JPH06168220A - 設備異常検出記録方法およびその装置 - Google Patents

設備異常検出記録方法およびその装置

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JPH06168220A
JPH06168220A JP32183192A JP32183192A JPH06168220A JP H06168220 A JPH06168220 A JP H06168220A JP 32183192 A JP32183192 A JP 32183192A JP 32183192 A JP32183192 A JP 32183192A JP H06168220 A JPH06168220 A JP H06168220A
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JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
facilities
output value
equipment
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP32183192A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyuki Suzuki
基之 鈴木
Mitsuhiko Uchida
光彦 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産設備を制御するための制御プログラムの
処理速度を低下させることなく、設備の異常監視を十分
に行なうことができ、かつ制御装置自体の異常監視も行
なうことができる設備異常検出記録方法およびその装置
を提供する。 【構成】 複数の設備と該複数の設備の制御を行なう制
御装置とが信号線によって接続された生産設備におい
て、前記信号線を流れる制御信号とそれに対する前記設
備からの出力値とをモニタし、前記制御信号による設備
からの出力値の理想的な結果としての予測値をシミュレ
ーションによりを求め、該予測値と前記出力値とを比較
することにより前記複数の設備または前記制御装置の異
常を検出し、該異常の検出にともない出力値の記録を行
なうことを特徴とする設備異常検出記録方法および装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の設備と該複数の
設備の制御を行なう制御装置とが信号線によって接続さ
れた生産設備において、設備または制御装置の異常の検
出と異常時の記録を行なう設備異常検出記録方法および
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の設備異常検出記録方法およびその
装置としては、例えば図5に示すようなものがある。
【0003】この従来の装置は、複数の設備を制御する
制御装置22と、設備としてのロボット23、搬送装置
24、センサ25等によって構成され、制御装置22で
は、設備を制御するための制御プログラム20および設
備の異常を監視するための異常監視プログラム21が実
行される。
【0004】このような装置にあっては、一つの制御装
置上で、設備を制御するための制御プログラム20と異
常を監視する異常監視プログラム21が実行されるた
め、制御する設備の数が多くなったり、制御や異常監視
が複雑になったりして、制御プログラム20および異常
監視プログラム21が巨大なプログラムになってしま
う。このため、制御装置での処理に時間がかかるように
なるので、できるだけ処理速度を上げようとして、生産
に直接関わらない異常監視プログラムを小さくする傾向
にあり、その結果、設備の監視能力が減ってしまうなど
の問題が生じ、また、このような構成では制御装置自体
の異常には対処できないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、生産設備を制御するための制御プログラムの処理速
度を低下させることなく、設備の異常監視を十分に行な
うことができ、かつ制御装置自体の異常監視も行なうこ
とができる設備異常検出記録方法およびその装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、複数の設
備と該複数の設備の制御を行なう制御装置とが信号線に
よって接続された生産設備において、前記信号線を流れ
る制御信号とそれに対する前記設備からの出力値とをモ
ニタし、前記制御信号による設備からの出力値の理想的
な結果としての予測値をシミュレーションにより求め、
該予測値と前記出力値とを比較することにより前記複数
の設備または前記制御装置の異常を検出し、該異常の検
出にともない出力値の記録を行なうことを特徴とする設
備異常検出記録方法により達成される。
【0007】また上記諸目的は、複数の設備と該複数の
設備の制御を行なう制御装置とが信号線によって接続さ
れた生産設備において、前記複数の設備の制御を行なう
制御手段と、前記信号線を流れる制御信号とそれに対す
る前記設備からの出力値とをモニタする信号モニタ手段
と、前記制御信号による設備からの出力値の理想的な結
果としての予測値を求めるシミュレーション手段と、該
予測値と前記出力値とを比較することにより前記複数の
設備または前記制御装置の異常を検出する異常検出手段
と、該異常の検出にともない前記信号線よりモニタした
出力値の記録を行なう記録手段とを有することを特徴と
する設備異常検出記録装置により達成される。
【0008】
【作用】本発明の設備異常検出記録方法により、設備の
異常検出および記録を制御装置とは別に設けられた監視
装置により行なうことによって、制御装置にかかる負荷
が制御のみとなり、かつ、制御装置とは別に監視装置を
設けたことにより制御装置自体の異常検出も行うことが
可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付した図面を参照しながら
説明する。
【0010】図1は本発明の設備異常検出記録方法を実
施する装置の構成の一例を示すブロック図である。この
装置構成は、複数の設備を制御するための制御装置2、
信号線3により制御装置2と接続された設備であるロボ
ット4、搬送装置5、センサ6および信号線3を流れる
制御信号および各設備3、4、5からの出力値をモニタ
する監視装置7よりなる。
【0011】制御装置2では、複数の設備を制御するた
め制御プログラム1が実行され、ロボット4、搬送装置
5およびセンサ6に対して、作業の実行を命令し、その
実行結果を出力として受けとることにより設備の制御を
行なう。
【0012】監視装置7では、監視を行なうために監視
プログラム13が実行され、信号線3を流れる制御信号
および各設備4、5、6からの出力値をモニタする。そ
して、制御信号により各設備が稼働して、その結果とし
ての出力値をシミュレーション用制御装置モデル9によ
って予測値を求め、この予測値を信号線3からモニタし
た出力値とを比較することにより設備または制御装置の
異常を検出する。そして、異常が検出された場合には、
状態記録用ファイル10に信号線3からモニタした出力
値を記録する。また、監視装置7には異常であるか、正
常であるかの判断の基準となる条件の設定を行なう条件
設定用端末11および条件設定用端末11より入力され
た条件を記録しておく監視条件12が接続されている。
【0013】この監視条件は、図2に示すように、いく
つかの段階に分け、その各段階に応じた注意、警告また
は可動停止を行なうための基準とするものである。図示
する場合には、条件A、BおよびCの3段階に分けた閾
値を決めておき、シミュレーションによって求めた予測
値とモニタした出力値の差がこの閾値を越えた場合にそ
れぞれ注意信号の表示(条件A)、警告表示(条件
B)、稼働停止(条件C)を行なう。
【0014】以下、この装置を用いた設備異常検出記録
方法について説明する。
【0015】図3は、設備異常検出記録を実行するフロ
ーチャートである。まず、制御装置2からの制御信号を
モニタし(S1)、設備への作動が実行されたことを知
り、このときの制御信号によって作動する設備の出力結
果をシミュレーション用制御装置モデル9により予測値
を求める(S2)。
【0016】次に、設備からの出力値をモニタして実測
値を得る(S3)。この時、出力された電圧等の量的値
のほかに、タイマ8によって供給される基準時間を元
に、制御信号が送られてから設備が出力値を返したとき
までの時間の測定も同時に行なう。
【0017】次に、実測値と予測値を比較しその差を求
め(S4)、差が閾値を越えていることが検知され(S
5)、閾値条件Aを越えている場合には、注意信号を表
示し(S7)、そのときの実測値を状態記録ファイル1
0に保存し(S8)、条件Bを越えている場合には警告
信号を表示し(S9)、そのときの実測値を状態記録フ
ァイル10に保存し(S10)、条件Cを越えている場
合には設備の稼働を停止し(S11)、そのときの実測
値を状態記録ファイル10に保存する(S12)。
【0018】上述の実施例では、一つの制御装置に複数
の設備が信号線により接続されて制御され、これらを一
つの監視装置により監視している形態のものであるが、
この他に、図4に示すように、複数の設備(図示せず)
を制御している制御装置2がネットワーク、BUSおよ
び信号線などにより接続された生産設備全体を一つの監
視装置7により監視することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御装置の処理速度を下げることなく設備と制御装置の
異常を確実に監視することができ、異常発生時には、そ
のときの実測値を保存することができる。また、予測値
と実測値との差を適当な値に設定することにより、異常
に至る前の状態での設備の故障の早期発見、設備の劣化
の予測等を行うことが可能となり、設備事故を未然に防
ぎ故障発生時には故障規模を最小限に食止め、また、故
障時の解析を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施例の装置構成を説明するた
めのブロック図である。
【図2】 本発明による実施例の条件設定を説明するた
めの図である。
【図3】 本発明による実施例の動作を説明するための
ブロック図である。
【図4】 本発明による他の実施例の装置構成を説明す
るためのブロック図である。
【図5】 従来の装置構成を説明するためのブロック図
である。
【符号の説明】
1…制御プログラム、 2…制御
装置、3…信号線、 4
…ロボット、5…搬送装置、
6…センサ、6…監視装置、
10…状態記録ファイル、12…監視条件、
13…監視プログラム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の設備と該複数の設備の制御を行な
    う制御装置とが信号線によって接続された生産設備にお
    いて、前記信号線を流れる制御信号とそれに対する前記
    設備からの出力値とをモニタし、前記制御信号による設
    備からの出力値の理想的な結果としての予測値をシミュ
    レーションにより求め、該予測値と前記出力値とを比較
    することにより前記複数の設備または前記制御装置の異
    常を検出し、該異常の検出にともない出力値の記録を行
    なうことを特徴とする設備異常検出記録方法。
  2. 【請求項2】 複数の設備と該複数の設備の制御を行な
    う制御装置とが信号線によって接続された生産設備にお
    いて、前記複数の設備の制御を行なう制御手段と、前記
    信号線を流れる制御信号とそれに対する前記設備からの
    出力値とをモニタする信号モニタ手段と、前記制御信号
    による設備からの出力値の理想的な結果としての予測値
    を求めるシミュレーション手段と、該予測値と前記出力
    値とを比較することにより前記複数の設備または前記制
    御装置の異常を検出する異常検出手段と、該異常の検出
    にともない前記信号線よりモニタした出力値の記録を行
    なう記録手段とを有することを特徴とする設備異常検出
    記録装置。
JP32183192A 1992-12-01 1992-12-01 設備異常検出記録方法およびその装置 Pending JPH06168220A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0271961A (ja) * 1988-09-01 1990-03-12 Honda Motor Co Ltd 生産ラインの管理システム
JPH0577143A (ja) * 1991-09-19 1993-03-30 Toyota Auto Body Co Ltd 自動化ラインの故障診断装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0271961A (ja) * 1988-09-01 1990-03-12 Honda Motor Co Ltd 生産ラインの管理システム
JPH0577143A (ja) * 1991-09-19 1993-03-30 Toyota Auto Body Co Ltd 自動化ラインの故障診断装置

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