JPH06168983A - ボンディングマシーンのチップステージz軸駆動機構 - Google Patents

ボンディングマシーンのチップステージz軸駆動機構

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Publication number
JPH06168983A
JPH06168983A JP11082292A JP11082292A JPH06168983A JP H06168983 A JPH06168983 A JP H06168983A JP 11082292 A JP11082292 A JP 11082292A JP 11082292 A JP11082292 A JP 11082292A JP H06168983 A JPH06168983 A JP H06168983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip stage
axis
cam
chip
stage
Prior art date
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Pending
Application number
JP11082292A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Terada
透 寺田
Tatsuharu Kobayashi
樹治 小林
Yasuhisa Matsumoto
康久 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP11082292A priority Critical patent/JPH06168983A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、ボンディングマシーンのチップステ
ージZ軸駆動機構に関するもので、Z軸駆動モータ25
にカム28を取付け、他方上下動自在に設けられたチッ
プステージ載置テーブルにカムフォロア29を取付け、
該カムにカムフォロアを従わさせ、チップステージのZ
軸駆動を行うものである。 【効果】 チップステージの高さ調節をZ軸駆動モータとカム機
構により行うためチップステージ駆動装置をコンパクト
且つ剛性の高い構造とすることができる。 数値制御が可能なため、Z軸の高さを数値にてインプ
ットすることにより微調整が容易となった。 チップの厚みが変わった場合でもチップステージの高
さを変えることなく、Z軸駆動機構の動作により対応す
ることができる。 半田バンプの場合等ボンディング中に微小にチップス
テージ16を下げるなど今までに無い設定が可能となっ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボンディングマシーン
におけるチップステージのZ軸駆動機構の改良に関する
ものである。ボンディングマシーンは、ボンディングツ
ール、認識カメラ及びこれらを移動させる駆動装置を有
するボンディング装置とチップ供給装置とチップステー
ジ装置及びテープ移送装置とからなるものであるが、本
発明はチップステージの駆動装置におけるZ軸駆動(上
下方向駆動)機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のボンディングマシーンにおけるチ
ップステージは、通常水平面における駆動機構すなわち
X軸(ボンディングツールに対しての左右方向)、Y軸
(ボンディングツールに対して前後方向)Θ軸(回転角
度)の駆動機構は技術的に完成しているが、Z軸(上下
方向)の駆動機構は未完成のものであった。
【0003】従来採用されていたボンディングマシーン
のチップステージのZ軸駆動方法として複数のシリンダ
ーを使用する方法及び板カムと複数のシリンダを使用す
る方法がある。しかし、いずれもシリンダ使用のためZ
軸のストロークが固定となり、微調整はできず、ボンデ
ィングされるチップの厚みに応じて各々高さの異なるチ
ップステージに変更する必要が生じるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】すなわち、ボンディ
ング前に画像処理のため認識カメラによりテープ面及び
チップ面の画像を取り込むが、その際テープ面を基準に
してカメラ焦点を合わせるためチップ面とテープ面の高
さに誤差がある場合、画像処理の誤差となって現れる。
従って、画面処理を正確に行うためテープ面とチップ面
の高さのずれを調整しなければならない。この微小な調
整はストローク固定の従来のシリンダ方式では容易でな
く、この微調整の容易なチップステージ駆動装置を有す
るボンディングマシーンの開発が望まれていた。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上記問題点
を解決し、微調整容易なボンディングマシーンを提供す
るため、ボンディングマシーンのチップステージ駆動装
置に於いてZ軸駆動モータにカムを取付け、上下動自在
に設けられたチップステージ載置テーブルにカムフォロ
アを取付け、該カムにカムフォロアを従わさせ、チップ
ステージのZ軸駆動を行うことを特徴とするチップステ
ージのZ軸駆動機構を開発した。
【0006】
【実施例】本発明はインナーリードボンダ、アウターリ
ードボンダ、フリップチップボンダー等のボンディング
マシーンに用いられるものであるが、実施例としてはイ
ンナーリードボンダを示して説明する。以下図示の実施
例に従い説明する。図1はインナーリードボンダの全体
を示す正面図で、インナーリードボンダ1は、テープ移
送装置6と、ボンディングツール2及び認識カメラ3を
有するボンディング装置4とチップステージ装置5及び
図示されていないチップ供給装置とからなるものであ
る。尚、図2はテープ移送装置6を除いた状態での右側
面図である。
【0007】図中6はテープ移送装置であり、テープ移
送装置6は、供給されるテープ10が巻きつけらている
供給リール11とボンディングされた後のテープ10を
巻き取る巻取リール12と、テープ10をステッピング
モータにより間欠的に所定ピッチづつ前進させる爪付ス
プロケット13より構成されている。尚、図中18はボ
ンディング装置4に取付けられたテープガイドである。
【0008】テープ10は走行方向所定間隔毎に形成し
た方形の開口と各開口4辺に予め設けたリード線を備え
ており、各開口とリード線によって接着部14を構成し
ている。又、テープ10両側部には走行方向等間隔位置
に係合孔が穿設されている。該テープ10は前記爪付ス
プロケット13の係合爪が係合孔に係合し、爪付スプロ
ケット13の回転に従い前進させられる。
【0009】図中4はボンディング装置であり、ボンデ
ィング装置4は、ボンディングツール2、認識カメラ3
及びこれらの駆動装置からなるもので、図1中7が、ボ
ンディングツール及び認識カメラX軸駆動モータで、図
中8がボンディングツールZ軸駆動モータで、図2に現
れる9がボンディングツール及び認識カメラY軸駆動モ
ータである。
【0010】接着対象テープ面の上方には認識カメラ3
が設置されており、認識カメラ3によりテープのリード
線とチップとが相互に正しい位置に位置しているかの画
像処理が行われる。
【0011】接着対象テープ面上方で認識カメラ3と隣
接する位置にボンディングツール2が設けられている。
ボンディングツール2は認識カメラ3による画像処理の
際にはテープ面直上より退避させられており、画像処理
終了後ボンディングツール及び認識カメラY軸駆動モー
タ9によりテープ面直上へ移動し、その後ボンディング
ツールZ軸駆動モータ8の動作によりボンディングのた
め下降する。
【0012】図中5は、チップステ−ジ装置であり、チ
ップステージ装置5は、チップステージ16とその駆動
機構とよりなるものである。チップステージ16は、個
別分離した半導体チップAをヒートアップしたステージ
面17に吸着固定し、テープボンディング位置へ搬送す
るもので、搬送の為の駆動機構として本実施例はXYZ
Θの4軸の駆動機構を有する。
【0013】チップステージ16の駆動装置は次の様に
構成されている。Y軸テーブル19がチップステージY
軸駆動モータ20により、ベース15に対して、Y軸方
向(ボンディングツールに対して前後方向)に摺動可能
なるよう取付けられ、Y軸テーブル19にX軸テーブル
21がチップステージX軸駆動モータ22によりX軸方
向(ボンディングツールに対して左右方向)に摺動可能
なるよう取付けられている。
【0014】X軸テーブル21にはクロステーブル23
が固着立設され、クロステーブル23にシーターテーブ
ル24がチップステージZ軸駆動モータ25によりZ軸
方向に摺動可能なるよう取付けられ、シーターテーブル
24上にチップステージ16が取付けられている。シー
ターテーブル24はΘ軸駆動モータ26により回動自在
にされている。尚、チップステージ16の駆動方向であ
るX軸、Y軸、Z軸、Θ軸は図5に示されたとおりであ
る。
【0015】チップステージ16のZ軸駆動の詳細は図
3に示されており、Z軸駆動モータ25とカップリング
27を介して接続された回転カム28によりカムフォロ
ア29を介して伝達されている。すなわちチップステー
ジZ軸駆動モータ25が回転すると、回転カム28が回
転する。該回転カム28の形状に従いカムフォロア29
が上下動する。これによりカムフォロア29と連結され
ているシーターテーブル24がクロステーブル23に沿
って上下動し、シーターテーブル24上に設置されたチ
ップステージ16が上下動する。
【0016】チップステージ16のZ軸駆動の他実施例
として、図4に示すものが考えられる。図中25がチッ
プステージZ軸駆動モータであり、31が両端部を高く
形成した直進カムで、33がチップステージZ軸駆動テ
ーブルである。図4に於いてチップステージZ軸駆動モ
ータ25はボールねじ30と接続されており、ボールね
じ30には連結体32が螺合され、連結体32と直進カ
ム31が連結されている。
【0017】これによりチップステージZ軸駆動モータ
25が回転すると、該回転力はボールねじ30に伝達さ
れボールねじ30の回転を引き起こす。ボールねじ30
の回転は螺合されている連結体32の前進運動に置き換
えられ、連結体32と連結されている直進カム31の前
進運動を起こす。従って、チップステージZ軸駆動モー
タ25の正転により直進カム31は前進し、チップステ
ージZ軸駆動モータ25の逆転で直進カム31は後退す
る。
【0018】直進カム31上にはカムフォロア29が有
り、直進カム31の形状に従い、端部付近で高く、中央
付近で低くなる。これによりカムフォロア29と連結し
ているチップステージZ軸駆動テーブル33は上下動す
る。
【0019】尚、実施例におけるチップステージZ軸駆
動モータ25はハーモニックギア付パルスモータを利用
しているが、サーボモータへの変更も可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、チップステージ16の高さ調
節をZ軸駆動モータ25とカム機構により行うためチッ
プステージ駆動装置をコンパクト且つ剛性の高い構造と
することができ、更に数値制御が可能なため、Z軸の高
さを数値にてインプットすることにより微調整が容易と
なった。
【0021】かように一定ストロークの上昇下降だけで
なく、微調整ができるためチップの厚みが変わった場合
でもチップステージの高さを変えることなく、チップス
テージ16のZ軸駆動機構の動作により対応することが
できることとなった。
【0022】又、半田バンプの場合等ボンディング中に
微小にチップステージ16を下げるなど今までに無い設
定が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インナーリードボンダの全体を示す正面図
【図2】 ボンディング装置及びチップステージ装置を
示す側面図
【図3】 チップステージZ軸駆動機構を示す側面図
【図4】 チップステージZ軸駆動機構の他実施例を示
す原理説明図
【図5】 インナーリードボンダの原理を示す説明図
【符号の説明】
1...インナーリードボンダ 2...ボンディングツール 3...認識カメラ 4...ボンディング装置 5...チップステージ装置 6...テープ移送装置 7...ボンディングツール及び認識カメラX軸駆動モ
ータ 8...ボンディングツールZ軸駆動モータ 9...ボンディングツール及び認識カメラY軸駆動モ
ータ 10..テープ 11..供給リール 12..巻取リール 13..爪付スプロケット 14..接着部 15..ベース 16..チップステージ 17..ステージ面 18..テープガイド 19..Y軸テーブル 20..チップステージY軸駆動モータ 21..X軸テーブル 22..チップステージX軸駆動モータ 23..クロステーブル 24..シーターテーブル 25..チップステージZ軸駆動モータ 26..チップステージΘ軸駆動モータ 27..カップリング 28..回転カム 29..カムフォロア 30..ボールねじ 31..直進カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンディングマシーンのチップステージ
    駆動装置に於いてZ軸駆動モータにカムを取付け、上下
    動自在に設けられたチップステージ載置テーブルにカム
    フォロアを取付け、該カムにカムフォロアを従わさせ、
    チップステージのZ軸駆動を行うことを特徴とするチッ
    プステージのZ軸駆動機構
JP11082292A 1992-04-03 1992-04-03 ボンディングマシーンのチップステージz軸駆動機構 Pending JPH06168983A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082292A JPH06168983A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 ボンディングマシーンのチップステージz軸駆動機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082292A JPH06168983A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 ボンディングマシーンのチップステージz軸駆動機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06168983A true JPH06168983A (ja) 1994-06-14

Family

ID=14545543

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JP11082292A Pending JPH06168983A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 ボンディングマシーンのチップステージz軸駆動機構

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JP (1) JPH06168983A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5143675A (ja) * 1974-10-03 1976-04-14 Jeido Corp Za
JPH0353193A (ja) * 1989-07-20 1991-03-07 Nec Corp 微動zステージ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5143675A (ja) * 1974-10-03 1976-04-14 Jeido Corp Za
JPH0353193A (ja) * 1989-07-20 1991-03-07 Nec Corp 微動zステージ装置

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