JPH06166B2 - 集塵機の運転監視装置 - Google Patents

集塵機の運転監視装置

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JPH06166B2
JPH06166B2 JP61019964A JP1996486A JPH06166B2 JP H06166 B2 JPH06166 B2 JP H06166B2 JP 61019964 A JP61019964 A JP 61019964A JP 1996486 A JP1996486 A JP 1996486A JP H06166 B2 JPH06166 B2 JP H06166B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集塵機の圧力損失の状況を把握して、フイル
タの除塵を都合良く適時に行なうことを可能にした集塵
機の運転監視装置に関する。
〔従来の技術〕
集塵機を連続運転する上で重要なポイントは、フイルタ
に付着、堆積したダストを払い落とす除塵効果の成否に
係っているが、パルスジェットの様な自動式フイルタ除
塵装置を備えた集塵機では、集塵機の運転中に連続して
除塵(払い落し)を行なうため、フイルタの差圧を一定
値で運転して常時一定風量で吸塵でき、フードからのダ
ストの吸引洩れもなく、また、過剰風量を吸引すること
もなく稼動することができる。
しかし、振動式とか殴打式と云つた手動式のフイルタ除
塵装置を備えた集塵機の様に、集塵運転中は除塵を行な
わず、集塵運転を停止した後に除塵を行なうタイプの集
塵機では、運転中にフイルタが次第に目詰りを起して差
圧を上昇させ、集塵性能を低下させる問題がある。
従って、上記従来の集塵機には、フイルタ前後の差圧を
検出する差圧センサを設けて、検出した差圧が設定値
(上限値)を越えると、適当な手段でこれを知らせて除
塵を促す様に構成されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、フイルタ前後の圧力差を検出する上記の差圧セ
ンサは、集塵用フードとダクトの圧力損失を含めた集塵
機全体のトータル的な圧力損失を検出することはでき
ず、フイルタの目詰り状態だけしか検出することができ
ないため、例えば、フード並びにダクトの圧力損失が規
定以上で、フイルタの圧力損失を含めたトータル圧損が
集塵機の性能以上に達してしまった場合でも、差圧セン
サは設定値以上をセンスして除塵を指示しないから、集
塵機は充分な集塵能力を発揮できないまま運転が続行さ
れ、風量が低下してファンモータの負担が増大し、故障
時の原因に繋がる問題があった。
また、上記従来の集塵機は、フイルタの圧力損失が設定
値に達した時だけランプとかブザー等を作動して除塵を
促すだけであって、現在運転中の状況、即ち、集塵機全
体の圧力損失の現況を確認できない問題があった。
従って本発明の技術的課題は、集塵機全体のトータル的
な圧力損失を検出して、フイルタの除塵を集塵機の性能
に合せて効果的に行なうこと、並びに、集塵機のトータ
ル的圧力損失の現況をランプ表示によって確認可能にす
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に於いて、上記の技術的課題を解決するために講
じた手段は以下の通りである。
フイルタ用の除塵装置を備えた集塵機に於いて、 (1) フイルタ後部の静圧を検出する静圧検出手段を備
えること。
(2) 静圧の低圧設定値と高圧設定値と上限設定値を夫
々設定するダイヤル設定手段と、検出した静圧が上記の
低圧設定値以下である場合に低圧表示ランプを点灯し、
同じく静圧が低圧設定値を越えると常圧表示ランプを点
灯し、同じく静圧が上記の高圧設定値を越えると高圧表
示ランプを点灯し、同じく静圧が上記の上限設定値を越
えると除塵促進用の除塵表示ランプを点灯する表示手段
とを備えること。
但し、ここに於いて静圧検出手段とは静圧検出センサを
意味しする。
〔作用〕
上記(1)、(2)で述べた要素は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、集塵機に接続した集塵用のフー
ドとダクトの圧力損失に、フイルタの圧力損失を加えた
集塵機全体のトータル的な圧力損失値(ファンの静圧と
も略等しい数値)を検出するから、ファンモータの負荷
状態及び風量検知の代用として使用でき、フード及びダ
クトの圧力損失が規定以上の場合は、フイルタ前後の差
圧が設定値以下の場合であっても、除塵を指示するに必
要な数値を検出することを可能にする。
上記(2)の要素は、集塵機の運転に従って上昇する
集塵機全体の圧力損失の状況をダイヤル操作によって予
め設定した設定値毎に表示ランプを点灯することによっ
て確認し、このランプ表示に従ってフイルタの除塵を集
塵機の性能に合せてタイミング良く行なって、ファンモ
ータの負担を軽減することを可能にする。
以上の通りであるから、上記(1)、(2)の要素から成る手
段によって上述した技術的課題を解決して、前記従来の
技術の問題点を解消することができる。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る集塵機の運転監視装置の好適な一
実施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
第1図は本発明の全体を明示した構成図で、第2図は本
発明を実施した集塵機の一例を示した構成図であって、
第2図に於いて1は集塵機で、この機体の内部はフイル
タ2…を取付けた仕切板3によって清浄室1aと、フイ
ルタ室1bの上下2室に仕切られ、清浄室1aにはモー
タ4によって回転されるフアン4Fと、清浄室1a内の
静圧を検出する静圧センサ5が取付けられている。ま
た、図示の様にフイルタ2…が垂設されたフイルタ室1
bの内部には、フイルタ用除塵装置6が取付けられ、そ
の底部にはダストバケット7が引出し自在に収納されて
いる。8はフイルタ室1bに接続した集塵用のダクト
で、9はダクト8の先端に取付けたフードであり、モー
タ4によってファン4Fが回転すると、ダクト8を通し
てフード9に吸引作用が及んでダストを矢印の如くフイ
ルタ室1b内に吸引し、フイルタ2…で濾過する仕組に
成っている。
次に、10は集塵機1に取付けた制御盤で、これには第
3図の様に上記静圧の低圧値と高圧値及び上限値を夫々
設定する設定ダイヤル11、12、13、が取付けら
れ、更に、低圧表示ランプ14と常圧表示ランプ15と
高圧表示ランプ16、並びに、除塵表示ランプ17が夫
々L,M,H,除塵の各文字に付して取付けられてい
る。また、20は上記の制御盤10と前記静圧センサ5
の間を結ぶ様に接続した制御部で、第5図のブロック図
に示す様にCPU21と制御プログラムを格納したメモ
リ22とによって構成された所謂マイクロコンピュータ
であるこの制御部20には、インターフェイス回路23
を介して上記の各ダイヤル11、12、13と各表示ラ
ンプ14、15、16、17が接続されている。
上述した静圧の各設定値は、ダクト8とフード9、並び
に、フイルタ2を含めた集塵機全体の最も理想的な圧力
損失のトータル値を△Pとした場合、低圧値は例えば△
P−10に、高圧値は例えば△P+10に、更に、上限
値は例えば△P+15に夫々設定ダイヤル11、12、
13を用いて予め設定される。また、上記の各表示ラン
プ14、15、16、17は、静圧が高く成るに従って
上記各設定値に照して順次前記制御部20に制御されて
点灯する。
即ち、静圧センサ5によって検出した静圧が第4図に示
したポイントAの様に低圧設定値よりも低い場合(フイ
ルタが新品で風量が上の設定値よりも多い様な場合)に
は、低圧表示ランプ14が点灯する。検出した静圧がポ
イントB、Cの様に低圧設定値を越え、且つ、高圧設定
値以下の場合(通常の運転状態の場合)は、上記低圧表
示ランプ14と常圧表示ランプ15が点灯する。また、
検出した静圧がポイントDの様に高圧設定値を越えた場
合(風量が下の設定値以下に低下した場合)には、上記
2つの表示ランプ14、15に加えて高圧表示ランプ1
6を点灯し、圧力損失が増加した旨を知らせる。更に、
検出した静圧がポイントE、Fの様に上限設定値を越え
てしまった場合 (風量が下限設定値を下回ってしまった場合)には、上
記3つの表示ランプ14、15、16に加えて除塵表示
ランプ17を点灯して、係員に除塵操作を促す。
この様に全ての表示ランプ14〜17が点灯した場合に
は、集塵機1の運転を停止し、除塵装置6を手動操作し
てフイルタ2…に付着したダストを払い落とす。する
と、フイルタ2…の圧力損失が低下して再び低圧設定値
と高圧設定値の間の静圧(風量)で、集塵機1の性能に
合った集塵を進めて行くことができる。尚、静圧が通常
運転の状態に戻ると、制御部20によって高圧と除塵の
表示ランプ16、17が消される。
〔効果〕
本発明に係る集塵機の運転監視装置は以上述べた如くで
あるから、表示ランプの点灯状態を見ることによって集
塵機の運転状況を監視し、除塵表示ランプが点灯したら
速やかにフイルタを除塵することによって集塵機の圧力
損失を常に好ましい状態に保ち、且つ、ファンモータの
負担を軽減して能率良く集塵することができるのである
が、本発明では特に、フードとダクトの圧力損失とフイ
ルタの圧力損失をトータルした集塵機全体の圧力損失
を、フイルタ後部の静圧をセンスすることによって検出
し、この検出した静圧の値に従ってダイヤル操作によっ
て設定した設定値毎に低圧表示ランプ、常圧表示ラン
プ、高圧表示ランプ、除塵表示ランプを順次点灯して圧
力損失の状況と、除塵作業の可否を判断するから、フイ
ルタ前後の圧力損失のみを除塵作動の基準値としていた
この種従来の装置に比較して、除塵作業を集塵機全体の
性能に合せて適確に行なえる利点を発揮できるものであ
って、構成が簡単で実施が容易である点と相俟って、除
塵作業を手動で行なう集塵機に使用して洵に好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る集塵機の運転監視装置の全体構成
を明示した構成図で、第2図は本発明を備えた集塵機の
一例を示した正面図、第3図は制御盤の拡大正面図、第
4図は静圧の変化の状態を説明した線図、第5図は制御
部のブロック図である。 1は集塵機、1aは清浄室、1bはフイルタ室、2はフ
イルタ、4はモータ、4Fはファン、5は静圧センサ、
6は除塵装置、8はダクト、9はフード、10は制御
盤、11、12、13は設定ダイヤル、14、15、1
6、17は表示ランプ、20は制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルタ用の除塵装置を備えた集塵機に於
    いて、フイルタ後部の静圧を検出する静圧検出手段と、
    静圧の低圧設定値と高圧設定値と上限設定値を夫々設定
    するダイヤル設定手段と、検出した静圧が上記の低圧設
    定値以下である場合に低圧表示ランプを点灯し、同じく
    静圧が低圧設定値を越えると常圧表示ランプを点灯し、
    同じく静圧が上記の高圧設定値を越えると高圧表示ラン
    プを点灯し、同じく静圧が上記の上限設定値を越えると
    除塵促進用の除塵表示ランプを点灯する表示手段とを備
    えて成ることを特徴とする集塵機の運転監視装置。
JP61019964A 1986-01-31 1986-01-31 集塵機の運転監視装置 Expired - Fee Related JPH06166B2 (ja)

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