JPH06167859A - トナー部着色方式のカラー画像形成装置 - Google Patents
トナー部着色方式のカラー画像形成装置Info
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- JPH06167859A JPH06167859A JP4320401A JP32040192A JPH06167859A JP H06167859 A JPH06167859 A JP H06167859A JP 4320401 A JP4320401 A JP 4320401A JP 32040192 A JP32040192 A JP 32040192A JP H06167859 A JPH06167859 A JP H06167859A
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- JP
- Japan
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- sheet
- selective transfer
- image forming
- toner image
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- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】選択転写シートを用いた着色処理を極めて簡単
な操作で実現することの可能なトナー部着色方式のカラ
ー画像形成装置を提供する。 【構成】画像形成装置Mは、トナー画像を担持した搬送
中の用紙に選択転写シートを被着供給する機構Fを備え
ている。これは、それぞれ異なる色の選択転写シートS
1 、S2 を積載収納可能なカセット11、12と、選択
転写シートを熱定着器8の直前まで案内する案内路15
と、選択転写シートカセット11、12に収納された各
選択転写シートS1 、S2 を選択的に案内路15に搬入
する搬入コロ16と、操作者の指定に応じて選択転写シ
ートS1 、S2 のどちらかを選択的に搬入コロ16に接
触させて搬入動作を可能にする搬入コロ接触機構17、
18と、選択転写シートを所定のタイミングで熱定着器
8の直前に供給搬送するタイミングロール対19等から
構成される。
な操作で実現することの可能なトナー部着色方式のカラ
ー画像形成装置を提供する。 【構成】画像形成装置Mは、トナー画像を担持した搬送
中の用紙に選択転写シートを被着供給する機構Fを備え
ている。これは、それぞれ異なる色の選択転写シートS
1 、S2 を積載収納可能なカセット11、12と、選択
転写シートを熱定着器8の直前まで案内する案内路15
と、選択転写シートカセット11、12に収納された各
選択転写シートS1 、S2 を選択的に案内路15に搬入
する搬入コロ16と、操作者の指定に応じて選択転写シ
ートS1 、S2 のどちらかを選択的に搬入コロ16に接
触させて搬入動作を可能にする搬入コロ接触機構17、
18と、選択転写シートを所定のタイミングで熱定着器
8の直前に供給搬送するタイミングロール対19等から
構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙上に形成されたト
ナー画像を所望の色で着色可能なトナー部着色方式のカ
ラー画像形成装置に関する。
ナー画像を所望の色で着色可能なトナー部着色方式のカ
ラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等の画像形成装
置によりトナー画像(樹脂粒子画像)の定着された用紙
上に特殊な着色用のシートを重ね合わせて、アイロン等
の加熱手段で両者を圧着すると、所望の色の着色材がト
ナーの部分にだけ選択的に付着してカラー化できるとい
う着色技術が提案され(米国特許第4,006,267 号、同第
5,087,495 号)、かつ実用化されている。また、アイロ
ンではなく、熱ロール対の間を上記重ね合わせた両用紙
を通過させて着色するための専用の加熱定着装置もあ
る。
置によりトナー画像(樹脂粒子画像)の定着された用紙
上に特殊な着色用のシートを重ね合わせて、アイロン等
の加熱手段で両者を圧着すると、所望の色の着色材がト
ナーの部分にだけ選択的に付着してカラー化できるとい
う着色技術が提案され(米国特許第4,006,267 号、同第
5,087,495 号)、かつ実用化されている。また、アイロ
ンではなく、熱ロール対の間を上記重ね合わせた両用紙
を通過させて着色するための専用の加熱定着装置もあ
る。
【0003】上記の着色用シートは、それに含まれる所
定色の組成物がトナーの部分にだけ選択的に接着転写さ
れるという意味から、以下、選択転写シートと呼ぶこと
とする。このような選択転写シートは、大略、図3に示
すような基本構造となっている。すなわち、同図の選択
転写シートSは、ポリエステルフィルム等の基材SA上
に、ワックス系樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等でで
きた離型材料層SB を形成し、更にその上に、アクリル
樹脂やこれと塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体との混合
体等に顔料や染料を混合した所定色の融着材料層SC を
形成した構成からなる。なお、トナー像を金属箔のよう
なメタリックカラーに着色したい場合は、融着材料層S
C として、樹脂層上に例えばアルミニウム真空蒸着のよ
うな方法でメタリック層を被着したものや、このメタリ
ック層上に更にカラー塗料層を積層したもの等を使用す
る場合もある。このような選択転写シートSを、トナー
画像Tの定着された用紙P上にトナー画像Tと融着材料
層SC とが直接接触するよう重ね合わせて被着したもの
に対し、上記のアイロンや加熱定着装置により例えば1
00℃〜300℃程度の熱を加えながら圧着すると、ト
ナー画像Tと接触した融着材料層SC がトナー面に付着
する。その後、選択転写シートSを用紙P上から引き剥
がすと、トナー画像Tに付着した融着材料層SC が離型
材料層SB を介して基材SA から分離され、その結果、
トナー画像T上にのみ選択的に所定色の融着材料層SC
が転写されてトナー画像Tの着色がなされることにな
る。
定色の組成物がトナーの部分にだけ選択的に接着転写さ
れるという意味から、以下、選択転写シートと呼ぶこと
とする。このような選択転写シートは、大略、図3に示
すような基本構造となっている。すなわち、同図の選択
転写シートSは、ポリエステルフィルム等の基材SA上
に、ワックス系樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等でで
きた離型材料層SB を形成し、更にその上に、アクリル
樹脂やこれと塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体との混合
体等に顔料や染料を混合した所定色の融着材料層SC を
形成した構成からなる。なお、トナー像を金属箔のよう
なメタリックカラーに着色したい場合は、融着材料層S
C として、樹脂層上に例えばアルミニウム真空蒸着のよ
うな方法でメタリック層を被着したものや、このメタリ
ック層上に更にカラー塗料層を積層したもの等を使用す
る場合もある。このような選択転写シートSを、トナー
画像Tの定着された用紙P上にトナー画像Tと融着材料
層SC とが直接接触するよう重ね合わせて被着したもの
に対し、上記のアイロンや加熱定着装置により例えば1
00℃〜300℃程度の熱を加えながら圧着すると、ト
ナー画像Tと接触した融着材料層SC がトナー面に付着
する。その後、選択転写シートSを用紙P上から引き剥
がすと、トナー画像Tに付着した融着材料層SC が離型
材料層SB を介して基材SA から分離され、その結果、
トナー画像T上にのみ選択的に所定色の融着材料層SC
が転写されてトナー画像Tの着色がなされることにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記選択転写シートを
用いてトナー画像を着色しようとする場合、従来は、複
写機やプリンタ等の画像形成装置で一度トナー画像の形
成・定着された用紙に対して着色処理を行う必要があっ
たため、この用紙に選択転写シートを重ね合わせるのも
手動操作であり、更に、その重ね合わせた用紙をアイロ
ンや加熱定着装置で加熱圧接するのもやはり手動操作で
ある。このようにほとんど全ての操作を手動で行わねば
ならなかったため、選択転写シートの使用にあたって非
常な不便が伴うという問題があった。
用いてトナー画像を着色しようとする場合、従来は、複
写機やプリンタ等の画像形成装置で一度トナー画像の形
成・定着された用紙に対して着色処理を行う必要があっ
たため、この用紙に選択転写シートを重ね合わせるのも
手動操作であり、更に、その重ね合わせた用紙をアイロ
ンや加熱定着装置で加熱圧接するのもやはり手動操作で
ある。このようにほとんど全ての操作を手動で行わねば
ならなかったため、選択転写シートの使用にあたって非
常な不便が伴うという問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑み、選択転写シー
トを用いた着色処理を極めて簡単な操作で実現すること
の可能なトナー部着色方式のカラー画像形成装置を提供
することを目的とする。
トを用いた着色処理を極めて簡単な操作で実現すること
の可能なトナー部着色方式のカラー画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のトナー部着色方
式のカラー画像形成装置は、上記目的を達成するため、
用紙上にトナー画像を形成する画像形成部と、前記トナ
ー画像を前記用紙に定着させる熱定着器と、前記画像形
成部から前記用紙を前記熱定着器へ案内する搬送路と、
前記用紙のトナー画像面に被着され該用紙と共に熱及び
圧力を加えられることで該トナー画像上に選択的に接着
転写される所定色の組成物を支持する選択転写シート
を、前記搬送路を通過中の前記用紙に被着するよう供給
する選択転写シート供給機構とを備えたことを特徴とす
る。
式のカラー画像形成装置は、上記目的を達成するため、
用紙上にトナー画像を形成する画像形成部と、前記トナ
ー画像を前記用紙に定着させる熱定着器と、前記画像形
成部から前記用紙を前記熱定着器へ案内する搬送路と、
前記用紙のトナー画像面に被着され該用紙と共に熱及び
圧力を加えられることで該トナー画像上に選択的に接着
転写される所定色の組成物を支持する選択転写シート
を、前記搬送路を通過中の前記用紙に被着するよう供給
する選択転写シート供給機構とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】画像形成部でトナー画像の形成された用紙は、
搬送路を搬送されながら画像形成部から熱定着器まで案
内されていく。その搬送中に、熱定着器よりも手前の位
置で、選択転写シート供給機構により選択転写シートが
上記搬送中の用紙に被着されつつ合流するよう供給され
る。その後、用紙はその上に被着された選択転写シート
と共に熱定着器を通過することで熱及び圧力が加えら
れ、その結果、用紙にトナー画像が定着されると同時に
該トナー画像上には選択転写シートに含まれる所定色の
組成物が選択的に接着転写される。用紙から選択転写シ
ートを引き剥がせば、所定色に着色されたトナー画像が
得られる。
搬送路を搬送されながら画像形成部から熱定着器まで案
内されていく。その搬送中に、熱定着器よりも手前の位
置で、選択転写シート供給機構により選択転写シートが
上記搬送中の用紙に被着されつつ合流するよう供給され
る。その後、用紙はその上に被着された選択転写シート
と共に熱定着器を通過することで熱及び圧力が加えら
れ、その結果、用紙にトナー画像が定着されると同時に
該トナー画像上には選択転写シートに含まれる所定色の
組成物が選択的に接着転写される。用紙から選択転写シ
ートを引き剥がせば、所定色に着色されたトナー画像が
得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施例の画像形
成装置M(ここでは一例として電子写真方式のページプ
リンタを示す)の全体構成図である。この画像形成装置
Mは、通常の画像形成機能(ここではプリンタ機能)の
他に、選択転写シートによるトナー画像の着色機能をも
備えたものである。
しながら説明する。図1は、本発明の一実施例の画像形
成装置M(ここでは一例として電子写真方式のページプ
リンタを示す)の全体構成図である。この画像形成装置
Mは、通常の画像形成機能(ここではプリンタ機能)の
他に、選択転写シートによるトナー画像の着色機能をも
備えたものである。
【0009】画像形成装置Mは、一般の画像形成装置と
同様、給紙カセット1、給紙ロール2、手差挿入口3、
搬送ロール対4、待機ロール対5、画像形成部6(感光
体ドラム6a、帯電器6b、光書込みヘッド6c、現像
器6d、転写器6e、クリーナ6f等)、搬送路7、熱
定着器8、排紙トレイ9等を備えている。そして、通常
の画像形成時には、給紙カセット1から給紙ロール2に
よって給送された用紙、あるいは手差挿入口3から手差
し挿入された用紙は、搬送ロール対4により搬送され、
待機ロール対5で一旦停止された後、所定のタイミング
で再搬送されることにより画像形成部6でトナー画像が
形成され、このトナー画像が熱定着器8にて加熱定着さ
れ、その後、排紙トレイ9上に排出される。
同様、給紙カセット1、給紙ロール2、手差挿入口3、
搬送ロール対4、待機ロール対5、画像形成部6(感光
体ドラム6a、帯電器6b、光書込みヘッド6c、現像
器6d、転写器6e、クリーナ6f等)、搬送路7、熱
定着器8、排紙トレイ9等を備えている。そして、通常
の画像形成時には、給紙カセット1から給紙ロール2に
よって給送された用紙、あるいは手差挿入口3から手差
し挿入された用紙は、搬送ロール対4により搬送され、
待機ロール対5で一旦停止された後、所定のタイミング
で再搬送されることにより画像形成部6でトナー画像が
形成され、このトナー画像が熱定着器8にて加熱定着さ
れ、その後、排紙トレイ9上に排出される。
【0010】また、画像形成装置Mは、画像形成部6で
用紙上に形成されたトナー画像に選択転写シート(図3
参照)を用いて所望の着色を施すための機構として、選
択転写シートを熱定着器8の直前で搬送中の用紙に合流
させて被着する選択転写シート供給機構Fを備えてい
る。この選択転写シート供給機構Fは、それぞれ異なる
色の選択転写シートS1 、S2 を積載収納可能な複数の
選択転写シートカセット11、12と、画像形成装置本
体の上部に設けられ上記の選択転写シートカセット1
1、12をそのそれぞれの先端部が互いに近接する位置
に支持する支持部13、14と、選択転写シートを熱定
着器8の定着ロール対8a、8bの直前まで案内する案
内路15と、選択転写シートカセット11、12の両先
端部に近接した位置に設けられ選択転写シートカセット
11、12に収納された各色の選択転写シートS1 、S
2 を選択的に案内路15に搬入するための正逆回転可能
な搬入コロ16と、操作者が指定した色の選択転写シー
トを選択的に搬入させるために上記複数の選択転写シー
トS1 、S2 のどちらかを選択的に搬入コロ16に接触
させて搬入動作を可能にする搬入コロ接触機構17、1
8と、案内路15の終端近傍に設けられ案内路15を案
内されてきた選択転写シートを所定のタイミングで熱定
着器8の直前に供給搬送するタイミングロール対19等
から構成される。
用紙上に形成されたトナー画像に選択転写シート(図3
参照)を用いて所望の着色を施すための機構として、選
択転写シートを熱定着器8の直前で搬送中の用紙に合流
させて被着する選択転写シート供給機構Fを備えてい
る。この選択転写シート供給機構Fは、それぞれ異なる
色の選択転写シートS1 、S2 を積載収納可能な複数の
選択転写シートカセット11、12と、画像形成装置本
体の上部に設けられ上記の選択転写シートカセット1
1、12をそのそれぞれの先端部が互いに近接する位置
に支持する支持部13、14と、選択転写シートを熱定
着器8の定着ロール対8a、8bの直前まで案内する案
内路15と、選択転写シートカセット11、12の両先
端部に近接した位置に設けられ選択転写シートカセット
11、12に収納された各色の選択転写シートS1 、S
2 を選択的に案内路15に搬入するための正逆回転可能
な搬入コロ16と、操作者が指定した色の選択転写シー
トを選択的に搬入させるために上記複数の選択転写シー
トS1 、S2 のどちらかを選択的に搬入コロ16に接触
させて搬入動作を可能にする搬入コロ接触機構17、1
8と、案内路15の終端近傍に設けられ案内路15を案
内されてきた選択転写シートを所定のタイミングで熱定
着器8の直前に供給搬送するタイミングロール対19等
から構成される。
【0011】ここで、選択転写シートカセット11、1
2は画像形成装置本体の支持部13、14にそれぞれ着
脱自在なカセット構造に構成されており、所望の選択転
写シートの収納された同一構造のカセットに容易に交換
可能である。更に、選択転写シートカセット11、12
には、その内部に収納された選択転写シートの色を操作
者が視認できるように透明な窓(不図示)が設けられて
いる。搬入コロ16は、例えば給紙ロール2のような通
常のプリント用紙給紙機構に用いられる捌き給紙機構と
同じものを採用可能であり、選択転写シートカセット1
1、12上に複数枚堆積された選択転写シートを一枚ず
つ分離して案内路15に送り込める機構であれば、どの
ようなものでもかまわない。ただし、選択転写シートを
一方の選択転写シートカセット11から搬入する場合と
他方の選択転写シートカセット12から搬入する場合と
では、搬入コロ16の回転方向が互いに逆になる。搬入
コロ接触機構17、18は、各選択転写シートカセット
11、12の底部側に配設され各選択転写シートカセッ
ト11、12内の底板11a、12aを押すための当接
部材17a、18aを、リンク機構17b、18bを介
しソレノイド17c、18cで押し上げる構成となって
いる。案内路15の終端は丁度熱定着器8の定着ロール
対8a、8bの直前に連結され、画像形成部6から熱定
着器8までの搬送路7に合流する構成となっている。
2は画像形成装置本体の支持部13、14にそれぞれ着
脱自在なカセット構造に構成されており、所望の選択転
写シートの収納された同一構造のカセットに容易に交換
可能である。更に、選択転写シートカセット11、12
には、その内部に収納された選択転写シートの色を操作
者が視認できるように透明な窓(不図示)が設けられて
いる。搬入コロ16は、例えば給紙ロール2のような通
常のプリント用紙給紙機構に用いられる捌き給紙機構と
同じものを採用可能であり、選択転写シートカセット1
1、12上に複数枚堆積された選択転写シートを一枚ず
つ分離して案内路15に送り込める機構であれば、どの
ようなものでもかまわない。ただし、選択転写シートを
一方の選択転写シートカセット11から搬入する場合と
他方の選択転写シートカセット12から搬入する場合と
では、搬入コロ16の回転方向が互いに逆になる。搬入
コロ接触機構17、18は、各選択転写シートカセット
11、12の底部側に配設され各選択転写シートカセッ
ト11、12内の底板11a、12aを押すための当接
部材17a、18aを、リンク機構17b、18bを介
しソレノイド17c、18cで押し上げる構成となって
いる。案内路15の終端は丁度熱定着器8の定着ロール
対8a、8bの直前に連結され、画像形成部6から熱定
着器8までの搬送路7に合流する構成となっている。
【0012】次に、画像形成装置Mの全体を制御する制
御部及びその関連部分の概略構成を図2に示す。同図に
おいて、操作パネル21は、通常の画像形成装置(プリ
ンタ)に装備される操作スイッチ類の他に、例えば選択
転写シート供給機構Fを作動させて選択転写シートによ
る着色処理の実行を指示する着色処理モード選択キー
や、2つの選択転写シートカセット11、12のうちの
どちらかを選択指定するためのカセット選択キー等を有
している。このカセット選択キーは例えば各選択転写シ
ートカセット11、12の装着部近傍にそれぞれ対応し
て配設されており、操作者は選択転写シートカセット1
1、12の上記透明な窓を介して選択転写シートの色を
確認することにより、所望の色の選択転写シートが収納
された選択転写シートカセット側のキーを選択操作する
ようになっている。
御部及びその関連部分の概略構成を図2に示す。同図に
おいて、操作パネル21は、通常の画像形成装置(プリ
ンタ)に装備される操作スイッチ類の他に、例えば選択
転写シート供給機構Fを作動させて選択転写シートによ
る着色処理の実行を指示する着色処理モード選択キー
や、2つの選択転写シートカセット11、12のうちの
どちらかを選択指定するためのカセット選択キー等を有
している。このカセット選択キーは例えば各選択転写シ
ートカセット11、12の装着部近傍にそれぞれ対応し
て配設されており、操作者は選択転写シートカセット1
1、12の上記透明な窓を介して選択転写シートの色を
確認することにより、所望の色の選択転写シートが収納
された選択転写シートカセット側のキーを選択操作する
ようになっている。
【0013】1チップマイコン22は画像形成装置Mの
全体の動作制御を実行するためのものであって、CPU
22a、ROM22b、RAM22c等を内蔵してお
り、CPU22aから出力される作動命令信号に応じて
感光体ドラム6a、各ロール、ソレノイド17c、18
c等の各負荷23a、23b、・・・・をドライバが駆
動する構成となっている。
全体の動作制御を実行するためのものであって、CPU
22a、ROM22b、RAM22c等を内蔵してお
り、CPU22aから出力される作動命令信号に応じて
感光体ドラム6a、各ロール、ソレノイド17c、18
c等の各負荷23a、23b、・・・・をドライバが駆
動する構成となっている。
【0014】その他にも、図2には、熱定着器8の定着
温度を制御するための回路が示されているが、この点に
ついては後に説明する。以上の構成からなる本実施例の
画像形成装置Mにおいて、操作者が操作パネル21の上
記着色処理モード選択キーを操作すると、通常の画像形
成モードから本実施例の特徴とする着色処理モードに切
り換わる。この着色処理モード時において、操作者が上
記カセット選択キーを操作してどちらかの選択転写シー
トカセット11又は12を選択指定すると、このカセッ
ト選択キーから入力された信号はCPU22aに入力
し、ROM22bに記憶されたプログラムに従った処理
に応じて、ソレノイド17c、18cのうちのどちらを
作動させるかの判断処理、及び搬入コロ16を矢印A方
向と矢印B方向のどちらへ回転させるかの判断処理等が
行われ、指定された方のソレノイド17c又は18cと
搬入コロ16を所定のタイミングで作動させる制御が行
われる。
温度を制御するための回路が示されているが、この点に
ついては後に説明する。以上の構成からなる本実施例の
画像形成装置Mにおいて、操作者が操作パネル21の上
記着色処理モード選択キーを操作すると、通常の画像形
成モードから本実施例の特徴とする着色処理モードに切
り換わる。この着色処理モード時において、操作者が上
記カセット選択キーを操作してどちらかの選択転写シー
トカセット11又は12を選択指定すると、このカセッ
ト選択キーから入力された信号はCPU22aに入力
し、ROM22bに記憶されたプログラムに従った処理
に応じて、ソレノイド17c、18cのうちのどちらを
作動させるかの判断処理、及び搬入コロ16を矢印A方
向と矢印B方向のどちらへ回転させるかの判断処理等が
行われ、指定された方のソレノイド17c又は18cと
搬入コロ16を所定のタイミングで作動させる制御が行
われる。
【0015】この着色処理モード時に、印字命令がホス
トコンピュータ等から入力すると給紙動作が開始され、
給紙カセット1から給紙ロール2によって給送された用
紙、あるいは手差挿入口3から手差し挿入された用紙
は、搬送ロール対4により搬送され、待機ロール対5で
一旦停止される。その後、所定のタイミングで再搬送さ
れることにより画像形成部6で画像情報に従ってトナー
画像が形成され、このトナー画像の形成された用紙は搬
送路7により更に下流の熱定着器8へと搬送されてい
く。
トコンピュータ等から入力すると給紙動作が開始され、
給紙カセット1から給紙ロール2によって給送された用
紙、あるいは手差挿入口3から手差し挿入された用紙
は、搬送ロール対4により搬送され、待機ロール対5で
一旦停止される。その後、所定のタイミングで再搬送さ
れることにより画像形成部6で画像情報に従ってトナー
画像が形成され、このトナー画像の形成された用紙は搬
送路7により更に下流の熱定着器8へと搬送されてい
く。
【0016】一方、給紙動作開始と同時に、上述のよう
に選択されたソレノイド17c又は18cが作動し、そ
の作動した側の選択転写シートカセット11又は12に
収納されている選択転写シートS1 又はS2 が案内路1
5に搬入される。例えば、カセット選択キーにより選択
転写シートカセット11の方が選択されていたとする
と、ソレノイド17cに通電され、リンク機構17bを
介して当接部材17aが選択転写シートカセット11内
の底板11aを押し上げ、そこに堆積された選択転写シ
ートS1 を搬入コロ16側へ押しつける。この状態で搬
入コロ16が矢印A方向へ回転駆動され、堆積された複
数の選択転写シートS1 のうちの最上位のシートが搬入
コロ16によって選択転写シートカセット11から繰り
出されて案内路15に搬入される。このようにして搬入
された選択転写シートは、通常静止状態にあるタイミン
グロール対19に当接して一旦停止される。タミングロ
ール対19は、画像形成部6でトナー画像の形成された
用紙の先端が搬送路7と案内路15との合流部に達する
直前のタイミングで回転開始するようシーケンス制御さ
れる。このタイミングは、例えば待機ロール5による用
紙の再搬送時点から、用紙先端が上記合流部に達するま
での搬送時間を予め知っておき、この時間に合わせてタ
イミングロール対19を回転開始させるようにすればよ
い。あるいは、上記合流部の直前に用紙検知スイッチを
設けておき、このスイッチを用紙が通過することでタイ
ミングロール対19を回転させるようにすることも可能
である。
に選択されたソレノイド17c又は18cが作動し、そ
の作動した側の選択転写シートカセット11又は12に
収納されている選択転写シートS1 又はS2 が案内路1
5に搬入される。例えば、カセット選択キーにより選択
転写シートカセット11の方が選択されていたとする
と、ソレノイド17cに通電され、リンク機構17bを
介して当接部材17aが選択転写シートカセット11内
の底板11aを押し上げ、そこに堆積された選択転写シ
ートS1 を搬入コロ16側へ押しつける。この状態で搬
入コロ16が矢印A方向へ回転駆動され、堆積された複
数の選択転写シートS1 のうちの最上位のシートが搬入
コロ16によって選択転写シートカセット11から繰り
出されて案内路15に搬入される。このようにして搬入
された選択転写シートは、通常静止状態にあるタイミン
グロール対19に当接して一旦停止される。タミングロ
ール対19は、画像形成部6でトナー画像の形成された
用紙の先端が搬送路7と案内路15との合流部に達する
直前のタイミングで回転開始するようシーケンス制御さ
れる。このタイミングは、例えば待機ロール5による用
紙の再搬送時点から、用紙先端が上記合流部に達するま
での搬送時間を予め知っておき、この時間に合わせてタ
イミングロール対19を回転開始させるようにすればよ
い。あるいは、上記合流部の直前に用紙検知スイッチを
設けておき、このスイッチを用紙が通過することでタイ
ミングロール対19を回転させるようにすることも可能
である。
【0017】このようにして、搬送路7を搬送されてき
た用紙と、案内路15を案内されてきた選択転写シート
とは、熱定着器8の直前で重ね合わされ、この状態のま
ま熱定着器8の定着ロール対8a、8b間に搬入される
ことで所定の熱及び圧力が加えられる。その結果、用紙
にトナー画像が定着されると同時に、このトナー画像上
には図3に示したように選択転写シートの所定色の融着
材料層SC が選択的に接着転写され、トナー部分にのみ
着色処理が施されることになる。熱定着器8を通過した
用紙及びこれに重ね合わされたシートは排紙トレイ9上
に排出される。排出された用紙とシートを操作者が剥が
して分離すれば、指定した色で着色された印刷物ができ
あがることになる。
た用紙と、案内路15を案内されてきた選択転写シート
とは、熱定着器8の直前で重ね合わされ、この状態のま
ま熱定着器8の定着ロール対8a、8b間に搬入される
ことで所定の熱及び圧力が加えられる。その結果、用紙
にトナー画像が定着されると同時に、このトナー画像上
には図3に示したように選択転写シートの所定色の融着
材料層SC が選択的に接着転写され、トナー部分にのみ
着色処理が施されることになる。熱定着器8を通過した
用紙及びこれに重ね合わされたシートは排紙トレイ9上
に排出される。排出された用紙とシートを操作者が剥が
して分離すれば、指定した色で着色された印刷物ができ
あがることになる。
【0018】ここで、熱定着器8は、通常の画像形成モ
ード時にはプロセススピード60mm/sec の速度で搬送
される用紙を180℃〜190℃程度の定着ロール表面
温度で定着処理を行うが、着色処理モード時には、用紙
とこれに重ね合わされた選択転写シートの両方を同時に
圧熱定着しなければならず、定着処理に必要となる熱量
が通常よりも多くなるため、定着温度を自動的に高い温
度(例えば210℃)に変化させる制御が行われる。通
常、熱定着器8の温度制御は、例えば図2に示すように
して行われる。すなわち、内部に熱源8cを有する熱ロ
ール8aの表面近傍に配設されたサーミスタ24の抵抗
と抵抗Rf との分圧をA/D変換器25でデジタルデー
タに変換してからCPU22に入力すると、これをCP
U22は予め設定された基準電圧値と比較し、その差が
ゼロになるように熱源8cの発熱量を制御することで定
着温度を一定の温度に保とうとする。熱源8cの発熱量
の制御は、CPU22からの出力信号に基づく時間間隔
(デューティ)でフォトカプラ26の発光ダイオード2
6aをオン、オフさせ、これに応じてフォトサイリスタ
26bをオン、オフさせてトライアック27のゲートG
を制御することによって、電源28から熱源8cへの通
電時間間隔を制御することで行われる。そこで、着色処
理モード時には、これを識別したCPU22が上記基準
電圧値として通常の電圧値よりも高い値(例えば210
℃に対応する値)を使用し、これに応じて上記デューテ
ィを変化させることによって定着温度を高く保つよう制
御する。
ード時にはプロセススピード60mm/sec の速度で搬送
される用紙を180℃〜190℃程度の定着ロール表面
温度で定着処理を行うが、着色処理モード時には、用紙
とこれに重ね合わされた選択転写シートの両方を同時に
圧熱定着しなければならず、定着処理に必要となる熱量
が通常よりも多くなるため、定着温度を自動的に高い温
度(例えば210℃)に変化させる制御が行われる。通
常、熱定着器8の温度制御は、例えば図2に示すように
して行われる。すなわち、内部に熱源8cを有する熱ロ
ール8aの表面近傍に配設されたサーミスタ24の抵抗
と抵抗Rf との分圧をA/D変換器25でデジタルデー
タに変換してからCPU22に入力すると、これをCP
U22は予め設定された基準電圧値と比較し、その差が
ゼロになるように熱源8cの発熱量を制御することで定
着温度を一定の温度に保とうとする。熱源8cの発熱量
の制御は、CPU22からの出力信号に基づく時間間隔
(デューティ)でフォトカプラ26の発光ダイオード2
6aをオン、オフさせ、これに応じてフォトサイリスタ
26bをオン、オフさせてトライアック27のゲートG
を制御することによって、電源28から熱源8cへの通
電時間間隔を制御することで行われる。そこで、着色処
理モード時には、これを識別したCPU22が上記基準
電圧値として通常の電圧値よりも高い値(例えば210
℃に対応する値)を使用し、これに応じて上記デューテ
ィを変化させることによって定着温度を高く保つよう制
御する。
【0019】以上に述べたように、本実施例によれば、
操作者が操作パネル21上の所定のキーで着色処理モー
ドに設定するだけで、画像形成部6によってトナー画像
の形成された用紙が熱定着器8の直前で選択転写シート
と合流して重ね合わされてから熱定着器8へ搬入される
ことで、用紙上のトナー像の定着と着色が同時に行われ
るので、従来のように画像形成装置で一度処理された用
紙に対し更に着色のための処理を加えるといった手間が
全く不要となる。しかも、操作パネル21上の所定のキ
ーを操作するだけで、後は全て自動的に着色処理が行わ
れるので、従来のように手動操作を繰り返すものと比
べ、その操作が著しく簡略化される。また、操作パネル
21上の所定のキーを操作するだけで、色の選択も自由
かつ簡単に行うことができる。
操作者が操作パネル21上の所定のキーで着色処理モー
ドに設定するだけで、画像形成部6によってトナー画像
の形成された用紙が熱定着器8の直前で選択転写シート
と合流して重ね合わされてから熱定着器8へ搬入される
ことで、用紙上のトナー像の定着と着色が同時に行われ
るので、従来のように画像形成装置で一度処理された用
紙に対し更に着色のための処理を加えるといった手間が
全く不要となる。しかも、操作パネル21上の所定のキ
ーを操作するだけで、後は全て自動的に着色処理が行わ
れるので、従来のように手動操作を繰り返すものと比
べ、その操作が著しく簡略化される。また、操作パネル
21上の所定のキーを操作するだけで、色の選択も自由
かつ簡単に行うことができる。
【0020】更に、着色処理モード時に熱定着器8の定
着熱量が自動的に適切な熱量に変更制御されるので、選
択転写シートの融着材を確実にトナー像に付着させるこ
とができ、部分的な色剥がれや未定着印刷を引き起こす
おそれがない。
着熱量が自動的に適切な熱量に変更制御されるので、選
択転写シートの融着材を確実にトナー像に付着させるこ
とができ、部分的な色剥がれや未定着印刷を引き起こす
おそれがない。
【0021】なお、上記実施例においては選択転写シー
トを収納するカセットが2個で2色の選択転写シートの
うちから所望の色のシートを選択する例を示したが、こ
のようなカセットとそのための給紙機構(支持部13、
14、搬入コロ16、搬入コロ接触機構17、18等)
を3組以上備えることで3色以上の色を選択的に着色で
きるようにすることも可能である。逆に、このようなカ
セットと給紙機構を1組だけ備えるようにしてもよいこ
とは勿論である。また、このようなカセットと給紙機構
をあえて設けず、操作者が所望の色の選択転写シートを
案内路15へ手差しで挿入する構成とすることも可能で
ある。
トを収納するカセットが2個で2色の選択転写シートの
うちから所望の色のシートを選択する例を示したが、こ
のようなカセットとそのための給紙機構(支持部13、
14、搬入コロ16、搬入コロ接触機構17、18等)
を3組以上備えることで3色以上の色を選択的に着色で
きるようにすることも可能である。逆に、このようなカ
セットと給紙機構を1組だけ備えるようにしてもよいこ
とは勿論である。また、このようなカセットと給紙機構
をあえて設けず、操作者が所望の色の選択転写シートを
案内路15へ手差しで挿入する構成とすることも可能で
ある。
【0022】また、着色処理モード時、定着温度はその
ままで定着ロール対8a、8bの圧着圧力を変化させる
よう制御しても定着熱量を大きく変化させることができ
るので、定着温度を変化させるのと同様に着色処理モー
ドに対応することができる。用紙の搬送速度を遅くする
ように制御しても、同様なことがいえる。ただし、この
ように搬送速度を遅く制御した場合、画像形成部6の動
作も全体的に遅くしなければならないので、画像形成の
プロセススピード自体を全て変更できるよう構成する必
要がある。
ままで定着ロール対8a、8bの圧着圧力を変化させる
よう制御しても定着熱量を大きく変化させることができ
るので、定着温度を変化させるのと同様に着色処理モー
ドに対応することができる。用紙の搬送速度を遅くする
ように制御しても、同様なことがいえる。ただし、この
ように搬送速度を遅く制御した場合、画像形成部6の動
作も全体的に遅くしなければならないので、画像形成の
プロセススピード自体を全て変更できるよう構成する必
要がある。
【0023】更に、熱定着器8は必ずしも定着ロール対
8a、8bから構成されるものである必要はなく、用紙
に対して熱と圧力を加えることのできるものであれば、
その他の構造のものも採用可能である。例えば、一対の
ベルトで熱と圧力を加えながら用紙を搬送する構造のも
のであってもよい。
8a、8bから構成されるものである必要はなく、用紙
に対して熱と圧力を加えることのできるものであれば、
その他の構造のものも採用可能である。例えば、一対の
ベルトで熱と圧力を加えながら用紙を搬送する構造のも
のであってもよい。
【0024】加えて、上記実施例は本発明をページプリ
ンタに適用した例であるが、電子写真方式を採用したも
のであれば、複写機その他の画像形成装置にも適用可能
であることは勿論である。
ンタに適用した例であるが、電子写真方式を採用したも
のであれば、複写機その他の画像形成装置にも適用可能
であることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成部によってト
ナー画像の形成された用紙が熱定着器の手前で選択転写
シートと合流して重ね合わされてから熱定着器へ搬入さ
れることで、用紙上のトナー像の定着と着色が同時に行
われるので、従来のように画像形成装置で一度処理され
た用紙に対し更に着色のための処理を加えるといった手
間が全く不要となる。
ナー画像の形成された用紙が熱定着器の手前で選択転写
シートと合流して重ね合わされてから熱定着器へ搬入さ
れることで、用紙上のトナー像の定着と着色が同時に行
われるので、従来のように画像形成装置で一度処理され
た用紙に対し更に着色のための処理を加えるといった手
間が全く不要となる。
【0026】しかも、従来のように操作者が用紙と選択
転写シートとを重ね合わせたり、専用の加熱手段で熱と
圧力を加えるといったわずらわしい手動操作が一切不要
になるので、操作性が著しく向上する。
転写シートとを重ね合わせたり、専用の加熱手段で熱と
圧力を加えるといったわずらわしい手動操作が一切不要
になるので、操作性が著しく向上する。
【0027】更に、選択転写シートを自動供給する機構
や、種々の色の選択転写シートの中から所望のものを選
択して供給する機構等を設ければ、更に操作性に優れた
ものを提供できる。
や、種々の色の選択転写シートの中から所望のものを選
択して供給する機構等を設ければ、更に操作性に優れた
ものを提供できる。
【図1】本発明の一実施例の画像形成装置Mの全体構成
図である。
図である。
【図2】画像形成装置Mの全体を制御する制御部及びそ
の関連部分の概略構成図である。
の関連部分の概略構成図である。
【図3】一般的な選択転写シートSの断面図である。
6 画像形成部 7 搬送路 8 熱定着器 11、12 選択転写シートカセット 13、14 支持部 15 案内路 16 搬入コロ 17、18 搬入コロ接触機構 19 タイミングロール対 S、S1 、S2 選択転写シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/20 15/22 103 Z 6830−2H // B41J 2/325 9305−2C B41J 3/20 117 C (72)発明者 小林 健司 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】用紙上にトナー画像を形成する画像形成部
と、 前記トナー画像を前記用紙に定着させる熱定着器と、 前記画像形成部から前記用紙を前記熱定着器へ案内する
搬送路と、 前記用紙のトナー画像面に被着され該用紙と共に熱及び
圧力を加えられることで該トナー画像上に選択的に接着
転写される所定色の組成物を支持する選択転写シート
を、前記搬送路を通過中の前記用紙に被着するよう供給
する選択転写シート供給機構とを備えたことを特徴とす
るトナー部着色方式のカラー画像形成装置。 - 【請求項2】前記選択転写シート供給機構は、前記選択
転写シートを複数枚収容する選択転写シートカセット
と、該カセットから前記選択転写シートを1枚ずつ搬出
して前記被着するよう供給する選択転写シート搬出機構
とを有する請求項1記載のトナー部着色方式のカラー画
像形成装置。 - 【請求項3】前記選択転写シート供給機構は、前記選択
転写シートカセットを複数装着できる選択転写シート給
紙部と、該複数の選択転写シートカセットのいずれか1
つから選択的に前記選択転写シートを搬出する選択給紙
機構とを有する請求項2記載のトナー部着色方式のカラ
ー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320401A JPH06167859A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | トナー部着色方式のカラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320401A JPH06167859A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | トナー部着色方式のカラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06167859A true JPH06167859A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18121059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4320401A Withdrawn JPH06167859A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | トナー部着色方式のカラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06167859A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013237262A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-11-28 | Konica Minolta Inc | 箔転写装置および画像形成システム |
JP2013242533A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-12-05 | Konica Minolta Inc | 箔転写装置及び画像形成システム |
JP2013256106A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-12-26 | Konica Minolta Inc | 画像形成システム |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4320401A patent/JPH06167859A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013237262A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-11-28 | Konica Minolta Inc | 箔転写装置および画像形成システム |
JP2013242533A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-12-05 | Konica Minolta Inc | 箔転写装置及び画像形成システム |
JP2013256106A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-12-26 | Konica Minolta Inc | 画像形成システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |