JPH0616870A - 可塑剤および金属およびセラミック粉末材料の射出成 形組成物 - Google Patents
可塑剤および金属およびセラミック粉末材料の射出成 形組成物Info
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- JPH0616870A JPH0616870A JP3311024A JP31102491A JPH0616870A JP H0616870 A JPH0616870 A JP H0616870A JP 3311024 A JP3311024 A JP 3311024A JP 31102491 A JP31102491 A JP 31102491A JP H0616870 A JPH0616870 A JP H0616870A
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- B22F3/225—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces for producing castings from a slip by injection molding
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 70〜90重量%の無水グリコール、例えば
エチレングリコールおよび30〜10重量%のアルキル
ヒドロキシアルキルセルロース、例えばメチルヒドロキ
シエチルセルロースからなる金属および/またはセラミ
ック粉末材料用の可塑剤。 【効果】 この可塑剤の製造は、粉末材料と一緒に単一
段階でまたは別々の段階で行われる。この可塑剤は、射
出成形組成物の製造に好適であり、該組成物は弾性強度
の高い機械構成要素製造できる。
エチレングリコールおよび30〜10重量%のアルキル
ヒドロキシアルキルセルロース、例えばメチルヒドロキ
シエチルセルロースからなる金属および/またはセラミ
ック粉末材料用の可塑剤。 【効果】 この可塑剤の製造は、粉末材料と一緒に単一
段階でまたは別々の段階で行われる。この可塑剤は、射
出成形組成物の製造に好適であり、該組成物は弾性強度
の高い機械構成要素製造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可塑剤および金属およ
び/またはセラミック粉末材料からなる射出成形組成
物、射出成形組成物の製造方法、可塑剤の使用方法およ
び射出成形組成物の使用方法に関する。
び/またはセラミック粉末材料からなる射出成形組成
物、射出成形組成物の製造方法、可塑剤の使用方法およ
び射出成形組成物の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の成形法が、粉末材料からの機械構
成要素の作成に使用されてきている。これらのうち、押
出法および射出法は、際立った位置にある。かゝる方法
は、複雑な立体構造の機械構成要素を非常に均一な品質
で正確に作成することが可能である。しかしながら、か
ゝる方法は、粒子形状、粒径および粒径分布について注
意深く選択された粉末材料および品質および種類につい
て等しく注意深く整合された可塑剤とを必要としてい
る。
成要素の作成に使用されてきている。これらのうち、押
出法および射出法は、際立った位置にある。かゝる方法
は、複雑な立体構造の機械構成要素を非常に均一な品質
で正確に作成することが可能である。しかしながら、か
ゝる方法は、粒子形状、粒径および粒径分布について注
意深く選択された粉末材料および品質および種類につい
て等しく注意深く整合された可塑剤とを必要としてい
る。
【0003】粉末材料の可塑化は、長い間セラミック工
業において使用されてきた。可塑化された組成物は、押
出成形されて、棒状物および管状物並びに排ガス触媒用
のハニカムとして非常に複雑な型を与える。
業において使用されてきた。可塑化された組成物は、押
出成形されて、棒状物および管状物並びに排ガス触媒用
のハニカムとして非常に複雑な型を与える。
【0004】この目的のために、0.5〜0.6容量部
の粉末材料が一般に0.5〜0.4容量部の可塑剤と混
合される。可塑剤は、一般に10〜20重量%のバイン
ダー、ほとんどの場合メチルセルロース、および90〜
80重量%の水と、少量のグリコール類またはグリセロ
ールを添加してなる。水は、溶剤の役割を果たし、そし
てグリコールおよびグリセロールは、メチルセルロース
の可塑剤の役割を果たしている。
の粉末材料が一般に0.5〜0.4容量部の可塑剤と混
合される。可塑剤は、一般に10〜20重量%のバイン
ダー、ほとんどの場合メチルセルロース、および90〜
80重量%の水と、少量のグリコール類またはグリセロ
ールを添加してなる。水は、溶剤の役割を果たし、そし
てグリコールおよびグリセロールは、メチルセルロース
の可塑剤の役割を果たしている。
【0005】可塑剤は、組成物中に均一に分布しなけれ
ばならず、そして材料の粒子間のすべての孔を満たさな
ければならない。成形の際の圧力勾配は、可塑剤の移動
を開始してはならず、そして温度勾配は、粘度の不適当
な変化を開始してはならない。最後に、可塑剤は、組成
物に生の強度および乾燥強度を付与しなけてばならな
い。
ばならず、そして材料の粒子間のすべての孔を満たさな
ければならない。成形の際の圧力勾配は、可塑剤の移動
を開始してはならず、そして温度勾配は、粘度の不適当
な変化を開始してはならない。最後に、可塑剤は、組成
物に生の強度および乾燥強度を付与しなけてばならな
い。
【0006】この可塑剤の概要は、押出法と射出成形法
の両方に当てはまる。しかしながら、加えて、射出成形
法は、可塑が成形物が短時間の間に損失を受けることな
しい取り出すことができるような高い強度を成形物に射
出される組成物に付与しなければならない。
の両方に当てはまる。しかしながら、加えて、射出成形
法は、可塑が成形物が短時間の間に損失を受けることな
しい取り出すことができるような高い強度を成形物に射
出される組成物に付与しなければならない。
【0007】当該技術分野の状況によると、射出成形よ
うの粉末材料は、熱可塑性プラスチックス/可塑剤/ワ
ックスを用いて射出されるのが好ましく、そして熱時組
成物は、冷却された型に射出される。
うの粉末材料は、熱可塑性プラスチックス/可塑剤/ワ
ックスを用いて射出されるのが好ましく、そして熱時組
成物は、冷却された型に射出される。
【0008】この目的は、射出成形自身に満足する。し
かしながら、焼成する前の機械構成要素からの上記可塑
剤の除去は、かなり困難である。なぜなら、水性メチル
セルロースペーストを用いて可塑化されたセラミック押
出成形物と比較して、プラスチックス/可塑剤/ワック
スは、可塑化され、非多孔質射出成形された機械構成要
素を非常にゆっくりとしかもかなり労力でしか再び除去
することができないからである。このことは、射出成形
によってこの方法で可塑化された組成物から比較的大き
い、肉厚の要素を製造する可能性を制限している。従っ
て、米国特許第4,114,480号明細書は、公知の
メチルセルロース/水/グリセロール混合物を用いて金
属粉末を可塑化し、セラミックの場合のように冷間で射
出成形を行い、そして組成物を約80℃に加熱された型
に射出することによって要素の必要とされる強度を与え
ることが教示されている。公知の通り、水に分散したメ
チルセルロースは、この温度で凝固し、そして水を放出
しながら粉末金属が固く結びついたゲルを形成する。こ
の方法で製造された要素は、セラミックと同様に、問題
なしに乾燥し、焼成することができる。
かしながら、焼成する前の機械構成要素からの上記可塑
剤の除去は、かなり困難である。なぜなら、水性メチル
セルロースペーストを用いて可塑化されたセラミック押
出成形物と比較して、プラスチックス/可塑剤/ワック
スは、可塑化され、非多孔質射出成形された機械構成要
素を非常にゆっくりとしかもかなり労力でしか再び除去
することができないからである。このことは、射出成形
によってこの方法で可塑化された組成物から比較的大き
い、肉厚の要素を製造する可能性を制限している。従っ
て、米国特許第4,114,480号明細書は、公知の
メチルセルロース/水/グリセロール混合物を用いて金
属粉末を可塑化し、セラミックの場合のように冷間で射
出成形を行い、そして組成物を約80℃に加熱された型
に射出することによって要素の必要とされる強度を与え
ることが教示されている。公知の通り、水に分散したメ
チルセルロースは、この温度で凝固し、そして水を放出
しながら粉末金属が固く結びついたゲルを形成する。こ
の方法で製造された要素は、セラミックと同様に、問題
なしに乾燥し、焼成することができる。
【0009】ヨーロッパ特許第246,438号明細書
は、同様な方法を記載している。水性可塑剤中のメチル
セルロースを、単に寒天に置き換えている。この方法
は、80℃に加熱された要素を、20℃に冷却された成
形物に射出成形することを認める。公知の通り、寒天水
溶液は、35℃以上の温度で液体であり、これより低い
温度に冷却するとゲルとなる。
は、同様な方法を記載している。水性可塑剤中のメチル
セルロースを、単に寒天に置き換えている。この方法
は、80℃に加熱された要素を、20℃に冷却された成
形物に射出成形することを認める。公知の通り、寒天水
溶液は、35℃以上の温度で液体であり、これより低い
温度に冷却するとゲルとなる。
【0010】明らかに、米国特許第4,114,480
号明細書およびヨーロッパ特許第246,438号明細
書からの技術的な教示は、可塑剤の排出/焼失という問
題を解決しており、従って比較的に大きい、肉厚の要素
の製造が可能となる。しかしながら、水−含有可塑剤を
使用しているので、両方法とも特別な射出成形装置を必
要とする。かゝる方法は、100℃以上の操作温度およ
び顆粒状の原料に適用した従来のプラスチック射出成形
装置には不適当である。
号明細書およびヨーロッパ特許第246,438号明細
書からの技術的な教示は、可塑剤の排出/焼失という問
題を解決しており、従って比較的に大きい、肉厚の要素
の製造が可能となる。しかしながら、水−含有可塑剤を
使用しているので、両方法とも特別な射出成形装置を必
要とする。かゝる方法は、100℃以上の操作温度およ
び顆粒状の原料に適用した従来のプラスチック射出成形
装置には不適当である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、セラ
ミックおよび金属粉末材料用の射出成形に好適な新規の
可塑剤を提供することであり、この可塑剤は、一方でプ
ラスチックス/可塑剤/ワックスに基づいている可塑剤
の上記したとおりの欠点を回避する。さらに、本発明に
よる可塑剤は、従来のプラスチック射出成形機械により
成形して要素を与えることができる流動性顆粒が製造で
きるセラミックおよび/または金属粉末材料の射出成形
組成物を提供することを意図している。乾燥した後に、
上記要素は、かゝる材料に特有の焼成法に供するべきで
ある。
ミックおよび金属粉末材料用の射出成形に好適な新規の
可塑剤を提供することであり、この可塑剤は、一方でプ
ラスチックス/可塑剤/ワックスに基づいている可塑剤
の上記したとおりの欠点を回避する。さらに、本発明に
よる可塑剤は、従来のプラスチック射出成形機械により
成形して要素を与えることができる流動性顆粒が製造で
きるセラミックおよび/または金属粉末材料の射出成形
組成物を提供することを意図している。乾燥した後に、
上記要素は、かゝる材料に特有の焼成法に供するべきで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的は、70〜90
重量%、好ましくは75〜85重量%の無水グリコール
および30〜10重量%、好ましくは25〜15重量%
のアルキルヒドロキシアルキルセルロースからなる可塑
剤によって達成される。本発明によるグリコールとセル
ロース誘導体との組み合わせは、請求項1に示した通り
である。
重量%、好ましくは75〜85重量%の無水グリコール
および30〜10重量%、好ましくは25〜15重量%
のアルキルヒドロキシアルキルセルロースからなる可塑
剤によって達成される。本発明によるグリコールとセル
ロース誘導体との組み合わせは、請求項1に示した通り
である。
【0013】驚くべきことに、水溶性「熱間ゲル化」セ
ルロースエーテルの溶液が、水の代わりに無水グリコー
ル類を溶剤として使用すると、完全に異なる温度依存挙
動を示すということを見出した。例えば、メチルセルロ
ース水溶液が約80℃に加熱されると固形ゲルを形成す
るのに対して、以下の実験で示される通りに、無水グリ
コールを水の代わりに使用すると、熱ゲル化の逆転が生
じることは驚くべきことである。
ルロースエーテルの溶液が、水の代わりに無水グリコー
ル類を溶剤として使用すると、完全に異なる温度依存挙
動を示すということを見出した。例えば、メチルセルロ
ース水溶液が約80℃に加熱されると固形ゲルを形成す
るのに対して、以下の実験で示される通りに、無水グリ
コールを水の代わりに使用すると、熱ゲル化の逆転が生
じることは驚くべきことである。
【0014】例えば無水ジエチレングリコール中の7.
5重量%のメチルヒドロキシプロピルセルロース(Me
thocel K4M(商標名),Dow Chemi
vcal Company製)の懸濁液を、連続的に攪
拌し、そして攪拌機のトルクを測定しながら加熱する。
この懸濁液は、120℃の温度TQ に到達するまで流動
性のままである。ついで、トルクを、急激に上昇させ
る。セルロースエーテルは、非常に広範囲に渡って膨潤
するが、まだ溶解しない。更に加熱すると、セルロース
エーテル粒子は溶解し始める。約TQ +50=170℃
で完全な溶液に到達するまでトルクを降下する。ゆっく
りとした冷却および攪拌機の速度の低減で、トルクから
計算される溶液の粘度が約170℃で40Pasから約
120℃で110Pasに上昇する。120℃以下に冷
却すると、トルクの急激な上昇がもたらされる。この溶
液は、温度TQ でゲル化する。
5重量%のメチルヒドロキシプロピルセルロース(Me
thocel K4M(商標名),Dow Chemi
vcal Company製)の懸濁液を、連続的に攪
拌し、そして攪拌機のトルクを測定しながら加熱する。
この懸濁液は、120℃の温度TQ に到達するまで流動
性のままである。ついで、トルクを、急激に上昇させ
る。セルロースエーテルは、非常に広範囲に渡って膨潤
するが、まだ溶解しない。更に加熱すると、セルロース
エーテル粒子は溶解し始める。約TQ +50=170℃
で完全な溶液に到達するまでトルクを降下する。ゆっく
りとした冷却および攪拌機の速度の低減で、トルクから
計算される溶液の粘度が約170℃で40Pasから約
120℃で110Pasに上昇する。120℃以下に冷
却すると、トルクの急激な上昇がもたらされる。この溶
液は、温度TQ でゲル化する。
【0015】熱可逆的なゲル化の結果、次元的に安定
で、驚くべき強度で高い弾性の体が、非常に粘稠なセル
ロースエーテル/グリコール溶液から得られる。置換係
数が、特許請求の範囲の範囲でない場合には、グリコー
ルは、空気を除いたとしても分離してしまう。
で、驚くべき強度で高い弾性の体が、非常に粘稠なセル
ロースエーテル/グリコール溶液から得られる。置換係
数が、特許請求の範囲の範囲でない場合には、グリコー
ルは、空気を除いたとしても分離してしまう。
【0016】ゲルの合成は、空気接触下に実質的に常に
観察される。しかしながら、グリコールの湿度のため
に、グリコール/水混合物は、ついでゲル体の表面から
流出する。従って、水分の除去が、離液を評価するのに
必要である。
観察される。しかしながら、グリコールの湿度のため
に、グリコール/水混合物は、ついでゲル体の表面から
流出する。従って、水分の除去が、離液を評価するのに
必要である。
【0017】公知の水溶性、非イオン性セルロースエー
テル誘導体が、例示として利用されたメチルヒドロキシ
プロピルセルロースと同一のメカニズムに従って250
以下の分子量を有するモノマー性およびオリゴマー性エ
チレングリコール類およびプロピレングリコールに溶解
するということを見出した。メチルセルロース(MC)
は、高い膨潤およびゲル化温度TQ を有する。これは、
強い離液にもかかわらず、固形ゲルを形成する。ヒドロ
キシエチル−およびヒドロキシプロピル−セルロース
(HEC,HPC)は、低い膨潤温度TQ を有する。こ
れらは、非常に軟質のゲルを形成するか、またはゲルを
形成せず、従って本発明の目的に不適当である。
テル誘導体が、例示として利用されたメチルヒドロキシ
プロピルセルロースと同一のメカニズムに従って250
以下の分子量を有するモノマー性およびオリゴマー性エ
チレングリコール類およびプロピレングリコールに溶解
するということを見出した。メチルセルロース(MC)
は、高い膨潤およびゲル化温度TQ を有する。これは、
強い離液にもかかわらず、固形ゲルを形成する。ヒドロ
キシエチル−およびヒドロキシプロピル−セルロース
(HEC,HPC)は、低い膨潤温度TQ を有する。こ
れらは、非常に軟質のゲルを形成するか、またはゲルを
形成せず、従って本発明の目的に不適当である。
【0018】本発明による混合エーテル、メチル−およ
びエチル−ヒドロキシエチルセルロース(MHEC,E
HEC)およびメチル−およびエチル−ヒドロキシプロ
ピルセルロースが、両極端の間の遷移を表す。
びエチル−ヒドロキシエチルセルロース(MHEC,E
HEC)およびメチル−およびエチル−ヒドロキシプロ
ピルセルロースが、両極端の間の遷移を表す。
【0019】膨潤およびゲル化温度TQ のレベル、ゲル
の強度および離液は、置換の性質および程度に依存す
る。セルロースエーテルの置換の性質および程度は、通
常セルロースの基礎的構造ブロック(building
block)、すなわち、無水グルコース単位および
その3個の置換可能なヒドロキシ基に関連する。DMM
およびDSE は、各々この構造ブロックに平均して導入
されたメチルおよびエチル基の数を表し、MSEOおよび
MSPOは、各々エチレンオキサイドおよびプロピレンオ
キサイドの導入された分子の数を表す。セルロースエー
テルの置換を固定するのに好ましいMSおよびDSの値
は、請求項1に与えられている。
の強度および離液は、置換の性質および程度に依存す
る。セルロースエーテルの置換の性質および程度は、通
常セルロースの基礎的構造ブロック(building
block)、すなわち、無水グルコース単位および
その3個の置換可能なヒドロキシ基に関連する。DMM
およびDSE は、各々この構造ブロックに平均して導入
されたメチルおよびエチル基の数を表し、MSEOおよび
MSPOは、各々エチレンオキサイドおよびプロピレンオ
キサイドの導入された分子の数を表す。セルロースエー
テルの置換を固定するのに好ましいMSおよびDSの値
は、請求項1に与えられている。
【0020】置換の効果は、使用する溶剤により改変さ
れる。ここで、エチレングリコールおよびプロピレング
リコールは異なった挙動を示す。従って、エチレングリ
コールにおいて、膨潤およびゲル化温度TQ 、強度およ
び離液は、主としてセルロースエーテルのMSに依存
し、エチレンオキサイド添加およびプロピレンオキサイ
ド添加は等しい。ゲル化を作成するために、メチル置換
基またはエチル置換基が必要である。しかしながら、D
S(アルキル)は、広範囲にわたることができる(図1
〜図3)。エチレングリコール、好ましくはジ−または
トリ−エチレングリコールに溶解する0.3以上0.7
未満、特に0.45〜0.6のMSおよび好ましくは
0.9〜2のDSを有するアルキルヒドロキシアルキル
セルロースであるメチルヒドロキシエチル−、エチルヒ
ドロキシエチル−メチルヒドロキシプロピル−およびエ
チルヒドロキシプロピル−セルロースあるいはこれらの
混合物が本発明の目的に適当である。この置換範囲にお
いて、低い膨潤およびゲル化温度(TQ :ジエチレング
リコールにおいて110℃およびトリエチレングリコー
ルにおいて130℃)を、高いゲル強度および低い離液
性とあわせて、最適な性質を達成することができる。
れる。ここで、エチレングリコールおよびプロピレング
リコールは異なった挙動を示す。従って、エチレングリ
コールにおいて、膨潤およびゲル化温度TQ 、強度およ
び離液は、主としてセルロースエーテルのMSに依存
し、エチレンオキサイド添加およびプロピレンオキサイ
ド添加は等しい。ゲル化を作成するために、メチル置換
基またはエチル置換基が必要である。しかしながら、D
S(アルキル)は、広範囲にわたることができる(図1
〜図3)。エチレングリコール、好ましくはジ−または
トリ−エチレングリコールに溶解する0.3以上0.7
未満、特に0.45〜0.6のMSおよび好ましくは
0.9〜2のDSを有するアルキルヒドロキシアルキル
セルロースであるメチルヒドロキシエチル−、エチルヒ
ドロキシエチル−メチルヒドロキシプロピル−およびエ
チルヒドロキシプロピル−セルロースあるいはこれらの
混合物が本発明の目的に適当である。この置換範囲にお
いて、低い膨潤およびゲル化温度(TQ :ジエチレング
リコールにおいて110℃およびトリエチレングリコー
ルにおいて130℃)を、高いゲル強度および低い離液
性とあわせて、最適な性質を達成することができる。
【0021】対応する関係は、メチルヒドロキシエチル
セルロースおよびメチルヒドロキシプロピルセルロース
のプロピレングリコール、特にジ−およびトリ−プロピ
レングリコール中の溶液およびゲル形成についても見出
されている。しかしながら、これらの溶剤において、M
SPOの効果は、実質的にMSEOのものよりも大きい。さ
らに、メチル化のレベルDSM は効果がある。興味ある
範囲の置換の有効性は、置換係数が式DSM +1.5×
MS(ヒドロキシプロピル)+0.5×MSヒドロキシ
エチルによって計算すると、満足に定量化できる。
セルロースおよびメチルヒドロキシプロピルセルロース
のプロピレングリコール、特にジ−およびトリ−プロピ
レングリコール中の溶液およびゲル形成についても見出
されている。しかしながら、これらの溶剤において、M
SPOの効果は、実質的にMSEOのものよりも大きい。さ
らに、メチル化のレベルDSM は効果がある。興味ある
範囲の置換の有効性は、置換係数が式DSM +1.5×
MS(ヒドロキシプロピル)+0.5×MSヒドロキシ
エチルによって計算すると、満足に定量化できる。
【0022】計算された置換係数は、2.4以上で2.
8未満であることが好ましく、特に2.5〜2.7であ
り、DSM は、1.4以上である。
8未満であることが好ましく、特に2.5〜2.7であ
り、DSM は、1.4以上である。
【0023】偽プラスチック流動性を発生させるため
に、グリコールに溶解されたセルロースエーテルの重合
度は、高くなければならない。通常、水溶液の容易に測
定可能な粘度を、重合度の代わりに引用する。本発明の
目的に好適なセルロースエーテルは、2%水溶液におい
て20℃で1〜300Pas、好ましくは3〜100P
asの粘度を有している。
に、グリコールに溶解されたセルロースエーテルの重合
度は、高くなければならない。通常、水溶液の容易に測
定可能な粘度を、重合度の代わりに引用する。本発明の
目的に好適なセルロースエーテルは、2%水溶液におい
て20℃で1〜300Pas、好ましくは3〜100P
asの粘度を有している。
【0024】溶剤として好適なグリコール類のうち、モ
ノマー類、すなわち、エチレングリコールおよび1,2
−プロピレングリコール並びにとりわけジエチレングリ
コールおよびトリエチレングリコール、またジプロピレ
ングリコールおよびトリプロピレングリコールが可塑剤
を製造するのに好適である。専有安全性の態様から、ト
リエチレングリコールが、低い蒸気圧であるので好まし
い。トリエチレングリコールより高いエチレングリコー
ルを、セルロースエーテル類の溶剤として使用すること
ができるが、これらは、揮発させるのがより困難とな
る。
ノマー類、すなわち、エチレングリコールおよび1,2
−プロピレングリコール並びにとりわけジエチレングリ
コールおよびトリエチレングリコール、またジプロピレ
ングリコールおよびトリプロピレングリコールが可塑剤
を製造するのに好適である。専有安全性の態様から、ト
リエチレングリコールが、低い蒸気圧であるので好まし
い。トリエチレングリコールより高いエチレングリコー
ルを、セルロースエーテル類の溶剤として使用すること
ができるが、これらは、揮発させるのがより困難とな
る。
【0025】金属およびセラミック粉末材料、特に0.
02〜30μmの粒径範囲の材料を使用した試験におい
て、良好な射出成形組成物が、本発明の請求項1の可塑
材料を用いて製造できることを見出した。本発明による
射出成形組成物は、0.4〜0.6容量部の可塑材料お
よび0.6〜0.4容量部の付夏材料を含有している。
02〜30μmの粒径範囲の材料を使用した試験におい
て、良好な射出成形組成物が、本発明の請求項1の可塑
材料を用いて製造できることを見出した。本発明による
射出成形組成物は、0.4〜0.6容量部の可塑材料お
よび0.6〜0.4容量部の付夏材料を含有している。
【0026】以下のガイド温度を、上記アルキルヒドロ
キシアルキルセルロースおよびグリコールからなる可塑
剤の製造におよび射出成形組成物の製造に適用する。
キシアルキルセルロースおよびグリコールからなる可塑
剤の製造におよび射出成形組成物の製造に適用する。
【0027】ジエチレングリコールまたはジプロピレン
グリコールを使用する場合には、セルロースエーテルの
溶解を開始する温度TQ は、110℃でまたは対応する
トリグリコールを使用する場合130℃で充分正確であ
るともなされる。完全な溶解のためには、各々TQ +5
0=160または180が必要とされる。溶液のゲル状
態への遷移が順にTQ で生じるので、完全な方法の詳細
は、この値に基づいている。
グリコールを使用する場合には、セルロースエーテルの
溶解を開始する温度TQ は、110℃でまたは対応する
トリグリコールを使用する場合130℃で充分正確であ
るともなされる。完全な溶解のためには、各々TQ +5
0=160または180が必要とされる。溶液のゲル状
態への遷移が順にTQ で生じるので、完全な方法の詳細
は、この値に基づいている。
【0028】本発明による可塑剤の製造は、粉末材料の
可塑化と一緒に一段階法としてまたは分離段階で行うこ
とができる。
可塑化と一緒に一段階法としてまたは分離段階で行うこ
とができる。
【0029】一段階法において、予備加熱してもよいグ
リコールと、そしてセルロースエーテルを、約100℃
に予備加熱したニーダー中に配置する。混練機を操作し
ながら温度を上昇させる。この混合物がペースト状にな
るとすぐに、粉末材料を数回に分けて添加する。この量
は粉末粒径のサイズおよびその凝集に依存し、そして粒
径が細かくなればなるほどまたその二次構造が強力にな
ればなるほど、少量が選択される。各添加の前に、ペー
ストの復活および混合物のドウ状の状態を待たなければ
ならない。粉末の添加の後に、混合物の温度は、10〜
15分間でTQ+(40〜60℃)に達しなければなら
ない。引き続いて、得られた組成物の顆粒化が行われる
のに充分な温度に低減される。温度降下は、一般に20
〜30℃である。
リコールと、そしてセルロースエーテルを、約100℃
に予備加熱したニーダー中に配置する。混練機を操作し
ながら温度を上昇させる。この混合物がペースト状にな
るとすぐに、粉末材料を数回に分けて添加する。この量
は粉末粒径のサイズおよびその凝集に依存し、そして粒
径が細かくなればなるほどまたその二次構造が強力にな
ればなるほど、少量が選択される。各添加の前に、ペー
ストの復活および混合物のドウ状の状態を待たなければ
ならない。粉末の添加の後に、混合物の温度は、10〜
15分間でTQ+(40〜60℃)に達しなければなら
ない。引き続いて、得られた組成物の顆粒化が行われる
のに充分な温度に低減される。温度降下は、一般に20
〜30℃である。
【0030】組成物が均一の様相を呈した際に、ニーダ
ー壁および翼は、光沢を帯び、そして所望の温度降下が
完結し、巨大な塊に凝集する組成物を、顆粒化すなわ
ち、例えば、多孔質板を通した放出スクリューによりペ
レット状に切断する。ペレットがくっつきあうのを防止
するために、空気の乾燥流により、押出側を、TQ より
10〜30℃低い温度に冷却する。ペレットを、分取容
器に回収し、そしてペレットが吸湿性であるので、密閉
容器中で保存する。
ー壁および翼は、光沢を帯び、そして所望の温度降下が
完結し、巨大な塊に凝集する組成物を、顆粒化すなわ
ち、例えば、多孔質板を通した放出スクリューによりペ
レット状に切断する。ペレットがくっつきあうのを防止
するために、空気の乾燥流により、押出側を、TQ より
10〜30℃低い温度に冷却する。ペレットを、分取容
器に回収し、そしてペレットが吸湿性であるので、密閉
容器中で保存する。
【0031】ニーダーが放出スクリューを付属していな
い場合には、組成物を、混練メカニズム操作をしながら
TQ より10〜30℃低い温度に冷却するすることを勧
める。ついで、翼で組成物を切断し、ニーダーが容易に
からにできるようにそして細かい塊状の組成物を適当な
顆粒化機械に供給できるようにする。
い場合には、組成物を、混練メカニズム操作をしながら
TQ より10〜30℃低い温度に冷却するすることを勧
める。ついで、翼で組成物を切断し、ニーダーが容易に
からにできるようにそして細かい塊状の組成物を適当な
顆粒化機械に供給できるようにする。
【0032】二段階法において、可塑剤だけを、先ずニ
ーダー中で必要の量のセルロースエーテルを約60〜1
00℃に予備加熱したグリコールに添加し、ニーダーを
閉鎖し、空気および水蒸気を抽出するために一度圧力を
Pabs =0.1〜0.3バールに混練メカニズム操作に
より降下させ、ついで可塑剤内の温度をTQ +(40〜
60℃)に上昇させることによって製造する。ついで、
この混合物を、可塑剤内の温度がTQ 以下になるまで冷
却する。ついで、ニーダー翼で可塑剤を小さく切断し、
熱時に、気密の容器内に充填された、細かい容易に操作
される塊に切断する。上記の通りニーダーに顆粒化装置
が付されている場合には、可塑剤は、相当する方法で顆
粒化することができる。第2段階において、粉末材料
を、ついで予め作成された可塑剤と混合する。
ーダー中で必要の量のセルロースエーテルを約60〜1
00℃に予備加熱したグリコールに添加し、ニーダーを
閉鎖し、空気および水蒸気を抽出するために一度圧力を
Pabs =0.1〜0.3バールに混練メカニズム操作に
より降下させ、ついで可塑剤内の温度をTQ +(40〜
60℃)に上昇させることによって製造する。ついで、
この混合物を、可塑剤内の温度がTQ 以下になるまで冷
却する。ついで、ニーダー翼で可塑剤を小さく切断し、
熱時に、気密の容器内に充填された、細かい容易に操作
される塊に切断する。上記の通りニーダーに顆粒化装置
が付されている場合には、可塑剤は、相当する方法で顆
粒化することができる。第2段階において、粉末材料
を、ついで予め作成された可塑剤と混合する。
【0033】二段階方法は、種々の利点を有している。
射出成形組成物を製造するために、だた2種類の成分を
3種類の成分のかわりに操作すればよい。粉末材料は、
分取してまたは一度に導入することができる。
射出成形組成物を製造するために、だた2種類の成分を
3種類の成分のかわりに操作すればよい。粉末材料は、
分取してまたは一度に導入することができる。
【0034】必要によりおこなってもよい可塑剤の回収
は、粉末材料の添加により並びにグリコールの代わりに
可塑剤の添加により一方の側から行うことができる。最
後に、ニーダー内での射出成形組成物の温度は、20℃
以下に保つのがよく、そしてニーダー内での蒸気および
凝縮の形成がこの方法で減少することができる。しかし
ながら、操作する溶剤、この場合熱グリコール、に必要
な予防策は、不必要である。
は、粉末材料の添加により並びにグリコールの代わりに
可塑剤の添加により一方の側から行うことができる。最
後に、ニーダー内での射出成形組成物の温度は、20℃
以下に保つのがよく、そしてニーダー内での蒸気および
凝縮の形成がこの方法で減少することができる。しかし
ながら、操作する溶剤、この場合熱グリコール、に必要
な予防策は、不必要である。
【0035】本発明に従って製造された可塑化された粉
末材料の顆粒は、みすぼらしくなく、そしてグリコール
が浸出することがない。これらは、機械的に安定であ
り、そしてこれらが、例えば円筒形で円筒形の直径にほ
ぼ対応する高さであっても流動性である。これらはいく
ぶんか吸湿性であるが、空気の無配慮の接触でも表面だ
けしか水分を吸収しない。これが射出成形するのが困難
であるという例は見出せない。明らかに、水分はスクリ
ューの通気領域および移動領域に既に飛散している。
末材料の顆粒は、みすぼらしくなく、そしてグリコール
が浸出することがない。これらは、機械的に安定であ
り、そしてこれらが、例えば円筒形で円筒形の直径にほ
ぼ対応する高さであっても流動性である。これらはいく
ぶんか吸湿性であるが、空気の無配慮の接触でも表面だ
けしか水分を吸収しない。これが射出成形するのが困難
であるという例は見出せない。明らかに、水分はスクリ
ューの通気領域および移動領域に既に飛散している。
【0036】しかしながら、この射出成形組成物の性質
は、可塑剤の性質だけでなく粉末材料の性質または特に
材料に特異の可塑の要求に依存している。
は、可塑剤の性質だけでなく粉末材料の性質または特に
材料に特異の可塑の要求に依存している。
【0037】可塑剤の要求は、可塑化された組成物にお
ける粉末材料の容量部分のよって概略的に表され、そし
て材料粒子が互いに置換可能でありそして流動性および
射出可能である状態を規定する。プラスチック成形の場
合には、容量部分は、常に球体の立方充填に対する0.
52の理論値の近傍にあり、そして実験的のみで測定さ
れ、0.4ないし0.6であることが見出されている。
材料の可塑剤の要求は、可塑剤の性質により著しく影響
されない。
ける粉末材料の容量部分のよって概略的に表され、そし
て材料粒子が互いに置換可能でありそして流動性および
射出可能である状態を規定する。プラスチック成形の場
合には、容量部分は、常に球体の立方充填に対する0.
52の理論値の近傍にあり、そして実験的のみで測定さ
れ、0.4ないし0.6であることが見出されている。
材料の可塑剤の要求は、可塑剤の性質により著しく影響
されない。
【0038】従来の射出成形装置が、本発明により可塑
化された粉末材料を成形するのに好適である。機械にお
ける温度調整は、熱可塑性プラスチックのものに対応す
る。ガイド温度は、ノズルにおいてTQ +50℃であ
り、型においてTQ −50℃である。ガイド値からの若
干の逸脱によって、射出成形組成物の性質の問題のある
変化は生じない。
化された粉末材料を成形するのに好適である。機械にお
ける温度調整は、熱可塑性プラスチックのものに対応す
る。ガイド温度は、ノズルにおいてTQ +50℃であ
り、型においてTQ −50℃である。ガイド値からの若
干の逸脱によって、射出成形組成物の性質の問題のある
変化は生じない。
【0039】これらは、熱可塑性プラスチックのように
反応する。広い誘導化はさけるべきである。200℃以
上の温度で、例えばセルロースエーテル類の熱分解が開
始する。選択された射出圧は、プラスチックの場合より
も粉末材料組成物の加工において高くするべきである。
反応する。広い誘導化はさけるべきである。200℃以
上の温度で、例えばセルロースエーテル類の熱分解が開
始する。選択された射出圧は、プラスチックの場合より
も粉末材料組成物の加工において高くするべきである。
【0040】型内での冷却により、可塑剤に含有される
グリコール容量は、約8〜9%まで収縮する。射出成形
構成要素の離型は、グリコールの密度の変化およびこれ
に誘発される組成物の収縮の変化により促進される。こ
の収縮は、型に比較した構成成分の実質的部分の収縮を
もたらす。
グリコール容量は、約8〜9%まで収縮する。射出成形
構成要素の離型は、グリコールの密度の変化およびこれ
に誘発される組成物の収縮の変化により促進される。こ
の収縮は、型に比較した構成成分の実質的部分の収縮を
もたらす。
【0041】離型された構成成分は、弾性的に強く、そ
して顆粒のように吸湿性である。これらは、気密容器内
で保存するかあるいは直ちに乾燥するのが有利である。
乾燥のために、構成要素が蒸発グリコールを飛散させ、
これを沈澱させるか燃やす空気流内で加熱されるすべて
の系が好適である。構成成分の温度は、ここで直ちにT
Q の近傍まで加熱し、TQ を越えて毎時約10℃で加熱
し、ついでふたたび速く、場合によりセルロースエーテ
ルの熱分解が200℃以上、特に250℃以上で生ずる
まで加熱する。乾燥する際に、構成成分は収縮する。同
時に、開孔系が構成成分中で形成され、そしてこれは乾
燥の収量時に構成成分の30〜40容量%の程度に達す
る。この孔系の結果、セルロースエーテルの熱分解生成
物は、バインダー−含有セラミックウェアの公知の焼成
と同様に飛散する。
して顆粒のように吸湿性である。これらは、気密容器内
で保存するかあるいは直ちに乾燥するのが有利である。
乾燥のために、構成要素が蒸発グリコールを飛散させ、
これを沈澱させるか燃やす空気流内で加熱されるすべて
の系が好適である。構成成分の温度は、ここで直ちにT
Q の近傍まで加熱し、TQ を越えて毎時約10℃で加熱
し、ついでふたたび速く、場合によりセルロースエーテ
ルの熱分解が200℃以上、特に250℃以上で生ずる
まで加熱する。乾燥する際に、構成成分は収縮する。同
時に、開孔系が構成成分中で形成され、そしてこれは乾
燥の収量時に構成成分の30〜40容量%の程度に達す
る。この孔系の結果、セルロースエーテルの熱分解生成
物は、バインダー−含有セラミックウェアの公知の焼成
と同様に飛散する。
【0042】図1〜3は、エチレングリコール中で測定
されたセルロースエーテルの置換度MS(MSはMS
hydroxyalkylである)における場合の膨潤およびゲル化
温度T Q (図1)、ゲル強度G(図2)およびゲル離液
Sの依存(図3)を示す図面である。
されたセルロースエーテルの置換度MS(MSはMS
hydroxyalkylである)における場合の膨潤およびゲル化
温度T Q (図1)、ゲル強度G(図2)およびゲル離液
Sの依存(図3)を示す図面である。
【0043】DSはDSalkyl =0.9〜2を意味す
る。
る。
【0044】TQ 、GおよびSは主としてセルロースエ
ーテルのMSに依存する。これに対して、DS値は、広
範にわたることができる。
ーテルのMSに依存する。これに対して、DS値は、広
範にわたることができる。
【0045】
【実施例】本発明の対象を実施例1および実施例2で説
明する。
明する。
【0046】実施例1 噴霧乾燥により粉砕された95%の二酸化ジルコニウム
(一次粒径0.02μmおよび密度5.94g/c
m3 )を有する400gの市販のセラミック材料を、8
0℃で4gのポリエチレン/ポリエチレンコポリマーワ
ックスの16gの石油エーテル中のペーストと混合し、
そして乾燥する。この予備処理は、肥大を防止し、そし
て射出成形組成物における粉末材料の均一な分布を安定
化する。
(一次粒径0.02μmおよび密度5.94g/c
m3 )を有する400gの市販のセラミック材料を、8
0℃で4gのポリエチレン/ポリエチレンコポリマーワ
ックスの16gの石油エーテル中のペーストと混合し、
そして乾燥する。この予備処理は、肥大を防止し、そし
て射出成形組成物における粉末材料の均一な分布を安定
化する。
【0047】80℃に予備加熱した64gのジプロピレ
ングリコールおよび14gのMHPCを、Janke
and Kunkel社(ドイツ)製の120℃に予備
加熱されたIKA高性能ニーダーHKD 06に配置す
る。セルロースエーテルは、DS1.87,MS0.4
4および2%溶液における40Pasを有している。
ングリコールおよび14gのMHPCを、Janke
and Kunkel社(ドイツ)製の120℃に予備
加熱されたIKA高性能ニーダーHKD 06に配置す
る。セルロースエーテルは、DS1.87,MS0.4
4および2%溶液における40Pasを有している。
【0048】ついで、ニーダー加熱を、175℃に設定
する。ニーダーメカニズム操作をしながら、120gの
粉末材料を添加する。混合物がペースト/ドウ状となっ
た後、3×70gおよび2×37gの材料を、各々10
分間隔で添加する。組成物の密着は、そのままであり、
そして温度は、材料の最後の添加後に160℃に上昇す
る。ついで、加熱温度を、150℃に戻し、そして混練
を、15分間続ける。軟質の、かたまり状の組成物を、
ついで135℃に予備加熱された実験室顆粒プレス機に
移し、そして5mmの丸状の穴を有する多孔質ディスク
を通し、そして約4mmの長さのペレットに切断する。
このペレットを、密閉容器中で保存する。
する。ニーダーメカニズム操作をしながら、120gの
粉末材料を添加する。混合物がペースト/ドウ状となっ
た後、3×70gおよび2×37gの材料を、各々10
分間隔で添加する。組成物の密着は、そのままであり、
そして温度は、材料の最後の添加後に160℃に上昇す
る。ついで、加熱温度を、150℃に戻し、そして混練
を、15分間続ける。軟質の、かたまり状の組成物を、
ついで135℃に予備加熱された実験室顆粒プレス機に
移し、そして5mmの丸状の穴を有する多孔質ディスク
を通し、そして約4mmの長さのペレットに切断する。
このペレットを、密閉容器中で保存する。
【0049】組成物の射出成形性は、実験室射出成形機
械により試験される。成形する要素は、12および16
mmの内部幅および60mmの高さを有する若干円錐形
の管状物である。肉厚は、1ないし3mmの間で変化し
ている。試験をより困難にするため、管状物を、1mm
末端から2mm直径の3個のノズルによるスプルー(s
prue)なしに射出成形する。
械により試験される。成形する要素は、12および16
mmの内部幅および60mmの高さを有する若干円錐形
の管状物である。肉厚は、1ないし3mmの間で変化し
ている。試験をより困難にするため、管状物を、1mm
末端から2mm直径の3個のノズルによるスプルー(s
prue)なしに射出成形する。
【0050】この試験検体は、165℃で500バール
のピストン圧を有する型中で記載された射出成形組成物
を用いて充分に射出成形し、そして離型することができ
る。
のピストン圧を有する型中で記載された射出成形組成物
を用いて充分に射出成形し、そして離型することができ
る。
【0051】試験検体は、循環空気乾燥基中で一定の1
00℃で乾燥される。そこに含まれる約50%のジプロ
ピレングリコールが、1時間で放出され、約90%が5
時間そして100%が10時間以内に放出される。
00℃で乾燥される。そこに含まれる約50%のジプロ
ピレングリコールが、1時間で放出され、約90%が5
時間そして100%が10時間以内に放出される。
【0052】個々の段階は、密度測定により監視され
る。これにより、可塑化の際に5gのジプロピレングリ
コールの蒸発ロスが生じる。従って、組成物中の材料の
容量部分は、160℃で0.44から0.46に増加
し、そして20℃に冷却した後、0.49に増加する。
乾燥の結果、材料の容量部分は、0.51に増加する。
乾燥試験検体における孔の容量部分は、0.39に達す
る。射出型に対して長手軸の試験検体の収縮は、冷却お
よび乾燥により容量収縮から3.5%と計算され、試験
検体の長さの測定とうまく一致する。
る。これにより、可塑化の際に5gのジプロピレングリ
コールの蒸発ロスが生じる。従って、組成物中の材料の
容量部分は、160℃で0.44から0.46に増加
し、そして20℃に冷却した後、0.49に増加する。
乾燥の結果、材料の容量部分は、0.51に増加する。
乾燥試験検体における孔の容量部分は、0.39に達す
る。射出型に対して長手軸の試験検体の収縮は、冷却お
よび乾燥により容量収縮から3.5%と計算され、試験
検体の長さの測定とうまく一致する。
【0053】この実験からの顆粒は、プラスチックス射
出成形機械(Arbrug,ドイツ製)上で3週間の保
存期間の後にマルチキャビティー型により成形されて、
最大厚さ3mmを有する側物質が歯形の多孔質外観の小
片が得られる。ノズル温度170℃、成形温度20℃。
出成形機械(Arbrug,ドイツ製)上で3週間の保
存期間の後にマルチキャビティー型により成形されて、
最大厚さ3mmを有する側物質が歯形の多孔質外観の小
片が得られる。ノズル温度170℃、成形温度20℃。
【0054】正確に離型された機械構成要素は、100
℃で60分以内加熱しそしてさらに6時間以内で400
℃に増加することによって歪みおよび泡形成なしに可塑
剤なしの状態で作成される。この処理の際に、材料の容
量部分は、0.74に増加し、その際の機械構成要素の
細密焼成条件が作成される。
℃で60分以内加熱しそしてさらに6時間以内で400
℃に増加することによって歪みおよび泡形成なしに可塑
剤なしの状態で作成される。この処理の際に、材料の容
量部分は、0.74に増加し、その際の機械構成要素の
細密焼成条件が作成される。
【0055】実施例2 可塑剤を調製するために、122.5gのトリエチレン
グリコールおよび37.5gのMHPCを、100℃に
予備加熱された実験室ニーダーに配置する。セルロース
エーテルは、DS=1.40,MS0.55および2%
溶液における40Pasを有している。
グリコールおよび37.5gのMHPCを、100℃に
予備加熱された実験室ニーダーに配置する。セルロース
エーテルは、DS=1.40,MS0.55および2%
溶液における40Pasを有している。
【0056】混練メカニズム操作しながら、圧力を、P
abs =0.1バールに減少し、ニーダーを、気密にし、
そして加熱を、180℃にスイッチする。グリコール/
セルロースエーテル混合物を170℃として、ゴム状稠
度を確認した後、ニーダーを冷却する。後者の温度が1
20℃以下に降下した際に組成物を切断し始める。切断
は、可塑剤が約5mm大の塊に粉砕されるまで続ける。
可塑剤サンプルを、8日間にわたって繰り返して容器か
ら取り出す。ゲルの合成および水分吸収のいずれもこれ
らのサンプルに観察されない。
abs =0.1バールに減少し、ニーダーを、気密にし、
そして加熱を、180℃にスイッチする。グリコール/
セルロースエーテル混合物を170℃として、ゴム状稠
度を確認した後、ニーダーを冷却する。後者の温度が1
20℃以下に降下した際に組成物を切断し始める。切断
は、可塑剤が約5mm大の塊に粉砕されるまで続ける。
可塑剤サンプルを、8日間にわたって繰り返して容器か
ら取り出す。ゲルの合成および水分吸収のいずれもこれ
らのサンプルに観察されない。
【0057】63gの多孔質可塑剤を、ついで600g
の金属粉末、材料番号1.4401と混合して射出成形
組成物が得られる。この金属粉末は、約10および2μ
mの直径を有する2つの優位の部分を有する16μm以
下の少球体から構成される。その密度は、7.78g/
cm3 である。混合を、実施例1のニーダー中で行う。
温度を、50分以内で射出成形組成物中で測定して15
0℃上昇し、そしてこのレベルで15分間保持する。つ
いでこの混合物を、混練翼が組成物を120から100
℃に組成物を10mm以下の塊に切断するまで冷却す
る。ニーダーを、空にし、そして組成物を密閉容器中で
保存する。
の金属粉末、材料番号1.4401と混合して射出成形
組成物が得られる。この金属粉末は、約10および2μ
mの直径を有する2つの優位の部分を有する16μm以
下の少球体から構成される。その密度は、7.78g/
cm3 である。混合を、実施例1のニーダー中で行う。
温度を、50分以内で射出成形組成物中で測定して15
0℃上昇し、そしてこのレベルで15分間保持する。つ
いでこの混合物を、混練翼が組成物を120から100
℃に組成物を10mm以下の塊に切断するまで冷却す
る。ニーダーを、空にし、そして組成物を密閉容器中で
保存する。
【0058】組成物の射出成形性を、実施例1の機械お
よび型により試験する。試験検体は、500バールのピ
ストン圧下にノズルにおいて140〜150の温度で、
そして型において80〜90℃の温度で充分に射出成形
され、そして離型することができる。
よび型により試験する。試験検体は、500バールのピ
ストン圧下にノズルにおいて140〜150の温度で、
そして型において80〜90℃の温度で充分に射出成形
され、そして離型することができる。
【0059】試験検体を密閉容器に回収し、そして循環
空気乾燥機で乾燥する。乾燥機の温度を、ここで、15
分間以内に120℃に上昇し、ついで10℃/次の速度
で170℃まで上昇する。試験検体は、1時間以内にそ
こに含有される約30%のトリエチレングリコールを放
出し、5時間以内に約98%そして6時間15分の全乾
燥時間で100%放出する。
空気乾燥機で乾燥する。乾燥機の温度を、ここで、15
分間以内に120℃に上昇し、ついで10℃/次の速度
で170℃まで上昇する。試験検体は、1時間以内にそ
こに含有される約30%のトリエチレングリコールを放
出し、5時間以内に約98%そして6時間15分の全乾
燥時間で100%放出する。
【0060】方法段階を、乾燥残留物および密度の測定
により監視する。使用したトリエチレングリコールは、
乾燥するまで蒸発しない。組成物における材料の容量部
分は、温度関数としてだけ150℃での0.57から2
0℃での0.59に変化し、そして乾燥することによっ
て0.62に変化する。冷却および乾燥の結果の容量蒸
発による検体の長手軸方向の収縮は、2.6と計算され
る。対応する値は、試験検体の長さ測定より得られる。
により監視する。使用したトリエチレングリコールは、
乾燥するまで蒸発しない。組成物における材料の容量部
分は、温度関数としてだけ150℃での0.57から2
0℃での0.59に変化し、そして乾燥することによっ
て0.62に変化する。冷却および乾燥の結果の容量蒸
発による検体の長手軸方向の収縮は、2.6と計算され
る。対応する値は、試験検体の長さ測定より得られる。
【0061】対応する構造で溶剤としてジエチレングリ
コールを含有しない組成物を使用して、上記歯形小片お
よび歯形のヘッドを有する円錐形スリップオンシャフト
を、Arburg(ドイツ)製の射出成形機械で射出成
形する。ノズル温度170℃、圧力約500バール。
コールを含有しない組成物を使用して、上記歯形小片お
よび歯形のヘッドを有する円錐形スリップオンシャフト
を、Arburg(ドイツ)製の射出成形機械で射出成
形する。ノズル温度170℃、圧力約500バール。
【0062】機械構成要素は、正確に成形され、そして
泡の形成なしで乾燥および焼成できる。
泡の形成なしで乾燥および焼成できる。
【図1】膨潤およびゲル化温度TQ の依存を示す図面で
ある。
ある。
【図2】ゲル強度Gの依存を示す図面である。
【図3】ゲル離液Sの依存を示す図面である。
MS エチレングリコール中で測定した置換(MS
hydroxyalkyl) DS DSalkyl =0.9〜2
hydroxyalkyl) DS DSalkyl =0.9〜2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/05 7242−4J
Claims (7)
- 【請求項1】 70〜90重量%、好ましくは75〜8
5重量%の無水グリコールおよび30〜10重量%、好
ましくは25〜15重量%のアルキルヒドロキシアルキ
ルセルロースからなる金属および/またはセラミック粉
末材料用の可塑剤であって、上記グリコールがエチレン
グリコール、好ましくはジ−またはトリ−エチレングリ
コールであり、そして上記アルキルヒドロキシアルキル
セルロースがメチルヒドロキシエチル−、エチルヒドロ
キシエチル−、メチルヒドロキシプロピル−またはエチ
ルヒドロキシプロピル−セルロースまたはこれらの混合
物であり、そのDSaklyl (アルキル)が好ましくは
0.9〜2であり、そのMShydroxyalkyl(ヒドロキシ
アルキル)が好ましくは0.3〜0.7、特に0.5な
いし0.6であるか、あるいは上記グリコールがプロピ
レングリコール、好ましくはジ−またはトリ−プロピレ
ングリコールであり、そして上記アルキルヒドロキシア
ルキルセルロースがメチルヒドロキシエチル−またはメ
チルヒドロキシプロピル−セルロースまたはこれらの混
合物であり、その置換係数が、DSM+0.5×MS
hydroxyethyl(ヒドロキシエチル)+1.5×MS
hydroxypropy l (ヒドロキシプロピル)の合計として換
算して好ましくは2.4〜2.8、特に2.5〜2.7
であり、そしてDSM が好ましくは1.4より大きい、
上記可塑剤。 - 【請求項2】 2重量%水溶液としたアルキルヒドロキ
シアルキルセルロースが、20℃において1〜300P
as、好ましくは3〜100Pasの粘度を有する請求
項1の可塑剤。 - 【請求項3】 本質的に金属および/またはセラミック
粉末材料および可塑剤からなる射出成形組成物であっ
て、0.4〜0.6容量部の請求項1または2の可塑剤
および0.6〜0.4容量部の粉末材料を含有する、上
記組成物。 - 【請求項4】 請求項3の射出成形組成物の製造方法で
あって、0.4〜0.6容量部の上記可塑剤と0.6〜
0.4容量部の粉末材料との混合物を、圧力および剪断
力を同時に作用させながら160〜180℃の温度に加
熱することからなる、上記方法。 - 【請求項5】 請求項3の射出成形組成物の製造方法で
あって、先ず上記可塑剤だけを、圧力および剪断力の同
時に作用させながら160〜180℃の温度に加熱し、
引き続いてこれを顆粒化し、ついでこのようにして形成
された0.4〜0.6容量部の可塑剤を0.6〜0.4
容量部の粉末材料と110〜180℃、好ましくは13
0〜160℃の温度で圧力および剪断力を同時に作用さ
せながら混合することからなる、上記方法。 - 【請求項6】 請求項1または2の可塑剤を、射出成形
組成物の製造に使用する方法。 - 【請求項7】 請求項3の射出成形組成物をセラミック
および/または金属粉末材料からの機械要素の製造に作
成に使用する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE40376907 | 1990-11-27 | ||
DE4037690 | 1990-11-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616870A true JPH0616870A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=6419004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3311024A Withdrawn JPH0616870A (ja) | 1990-11-27 | 1991-11-26 | 可塑剤および金属およびセラミック粉末材料の射出成 形組成物 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0488060A3 (ja) |
JP (1) | JPH0616870A (ja) |
KR (1) | KR920009899A (ja) |
AU (1) | AU8811891A (ja) |
CA (1) | CA2056100A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4845061A (en) * | 1986-02-12 | 1989-07-04 | Nippon Soken, Inc. | Silicon nitride-alumina composite ceramics and producing method thereof |
JP2002265790A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-18 | Ngk Insulators Ltd | 無機物質粉末の押出成形用組成物 |
WO2012008447A1 (ja) * | 2010-07-14 | 2012-01-19 | 住友化学株式会社 | グリーン成形体、および、チタン酸アルミニウム焼成体の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1359131A1 (en) * | 2002-04-26 | 2003-11-05 | "VLAAMSE INSTELLING VOOR TECHNOLOGISCH ONDERZOEK", afgekort "V.I.T.O." | Method for producing metallic and ceramic products |
DE60327009D1 (de) * | 2002-01-14 | 2009-05-20 | Vito | Verfahren zur Herstellung von metallischen und keramischen Produkten |
MX339803B (es) * | 2010-04-26 | 2016-06-10 | Dow Global Tech Llc * | Composicion para cuerpos moldeados por extrusion. |
US8968639B2 (en) | 2010-04-26 | 2015-03-03 | Dow Global Technologies Llc | Composition for extrusion-molded bodies |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2835603A (en) * | 1953-11-25 | 1958-05-20 | Dow Chemical Co | Water-soluble thermoplastic cellulose ether compositions |
US4113480A (en) * | 1976-12-09 | 1978-09-12 | Cabot Corporation | Method of injection molding powder metal parts |
US4678516A (en) * | 1984-10-09 | 1987-07-07 | The Dow Chemical Company | Sustained release dosage form based on highly plasticized cellulose ether gels |
JPH0248454A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-19 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 押出成形材料 |
-
1991
- 1991-11-21 EP EP19910119893 patent/EP0488060A3/de not_active Withdrawn
- 1991-11-25 CA CA002056100A patent/CA2056100A1/en not_active Abandoned
- 1991-11-26 JP JP3311024A patent/JPH0616870A/ja not_active Withdrawn
- 1991-11-26 AU AU88118/91A patent/AU8811891A/en not_active Abandoned
- 1991-11-26 KR KR1019910021204A patent/KR920009899A/ko not_active Application Discontinuation
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US4845061A (en) * | 1986-02-12 | 1989-07-04 | Nippon Soken, Inc. | Silicon nitride-alumina composite ceramics and producing method thereof |
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JP4628569B2 (ja) * | 2001-03-13 | 2011-02-09 | 日本碍子株式会社 | 無機物質粉末の押出成形用組成物 |
WO2012008447A1 (ja) * | 2010-07-14 | 2012-01-19 | 住友化学株式会社 | グリーン成形体、および、チタン酸アルミニウム焼成体の製造方法 |
JP2012036079A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-23 | Sumitomo Chemical Co Ltd | グリーン成形体、および、チタン酸アルミニウム焼成体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0488060A2 (de) | 1992-06-03 |
KR920009899A (ko) | 1992-06-25 |
AU8811891A (en) | 1992-05-28 |
CA2056100A1 (en) | 1992-05-28 |
EP0488060A3 (en) | 1993-01-27 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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