JPS61273325A - 薄肉缶容器を用いた飲料の密封充填殺菌方法 - Google Patents

薄肉缶容器を用いた飲料の密封充填殺菌方法

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JPS61273325A
JPS61273325A JP60102772A JP10277285A JPS61273325A JP S61273325 A JPS61273325 A JP S61273325A JP 60102772 A JP60102772 A JP 60102772A JP 10277285 A JP10277285 A JP 10277285A JP S61273325 A JPS61273325 A JP S61273325A
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thin
container
walled
cans
sealing
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JP60102772A
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亀田 敏典
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Nippon National Seikan Co Ltd
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    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • G01K3/02Thermometers giving results other than momentary value of temperature giving means values; giving integrated values
    • G01K3/04Thermometers giving results other than momentary value of temperature giving means values; giving integrated values in respect of time
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
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    • A23F5/243Liquid, semi-liquid or non-dried semi-solid coffee extract preparations; Coffee gels; Liquid coffee in solid capsules

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  • Tea And Coffee (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は薄肉缶容器を用いた飲料の密封充填殺菌方法に
係り、コーヒーや茶類のようなレトルト殺菌を必要とす
る飲料を軟質缶と称される薄肉缶容器に充填密封し殺菌
処理すると共に殺菌不充分なものを適切に分別して有効
殺菌された製品を提供することのできる方法を提供しよ
うとするものである。
産業上の利用分野 コーヒー類やお茶類のような100℃以上のレトルト殺
菌を必要とする飲料を缶体に充填密封する方法。
従来の技術 ]−ピー類やオ茶類、ココア、コーンスープなどを缶容
器に充填密封し且つ殺菌処理して商品化することについ
ては従来から種々に実施され、特に近時においては自動
販売機の普及によって広く入手できるようになっている
。即ちこのような従来の缶入りコーヒーなどはpH値が
比較的高く、100℃以下の温度条件では有効な殺菌を
達し得ない耐熱性細菌(例えばBacillusste
arothermophilusなど)が繁殖する可能
性が高いので120℃前後又はそれ以上の温度によるレ
トルト殺菌をなすことが必要であるから前記缶容器とし
てはそのような殺菌処理温度に耐える強度ないし形状維
持性をもった例えば板厚が0.3胴前後又はそれ以上の
ようなスチール缶(3ピ一ススチール缶などを含む)を
用いている。即ちこのような缶内に充填密封してからレ
トルト殺菌し、その殺菌の完全性を冷却後打検試験によ
って確認し商品化されている。つまり殺菌不良な缶は缶
内における細菌の繁殖によって打検試験における音響が
異なることから的確に検出できるわけである。
発明が解決しようとする問題点 ところが上記のような従来法によるものにおいては前記
のようにレトルト殺菌処理によっても変形しない程度の
充分な肉厚をもったスチール缶を採用することが必要で
、近時において軽量性、低コスト性から次第に普及しつ
つある板厚0.10〜0.15mm程度のような薄肉の
軟質缶を利用できず、当然にコストアップとなり、又運
搬ないし荷役作業に際しても不利となる。又前記スチー
ル缶はFeイオンが飲料中に溶出して味覚などを損なう
傾向がある。
「発明の構成」 問題点を解決するための手段 pHが5以上の飲料を肉厚が0.2順以下の薄肉缶容器
に充填すると共に液体窒素を添加してから巻締密封し、
ついでレトルト殺菌処理すると共に該レトルト殺菌処理
の完全性を前記缶容器に添着された加熱処理検知液塗膜
の所定加熱温度による所定加熱時間経過によって得られ
る変色如何によって検査し、しかも前記巻締密封の完全
性を前記缶内圧の所定値以上に及ぶ低下又は上記缶容器
の変形によって検査排出することを特徴とする薄肉缶容
器を用いた飲料の密封充填方法。
作用 コーヒー、ココア、茶類、コーンスープのようなpH5
以上の飲料が液体窒素の適量と共に缶容器内に充填密封
されることによって該缶容器が肉厚0.1〜0.2mm
の薄肉なものであってもレトルト殺菌後における上記缶
容器の変形を有効に回避させる。
前記缶容器に添着された加熱処理検知液塗膜のレトルト
殺菌処理後の変色およびレトルト殺菌処理後の缶内圧変
動又は缶容器の変形を検出することにより打検試験をな
し得ない前記缶容器に関しその巻締密封およびレトルト
殺菌処理の完全性を確認し得る。
実施例 上記したような本発明について更に説明すると、本発明
者等は上記したような従来のレトルト殺菌に耐える缶容
器を前記した板厚0.10〜0.15mmのような軟質
の薄肉容器に代えることについて検討を重ねた結果、缶
容器内に飲料を充填し密封するに当たって液体窒素を同
時に充填して密封後の内圧を高めることにより、前記レ
トルト殺菌条件においても該缶容器内圧が温度条件に比
例して高まり、その変形を見ることなしに該レトルト殺
菌処理を実施し得ることを確認した。ところがこのよう
にして軟質な薄肉容器を用いた場合においてはそのレト
ルト殺菌後にその殺菌の完全性を検査することが困難で
、即ち打検試験を行っても缶内圧が1.2kg/c[l
fG以上であると打検による音響変化がなくなり識別が
不可能となる。又最初から缶内が陽圧であるため殺菌不
良による耐熱細菌の繁殖が避けられず、缶内圧が陽圧化
したかどうかの判定が不可能であり、この点からしても
打検試験による検出が実質的に不可能状態となる。そこ
で本発切者等は更に検討を重ね、上記したようなレトル
ト殺菌に当たってそれぞれの缶容器外面に所定温度以上
で一定時間以上の加熱を受けることにより変色する塗着
剤を塗布するものであり、又冷却後の缶内圧変化による
缶体の変形を打検などにより検出する。即ち前記塗着剤
によってレトルト殺菌処理の完全性を確認せしめ、しか
も軟質薄肉缶の巻締不完全による変形ないし内圧低下を
冷却直後の如きに沿いて的確に検出することができる。
軟質薄肉缶は内圧の低下により容易に変形し単に変形缶
の検出のみでも巻締不完全を略有効に検出でき、又内圧
変動についても一般的なばらつき範囲以上に変動したも
のを検出することによって的確な巻締不完全の検出をな
すことができる。
液体窒素はノズルのような滴加手段によりその滴加時間
をコントロールすることにより缶容器におけるヘッドス
ペースを考慮し所定量を的確に添加し、例えば20℃で
1.3〜1.8kg/caf程度の範囲の一定圧力値を
標準とし、±OJkg/cd程度のばらつき範囲内の内
圧条件を適切に形成し得る。なふ滴加時間や滴加タイミ
ングは充填速度、充填液充填量如何による缶容器のヘッ
ドスペースなども制御要件とする。レトルト殺菌につい
ては120〜140℃程度の温度に40〜10分間加熱
することによって行われることは公知の通りであるが、
このようなレトルト殺菌に先んじて前記した温度条件と
時間条件とが満たされることにより変色する加熱処理検
知塗着剤を缶容器に添着する。このような塗着剤の添着
は缶容器に対するスプレ一方式又はテープ状体として形
成されたものを小片として切断するような方式の何れで
もよく、又充填すべく供給される缶容器に予め添着し、
或いは巻締め工程に続いて添着する。塗着剤は例えば黒
から赤、或いは赤から緑のように的確に変色し、レトル
ト殺菌処理が完全に実施されたことを確認させる。斯う
して得られる変色の如何は自動検査機構で自動的に検知
し、変色しない不良缶は自動的に区分し変色した適正缶
から除却される。
軟質薄肉缶の巻締不完全による変形は本発明によって上
記のように液体窒素を用い缶内圧を高圧として薄肉缶の
変形を防止したものの場合は一般的に0.6〜1.8k
g/cafG程度の高い内圧を有しているのに対して、
3QcmHg〜0.5kg/crlG程度の低い値とな
り、その巻締不完全を自動打検装置などを使用し容易に
検出できる。
前記した加熱処理検知液は印字用インキとして準備する
ことができ、このような検知液による印字用インキで容
器底面その他にコードマーカの如きにより製造日附又は
製造番号のような印字としてその塗膜を形成することが
でき、斯かる塗膜を所定加熱温度による所定加熱時間経
過後においてその変色如何を検査するようにしてよい。
即ちこのようにするならばコードマーカなどで附される
製造年月日等で本発明による検知をなすことができ、容
器に施される美装印刷、デザインを損なうことなしに本
発明の目的を達することができる。
本発明によるものの具体的な製造例について説明すると
以下の如くである。
収容量が2501TIlとされた所謂200/202X
504 (口径、胴径、高さが2吋、22/16吋およ
び54/16吋)で肉厚が0.13mmのアルミニウム
缶に牛乳分を含みpi(6,5のコーヒーを充填するに
当たり、その充填量を液量検出手段で測定し、その測定
結果をコンピューターとタイマーを介して液体窒素滴加
手段に送り、その滴加時間を制御して液体窒素を滴加し
、次いでキャップを送入すると共に巻締処理して密封し
た。これらの缶容器に対しては次いで温度条件と時間条
件とが満たされることにより変更する塗着剤として、ア
メリカ合衆国カリフォルニア用のカーブナル コンパニ
ー(The CardinalCompany )の発
売に係る加熱処理検知液(Thermal 5ensi
tine Fluids)を前記缶容器の上端一部にス
プレ一方式によって16mmの面積のものとしてスプレ
ーにより塗着した。即ちこの加熱処理検知塗着剤 minの加熱処理条件が満たされることにより赤色から
緑色に変色する配合組成のものである。
上記のように密封された缶体は次いで加圧殺菌の前処理
としての殺菌炉内の空気抜きを故意に不充分としてレト
ルト処理され、即ち120℃で20分間とされた加熱殺
菌処理をバッチ式装置によって行い、続いて冷却してか
ら順次に送り出される缶体の内圧を測定して1.5kg
/cnfを標準内圧として、それより0.4kg/ca
f以上低いものは巻締不完全品として排出すると共に前
記塗着剤塗布部分を目視によって確認し、緑色を呈しな
いものは加熱殺菌の不完全な缶容器として排除した。2
0000缶に対する操業において前記塗着剤の変色を得
なかったものは242缶であって、残余は適正な製品と
されたが、斯うして得られた適正製品は10日後にふい
て開缶しても変質のないことが確認された。
又前記したところと同じ缶容器に対して予めその底部の
一部にコタmm”の面積をもった加熱処理検知塗料を塗
布したものを用い、同様にココアを充填密封すると共に
液体窒素を滴加してから巻締め密封し、次いでレトルト
殺菌処理を行い冷却してから目視によって前記検知塗料
の変色を確認すると共に缶容器の変形凹入をも検査して
巻締不完全品をも確認し夫々選別した。
20000缶におよび製品において検知塗料の変色しな
いものは121個で残余の製品については10日後にお
いても変質や変敗を認めることができなかった。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときはコーヒー、ココ
ア、茶類、コーンスープのよウナpH5以上の飲料に関
する尭填密封に関して従来そのレトルト殺菌処理との関
係で採用せざるを得ないものとされている板厚0.3m
m前後又はそれ以上のような缶体の使用を排して板厚0
.1〜0.2mm程度の薄肉缶を採用せしめるものであ
るから頗る経済的となり、又アルミニウム缶の採用を可
能としてイオン溶出防止のための表面処理を入念に実施
する必要をなからしめ、何れにしても低コストに上記飲
料の密封缶体を提供し得るものであり、しかもその巻締
の完全性およびレトルト殺菌処理の完全さを適切に検出
測定して長期に亘って変敗、変質をみることのない優質
の前記製品を提供し得るものであるから工業的にその効
果の大きい発明である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、pHが5以上の飲料を肉厚が0.2mm以下の薄肉
    缶容器に充填すると共に液体窒素を添加してから巻締密
    封し、次いでレトルト殺菌処理すると共に該レトルト殺
    菌処理の完全性を前記缶容器に添着された加熱処理検知
    液塗膜の所定加熱温度による所定加熱時間経過によって
    得られる変色如何によって検査し、しかも前記巻締密封
    の完全性を前記缶内圧の所定値以上に及ぶ低下又は上記
    缶容器の変形によって検査排出することを特徴とする薄
    肉缶容器を用いた飲料の密封充填方法。 2、加熱処理検知液塗膜の所定加熱温度による所定加熱
    時間経過によって得られる変色如何によって検査し、該
    塗膜の変色を自動検査機構で自動的に検知し、不良缶を
    自動的に区分する特許請求の範囲第1項に記載の薄肉缶
    容器を用いた飲料の密封充填殺菌方法。 3、加熱処理検知液を印字用インキとして準備し、容器
    底面その他に対する製造日附又は製造番号のような印字
    として塗膜を形成する特許請求の範囲第1項又は第2項
    の何れかに記載の薄肉缶容器を用いた飲料の密封充填殺
    菌方法。
JP60102772A 1985-05-16 1985-05-16 薄肉缶容器を用いた飲料の密封充填殺菌方法 Pending JPS61273325A (ja)

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