JPH0616777Y2 - 手動押し印具 - Google Patents

手動押し印具

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JPH0616777Y2
JPH0616777Y2 JP18392087U JP18392087U JPH0616777Y2 JP H0616777 Y2 JPH0616777 Y2 JP H0616777Y2 JP 18392087 U JP18392087 U JP 18392087U JP 18392087 U JP18392087 U JP 18392087U JP H0616777 Y2 JPH0616777 Y2 JP H0616777Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
outer casing
rotary disk
vertical movement
vertical
imprint
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP18392087U
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English (en)
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JPH0189161U (ja
Inventor
栄治 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TADA JAPAN CO., LTD.
Original Assignee
TADA JAPAN CO., LTD.
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカード型とされた手動押し印具に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、この種の手動押し印具に於て日付をピンセット状
のもので選び出して当日分とする多数押印付きの万年型
日付等が公知であった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した従来の日付印等は太くて丸い形状であつたの
で、ポケツトに入れたり鞄に入れたりした時には嵩張つ
て携帯に不便であつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記のような不便さを解決した手動押し印具を提供する
ことを目的とするものであつて、この目的を達成するた
めに 本考案は前後の厚さを数mm程度とした中空外筐の中に主
機能部を内蔵し且つ押し釦操作で印字を選び出せるよう
に工夫したものである。
〔実施例〕
図に示す実施例は硬質プラスチック材料を以て前後の厚
さが数mm程度で名刺サイズの中空外筐体(1)を前後二つ
割構造として構成し、この外筐(1)を下縁を解放状態と
して当該開放口(2)の前後辺縁に下向きのスカート(3)
(3′)を延設し、この前後両スカート(3)(3)′の間に中
央個所に印出し用孔(4)を有する上下動バー(5)を上下動
自在に嵌着し、この上下動バー(5)の上面の左右両端個
所に一対のガイド杆(6)(6)′を立設して外筐(1)内と
し、これ等ガイド杆(6)(6)′の基端寄り個所と外筐(1)
の後側壁(7)とに上下動バー(5)の下動阻止用係合切欠
(8)および同用係合杆(9)を、また外筐(1)の後側壁(7)に
上下動バー(5)の上下動案内突起(10)を夫々設け、更に
各ガイド杆(6)(6)′に押下用バネ(11)(11)′を捲装する
と共に外筐(1)の下半分個所内に10角形の薄い回転盤
(13)を装入して当該回転盤(13)を外筐(1)の後側壁(7)に
突設した中心軸(14)に回動自在に支承し、この回転盤(1
3)の外周に万年スタンプ用油性染料系インキを含浸され
た10個の押印(15)を外周に有するリング状印体(16)を嵌
合凹部(17)および嵌合凸部(18)の係止により回転不能に
被せ嵌め、上下動バー(5)の上動位置では下方に位置す
る押印(15)′の印面が印出し用孔(4)より外に突出する
ようにすると共に回転盤(13)の前側面に文字板(19)を固
定し、この文字盤(19)の外表面に於て中心軸(14)を中心
とする円線上に上記の各押印(15)の印字と同じ文字(20)
を押印(15)と同じ配列で表示し、また外筐(1)の前側壁
(21)に於て文字板(19)と対向する個所に文字(20)の表面
用窓孔(22)を、当該窓孔(22)の切縁部の外面にセンター
指示マーク(23)を夫々設け、この指示マーク(23)と対応
した文字(20)′と一致する押印(15)′が回転盤(13)の下
面に位置するようにすると共に回転盤(13)の後側面に爪
車(25)を凹設し、また外筐(1)の後側壁(7)の内面に爪車
(25)に噛合する掣子(26)を取付け、更に外筐(1)の上半
分個所内に薄い上下作動部材(27)をガイド壁(28)および
ガイド棒(29)により上下動規制して装入し且つガイド棒
(29)に上方への戻し用押上バネ(30)を捲装し、この上下
作動部材(27)の下縁に下向き杆(31)を、また当該下向杆
(31)の下端に上記の爪車(25)と噛合する送り爪(32)を夫
々一体に突設し、上下動作動部材(27)の上下一回の往復
動によつて送り爪(32)が回転盤(13)を10分の1回転する
ようにすると共に外筐(1)の上端の一隅部を斜めに切り
落して同部に通孔(34)を開設し且つこの通孔(34)から外
に突出する張出部(35)を上下作動部材(27)に一体に設
け、この張出部(35)に上記の斜めに切り落された部分と
同形の硬質プラスチツク製指当部材(37)を取外可能に被
着し、この指当部材(37)の内面に挿嵌用突起(38)をまた
張出部(35)に挿嵌用凹欠(39)を夫々抜挿自在として設
け、挿嵌用突起(38)の先端面に印面に罰点もしくは平行
二本線等の訂正用抹消符号(図示せず)を有する万年ス
タンプ用油性染料系インキを含浸された訂正用印体(40)
を固着し、また外筐(1)の上端面の中央個所に長孔(41)
を開設して当該長孔(41)にスライド釦(42)を摺動自在に
嵌着し、このスライド釦(42)の内端にジヤマ部(43)(4
3)′を一体に設け、また上下作動部材(27)に係合段部(4
4)(44)′および衝合面(45)(45)′を形成し、スライド釦
(42)を長孔(41)の一方端に寄せた時にはジヤマ部(43)(4
3)′が係合段部(44)(44)′に、ガイド杆(6)(6)′の上端
が衝合面(45)(45)′に且つ下動阻止用の係合切欠(8)が
下動阻止用係合杆(9)に夫々当接し、また他方端に寄せ
た時には当該当接状態を解消するようにしたものであ
る。
〔作用〕
本考案は上記のような構成であるので、先ず携帯に際し
てスライド釦(42)を第3図に於て実線で示す位置とした
場合には、ジヤマ部(43)(43)′が係合段部(44)(44)′
に、ガイド杆(6)(6)′の上端が衝合面(45)(45)′に且つ
下動阻止用係合切欠(8)が下動阻止用係合杆(9)に夫々当
接して上下動バー(5)の上動を阻止し仍つて下方の押印
(15)′が外に突出することがないようにし、 また、使用に際してスライド釦(42)を第4図に於て実線
で示す位置とした場合には、ジヤマ部(43)(43)′が係合
段部(44)(44)′の軌跡外に逃げ、上下作動部材(27)が押
上バネ(30)により上動して張出部(35)および指当部材(3
7)を上方に突出状態とし且つガイド杆(6)(6)′の上端か
ら衝合面(45)(45)′が離れて上下動バー(5)の上動を許
容状態とし、 更に、上記の許容状態に於て指当部材(37)を押下したの
ち同押下を解消した時にはこれに伴つて上下作動部材(2
7)、ガイド棒(29)、下向き杆(31)および送り爪(32)が下
動(第5図参照)および上動して回転盤(13)およびリン
グ状印体(16)を10分の1回転させ、即ち指当部材(37)
の押下および同押下の解消操作を適宜回数までなすこと
によつて捺印したい押印(15)を下方位置に選び出すこと
ができ、 また、前記の選び出し操作の完了後に上下動バー(5)の
下面を捺印個所に上から当てて捺印をするに際して外筐
(1)を押下した時には、これに伴つて上下動バー(5)を除
いた全体が押下(第2図参照)して下方の押印(15)′の
印面を捺印個所に当接するようにし、 更に、訂正文字を消したい時には指当部材(37)を張出部
(35)から外し訂正用印体(40)を利用してなすようにした
ものである。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように前後の厚さを数mm程度とされた中
空外筐の中に主機能部を内蔵し且つ押し釦操作で印字の
選び出をなすようにされたものであつて、所期の目的を
充分に達成することができる優れた効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体を示す斜視図、第2図は押捺操作状態で示
す一部切截正面図、第3図はスライド釦をロツク位置と
した状態で示す断面図、第4図はスライド釦を外し位置
とした状態で示す断面図、第5図は指当部材を押下した
状態で示す断面図である。 (1)……外筐、(2)……開放口、(3)(3)′……スカート、
(4)……印出し用孔、(5)……上下動バー、(6)(6)′……
ガイド杆、(7)……後側壁、(8)……係合切欠、(9)……
係合杆、(10)……案内突起、(11)(11)′……押下用バ
ネ、(13)……回転盤、(14)……中心軸、(15)(15)′……
押印、(16)……リング状印体、(17)……嵌合凹部、(18)
……嵌合凸部、(19)……文字板、(20)(20)′……文字、
(21)……前側壁、(22)……窓孔、(23)……指示マーク、
(25)……爪車、(26)……掣子、(27)……上下作動部材、
(28)……ガイド壁、(29)……ガイド棒、(30)……押上バ
ネ、(31)……下向き杆、(32)……送り爪、(34)……通
孔、(35)……張出部、(37)……指当部材、(38)……挿嵌
用起、(39)……挿嵌用凹欠、(40)……訂正用印体、(41)
……長孔、(42)……スライド釦、(43)(43)′……ジヤマ
部、(44)(44)′……係合段部、(45)(45)′……衝合面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後の厚さを数mm程度とした名刺サイズの
    中空外筐と、外筐の下部に設けられた押下用バネにより
    下方に突出し当該突出部の捺印面への押当により没入す
    る印出し用孔ありの上下動バーと、外筐に内蔵された薄
    い回転盤と、回転盤の外周に固定された多数個の押印付
    きインキ含有リング状印体と、回転盤に同軸として設け
    られた前記押印の個数分の1回転用爪車と、外筐内に内
    蔵され且つ押上バネを係装された上下作動部材と、上下
    作動部材に上記爪車と係合する状態で設けられた送り爪
    と、上下作動部材に設けられ頂端を外筐の頂端面上に出
    された押下用指当部と、外筐に設けられた上下動バーを
    下降位置に一時的に停止するスライド釦とを備え、上下
    動バーの没入時には下方に位置する押印の印面が印出し
    用孔より突出するようにされたことを特徴とする手動押
    し印具。
JP18392087U 1987-12-02 1987-12-02 手動押し印具 Expired - Lifetime JPH0616777Y2 (ja)

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JPH0189161U JPH0189161U (ja) 1989-06-13
JPH0616777Y2 true JPH0616777Y2 (ja) 1994-05-02

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