は液晶表示器でCPU55の制御によ
り表示を行う。尚、発着信を許容する発着信許容制御は
メモリ6に格納されたプログラムにより、CPU55が
発信回路7、受信回路8、無線部9及び通話回路10と
液晶表示器12を制御することにより行われる。
【0006】上記の様に携帯型電話機は構成されてお
り、図4は従来の携帯型電話機の発信時の制御を示すフ
ローチャートであり、このフローチャートを用いて従来
の携帯型電話機の動作を説明する。
【0007】CPU55は、通話釦1が押下されている
かを判断し、押下があるまで待つ。このときの携帯型電
話機の状態は受信待状態である。通話釦1の押下が検出
されると(S1)、CPU55は発信回路7をONし
(S2)、発信回路7、受信回路8及び無線部9を介し
てID交信し、無線回線を接続する。これにより、基地
局と移動局(携帯型電話機)との無線回線が接続され
る。
【0008】ダイヤル釦2から入力されたダイヤル信号
は、キーインタフェース部54へ出力され(S3)、そ
のキーインタフェース部54からシステムバスへ出力さ
れる。CPU55は上記ダイヤル信号を液晶表示器12
に表示する(S4)。さらに、CPU55は同時に上記
ダイヤル信号を発信回路7より無線部9を介して相手方
を発呼する(S5)。
【0009】CPU55は無線部9を介して受信回路8
に相手方から着信信号があると、通話回路10をONし
て送受話器11により通話を可能にする(S6)。
【0010】通話が終了して切釦3を押下すると、CP
U55は通話回路10をOFFして無線回線を切断する
(S7)。また、相手方からの切断信号が受信された場
合も、上記と同様にCPU55は通話回路10をOFF
して無線回線を切断する(S8)。切釦3の押下も相手
方からの切断信号もなければステップS6に戻り通話が
継続される。
【0011】一方、受信の場合は、相手方からの着信信
号があった後に通話釦1が押下されることによりCPU
55は上記と同様に通話状態を許容する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような携帯型電話
機は精密の電子機器であるため、使用者が過って床や地
面に電話機を落下した場合や、机や壁に当てた場合、携
帯型電話機に加わった衝撃によっては機能障害が発生し
て通常の使用を行えないことがある。しかしながら、携
帯型電話機の外装筐体に外傷が残らなければ、使用者は
故障かどうかの判断を行うことが非常に困難である。こ
のため、クレームの一次対応での有償無償修理の区別が
できず、修理に出してその解析結果を待たなければなら
ない。また、解析結果から障害原因が推定できない場合
も多く、障害解析の工数と修理費用が多大となる問題点
があった。
【0013】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、携帯型電話機に衝撃が加わった場合に、衝撃による
障害が発生したか否かを自己診断し、その結果を記憶す
るとともに障害が発生したことを使用者に通知すること
で、障害発生を即座に判断できるとともに障害解析を容
易に行うことのできる障害検出機能付き携帯型電話機を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、無線通信によるID交信機能及び発着信
機能を有し、通話釦の押下によりID交信を行なった後
に相手方のダイヤル番号を送信する携帯型電話機は、こ
の携帯型電話機に加わった衝撃を検出する衝撃検出手段
と、衝撃検出手段で衝撃が検出されたときに携帯電話機
の自己診断を実行する自己診断手段と、自己診断手段に
より異常が認められた場合にその障害内容を記憶する障
害記憶手段と、自己診断手段により異常が認められた場
合に障害有りを表示する表示手段とを有する。
【0015】
【作用】本発明によれば、障害検出手段は携帯型電話機
が衝撃を受けたか否かを監視する。障害検出手段により
衝撃を受けたことが検出されると、自己診断手段は携帯
電話機の回路の自己診断を行い、異常があるかどうかを
検査する。そして、もし異常有と診断されると、その障
害内容を障害記憶手段に記憶するとともに、障害有りを
表示手段に表示する。
【0016】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による障害検
出機能付き携帯型電話機の実施例を詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例の携帯型電話機の
障害検出方式の制御系を示すブロック図、図2は図1の
実施例における携帯型電話機の動作を示すフローチャー
トである。
【0018】まず図1において1は通話釦で、相手方と
通話したい場合(発信)又は相手方の発信を受けたい場
合(着信)に押下し、押下されると内部の発信部(図示
せず)から固有の周波数を発信して相手方とID交信を
行い、無線回線を接続する。2はダイヤル釦で、通話釦
1で無線回線が接続された後、相手方のダイヤル番号を
入力して発呼する。3は切釦で、通話を終了後に押下し
て通話部(図示せず)及び無線回線を切断する。4はキ
ーインタフェース部で通話釦1、ダイヤル釦2、切釦3
からの入力をデコードしてCPU5(後述説明)のシス
テムバスへ出力する。5はCPU、6はメモリで、メモ
リ6に格納されたプログラムにより、CPU5はシステ
ムバスに接続された各デバイスを制御する。
【0019】7は発信回路で、CPU5の制御により、
上記ID交信及び通話による発信を行う。8は受信回路
で、常時ONされておりCPU5の制御により上記ID
交信及び通話による受信を行う。9は無線部で、常時O
NされておりCPU5の制御により基地局(図示せず)
と無線通信を行う。
【0020】10は通話回路で、CPU5の制御によ
り、無線部9から発信回路7及び受信回路8を介して送
受信を行う。12は発信先のダイヤル番号や障害時の各
種メッセージなどを表示する液晶表示器でCPU5の制
御により表示を行う。13は自己診断回路で、これには
携帯型電話機内の回路の動作確認のテストプログラムが
格納されており、診断結果を出力する。14は障害記録
メモリで、14の自己診断回路の診断結果の記録を行
う。15は障害記憶メモリ14に記憶された診断結果を
液晶表示器12に表示するキャラクターメモリである。
【0021】16は衝撃センサーで、常時ONされてお
り、携帯型電話機に衝撃が加わると、その出力をシステ
ムバスに出力する。その出力をCPU5が受け、自己診
断回路13を起動する。診断結果に異常があれば、衝撃
センサー16で計測し、17の衝撃値メモリに記録し、
CPU5の制御により、障害を起した日付と、衝撃値メ
モリ17の衝撃値とを障害記録メモリ14に記録すると
同時に障害表示メモリ15に表示キャラクターを記録す
る。これにより、通話釦1が押下されると、異状が発生
している場合はCPU5の制御により液晶表示器12に
障害有を表示し、18の*釦の押下により障害内容を液
晶表示器12に表示し、切釦3の押下により初期状態に
戻る。
【0022】上記の様に本実施例の携帯型電話機は構成
されており、次に図2のフローチャートを用いて本実施
例における障害検出機能付き携帯型電話機の動作を詳細
に説明する。
【0023】CPU5が衝撃センサー16の衝撃の出力
を受けると(S21)、自己診断回路13を起動する
(S22)。このとき、自己診断回路13の診断結果で
異常がなければステップS21へ戻る(S23)。
【0024】また、ステップS23で異常があると診断
されれば、その診断結果を障害記録メモリ14に記録す
る(S24)。そのとき、衝撃センサー16で計測され
た衝撃値と、衝撃を受けた日付とが障害記録メモリ14
に記録される。そして、液晶表示器12に表示する障害
記録メモリ14に対応するキャラクターを障害表示メモ
リ15に記録する(S25)。
【0025】ステップS21でCPU5が衝撃センサー
16の衝撃の出力がなければ、ステップS26で通話釦
1の押下を待つ。押下がなければステップS21へ戻
る。ステップS26で押下があれば、CPU5が障害記
録メモリ14に障害記録があるかどうかを確認する(S
27)。障害記録が確認されると、液晶表示器12にC
PU5の制御により障害有を表示する(S28)。
【0026】ステップS29で切釦3が押下されるとス
テップS21に戻る。切釦3の押下がなければ、ステッ
プS30で通話釦1の押下があると強制的に通話許容状
態に入る。通話釦1が押下されなければ*釦18の押下
に待つ(S31)。ステップS31で*釦18の押下が
なければステップS29へ戻る。*釦18の押下がある
と、液晶表示器12にCPU5の制御により障害表示メ
モリ15からキャラクターデータを出力し表示する(S
32)。
【0027】ステップS33で通話釦1の押下があれば
強制的に通話許容状態に入る。通話釦1が押されなけれ
ば、ステップS34で切釦3の押下を待つ。切釦3の押
下がなければステップS33へ戻る。切釦3が押下され
ればステップS21へ戻る。
【0028】ステップS27で障害記録メモリ14に障
害記録がないと、またステップS30とステップS33
で通話釦1が押下されて強制的に通話許容状態になる
と、ステップS35でCPU5は発信回路7をONし、
発信回路7、受信回路8及び無線部9を介してID交信
し、無線回線を接続する。ステップS36でダイヤル釦
2から入力されたダイヤル信号がキーインタフェース部
4へ出力され、そのキーインタフェース部4からシステ
ムバスへ出力される。これにより、CPU5は上記ダイ
ヤル信号に対応させて液晶表示器12に表示する(S3
7)。そして、CPU5は同時に上記ダイヤル信号を発
信回路7より無線部9を介して相手方を発呼する(S3
8)。
【0029】ステップ39でCPU5は、無線部9を介
して受信回路8に相手方から着信信号があると通話回路
10をONして送受話器11により通話を可能にする。
通話が終了して切釦3を押下すると、CPU5は通話回
路10をOFFして通話と無線回線を切断する(S4
0)。また、相手方からの切断信号が受信された場合も
上記と同様にCPU5は通話回路10をOFFして通話
と無線回線を切断する(S41)。切釦3の押下も相手
方からの切断信号もなければステップS39へ戻り通話
が継続される。
【0030】一方、受信の場合は、相手方からの着信信
号があった後に通話釦1が押下されることにより、CP
U5は上記と同様に通話状態を許容する。
【0031】
【発明の効果】このように本発明の障害検出機能付き携
帯型電話機によれば、携帯型電話機に加わった衝撃を検
出しその衝撃値を計測する手段と計測された衝撃値を記
憶する手段と、衝撃の検出が出力されると回路の自己診
断を実行する手段と自己診断の結果と、障害内容を記憶
する手段と、前記自己診断の結果と障害内容を表示器に
表示する手段と表示を記憶する手段とを設けたことで、
クレームの一次対応において、携帯型電話機に加わった
衝撃により障害が発生したかの有無の判定が可能となる
ことで、障害解析の工数と費用の削減効果が期待でき
る。また、携帯型電話機を過って落下した場合、使用者
側で障害になっているかどうかの確認ができるため、使
用者側での診断サービスが可能となり使いがっての向上
が期待でき、障害中でありながら着信を待ちつづけるこ
とも解消できる効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による障害検出機能付き携帯型電話機の
実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示した障害検出機能付き携帯型電話機の
動作を示すフローチャートである。
【図3】従来技術における携帯型電話機の機能ブロック
図である。
【図4】図3に示した従来の携帯型電話機における動作
フローである。
【符号の説明】
4 キーインタフェース部 5 CPU 12 液晶表示器 13 自己診断回路 14 障害記録メモリ 15 障害表示メモリ 16 衝撃センサ 17 衝撃値メモリ 18 *釦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信によるID交信機能及び発着信
    機能を有し、通話釦の押下によりID交信を行なった後
    に相手方のダイヤル番号を送信する携帯型電話機におい
    て、 前記携帯型電話機に加わった衝撃を検出する衝撃検出手
    段と、 前記衝撃検出手段で衝撃が検出されたときに前記携帯電
    話機の自己診断を実行する自己診断手段と、 前記自己診断手段により異常が認められた場合にその障
    害内容を記憶する障害記憶手段と、 前記自己診断手段により異常が認められた場合に障害有
    りを表示する表示手段とを有することを特徴とする障害
    検出機能付き携帯型電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯型電話機におい
    て、この電話機は前期障害記憶手段に記憶された障害内
    容のキャラクターを記憶する障害表示記憶手段を有し、 障害内容を表示する旨の指示を受けると前期障害表示記
    憶手段に記憶されたキャラクターが前期表示手段に表示
    されることを特徴とする障害検出機能付き携帯型電話
    機。
JP4320047A 1992-11-30 1992-11-30 障害検出機能付き携帯型電話機 Pending JPH06169285A (ja)

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