JPH06167473A - マイクロ波による所与の時間での所与の温度への物質の加熱を検査するための方法及び装置、マーキング支持体並びにこのような検査を行う物質のための容器 - Google Patents

マイクロ波による所与の時間での所与の温度への物質の加熱を検査するための方法及び装置、マーキング支持体並びにこのような検査を行う物質のための容器

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JPH06167473A
JPH06167473A JP5190828A JP19082893A JPH06167473A JP H06167473 A JPH06167473 A JP H06167473A JP 5190828 A JP5190828 A JP 5190828A JP 19082893 A JP19082893 A JP 19082893A JP H06167473 A JPH06167473 A JP H06167473A
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substance
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resistivity
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Alain Germain
アラン・ジエルマン
Andre-Jean Berteaud
アンドレ−ジヤン・ベルトー
Francois Galtier
フランソワ・ガルテイエ
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SORIYUFURANSU
Microondes Energie Systemes SA
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SORIYUFURANSU
Microondes Energie Systemes SA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロ波による所与の時間での所与の温度
への物質の加熱を検査するための方法及び装置、マーキ
ング支持体並びにこのような検査を行う物質のための容
器を提供する。 【構成】 マイクロ波による所与の時間以上の時間での
所与の温度以上の温度への物質の加熱を検査するための
方法、マーキング支持体及びこのような検査を行う物質
のための容器を提供する。物質又は該物質を含んでいる
容器11を予めマーキングするのに使用した伝導性粒子
を充填した熱架橋性インキ12,22の抵抗率を測定す
る。インキの抵抗率は、所定の方法でのマイクロ波によ
る加熱の温度及び時間と共に減少するように規定されて
いる。本発明は特に医薬品又は農産物の滅菌検査に適用
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波による所与
の時間以上の時間での所与の温度以上の温度への物質の
加熱を検査するための方法及び装置、マーキング支持体
並びにこのような検査を行う物質のための容器に関す
る。
【0002】本発明は、限定はされないが、物質、例え
ば動物又はヒトへの注射用溶剤の滅菌検査の分野に特に
適用される。
【0003】
【従来の技術】現在、オートクレーブ内での物質のロッ
ト毎の滅菌方法は知られている。
【0004】このような滅菌は例えば3バールの圧力下
で実施され、滅菌すべき物質を含む容器を約120℃で
10〜30分間加熱することである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような方法には欠
点がある。これらの方法では続けて簡単に処理すること
ができない。物質が一旦滅菌されて、供給先に発送され
ると、物質の滅菌に関して疑いが生じても、後で調査す
ることはできない。
【0006】本発明は、公知の従来技術よりも実施要件
に適合する方法、装置、マーキング支持体及び検査すべ
き物質のための容器を提供することを目的とする。本発
明は特に、物質が、極めて簡単な方法で所与の時間閾値
を超える時間(例えば20分間)、所与の温度閾値を超
える温度(例えば約120℃)に加熱されたことを証明
する実際の線量計による検査を可能とし、単なるオーム
計を用いれば、特別な資格をもたないオペレータがいつ
でも検査を実施することができることを特徴とする。
【0007】このために、本発明は、一方では物質を迅
速且つ均質に加熱するために、他方では物質又は加熱す
べき物質を含んでいる容器を予めマーキングするのに用
いた熱架橋性インキの導電率を変えるためにマイクロ波
エネルギを使用するという考えから出発している。
【0008】本発明者等は実際、伝導性粒子(例えば
銀、銅、鉄、マンガン、ルテニウム、レニウム、ロジウ
ム、ニッケル、アルミニウムのような金属粉末若しくは
金属繊維又はカーボンブラック)を充填したポリマー型
インキをマイクロ波で架橋化する方法を使用して、絶縁
物質を伝導性物質に変えて、インキに線量計の機能を果
たさせて、物質、特に注射用溶剤の滅菌を検査するとい
う考えを持っていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために、本発明は本
質的に、マイクロ波による所与の時間以上の時間での所
与の温度以上の温度への物質の加熱を検査するための方
法を提供する。本方法は、物質又は該物質を含んでいる
容器を予めマーキングするのに使用した伝導性粒子を充
填した熱架橋性インキの抵抗率を測定し、前記インキの
抵抗率が、所定の方法でのマイクロ波による加熱の温度
及び時間と共に減少するように規定されており、前記物
質が所与の時間以上の時間で所与の温度以上の温度に加
熱されたことを検査することができるように、前記抵抗
率を測定することを特徴とする。
【0010】有利な実施例によれば、更に以下の規定の
両方又はいずれか一方を適用する。
【0011】−方法は、物質又はその容器を予めマーキ
ングする段階を含んでいる。このマーキングは、上面に
熱架橋性インキが付着した誘電性支持プレートを物質又
はその支持体上に固定することである。
【0012】−検査すべき物質が容器内に含まれている
場合、事前のマーキング段階は、前記熱架橋性インキ層
を用いてシルクスクリーン印刷によって容器を直接マー
キングすることである。
【0013】本発明は更に、マイクロ波による所与の時
間以上の時間での所与の温度以上の温度への物質の加熱
を検査するためのマーキング支持体を提供し、該マーキ
ング支持体が誘電材料からなる支持プレートを含んでお
り、その一方の面が吸収材料を含み且つ前記物質又は前
記物質を含むのに適した容器上に固定されるのに適して
おり、他方の面が伝導性粒子を充填した熱架橋性インキ
層を備えており、前記インキの抵抗率が、所定の方法で
のマイクロ波による加熱の温度及び時間と共に減少する
ように規定されており、その結果、加熱後に前記抵抗率
を測定することで、前記物質が所与の時間以上の時間で
所与の温度以上の温度に加熱されたことを検査すること
ができることを特徴とする。
【0014】吸収材料とは、薄層(10〜100μm)
で配置された全ての導電性材料(例えば金属又は含炭素
物質)を包含せねばならない。
【0015】他の有利な実施例によれば、マーキング支
持プレートは、物質又は物質を含むのに適した容器と接
着する面上に吸収材料を含まない。この場合物質自体が
吸収材料の機能を果たす。特に液体のときがそうであ
る。
【0016】このような支持体は物質とは関係無く製造
することができ、これらの支持体によって物質を後で検
査することができる。
【0017】有利にはマーキング支持体は、物質の保持
箱を含む容器自体からなっている。該箱は熱架橋性イン
キによって外側に直接マーキングされる。
【0018】本発明は更に、マイクロ波による加熱で滅
菌又は低温殺菌される物質のための容器を提供する。該
容器は、伝導性粒子を充填した熱架橋性インキによって
外側に直接又は中間支持体上に間接的にマーキングされ
た前記物質の保持箱を備えている。前記インキの抵抗率
は、所定の方法でのマイクロ波による加熱の温度及び時
間と共に減少するように規定されており、その結果加熱
後に前記抵抗率を測定すると、伝導性粒子を充填した前
記物質の滅菌又は低温殺菌を検査することができる。前
記インキの抵抗率は、所定の方法でのマイクロ波による
加熱の温度及び時間と共に減少するように規定されてお
り、その結果加熱後に前記抵抗率を測定すると、前記箱
内に置かれた前記物質の滅菌を検査することができる。
【0019】有利には、分離を検知しない限り物質を梱
包物と分離することはできない。
【0020】容器は実際例えば不可侵なものとして設計
されており、即ち、このような開口が検知されない限り
容器を開けることはできない。
【0021】有利な実施例によれば、物質はヒト若しく
は動物への注射用溶剤又は農産物である。
【0022】農産物とは、特に例えば調理食品のような
物だけでなく、新鮮な野菜等も包含せねばならない。
【0023】容器は例えばガラス製であり得る。滅菌に
適用されるマイクロ波電力密度は70w/dm3であ
る。他の実施例によれば、容器はプラスチック製であ
り、良好な熱伝導性を確保するために物質を含んでいる
容器と密接に接触した二重のケーシングを含んでいる。
【0024】有利には、伝導性インキは、シルクスクリ
ーン印刷を容易にするためにブチルカルビトールを加え
た溶媒を含まない可塑化フェノール系レゾールを主成分
としている。
【0025】本発明は更に、前述した物質の加熱を検査
する方法を実施するための装置を提供する。
【0026】
【実施例】溶剤の滅菌に関係する幾つかの非制限的な実
施例についての説明を読めば、本発明が更に良く理解さ
れよう。
【0027】以下で添付図面を参照して説明を行う。
【0028】図1は、注射用溶剤を含むガラス製フラス
コの滅菌に適用される、特に本明細書で説明する本発明
の実施例に基づく方法の段階、又は該方法を実施するた
めの装置のユニットを概略的に示している。
【0029】本方法は、一方がいわゆる溶剤を含んでい
る容器に対応し、他方が保護箱に対応する重ね合わされ
た2つの壁からなるプラスチックケース内に置かれた溶
剤にも適用され得る。2つの壁は、溶剤とケースの外壁
との間の伝導による良好な熱貫流を可能とするために互
いに密接に接触した状態で維持されている。
【0030】2つの壁からなるこのようなケースは公知
の方法で、例えば真空化技術を使用して得られる。
【0031】第1段階1は、充填ユニット1′内で、フ
ラスコ一つずつに又は一列に並んだ幾つかのフラスコ毎
に滅菌すべき溶剤を自動的に充填することのできる充填
段階である。
【0032】これは例えば5%グルコース型の溶剤であ
る。
【0033】次に各容器を中間で貯蔵して又は貯蔵せず
に、マーキング段階のためにマーキングユニット2′に
送る。マーキング段階は、熱架橋性インキフィルムを用
いて、公知の如くセリグラフィによって容器をマーキン
グすることである。
【0034】このために、容器11の外壁10上で、測
定時に検査機器(オーム計)との接触点として機能する
2つのプロット13,14の間に、約20μmと厚さが
薄く、例えば長さが1cm、幅が約1mmのインキ層又
はインキ線12を付着させる(図2参照)。
【0035】2つのプロットは例えば単にインキ層の端
部である。
【0036】インキの組成は例えば、後でインキDにつ
いて説明する組成である。
【0037】次に、溶剤を充填したフラスコを公知の如
く閉鎖し、マイクロ波による滅菌3のためのユニット
3′に連続的に送る。
【0038】このユニットは、所与の時間中にフラスコ
内の物質を処理する公知の型のキャビティを含んでい
る。
【0039】箱を約3バールの圧力下で12分間維持す
る。
【0040】有利には、使用するマイクロ波の周波数範
囲は約0.1GHz〜約100GHz、好ましくは約
0.5GHz〜約30GHzである。
【0041】滅菌処理が一旦実施されると、フラスコ
は、オーム計を介してプロット13とプロット14との
間のインキ層12の抵抗を自動電気測定4によって検査
するユニット4′に送られる。
【0042】本発明によれば、あらゆる危険性を伴う従
来技術でのサンプル毎ではなく、フラスコ毎にこのよう
な検査を実施することができる。
【0043】適合しないフラスコは廃棄5のためのユニ
ット5′に自動的に廃棄される。
【0044】滅菌試験に合格したフラスコは、使用前の
貯蔵6のためのユニット6′に自動的に送られる。
【0045】誘電材料、例えばエポキシガラス製であ
り、厚さが8〜35ミクロンのプレート20を含んでい
る本発明の支持体を図3に示す。支持体の面21は、シ
ルクスクリーン印刷によって付着され、2つの伝導性プ
ロット23,24を含み、厚さが約20μmの本発明の
熱架橋性インキ層22を備えている。他方の面25は、
緩衝材の機能を果たす例えば炭素製の吸収材料層26
と、例えば接着によって前記面25を検査すべき物質の
ための容器上に、更には直接物質上に固定するための手
段とを備えている。
【0046】層26によってインキ層の不適時な加熱を
避けることができる。
【0047】層26は当業者の知識の範囲内で、処理す
べき物質及び公知の如く守るべき条件に応じて計算され
且つ製造される。
【0048】この吸収材料層は、物質自体が加熱を避け
る緩衝材の機能を果たす場合には不要であり得る。
【0049】板状に形成された物質の抵抗率の測定に関
して言えば、シルクスクリーン印刷によって付着された
伝導層又は抵抗層の導電特性は、厚さが一定の(例えば
25μm厚さの)層の表面積当たりのオームで表され得
る。このような平方要素の電気抵抗は、層の表面積の如
何を問わず材料の抵抗率に比例する。
【0050】この特性は通常当業者によって使用されて
いる。
【0051】現在エレクトロニクスの分野には、探求さ
れる回路に適した電気特性を提供するプリント回路又は
平坦なキーボード(claviers a plat)
の製造を可能とする、結合剤(例えば熱可塑性又は熱硬
化性ポリマー)と(銀箔(paillette)型)充
填剤とからなる伝導性インキが存在している。
【0052】導電性粒子を充填したインキは架橋化する
前は絶縁体であるが、架橋化した後には導体となる。イ
ンキの導電率は架橋時間が増すと増大し、限界値に達す
る。
【0053】本発明の考えは特に、医薬品又は農産物の
滅菌又は低温殺菌を有効とするためにインキの熱架橋化
を適用することにある。
【0054】現在知られているどのインキも滅菌用線量
計として使用することはできない。
【0055】実際、架橋化動力学が物質(例えば注射用
溶剤)の正確な滅菌時間及び滅菌温度に対応しているイ
ンキは今日まで探求されなかった。
【0056】本発明のひとつの利点は正にこのようなイ
ンキを提供することであり、一般的にはその架橋化動力
学が、物質、例えばガラス製フラスコ内の注射用溶剤の
マイクロ波による滅菌サイクルに類似しているインキの
製造方法を詳細に説明していることである。
【0057】探求される用途に応じ、以下のパラメー
タ: 滅菌又は加熱すべき物質、 使用する支持体 使用するマイクロ波の電力 達すべき温度 前記温度での維持時間 マイクロ波アプリケータ内への充填 に依存して、当業者が保持すべきインキの組成を決定で
きることは言うまでもない。
【0058】しかしながら、熱可塑性又は熱硬化性樹
脂、エポキシド樹脂、メラミンアルキド樹脂又はメラミ
ンアクリル樹脂を主成分とするインキの架橋化完了の概
念は相対的な事項である。実際には、処理方法(マイク
ロ波又は熱)とは関係なく、反応しなかった反応座が常
に存在する。従って、架橋化は時間−温度の関数として
推移し得る。従って、本発明者等は、インキの良好な架
橋化の最良の基準を見つけることができた。
【0059】熱処理の場合、150℃で5時間処理した
後に、回路の平均抵抗率が値周辺で安定し、その後1
50℃で5時間の補足的な処理を行うと、この値が0.
1Rだけ減少し得ることが実験によって判明した。
【0060】この10%の変動は更に、シルクスクリー
ン印刷による印刷方法で達することのできる精度に相当
する。
【0061】従って実際には、試験すべきインキは炉内
での150℃、5時間の処理によってサイジングされる
(etalonnees)。
【0062】以下で、熱架橋性インキの探求及びガラス
製フラスコ内の注射用溶剤の滅菌に適用される最適化さ
れたインキの測定を非制限的な実施例として説明する。
【0063】インキの使用 140メッシュのポリエステルスクリーンを用いてイン
キをシルクスクリーン印刷によって手で付着させた。K
APTONの名称で知られている幅19mmの粘着テー
プ上でシルクスクリーン印刷を実施するように試験用媒
体(vehicule test)を特別設計した。こ
の試験用媒体は、抵抗率測定のための幅1mm、100
□の回路で示される。
【0064】次にこの試験用媒体を、注射用溶剤を充填
した1/2リットルのガラス製フラスコ上に簡単に貼付
した。
【0065】マイクロ波装置 使用したマイクロ波装置は、例えば“Pyrex”の名
称で知られたガラス製であり、圧縮/減圧室を用いて2
〜3バールの圧力を設定することのできる耐圧ガラス管
を4つ備えている。各管はフランスのM.E.S.社製
のSTEREOMODEの名称で知られ且つそれぞれが
800ワットの発電器から給電を受けるアプリケータを
5つ備えている。
【0066】各アプリケータは1/2リットルのフラス
コを2個受容することができる。従って、滅菌サイクル
毎に、管当たり10個のフラスコを処理することができ
る。
【0067】フラスコの冷却を加速するために、装置は
熱交換器を含む強制空気循環装置を備えている。
【0068】種々のインキでの実験結果 インキA これは、ドイツのHULS社製の高分子量ポリエステル
を主成分とする熱可塑性伝導性インキである。
【0069】全ての熱可塑性樹脂と同様に、インキの抵
抗率は溶媒の蒸発に応じて減少して、限界値に達し、銀
で充填した樹脂の抵抗率に漸近的に近付く。
【0070】従って、スクリーン上での良好な安定性
と、滅菌サイクルと一致する蒸発動力学とを結合するこ
とのできる溶媒の平衡を見付けることが問題である。
【0071】試験したインキの中では、フランスのCo
mptoir Lyon Alemand Louyo
t(CLAL)社の銀含有インキAG C31を特に調
査した(インキA)。
【0072】インキAの組成は次の通りである。
【0073】70%が銀箔JV4(銀粒子の平均直径は
約3μm)、30%が酢酸カルビトール中の35%ポリ
エステル結合剤、計100%。
【0074】インキAの結果(図4参照):
【0075】
【表1】 注*:実際には、炉内での150℃で1時間の補足的処
理は、同一インキの炉内での150℃の温度で5時間の
熱処理に相当する。
【0076】インキB より良いマイクロ波反応性を得るために、次に水溶性ポ
リエステル樹脂を主成分とする結合剤を使用した。
【0077】中和アミンを使用せずに直接水に溶解し得
るこれらの樹脂は、マイクロ波反応性に対して重要であ
るように思われた。
【0078】例えばROBBE社のHydrorob
101100の名称で知られている製品を有利に使用し
た。
【0079】その特性を以下に示す。
【0080】 乾燥抽出 80%±1% 溶媒 ブチルグリコール ヒドロキシル価 280〜320。
【0081】前記樹脂から製造された異なる結合剤を調
査した。一方はある程度の水を含んでいたが、他方は水
を含まず、極性の高い溶媒のみを含んでいた。塩基性溶
媒としては、蒸発指数が163のブチルグリコールを最
終的に選択した。蒸発指数がより高いブチルジグリコー
ルを電圧溶媒(solvant de tensio
n)として採用した。
【0082】
【表2】 樹脂(水溶性ポリエステル/アミノ樹脂(resine
s aminees)/ブロックされたPTSAによる
触媒作用)を主成分とするインキの保存は困難なので、
これらのインキを最大約10℃の温度に維持せねばなら
ない。この困難を回避するために、本発明者等は、遥か
に反応性の高いアミノ樹脂、即ちインキB No.3を
使用した。
【0083】
【表3】 インキBの結果(図5参照):
【0084】
【表4】 インキBは全体的に申し分ないが、樹脂のヒドロキシル
価が約300と非常に高いという欠点がある。従って、
架橋化に必要な多量のアミノプラストを使用する必要が
ある。その結果フィルムの柔軟性が損なわれる危険性が
ある。
【0085】インキC インキCは、熱硬化性アクリル樹脂を主成分とするイン
キ(ドイツのROHM社製Plexisol DV 6
06参照)である。
【0086】
【表5】 インキCの結果(図6参照):
【0087】
【表6】 インキD インキDは、RASHIG社製Imprenal 31
Aを主成分とする伝導性インキ(CLAL社製VF53
を参照)である。
【0088】Imprenal 31Aは溶媒を含まな
い可塑化フェノール系レゾールである。
【0089】フィルムは焼成後に、化学物質、溶媒、
酸、塩基及び酸化剤に対して大きな耐性を有する。
【0090】インキDは、エポキシ、ビニル樹脂、アク
リル/アミノプラスト/ポリエステル樹脂と適合し得
る。
【0091】インキDの組成 63% 銀JV5(箔) 17.3% Imprenal 31A 6.5% ブチルカルビトール 13.2% メチルシクロヘキサノール 計100% しかしながら、仕込み顔料の湿潤性は平均的であり、イ
ンキの粘弾性が不完全になる。付着物の外観は不規則で
ある。
【0092】ブチルカルビトールを加えると、再現性の
良好なインキのシルクスクリーン印刷が可能となる。
【0093】インキDの結果(図7参照)
【0094】
【表7】 結果の解釈 次に本発明者等は、前記結果の最終的な利用の可能性を
2つのパラメータに帰着させた。
【0095】一方ではマイクロ波処理時間の関数として
の導電率曲線の傾きの変化。傾きの変化がマイクロ波処
理サイクルの終わり付近で大きくなるだけに一層本方法
の感度は実際高くなる(特にここで説明する実施例の場
合、800Wの電力で12分間、フラスコは1/2リッ
トル)。
【0096】他方では長期間の滅菌検査を可能とするた
めのサイクル終了後の導電率曲線の安定性。
【0097】本発明者等の挙げたひとつの成果は、架橋
化曲線からインキの選択を決定したことであり、この成
果はこれら2つのパラメータの最適化によって導かれ
る。
【0098】特に溶剤フラスコの滅菌の範囲内で説明し
た本方法が勿論、他の物質及び/又は他の容器の加熱の
ための熱架橋性インキの探求及び最適化に同じ様に適用
され得ることは言うまでもない。
【0099】インキの結果を比較できるように、以下の
表を作成した。
【0100】
【表8】 R:11分のマイクロ波処理後のインキの抵抗(Ω); R’:12分間の滅菌サイクル後のインキの抵抗
(Ω); R’’:2回目の12分間の滅菌サイクル後のインキの
抵抗(Ω)。
【0101】
【数1】 前述した説明を考慮すると、線量計値の最適なインキ
は、(滅菌時間に相当する)11分〜12分の間で最大
の抵抗率変動を示し、サイクル終了後にはできるだけ小
さい、例えば10又は20%未満の抵抗率変動を示さね
ばならない。
【0102】従って、11分〜12分の間で約30%の
変動を示すインキDが、本発明者等が決定した条件に最
もよく適合し、また経時的な抵抗率の変動が約20%で
あることが前述した表から判明した。
【0103】従って、インキDの架橋化動力学は、滅菌
サイクル終了時の十分急速な変動と、サイクル終了後の
正確な安定性との良好な妥協を示していた。このことは
更に図7の実験を図4〜図6と比較すれば分かる。
【0104】しかしながら、インキA,B,Cは本実施
例ではあまり最適化されていないが、本発明の基準に適
合し得る許容できる結果を示している。
【0105】従って、このようなインキの選択によっ
て、滅菌が終了するとすぐに試験回路の電気抵抗を測定
してフラスコの良好な滅菌を速やかに検査し、且つフラ
スコを適切な条件下においてマイクロ波で処理しなけれ
ば20Ω未満の抵抗値を得ることができないので、その
地理的な場所とは関係なく、フラスコの滅菌を後で、特
に非常に長期にわたって検査することができる。
【0106】しかしながら、選択したインキの配合物で
は必ず以下のパラメータを考慮する必要がある。
【0107】1)蒸気又は他の熱手段ではなく、マイク
ロ波によって滅菌を実施せねばならない。
【0108】2)(溶剤の種類の如何を問わず)フラス
コに溶剤を充填せねばならない。何故ならば、空のフラ
スコでは動力学が異なるからである。
【0109】3)コンテナの種類は重要である。従っ
て、ガラス製フラスコのために製造した配合物は、例え
ばプラスチックケースの梱包に多少は適応せねばならな
い。
【0110】4)滅菌速度は、問題となるマイクロ波電
力密度の関数である。従って0.8Kwではなく、2K
wの発電器を使用すると、架橋化及び滅菌の動力学を再
調整するためにインキが再配合される。
【0111】特に本発明者等が開発した最適化方法を使
用してのこのような調整は当業者の知識の範囲内であ
る。
【0112】本発明方法の主な利点のひとつは、電気抵
抗を測定して物質の滅菌状態を個別に、また連続的に検
査して、例えば処理後に疑わしいフラスコを自動的に廃
棄することができることである。
【0113】本方法は更に、特にフラスコを使用する直
前にオーム計によって現場で二次検査することができ
る。これは使用者のために安全性を高めるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に基づく方法の段階又は該方
法を実施するための装置の要素を示す図である。
【図2】本発明の検査のためにシルクスクリーン印刷に
よってマーキングされた溶剤の容器を示す図である。
【図3】物質、例えば農産物のマーキングのための本発
明の取り外し可能な支持体を示す図である。
【図4】本発明に適用されるインキAの約120℃を越
える温度への加熱時間に対する抵抗の推移を示すグラフ
である。
【図5】本発明に適用されるインキBの約120℃を越
える温度への加熱時間に対する抵抗の推移を示すグラフ
である。
【図6】本発明に適用されるインキCの約120℃を越
える温度への加熱時間に対する抵抗の推移を示すグラフ
である。
【図7】本発明に適用されるインキDの約120℃を越
える温度での加熱時間に対する抵抗の推移を示すグラフ
である。
【符号の説明】
11 容器 12,22 インキ層 13,14,23,24 プロット 20 プレート 26 吸収材料層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレ−ジヤン・ベルトー フランス国、91210・ドラベイユ、アレ・ デ・マロニエ、10 (72)発明者 フランソワ・ガルテイエ フランス国、75006・パリ、リユ・ボナパ ルト、21

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波による所与の時間以上の時間
    での所与の温度以上の温度への物質の加熱を検査するた
    めの方法であって、物質又は該物質を含んでいる容器を
    予めマーキングするのに使用した伝導性粒子を充填した
    熱架橋性インキの抵抗率を測定し、前記インキの抵抗率
    が、所定の方法でのマイクロ波による加熱の温度及び時
    間と共に減少するように規定されており、前記物質が所
    与の時間以上の時間で所与の温度以上の温度に加熱され
    たことを検査することができるように、加熱後の前記抵
    抗率を測定することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 物質又はその容器を予めマーキングする
    段階を更に含んでおり、該マーキングが、上面に熱架橋
    性インキが付着した誘電性支持プレートを物質又はその
    支持体上に固定することであることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 検査すべき物質が容器内に含まれている
    場合、事前のマーキング段階が、前記熱架橋性インキ層
    を用いてシルクスクリーン印刷によって容器を直接マー
    キングすることであることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記物質の滅菌検査への請求項1から3
    のいずれか一項に記載の方法の適用。
  5. 【請求項5】 動物又はヒトへの注射用溶剤の滅菌検査
    への請求項4に記載の方法の適用。
  6. 【請求項6】 農産物の滅菌又は低温殺菌の検査への請
    求項1から4のいずれか一項に記載の方法の適用。
  7. 【請求項7】 マイクロ波による所与の時間以上の時間
    での所与の温度以上の温度への物質の加熱を検査するた
    めのマーキング支持体であって、該マーキング支持体が
    誘電材料からなる支持プレートを含んでおり、その一方
    の面が前記物質又は前記物質を含むのに適した容器上に
    直接的に又は間接的に固定されるのに適しており、他方
    の面が伝導性粒子を充填した熱架橋性インキ層を備えて
    おり、前記インキの抵抗率が、所定の方法でのマイクロ
    波による加熱の温度及び時間と共に減少するように規定
    されており、その結果、加熱後に前記抵抗率を測定する
    ことで、前記物質が所与の時間以上の時間で所与の温度
    以上の温度に加熱されたことを検査することができるこ
    とを特徴とするマーキング支持体。
  8. 【請求項8】 前記物質又は前記物質を直接的に若しく
    は間接的に含むのに適した容器上に固定されるのに適し
    た面が吸収材料を含んでいることを特徴とする請求項7
    に記載のマーキング支持体。
  9. 【請求項9】 伝導性インキが、シルクスクリーン印刷
    を容易にするためにブチルカルビトールを加えた溶媒を
    含まない可塑化フェノール系レゾールを主成分とするこ
    とを特徴とする請求項7又は8に記載の支持体。
  10. 【請求項10】 マイクロ波による加熱で滅菌又は低温
    殺菌される物質のための容器であって、該容器が、伝導
    性粒子を充填した熱架橋性インキによって外側に直接又
    は中間支持体上に間接的にマーキングされた前記物質の
    保持箱を備えており、前記インキの抵抗率が、所定の方
    法でのマイクロ波による加熱の温度及び時間と共に減少
    するように規定されており、その結果加熱後に前記抵抗
    率を測定することで、前記物質の滅菌又は低温殺菌を検
    査することができることを特徴とする容器。
  11. 【請求項11】 動物又はヒトへの注射用溶剤からなる
    物質への請求項10に記載の容器の適用。
  12. 【請求項12】 農産物への請求項10に記載の容器の
    適用。
JP5190828A 1992-07-02 1993-07-02 マイクロ波による所与の時間での所与の温度への物質の加熱を検査するための方法及び装置、マーキング支持体並びにこのような検査を行う物質のための容器 Pending JPH06167473A (ja)

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FR9208175 1992-07-02

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